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病理検査小テスト6
20問 • 1年前
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    問題一覧

  • 1

    A(銀鏡反応) 細網線維の好銀性を利用した染色法 組織をBした後、銀イオンをCして金属銀として析出させ、組織中に沈着させる(銀メッキ)。 その後、銀粒子に金を定着させて、色調を整える(イオン化傾向:銀>金)(調色)。さらに、組織中の残った銀イオンや銀塩を溶出させ、光などによる変色(銀イオンが還示されて金属銀になる)を防ぐ(定着)。 細網線維を黒色に、膠原線維を赤褐色に染色する(膠原線維への銀粒子付着数が細網線維より少ない)。 細網線維には銀粒子が付着する性質があるため、D、格子線維ともいう。

    鍍銀反応, 酸化, 還元, 好銀線維

  • 2

    鍍銀法における注意点 ・切片が剥離しやすい 銀反応時に剥離しやすい。剥離防止剤コーティングスライドガラスなどに貼り付ける。 ・金属製器具はA(染色かご、ピンセット) 金属製容器に銀され、標本の目的物質への鍍銀がうまくいかない。 ・ガラス容器はよく洗浄し、純水を通す ・銀液を含む溶液の調整、使用に注意する 超純水の使用が理想。銀は感光性が高く金属銀が析出しやすいため、直射日光・照明が当たる場所を避ける。調整後、B・Cをして使用する。 使用済みの銀反応液は放置しない 雷銀(AgaN)が生じ、摩擦や衝撃によりDする。 銀反応液は原則として使用時調整。使用後の銀反応液はEもしくはFを添加して廃棄(Gとして銀を沈殿させる)。 ・銀反応液の調整時、使用時は素手で操作しない銀液に触れると黒色になって落ちない。ゴム手袋を着用する。

    使用しない, 遮光, 蓋, 爆発, 塩酸, 塩化ナトリウム, 塩化銀

  • 3

    A:鉄ミョウバン(銀の親和性増大) 鉄イオンが組織内部に存在している科学的反応基(アミノ 基など)を引き出し、銀アンモニア錯体と親和しやすくさせる。 B:C(銀アンモニア錯体との反応) 銀アンモニア錯体は組織上のアミノ基と交換反応により組 織蛋白と親和する。銀アンモニア錯体は組織標本上の主にアミ/基と交換反応により組織蛋白と親和する。また、酸化処理により生じたアルデヒドにより銀イオンが還元して金属銀の微粒子を生成する。 Dの還元:ホルマリン・鉄ミョウバン液

    増感, 鍍銀, アンモニア銀, 銀

  • 4

    A ・染色用組織片はB(C)に薄切する。 ・細網線維に銀粒子が付着する性質を使用した染色。 ・D(上皮性悪性腫瘍)とE(非上皮性悪性腫瘍) の鑑別、リンパ組織などの細網内皮系臓器や肝臓病変の組織構築の変化、線維化の確認。

    渡辺の鍍銀法, 6〜8μm, やや厚め, 癌, 肉腫

  • 5

    <渡辺の鍍銀法の流れ> A:B(細網線維の好銀性増) 細網線維を浮出、膨化させ、細網線維の構成成分の一部である糖を酸化してアルデヒドを生成する。 C:シュウ酸 酸化処理により組織内に付着した二酸化マンガン(褐色)を還元してMnイオンとして流出させる。 D:塩化金 銀は金よりイオン化傾向が強いので、銀粒子の一部がイオン化して溶け出し、代わりに金イオンが金属金として銀粒子上、に沈着する。金属銀→金属金 E:チオ硫酸ナトリウム(ハイポ) 染色過程で銀イオンとして組織切片に結合している、あるいは銀塩の形で組織中に存在するものを処理して切片から溶出させる。

