問題一覧
1
外因 風邪の症状は?
痙攣、ままい(回転性)、遊走性の疼痛、かゆみなど動きのある症状
2
外因 燥邪の症状は?
鼻孔の乾燥、喉の乾燥、 唇・髪・肌の乾燥
3
気血津液病症 血の病症 瘀血の症状は?
・固定性の刺痛 ・(月)経血に血塊が混ざる ・舌下静脈の怒張 ※上記、3つ=瘀血 ・出血(=瘀血ではない) ・チアノーゼ ・腫瘤(腹部) ・【小腹急結】しょうふくきゅうけつ →左下腹部にできる硬結 女性 ・月経血に血塊が混ざる ・月経痛(下腹部、腰部の刺痛) ・【月経困難症】国試! ※月経前緊張症→気虚
4
気血津液病症 血の病症 血虚の症状は? ※貧血のイメージ
血の作用の低下 ①滋養→顔面蒼白、爪が薄い、めまい、手足のしびれ、月経血量の減少など ②滋潤→乾燥(皮膚・髪・目)、口渇 ③精神活動の基本的物質→健忘、無気力、不眠、集中力の低下
5
不内外因 その他の原因は?
外傷(打撲、骨折、捻挫など) 虫、獣に噛まれるなど
6
外因は何と何?
六淫と疫癘
7
気血津液病症 血の病症 瘀血とは?
脈中の血の滞りにより起こる病的状態
8
外因 燥邪の特徴は?
津液を損傷し、呼吸器が侵される
9
内因「憂(心配事)」 過度の憂→気が(①) →気を主る(②)が傷られる (②)の病では憂いやすくなる
①伸びない ②肺
10
八綱病症 陰証と陽証(全体の総綱) 陰証とは?症状は? (教なし)
裏症、寒症、虚証 症状:寒症、虚証の症状を併せ持つ
11
内因「悲(悲哀)」 悲しみは即ち気(①) 過度の悲は(②)に入る →(③、④、➄) (②)の病では悲しみやすくなる
①消る ②肺 ③息切れ ④声のかすれ ➄疲労感
12
外因 風邪は何を傷る?
肝
13
外因 風邪の特徴は? (風邪による病を風病という)
発病が急で変化が速い(動きがある)
14
気血津液病症 津液の病症 津液停滞の原因は?
三焦気化の失調 ・脾(運化・昇清) ・肺(宣散・粛降) ・腎(水を主る) 他 ・三焦(津液の通路) ・膀胱(貯尿、排尿)
15
不内外因 姿勢と動作で起こる原因は?
特定の姿勢・動作を長く続けると、特定の臓腑を傷る ※五労 久行、久視、久座、久臥、久立
16
外因 湿邪の特徴は?
重くしつこく経過が長い
17
気血津液病症 津液の病症 津傷の症状は?
・乾き、脱水の症状 ・皮膚・髪の乾燥、口や喉の乾燥 ・尿量減少、便秘 ・舌質紅 ※滋潤できない=渇き
18
外因 疫癘(癘気)とは?
感染症や伝染性疾患のこと ※天地の間にある一種の不正な気(普通ではありえない気)
19
気血津液病症 気の病症 気虚とは?
気の不足により起こる病態
20
気血津液病症 気の病症 気虚の症状は?
気の作用の低下 ・推動作用→元気がない、お腹の調子が悪い、食欲不振、息切れ ・温煦作用→冷え、軟便、低体温 ・防御作用→風邪を引きやすい ・気化作用→汗をかかない、尿量減少(水が作られないと考える) ・固摂作用→血:内出血しやすい 津液:自汗 ※気化の汗をかかないと固摂の自汗はどちらも虚証なのでどちらの作用か?と問われやすい
21
外因 湿邪の症状は?
体が重だるい、関節の痛みや腫れ 足が浮腫む、消化器症状
22
八綱病症 寒証と熱証(疾病の性質) 熱証の原因は?
①熱邪が入る場合→実証(実熱証) →熱中症、身体を温めるものの過食(辛いものなど)、温泉ののぼせ ②陰液不足の場合→虚証(虚熱証・陰虚証)→手足のほてり、常にあるのぼせ
23
気血津液病症 血の病症 血虚の原因は?
・生成不足:原料不足(栄養不足)水穀の気 脾胃の機能低下 ・循環血流量の低下:出血、血の破壊 ※考え方は【気虚】と同じ
24
気血津液病症 気の病症 気虚の原因は?
①気の生成不足・原料不足 ・脾胃の機能低下 ②気の消耗・休養不足 ・体力消耗 ・精神の消耗など
25
不内外因とは?
内因にも外因にも該当しない病因
26
病床論 八綱病症とは?
陰陽、表裏、寒熱、虚実
27
外因 寒邪の症状は?
腹痛、下痢(陰気)
28
外因 ・風邪は(①)の邪気で上昇する →人体の(②)を侵しやすい ・(③)と言われる →【他の邪気と一緒になりやすい】
①陽性 ②上部 ③百病の長
29
不内外因 疲労(労倦)・休養 疲労の原因は?
