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CBT 神経系

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74問 • 2024-08-01
  • 本望寛人
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    本望寛人

    問題一覧

  • 1

    胎児の脳で、虚血が起きやすい部分

    脳室周囲の白質

  • 2

    胎児及び乳児の白質の虚血の有無を判断するのに行う検査

    超音波検査

  • 3

    血液脳関門を自由に通過できる物質の特徴

    分子量が小さいか、脂溶性であること。

  • 4

    モノアミン系の神経伝達物質(5つ)について、その作用を概説せよ

    アセチルコリン(興奮性だが、自律神経節後末端では抑制性) ドパミン(両方)、セロトニン(両方)、ノルアドレナリン(興奮性) (モノアミン)

  • 5

    アミノ酸系の神経伝達物質(3つ)について

    グルタミン酸が興奮性、GABA、グリシンは抑制性。

  • 6

    髄膜の構成について説明

    外側から、硬膜、くも膜、軟膜で構成される。

  • 7

    頸椎、胸椎、腰椎、仙椎はそれぞれ何個あるか。また、脊髄が存在するのはどこまでか。

    頸椎:C1~C7の7個 胸椎:T1~T12の12個 腰椎:L1~L5の5個 仙椎:S1~S5の5個 脊髄はL1~2まで存在する。

  • 8

    次の機能について、伝導路、交叉位置、片側性かつ中枢性の神経障害の際に症状が出現するのはどちらかを踏まえて答えよ (1) 随意運動 (2) 温痛覚 (3) 振動覚、位置覚 (4) 意識できない深部感覚

    画像参照

  • 9

    Babinski反射とは何か

    足底からつま先にかけて足裏の外側をなぞると、拇趾が背屈する反射。通常2歳までに消失し、成人などで見られると錐体路障害を疑う。

  • 10

    脊髄の障害について、次の各場合の障害のされ方における感覚障害、運動障害、その他の障害について概説。

    画像参照

  • 11

    伸張反射について、関連する器官と神経伝達物質に触れながらその機序を説明。

    筋が引き伸ばされたことを筋紡錘が受容し、Ⅰaニューロンを介して脊髄のα運動ニューロンに伝達される。α運動ニューロンが先述の筋肉に信号を送り、筋肉が収縮する。神経伝達物質にはグルタミン酸が用いられる。

  • 12

    C5, C6, C7, C8, T1の障害でそれぞれ障害される筋肉を答えよ。

    C5:三角筋 C6:腕橈骨筋 C7:上腕三頭筋 C8:手指屈筋 T1:骨間筋

  • 13

    頚髄について、CnとCn+1の間から出る神経根と、これらが圧迫されることにより障害される髄節を答えよ

    神経根:Cn+1 髄節:Cn+2

  • 14

    腰椎について、LnとLn+1の間から出る神経根と、これらが圧迫されたときに障害される神経根をそれぞれ答えよ

    出る神経根:Ln 障害される神経根:Ln+1

  • 15

    L4, L5, S1が障害されることで障害される筋肉を答えよ。また、腱反射に特徴的な変化があればそれも述べよ。

    画像参照

  • 16

    排尿について、畜尿と排尿にかかわる神経を併せて3つ答えよ。

    畜尿:下腹神経(交感神経)、陰部神経(体性神経) 排尿:骨盤神経(副交感神経)

