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病理検査小テスト1
  • ギンタ

  • 問題数 56 • 4/29/2024

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    問題一覧

  • 1

    病理学的検査とは 患者から検査や手術などで採取された組織や細胞から病理標本(A標本)を作製することや、病変の判断を伴わない細胞等の顕微鏡検査を指す

    顕微鏡

  • 2

    病理診断とは 病理学の知識や手法を用いて病変の有無や種類を診断すること(病理組織学的検索)であり、 AやBが行うCである。がんのDとなる。 医行為:医師が行わないと保健衛生上危害を生ずる恐れのある行為

    医師, 歯科医師, 医行為, 確定診断

  • 3

    病理診断で分かること ①A がん細胞の有無、進行度、転移や残存の有無 最終的な病変の診断 ②B 手術、化学療法、放射線療法などの決定 術後の治療方針に必要な情報を提供 ③C 化学療法や放射線療法などの治療に対する効果判定

    病気の確定診断, 治療方針の決定, 治療効果の判定

  • 4

    病理診断に関わる人 臨床検査技師(A)+病理専門医、口腔病理専門歯科医(B)

    病理標本作製, 病理診断

  • 5

    臨床検査技師が関わる仕事はどれか

    細胞診, 生検材料・手術材料, 術中迅速診断, 外科・病理カンファランス, 病理解剖, CPC

  • 6

    A.とBは何か

    確定診断, 最終診断

  • 7

    ◆ 病理組織学的検査の大まかな流れ ①各診療科での検体採取 臨床医・( A) ②病理部門での検体の確認と受付(B) ③検体処理 (C)・(D) ・新鮮臓器写真撮影 ・特殊検索用検体採取 ・固定(通常はホルマリン) ・固定後臓器写真撮影 ④切り出し (E)・(F) ・切り出し(癌の場合「癌取り扱い規約」) ・切り出し写真撮影 ・カセット詰め ⑤顕微鏡標本作製 (G) ・脱水・脱脂・パラフィン浸透(自動固定包理装置) ・包、ブロック作製(包理センター) ・薄切(ミクロトーム) ・切片のスライドガラス貼付、伸展、乾燥 •染色 ⑥病理診断 (H) ・診断、報告の作成 ・各診療科へ結果報告 ⑦標本保管 (I)

    臨床検査技師, 臨床検査技師, 臨床検査技師, 病理医, 病理医, 臨床検査技師, 臨床検査技師, 病理医, 臨床検査技師

  • 8

    A:病気の診断や治療方針の決定のために、針や鉗子を用いて病巣組織から一部材料を採取する方法。

    生検

  • 9

    A検体を得る方法:B肝臓、腎臓、乳腺、前立腺、骨髄、リンパ節など

    エコー下で穿刺針を用いて, 針生検

  • 10

    A検体を得る方法:B消化管(胃、十二指腸、大腸、胆管、膵管など)、肺、気管支

    内視鏡下で鉗子を用いて, 内視鏡的生検

  • 11

    一部切除して少し大きな検体を得る方法:A 皮膚、子宮頸部

    パンチ生検

  • 12

    超音波内視鏡下穿刺吸引法(A) 胃や十二指腸等の消化管から超音波内視鏡(EUS)で胸腹部や管内の腫を観察し、化管内から腫湯に対して細い針を刺し、組織を採取する方法。

    EUS-FNA

  • 13

    A 開腹手術より負担が少なく、早期の悪性腫瘍に適応可能。根治療になりうる。 内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー) 内視鏡的粘膜切除術(EMR) 内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)

    内視鏡的切除検体

  • 14

    A・B手術・C検体 病変の進行度や転移、血管・リンパ管侵襲の有無を明らかにし、その後の治療方針を決定する。 治療目的で外科的に摘出された組織や臓器の病理組織診断をする。

    腹腔鏡, 胸腔鏡, 外科手術

  • 15

    術中迅速組織検査 手術中に10分程度のAで顕微鏡標本を作り診断をする方法

    短い時間

  • 16

    病理解剖(剖検) 病院で亡くなった患者に対して行う解剖 疾患の臨床診断やA、Bさ、CやDの究明、Eの把握、F評価、G効果などを明らかにするために行う。

    検査の当否, 適正, 直接死因, 合併症, 病態, 治療の質的, 治療

  • 17

    病理解剖 ・Aに定められた規則に基づいて行う。 ・B(書面)を必要とする。 ・解剖の実施 病理医(執刀)+臨床検査技師(C)、主治医(記録)

