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精神看護学方法論 3

精神看護学方法論 3
35問 • 1年前
  • ゆい
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    問題一覧

  • 1

    薬物療法 抗うつ薬 ●抗うつ薬のその他の適応 ・全般性不安障害、パニック障害、強迫性障害などを適応疾患とするものがある ・従来、抗不安薬が主に用いられていたが、効果の限界、それに不随する長期投与、多剤大量投与、耐性化、依存性などから、中長期的な治療では、(   )の使用が標準となってきている

    抗うつ薬

  • 2

    薬物療法 睡眠薬 ●有害反応 ・ベンゾジアゼピン系薬物:催眠作用、抗不安作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用を併せもつ。これらの作用が不適切な状況と程度で出現時、有害事象となる例:集中困難、記憶障害、反射力低下、眠気、めまい、ふらつき、脱力感、 倦怠感 ・特に高齢者では、薬物の効果の持ち越しが生じやすく、筋弛緩作用が起床時に残っていれば、歩行や姿勢保持困難→ふらつき、転倒 ・催眠作用の残存→日中の眠気→睡眠覚醒リズム乱す→高齢者ではせん妄を誘発 ・(    ):長期間、睡眠薬を服用している場合、急に飲むのを やめるとさらに不眠がひどくなる

    反跳性睡眠

  • 3

    薬物療法 抗不安薬 ●特徴 ・不安障害の治療に用いられ、ほとんどがベンゾジアゼピン系薬物 ・長も適応となるのは、パニック障害における(    )であり、発作時に頓用する。 ・抗不安薬の耐性を避けるため、抗うつ薬を使用することが推奨。 ●有害反応 ・睡眠薬と同様の有害反応が生じる危険性がある ・連用による耐性や依存の問題もあり、必要最小量かつ短時間の使用が望ましい

    不安発作

  • 4

    薬物療法 ADHD治療薬 ・脳内の神経伝達物質のドパミンや/ルアドレナリンの量を増やしたり、ノルアドレナリンの伝達を増強したりすることで、不注意や多動性、衝動性などのADHDの症状を改善する。 ・メチルフェニデートとリスデキサンフェタミンは、リスクが低いが(   )があるため、患者登録をしたうえで、資格をもつ医師のみが処方可能。

    依存性

  • 5

    服薬に対する看護のポイント ●コンプライアンスとアドヒアランス ・(     ):患者が治療者の指示や忠告を従順に まもること、処方された薬をきちんと飲むこと、またその遵守 度をあわらす言葉 例:服薬コンプライアンスが高い(よい)/低い(悪い) ・(     ):患者がより能動的に治療過程を理解 して服薬することをあわらす言葉。患者が医療者との相互 ミュニケーションのなかでの治療方針を了解して従うというニュアンスがある。 現在は、コンプライアンスのような一方的な意味合いの言葉を避け、(    )が使われるようになってきている。

    コンプライアンス、アドヒアランス、アドヒアランス

  • 6

    服薬に対する看護のポイント ●患者と治療者の関係性に注目した (    )という考え方が注目されている。 ・「一致」「調和」という意味があり、患者と治療者が協力関係をもつこと、患者のもつ病気や治療についての経験や念を重視し、患者の決定を第一に尊重することが重要視される。 <コンプライアンスとアドヒアランス・コンコーダンス> ◆コンプライアンスとアドヒアランスは服薬遵守が正当化された患者の行動(患者は服薬すべきであるという考え)を前提 ◆コンコーダンスは、服薬遵守を絶対視せず、その前に患者の価値観や経験に注目すべきという考え方

    コンコーダンス

  • 7

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ・現在は、修正型電気けいれん療法(modified electroconvulsivetherapy:m-ECT)が主流。 ・筋弛緩薬を用いた(     )で行い、発作が筋活動として 現れないよう、脳内の電気的活動のみにとどめることで、(    )な影響を最小限にする(骨折や脱臼に代表される合 併症を予防)。

    全身麻酔下、身体的

  • 8

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ・作用機序:十分に解明されていないが、頭部への電気的刺激が脳内に発作性放電を誘発することで、脳内の(      ) の量や作用部位の変調が正常化し、脳機能が回復して精神症状が改善すると考えられている。 ・適応は、(    )によってではなく、 (   )や状況に 応じて求められ、各国の精神医学会などが基準を定めている。

