問題一覧
1
ビアジェの認知発達 0〜2歳
感覚運動期
2
ピアジェの認知発達 2〜6歳
前操作期
3
ピアジェの認知発達 7〜11歳
具体的操作期
4
ピアジェの認知発達 11歳以上
形式的操作期
5
親から分離した子供の反応について 3段階
抵抗, 絶望, 脱愛着
6
フィンクによる危機の心理的局面 1〜4段階
ショック, 防衛的退行, 承認, 適応と変化
7
子供の痛みの特性 ( )から( )に疼痛伝達の準備が進行しており、早期産児を含む新生児も痛みを感じている。 子供は( )や( )の発達途上にあり、( )や( )、( )の未熟性のためにその痛みを正確に捉えることが難しい。
胎児期中期, 形態的機能的, 認知, 言語能力, 理解, 判断, 表現
8
痛みを認知する最小の痛みの刺激強度を指し、閾値が上昇すると痛みを感じにくくなる
痛覚閾値
9
非薬物療法4項目
環境調整, 気分転換, リラクゼーション、マッサージ、タッチング, 温罨法・冷罨法
10
小児の痛みについて正しいのはどれか。2つ選べ。
遊びは痛みに対する非薬物療法の1つである。, 3歳ころから痛みの自己申告スケールの使用が可能である。
11
A君(6歳)は、昨日から5回の下痢便がみられ、体温が38.0℃あり受診。ノロウイルスによる胃腸炎と診断され入院。A 君は顔をしかめ、側臥位で膝を腹部の方へ寄せ抱えるようにしている。バイタルサインは体温37.5℃、呼吸数36/分、心拍数120/分であった。 このときのA君に行う看護として最も適切なのはどれか。
痛みの程度を評価する。
12
痛みのある幼児への援助で適切でないのはどれか。
自律訓練
13
A ちゃん(2歳)はウイルス性胃腸炎のため入院。個室隔離とし、点滴静脈内注射による持続輸液を開始。入院翌日、A ちゃんは活気がなく臥床。下痢症状は改善、嘔吐も見られないが、時々顔をしかめ、母親は「まだお腹が痛いみたいです」と話す。Aちゃんの痛みへの対応で適切なのはどれか。
Aちゃんが好きな絵本を読み聞かせる。
14
思春期は、( )と( )の不均衡に悩み、社会的には( )をするという子供から大人への( )であり( )の確立に向けて試行錯誤する時期
身体発育, 精神発達, 親離れ, 移行期, アイデンティティ
15
アイデンティティ(自我同一性) 自分が自分として( )とした( )として生き続けている
生き生き, 社会的存在
16
成長が一時的に急進する時期のことをいう。思春期における発育急進期は個人差が著しく、早い者では9歳過ぎ、遅い者では13歳過ぎになる。11歳では全体的に女子のほうが大きいが、14歳では男子のほうが女子より大きくなる。
発達急進期
17
院内感染対策における隔離三つ
個人単位の個室隔離, 集団隔離, 逆隔離
18
個室にすべき理由2つ
伝染性の疾患に羅患している, 易感染状態にある
19
入院中に陰圧室に隔離すべき感染症三つ
麻疹, 水痘, 結核
20
行動制限の目的
検査や処置を安全に正確に行うため
21
水痘の患児が入院した。対処で適切なのはどれか。
痂疲形成したらプレイルームで遊ばせる。
22
1歳の男児が麻疹と診断された。入院時、母親への説明で適切なのはどれか。
個室に入室する。
23
ノロウイルスによる胃腸炎の男児が、個室のトイレで排泄後、下着に便が付着していたため流水で便を洗い流した。 その後の下着の処理の方法で正しいのはどれか。
病室内で次亜塩素酸ナトリウム溶液に浸す。
24
長期の隔離入院が子どもに及ぼす影響とその対策との組合せで誤っているのはどれか
医療従事者への恐怖心 ― 医療従事者のマスク非着用
25
子供への処置時の対応で適切なのはどれか。
身体の露出は必要最小限にする。
26
