問題一覧
1
災害とは「暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、崖崩れ、土石流、高潮、地震、津波、噴火、地滑りのその他の異常な自然現象又は大規模な火 事若しくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類する政令 で定める原因により生ずる被害をいう」
○
2
自然災害とは気象災害:津波・台風豪雨による風水害・土砂災害・豪雪・干ばつ・地震・津波火山など噴火である。
○
3
人為災害とは大規模交通事故(列車、飛行機、船舶)大規模事故(都市大火災・爆発・化学放射線)テロリズム 戦争 難民 である
○
4
特殊災害とは特殊な環境下で特別な対応が必要となるもの原子力災害・有機化学物質事故・伝染病の流行である。
○
5
複合災害とは、地震+火災、地震+津波、地震+化学工場爆発などである
○
6
圧挫症候群は、ショック、血圧上昇、代謝性アルカローシス、播種性血管内凝固症候群、腎不全などを引き起こすほか、低カリウム血症によ って、突然、心停止に陥ることもある。
✖️
7
熊本地震では車などで避難生活を送ることもあり、窮屈な環境の中で長時間の睡眠などを余儀なくされる。これによりクラッシュ症候群を起 こして亡くなってしまうケースがある。
✖️
8
保健医療チームには災害派遣医療チーム(DMAT)、災害派遣精神医療チーム(DPAT)、災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)、日本医 師会災害医療チーム(JMAT)、JRAT、JDA-DAT、日本赤十字・国立病院 機構初動医療班、災害支援ナース、災害医療コーディネーターがある。
○
9
災害サイクルは災害発生→超急性期→急性期→亜急性期→復興期→ 静穏期で回っている
○
10
CSCATTTのCはCommand 指揮である
○
11
CSCATTTのTTTはTriageトリアージ・trade治療・Transport搬送である。
✖️
12
災害時の通信手段は直接伝達・伝令・災害有線電話・衛星電話・FAX・拡声器・笛・無線・インターネット( EMIS)・e-mailである
○
13
CSCATTTの7つの要素をもとに行動することが必要となる。
○
14
一人でも多くの負傷者を救命するためには4Tを迅速に展開すること。
✖️
15
看護にあたっても、災害の規模、負傷者の数、現場から病院までの距離と交通事情、受け入れ病院の状況などを考え、後方施設への搬送を行 うのか、応急処置を優先させるのかを臨機応変に判断すると危険である。
✖️
16
看護活動を円滑に進めるためには、CSCAが必要となる。
○
17
超急性期は突然で混乱しているため感染症対策は現場が落ち着いてからでよい。
✖️
18
避難所とは人が災害より生活を守るために移動する場所で、住居が 被害を受けた場合などに一時的に生活する場所である。
○
19
福祉避難所とは既存の建物を活用し、介護の必要な高齢者や障害者など一般避難所では生活に支障をきたす人に対してケアが行われる。
○
20
災害要配慮者とは高齢者・障害者・乳幼児その他の特に配慮を要す る者と定義している。その他の特に配慮を要する者としては子供、妊産 婦、傷病者、難病者、地理に疎い外国人や旅行者などが想定される。
○
21
災害発生後、避難先の体育館で生活を始めた高齢者への対応で最も適切なのはどれか。
トイレに近い場所を確保する。
22
災害の慢性期(復興期)における避難所内の看護師の役割で最も適切なのはどれか。
感染予防
23
災害医療について正しいのはどれか。
医療計画の中に災害医療が含まれる。
24
災害拠点病院の説明で正しいのはどれか。
広域搬送の体制を備えている。
25
35歳の男性。震度6強の地震発生36時間後、がれきの下から救出さ れ、病院に搬入された。長時間両大腿部が圧迫されていたため、下肢に知 覚・運動障害を認めたが、意識は清明で呼吸と循環動態は安定していた。 入院後、両下肢が著しく腫脹し、赤褐色尿を認め、全身状態が急速に悪化 した。血液検査で血清クレアチンキナーゼ(CK)値と血清カリウム値と が急激に上昇した。最も考えられるのはどれか。