    神経伝達物質、疾患、状態像

  • 9

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ・通常、1週間に2~3回、計5~6回から10数回行う。 ・効果は3回以上行ってから明らかになることが多い。 ・効果の高い治療法であるが、時間とともに効果が失われてくるのが欠点で、薬物療法を併用するとともに、悪化する前に追加 で数回実施する(   )なども 行われるようになっている。

    維持電気けいれん療法

  • 10

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ●有害事象と実施時の注意点 ●自律神経系を介して(    )に反応が現れる。心疾患をもつ患者では不整脈の誘発したり、心臓に負荷がかかったりする場合もある。 ・(     )への影響として、一過性健やせん妄がある。 通常は、数日から数週間で消失する。 ・頭痛、筋肉痛、幅気、歯科的問題などあるが、ほとんどの場合、適切な対応により予防することができる。

    循環器系、認知機能

  • 11

    精神療法 精神療法とは、治療者と患者の(    )を通して症状の改善を目指す治療。 ●支持的精神療法 ・精神療法の基本であり、すべての精神療法の中でもっとも重 ・非審判的、非指示的な態度を保つことにより、心理的問題のを目指す治療法。 ・患者が訴える内容を支持的に(  )し、苦悩には(   )を示し、ともに問題点を整理して、必要があれば休養を含め常生活上の指示を行う。

    心理的交流、傾聴、共感

  • 12

    社会療法 ・生活療法または環境療法とも言われることもある。 ・精神疾患による(    )の低下を予防、改善させるためには、症状を改善する薬物療法や精神療法とともに患者が置かれている(   )には社会性があることを前提とし、社会(集団)による治療が必要。 →なぜ、社会による治療が必要? ・症状そのものに起因、若年で発症することによる社会経験の乏しさ、長期療養、就労を含めた社会活動の機会の減少

    社会機能、環境

  • 13

    社会療法 •作業療法(OT: Occupational Therapy) ・目的:精神障害者が(   )の障害になっていることを作業を通して自分なりの適応の仕方を見いだすことにある。 ・対象:原則、全ての精神疾患をもつ人。 (     )に基づいて、作業療法士、看護師の指導により行われる。 ・時期:急性期を過ぎ、回復に向かう時期 ・活動内容:回復時期や患者のニーズを考慮 例:生活リズムの回復、精神症状の軽減、ものをつくる楽しさ、 達成感を得る、退院や社会生活に向け、現実検討や生活技能の獲得

    生活上、医師の処方

  • 14

    芸術療法 ・芸術活動を治療媒体として使用する療法 ・目的: \精神障害によって損なわれた(   )を取り戻すことや 患者と治療者とのコミュニケーションの形成、単調になりやすい入院生活に楽しみを与えること。 作品の制作を通して自己実現を見いだすという精神療法的な治療的 意義もある。

    その人らしさ

  • 15

    芸術療法 ●芸術療法の種類 ・音楽療法、絵画療法、コラージュ療法、箱庭療法など ・実施時のポイント 作品や身体の動きといった(    )な自己表現による治療法であるため、患者の創造性を引き出し、情緒を豊かにすることができる。 <表出された作品や身体の動きの巧拙ではなく、患者の(    )できるよう見守り支えていくことが重要。 患者の反応は治療のプロセスであり、成果でもある。

    非言語的な、想いを表現

  • 16

    社会生活技能訓練 (SST : Social Skills training) ・よりよい社会生活を送るために必要な学習理論に基づいて、(   )の獲得を目指す認知行動療法の一つ。 ・対人関係における適切な行動だけでなく、病状把握や服薬管理などの自己管理技能を学び、(   )を向上させ、(   )を防ぐ目的もある。

    対人技能、生活の質、再発、

  • 17

    社会生活技能訓練 (SST : Social Skills training) ・統合失調症などの精神疾患は、薬物療法や精神療法によって症状が改善した後も、対人関係のぎごちなさや日常生活の課題に対処する能力が障害される(   )。 ・そのため家、学校、職場などでの対人関係がうまくいかず、社会に適応できず、それがストレスとなり再発をまねくことがある。 ・SSTは(   )の克服を目指すリハビリテーションに属する 治療法の一つ。 同じ言葉

    生活障害

  • 18

    精神看護領域における看護過程 計画立案 ・精神疾患を抱えた患者を看護するには、疾患や障害だけでなく、 患者の(  )や(   )面などさまざまな側面から患者を理解することが必要。

    生活、心理

  • 19

    摂食障害 ●摂食障害(eating disorder:ED)とは: (  )に重篤な障害を呈する精神疾患 ●主な分類(DSM-5) ・神経性やせ症(anorexia nervosa: AN) ・神経性過食症(bulimia nervosa: BN) • 過食性障害 (binge-eating disorder: BED)

