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病理検査小テスト10
21問 • 1年前
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    問題一覧

  • 1

    免疫組織化学染色 A(immunohistochemical staining : IHC) (通称:免疫染色) Bを利用して特定の抗原が組織や細胞のどこに局在するか・どの程度存在するかを可視化する技法。 目的 C:H-E染色や特殊染色では検出できない特定の蛋白を持つ・産生する細胞を特異的に同定・証明。 Dの適応判定:特定の癌細胞の持つ予後に影響する異常蛋白質(標的分子)を染色し、陽性となる症例にはその蛋白の機能を抑制する治療薬を使用する。 E阻害薬、F阻害薬、G阻害薬などの使用の判定。

    免疫組織化学染色, 抗原抗体反応, 特定の細胞の同定から, 分子標的治療薬, EGFR, ALK, HER2

  • 2

    免疫組織化学染色の種類と特徴 A:標識物質に酵素を使用 →酵素基質反応による呈色で可視化 B:標識物質に蛍光色素を使用 →蛍光励起・発光で可視化(蛍光顕微鏡)

    酵素抗体法, 蛍光抗体法

  • 3

    免疫組織化学染色の原理 抗原抗体反応の種類による分類 >A法 抗原と直接反応する抗体(B)に標識物質(酵素または蛍光色素)を標識する方法。一回の抗原抗体反応で検出するため短時間で染色が完了するが、感度は劣る。 > C法 一次抗体には標識しないで、D(一次抗体由来の動物種のIgGを抗原として作った免疫グロブリン)などに標識物質(酵素または蛍光色素)を標識して、抗原抗体反応を二度以上繰り返して行い、目的抗原の存在を証明する。

    直接法, 一次抗体, 間接法, 二次抗体

  • 4

    酵素抗体法で利用される標識酵素とその主な発色基質 >A (POD)(西洋ワサビペルオキシダーゼ:HRP)    ↙︎+過酸化水素(H2O2) ジアミノベンチジン(3,3diaminobenzidine,B)C色←非水溶性の 封入剤使用 アミノエチルカルバゾール(3-amino-9-ethy carbazole, AEC)D色 テトラメチルベンチジン(tetramethylbenzidine, TMB)E色 F(ALP) ブロモクロロインドリルリン酸/ニトロブルーテトラゾリウム (5-Bromo-4-Chloro-3-Indoxyl phosphate/Nitro blue tetrazolium chloride BCIP/NBT)青紫色 ファスト赤(Fast red)赤色 ニューフクシン(New fuchsin) 赤紫色←非水溶性の封入剤使用

    ペルオキシダーゼ, DAB, 茶褐, 赤, 青, アルカリフォスファターゼ

  • 5

    パラフィン切片での酵素抗体法の操作(前処理) ①抗原のA ホルマリン固定により失活した抗原性を回復させる(メチレン架橋やその他イオンの共有結合を除去し、マスキングされていた抗原決定基を露出させる) >オートクレーブ、マイクロウェーブなどによるB (クエン酸緩衝液pH6,pH9、EDTA液など使用) >トリプシン、プロテアーゼなどC ②D活性のブロッキング処理←POD標識の場合 (好中球、好酸球、赤血球Hbなどが元々持っているPODをあらかじめ除去) ▶ 過酸化水素水、過酸化水素水加メタノール、過ヨウ素酸で処理 ③Eのブロッキング 組織に存在する免疫グロブリンなどを原因とする非特 異反応を防ぐ(一次抗体反応前)。

    賦活化, 加熱処理, 蛋白分解酵素処理, 内因性POD, 非特異反応

  • 6

    A 細胞膜乳癌・胃癌・大腸癌 分子標的治療適応判定 B 細胞膜 肺癌・大腸癌 分子標的治療適応判定 C 細胞質/膜 消化管間質腫瘍(GIST) 分子標的治療適応判定 D 細胞質 肺癌 分子標的治療適応判定 E 細胞質 肺癌、乳癌 分子標的治療適応判定 F 細胞膜 B細胞リンパ腫 分子標的治療適応判定、リンパ腫の診断 G 細胞膜 T細胞リンパ腫 リンパ腫の診断 H 細胞質 上皮系腫瘍 上皮系細胞マーカー I 細胞質 間葉系腫瘍 間葉系細胞マーカー J 核 腫瘍全般 増殖細胞マーカー K 核 腫瘍全般 癌抑制遺伝子の変異 L 細胞質/膜 腺癌 腫瘍マーカー M 細胞質 悪性黒色腫など 腫瘍マーカー N 細胞質 神経内分泌腫瘍 腫瘍マーカー O 核 乳癌など ホルモン受容体、ホルモン療法適応判定