    酸化, 過マンガン酸カリウム, マンガンの還元, 調色, 定着

  • 6

    染色手順 ① 脱パラ、脱キシ、親水 ② A(酸化) ③2%シュウ酸水溶液(Mnの還元) ④ 2%鉄ミョウバン水溶液(増感) ⑤B液(鍍銀) ⑥95%エタノール(分別) ⑦ホルマリン・鉄ミョウバン混合液(銀の還元) ⑧0.2%塩化金水溶液(調色) ⑨2%シュウ酸水溶液 ⑩2%チオ硫酸ナトリウム(定着) ⑪C(核染色) ⑫脱水、透徹、封入 染色結果 細網線維:黒色(アンモニア銀) 膠原線維:赤褐色(アンモニア銀) 核、細胞質、赤血球:えんじ色(ケルンエヒトロート)

    0.5%過マンガン酸カリウム水溶液, アンモニア銀, ケルンエヒトロート

  • 7

    PAM (過ヨウ素酸メセナミン銀)染色 ・染色用組織片はA(実際には1μm前後)の薄さに薄切する。 PAM →Periodic acid +Methenamine silver     B(酸化剤) C メセナミン銀液= メセナミン水溶液+硝酸銀水溶液   (ヘキサメチレンテトラミン) ・Dの線維細網板に含まれる糖蛋白を過ヨウ素酸で酸化し、生じたアルデヒド基にメセナミン銀錯体が結合する性質を使用した染色(PAS反応と同原理)。 銀反応は60°C加温。還元には中性ホルマリンを用いる。

    1〜2μm, 過ヨウ素酸, メセナミン銀液, 糸球体基底膜

  • 8

    PAM染色 染色手順 ① 脱パラ、脱キシ、親水 ②A(酸化) ③B(鍍銀)(60°C加温)加温染色 ④4%中性ホルマリン液(還元) ⑤0.2%塩化金水溶液(調金) ⑥5%チオ硫酸ナトリウム(定着) ⑦C染色(後染色) ⑧ 脱水、透徹、封入 染色結果 腎糸球体基底膜、メサンギウム基質、尿細管基底膜、細 網線維:黒色(メセナミン銀) その他:H-E染色と同様

    1%過ヨウ素酸水溶液, メセナミン銀液, H-E

  • 9

    A:単一の単糖から構成される グリコーゲン、セルロースなど B:異種の単糖から構成される プロテオグリカン、糖蛋白、糖脂質など

    単純多糖類, 複合多糖類

  • 10

    PAS(過ヨウ素酸シッフ)反応 PAS = Periodic acid + Schiff (A)     (B) 多糖類を過ヨウ素酸で酸化しアルデヒド基を生じさせ、これにシッフ試薬(C:主成分、パラローズアニリン)を作用させて赤紫色に色させる。 グリコーゲンや上皮性粘液(酸性粘液、中性粘液)の証明。賢糸球体病変の検索。腺癌の組織型分類のため の粘液証明。真菌、赤痢アメーバの検出。 (一般的な多糖類検出法)

    過ヨウ素酸, シッフ試薬, 塩基性フクシン

  • 11

    軟骨組織, 肥満細胞, 小腸, 大腸, 胃表層粘膜

  • 12

    染色手順 ①脱パラ、脱キシ、親水 ②A(酸化) ③シッフ試薬 ④ 亜硫酸水(分別) ⑤B(核染色) ⑥色出し ⑦脱水、透徹、封入 染色結果 グリコーゲン、糖蛋白(中性粘液、酸性粘液)、糖脂質、 アミロイド、赤痢アメーバ、真菌、リポフスチン、細網 線維、糸球体基底膜、メサンギウム基質、刷子縁、軟骨 基質(膠原線維成分):赤紫(シッフ試薬) 線維素、膠原線維:ピンク色 (シッフ試薬) 核:青紫色(ヘマトキシリン)

