登録販売者試験 令和元年度(2019年) 九州・沖縄ブロック

福岡県「令和元年度福岡県登録販売者試験」(令和元年12月8日実施・九州・沖縄ブロック共通問題)より作成。 採点補正なし。 出典: - 公式ページ: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/r01tourokuhanbaisyashikenmondai.html - 午前PDF: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/628477_61220893_misc.pdf - 午後PDF: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/628477_61220891_misc.pdf - 正答PDF: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/628477_61220892_misc.pdf

登録販売者試験 令和元年度(2019年) 九州・沖縄ブロック
120問 • 4日前#登録販売者
福岡県「令和元年度福岡県登録販売者試験」(令和元年12月8日実施・九州・沖縄ブロック共通問題)より作成。 採点補正なし。 出典: - 公式ページ: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/r01tourokuhanbaisyashikenmondai.html - 午前PDF: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/628477_61220893_misc.pdf - 午後PDF: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/628477_61220891_misc.pdf - 正答PDF: https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/628477_61220892_misc.pdf
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    問題一覧

  • 1

    問1 医薬品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a すべての医薬品は、人の疾病の予防のためではなく、治療に使用されるものである。 b 人体に対して使用されない医薬品である殺虫剤でも、誤って人体がそれに曝されれば健康を害するおそれがある。 c 医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。 d 医薬品が人体に及ぼす作用は複雑、かつ、多岐に渡るため、そのすべてが解明されているわけではない。

    3(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 2

    問2 医薬品のリスク評価に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品の効果とリスクは、薬物曝露時間と曝露量との和で表現される用量-反応関係に基づいて評価される。 b 「無作用量」とは、薬物の効果が発現し、有害反応が発現しない最大の投与量のことである。 c 医薬品は少量の投与でも、長期投与されれば慢性的な毒性が発現する場合がある。 d 医薬品の投与量が治療量上限を超えると、効果よりも有害反応が強く発現する「最小致死量」となり、「中毒量」を経て、「致死量」に至る。

    4(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 3

    問3 医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品は通常、複数の薬理作用を併せ持つため、医薬品を使用した場合には、期待される有益な反応(主作用)以外の反応が現れることがある。 b すべての副作用は、直ちに明確な自覚症状として現れる。 c 医薬品の副作用は、薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)によるものに大別することができる。 d 一般用医薬品では、重大な副作用の兆候が現れたときでも、使用中断による不利益を回避するため、使用を継続することが必要である。

    2(a、c)

  • 4

    問4 健康食品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 食品は、身体の構造や機能に影響する効果を表示することはできないが、特定保健用食品については特定の保健機能の表示、栄養機能食品については各種ビタミン、ミネラルに対して栄養機能の表示をすることができる。 b 健康食品の安全性や効果を担保する科学的データの質は、医薬品と同等である。 c 健康補助食品の誤った使用法により健康被害を生じた例も報告されている。 d 近年、セルフメディケーションへの関心が高まるとともに、健康補助食品などが健康推進・増進を目的として広く国民に使用されるようになった。

    2(a=正, b=誤, c=正, d=正)

  • 5

    問5 乳児及び小児への医薬品の使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。 b 小児は、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかる。 c 小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくい。 d 乳児は、医薬品の影響を受けやすく、また、状態が急変しやすいため、基本的には医師の診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限にとどめることが望ましい。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 6

    問6 医薬品の相互作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 医薬品の相互作用とは、複数の医薬品を併用したときに医薬品の作用が増強する場合であって、作用が減弱する場合には、相互作用とはいわない。

  • 7

    問7 妊婦及び妊娠していると思われる女性に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 ビタミンC含有製剤は、妊娠前後に摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。

  • 8

    問8 高齢者の医薬品の使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としている。 b 一般に高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、腎臓の機能が低下していると医薬品の作用は弱くなるため、若年時と比べて副作用が生じるリスクは低くなる。 c 高齢者は、嚥下障害を抱えていることがあり、そのうえ医薬品の副作用で口渇を生じている場合は、誤嚥を誘発しやすくなるので注意が必要である。 d 高齢者に副作用が生じるリスクは年齢のみから判断できる。

    2(a=正, b=誤, c=正, d=誤)

  • 9

    問9 プラセボ効果に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品を使用したとき、薬理作用を生じさせる効果をプラセボ効果という。 b プラセボ効果によってもたらされる反応や変化は、望ましいもののみである。 c プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあるが不確実である。 d プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化(自然緩解など)等が関与して生じると考えられている。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=正)

  • 10

    問10 医薬品によるアレルギーに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a アレルギーは、医薬品の薬理作用とは関係なく起こり得る。 b アレルギーは、医薬品の有効成分によってのみ引き起こされる。 c 医薬品を使用してアレルギーを起こしたことがある人は、その医薬品に対して免疫ができているため、次回から使用しても問題ない。 d 医薬品の中には、鶏卵や牛乳を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人は使用を避けなければならない場合がある。

    2(a、d)

  • 11

    問11 医薬品の品質に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられない。 b 医薬品は、高温や多湿によって品質の劣化を起こしやすいが、光による品質の劣化は起こらない。 c 一般用医薬品は、家庭における常備薬として購入されることも多いことから、使用期限から十分な余裕をもって販売されることが重要である。 d 医薬品は、適切な保管がなされなかった場合、人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることはないが、医薬品の効き目が低下することがある。

    3(a=正, b=誤, c=正, d=誤)

  • 12

    問12 医薬品の不適正な使用と有害事象に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品の不適正な使用は、概ね、使用する人の誤解や認識不足に起因するものと、医薬品を本来の目的以外の意図で使用するものに大別される。 b 小児への使用を避けるべき医薬品を「子供だから大人用のものを半分にして飲ませればよい」として服用させるなど、安易に医薬品を使用する場合には、有害事象につながる危険性が高い。 c 医薬品の販売に従事する専門家においては、必要以上の大量購入や頻回購入などを試みる不審な購入者等には慎重に対処する必要がある。 d 医薬品は多く飲めば早く効くため、定められた用量を超える量を服用しても、有害事象につながる危険性はない。

    1(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 13

    問13 医薬品と食品との相互作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a アルコールは、主として腎臓で代謝されるため、酒類(アルコール)をよく摂取する人は、その代謝機能が高まっていることが多い。 b 制酸成分を主体とする胃腸薬については、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料での服用は適当でない。 c 内服薬は、食品との相互作用を考慮する必要があるが、外用薬は、食品との相互作用を考慮しなくてもよい。 d 食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在する場合、医薬品とその食品を一緒に服用すると過剰摂取となることがある。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 14

    問14 以下のうち、一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書「セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について」(平成14年11月)において、一般用医薬品の役割とされているものとして、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 重篤な疾病に伴う症状の改善

  • 15

    問15 一般用医薬品販売時における、医薬品の販売等に従事する専門家と購入者等とのコミュニケーションに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般用医薬品は、必ずしも情報提供を受けた当人が医薬品を使用するとは限らないことを踏まえて、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。 b 医薬品の販売等に従事する専門家からの情報提供は、単に専門用語を平易な表現で分かりやすく説明するだけでなく、説明した内容が購入者等にどう理解されているかなどの実情を把握しながら行う。 c 情報提供を受ける購入者等が医薬品を使用する本人で、かつ、現に症状がある場合には、言葉によるコミュニケーションから得られる情報のほか、その人の状態や様子全般から得られる情報も、状況把握につながる重要な手がかりとなる。 d 医薬品の販売等に従事する専門家は、一般用医薬品の選択や使用を判断する主体であり、購入者のセルフメディケーションに対して、医薬関係者として指示するという姿勢で臨むことが基本となる。

    2(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 16

    問16 医薬品の使用上の注意において、「乳児」、「幼児」、「小児」という場合の年齢区分(おおよその目安)に関する以下の組み合わせについて、正しいものを一つ選びなさい。

