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東洋医学 東洋医学的診療法と症の立て方P69〜 

東洋医学 東洋医学的診療法と症の立て方P69〜 
15問 • 2年前
  • 稲木美夏
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    問題一覧

  • 1

    四診法とは?

    望診・聞診・問診・切診 (ぼうぶんもんせつ) 望診:視診に相当【神技】    舌診が重要 聞診:【聴診】+【嗅診】【聖技】 問診:問診に相当【工技】 切診:触診に相当【巧技】    脈診・腹診・切経(経絡) ※四診で得た情報から総合的にみて「証」をたてる

  • 2

    四診 望診(神技) (1)神を診るとは?

    意識・精神状態→表情・反応を診る ①得神→正常、軽症 ・目に輝きがあり、言語明瞭、色艶が良い ・予後良 ②失神(気を失う訳ではない)→重症 ・目に艶がなく、言語不明瞭、応答もちぐはぐ、呼吸・声も弱い ・予後不良 ③仮神→重病人、極端に衰弱している人 ・突然、病状が良くなったように見えるもの ・病状が急速に悪化する前触れ

  • 3

    四診 望診(神技) (2)色艶を診るとは?

    顔色、上腕内側の皮膚 ①五臓→五色(青赤黄白黒)     明るく光沢があり潤っている      →予後良好 ②その他→寒熱→赤みが強いほど熱        ↘白みが強いほど寒 ③顔色と五臓 肝:左頬        心:額        脾:鼻        肺:右頬        腎:顎 一定の場所に出やすい (ふきでもの、カサカサ) ※お腹も同じ

  • 4

    四診 望診(神技) (3)体型や動きを診るとは?

    ①体型 強壮:発育良好、血色が良く肌に潤い    がある 虚弱:発育不良、血色悪く、肌に潤い     がない ②動き 陽証・実証・熱証 よく手を動かし、よくしゃべる。服を脱ぎたがる 陰証・虚証・寒証 人と話すのを嫌がる、明るさを嫌う

  • 5

    四診 望診(神技) (4)舌診とは?

    ①舌と臓腑 舌尖:心と肺       舌中部:脾と胃       舌根:腎       舌辺部:肝と胆 ※経脈病症では舌根→「脾」 ②舌質  ア、正常・程よい大きさと厚さがあり     ・淡紅色、薄白苔     ・よく動き、適度に潤う イ、舌質の色 赤い色が濃いほど「熱」 赤色が薄く青みを帯びる「寒」 (赤)熱 深紅色→熱極      赤舌 →熱証    【淡紅色】→正常、表証      淡白舌→寒証、気血の不足      紫舌 →寒証、瘀血 (青)寒 青紫色→寒証、瘀血      紫斑 →瘀血 ウ、形態 ・胖大舌:大きい舌 →歯根がみられることが多い 気虚(しまりのないダラッとした舌) 湿の停滞(パンパンに水が溜まってる舌)=陽虚(虚寒) ・痩薄舌:痩せて小さい舌 →津液の消耗 ・裂紋舌:舌正中溝以外に小さい溝や裂け目がある →熱証(陰虚) エ゙、舌下静脈→怒張→瘀血 ③舌苔 正常→薄白苔 ア、舌苔の色 →色が濃くなるほど裏証または熱が重くなる 白苔→正常、表証、寒証 黄苔→裏証、熱証 灰苔→裏証で熱証または寒証 黒苔→裏証で熱極または寒証 イ、苔質 a、厚さ 薄苔:正常、表証、虚証 厚苔:裏証、実証、(淡湿、食滞) 少苔(薄苔より薄い):陰虚(熱証) b、性質 潤苔:正常、適度に潤うもの 滑苔(過剰に水分がある):湿の停滞              (陽虚) 燥苔(乾燥):津液の消耗       (熱邪、燥邪) 【膩苔】(ねっとりとしてはがれにくい) :湿の停滞、食滞

  • 6

    四診 望診(神技) (4)排泄物の望診とは?