    食行動

  • 20

    摂食障害 ●疫学 ・好発年齢:10代後半~20代前半、 (   )、中高年、長期化・重症化 ・男女比:女性>男性(女性の1/10) ・(   )に多い ・受診患者数の推計値 ・2014~2015年(安ら):約2万4500人(AN:約1万2700/BN:約4600/BED:約 1100人) →1998年の調査結果と比較して大きな差は認められず →痩身がもてはやされる今日の社会で、未受診や治療中断事例の多さを考慮すると、実態把握困難な疾患

    低年齢化、先進国

  • 21

    摂食障害 ●発生要因 *単一ではなく多様な要因が絡み合って発症する ①(     )要因:遺伝的素因、脳内セロトニン機能低下、中枢性摂食調節機構の異常など ②(   )要因:自己評価の低さ、パーソナリティ特性(例:完璧主義)、外傷的養育体験(養育者からの極端な干渉・放任、虐待など)、女性性の成熟拒否 ③(    )要因:ダイエット文化の影響(やせている ことへの称賛)、ダイエットに関するメディアの発言、痩身を要求する集団からのプレッシャーなど

    生物学的、心理的、社会•文化的

  • 22

    摂食障害 ●分類と特徴 2) 神経性過食症 ・食べることを抑制できないという感覚を伴う(    )が繰り返される。 ・一方、体重の増加が気になり、それを防ぐために不適切な (    )を伴う(自己誘発性吐、下剤や腸剤、利尿剤の乱用、絶食や過剰な運動等)。 3) 過食性障害 ・神経性過食症と同様に過食が繰り返されるが、不適切な代償行動は伴わない

    過食エピソード、代謝行動

  • 23

    摂食障害 ●食行動異常に不随する症状 2) 行動面 ・(   )の変化:摂取量の減少、低カロリー食品の選択、 食べ方・順番へのこだわり、食事時間の延長、食べ物をかむだけで吐き出す(チューイング)、自分は食べずに他者に食べるよう強要、食べかけの食品をため込む (    ):自己誘発性吐、下剤・浣腸・ダイエットサプリ メントの使用、長風呂 など ・過活動 ・問題行動:自傷行為、自殺企図、アルコールや薬物乱用など

    食行動、排出行動

  • 24

    摂食障害 ●食行動異常に不随する症状 3)精神面 ・( )の変化:やせているのに太って いると認識する →ますますやせることに執着する ・体重の増減にとらわれている状態に対して病気であると認識できない ・思考力・記憶力の低下(認知機能の障害) →強迫的なこだわりが強まる

    ボディイメージ

  • 25

    摂食障害の人への看護~人の害会 ●看護の視点 ①心理的要素 ◆患者の心理:食行動の考え方が複雑に揺れ動いたり、摂食障害の診断をうけることに抵抗を感じたり、食行動に介入されることに強い心理的な抵抗や苦痛を感じることがある。 ◆治療への抵抗は、看護師などにとって負担になり、患者に治療の意欲がないことを感じることは治療関係の構築を難しくする。 ▶患者を言頼、考えを理解し、苦痛に寄り添いながら、一貫した温かく、(   )でない態度で支援。 >ルールを厳守するあまり、患者に支配的・高圧的にならないように注意。

    評価的

  • 26

    摂食障害の人への看護 ●看護の視点 ①心理的要素 ・入院治療では、看護スタッフが患者と過ごす時間が長い。 ▶日常的な関わりの中から、患者の治療動機につながるような考えを見つけて話し合う、患者が努力して達成したことを適切に優めるなどにて、(   )への意欲を高めることができる。 >認知行動療法のアプローチを取り入れて、異常な食行動につながる考えやきっかけ、そういった行動をとらない方法について話し合うことで、治療をサポートする。

    治療

  • 27

    摂食障害の人への看護 ●看護の視点 ②身体的要素 >入院環境での過ごし方の観察、教育 ・代償行為としての過剰な運動、下痢・利尿薬などの使用有無の観察。 ・下剤の頻繁使用患者には、下剤に摂取エネルギーを減らす効果はないことを教育 ▶身体能力の評価 ・著しい低体重では筋力低下、容易に疲労するため、(    )を適切に評宙