    3 幼児 ― 7歳未満

  • 17

    問17 サリドマイド製剤及びサリドマイド訴訟に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    1 サリドマイド訴訟は、貧血用薬として承認されたサリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常が発生したことに対する損害賠償訴訟である。

  • 18

    問18 スモン訴訟に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 キノホルム製剤は、1924年から( ア )として販売されていたが、1958年頃から( イ )を伴う特異な神経症状が報告されるようになり、日本では1970年9月に販売が停止された。1979年、スモン訴訟等の副作用事例を契機に、( ウ )が創設された。

    2 整腸剤 消化器症状 医薬品副作用被害救済制度

  • 19

    問19 ヒト免疫不全ウイルス(以下「HIV」という。)及びHIV訴訟に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a HIV訴訟は、血友病患者が、HIVの混入した原料血小板から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。 b HIV訴訟は、国及び医療機関を被告として、1989年5月に大阪地裁、同年10月に東京地裁で提訴された。 c HIV訴訟の和解を踏まえ、HIV感染者に対する恒久対策として、エイズ治療研究開発センター及び拠点病院の整備や治療薬の早期提供等の様々な取り組みを推進してきている。 d HIV訴訟の和解を踏まえ、血液製剤の安全確保対策として、薬事行政組織の再編、情報公開の推進、健康危機管理体制の確立が行われたが、検査や献血時の問診の充実は図られなかった。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 20

    問20 クロイツフェルト・ヤコブ病(以下「CJD」という。)及びCJD訴訟に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a CJDは、細菌の一種であるプリオンが原因とされている。 b CJD訴訟の和解に際して、CJD患者の入院対策・在宅対策の充実の措置が講じられるようになった。 c CJDは、プリオンが脳の組織に感染し、次第に認知症に類似した症状が現れ、死に至る重篤な神経難病である。 d ヒト乾燥硬膜に対してプリオン不活化のための十分な化学的処理が行われないまま製品として流通し、脳外科手術で患者に移植されたことが原因でCJDが発症した事例がある。

    3(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 21

    問21 小腸及び大腸に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 十二指腸で分泌される腸液に含まれる成分の働きによって、膵液中のペプシノーゲンがペプシンになる。 b 炭水化物とタンパク質は、消化酵素の作用によってそれぞれ単糖類、アミノ酸に分解されて、小腸から吸収される。 c 大腸は盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がある。 d 大腸内には腸内細菌が多く存在し、それらの腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンKを産生している。

    3(b、d)

  • 22

    問22 胆嚢及び肝臓に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。 b 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される。 c 肝臓は脂溶性ビタミンであるビタミンA、Dの貯蔵臓器であるが、水溶性ビタミンであるビタミンB6やB12の貯蔵臓器ではない。 d 小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグルコースとして蓄えられる。

    1(a=正, b=正, c=誤, d=誤)

  • 23

    問23 呼吸器系に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

    2 鼻腔の内壁から分泌される鼻汁には、リゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。

  • 24

    問24 血液に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    3 リンパ球は白血球の約60%を占め、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルスを食作用によって取り込んで分解する。

  • 25

    問25 腎臓に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった( ア )を形成する。( ア )の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを( イ )という。ボウマン嚢から1本の尿細管が伸びて、( イ )と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位である( ウ )を構成している。

    3 糸球体 腎小体 ネフロン

  • 26

    問26 目に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 網膜にある視細胞が光を感じる反応には、ビタミンEが不可欠であるため、ビタミンEが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。 b 睡眠中は涙液分泌が多いため、滞留した老廃物に粘液や脂分が混じって眼脂(目やに)となる。 c 眼瞼(まぶた)は、素早くまばたき運動ができるよう、皮下組織が少なく薄くできているため、内出血や裂傷を生じやすい。 d 目の充血は血管が拡張して赤く見える状態であるが、結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼(まぶた)の裏側も赤くなる。

    4(c、d)

  • 27

    問27 内耳に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。 b 蝸牛は渦巻き形をした器官で、内部はリンパ液で満たされている。 c 前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられており、内部はリンパ液で満たされている。 d 乗り物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 28

    問28 鼻に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    3 鼻腔に隣接した目と目の間、額部分、頬の下、鼻腔の奥に空洞があり、それらを総称して副鼻腔というが、鼻腔とはつながっていない。

  • 29

    問29 外皮系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のセラミド(リン脂質の一種)でできた板状の角質細胞と、タンパク質(ケラチン)を主成分とする細胞間脂質で構成されており、皮膚のバリア機能を担っている。 b メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。 c 皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものであるが、毛の色についてはメラニン色素の量による影響を受けない。 d 汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺の二種類があり、アポクリン腺は手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布する。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=誤)

  • 30

    問30 骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 骨の基本構造は、主部となる骨髄、骨髄表面を覆う骨膜、骨髄内部の骨質、骨の接合部にある関節軟骨の四組織からなる。 b 骨には造血機能があり、骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化することにより、体内に供給する。 c 平滑筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様(横紋)が見えるので横紋筋とも呼ばれる。 d 平滑筋は、消化管壁、血管壁、膀胱等に分布し、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある。

    3(b、d)

  • 31

    問31 中枢神経系及び末梢神経系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子や、小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しにくい。 b 末梢神経系は、随意運動や知覚等を担う体性神経系と、生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自律神経系に分類される。 c 交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。 d 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンである。ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが伝達物質として放出される。

    2(a=正, b=正, c=誤, d=正)

  • 32

    問32 交感神経系が副交感神経系より優位に働いたときの効果器とその反応の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 心臓 ― 心拍数増加 b 膀胱 ― 排尿筋の収縮 c 腸 ― 運動低下 d 汗腺 ― 発汗抑制

    2(a、c)

  • 33

    問33 医薬品の有効成分の吸収及び代謝に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般に消化管からの吸収は、医薬品成分の濃度が高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象ではなく、消化管が積極的に取り込むものである。 b 坐剤は、肛門から挿入すると直腸内で溶解し、薄い直腸内壁の粘膜から有効成分が吸収されるため、内服薬よりも全身作用が緩やかに現れる。 c 抗狭心症薬のニトログリセリン(舌下錠、スプレー)は、口腔粘膜から吸収され、初めに肝臓で代謝を受けて全身に分布する。 d 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無やその程度などによって影響を受ける。

    5(a=誤, b=誤, c=誤, d=正)

  • 34

    問34 医薬品の有効成分の代謝、排泄及び体内での働きに関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 一度に大量の医薬品を摂取したり、十分な間隔をあけずに追加摂取したりして血中濃度を高くしても、ある濃度以上になると薬効は頭打ちとなり、有害な作用(副作用や毒性)も現れにくくなる。

  • 35

    問35 医薬品の剤形及びその一般的な特徴に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般に、内服用の錠剤は、腸内での溶解を目的として錠剤表面をコーティングしているもの(腸溶錠)を除いて、口中で噛み砕いて服用してもよい。 b 口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。 c カプセル剤は、水なしで服用すると喉や食道に貼り付くことがあるため、必ず適切な量の水(又はぬるま湯)とともに服用する。 d クリーム剤は、有効成分が適用部位に留まりやすいという特徴があり、適用部位を水から遮断したい場合に用いる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 36

    問36 全身的に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 偽アルドステロン症は、体内にカリウムと水が貯留し、体から塩分(ナトリウム)が失われることによって生じる病態である。 b ショック(アナフィラキシー)は、一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、致命的な転帰をたどることがある。 c 黄疸とは、ビリルビン(黄色色素)が胆汁中へ排出されず血液中に滞留することにより生じる、皮膚や白眼が黄色くなる病態であり、尿の色が濃くなることがある。 d 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態で、スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 37