    HER2, EGFR, c-kit, ALK, PD-L1, CD20, CD3, cytokeratin (CK), vimentin •desmin • αSMA, Ki-67, p53, CEA, S100, chromograninA, ER,PgR

  • 7

    免疫組織化学染色(酵素抗体法)と分子標的治療薬の適応 ① A(human epidermal growth factor receptor type 2) : 上皮系細胞に発現する増殖因子受容体。癌細胞にて遺伝子増幅を背景とする過剰発現が確認された場合(ハーセプテスト)、分子標的治療薬ハーセプチン(トラスツズマブ)を用いた治療が行われる。B、C、大腸癌、唾液腺癌。 ②D(epidermal growth factor receptor) : 増殖因子受容体。癌細胞にて遺伝子変異を背景とする過剰発現が確認された場合、分子標的治療薬イレッサ(ゲフィチニブ)を用いた治療が行われる。肺癌(非小細胞癌)、大腸癌などの腺癌、神経系腫瘍、その他。 ③E:細胞増殖を亢進するフィラデルフィア染色体(9番染色体と22番染色体の間における転座)の遺伝子産物BCR-ABLを標的として開発された分子標的治療薬。慢性骨髄性白血病など。c-kit陽性消化管間質腫瘍(GIST)では50%以上の症例で有効性がある。分子標的治療薬グリベック(イマチニブ)を用いた治療が行われる。 ④F (anaplastic lymphoma kinase) : 肺癌の約85%が非小細胞肺癌に分類され、その3~5%程度の患者にALK融合遺伝子が癌の原因遺伝子として見つかる。ALK融合遺伝子を持つ肺癌(ALK陽性肺癌)に対しては、分子標的薬(ALKチロシンキナーゼ阻害薬)が有効。ALK阻害薬として、アレセンサ(アレクチニブ) ローブレナ(ロルラチニブ)など用いた治療が行われる。

    HER2, 乳癌, 胃癌, DGFR, c-kit, ALK, PD-1, CD20

  • 8

    蛍光抗体法 主な蛍光色素 A(緑色) B(赤色) C(青色)核 標本は冷暗所保管 1~2週間で蛍光が減衰

    FITC, Cy3, DAPI

  • 9

    蛍光抗体法で対象となる疾患 目的 蛍光抗体法は主に腎糸球体や皮膚生検に沈着する自己抗体や免疫複合体・補体を検出する 腎臓(針生検):A、B、Cなど 皮膚(パンチ生検):D、E、F、 G、Hなど

    ループス腎炎, IgG腎症, 膜性腎症, 自己免疫性水疱症, 天疱瘡, 類天疱瘡, 膠原病, 血管炎

  • 10

    遺伝子の染色法 > in situ hybridization (ISH) 77 →特定の遺伝子やウイルスの発現状態や局在の検索 組織・細胞標本上の証明したい核酸分子(DNA、RNA) のAとBな配列のCを結合させる。 →ペルオキシダーゼ標識の場合

    塩基配列, 相補的, 標識プローブ

  • 11

    fuorescence in situ hybridization (FISH)法 →標識にAを用いたISH法。蛍光顕微鏡使用。 遺伝子変異や染色体異常を証明。分子標的治療薬の適応判定に用いられる場合もある(HER2、ALK)。

    蛍光色素

  • 12

    組織の微細形は時間とともに変化していく(自己融解) →A 生体の約70%は水分 →B 生物試料は一部(骨、歯など)を除いて柔らかい →C 生物を構成する元素は主にH、C、O、N(軽元案) →D