    ADL

  • 28

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害:アルコールや覚醒剤など、本来は体内に存在しない物質の摂取によって脳に影響を及ぼすことで生じる精神障害 ・物質誘発性障害:物質使用に伴い心身に現れる障害であり、その物質の直接の薬理作用による場合( )、その物質を急に中止することによる場合( )、持続的に使用しているうちに出現してくる場合、などがある。 ・物質使用障害:その物質を使用するという行動自体が問題とされるもので、酩酊や陶酔感などの快反応を得るために、許容されない使用を行う場合( )、有害な使用が繰り返される結果生じる( )に分かれる。

    中毒症状、離脱症状、有害な使用、依存

  • 29

    物質関連障害および嗜癖性障害群 【代表的物質とその症状の特徴】 (1)アルコール ●慢性かつ大量使用による心身への影響 ・身体疾患:肝障害(肝硬変など)、膵炎、糖尿病、栄養障害(ビタミン欠乏症など)、酩酊時の頭部外傷による慢性硬膜下血腫など ・精神面:ウェルニッケーコルサコフ症候群、アルコール性幻覚症、うつ病、離脱時の精神症状など ・依存症になると、断酒(   )日後くらいから発汗、動悸、発熱、手指振戦などが始まり、続いて(   )の出現(多数の小動物の幻視、意識障害など)

    2、離脱症状

  • 30

    物質関連障害および嗜癖性障害群 【代表的物質とその症状の特徴】 (2)覚醒剤(アンフェタミン、メタンフェタミン) ・使用時に高揚感がもたらされるが、中止すると脱力や抑うつなどの症状が出るため、 (   )が強まる ・長期間中止後でも、不眠やストレス下での幻覚や妄想状態が再現されることもある (   ) ・近年、静脈注射ではなく、加熱吸煙による摂取方法が広まる女性がダイエット目的で使用するケースもある →覚醒剤使用が拡大

    精神的依存、フラッシュバック

  • 31

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●これからのかかわり ・2013年 アルコール健康障害対策基本法が策定 ・2018年 アルコール依存症における新規ガイドラインが制定 →大きな変化の時期を迎えている ・(       )(本来治療が必要にも関わらず、治療にかかって いない人)の解消がひとつの大きなテーマとして注目されている。 ・日本にもAAに加えて断酒会という我が国特有の自助グループもあり、日本の抱える課題の解消に大きな役割を担っている。 ・アルコール依存症を(     )と捉えて理解、偏見を払拭して、 社会全体でポジティブに治療を応援できるような理解や啓発活動が広がるとよい。

    トリートメントギャップ、回復できる病気

  • 32

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の治療 「物質の有害な使用をしないこと、発症予防が基本」 ①中毒症状、離脱症状に対する治療 ②有害な使用・依存からの回復 ・物質使用者は使用に伴う問題に直面しょうとせず(   )、 なかなか治療開始に至らないことが多い。 ・家族の行為(他者への迷惑行為に対する「尻ぬぐい」)が、結果的に本人の問題への直面化を遅らせる要因となる場合もある。 →家族教室などを通じた家族との協力体制づくりが重要

    否認

  • 33

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の治療 ②有害な使用・依存からの回復 ・かつて、患者が生命・身体・社会的な危機感を抱く(底つき体験)まで、依存症の治療は始まらないといわれた。 ・今日、アルコール依存症に対しては、断酒ではなく、飲酒量軽減を目標にした介入も実施されてきている。 ・入院治療:離脱症状や合併症の治療、薬物教育、生活リズムの回復を目的とする各種プログラムの実施。自助グループなどの紹介、試験的な通所が勧められる。 ・退院後:薬物を使用せず、生活の維持を目標とした治療。 (    )の役割が大きい。

    自目グループ

  • 34

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の看護の視点 ・薬物療法は、いまだ補助的 ・医学面、心理面、社会面を総合する視点からの(      )が必要 ・依存症についての理解を深め、適切な関係を築く技術や配慮が必要 ・患者の気持ちに寄り添い、よい関係を築く中で適切な専門的助言を行う

    チームアプローチ

  • 35

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の看護の視点 ・アディクションをもたらす「物質」や「行為」が法に触れる場合、アディクション問題をもつ人について「病気をもつ人」というよりも「犯罪者」として社会で取り上げられることが多い。 ・精神保健上の健康問題としては、物質や行為の内容による症状の違いはあれど、違法であれ合法であれ、同じような特徴をもつ健康上の問題である。 >看護:その行為の良し悪しについて偏った判断をするのではなく、その人の健康回復に向けて( )、non- judgmental(ノンジャッジメンタル)」な姿勢や治療環境が重要。