    問37 精神神経系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 精神神経症状が現れるのは、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用がなされた場合に限られる。

  • 38

    問38 消化器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。 b 消化性潰瘍は、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐き気、胃痛、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れる。 c イレウス様症状は、悪化すると、腸内容物の逆流による嘔吐が原因で脱水症状を呈する可能性がある。 d イレウス様症状は、小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、発症のリスクが高い。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 39

    問39 呼吸器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 間質性肺炎は、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。 b 間質性肺炎による息切れは、初期には登坂等の運動時に感じられるが、病態が進行すると平地歩行や家事等の軽労作時にも意識されるようになる。 c 喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解するが、重症例では窒息による意識消失から死に至る危険性もある。 d 喘息は、原因となる医薬品の使用開始から1~2週間程度で起こることが多い。

    3(b、c)

  • 40

    問40 皮膚に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 接触皮膚炎は、医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特徴である。 b 光線過敏症は、医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合がある。 c 薬疹は、あらゆる医薬品で起きる可能性があり、特に、発熱を伴って眼や口腔粘膜に異常が現れた場合は、急速に皮膚粘膜眼症候群や、中毒性表皮壊死融解症等の重篤な病態へ進行することがある。 d 薬疹は、それまで経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 41

    問41 医薬品の適正使用情報に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 添付文書は、医薬品の有効性、安全性等に係る新たな知見や使用に係る情報に基づき、必要に応じて随時改訂されている。 b 医薬品は、その適正な使用のために必要な情報を伴って初めて医薬品としての機能を発揮する。 c 販売名に薬効名が含まれているような場合には、添付文書における薬効名の記載は省略されることがある。 d 医薬品医療機器等法第52条の規定により、医薬品には、添付文書又はその容器若しくは被包に、「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載が義務づけられている。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 42

    問42 一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 購入時に専門家から情報提供を受けているため、開封時に一度目を通せば十分である。

  • 43

    問43 一般用医薬品の添付文書の「使用上の注意」に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 「してはいけないこと」には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。 b 「その他の注意」には、副作用と考えられる症状を生じた場合や、症状の改善がみられない場合の対応が記載されている。 c 「その他の注意」には、医薬品の適用となる症状に関して、日常生活上、どのようなことを心がけるべきかなどが記載されている。 d 「相談すること」には、その医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされるべきである場合について記載されている。

    2(a=正, b=誤, c=誤, d=正)

  • 44

    問44 以下の成分のうち、それを含有する一般用医薬品の添付文書の「次の症状がある人は使用(服用)しないこと」に「胃酸過多」と記載されるものとして、正しいものを一つ選びなさい。

    3 カフェイン

  • 45

    問45 以下の成分のうち、それを含有する一般用医薬品の添付文書に、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」の旨が記載されるべきものとして、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 プソイドエフェドリン塩酸塩

  • 46

    問46 以下のうち、ブロメラインを含有する一般用医薬品の添付文書の「相談すること」に「肝臓病の診断を受けた人」と記載される理由について、正しいものを一つ選びなさい。

    4 代謝や排泄の低下によって、副作用が現れやすくなるため。

  • 47

    問47 以下の表のA欄は一般用医薬品の主な成分や薬効群、B欄はその一般用医薬品の使用上の注意の中で、「次の人は使用(服用)しないこと」とされている事項についての記述である。A欄とB欄の関係が正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a イブプロフェン ― 出産予定日12週以内の妊婦 b 芍薬甘草湯 ― 激しい腹痛又は吐き気・嘔吐の症状がある人 c ロペラミド ― 15歳未満の小児 d ヒマシ油が配合された瀉下薬 ― 心臓病の診断を受けた人

    2(a、c)

  • 48

    問48 一般用医薬品の使用期限の表示に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 適切な保存条件の下で製造後2年間、性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品については、医薬品医療機器等法に基づく表示義務はない。 b 医薬品医療機器等法第50条に基づく表示義務がある場合、その表示は直接の容器又は被包に記載しなければならない。 c 購入者から医薬品が開封されてからどの程度の期間品質が保持されるか質問があった場合、「使用期限」が表示されていれば、表示されている「使用期限」を答えればよい。 d 配置販売される医薬品では、「配置期限」として記載されている。

    3(b、d)

  • 49

    問49 一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

    1 医薬品を旅行や勤め先へ携行するために別の容器へ移し替えると、誤用の原因となるおそれがある。

  • 50

    問50 医薬品等の安全性情報に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    3 「緊急安全性情報」はレッドレター、「安全性速報」はイエローレターとも呼ばれる。

  • 51

    問51 以下の情報のうち、独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されているものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般用医薬品の添付文書情報 b 医薬品販売業許可業者名一覧 c 患者向医薬品ガイド・くすりのしおり d 特定保健用食品許可品目名一覧

    2(a、c)

  • 52

    問52 医薬品の副作用情報等の収集に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、情報を広く収集することによって、医薬品の安全対策のより着実な実施を図ることを目的としている。 b 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、病院若しくは診療所の開設者又は医師が報告を行う制度であり、薬剤師は報告する義務はない。 c 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、1967年3月より、約3000の医療機関をモニター施設に指定して、厚生省(当時)が直接副作用報告を受ける「医薬品副作用モニター制度」としてスタートした。 d 医薬品の製造販売業者等には、その製造販売をし、又は承認を受けた医薬品について、その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生、その使用によるものと疑われる感染症の発生等を知ったときは、その旨を、都道府県知事に報告することが義務づけられている。

    2(a、c)

  • 53

    問53 医薬品の副作用情報等の収集、評価及び措置の内容に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般用医薬品に関しては、製造販売業者に対して、承認後の安全性に関する調査は求められていない。 b 副作用情報は、その医薬品の製造販売業者等において評価・検討され、必要な安全対策が図られる。 c 各制度によって集められた副作用情報については、都道府県知事によって調査検討が行われ、その結果に基づき、厚生労働大臣が、安全対策上必要な行政措置を講じている。 d 厚生労働大臣が行う安全対策上必要な行政措置として、使用上の注意の改訂の指示等を通じた注意喚起のための情報提供や、効能・効果や用法・用量の一部変更、調査・実験の実施の指示、製造・販売の中止、製品の回収等がある。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 54

    問54 医薬品による副作用等が疑われる場合の報告の仕方に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 安全対策上必要があると認められる場合でも、医薬品の過量使用や誤用によるものと思われる健康被害については報告する必要はない。

  • 55

    問55 医薬品副作用被害救済制度に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品を適正に使用せずに発生した副作用についても、救済対象となる。 b 給付請求先は独立行政法人医薬品医療機器総合機構である。 c 生物由来製品を適正に使用したにもかかわらず、それを介して生じた感染等による疾病、障害又は死亡についても対象である。 d 給付の種類としては、医療費、障害年金、遺族一時金などがある。

    3(b、d)

  • 56

    問56 以下のうち、医薬品副作用被害救済制度の対象となるものについて、正しいものを下から一つ選びなさい。

    1 人体に直接使用する殺菌消毒剤

  • 57

    問57 医薬品副作用被害救済制度の給付対象とならないケースのうち、製品不良など製薬企業に損害賠償責任がある場合の相談窓口として推奨されている機関を下から一つ選びなさい。

    2 医薬品PLセンター

  • 58

    問58 これまでに日本国内において実施された一般用医薬品に対する主な安全対策に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 小柴胡湯による間質性肺炎 ― 安全性速報の配布 b 塩酸フェニルプロパノールアミン含有医薬品による脳出血 ― 緊急安全性情報の配布 c アミノピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬による重篤な副作用(ショック) ― 製品の回収要請 d 一般用かぜ薬による間質性肺炎 ― 代替成分への切替指示