手術の原因となる疾患何が多いか
先天奇形
27
新生児に生命を維持するために行う緊急手術
姑息手術
28
成長して、機能的に状況が整ったところで計画的に行う手術
根治手術
29
緊急手術の特徴2つ
状態が悪化しやすい, 心理的準備が十分できない
30
緊急手術とは
治療時期が遅れると生命の危機や重大な機能障害に及ぶ場合
31
計画手術とは
最適な時期まで子供の発達を待って行う手術
32
計画手術特徴二つ
安全性が高い, 不安・葛藤・期待・失望を感じやすい
33
予防接種後の手術猶予期間 生ワクチンでは接種後( )、不活化ワクチンでは( )の間隔が必要
3週間, 2日間以上
34
先天性奇形と初回手術時期との組み合わせで正しいのはどれか。
口蓋裂 ―――――― 1~1歳半
35
手術を受ける子どもへのプレパレーションの目的でないのはどれか。
医療者の労力を軽減する。
36
A ちゃん(7歳、女児、小学1年生)は、3歳のころから夜間就寝中や保育所の昼寝の時に時々いびきがあり、母親が心配してAちゃんを小児科外来に連れて行った。その後、8月中に扁桃腺摘出術を受けることになった。 手術が決まったことが医師からA ちゃんに伝えられた。Aちゃんは「なんで手術するの」と涙ぐんでいる。 1) 扁桃腺摘出術を受けるAちゃんに対する看護師の説明で適切なのはどれか。
「寝ているときに息をとめてしまうことがあるからだよ。 」
37
A ちゃん(7歳、女児、小学1年生)は、3歳のころから夜間就寝中や保育所の昼寝の時に時々いびきがあり、母親が心配してAちゃんを小児科外来に連れて行った。その後、8月中に扁桃腺摘出術を受けることになった。 手術が決まったことが医師からA ちゃんに伝えられた。Aちゃんは「なんで手術するの」と涙ぐんでいる。 手術後1日目。 看護師が行うAちゃんの術後出血の観察方法で適切なのはどれか。
唾液の色を観察する。
38
Bちゃん(3歳、男児)は、斜視の手術当日の朝、Bちゃんは麻酔の前投薬としてミタゾラムとアトロピンを経口で服薬した。B ちゃんは少し興奮気味で、 「お腹がすいた。喉が渇いた」と話している。30 分後に手術室に入室予定である。入室までのBちゃんへの対応で適切なのはどれか。
ベッド上で絵本を読み聞かせる。
39
C君(8歳、男児)は、先天性内反足の手術後、両下腿のギプス固定を行う予定である。手術前にC君に対してギプス固定後の日常生活に関する説明をすることになった。 C君に対する看護師の説明で適切なのはどれか。
「ギプスの部分を高くしておきましょう」
40
Dくん、8歳の男児。夕方自転車で帰宅途中に転倒し、利き腕である右肘を強打した。疼痛、腫脹があり受診。単純エックス線撮影の結果、右上腕骨顆上骨折の診断を受け入院した。入院2日後、全身麻酔下で骨接合術が施行され、その後再び上腕から手関節までシーネを装着した。1週後にギプス固定をし、5~6週後に抜釘術を行う予定である。食事摂取の方法で最も適切なのはどれか。
左手を積極的に使うようにする。
41
生後0日の新生児。39週に3,200gで出生した。胎児診断で二分脊椎が疑われていたが、腰仙部脊髄髄膜瘤と診断され手術をすることになった。手術前の看護で適切なのはどれか。
腹臥位の保持
42
Eちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。完全母乳栄養である。現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に白色の吐物を嘔吐するようになった。排尿もないため家族に連れられ来院した。Eちゃんは肥厚性幽門狭窄症が疑われ入院した。 入院後3日。Eちゃんは全身状態が安定し、全身麻酔下で腹腔鏡を用いた粘膜外幽門筋切開術(Ramstedt〈ラムステッド〉手術)を受けた。術後の看護で適切なのはどれか。