    一般的に ・透明、薄い→寒証(虚証) ・黄色、粘調、汚濁、【臭う】 →熱証(実証)

  • 7

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (1)五声・五音(高さ)とは?

    健康 ・発声が自然で滑らか ・色艶があって伸びやか ・息もなだらか 声に力がない→気虚 発声の異常→肺

  • 8

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (2)呼吸とは?

    健康:ゆったりと深い、雑音がない 呼吸が弱い:呼吸音が低い→虚証 呼吸が荒い:呼吸音が高い→実証 呼吸困難:肺、腎 咳嗽:肺(力のない咳=虚) 喘鳴:肺 短気(気短)(短い息切れ):虚証(肺気虚) 吃逆(しゃっくり):胃気の上逆 噯気(げっぷ):胃気の上逆 噴嚏(くしゃみ):肺気の上昇 太息・嘆息(ため息):肝胆

  • 9

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (3)臭いとは?

    体臭、病臭 五香:臊、焦、香、腥、腐

  • 10

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (4)分泌物・排泄物の臭いとは?

    【臭いが強く】悪臭→【実証、熱証】 臭いが強くやや生臭い→虚証、寒証

  • 11

    四診 問診(工技)とは?

    一般事項(医療面接と同じ) と自覚症状(東洋医学的に聞く) を問う

  • 12

    四診 問診(工技) (1)寒熱を問う

    ①寒 悪寒:温かくしても治らない寒気    発熱を伴うことが多い    寒邪の侵入→表証 畏寒:温かくすると治る寒気    虚寒証(陽虚証)→冷え症    実寒証→冷たい物を摂った、        寒いところに居た ②熱 ・発熱(悪寒は伴わない) ・自覚的な熱感 実熱証:壮熱(持続的な苦痛を伴う高熱:熱中症) 【虚熱症】:陰虚→水・血が足らない       のぼせ、ほてり、潮熱、       五心煩熱 ※潮熱=潮の満ち引きのように上がっtり、下がったりする ③寒熱 【往来寒熱】:半表半裏(悪寒と発熱を繰り返す) 悪寒発熱:悪寒と発熱が同時      悪寒が強い→風寒表証      発熱が強い→風熱表証

  • 13

    四診 問診(工技) (2)汗を問う

    心の液 問診内容:量、部位、時間、汗の有無 (汗無し→固摂の低下、汗有り→気化作用の低下) 自汗→暑くないのに汗をかく    気力減退、精神疲労    気虚:固摂の低下    陽虚:陽の気が足らない 盗汗→寝汗:寝てる時の汗、起きてる       と出ない   陰虚:手足のほてり(五心煩熱)      不眠、咽の乾きを伴う 大汗→大量に汗をかく    実熱:高熱を伴うことが多い 無汗→汗をかかない    気虚:気化作用の低下)

  • 14

    四診 問診(工技) (3)痛み(虚実)を問う

    ①虚実 実痛:急性、鋭痛、激痛、【拒按】    飲食で憎悪 虚痛:慢性、鈍痛、【喜按】    飲食で軽減 ※痛みの喜悪(きあく) 拒按:触れたり、按圧すると痛みが増    強→実証 喜按:按圧すると痛みが軽減・消失    →虚証 喜温:温めると痛みが軽減・消失    →寒証 喜冷:冷やすと痛みが軽減・消失    →熱証

  • 15

    四診 問診(工技) (3)痛み(性質)を問う

    脹痛:張ったよう痛み、膨満感を伴う     痛み→気滞 重痛・沈痛:重だるさを伴う痛み    →湿邪・痰湿 刺痛:針で刺されるような痛み    →瘀血 灼痛:灼熱感を伴う痛み    →熱証 冷痛:冷え寒を伴う痛み    →寒証 【隠痛】:しくしくと長引く痛み      →虚証、気血両虚 【酸痛】:だるい痛み      →湿邪、痰湿、虚証 【掣痛】:つられるような痛み       →肝の病

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  • 1

    四診法とは?