    死体解剖保存法, 遺族の承諾, 介助

  • 18

    病理解剖の結果は、臨床病理検討会( A)で検討される。

    CPC

  • 19

    A解剖 医学、歯学の教育のため、人体の正常な構造を明らかにする目的で行う解剖 B解剖 疾病の原因、本、診断、治療効果の究明のために行う解剖。解剖の結果は日本病理剖検報に登録され、人口動態統計のための情報源となる。 C解剖 刑事訴訟法に基づき、犯罪との関係が疑われる死体の解剖 D解剖 伝染病、中毒、災害などによって死亡した疑いのある死体について、原因を明らかにするために監察医が行う解剖

    系統, 病理, 司法, 行政

  • 20

    遺族の承諾について ①病理解剖はAが必要である。 ②遺族の所在が不明でBを経過しても引取者のない場合、主治医を含むC以上の医師(一方は歯科医師でも可)が病理解剖の必要を認めたとき、遺族の承諾なしに行うことができる。 ③司法解剖、行政解剖は遺族の承諾は必要とD。

    遺族の承諾, 死亡確認後30日, 2名, しない

  • 21

    介助業務について 臨床検査技師は単独で病理解剖を行うことはできないが、剖検執刀医の指示の下、病理解剖業務のAにあたることができる。

    介助

  • 22

    病理解剖で臨床検査技師が行うことができること

    臓器取り出し介助, 頭蓋開頭, 臓器の測定・写真撮影, 血液・骨髄採取, 臓器からの細菌培養, 血液量・体腔液量の計測, 腸管の切開, ホルマリン固定, 皮膚縫合

  • 23

    病理解剖で臨床検査技師が行うことができないこと

    遺族の承諾取得, 病理解剖の執刀, 臨床医への所見説明, 遺族への解剖後の説明, 病理解剖報告書の作成

  • 24

    パンチ生検を行うのはどれか。

    皮膚

  • 25

    病理解剖の目的として正しいのはどれか。2つ選べ。

    生前に行われた治療の効果を明らかにすること。, 病気で亡くなった人の死因を明らかにすること

  • 26

    病理解剖について正しいのはどれか。

    医師以外の者でも実施できる

  • 27

    病理解剖において臨床検査技師が行える業務はどれか。

    遺体の縫合

  • 28

    固定の目的 組織のA、Bの停止(Cによる腐敗の防止)

    変性, 融解, 自己融解

  • 29

    固定液の種類 A(pH7.4程度)を用いる。 固定液の量 材料に対しB倍量以上(10~20倍量以上)の固定液を用いるのが望ましい。

    10%中性緩衝ホルマリン溶液, 20

  • 30

    固定時間国法 組織検体は、6~12時間の固定を行うことを推奨。 固定時間の延長→A

    遺伝子検査

  • 31

    脳 変形しやすいので、固定液中にAにして固定する。Bに糸をくぐらせる

    宙づり, 脳底動脈

  • 32

    腎臓、リンパ節 Aがあるため、固定液の浸透が悪いので、割を入れて固定する。

    被膜

  • 33

    ホルマリン系固定液 ホルマリン(原液):医薬用外A、特定第B類物質 ・C(HCHO)pH(D)前後 (ホルムアルデヒドガスを約37%含む水溶液) ・E%に希釈したホルマリン液を使用液とする。 ・F、粘膜・皮膚に障害。彩がん性あり。 ・組織への浸透速度約G~数mm/h ・長期間空気に触れると酸化、H(HCOOH)を生じる。 ・病原微生物の死滅(Iは不活化されない)

    劇物, 2, 約37%ホルムアルデヒド水溶液, 3.2, 10〜20, 無色透明刺激臭, 1, ギ酸, プリオン蛋白

  • 34

    局方ホルマリン:重合防止剤としてA %のBが添加されている

    10〜15, メタノール

  • 35

    長期の固定や酸化の進んだホルマリンによる固定 → 組織にA(黒褐色調の粒子)が沈着

    ホルマリン色素

  • 36

    A ホルマリン原液を水で10倍希釈して作製。 約B%ホルムアルデヒド水溶液

    10%ホルマリン, 37

  • 37

    A BまたはCを加えて中性化したホルマリン

    10%中性ホルマリン, 炭酸カルシウム, 炭酸マグネシウム

  • 38

    A ホルマリン原液をB(第一リン酸Na、第二リン酸Na)で希釈し、pH7.4に調整したもの。Cが生じにくい。(現在病理検査室で主に使用するホルマリン)