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 59

    問59 医薬品の適正使用及びその啓発活動に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 登録販売者は、一般用医薬品の販売に従事する医薬関係者(専門家)として、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための活動に積極的に参加、協力することが期待される。 b 医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。 c 薬物乱用や薬物依存は、一般用医薬品では生じず、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によって生じるものである。 d 医薬品の適正使用の重要性に関する小中学生への啓発は、薬物への興味や乱用につながることからしてはならない。

    1(a=正, b=正, c=誤, d=誤)

  • 60

    問60 以下の成分を含む一般用医薬品のうち、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児には使用(服用)しない旨が添付文書に記載されるものとして、正しいものを一つ選びなさい。

    3 アミノ安息香酸エチル

  • 61

    問61 かぜ薬に配合される成分及びその期待される主な作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a グアヤコールスルホン酸カリウム ― 炎症による腫れを和らげる b メチルエフェドリン塩酸塩 ― 鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる c ノスカピン ― 咳を抑える d クレマスチンフマル酸塩 ― 発熱を鎮め、痛みを和らげる

    3(b、c)

  • 62

    問62 かぜ薬に含まれる炎症による腫れを和らげる成分(抗炎症成分)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a セミアルカリプロティナーゼはタンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプチド)を分解する作用がある。 b ブロメラインは、炎症を生じた組織において、毛細血管やリンパ管に沈着したフィブリン類似の物質を分解して浸出物の排出を促し、炎症による腫れを和らげる。 c セミアルカリプロティナーゼは、痰粘液の粘り気を弱めて痰を切れやすくする働きがある。 d トラネキサム酸は、凝固した血液を溶解しやすくする働きがあるため、血栓のある人にも使用できる。

    1(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 63

    問63 以下の記述にあてはまるかぜ薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることが知られている。

    3 小青竜湯

  • 64

    問64 痛みや発熱が起こる仕組み及び解熱鎮痛薬の働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a プロスタグランジンは、病気や外傷があるときに活発に産生されるようになり、体の各部位で発生した痛みが脳へ伝わる際に、そのシグナルを増幅することで痛みの感覚を強めている。 b プロスタグランジンが脳の下部にある体温を調節する部位(温熱中枢)に作用して、体温を通常より低く維持するように調節する。 c 解熱鎮痛成分によりプロスタグランジンの産生が抑制されると、逆に肝臓での炎症が起こりやすくなる可能性がある。 d プロスタグランジンの作用が解熱鎮痛成分によって妨げられると、胃酸分泌が低下するとともに胃壁の血流量が増加して、胃粘膜障害を起こしやすくなる。

    3(a=正, b=誤, c=正, d=誤)

  • 65

    問65 解熱鎮痛薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a アスピリンは、15歳未満の小児に対しては、一般用医薬品として使用してはならない。 b 出産予定日12週間以内の妊婦がアスピリンの使用を避けなければならない理由は、アスピリンに血液を凝固しにくくさせる作用があるためである。 c エテンザミドは、水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっている15歳未満の小児に対しても安全に使用できる。 d エテンザミドは、痛みの発生を抑える働きが作用の中心となっている他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強いため、解熱鎮痛成分としては、単独で使用されることが多い。

    1(a、b)

  • 66

    問66 解熱鎮痛薬に含まれる成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a イブプロフェンは、全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病のある人において無菌性髄膜炎を生じやすい。 b サザピリンは、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分となっている。 c ショウキョウは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。 d メトカルバモールには骨格筋の緊張をもたらす脊髄反射を抑制する作用があり、骨格筋の異常緊張、痙攣・疼痛を伴う腰痛、肩こり、筋肉痛、関節痛、神経痛、打撲、捻挫等に用いられる。

    2(a、d)

  • 67

    問67 眠気を促す薬の成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和には使用されず、慢性的に不眠症状がある人や、医療機関において不眠症の診断を受けている人に使用される。 b ブロモバレリル尿素は、催眠鎮静薬以外の一般用医薬品や医療用医薬品にも配合されていることがある。 c ブロモバレリル尿素は胎児に障害を引き起こす可能性があるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けるべきである。 d 生薬成分のみからなる鎮静薬は、作用が穏やかなため、複数の鎮静薬と併用して、長期連用する必要がある。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 68

    問68 以下の生薬成分のうち、眠気を促す薬に含まれるものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ホップ b ブシ c カノコソウ(別名キッソウコン) d ヨクイニン

    2(a、c)

  • 69

    問69 眠気を防ぐ薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 眠気防止薬は、一時的に精神的な集中を必要とするときに、眠気や倦怠感を除去する目的で使用されるものであり、疲労の解消や睡眠が不要になるという効果がある。

  • 70

    問70 鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)に配合される成分及びその作用に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ジフェニドール塩酸塩 ― 抗めまい作用 b スコポラミン臭化水素酸塩水和物 ― 抗ヒスタミン作用 c アミノ安息香酸エチル ― 抗コリン作用 d ジメンヒドリナート ― 中枢神経系を興奮させる作用

    3(a=正, b=誤, c=誤, d=誤)

  • 71

    問71 鎮咳去痰薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a デキストロメトルファン臭化水素酸塩は麻薬性鎮咳成分とも呼ばれ、長期連用や大量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感等が現れることがあり、薬物依存につながるおそれがある。 b トリメトキノール塩酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。 c バクモンドウは、バラ科のホンアンズ、アンズ等の種子を基原とする生薬で、体内で分解されて生じた代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示すとされる。 d ジプロフィリンは、自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用し、弛緩させ、気管支を拡張させる。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 72

    問72 鎮咳去痰薬に配合される去痰成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a カルボシステインは、気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す。 b エチルシステイン塩酸塩は、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させる。 c グアイフェネシンは、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする。 d ブロムヘキシン塩酸塩は、気道粘膜からの粘液分泌促進作用・溶解低分子化作用・線毛運動促進作用を示す。

    3(b、d)

  • 73

    問73 口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a リゾチーム塩酸塩は、鶏卵アレルギーの既往歴がある人では使用を避ける必要がある。 b 炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、セチルピリジニウム塩化物が配合されている場合がある。 c ヨウ素系殺菌消毒成分が口腔内に使用される場合、結果的にヨウ素の摂取につながり、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患の診断を受けた人の治療に悪影響(治療薬の効果減弱など)を生じるおそれがある。 d ヨウ素は、食品に含まれるビタミンDと反応すると脱色を生じて殺菌作用が失われる。

    2(a、c)

  • 74

    問74 胃腸に作用する薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 生薬成分が配合された健胃薬は、味や香りが強いものが多いため、散剤をオブラートで包む等、味や香りを遮断する方法で服用するのが適当である。

  • 75

    問75 止瀉薬及び瀉下薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食あたりや水あたりによる下痢の症状に用いられることを目的としており、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢については適用対象でない。 b ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸で分解され、大腸への刺激作用を示すようになる。 c 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、大腸を刺激して排便を促すことを目的として配合される。 d マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされ、瀉下薬としては比較的作用が強いため、乳幼児の便秘への適用はない。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 76

    問76 強心薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 レイヨウカクは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用の他、強壮、血行促進の作用があるとされる。

  • 77

    問77 血中コレステロールに関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 コレステロールは細胞の構成成分で、( ア )や胆汁酸等の生理活性物質の産生に重要な物質である。 コレステロールは水に( イ )物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。リポタンパク質は比重によっていくつかの種類に分類されるが、そのうち( ウ )は、コレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶリポタンパク質である。

    2 副腎皮質ホルモン 溶けにくい 低密度リポタンパク質

  • 78

    問78 貧血及び貧血用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 鉄分は、赤血球が酸素を運搬する上で重要なヘモグロビンの産生に不可欠なミネラルであり、鉄分の摂取不足を生じると、ただちに貧血の症状が現れる。 b 銅は、ヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つため、補充した鉄分を利用してヘモグロビンが産生されるのを助ける目的で、貧血用薬に硫酸銅が配合されている場合がある。 c マンガンは、糖質・脂質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で、貧血用薬に硫酸マンガンが配合されている場合がある。 d 貧血には、ビタミン欠乏性貧血や鉄欠乏性貧血があるが、鉄製剤でいずれの貧血も改善できる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 79