過度の労働 ・肉体的な疲労(筋骨を傷る) ・精神的な疲労(思→脾を傷る) 休養の不足(脾を損傷) ・寝不足が続く、リセットできない
30
外因 暑邪の特徴は?
気と津液を傷る
31
不内外因 飲食(飲食不摂→不摂生) 原因は?
暴飲暴食、飢餓(量の過不足)、偏食(質の過不足)
32
気血津液病症 津液の病症 津傷とは?
津液不足による病的な状態 ※脱水の症状
33
八綱病症 寒証と熱証(疾病の性質) 熱証とは?
寒熱のバランスが熱>寒の状態 のぼせ、暑がり
34
三毒説の提唱者は?
湯本求真(ゆもときゅうしん)
35
外因 湿邪は(①)の邪気で(②)にたまる →人体の(③)を侵す (④)を傷る(昇清できない)ので(➄)を溜め込む→痰飲を起こす
①陰性 ②下 ③下部 ④脾 ➄湿
36
外因 寒邪の特徴は?
体を冷やす
37
外因 燥邪は(①)の邪気
①陽性(カラッとして軽いから陽性)
38
不内外因 疲労(労倦)・休養 休養の原因は?
過度の休養・運動不足 →気血のめぐりが悪くなる →脾胃の働きが低下 →気血が作られなくなる
39
八綱病症 表証と裏証(疾病の部位) 裏証の原因・症状は?
原因 ①外邪が表から裏へと進行したもの(外感病) ②内因(内傷)や不内外因により内部から起こるもの 症状:臓腑の機能失調(内臓の症状)
40
気血津液病症 気の病症 気虚の経過とは?
気虚→気陥→気脱と進行する ※国試に一度、出た
41
【確認】 不内外因 飲食 ①・暴飲暴食は(①)に負担がかかる →(①)の働き(②)低下 →(③)を作られない ・飲食物の摂取の不足→(③)を作られない(原料不足) ②偏食→(④) ・五味(➄) ・身体を冷やすもの(⑥)と温めるもの(⑦)
①脾胃 ②運化(消化・吸収) ③気血 ④質の過不足 ➄酸苦甘辛鹹 ⑥夏が旬の物、地域の物 ⑦冬が旬
42
外因 ・寒邪は(①)の邪気で(②)を損傷する ・(③、④)作用がある ・風邪とともに(➄)となり、感冒(かぜ)となる
①陰性 ②陽気 ③収縮 ④収斂 ➄風寒の邪
43
八綱病症 表証と裏証(疾病の部位) 裏証とは?
疾病が裏(体内の深部)にあるもの
44
気血津液病症 血の病症 血虚とは?
血の不足した病的状態
45
外因 ・火邪・熱邪は(①)の邪気、(②)しやすい ・生風動血(せいふうどうけつ)しやすい、腫脹を形成しやすい
①陽性 ②上昇
46
気血津液病症 気の病症 気滞の原因は?
・精神的ストレス、抑うつ →疏泄の低下(ストレス=肝)、飲食不摂による気虚(推動作用の低下) ・寒さ→経脈の渋滞(冷えて血管が細くなり渋滞する)
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内因「怒」 怒ればすなわち、気(①) 過度の怒は(②)を傷る →(③)が低下→気が(④) →頭痛、目の充血、めまいなど体の上の方に血管拡張症状が出やすい
①上る ②肝 ③疏泄 ④上逆
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東洋医学の病因は?3つ
内因、外因、不内外因
49
気血津液病症 血の病症 瘀血の原因は?
・気虚→推動作用の低下→血が滞る ・疏泄の低下→気滞→血が滞る (肝) ・寒邪の侵入→脈の収縮→血が滞る ・熱邪の侵入→血の濃縮(ドロドロ)→血が滞る ※気虚、気滞、邪気を含む
50
内因「思(思慮)」 思えば即ち気(①) 過度の思は(②)に入る→(③)が失調する→(④、➄) (②)の病はくよくよ考え込みやすくなる
①結す ②脾 ③運化 ④食欲不振 ➄消化不良
51
気血津液病症 気の病症 気滞の症状は?
脹満(悶)、脹痛 ・お腹が張る ・胸が張って苦しい ・肩こり ・ガスが貯まる ・げっぷ ・喉のつまった感じ・閉塞感(梅核気) ・イライラなど情緒不安定 女性 ・月経のイライラ、情緒不安定、胸が張って痛い→【月経前緊張症】
52
不内外因 房事不摂生・過多とは?
房事過多→腎精(気)の消耗 →腎虚→虚弱、早老死
53
外因 六気とは?
気象因子のこと 風、暑・火(熱)、湿、燥、寒 肝、 心、 脾、肺、腎
54
外因 六淫とは?