授乳前後の排気
43
Fちゃん(6歳、男児)は、3歳ころから扁桃炎を繰り返し、今回、扁桃摘出術を受けるために入院した。Fちゃんに入院経験はあるが、手術を受けるのは初めてである。Fちゃんは検査を抵抗することなく受けている。 1) 看護師が入院時のオリエンテーションを行うと、Fちゃんは緊張した様子もなく、おもちゃで遊びながら「手術って何するの」と聞いてきた。Fちゃんへの説明で最も適切なのはどれか。
「のどの腫れているところを取るよ」
44
Fちゃん(6歳、男児)は、3歳ころから扁桃炎を繰り返し、今回、扁桃摘出術を受けるために入院した。Fちゃんに入院経験はあるが、手術を受けるのは初めてである。Fちゃんは検査を抵抗することなく受けている。 手術は無事に終了し、Fちゃんは病室に戻ってきた。バイタルサインは安定している。Fちゃんへの看護で適切なのはどれか。
前頸部に冷罨法を行う。
45
Fちゃん(6歳、男児)は、3歳ころから扁桃炎を繰り返し、今回、扁桃摘出術を受けるために入院した。Fちゃんに入院経験はあるが、手術を受けるのは初めてである。Fちゃんは検査を抵抗することなく受けている。 術後6日、経過は良好である。退院後の留意点として母親に説明する内容で適切なのはどれか。
「固い食べ物は避けましょう」
46
G君(2か月、男児)は、 1か月児健康診査で尿道下裂の疑いを指摘され、小児科を受診した。検査の結果、遠位型尿道下裂と診断された。G君は1歳3か月になり、尿道形成術を行うために入院した。手術当日、点滴静脈内注射による持続点滴と尿道カテーテルが挿入された状態で帰室した。創部の陰茎全体はガーゼとフィルムドレッシング材で保護されていた。手術翌日、ガーゼに茶褐色の血液が付着していた。創部が排便で汚染されており、ガーゼを外すと創部に軽度腫脹がみられているが膿の付着はない。尿道カテーテルの周囲から尿が漏れていた。G君は「ママ」と言い不機嫌に泣いている。体温37.0℃、呼吸数28/分、脈拍120/分、血圧100/58mmHgであった。 1)この時点のG君の状態として最も可能性が高いのはどれか。
尿道カテーテルが閉塞している
47
G君(2か月、男児)は、 1か月児健康診査で尿道下裂の疑いを指摘され、小児科を受診した。検査の結果、遠位型尿道下裂と診断された。G君は1歳3か月になり、尿道形成術を行うために入院した。手術当日、点滴静脈内注射による持続点滴と尿道カテーテルが挿入された状態で帰室した。創部の陰茎全体はガーゼとフィルムドレッシング材で保護されていた。手術翌日、ガーゼに茶褐色の血液が付着していた。創部が排便で汚染されており、ガーゼを外すと創部に軽度腫脹がみられているが膿の付着はない。尿道カテーテルの周囲から尿が漏れていた。G君は「ママ」と言い不機嫌に泣いている。体温37.0℃、呼吸数28/分、脈拍120/分、血圧100/58mmHgであった。 2) G君は、手術を受けて1週が経過した。全身状態が安定したため、尿道カテーテルが抜去された。医師から母親に「3日間、経過を観察し、問題がなければ退院できます。退院1か月後に外来を受診してください」と説明があった。退院から外来受診までの日常生活の留意点に関して看護師が母親へ指導することになった。指導で適切なのはどれか。
腹ばいの姿勢は避けましょう」
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小児の外来看護で最も優先されるのはどれか。
感染症症状の確認
49
生活の拡大と安静五つ
早期離床, 経口摂取, 規則正しい生活, 事故防止, 安静