    望診・聞診・問診・切診 (ぼうぶんもんせつ) 望診:視診に相当【神技】    舌診が重要 聞診:【聴診】+【嗅診】【聖技】 問診:問診に相当【工技】 切診:触診に相当【巧技】    脈診・腹診・切経(経絡) ※四診で得た情報から総合的にみて「証」をたてる

  • 2

    四診 望診(神技) (1)神を診るとは?

    意識・精神状態→表情・反応を診る ①得神→正常、軽症 ・目に輝きがあり、言語明瞭、色艶が良い ・予後良 ②失神(気を失う訳ではない)→重症 ・目に艶がなく、言語不明瞭、応答もちぐはぐ、呼吸・声も弱い ・予後不良 ③仮神→重病人、極端に衰弱している人 ・突然、病状が良くなったように見えるもの ・病状が急速に悪化する前触れ

  • 3

    四診 望診(神技) (2)色艶を診るとは?

    顔色、上腕内側の皮膚 ①五臓→五色(青赤黄白黒)     明るく光沢があり潤っている      →予後良好 ②その他→寒熱→赤みが強いほど熱        ↘白みが強いほど寒 ③顔色と五臓 肝:左頬        心:額        脾:鼻        肺:右頬        腎:顎 一定の場所に出やすい (ふきでもの、カサカサ) ※お腹も同じ

  • 4

    四診 望診(神技) (3)体型や動きを診るとは?

    ①体型 強壮:発育良好、血色が良く肌に潤い    がある 虚弱:発育不良、血色悪く、肌に潤い     がない ②動き 陽証・実証・熱証 よく手を動かし、よくしゃべる。服を脱ぎたがる 陰証・虚証・寒証 人と話すのを嫌がる、明るさを嫌う

  • 5

    四診 望診(神技) (4)舌診とは?

    ①舌と臓腑 舌尖:心と肺       舌中部:脾と胃       舌根:腎       舌辺部:肝と胆 ※経脈病症では舌根→「脾」 ②舌質  ア、正常・程よい大きさと厚さがあり     ・淡紅色、薄白苔     ・よく動き、適度に潤う イ、舌質の色 赤い色が濃いほど「熱」 赤色が薄く青みを帯びる「寒」 (赤)熱 深紅色→熱極      赤舌 →熱証    【淡紅色】→正常、表証      淡白舌→寒証、気血の不足      紫舌 →寒証、瘀血 (青)寒 青紫色→寒証、瘀血      紫斑 →瘀血 ウ、形態 ・胖大舌:大きい舌 →歯根がみられることが多い 気虚(しまりのないダラッとした舌) 湿の停滞(パンパンに水が溜まってる舌)=陽虚(虚寒) ・痩薄舌:痩せて小さい舌 →津液の消耗 ・裂紋舌:舌正中溝以外に小さい溝や裂け目がある →熱証(陰虚) エ゙、舌下静脈→怒張→瘀血 ③舌苔 正常→薄白苔 ア、舌苔の色 →色が濃くなるほど裏証または熱が重くなる 白苔→正常、表証、寒証 黄苔→裏証、熱証 灰苔→裏証で熱証または寒証 黒苔→裏証で熱極または寒証 イ、苔質 a、厚さ 薄苔:正常、表証、虚証 厚苔:裏証、実証、(淡湿、食滞) 少苔(薄苔より薄い):陰虚(熱証) b、性質 潤苔:正常、適度に潤うもの 滑苔(過剰に水分がある):湿の停滞              (陽虚) 燥苔(乾燥):津液の消耗       (熱邪、燥邪) 【膩苔】(ねっとりとしてはがれにくい) :湿の停滞、食滞

  • 6

    四診 望診(神技) (4)排泄物の望診とは?