    固定, 脱水, 置換・包埋, 電子染色

  • 13

    固定 A:2.5%B B:1%〜2%D

    前固定, グルタールアルデヒド, 後固定, 四酸化オスミウム

  • 14

    前固定 A 二基のアルデヒド基

    グルタールアルデヒド

  • 15

    後固定 A

    四酸化オスミウム

  • 16

    脱水・置換 包理に用いる多くのが水にA →固定が終了した組織はB 脱水後、さらに様との親和性が高い溶媒に置換する 置換に用いられる溶媒 ・C ・D

    不溶性, 脱水する必要がある, プロピレンオキサイド(酸化プロピレン), QY-1 (カーフチルグリシジルエーテル)

  • 17

    包埋・重合 子線の透過力は弱いので薄い切片が必要(A厚以下) →バラフィンよりB、Cに対して安定な包理剤を使用 現在広く使用されている相談 ・D Epon 812、Quetol 812など ・アクリル系相脂 LR White, Lowicry K4M T22・・・主に免疫額の際に使用 EをFためにはGをかける必要がある(H) 例 37℃:樹脂の粘稠性を下げる 45℃:樹脂浸透 60℃:I

    100nm, 硬く, 電子線, エポキシ樹脂, エポキシ樹脂, 固める, 熱, 熱重合, 重合

  • 18

    準超薄と超薄切 超薄切に用いる刃はAが主流 切片はB(またはメッシュとも呼ばれる)に貼り付ける 準超薄切に用いる刃はC 切片はスライドガラスに貼り付ける DまたはEで染色をする

    ダイヤモンドナイフ, グリッド, ガラスナイフ, トルイジン青, メチレン青

  • 19

    電子染色 試料にAを付けるためにB液に浸す操作 C水溶液とD(税始、詳酸期などの単独液または湿合液) の二重染色が代表的

    コントラスト, 重金属, 酢酸ウラニル, 鉛

  • 20

    乾燥 ①A 中間浴媒:酢酸イソアミル 行液:源化二融化员茶,液化二除化童岸 轉 ②B 凍結溶媒:プチルアルコール

    臨界点乾燥, 凍結乾燥

  • 21

    導電処理 A法 タンニン酸やオスミウム容液など相性を持つ試策で色する方法 B法 白金やカーポンでコーティングを行う方法

    導電染色, 金属コーティング

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  • 1

    免疫組織化学染色 A(immunohistochemical staining : IHC) (通称:免疫染色) Bを利用して特定の抗原が組織や細胞のどこに局在するか・どの程度存在するかを可視化する技法。 目的 C:H-E染色や特殊染色では検出できない特定の蛋白を持つ・産生する細胞を特異的に同定・証明。 Dの適応判定:特定の癌細胞の持つ予後に影響する異常蛋白質(標的分子)を染色し、陽性となる症例にはその蛋白の機能を抑制する治療薬を使用する。 E阻害薬、F阻害薬、G阻害薬などの使用の判定。

    免疫組織化学染色, 抗原抗体反応, 特定の細胞の同定から, 分子標的治療薬, EGFR, ALK, HER2

  • 2

    免疫組織化学染色の種類と特徴 A:標識物質に酵素を使用 →酵素基質反応による呈色で可視化 B:標識物質に蛍光色素を使用 →蛍光励起・発光で可視化(蛍光顕微鏡)

    酵素抗体法, 蛍光抗体法

  • 3

    免疫組織化学染色の原理 抗原抗体反応の種類による分類 >A法 抗原と直接反応する抗体(B)に標識物質(酵素または蛍光色素)を標識する方法。一回の抗原抗体反応で検出するため短時間で染色が完了するが、感度は劣る。 > C法 一次抗体には標識しないで、D(一次抗体由来の動物種のIgGを抗原として作った免疫グロブリン)などに標識物質(酵素または蛍光色素)を標識して、抗原抗体反応を二度以上繰り返して行い、目的抗原の存在を証明する。

    直接法, 一次抗体, 間接法, 二次抗体

  • 4

    酵素抗体法で利用される標識酵素とその主な発色基質 >A (POD)(西洋ワサビペルオキシダーゼ:HRP)    ↙︎+過酸化水素(H2O2) ジアミノベンチジン(3,3diaminobenzidine,B)C色←非水溶性の 封入剤使用 アミノエチルカルバゾール(3-amino-9-ethy carbazole, AEC)D色 テトラメチルベンチジン(tetramethylbenzidine, TMB)E色 F(ALP) ブロモクロロインドリルリン酸/ニトロブルーテトラゾリウム (5-Bromo-4-Chloro-3-Indoxyl phosphate/Nitro blue tetrazolium chloride BCIP/NBT)青紫色 ファスト赤(Fast red)赤色 ニューフクシン(New fuchsin) 赤紫色←非水溶性の封入剤使用