    中立的

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  • 1

    薬物療法 抗うつ薬 ●抗うつ薬のその他の適応 ・全般性不安障害、パニック障害、強迫性障害などを適応疾患とするものがある ・従来、抗不安薬が主に用いられていたが、効果の限界、それに不随する長期投与、多剤大量投与、耐性化、依存性などから、中長期的な治療では、(   )の使用が標準となってきている

    抗うつ薬

  • 2

    薬物療法 睡眠薬 ●有害反応 ・ベンゾジアゼピン系薬物:催眠作用、抗不安作用、筋弛緩作用、抗けいれん作用を併せもつ。これらの作用が不適切な状況と程度で出現時、有害事象となる例:集中困難、記憶障害、反射力低下、眠気、めまい、ふらつき、脱力感、 倦怠感 ・特に高齢者では、薬物の効果の持ち越しが生じやすく、筋弛緩作用が起床時に残っていれば、歩行や姿勢保持困難→ふらつき、転倒 ・催眠作用の残存→日中の眠気→睡眠覚醒リズム乱す→高齢者ではせん妄を誘発 ・(    ):長期間、睡眠薬を服用している場合、急に飲むのを やめるとさらに不眠がひどくなる

    反跳性睡眠

  • 3

    薬物療法 抗不安薬 ●特徴 ・不安障害の治療に用いられ、ほとんどがベンゾジアゼピン系薬物 ・長も適応となるのは、パニック障害における(    )であり、発作時に頓用する。 ・抗不安薬の耐性を避けるため、抗うつ薬を使用することが推奨。 ●有害反応 ・睡眠薬と同様の有害反応が生じる危険性がある ・連用による耐性や依存の問題もあり、必要最小量かつ短時間の使用が望ましい

    不安発作

  • 4

    薬物療法 ADHD治療薬 ・脳内の神経伝達物質のドパミンや/ルアドレナリンの量を増やしたり、ノルアドレナリンの伝達を増強したりすることで、不注意や多動性、衝動性などのADHDの症状を改善する。 ・メチルフェニデートとリスデキサンフェタミンは、リスクが低いが(   )があるため、患者登録をしたうえで、資格をもつ医師のみが処方可能。

    依存性

  • 5

    服薬に対する看護のポイント ●コンプライアンスとアドヒアランス ・(     ):患者が治療者の指示や忠告を従順に まもること、処方された薬をきちんと飲むこと、またその遵守 度をあわらす言葉 例:服薬コンプライアンスが高い(よい)/低い(悪い) ・(     ):患者がより能動的に治療過程を理解 して服薬することをあわらす言葉。患者が医療者との相互 ミュニケーションのなかでの治療方針を了解して従うというニュアンスがある。 現在は、コンプライアンスのような一方的な意味合いの言葉を避け、(    )が使われるようになってきている。

    コンプライアンス、アドヒアランス、アドヒアランス

  • 6

    服薬に対する看護のポイント ●患者と治療者の関係性に注目した (    )という考え方が注目されている。 ・「一致」「調和」という意味があり、患者と治療者が協力関係をもつこと、患者のもつ病気や治療についての経験や念を重視し、患者の決定を第一に尊重することが重要視される。 <コンプライアンスとアドヒアランス・コンコーダンス> ◆コンプライアンスとアドヒアランスは服薬遵守が正当化された患者の行動(患者は服薬すべきであるという考え)を前提 ◆コンコーダンスは、服薬遵守を絶対視せず、その前に患者の価値観や経験に注目すべきという考え方

    コンコーダンス

  • 7

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ・現在は、修正型電気けいれん療法(modified electroconvulsivetherapy:m-ECT)が主流。 ・筋弛緩薬を用いた(     )で行い、発作が筋活動として 現れないよう、脳内の電気的活動のみにとどめることで、(    )な影響を最小限にする(骨折や脱臼に代表される合 併症を予防)。

    全身麻酔下、身体的

  • 8

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ・作用機序:十分に解明されていないが、頭部への電気的刺激が脳内に発作性放電を誘発することで、脳内の(      ) の量や作用部位の変調が正常化し、脳機能が回復して精神症状が改善すると考えられている。 ・適応は、(    )によってではなく、 (   )や状況に 応じて求められ、各国の精神医学会などが基準を定めている。

    神経伝達物質、疾患、状態像

  • 9

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ・通常、1週間に2~3回、計5~6回から10数回行う。 ・効果は3回以上行ってから明らかになることが多い。 ・効果の高い治療法であるが、時間とともに効果が失われてくるのが欠点で、薬物療法を併用するとともに、悪化する前に追加 で数回実施する(   )なども 行われるようになっている。