    一般的に ・透明、薄い→寒証(虚証) ・黄色、粘調、汚濁、【臭う】 →熱証(実証)

  • 7

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (1)五声・五音(高さ)とは?

    健康 ・発声が自然で滑らか ・色艶があって伸びやか ・息もなだらか 声に力がない→気虚 発声の異常→肺

  • 8

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (2)呼吸とは?

    健康:ゆったりと深い、雑音がない 呼吸が弱い:呼吸音が低い→虚証 呼吸が荒い:呼吸音が高い→実証 呼吸困難:肺、腎 咳嗽:肺(力のない咳=虚) 喘鳴:肺 短気(気短)(短い息切れ):虚証(肺気虚) 吃逆(しゃっくり):胃気の上逆 噯気(げっぷ):胃気の上逆 噴嚏(くしゃみ):肺気の上昇 太息・嘆息(ため息):肝胆

  • 9

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (3)臭いとは?

    体臭、病臭 五香:臊、焦、香、腥、腐

  • 10

    四診 聞診(聖技)聴覚・嗅覚 (4)分泌物・排泄物の臭いとは?

    【臭いが強く】悪臭→【実証、熱証】 臭いが強くやや生臭い→虚証、寒証

  • 11

    四診 問診(工技)とは?

    一般事項(医療面接と同じ) と自覚症状(東洋医学的に聞く) を問う

  • 12

    四診 問診(工技) (1)寒熱を問う

    ①寒 悪寒:温かくしても治らない寒気    発熱を伴うことが多い    寒邪の侵入→表証 畏寒:温かくすると治る寒気    虚寒証(陽虚証)→冷え症    実寒証→冷たい物を摂った、        寒いところに居た ②熱 ・発熱(悪寒は伴わない) ・自覚的な熱感 実熱証:壮熱(持続的な苦痛を伴う高熱:熱中症) 【虚熱症】:陰虚→水・血が足らない       のぼせ、ほてり、潮熱、       五心煩熱 ※潮熱=潮の満ち引きのように上がっtり、下がったりする ③寒熱 【往来寒熱】:半表半裏(悪寒と発熱を繰り返す) 悪寒発熱:悪寒と発熱が同時      悪寒が強い→風寒表証      発熱が強い→風熱表証

  • 13

    四診 問診(工技) (2)汗を問う

    心の液 問診内容:量、部位、時間、汗の有無 (汗無し→固摂の低下、汗有り→気化作用の低下) 自汗→暑くないのに汗をかく    気力減退、精神疲労    気虚:固摂の低下    陽虚:陽の気が足らない 盗汗→寝汗:寝てる時の汗、起きてる       と出ない   陰虚:手足のほてり(五心煩熱)      不眠、咽の乾きを伴う 大汗→大量に汗をかく    実熱:高熱を伴うことが多い 無汗→汗をかかない    気虚:気化作用の低下)

  • 14

    四診 問診(工技) (3)痛み(虚実)を問う

    ①虚実 実痛:急性、鋭痛、激痛、【拒按】    飲食で憎悪 虚痛:慢性、鈍痛、【喜按】    飲食で軽減 ※痛みの喜悪(きあく) 拒按:触れたり、按圧すると痛みが増    強→実証 喜按:按圧すると痛みが軽減・消失    →虚証 喜温:温めると痛みが軽減・消失    →寒証 喜冷:冷やすと痛みが軽減・消失    →熱証

  • 15

    四診 問診(工技) (3)痛み(性質)を問う

    脹痛:張ったよう痛み、膨満感を伴う     痛み→気滞 重痛・沈痛:重だるさを伴う痛み    →湿邪・痰湿 刺痛:針で刺されるような痛み    →瘀血 灼痛:灼熱感を伴う痛み    →熱証 冷痛:冷え寒を伴う痛み    →寒証 【隠痛】:しくしくと長引く痛み      →虚証、気血両虚 【酸痛】:だるい痛み      →湿邪、痰湿、虚証 【掣痛】:つられるような痛み       →肝の病