  • 17

    Wallenberg症候群について、障害部位と症状の特徴を概説。

    延髄の障害により起こる。障害部位と同側の顔面の温痛覚低下、および対側の上下肢の温痛覚低下。そして病側の角膜反射の低下or消失が見られる。

  • 18

    脳神経のⅠ~Ⅻを答えよ。また、篩板、視神経管、上眼窩裂、正円孔、卵円孔、棘孔、内耳孔、頚静脈孔、舌下神経管、大後頭孔を通るものをそれぞれ答えよ。

    画像参照。

  • 19

    12個の脳神経の働きについて、それぞれ運動機能、感覚機能、自律神経機能に分けて概説せよ

    レビューブックJ-10

  • 20

    顔面神経麻痺で現れる症状について概説。末梢性と中枢性の鑑別方法も述べる。

    画像参照。額のシワを寄せられるなら中枢性、そうでないなら末梢性と見分ける。

  • 21

    動眼神経麻痺で見られる症状4つ

    散瞳:瞳孔括約筋(副交感枝)の障害による 内転障害:内直筋、上直筋、下直筋の障害 対光反射障害:散瞳と同じ原理 眼瞼下垂:上眼瞼挙筋の障害による

  • 22

    MLF症候群の症状の特徴について

    病側の眼球内転不可、輻輳が可能

  • 23

    1~11の部位の名前と、主な働きと障害による主な症状について概説。

    画像参照

  • 24

    失語について概説

    画像参照

  • 25

    記憶について、分類、それぞれがどのような記憶か、そしてそれぞれの責任領域について概説

    画像参照

  • 26

    上位運動ニューロン、下位運動ニューロンが障害されたときのそれぞれの筋トーヌスについて概説。

    画像参照

  • 27

    大脳基底核回路について次の経路の順番と、役割について概説。 (1) 直接路 (2) 間接路 (3) Parkinson病とのかかわり

    (1) 大脳皮質⇒線条体⇒淡蒼球内節、黒質網様部⇒視床⇒大脳皮質。脱抑制(視床は興奮⇒大脳皮質も興奮)的に働く。 (2) 大脳皮質⇒線条体⇒淡蒼球外節⇒視床下核⇒淡蒼球内節、黒質網様部⇒視床⇒大脳皮質 脱「脱抑制」的に働く。 (3) 黒質緻密部からでるドパミンは、直接路に対しては促進的に、間接路に対しては抑制的に働く。変性によりドパミンが少なくなると直接路が抑制され間接路の抑制が弱くなり、結果として運動が過度に抑制される。

  • 28

    次の反射の求心路、遠心路を述べよ (1) 対光反射 (2) 角膜反射 (3) 眼球頭反射 (4) 咽頭反射、口蓋反射

    画像参照

  • 29

    交感神経、副交感神経それぞれの、神経節、効果器における神経伝達物質と受容体の種類について答えよ

    画像参照

  • 30

    4つのアドレナリン受容体の効果を概説

    α1:血管平滑筋収縮 α2:中枢交感神経抑制、インスリン放出抑制 β1:心拍数増加 β2:骨格筋弛緩、内臓平滑筋弛緩、気道平滑筋弛緩

  • 31

    眼球運動について、支配筋及びそれらの支配神経、運動方向を概説

    画像参照

  • 32

    対光反射の経路を述べよ

    視神経⇒視交叉⇒視蓋前核⇒EW核⇒動眼神経(副交感成分)

  • 33

    対光反射において、次の部位で障害されたとき病側と対側それぞれの直接対光反射、間接対光反射が消失するかどうかを述べよ (1) 視神経 (2) 視蓋前核 (3) 動眼神経

    画像参照

  • 34

    次の疾患に特徴的な脳波所見を答えよ (1) Creutzfeldt-Jacob病 (2) てんかん (3) 亜急性硬化性全脳炎 (4) 単純ヘルペス脳炎 (5) 肝性脳症

    (1) 周期性同期性高振幅鋭波 (2) 突発波(てんかん波) (3) 周期性同期性高振幅徐波 (4) 周期性一側てんかん型放電 (5) 三相性波

  • 35

    小脳で、次の部位の部位動きの調節を行っているのはどこか (1) 四肢 (2) 体幹

    (1) 小脳半球 (2) 小脳虫部

  • 36

    運動失調について、小脳性と脊髄性の違いについて概説

    脊髄性運動失調は深部覚の障害によるものである。故に、Romberg徴候が陽性となる。

  • 37

    不随意運動と、疑う疾患について述べよ (1) ミオクローヌス-5つ (2) 舞踏病-1つ (3) バリズム-1つ

    画像参照

  • 38

    次の部位で障害されたとき、どのような歩行障害が見られるか述べよ (1) 錐体路 (2) 基底核 (3) 小脳 (4) 末梢神経 (5) 近位筋

    画像参照

  • 39

    次の歩行障害について、原因を概説 (1) 痙性片麻痺歩行 (2) 痙性対麻痺歩行 (3) Parkinson歩行 (4) 酩酊様歩行 (5) 踵打歩行 (6) 鶏歩 (7) 動揺性歩行 (8) 間欠歩行

    画像参照

  • 40

    頭蓋内圧亢進症状における症状5つ

    頭痛、嘔吐、うっ血乳頭、血圧上昇、徐脈

  • 41

    次の脳動脈の灌流域と、障害された際の症状を述べよ (1) 前大脳動脈 (2) 中大脳動脈 (3) 後大脳動脈

    (1) 大脳半球前頭葉、頭頂葉の内側。対側の片麻痺(下肢に強く出る)。 (2) 大脳半球前頭葉、頭頂葉の外側。対側の片麻痺、失語(優位半球の場合)。 (3) 後頭葉。対側の同名半盲

  • 42

    視覚の経路を述べよ

    網膜⇒視神経⇒視交叉⇒視索⇒外側膝状体⇒視放線⇒一次視覚野(第17野)