挫滅症候群(クラッシュ症候群)
26
大地震後、自家用車内での生活を余儀なくされた避難住民への肺塞 栓症予防の生活指導で適切なのはどれか。
座っている間も積極的に足の運動をする。
27
災害急性期に看護師が行う対応で最も適切なのはどれか。
災害現場の安全を確保する。
28
大規模災害時のトリアージで緊急度が最も高いと判断されるのはど れか。
自発呼吸はあるが橈骨動脈は触知できない。
29
大震災発生後1週、約300人の被災者が小学校の体育館に避難している。この時点で看護師が行う支援として最も適切なのはどれか。
感染症対策
30
大規模災害発生後2か月が経過し、応急仮設住宅で生活を始めた被災地の住民に出現する可能性が高い健康問題はどれか。
慢性疾患の悪化
31
行動年齢よりしっかりした行動とろうとする。
✖️
32
手足が動かなくなる、意識障害、各部の痛み、夜尿など、さまざま な身体症状
○
33
現実にはないことを言い出す(マジカルシンキング)
○
34
その体験を思わせる遊びや話を繰り返す、いわゆる災害ごっこをすることがある
○
35
突然パニックになることはめったにない
✖️
36
明るい将来を思い描くことができず悲観的に考えやすいが直ぐに復活する。
✖️
37
加齢による生理機能の低下により、けがや病気になりやすい。
○
38
加齢による生理機能の低下により、けがや病気になりやすい
○
39
睡眠不良はあるがや食欲など基本的な欲求は向上する。
✖️
40
喪失感を深めやすい.
○
41
外国人に必要な支援として支援として「やさしい日本語」「文化・言葉に配慮した避難所生活」「正確な情報を母語で確認できる環境の構築」 「三つの壁」言葉の壁・制度の壁・心の壁があるといわれる
○
42
トリアージとは最大多数の傷病者に最善の医療を提供するため、限 られた人的・物的資源を最大限に活用し傷病の緊急度や重症度を迅速に評 価し、治療は搬送の優先順位の決定を行うこと
○
43
一次トリアージはPAT法 二次トリアージはSTARTという
✖️
44
START法は先ず歩行の可否で判断する
○
45
トリアージは静的過程であり現時点の優先順位である
✖️
46
歩行可能:呼吸回数15/分:脈拍60/分:従命反応あり緑である
○
47
歩行不可:呼吸回数25/分:脈拍150/分:従命反応あり黄色である
✖️
48
歩行可能:呼吸回数20/分:脈拍130/分:従命反応あり緑である
✖️
49
歩行可能:呼吸回数 7/分:脈拍 110/分:従命反応あり黄色である
✖️
50
歩行不可:呼吸回数 0/分:脈拍 脈拍触知不可 従命反応なし赤である
✖️
51
急性ストレス障害(ASD)は一過性の過剰なストレス反応、被災後1ヵ月以上続く場合である。
✖️
52
心的外傷後ストレス障害(PTSD)は症状が、2日後から4週間後以内で精神科医や心理療法士などに専門的な治療が必要となる。
✖️
53
福祉避難所では移動や生活に困難をきたす高齢者(認知症・生活困窮者)を受け入れる
○
54
災害で家族を亡くした遺族はサバイバーズギルトと呼ばれ、生き残ったことへの罪悪感を覚えることが知られている。
○
55
自宅避難者に対する看護の役割は第一に命の安全を優先にアセスメントする。
○
56
支援者のストレス反応として「私にしかできない状態」や「燃え尽き症候群」「被災者離れ症候群」「もとに戻れない状態」の4つがある。
○
57
Aさん74歳女性 視覚障害は光と輪郭が分かる程度です。食事の準備や室内の移動は自立しています。この方は近所の方と避難してきまし た。看護師の対応で適切なのは?
Aさんにはトイレに近い場所を割り当てる。
58
圧迫する場所:( 1 )
胸の下半分
59
圧迫する深さ:少なくとも( 2 )で6cmを超えない
5cm
60
圧迫の速さ:1分間に( 3 )
100〜120
61
リコイル:( 4 )を行う事
圧迫解除
62
( 5 )にする事
中断時間を最小限
63
( 6 )交代する事
疲れる前に
64
BLSについて正しいものはどれか?次のア~エから選び、解答欄に答えなさい
新型コロナ流行中なので、すべての傷病者は感染の疑いがあるものとし て対応する。