    問79 痔及び痔疾用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 痔瘻は、肛門内部に存在する肛門腺窩と呼ばれる小さなくぼみに糞便の滓が溜まって炎症・化膿を生じた状態で、体力低下等により抵抗力が弱まっているときに起こりやすい。 b 痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として、ジブカイン塩酸塩のような局所麻酔成分が用いられる。 c シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、新陳代謝促進、殺菌、抗炎症等の作用を期待して用いられる。 d 痔による肛門部の炎症や痒みを和らげる成分として、プレドニゾロン酢酸エステルのようなステロイド性抗炎症成分が配合されている場合がある。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 80

    問80 以下の記述にあてはまる泌尿器用薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力に関わらず、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされる。

    4 猪苓湯

  • 81

    問81 婦人薬の女性ホルモン成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a エチニルエストラジオール、エストラジオールを補充するもので、膣粘膜または外陰部に適用されるものがある。 b 妊娠中に摂取することによって胎児の成長を促す作用が報告されており、妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を続けるべきである。 c 吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが考えられるため、母乳を与える女性では使用を避けるべきである。 d 長期連用により乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性があるため、継続して使用する場合には、医療機関を受診するよう促すべきである。

    2(a=正, b=誤, c=正, d=正)

  • 82

    問82 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力中等度以下で、手足がほてり、唇が乾くものの月経不順、月経困難、こしけ(おりもの)、更年期障害、不眠、神経症、湿疹・皮膚炎、足腰の冷え、しもやけ、手あれに適すとされるが、胃腸の弱い人では、不向きとされる。

    4 温経湯

  • 83

    問83 内服アレルギー用薬の成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ケトチフェンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える。 b ジフェンヒドラミン塩酸塩は、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。 c ベラドンナ総アルカロイドは、交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌や、くしゃみを抑える。 d プソイドエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を拡張させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげる。

    2(a=正, b=正, c=誤, d=誤)

  • 84

    問84 以下の記述にあてはまる内服アレルギー用薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力中等度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせもに適すとされるが、体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢をしやすい人では、胃部不快感、腹痛等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

    4 消風散

  • 85

    問85 次の表は、ある鼻炎用点鼻薬に含まれている成分の一覧である。 【1mL中】 テトラヒドロゾリン塩酸塩 1 mg クロルフェニラミンマレイン酸塩 5 mg ベンゼトニウム塩化物 0.2 mg リドカイン 5 mg この医薬品に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a テトラヒドロゾリン塩酸塩は、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示す。 b ベンゼトニウム塩化物は、殺菌消毒作用を示し、細菌、ウイルスに効果がある。 c リドカインは、鼻粘膜の過敏性や痛み、痒みを抑えることを目的として配合されている。 d この点鼻薬を過度に使用すると、逆に鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

    4(c、d)

  • 86

    問86 眼科用薬に配合される成分に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 ( ア )の乾燥を防ぐことを目的として、コンドロイチン硫酸ナトリウムが用いられる。( イ )は、有効成分としてではなく添加物として用いられ、コンドロイチン硫酸ナトリウムと結合することにより、その( ウ )を高める。

    1 結膜や角膜 ヒアルロン酸ナトリウム 粘稠性

  • 87

    問87 皮膚に用いる薬の成分に関する以下の記述について、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 サリチル酸メチルは、皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促す効果がある。

  • 88

    問88 一般的な創傷への対応に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

    3 創傷部に殺菌消毒薬を繰り返し適用すると、皮膚常在菌が殺菌されてしまい、また、殺菌消毒成分により組織修復が妨げられて、かえって治癒しにくくなったり、状態を悪化させることがある。

  • 89

    問89 頭皮及び毛根に作用する成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a カルプロニウム塩化物は、末梢組織において抗コリン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果が期待される。 b エストラジオール安息香酸エステルは、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して用いられる。 c ヒノキチオールは、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。 d カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 90

    問90 歯痛及び歯周病に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 歯痛は、多くの場合、歯の齲蝕(むし歯)とそれに伴う歯髄炎によって起こる。 b 歯痛は基本的に歯科診療を受けることが優先され、歯痛薬による対処は最小限にとどめる必要がある。 c 歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)については、状態が軽いうちは自己治療が可能とされるが、日頃の十分な歯磨き等によって歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることが重要である。 d 一般用医薬品の歯痛薬を適切に使用することで歯の齲蝕(むし歯)が修復される。

    2(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 91

    問91 歯槽膿漏薬に含まれている成分及びその作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a イソプロピルメチルフェノール ― 歯肉溝での細菌の繁殖を抑える b 銅クロロフィリンナトリウム ― 歯肉炎に伴う口臭を抑える c グリチルリチン酸二カリウム ― 歯周組織の出血を抑える d クロルヘキシジングルコン酸塩 ― 歯周組織の炎症を和らげる

    1(a、b)

  • 92

    問92 禁煙補助剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ニコチン置換療法は、喫煙を継続しながら徐々に禁煙補助剤に換えていく方法で、離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、最終的にニコチン摂取をゼロにする方法である。 b 禁煙に伴うニコチン離脱症状が現れた場合は、1度に2個の咀嚼剤を摂取し、ニコチン離脱症状を抑えるとよい。 c 禁煙補助剤は長期間にわたって使用されるべきものではなく、添付文書で定められた期限を超える使用は避けるべきである。 d 非喫煙者が禁煙補助剤を使用した場合、吐き気、めまい、腹痛などの症状が現れやすい。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=正)

  • 93

    問93 ビタミン主薬製剤に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 ビタミン成分 ― 主薬 ― 用途 a ビタミンB2 ― シアノコバラミン ― 貧血用薬 b ビタミンB6 ― ピリドキサールリン酸エステル ― 口内炎 c ビタミンE ― トコフェロール ― 肩こり d ビタミンA ― レチノール酢酸エステル ― くる病の予防

    3(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 94

    問94 滋養強壮保健薬に含まれている成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドと直接反応して代謝を促す働きがあるとされる。 b アスパラギン酸ナトリウムは、乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。 c アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質であり、肝臓機能を改善する働きがあるとされている。 d グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 95

    問95 以下の防風通聖散の構成生薬による副作用について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 ア 妊婦に対しては、腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがある。 イ 大量摂取により、偽アルドステロン症を起こすおそれがある。 ウ 心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがある。

    2 ダイオウ カンゾウ マオウ

  • 96

    問96 消毒薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の適切な組み合わせを下から一つ選びなさい。 ( ア )・消毒は生存する微生物の数を減らすために行われる処置であり、また( イ )は物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。消毒薬の効果は、温度による影響を( ウ )。

    2 殺菌 滅菌 受ける

  • 97

    問97 塩素系殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉は、一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示すが、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられない。 b 塩素系殺菌消毒成分は、アルカリ性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスを発生するため、混ざらないように注意する。 c 有機塩素系殺菌消毒成分であるジクロルイソシアヌル酸ナトリウム、トリクロルイソシアヌル酸は、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられているので、プールの殺菌・消毒に用いられることが多い。 d 塩素系殺菌消毒成分は、有機物の影響を受けにくいので、殺菌消毒の対象物を洗浄しなくても十分な効果を示す。

    1(a、c)

  • 98

    問98 以下の記述にあてはまる殺虫剤の成分として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 除虫菊の成分から開発された成分で、比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭用殺虫剤に広く用いられている。