    1%過ヨウ素酸水溶液, マイヤーヘマトキシリン

  • 13

    消化試験 ・A法、アミラーゼ(B)法 ・消化によりグリコーゲンが加水分解されることを利用 ・PAS陽性物質がグリコーゲンの場合→Cになる ・粘液や他の多糖類とグリコーゲンとの鑑別

    唾液, ジアスターゼ, 陰性

  • 14

    Alcian blue染色 A、Bを青色に染色する。 pH 2.5の染色液:カルボキシル基と硫酸基に反応 pH 1.0の染色液:C基にのみ反応 腺癌の組織型分類や軟骨肉腫の診断に利用。 対比染色(核染色)はD(ヌクレアファスト赤)で核をEに染色する。

    酸性粘液多糖類, 酸性粘液, 硫酸, ケルンエヒトロート, ピンク

  • 15

    染色手順 ① 脱パラ、脱キシ、親水 ② 3%酢酸水溶液(pH1.0のときは0.1M塩酸) ③A ④3%酢酸水溶液(pH1.0のときは0.1M塩酸) (分別) ⑤B(核染色) ⑥脱水、透徹、封入 染色結果 <アルシアン青pH 25>酸性粘液多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン)、酸性粘液(シアロムチ ン、スルフォムチン)、Cryptococcusの膜:青~水色(アルシアン青) <アルシアン青pH1.0>コンドロイチン硫酸、ヘパリン、スルフォムチン:青~水色(アルシアン青) 核:ピンク色(ケルンエヒトロート)

    アルシアン青液, ケルンエヒトロート

  • 16

    toluidine blue染色 ・A(コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ヘパリン)、酸性粘液、肥満細胞顆粒を、B、色に染する。(核:通常は青色) 軟骨基質、肥満細胞の顆粒、アミロイド、上皮性酸性 ・トルイジン青の異調染色を利用した染色 →異染性(C) ・脱水・透徹の過程で異染性の減弱が多少起こる 染色結果 酸性粘液多糖類、上皮性酸性粘液、アミロイド:赤紫~紫色(トルイジン青) 核、その他:青色(トルイジン青)

    酸性粘液多糖類, 赤紫, メタクロマジー

  • 17

    mucicarmine染色 mucicarmine =mucin+ carmine (A) (B) を赤色に染色する。 ・上容性粘液(酸性粘液)、Cの菌体や膜唾液 染色結果 上皮性粘液、Cryptococcusの菌体と膜:赤色(ムチカルミン) 核:青紫色(ヘマトキシリン)

    粘液, カルミン色素, Cryptococcus

  • 18

    Colloidal iron(コロイド鉄)染色 ・A、Bを染める染法 ・カルボキシル基、硫酸基は鉄イオンと親和性がある →コロイド鉄粒子(水酸化第二鉄:Fe203)を酸性粘液多糖類に結合させ、これをベルリン青反応で検出する方法 ・pH2.5アルシアン青染色と陽性物質はほぼ同じだが、より鋭敏な反応性を持っていることから、特にCの証明(悪性中皮腫など)に用いられる

    酸性粘液多糖類, 酸性粘液, ヒアルロン酸

  • 19

    固定:A固定がよい。固定後に薄切する場合は包理前に10%ショ糖水溶液に浸漬しておくとよい(氷晶形成防止) 包理:B包埋剤(O.C.T.コンパウンド等)に包理。液体窒素やドライアイス+アセトンでC 薄切:Dで薄切。脂肪の薄切時、庫内温度 は-30~-35°Cが適温。(通常-20°C前後) 貼付:切片は剥離防止剤コーティングスライドガラスに貼り付け、冷風を当てるなどして乾燥させる。 楽色:脱パラフィン不要(パラフィン包理でないため)。 色素染色後はE・Fせず、Gで封入、(脂質がアルコール、キシレンに溶出するた

