不動産の登記に関する次の記述は、不動産登記法の規定によれば、正しいか。 登記の申請をする者の委任による代理人の権限は、本人の死亡によって消滅する。

被相続人に相続人となる子及びその代襲相続人がおらず、被相続人の直系尊属が相続人となる場合には、被相続人の兄弟姉妹が相続人となることはない。

被相続人は、遺言によって遺産分割を禁止することはできず、共同相続人は、遺産分割協議によって遺産の全部又は一部の分割をすることができる。

無権代理人が本人に無断で本人の不動産を売却した後に、単独で本人を相続した場合、本人が自ら当該不動産を売却したのと同様な法律上の効果が生じる。

相続人が遺留分の放棄について家庭裁判所の許可を受けると、当該相続人は、被相続人の遺産を相続する権利を失う。

被相続人の生前においては、相続人は、家庭裁判所の許可を受けることにより、遺留分を放棄することができる。

辞任に関する次の記述は、民法の規定によれば、正しいか。 遺言執行者は、正当な事由があるときは、相続人の許可を得て、その任務を辞することができる。

相続人が被相続人の兄弟姉妹である場合、当該相続人には遺留分がない。

自筆証書による遺言をする場合、遺言書の本文の自署名下に押印がなければ、自署と離れた箇所に押印があっても、押印の要件として有効となることはない。

遺留分侵害額の請求権は、相続開始の時から十年を経過したときは、時効によって消滅する。