    5 ペルメトリン

  • 99

    問99 一般用検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されるものを体外診断用医薬品という。 b 悪性腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患など重大な疾病の診断にも使用される。 c 検体中に対象物質が存在しているにもかかわらず、検出反応が起こらなかった場合を擬陽性という。 d 正しい方法で検体を採取し、一般用検査薬を正しく使用しても、擬陰性・擬陽性を完全に排除することは困難である。

    5(a=誤, b=誤, c=誤, d=正)

  • 100

    問100 妊娠検査薬及びヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(以下「hCG」という。)に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 妊娠検査薬は、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定するための医薬品である。

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)12月実施

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    応用情報技術者試験 令和7年度(2025年)秋期 午前

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    看護師国家試験 第113回 午前(2024年2月)

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    看護師国家試験 第112回 午前(2023年2月)

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    看護師国家試験 第112回 午後(2023年2月)

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    看護師国家試験 第111回 午前(2022年2月)

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    FP技能検定2級 学科試験 2025年1月

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    FP技能検定2級 実技試験(資産設計提案業務) 2025年1月

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    ITパスポート試験 令和6年度(2024年) 公開問題

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    介護福祉士国家試験 第38回(2026年1月)

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    ITパスポート試験 令和5年度(2023年) 公開問題

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    100問 • 1ヶ月前
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    ITパスポート試験 令和8年度(2026年) 公開問題

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    ITパスポート試験 令和8年度(2026年) 公開問題

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 東京都

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    運行管理者試験 令和6年度(2024年) 貨物 出題例

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    社会福祉士国家試験 第38回(2026年2月)

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    129問 • 1ヶ月前
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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 関西広域連合

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    120問 • 1ヶ月前
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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 理論

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    22問 • 1ヶ月前
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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 電力

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 電力

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    20問 • 1ヶ月前
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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 機械

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 機械

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    22問 • 1ヶ月前
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    理学療法士国家試験 第58回 午前(2023年2月)

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    99問 • 1ヶ月前
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    理学療法士国家試験 第58回 午後(2023年2月)

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 法規

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    16問 • 1ヶ月前
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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北海道・東北ブロック

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    管理業務主任者試験 令和7年度(2025年)

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    情報セキュリティマネジメント試験 令和7年度(2025年) 公開問題(科目A・B)

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    15問 • 1ヶ月前
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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北陸・東海ブロック

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    120問 • 1ヶ月前
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    国家公務員一般職試験(大卒程度) 令和7年度(2025年) 行政 基礎能力試験

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    美容師国家試験 第53回 筆記試験(2026年春期)

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    第二種衛生管理者試験 令和8年4月公表問題

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 公害総論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気概論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) ばいじん・粉じん特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) ばいじん・粉じん特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気有害物質特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気有害物質特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    問題一覧

  • 1

    問1 医薬品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a すべての医薬品は、人の疾病の予防のためではなく、治療に使用されるものである。 b 人体に対して使用されない医薬品である殺虫剤でも、誤って人体がそれに曝されれば健康を害するおそれがある。 c 医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。 d 医薬品が人体に及ぼす作用は複雑、かつ、多岐に渡るため、そのすべてが解明されているわけではない。

    3(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 2

    問2 医薬品のリスク評価に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品の効果とリスクは、薬物曝露時間と曝露量との和で表現される用量-反応関係に基づいて評価される。 b 「無作用量」とは、薬物の効果が発現し、有害反応が発現しない最大の投与量のことである。 c 医薬品は少量の投与でも、長期投与されれば慢性的な毒性が発現する場合がある。 d 医薬品の投与量が治療量上限を超えると、効果よりも有害反応が強く発現する「最小致死量」となり、「中毒量」を経て、「致死量」に至る。

    4(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 3

    問3 医薬品の副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品は通常、複数の薬理作用を併せ持つため、医薬品を使用した場合には、期待される有益な反応(主作用)以外の反応が現れることがある。 b すべての副作用は、直ちに明確な自覚症状として現れる。 c 医薬品の副作用は、薬理作用によるものとアレルギー(過敏反応)によるものに大別することができる。 d 一般用医薬品では、重大な副作用の兆候が現れたときでも、使用中断による不利益を回避するため、使用を継続することが必要である。

    2(a、c)

  • 4

    問4 健康食品に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 食品は、身体の構造や機能に影響する効果を表示することはできないが、特定保健用食品については特定の保健機能の表示、栄養機能食品については各種ビタミン、ミネラルに対して栄養機能の表示をすることができる。 b 健康食品の安全性や効果を担保する科学的データの質は、医薬品と同等である。 c 健康補助食品の誤った使用法により健康被害を生じた例も報告されている。 d 近年、セルフメディケーションへの関心が高まるとともに、健康補助食品などが健康推進・増進を目的として広く国民に使用されるようになった。

    2(a=正, b=誤, c=正, d=正)

  • 5

    問5 乳児及び小児への医薬品の使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が短く、服用した医薬品の吸収率が相対的に低い。 b 小児は、肝臓や腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の代謝・排泄に時間がかかる。 c 小児は、血液脳関門が未発達であるため、吸収されて循環血液中に移行した医薬品の成分が脳に達しにくい。 d 乳児は、医薬品の影響を受けやすく、また、状態が急変しやすいため、基本的には医師の診療を受けることが優先され、一般用医薬品による対処は最小限にとどめることが望ましい。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 6

    問6 医薬品の相互作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 医薬品の相互作用とは、複数の医薬品を併用したときに医薬品の作用が増強する場合であって、作用が減弱する場合には、相互作用とはいわない。

  • 7

    問7 妊婦及び妊娠していると思われる女性に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 ビタミンC含有製剤は、妊娠前後に摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされている。

  • 8

    問8 高齢者の医薬品の使用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として65歳以上を「高齢者」としている。 b 一般に高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、腎臓の機能が低下していると医薬品の作用は弱くなるため、若年時と比べて副作用が生じるリスクは低くなる。 c 高齢者は、嚥下障害を抱えていることがあり、そのうえ医薬品の副作用で口渇を生じている場合は、誤嚥を誘発しやすくなるので注意が必要である。 d 高齢者に副作用が生じるリスクは年齢のみから判断できる。

    2(a=正, b=誤, c=正, d=誤)

  • 9

    問9 プラセボ効果に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品を使用したとき、薬理作用を生じさせる効果をプラセボ効果という。 b プラセボ効果によってもたらされる反応や変化は、望ましいもののみである。 c プラセボ効果は、主観的な変化だけでなく、客観的に測定可能な変化として現れることもあるが不確実である。 d プラセボ効果は、医薬品を使用したこと自体による楽観的な結果への期待(暗示効果)や、条件付けによる生体反応、時間経過による自然発生的な変化(自然緩解など)等が関与して生じると考えられている。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=正)

  • 10

    問10 医薬品によるアレルギーに関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a アレルギーは、医薬品の薬理作用とは関係なく起こり得る。 b アレルギーは、医薬品の有効成分によってのみ引き起こされる。 c 医薬品を使用してアレルギーを起こしたことがある人は、その医薬品に対して免疫ができているため、次回から使用しても問題ない。 d 医薬品の中には、鶏卵や牛乳を原材料として作られているものがあるため、それらに対するアレルギーがある人は使用を避けなければならない場合がある。

    2(a、d)

  • 11

    問11 医薬品の品質に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品は、適切な保管・陳列がなされたとしても、経時変化による品質の劣化は避けられない。 b 医薬品は、高温や多湿によって品質の劣化を起こしやすいが、光による品質の劣化は起こらない。 c 一般用医薬品は、家庭における常備薬として購入されることも多いことから、使用期限から十分な余裕をもって販売されることが重要である。 d 医薬品は、適切な保管がなされなかった場合、人体に好ましくない作用をもたらす物質を生じることはないが、医薬品の効き目が低下することがある。

    3(a=正, b=誤, c=正, d=誤)