    維持電気けいれん療法

  • 10

    電気けいれん療法 (electroconvulsive therapy: ECT) ●有害事象と実施時の注意点 ●自律神経系を介して(    )に反応が現れる。心疾患をもつ患者では不整脈の誘発したり、心臓に負荷がかかったりする場合もある。 ・(     )への影響として、一過性健やせん妄がある。 通常は、数日から数週間で消失する。 ・頭痛、筋肉痛、幅気、歯科的問題などあるが、ほとんどの場合、適切な対応により予防することができる。

    循環器系、認知機能

  • 11

    精神療法 精神療法とは、治療者と患者の(    )を通して症状の改善を目指す治療。 ●支持的精神療法 ・精神療法の基本であり、すべての精神療法の中でもっとも重 ・非審判的、非指示的な態度を保つことにより、心理的問題のを目指す治療法。 ・患者が訴える内容を支持的に(  )し、苦悩には(   )を示し、ともに問題点を整理して、必要があれば休養を含め常生活上の指示を行う。

    心理的交流、傾聴、共感

  • 12

    社会療法 ・生活療法または環境療法とも言われることもある。 ・精神疾患による(    )の低下を予防、改善させるためには、症状を改善する薬物療法や精神療法とともに患者が置かれている(   )には社会性があることを前提とし、社会(集団)による治療が必要。 →なぜ、社会による治療が必要? ・症状そのものに起因、若年で発症することによる社会経験の乏しさ、長期療養、就労を含めた社会活動の機会の減少

    社会機能、環境

  • 13

    社会療法 •作業療法(OT: Occupational Therapy) ・目的:精神障害者が(   )の障害になっていることを作業を通して自分なりの適応の仕方を見いだすことにある。 ・対象:原則、全ての精神疾患をもつ人。 (     )に基づいて、作業療法士、看護師の指導により行われる。 ・時期:急性期を過ぎ、回復に向かう時期 ・活動内容:回復時期や患者のニーズを考慮 例:生活リズムの回復、精神症状の軽減、ものをつくる楽しさ、 達成感を得る、退院や社会生活に向け、現実検討や生活技能の獲得

    生活上、医師の処方

  • 14

    芸術療法 ・芸術活動を治療媒体として使用する療法 ・目的: \精神障害によって損なわれた(   )を取り戻すことや 患者と治療者とのコミュニケーションの形成、単調になりやすい入院生活に楽しみを与えること。 作品の制作を通して自己実現を見いだすという精神療法的な治療的 意義もある。

    その人らしさ

  • 15

    芸術療法 ●芸術療法の種類 ・音楽療法、絵画療法、コラージュ療法、箱庭療法など ・実施時のポイント 作品や身体の動きといった(    )な自己表現による治療法であるため、患者の創造性を引き出し、情緒を豊かにすることができる。 <表出された作品や身体の動きの巧拙ではなく、患者の(    )できるよう見守り支えていくことが重要。 患者の反応は治療のプロセスであり、成果でもある。

    非言語的な、想いを表現

  • 16

    社会生活技能訓練 (SST : Social Skills training) ・よりよい社会生活を送るために必要な学習理論に基づいて、(   )の獲得を目指す認知行動療法の一つ。 ・対人関係における適切な行動だけでなく、病状把握や服薬管理などの自己管理技能を学び、(   )を向上させ、(   )を防ぐ目的もある。

    対人技能、生活の質、再発、

  • 17

    社会生活技能訓練 (SST : Social Skills training) ・統合失調症などの精神疾患は、薬物療法や精神療法によって症状が改善した後も、対人関係のぎごちなさや日常生活の課題に対処する能力が障害される(   )。 ・そのため家、学校、職場などでの対人関係がうまくいかず、社会に適応できず、それがストレスとなり再発をまねくことがある。 ・SSTは(   )の克服を目指すリハビリテーションに属する 治療法の一つ。 同じ言葉

    生活障害

  • 18

    精神看護領域における看護過程 計画立案 ・精神疾患を抱えた患者を看護するには、疾患や障害だけでなく、 患者の(  )や(   )面などさまざまな側面から患者を理解することが必要。

    生活、心理

  • 19

    摂食障害 ●摂食障害(eating disorder:ED)とは: (  )に重篤な障害を呈する精神疾患 ●主な分類(DSM-5) ・神経性やせ症(anorexia nervosa: AN) ・神経性過食症(bulimia nervosa: BN) • 過食性障害 (binge-eating disorder: BED)