    ホルマリン, 水溶性, 急速冷凍, クリオスタット, 脱水, 透徹, 水溶液封入剤

  • 20

    橙赤, 濃赤, 暗青, 黒, 赤

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  • 1

    A(銀鏡反応) 細網線維の好銀性を利用した染色法 組織をBした後、銀イオンをCして金属銀として析出させ、組織中に沈着させる(銀メッキ)。 その後、銀粒子に金を定着させて、色調を整える(イオン化傾向:銀>金)(調色)。さらに、組織中の残った銀イオンや銀塩を溶出させ、光などによる変色(銀イオンが還示されて金属銀になる)を防ぐ(定着)。 細網線維を黒色に、膠原線維を赤褐色に染色する(膠原線維への銀粒子付着数が細網線維より少ない)。 細網線維には銀粒子が付着する性質があるため、D、格子線維ともいう。

    鍍銀反応, 酸化, 還元, 好銀線維

  • 2

    鍍銀法における注意点 ・切片が剥離しやすい 銀反応時に剥離しやすい。剥離防止剤コーティングスライドガラスなどに貼り付ける。 ・金属製器具はA(染色かご、ピンセット) 金属製容器に銀され、標本の目的物質への鍍銀がうまくいかない。 ・ガラス容器はよく洗浄し、純水を通す ・銀液を含む溶液の調整、使用に注意する 超純水の使用が理想。銀は感光性が高く金属銀が析出しやすいため、直射日光・照明が当たる場所を避ける。調整後、B・Cをして使用する。 使用済みの銀反応液は放置しない 雷銀(AgaN)が生じ、摩擦や衝撃によりDする。 銀反応液は原則として使用時調整。使用後の銀反応液はEもしくはFを添加して廃棄(Gとして銀を沈殿させる)。 ・銀反応液の調整時、使用時は素手で操作しない銀液に触れると黒色になって落ちない。ゴム手袋を着用する。

    使用しない, 遮光, 蓋, 爆発, 塩酸, 塩化ナトリウム, 塩化銀

  • 3

    A:鉄ミョウバン(銀の親和性増大) 鉄イオンが組織内部に存在している科学的反応基(アミノ 基など)を引き出し、銀アンモニア錯体と親和しやすくさせる。 B:C(銀アンモニア錯体との反応) 銀アンモニア錯体は組織上のアミノ基と交換反応により組 織蛋白と親和する。銀アンモニア錯体は組織標本上の主にアミ/基と交換反応により組織蛋白と親和する。また、酸化処理により生じたアルデヒドにより銀イオンが還元して金属銀の微粒子を生成する。 Dの還元:ホルマリン・鉄ミョウバン液

    増感, 鍍銀, アンモニア銀, 銀

  • 4

    A ・染色用組織片はB(C)に薄切する。 ・細網線維に銀粒子が付着する性質を使用した染色。 ・D(上皮性悪性腫瘍)とE(非上皮性悪性腫瘍) の鑑別、リンパ組織などの細網内皮系臓器や肝臓病変の組織構築の変化、線維化の確認。

    渡辺の鍍銀法, 6〜8μm, やや厚め, 癌, 肉腫

  • 5

    <渡辺の鍍銀法の流れ> A:B(細網線維の好銀性増) 細網線維を浮出、膨化させ、細網線維の構成成分の一部である糖を酸化してアルデヒドを生成する。 C:シュウ酸 酸化処理により組織内に付着した二酸化マンガン(褐色)を還元してMnイオンとして流出させる。 D:塩化金 銀は金よりイオン化傾向が強いので、銀粒子の一部がイオン化して溶け出し、代わりに金イオンが金属金として銀粒子上、に沈着する。金属銀→金属金 E:チオ硫酸ナトリウム(ハイポ) 染色過程で銀イオンとして組織切片に結合している、あるいは銀塩の形で組織中に存在するものを処理して切片から溶出させる。