六気が邪に転じたもの 風邪、暑邪、火邪(熱邪)、湿邪、燥邪、寒邪
55
八綱病症 寒証と熱証(疾病の性質) 寒証の症状は?
・手足の厥冷(冷え) ・悪寒(温めても寒い) ・畏寒(温めると緩解する) ・悪風(風にあたると寒い(気持ち良いくらいの風でも) ・下痢・軟便 ・尿(多量で薄い) ・顔面蒼白 ・喜温(温めると喜ぶ→夏でも常温の飲み物を好むなど)
56
病床論 証とは?
心身全体にわたる機能的な「ひずみの状態」 基本的な治療方針が決まってくる
57
七情とは?
怒、喜、思、悲・憂、恐・驚 肝、心、脾、 肺、 腎 ※臓腑をしっかり配当できるように!
58
6/12テストここまで 気血津液病症 津液の病症 津液停滞の症状は?
浮腫、食欲減退、悪心、身体が重だるい、痰飲など
59
気血津液病症 津液の病症 津液停滞とは?
余分な津液が体内に停滞している状態
60
八綱病症 表証と裏証(疾病の部位) 表証の原因・症状は?
原因:外邪(六淫)の侵入(外感病) 症状:悪寒、発熱、頭痛、関節痛など外感病の初期症状 ※イメージは風邪の引き始め
61
外因 六気が邪に転じる原因は?2つ
①人体の正気は充実しているが、それ以上に六気が強い時 ②人体の正気が虚しており、通常の六気に負けてしまう
62
外因とは?
人体の外から人体を侵す病因のこと
63
気血津液病症 気の病症 気滞の症状で気逆とは?
気の流れが失調し、上逆する病的状態 【胃気上逆】・愛気(げっぷ) ・吃逆(しゃっくり) ・嘔吐
64
八綱病症 表証と裏証(疾病の部位) 表証とは?
疾病が表(浅表部)に存在するもの
65
八綱病症 表証と裏証(疾病の部位) 半表半裏とは?
疾病が表と裏の間にいる 症状:【往来寒熱(寒熱往来)】 →悪寒と発熱が交互にくる 【胸脇苦満】→胸脇部が苦しく張った感じ 【口苦】【弦脈】
66
外因 火邪・熱邪の症状は?
顔面紅潮、目の充血、尿量減少、便秘など ※頸から上に症状が出る
67
八綱病症 寒証と熱証(疾病の性質) 寒証とは?
寒熱のバランスが寒>熱の状態 冷え、寒がり
68
内因「恐」 恐れれば即ち気(①) 過度の恐は(②)に入る→気が(①)→(③)、(④)、流産、記憶の減退 腎の病では恐れやすくなる
①下がる ②腎 ③失禁 ④腰が抜ける
69
内因「驚」(良いこともある) 驚けば即ち気(①) 過度の驚は(②)を乱す 腎の病では驚きやすくなる
①乱れる ②神気
70
気血津液病症 津液の病症 津傷の原因は?
体液の消耗 ・過度の発汗、利尿、嘔吐、下痢など ・外邪(燥邪・熱邪)の侵入 生成不足 ・原料不足、水分の摂取不足 ・脾胃の機能低下 ・辛いもの熱いものの摂取過多
71
気血津液病症 気の病症 気滞とは?
気の滞りによって起こる病態 ※2重3重の原因で起こってくる
72
外因 火邪・熱邪の特徴は?
暑邪の度を超えたもの又は暑以外の熱 特徴:気や津液を損傷する
73
外因 暑邪は(①)の邪気で(②)し(③)する→(④)を開閉する
①陽性 ②上昇 ③発散 ④腠理 ※熱中症と思っていい
74
外因 暑邪の症状は?
心煩(しんはん)、口渇、高熱
75
八綱病症 陰証と陽証(全体の総綱) 陽証とは?症状は? (教なし)
表証、熱証、実証 症状:熱証、虚証の症状を併せ持つ
76
内因とは?
人体の内部から起こる病因 具体的には七情(の乱れ)がある
77
八綱病症 寒証と熱証(疾病の性質) 熱証の症状は?
・発熱(微熱)潮熱(上がったり下がったり)→津液を蒸発させる ・ほてり ・顔面紅潮 ・便秘(水が足りない) ・尿量は少なく色は濃くなる ・喜冷(冷やすと喜ぶ・好む)
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八綱病症 寒証と熱証(疾病の性質) 寒証の原因は?
①寒邪が入る場合→実証(実寒証) →外感病の初期→表証 【寒邪直中/かんじゃじきちゅう】 →冷たい物の取り過ぎなど寒邪が直接、裏に入ること ②陽気不足の場合→虚証(虚寒証・陽虚証) →気の不足(気虚)、温煦作用低下
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内因「喜」 喜べばすなわち気(①) 過度の喜は(②)を傷る→(③)を消耗→情緒不安定、(④)、(➄)などの症状
①緩む ②心 ③神 ④不眠 ➄動悸