    食行動

  • 20

    摂食障害 ●疫学 ・好発年齢:10代後半~20代前半、 (   )、中高年、長期化・重症化 ・男女比:女性>男性(女性の1/10) ・(   )に多い ・受診患者数の推計値 ・2014~2015年(安ら):約2万4500人(AN:約1万2700/BN:約4600/BED:約 1100人) →1998年の調査結果と比較して大きな差は認められず →痩身がもてはやされる今日の社会で、未受診や治療中断事例の多さを考慮すると、実態把握困難な疾患

    低年齢化、先進国

  • 21

    摂食障害 ●発生要因 *単一ではなく多様な要因が絡み合って発症する ①(     )要因:遺伝的素因、脳内セロトニン機能低下、中枢性摂食調節機構の異常など ②(   )要因:自己評価の低さ、パーソナリティ特性(例:完璧主義)、外傷的養育体験(養育者からの極端な干渉・放任、虐待など)、女性性の成熟拒否 ③(    )要因:ダイエット文化の影響(やせている ことへの称賛)、ダイエットに関するメディアの発言、痩身を要求する集団からのプレッシャーなど

    生物学的、心理的、社会•文化的

  • 22

    摂食障害 ●分類と特徴 2) 神経性過食症 ・食べることを抑制できないという感覚を伴う(    )が繰り返される。 ・一方、体重の増加が気になり、それを防ぐために不適切な (    )を伴う(自己誘発性吐、下剤や腸剤、利尿剤の乱用、絶食や過剰な運動等)。 3) 過食性障害 ・神経性過食症と同様に過食が繰り返されるが、不適切な代償行動は伴わない

    過食エピソード、代謝行動

  • 23

    摂食障害 ●食行動異常に不随する症状 2) 行動面 ・(   )の変化:摂取量の減少、低カロリー食品の選択、 食べ方・順番へのこだわり、食事時間の延長、食べ物をかむだけで吐き出す(チューイング)、自分は食べずに他者に食べるよう強要、食べかけの食品をため込む (    ):自己誘発性吐、下剤・浣腸・ダイエットサプリ メントの使用、長風呂 など ・過活動 ・問題行動:自傷行為、自殺企図、アルコールや薬物乱用など

    食行動、排出行動

  • 24

    摂食障害 ●食行動異常に不随する症状 3)精神面 ・( )の変化:やせているのに太って いると認識する →ますますやせることに執着する ・体重の増減にとらわれている状態に対して病気であると認識できない ・思考力・記憶力の低下(認知機能の障害) →強迫的なこだわりが強まる

    ボディイメージ

  • 25

    摂食障害の人への看護~人の害会 ●看護の視点 ①心理的要素 ◆患者の心理:食行動の考え方が複雑に揺れ動いたり、摂食障害の診断をうけることに抵抗を感じたり、食行動に介入されることに強い心理的な抵抗や苦痛を感じることがある。 ◆治療への抵抗は、看護師などにとって負担になり、患者に治療の意欲がないことを感じることは治療関係の構築を難しくする。 ▶患者を言頼、考えを理解し、苦痛に寄り添いながら、一貫した温かく、(   )でない態度で支援。 >ルールを厳守するあまり、患者に支配的・高圧的にならないように注意。

    評価的

  • 26

    摂食障害の人への看護 ●看護の視点 ①心理的要素 ・入院治療では、看護スタッフが患者と過ごす時間が長い。 ▶日常的な関わりの中から、患者の治療動機につながるような考えを見つけて話し合う、患者が努力して達成したことを適切に優めるなどにて、(   )への意欲を高めることができる。 >認知行動療法のアプローチを取り入れて、異常な食行動につながる考えやきっかけ、そういった行動をとらない方法について話し合うことで、治療をサポートする。

    治療

  • 27

    摂食障害の人への看護 ●看護の視点 ②身体的要素 >入院環境での過ごし方の観察、教育 ・代償行為としての過剰な運動、下痢・利尿薬などの使用有無の観察。 ・下剤の頻繁使用患者には、下剤に摂取エネルギーを減らす効果はないことを教育 ▶身体能力の評価 ・著しい低体重では筋力低下、容易に疲労するため、(    )を適切に評宙