    酸化, 過マンガン酸カリウム, マンガンの還元, 調色, 定着

  • 6

    染色手順 ① 脱パラ、脱キシ、親水 ② A(酸化) ③2%シュウ酸水溶液(Mnの還元) ④ 2%鉄ミョウバン水溶液(増感) ⑤B液(鍍銀) ⑥95%エタノール(分別) ⑦ホルマリン・鉄ミョウバン混合液(銀の還元) ⑧0.2%塩化金水溶液(調色) ⑨2%シュウ酸水溶液 ⑩2%チオ硫酸ナトリウム(定着) ⑪C(核染色) ⑫脱水、透徹、封入 染色結果 細網線維:黒色(アンモニア銀) 膠原線維:赤褐色(アンモニア銀) 核、細胞質、赤血球:えんじ色(ケルンエヒトロート)

    0.5%過マンガン酸カリウム水溶液, アンモニア銀, ケルンエヒトロート

  • 7

    PAM (過ヨウ素酸メセナミン銀)染色 ・染色用組織片はA(実際には1μm前後)の薄さに薄切する。 PAM →Periodic acid +Methenamine silver     B(酸化剤) C メセナミン銀液= メセナミン水溶液+硝酸銀水溶液   (ヘキサメチレンテトラミン) ・Dの線維細網板に含まれる糖蛋白を過ヨウ素酸で酸化し、生じたアルデヒド基にメセナミン銀錯体が結合する性質を使用した染色(PAS反応と同原理)。 銀反応は60°C加温。還元には中性ホルマリンを用いる。

    1〜2μm, 過ヨウ素酸, メセナミン銀液, 糸球体基底膜

  • 8

    PAM染色 染色手順 ① 脱パラ、脱キシ、親水 ②A(酸化) ③B(鍍銀)(60°C加温)加温染色 ④4%中性ホルマリン液(還元) ⑤0.2%塩化金水溶液(調金) ⑥5%チオ硫酸ナトリウム(定着) ⑦C染色(後染色) ⑧ 脱水、透徹、封入 染色結果 腎糸球体基底膜、メサンギウム基質、尿細管基底膜、細 網線維:黒色(メセナミン銀) その他:H-E染色と同様

    1%過ヨウ素酸水溶液, メセナミン銀液, H-E

  • 9

    A:単一の単糖から構成される グリコーゲン、セルロースなど B:異種の単糖から構成される プロテオグリカン、糖蛋白、糖脂質など

    単純多糖類, 複合多糖類

  • 10

    PAS(過ヨウ素酸シッフ)反応 PAS = Periodic acid + Schiff (A)     (B) 多糖類を過ヨウ素酸で酸化しアルデヒド基を生じさせ、これにシッフ試薬(C:主成分、パラローズアニリン)を作用させて赤紫色に色させる。 グリコーゲンや上皮性粘液(酸性粘液、中性粘液)の証明。賢糸球体病変の検索。腺癌の組織型分類のため の粘液証明。真菌、赤痢アメーバの検出。 (一般的な多糖類検出法)

    過ヨウ素酸, シッフ試薬, 塩基性フクシン

  • 11

    軟骨組織, 肥満細胞, 小腸, 大腸, 胃表層粘膜

  • 12

    染色手順 ①脱パラ、脱キシ、親水 ②A(酸化) ③シッフ試薬 ④ 亜硫酸水(分別) ⑤B(核染色) ⑥色出し ⑦脱水、透徹、封入 染色結果 グリコーゲン、糖蛋白(中性粘液、酸性粘液)、糖脂質、 アミロイド、赤痢アメーバ、真菌、リポフスチン、細網 線維、糸球体基底膜、メサンギウム基質、刷子縁、軟骨 基質(膠原線維成分):赤紫(シッフ試薬) 線維素、膠原線維:ピンク色 (シッフ試薬) 核:青紫色(ヘマトキシリン)

    1%過ヨウ素酸水溶液, マイヤーヘマトキシリン

  • 13

    消化試験 ・A法、アミラーゼ(B)法 ・消化によりグリコーゲンが加水分解されることを利用 ・PAS陽性物質がグリコーゲンの場合→Cになる ・粘液や他の多糖類とグリコーゲンとの鑑別