    ペルオキシダーゼ, DAB, 茶褐, 赤, 青, アルカリフォスファターゼ

  • 5

    パラフィン切片での酵素抗体法の操作(前処理) ①抗原のA ホルマリン固定により失活した抗原性を回復させる(メチレン架橋やその他イオンの共有結合を除去し、マスキングされていた抗原決定基を露出させる) >オートクレーブ、マイクロウェーブなどによるB (クエン酸緩衝液pH6,pH9、EDTA液など使用) >トリプシン、プロテアーゼなどC ②D活性のブロッキング処理←POD標識の場合 (好中球、好酸球、赤血球Hbなどが元々持っているPODをあらかじめ除去) ▶ 過酸化水素水、過酸化水素水加メタノール、過ヨウ素酸で処理 ③Eのブロッキング 組織に存在する免疫グロブリンなどを原因とする非特 異反応を防ぐ(一次抗体反応前)。

    賦活化, 加熱処理, 蛋白分解酵素処理, 内因性POD, 非特異反応

  • 6

    A 細胞膜乳癌・胃癌・大腸癌 分子標的治療適応判定 B 細胞膜 肺癌・大腸癌 分子標的治療適応判定 C 細胞質/膜 消化管間質腫瘍(GIST) 分子標的治療適応判定 D 細胞質 肺癌 分子標的治療適応判定 E 細胞質 肺癌、乳癌 分子標的治療適応判定 F 細胞膜 B細胞リンパ腫 分子標的治療適応判定、リンパ腫の診断 G 細胞膜 T細胞リンパ腫 リンパ腫の診断 H 細胞質 上皮系腫瘍 上皮系細胞マーカー I 細胞質 間葉系腫瘍 間葉系細胞マーカー J 核 腫瘍全般 増殖細胞マーカー K 核 腫瘍全般 癌抑制遺伝子の変異 L 細胞質/膜 腺癌 腫瘍マーカー M 細胞質 悪性黒色腫など 腫瘍マーカー N 細胞質 神経内分泌腫瘍 腫瘍マーカー O 核 乳癌など ホルモン受容体、ホルモン療法適応判定

    HER2, EGFR, c-kit, ALK, PD-L1, CD20, CD3, cytokeratin (CK), vimentin •desmin • αSMA, Ki-67, p53, CEA, S100, chromograninA, ER,PgR

  • 7

    免疫組織化学染色(酵素抗体法)と分子標的治療薬の適応 ① A(human epidermal growth factor receptor type 2) : 上皮系細胞に発現する増殖因子受容体。癌細胞にて遺伝子増幅を背景とする過剰発現が確認された場合(ハーセプテスト)、分子標的治療薬ハーセプチン(トラスツズマブ)を用いた治療が行われる。B、C、大腸癌、唾液腺癌。 ②D(epidermal growth factor receptor) : 増殖因子受容体。癌細胞にて遺伝子変異を背景とする過剰発現が確認された場合、分子標的治療薬イレッサ(ゲフィチニブ)を用いた治療が行われる。肺癌(非小細胞癌)、大腸癌などの腺癌、神経系腫瘍、その他。 ③E:細胞増殖を亢進するフィラデルフィア染色体(9番染色体と22番染色体の間における転座)の遺伝子産物BCR-ABLを標的として開発された分子標的治療薬。慢性骨髄性白血病など。c-kit陽性消化管間質腫瘍(GIST)では50%以上の症例で有効性がある。分子標的治療薬グリベック(イマチニブ)を用いた治療が行われる。 ④F (anaplastic lymphoma kinase) : 肺癌の約85%が非小細胞肺癌に分類され、その3~5%程度の患者にALK融合遺伝子が癌の原因遺伝子として見つかる。ALK融合遺伝子を持つ肺癌(ALK陽性肺癌)に対しては、分子標的薬(ALKチロシンキナーゼ阻害薬)が有効。ALK阻害薬として、アレセンサ(アレクチニブ) ローブレナ(ロルラチニブ)など用いた治療が行われる。