  • 43

    一過性脳虚血発作の症状6つ

    片目の視力消失(一過性黒内障)、脱力、片麻痺、しびれ、失語、めまい、など

  • 44

    次の各部位の出血について、原因血管、眼症状、意識障害の程度、運動障害、感覚障害、嘔吐、頭痛についてまとめよ (1) 被殻 (2) 視床 (3) 橋 (4) 小脳

    画像参照。

  • 45

    大脳皮質、被殻、小脳、橋、視床を出血しやすい順番に並べ、また、それぞれの多くの場合の出血原因について述べよ

    被殻、視床、大脳皮質、橋、小脳 大脳皮質⇒アミロイドアンギオパチー それ以外⇒高血圧性

  • 46

    クモ膜下出血の原因上位3つ

    脳動脈瘤 脳動静脈奇形 もやもや病

  • 47

    脳動脈瘤の好発部位5つと、症状

    画像参照

  • 48

    認知症の中核症状4つ

    記憶障害 見当識障害 失認、失語、失行 遂行機能障害

  • 49

    Alzheimer型認知症、Lewy小体型認知症、前頭側頭型認知症について、それぞれの病理所見と蓄積するタンパクを答えよ

    画像参照

  • 50

    Alzheimer型、Lewy小体型認知症についてそれぞれMRIにおける特徴的な所見を、あれば述べよ

    Alzheimer型:側脳室下角の拡大、および側頭葉内側面(海馬)の萎縮 Lewy小体型:MRIにおける特徴的な所見はなし。MIBG心筋シンチグラフィでの取りこみ低下、またはPET/SPECT検査で両側後頭葉の血流低下。

  • 51

    Alzheimer型、Lewy小体型、前頭側頭型認知症についてそれぞれ特徴的な症状を挙げよ。

    Alzheimer型:記憶障害、見当識障害、物取られ妄想 Lewy小体型:幻視、妄想、パーキンソニズム、抗精神病薬感受性亢進、REM睡眠行動障害 前頭側頭型:人格変化(脱抑制)、自発性の低下、常同行動、滞続言語

  • 52

    血管性認知症の特徴について概説

    血管性故に、病巣が様々な部位に発生するが、前頭葉が多い。まだら認知症や情動失禁が見られる一方で、人格は保持される。症状が階段状に進行する

  • 53

    多発性硬化症について、症状の特徴とMRIにおける特徴を述べよ。

    中枢神経系の白質のいたるところに脱髄性病変が発生する。多彩な神経症状が再発と寛解を繰り返す。この空間的、時間的多発性が特徴的である。MRIでは、白質内の多発病変(図内A)が特徴的である。それぞれの病変は、脳室に接するように垂直方向にのびて卵円形を示すのでovoid lesionと呼ばれる。

  • 54

    Parkinson病について (1) 特徴的な症状(4つ) (2) 発症の進行の仕方

    (1) 安静時振戦、無動、筋固縮、姿勢保持障害 (2) 片側性に発症し、両側性に移行。姿勢保持障害、だんだんと歩行が厳しくなり、最終的には立てなくなる。

  • 55

    次の各世代における細菌性髄膜炎の起因菌上位2つを挙げよ (1) ~1か月 (2) 1~3か月 (3) 4か月~5歳 (4) 6~49歳 (5) 50歳~

    画像参照

  • 56

    髄膜炎の原因の鑑別について概説

    画像参照

  • 57

    「夕方に眼瞼下垂が顕著となる」という訴えをきいたときについて (1) 思い浮かべるべき疾患 (2) その疾患の原理 (3) 症状 (4) 注意すべき合併症 (5) 誘発筋電図における特徴的な所見

    (1) 重症筋無力症 (2) 胸腺の異常による神経筋接合部におけるアセチルコリン受容体に対する自己抗体の存在により、神経伝達が障害される自己免疫疾患 (3) 顔面筋や四肢近位筋の筋力低下、易疲労感 (4) 胸腺腫 (5) waning現象

  • 58

    筋委縮について、筋原性と神経原性の違いについて、遠位筋/近位筋のどちらが優位か、繊維束性収縮の有無、筋電図所見、CKの上昇の有無、筋生検における所見についてまとめよ。

    画像参照

  • 59

    Duchenne型筋ジストロフィーについて (1) 疾患の概説 (2) 遺伝形式 (3) 特徴的な筋症状 (4) 確定診断に必要な項目

    (1) ジストロフィン(筋細胞膜の維持に重要)の先天的な欠損により、筋細胞膜の保持、強化、情報伝達が障害される。 (2) X染色体劣性 (3) 下腿筋の仮性肥大、Gowers徴候 (4) ジストロフィン