    唾液, ジアスターゼ, 陰性

  • 14

    Alcian blue染色 A、Bを青色に染色する。 pH 2.5の染色液:カルボキシル基と硫酸基に反応 pH 1.0の染色液:C基にのみ反応 腺癌の組織型分類や軟骨肉腫の診断に利用。 対比染色(核染色)はD(ヌクレアファスト赤)で核をEに染色する。

    酸性粘液多糖類, 酸性粘液, 硫酸, ケルンエヒトロート, ピンク

  • 15

    染色手順 ① 脱パラ、脱キシ、親水 ② 3%酢酸水溶液(pH1.0のときは0.1M塩酸) ③A ④3%酢酸水溶液(pH1.0のときは0.1M塩酸) (分別) ⑤B(核染色) ⑥脱水、透徹、封入 染色結果 <アルシアン青pH 25>酸性粘液多糖類(ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、ヘパリン)、酸性粘液(シアロムチ ン、スルフォムチン)、Cryptococcusの膜:青~水色(アルシアン青) <アルシアン青pH1.0>コンドロイチン硫酸、ヘパリン、スルフォムチン:青~水色(アルシアン青) 核:ピンク色(ケルンエヒトロート)

    アルシアン青液, ケルンエヒトロート

  • 16

    toluidine blue染色 ・A(コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ヘパリン)、酸性粘液、肥満細胞顆粒を、B、色に染する。(核:通常は青色) 軟骨基質、肥満細胞の顆粒、アミロイド、上皮性酸性 ・トルイジン青の異調染色を利用した染色 →異染性(C) ・脱水・透徹の過程で異染性の減弱が多少起こる 染色結果 酸性粘液多糖類、上皮性酸性粘液、アミロイド:赤紫~紫色(トルイジン青) 核、その他:青色(トルイジン青)

    酸性粘液多糖類, 赤紫, メタクロマジー

  • 17

    mucicarmine染色 mucicarmine =mucin+ carmine (A) (B) を赤色に染色する。 ・上容性粘液(酸性粘液)、Cの菌体や膜唾液 染色結果 上皮性粘液、Cryptococcusの菌体と膜:赤色(ムチカルミン) 核:青紫色(ヘマトキシリン)

    粘液, カルミン色素, Cryptococcus

  • 18

    Colloidal iron(コロイド鉄)染色 ・A、Bを染める染法 ・カルボキシル基、硫酸基は鉄イオンと親和性がある →コロイド鉄粒子(水酸化第二鉄:Fe203)を酸性粘液多糖類に結合させ、これをベルリン青反応で検出する方法 ・pH2.5アルシアン青染色と陽性物質はほぼ同じだが、より鋭敏な反応性を持っていることから、特にCの証明(悪性中皮腫など)に用いられる

    酸性粘液多糖類, 酸性粘液, ヒアルロン酸

  • 19

    固定:A固定がよい。固定後に薄切する場合は包理前に10%ショ糖水溶液に浸漬しておくとよい(氷晶形成防止) 包理:B包埋剤(O.C.T.コンパウンド等)に包理。液体窒素やドライアイス+アセトンでC 薄切:Dで薄切。脂肪の薄切時、庫内温度 は-30~-35°Cが適温。(通常-20°C前後) 貼付:切片は剥離防止剤コーティングスライドガラスに貼り付け、冷風を当てるなどして乾燥させる。 楽色:脱パラフィン不要(パラフィン包理でないため)。 色素染色後はE・Fせず、Gで封入、(脂質がアルコール、キシレンに溶出するた

    ホルマリン, 水溶性, 急速冷凍, クリオスタット, 脱水, 透徹, 水溶液封入剤

  • 20

    橙赤, 濃赤, 暗青, 黒, 赤