  • 12

    問12 医薬品の不適正な使用と有害事象に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品の不適正な使用は、概ね、使用する人の誤解や認識不足に起因するものと、医薬品を本来の目的以外の意図で使用するものに大別される。 b 小児への使用を避けるべき医薬品を「子供だから大人用のものを半分にして飲ませればよい」として服用させるなど、安易に医薬品を使用する場合には、有害事象につながる危険性が高い。 c 医薬品の販売に従事する専門家においては、必要以上の大量購入や頻回購入などを試みる不審な購入者等には慎重に対処する必要がある。 d 医薬品は多く飲めば早く効くため、定められた用量を超える量を服用しても、有害事象につながる危険性はない。

    1(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 13

    問13 医薬品と食品との相互作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a アルコールは、主として腎臓で代謝されるため、酒類(アルコール)をよく摂取する人は、その代謝機能が高まっていることが多い。 b 制酸成分を主体とする胃腸薬については、酸度の高い食品と一緒に使用すると胃酸に対する中和作用が低下することが考えられるため、炭酸飲料での服用は適当でない。 c 内服薬は、食品との相互作用を考慮する必要があるが、外用薬は、食品との相互作用を考慮しなくてもよい。 d 食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在する場合、医薬品とその食品を一緒に服用すると過剰摂取となることがある。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 14

    問14 以下のうち、一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書「セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について」(平成14年11月)において、一般用医薬品の役割とされているものとして、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 重篤な疾病に伴う症状の改善

  • 15

    問15 一般用医薬品販売時における、医薬品の販売等に従事する専門家と購入者等とのコミュニケーションに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般用医薬品は、必ずしも情報提供を受けた当人が医薬品を使用するとは限らないことを踏まえて、販売時のコミュニケーションを考える必要がある。 b 医薬品の販売等に従事する専門家からの情報提供は、単に専門用語を平易な表現で分かりやすく説明するだけでなく、説明した内容が購入者等にどう理解されているかなどの実情を把握しながら行う。 c 情報提供を受ける購入者等が医薬品を使用する本人で、かつ、現に症状がある場合には、言葉によるコミュニケーションから得られる情報のほか、その人の状態や様子全般から得られる情報も、状況把握につながる重要な手がかりとなる。 d 医薬品の販売等に従事する専門家は、一般用医薬品の選択や使用を判断する主体であり、購入者のセルフメディケーションに対して、医薬関係者として指示するという姿勢で臨むことが基本となる。

    2(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 16

    問16 医薬品の使用上の注意において、「乳児」、「幼児」、「小児」という場合の年齢区分(おおよその目安)に関する以下の組み合わせについて、正しいものを一つ選びなさい。

    3 幼児 ― 7歳未満

  • 17

    問17 サリドマイド製剤及びサリドマイド訴訟に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    1 サリドマイド訴訟は、貧血用薬として承認されたサリドマイド製剤を妊娠している女性が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常が発生したことに対する損害賠償訴訟である。

  • 18

    問18 スモン訴訟に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 キノホルム製剤は、1924年から( ア )として販売されていたが、1958年頃から( イ )を伴う特異な神経症状が報告されるようになり、日本では1970年9月に販売が停止された。1979年、スモン訴訟等の副作用事例を契機に、( ウ )が創設された。

    2 整腸剤 消化器症状 医薬品副作用被害救済制度

  • 19

    問19 ヒト免疫不全ウイルス(以下「HIV」という。)及びHIV訴訟に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a HIV訴訟は、血友病患者が、HIVの混入した原料血小板から製造された血液凝固因子製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。 b HIV訴訟は、国及び医療機関を被告として、1989年5月に大阪地裁、同年10月に東京地裁で提訴された。 c HIV訴訟の和解を踏まえ、HIV感染者に対する恒久対策として、エイズ治療研究開発センター及び拠点病院の整備や治療薬の早期提供等の様々な取り組みを推進してきている。 d HIV訴訟の和解を踏まえ、血液製剤の安全確保対策として、薬事行政組織の再編、情報公開の推進、健康危機管理体制の確立が行われたが、検査や献血時の問診の充実は図られなかった。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 20

    問20 クロイツフェルト・ヤコブ病(以下「CJD」という。)及びCJD訴訟に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a CJDは、細菌の一種であるプリオンが原因とされている。 b CJD訴訟の和解に際して、CJD患者の入院対策・在宅対策の充実の措置が講じられるようになった。 c CJDは、プリオンが脳の組織に感染し、次第に認知症に類似した症状が現れ、死に至る重篤な神経難病である。 d ヒト乾燥硬膜に対してプリオン不活化のための十分な化学的処理が行われないまま製品として流通し、脳外科手術で患者に移植されたことが原因でCJDが発症した事例がある。

    3(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 21

    問21 小腸及び大腸に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 十二指腸で分泌される腸液に含まれる成分の働きによって、膵液中のペプシノーゲンがペプシンになる。 b 炭水化物とタンパク質は、消化酵素の作用によってそれぞれ単糖類、アミノ酸に分解されて、小腸から吸収される。 c 大腸は盲腸、虫垂、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸からなる管状の臓器で、内壁粘膜に絨毛がある。 d 大腸内には腸内細菌が多く存在し、それらの腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンKを産生している。

    3(b、d)

  • 22

    問22 胆嚢及び肝臓に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 胆嚢は、肝臓で産生された胆汁を濃縮して蓄える器官で、十二指腸に内容物が入ってくると収縮して腸管内に胆汁を送り込む。 b 腸内に放出された胆汁酸塩の大部分は、小腸で再吸収されて肝臓に戻される。 c 肝臓は脂溶性ビタミンであるビタミンA、Dの貯蔵臓器であるが、水溶性ビタミンであるビタミンB6やB12の貯蔵臓器ではない。 d 小腸で吸収されたブドウ糖は、血液によって肝臓に運ばれてグルコースとして蓄えられる。

    1(a=正, b=正, c=誤, d=誤)

  • 23

    問23 呼吸器系に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

    2 鼻腔の内壁から分泌される鼻汁には、リゾチームが含まれ、気道の防御機構の一つとなっている。

  • 24

    問24 血液に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    3 リンパ球は白血球の約60%を占め、感染が起きた組織に遊走して集まり、細菌やウイルスを食作用によって取り込んで分解する。

  • 25

    問25 腎臓に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。なお、同じ記号の( )内には同じ字句が入ります。 腎臓に入る動脈は細かく枝分かれして、毛細血管が小さな球状になった( ア )を形成する。( ア )の外側を袋状のボウマン嚢が包み込んでおり、これを( イ )という。ボウマン嚢から1本の尿細管が伸びて、( イ )と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位である( ウ )を構成している。

    3 糸球体 腎小体 ネフロン

  • 26

    問26 目に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 網膜にある視細胞が光を感じる反応には、ビタミンEが不可欠であるため、ビタミンEが不足すると夜間視力の低下(夜盲症)を生じる。 b 睡眠中は涙液分泌が多いため、滞留した老廃物に粘液や脂分が混じって眼脂(目やに)となる。 c 眼瞼(まぶた)は、素早くまばたき運動ができるよう、皮下組織が少なく薄くできているため、内出血や裂傷を生じやすい。 d 目の充血は血管が拡張して赤く見える状態であるが、結膜の充血では白目の部分だけでなく眼瞼(まぶた)の裏側も赤くなる。

    4(c、d)

  • 27

    問27 内耳に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。 b 蝸牛は渦巻き形をした器官で、内部はリンパ液で満たされている。 c 前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられており、内部はリンパ液で満たされている。 d 乗り物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 28

    問28 鼻に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    3 鼻腔に隣接した目と目の間、額部分、頬の下、鼻腔の奥に空洞があり、それらを総称して副鼻腔というが、鼻腔とはつながっていない。