    10%中性緩衝ホルマリン, リン酸緩衝液, ホルマリン色素

  • 39

    A • B作製のC固定に使用 ・浸透力がDい(浸透速度が遅い 約0.5mm/h) ・細切し、4°C1~2時間固定。

    グルタルアルデヒド, 電子顕微鏡標本, 前, 弱

  • 40

    A 組成:B(6)、C(3)、D(1)

    カルノア液, 純エタノール, クロロホルム, 酢酸

  • 41

    組織のAと蛋白質のBにより固定する。凝固固定

    脱水, 凝固

  • 42

    aやムチン、核酸、尿後などのBの証明に用いる。 ・脂質成分が流出するため、C染色は✕ ・強い脱水作用と脂質の溶解→組織のD ・固定時間 2~4時間(3~4mm厚組織片の場合)

    グリコーゲン, 水溶性物質, 脂肪, 収縮と硬化

  • 43

    A(Bouin液) 組成:B(15)、C(5)、D(1)

    ブアン液, 飽和ピクリン酸, ホルマリン原液, 酢酸

  • 44

    ブアン液は特にAの固定に優れる。

    内分泌組織

  • 45

    Aを含む固定液 ◆ミュラー(Muller)液 ◆オルト (Ortho)液

    重クロム酸カリウム

  • 46

    A(塩化第二水銀 HgCI)を含む固定液 ◆ヘリー(Helly)液 ◆ツェンカー(Zenker)液 ◆ マキシモウ(Maximow)液 ◆スーサ(Susa)液

    昇汞

  • 47

    A=重クロム酸K+硫酸Na B=ミュラー液+ 中性ホルマリン C=ミュラー液+昇汞+ 中性ホルマリン D=ミュラー液+昇汞+氷酢酸 E=ミュラー液+昇汞+ホルマリン+氷酢酸 F= 昇汞+ホルマリン+氷酢酸+NaCI + トリクロロ酢酸

    ミュラー液, オルト液, ヘリー液, ツァンカー液, マキシモウ液, スーサ液

  • 48

    切り出し 目的: これ以降の病理組織標本作製(パラフィン包→薄切→スライドガラスに貼付→染色)が適当に行えるように、摘出された検体をカバーガラスで被覆できる程度の適切な大きさに切り分ける(カセットに入るA、B)。 Cに行う。

    大きさ, 厚さ, 固定後

  • 49

    切り出しの原則 ①臨床診断、肉眼所見による診断に基づいた切り出しを行う。Aに、検査材料の形と大きさ、病変の位置と広がりなどB観察を行う。 ②生検材料は一般的に小さいので全て標本化する。 ③病巣の最大割面を中心に切り出しを行う。 ④悪性腫瘍の場合、職器の「C」に準じて切り出しを行う必要がある。 ⑤悪性腫瘍の場合、深達度検索のために最深部の割面を作製する。病変部と健常部の両方を含む部位やDも切り出す。早期癌は病変全体から切り出す。 ⑥病変の位置や広がりが分かるように十分な大きさに切り出す。性状が異なる部位からは各々切り出す。 ⑦術中迅速診断や遺伝子検索などのための未固定臓器 からの検体採取は後の切り出しを考慮して行う。

    切り出しの前, 肉眼的, 癌取り扱い規定, 切除断端

  • 50

    組織の固定について正しいのはどれか。

    固定する組織体積の10倍以上の固定液が必要である。

  • 51

    ホルマリンについて誤っているのはどれか。

    酸化によりクエン酸を生じる

  • 52

    酢酸を含む固定液はどれか。

    ブアン <Bouin>液

  • 53

    ピクリン酸を含む固定液はどれか。2つ選べ。

    ブアン<Bouin>液, ザンボーニ<Zamboni>液

  • 54

    病理組織標本作製時の切り出しについて誤っているのはどれか。

    薄切する面ははさみで切る

  • 55

    ホルムアルデヒド(HCHO)の A(-CHO)が蛋 白質や核酸のアミノ基(-NH2) と反応してヒドロキシメチ ル基が生じる

    アルデヒド基

  • 56

    これがさらに他の蛋白質中のA基と反応することで、非常に安定した強固な固定作用であるB(-CH2-)を形成し、蛋白質が安定化する。C

    アミノ, メチレン架橋, 架橋固定