  • 60

    筋強直性ジストロフィーについて (1) 筋症状 (2) 筋症状以外の症状 (3) 筋電図における所見

    (1), (2) 画像参照 (3) 急降下爆撃音

  • 61

    末梢神経障害について、多発神経障害、単神経障害、多発性単神経障害を引き起こす疾患をそれぞれ5, 3, 3つ答えよ

    画像参照

  • 62

    ギランバレー症候群について (1) 症状の進行について (2) 髄液検査、神経伝導検査の所見 (3) 原因菌

    (1) 上気道炎や下痢などの感冒症状に始まり、下肢の痺れに続き上行する左右対称性の弛緩性麻痺が見られる。四肢末端の感覚障害も見られる。髄鞘が障害される脱髄型と、軸索が障害される軸索型がある。多くは半年で軽快するが、重症化例もあり。 (2) 髄液検査では蛋白が上昇し、細胞数は変わらない。神経伝導検査では運動神経伝導速度の低下、伝導ブロックが見られる。 (3) C. jejuni(カンピロバクター・ジェジュニ)が最多。サイトメガロウィルス、EBV、マイコプラズマでもなる。

  • 63

    次にわける年代ごとに頻度が高いてんかんを挙げよ (1) 4~12か月 (2) 1~8歳 (3) 小児期 (4) 思春期~成人

    (1) West症候群 (2) Lennox-Gastaut症候群 (3) 小児欠神てんかん、若年性ミオクロニーてんかん (4) 側頭葉てんかん

  • 64

    West症候群について (1) 症状 (2) 治療

    (1) 頭をかくんと前屈する、上下肢をビクンと振り上げる発作を数秒間隔で反復する(シリーズ形成)、精神遅延、hypsarrhythmia(高振幅の徐波、棘波、鋭波が無秩序に存在) (2) ACTH筋注、ビタミンB6大量療法

  • 65

    てんかんの発作の6つの型(意識保持発作、意識減衰発作、欠神発作、ミオクロニー発作、強直発作、強直間代発作)について、意識障害の有無、運動症状、脳波における特徴的な所見、その他特徴的な所見、第一選択となる治療薬について述べよ。

    画像参照

  • 66

    てんかん重積発作の治療における第一選択

    ジアゼパム

  • 67

    小児に好発する脳腫瘍上位5つとその発生部位

    星細胞腫:小脳半球、視床下部-下垂体近傍 胚細胞腫瘍:視床下部-下垂体近傍、松果体 頭蓋咽頭腫:視床下部-下垂体近傍 髄芽腫:小脳虫部 上衣腫:第四脳室

  • 68

    脳原発腫瘍で悪性度が高いもの2つ。また、小児に好発する脳原発性悪性腫瘍一つ

    膠芽腫、悪性リンパ腫。髄芽腫。

  • 69

    神経鞘腫の好発部位3つ

    聴神経(小脳橋角部)、三叉神経、顔面神経

  • 70

    成人の脳腫瘍について、好発上位5つとそれぞれの好発部位を答えよ

    髄膜腫:円蓋部、大脳鎌部、傍矢状洞 神経膠腫:大脳半球 下垂体腺腫:下垂体 悪性リンパ腫:大脳半球 頭蓋咽頭腫:鞍上部

  • 71

    下垂体腺腫について (1) 注意すべき合併症 (2) 治療

    (1) 頭痛、視力障害(視交叉の圧迫による)、眼球運動障害 (2) 手術(経蝶形骨洞法)、薬物治療(PRL産生腫瘍)

  • 72

    CT, MRIでring enhancementを示す脳腫瘍3つ

    脳膿瘍、膠芽腫、転移性脳腫瘍

  • 73

    急性硬膜下血腫、急性硬膜外血腫、脳内出血について以下の事項をまとめよ ・関連血管 ・骨折との関係 ・意識障害 ・血腫の位置 ・血腫の形状 ・治療 ・予後

    画像参照

  • 74

    水頭症について (1) 病態について (2) 治療について

    (1) 髄液は脈絡叢で産生され、脳室⇒くも膜下腔を通って毛細血管やリンパ管へと流れる。この過程の中で、脈絡叢での産生量増加や、腫瘍などによる経路の閉塞、髄液の吸収障害などにより起こる。通過障害が頻度としては高い。 (2) 側脳室と腹腔を管で結ぶ脳室腹腔短絡術(VPシャント)を行うのが基本。ただし小脳出血の場合、後頭蓋窩の頭蓋内圧が高いため、側脳室から髄液を抜くと上行性ヘルニアを起こす可能性があり危険である。