    HER2, 乳癌, 胃癌, DGFR, c-kit, ALK, PD-1, CD20

  • 8

    蛍光抗体法 主な蛍光色素 A(緑色) B(赤色) C(青色)核 標本は冷暗所保管 1~2週間で蛍光が減衰

    FITC, Cy3, DAPI

  • 9

    蛍光抗体法で対象となる疾患 目的 蛍光抗体法は主に腎糸球体や皮膚生検に沈着する自己抗体や免疫複合体・補体を検出する 腎臓(針生検):A、B、Cなど 皮膚(パンチ生検):D、E、F、 G、Hなど

    ループス腎炎, IgG腎症, 膜性腎症, 自己免疫性水疱症, 天疱瘡, 類天疱瘡, 膠原病, 血管炎

  • 10

    遺伝子の染色法 > in situ hybridization (ISH) 77 →特定の遺伝子やウイルスの発現状態や局在の検索 組織・細胞標本上の証明したい核酸分子(DNA、RNA) のAとBな配列のCを結合させる。 →ペルオキシダーゼ標識の場合

    塩基配列, 相補的, 標識プローブ

  • 11

    fuorescence in situ hybridization (FISH)法 →標識にAを用いたISH法。蛍光顕微鏡使用。 遺伝子変異や染色体異常を証明。分子標的治療薬の適応判定に用いられる場合もある(HER2、ALK)。

    蛍光色素

  • 12

    組織の微細形は時間とともに変化していく(自己融解) →A 生体の約70%は水分 →B 生物試料は一部(骨、歯など)を除いて柔らかい →C 生物を構成する元素は主にH、C、O、N(軽元案) →D

    固定, 脱水, 置換・包埋, 電子染色

  • 13

    固定 A:2.5%B B:1%〜2%D

    前固定, グルタールアルデヒド, 後固定, 四酸化オスミウム

  • 14

    前固定 A 二基のアルデヒド基

    グルタールアルデヒド

  • 15

    後固定 A

    四酸化オスミウム

  • 16

    脱水・置換 包理に用いる多くのが水にA →固定が終了した組織はB 脱水後、さらに様との親和性が高い溶媒に置換する 置換に用いられる溶媒 ・C ・D

    不溶性, 脱水する必要がある, プロピレンオキサイド(酸化プロピレン), QY-1 (カーフチルグリシジルエーテル)

  • 17

    包埋・重合 子線の透過力は弱いので薄い切片が必要(A厚以下) →バラフィンよりB、Cに対して安定な包理剤を使用 現在広く使用されている相談 ・D Epon 812、Quetol 812など ・アクリル系相脂 LR White, Lowicry K4M T22・・・主に免疫額の際に使用 EをFためにはGをかける必要がある(H) 例 37℃:樹脂の粘稠性を下げる 45℃:樹脂浸透 60℃:I

    100nm, 硬く, 電子線, エポキシ樹脂, エポキシ樹脂, 固める, 熱, 熱重合, 重合

  • 18

    準超薄と超薄切 超薄切に用いる刃はAが主流 切片はB(またはメッシュとも呼ばれる)に貼り付ける 準超薄切に用いる刃はC 切片はスライドガラスに貼り付ける DまたはEで染色をする

    ダイヤモンドナイフ, グリッド, ガラスナイフ, トルイジン青, メチレン青

  • 19

    電子染色 試料にAを付けるためにB液に浸す操作 C水溶液とD(税始、詳酸期などの単独液または湿合液) の二重染色が代表的

    コントラスト, 重金属, 酢酸ウラニル, 鉛

  • 20

    乾燥 ①A 中間浴媒:酢酸イソアミル 行液:源化二融化员茶,液化二除化童岸 轉 ②B 凍結溶媒:プチルアルコール

    臨界点乾燥, 凍結乾燥

  • 21

    導電処理 A法 タンニン酸やオスミウム容液など相性を持つ試策で色する方法 B法 白金やカーポンでコーティングを行う方法

    導電染色, 金属コーティング