    ADL

  • 28

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害:アルコールや覚醒剤など、本来は体内に存在しない物質の摂取によって脳に影響を及ぼすことで生じる精神障害 ・物質誘発性障害:物質使用に伴い心身に現れる障害であり、その物質の直接の薬理作用による場合( )、その物質を急に中止することによる場合( )、持続的に使用しているうちに出現してくる場合、などがある。 ・物質使用障害:その物質を使用するという行動自体が問題とされるもので、酩酊や陶酔感などの快反応を得るために、許容されない使用を行う場合( )、有害な使用が繰り返される結果生じる( )に分かれる。

    中毒症状、離脱症状、有害な使用、依存

  • 29

    物質関連障害および嗜癖性障害群 【代表的物質とその症状の特徴】 (1)アルコール ●慢性かつ大量使用による心身への影響 ・身体疾患:肝障害(肝硬変など)、膵炎、糖尿病、栄養障害(ビタミン欠乏症など)、酩酊時の頭部外傷による慢性硬膜下血腫など ・精神面:ウェルニッケーコルサコフ症候群、アルコール性幻覚症、うつ病、離脱時の精神症状など ・依存症になると、断酒(   )日後くらいから発汗、動悸、発熱、手指振戦などが始まり、続いて(   )の出現(多数の小動物の幻視、意識障害など)

    2、離脱症状

  • 30

    物質関連障害および嗜癖性障害群 【代表的物質とその症状の特徴】 (2)覚醒剤(アンフェタミン、メタンフェタミン) ・使用時に高揚感がもたらされるが、中止すると脱力や抑うつなどの症状が出るため、 (   )が強まる ・長期間中止後でも、不眠やストレス下での幻覚や妄想状態が再現されることもある (   ) ・近年、静脈注射ではなく、加熱吸煙による摂取方法が広まる女性がダイエット目的で使用するケースもある →覚醒剤使用が拡大

    精神的依存、フラッシュバック

  • 31

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●これからのかかわり ・2013年 アルコール健康障害対策基本法が策定 ・2018年 アルコール依存症における新規ガイドラインが制定 →大きな変化の時期を迎えている ・(       )(本来治療が必要にも関わらず、治療にかかって いない人)の解消がひとつの大きなテーマとして注目されている。 ・日本にもAAに加えて断酒会という我が国特有の自助グループもあり、日本の抱える課題の解消に大きな役割を担っている。 ・アルコール依存症を(     )と捉えて理解、偏見を払拭して、 社会全体でポジティブに治療を応援できるような理解や啓発活動が広がるとよい。

    トリートメントギャップ、回復できる病気

  • 32

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の治療 「物質の有害な使用をしないこと、発症予防が基本」 ①中毒症状、離脱症状に対する治療 ②有害な使用・依存からの回復 ・物質使用者は使用に伴う問題に直面しょうとせず(   )、 なかなか治療開始に至らないことが多い。 ・家族の行為(他者への迷惑行為に対する「尻ぬぐい」)が、結果的に本人の問題への直面化を遅らせる要因となる場合もある。 →家族教室などを通じた家族との協力体制づくりが重要

    否認

  • 33

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の治療 ②有害な使用・依存からの回復 ・かつて、患者が生命・身体・社会的な危機感を抱く(底つき体験)まで、依存症の治療は始まらないといわれた。 ・今日、アルコール依存症に対しては、断酒ではなく、飲酒量軽減を目標にした介入も実施されてきている。 ・入院治療:離脱症状や合併症の治療、薬物教育、生活リズムの回復を目的とする各種プログラムの実施。自助グループなどの紹介、試験的な通所が勧められる。 ・退院後:薬物を使用せず、生活の維持を目標とした治療。 (    )の役割が大きい。

    自目グループ

  • 34

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の看護の視点 ・薬物療法は、いまだ補助的 ・医学面、心理面、社会面を総合する視点からの(      )が必要 ・依存症についての理解を深め、適切な関係を築く技術や配慮が必要 ・患者の気持ちに寄り添い、よい関係を築く中で適切な専門的助言を行う

    チームアプローチ

  • 35

    物質関連障害および嗜癖性障害群 ●物質関連障害の看護の視点 ・アディクションをもたらす「物質」や「行為」が法に触れる場合、アディクション問題をもつ人について「病気をもつ人」というよりも「犯罪者」として社会で取り上げられることが多い。 ・精神保健上の健康問題としては、物質や行為の内容による症状の違いはあれど、違法であれ合法であれ、同じような特徴をもつ健康上の問題である。 >看護:その行為の良し悪しについて偏った判断をするのではなく、その人の健康回復に向けて( )、non- judgmental(ノンジャッジメンタル)」な姿勢や治療環境が重要。

    中立的