  • 29

    問29 外皮系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 角質層は、細胞膜が丈夫な線維性のセラミド(リン脂質の一種)でできた板状の角質細胞と、タンパク質(ケラチン)を主成分とする細胞間脂質で構成されており、皮膚のバリア機能を担っている。 b メラニン色素は、表皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、太陽光に含まれる紫外線から皮膚組織を防護する役割がある。 c 皮膚の色は、表皮や真皮に沈着したメラニン色素によるものであるが、毛の色についてはメラニン色素の量による影響を受けない。 d 汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺の二種類があり、アポクリン腺は手のひらなど毛根がないところも含め全身に分布する。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=誤)

  • 30

    問30 骨格系及び筋組織に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 骨の基本構造は、主部となる骨髄、骨髄表面を覆う骨膜、骨髄内部の骨質、骨の接合部にある関節軟骨の四組織からなる。 b 骨には造血機能があり、骨髄で産生される造血幹細胞から赤血球、白血球、血小板が分化することにより、体内に供給する。 c 平滑筋は、筋線維を顕微鏡で観察すると横縞模様(横紋)が見えるので横紋筋とも呼ばれる。 d 平滑筋は、消化管壁、血管壁、膀胱等に分布し、比較的弱い力で持続的に収縮する特徴がある。

    3(b、d)

  • 31

    問31 中枢神経系及び末梢神経系に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 脳の血管は末梢に比べて物質の透過に関する選択性が高く、タンパク質などの大分子や、小分子でもイオン化した物質は血液中から脳の組織へ移行しにくい。 b 末梢神経系は、随意運動や知覚等を担う体性神経系と、生命や身体機能の維持のため無意識に働いている機能を担う自律神経系に分類される。 c 交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経系は体が闘争や恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。 d 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンである。ただし、汗腺を支配する交感神経線維の末端では、例外的にアセチルコリンが伝達物質として放出される。

    2(a=正, b=正, c=誤, d=正)

  • 32

    問32 交感神経系が副交感神経系より優位に働いたときの効果器とその反応の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 心臓 ― 心拍数増加 b 膀胱 ― 排尿筋の収縮 c 腸 ― 運動低下 d 汗腺 ― 発汗抑制

    2(a、c)

  • 33

    問33 医薬品の有効成分の吸収及び代謝に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般に消化管からの吸収は、医薬品成分の濃度が高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象ではなく、消化管が積極的に取り込むものである。 b 坐剤は、肛門から挿入すると直腸内で溶解し、薄い直腸内壁の粘膜から有効成分が吸収されるため、内服薬よりも全身作用が緩やかに現れる。 c 抗狭心症薬のニトログリセリン(舌下錠、スプレー)は、口腔粘膜から吸収され、初めに肝臓で代謝を受けて全身に分布する。 d 有効成分が皮膚から浸透して体内の組織で作用する医薬品の場合、浸透する量は皮膚の状態、傷の有無やその程度などによって影響を受ける。

    5(a=誤, b=誤, c=誤, d=正)

  • 34

    問34 医薬品の有効成分の代謝、排泄及び体内での働きに関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 一度に大量の医薬品を摂取したり、十分な間隔をあけずに追加摂取したりして血中濃度を高くしても、ある濃度以上になると薬効は頭打ちとなり、有害な作用(副作用や毒性)も現れにくくなる。

  • 35

    問35 医薬品の剤形及びその一般的な特徴に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般に、内服用の錠剤は、腸内での溶解を目的として錠剤表面をコーティングしているもの(腸溶錠)を除いて、口中で噛み砕いて服用してもよい。 b 口腔内崩壊錠は、口の中の唾液で速やかに溶ける工夫がなされているため、水なしで服用することができる。 c カプセル剤は、水なしで服用すると喉や食道に貼り付くことがあるため、必ず適切な量の水(又はぬるま湯)とともに服用する。 d クリーム剤は、有効成分が適用部位に留まりやすいという特徴があり、適用部位を水から遮断したい場合に用いる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 36

    問36 全身的に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 偽アルドステロン症は、体内にカリウムと水が貯留し、体から塩分(ナトリウム)が失われることによって生じる病態である。 b ショック(アナフィラキシー)は、一旦発症すると病態は急速に悪化することが多く、適切な対応が遅れるとチアノーゼや呼吸困難等を生じ、致命的な転帰をたどることがある。 c 黄疸とは、ビリルビン(黄色色素)が胆汁中へ排出されず血液中に滞留することにより生じる、皮膚や白眼が黄色くなる病態であり、尿の色が濃くなることがある。 d 皮膚粘膜眼症候群は、38℃以上の高熱を伴って、発疹・発赤、火傷様の水疱等の激しい症状が比較的短時間のうちに全身の皮膚、口、眼等の粘膜に現れる病態で、スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 37

    問37 精神神経系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 精神神経症状が現れるのは、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用がなされた場合に限られる。

  • 38

    問38 消化器系に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、その一部が粘膜筋板を超えて欠損する状態である。 b 消化性潰瘍は、胃のもたれ、食欲低下、胸やけ、吐き気、胃痛、消化管出血に伴って糞便が黒くなるなどの症状が現れる。 c イレウス様症状は、悪化すると、腸内容物の逆流による嘔吐が原因で脱水症状を呈する可能性がある。 d イレウス様症状は、小児や高齢者のほか、普段から便秘傾向のある人は、発症のリスクが高い。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 39

    問39 呼吸器系に現れる副作用に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 間質性肺炎は、気管支又は肺胞が細菌に感染して炎症を生じたものである。 b 間質性肺炎による息切れは、初期には登坂等の運動時に感じられるが、病態が進行すると平地歩行や家事等の軽労作時にも意識されるようになる。 c 喘息は、合併症を起こさない限り、原因となった医薬品の有効成分が体内から消失すれば症状は寛解するが、重症例では窒息による意識消失から死に至る危険性もある。 d 喘息は、原因となる医薬品の使用開始から1~2週間程度で起こることが多い。

    3(b、c)

  • 40

    問40 皮膚に現れる副作用に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 接触皮膚炎は、医薬品が触れた皮膚の部分にのみ生じ、正常な皮膚との境界がはっきりしているのが特徴である。 b 光線過敏症は、医薬品が触れた部分だけでなく、全身へ広がって重篤化する場合がある。 c 薬疹は、あらゆる医薬品で起きる可能性があり、特に、発熱を伴って眼や口腔粘膜に異常が現れた場合は、急速に皮膚粘膜眼症候群や、中毒性表皮壊死融解症等の重篤な病態へ進行することがある。 d 薬疹は、それまで経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 41

    問41 医薬品の適正使用情報に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 添付文書は、医薬品の有効性、安全性等に係る新たな知見や使用に係る情報に基づき、必要に応じて随時改訂されている。 b 医薬品は、その適正な使用のために必要な情報を伴って初めて医薬品としての機能を発揮する。 c 販売名に薬効名が含まれているような場合には、添付文書における薬効名の記載は省略されることがある。 d 医薬品医療機器等法第52条の規定により、医薬品には、添付文書又はその容器若しくは被包に、「用法、用量その他使用及び取扱い上の必要な注意」等の記載が義務づけられている。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 42

    問42 一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 購入時に専門家から情報提供を受けているため、開封時に一度目を通せば十分である。

  • 43

    問43 一般用医薬品の添付文書の「使用上の注意」に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 「してはいけないこと」には、守らないと症状が悪化する事項、副作用又は事故等が起こりやすくなる事項について記載されている。 b 「その他の注意」には、副作用と考えられる症状を生じた場合や、症状の改善がみられない場合の対応が記載されている。 c 「その他の注意」には、医薬品の適用となる症状に関して、日常生活上、どのようなことを心がけるべきかなどが記載されている。 d 「相談すること」には、その医薬品を使用する前に、その適否について専門家に相談した上で適切な判断がなされるべきである場合について記載されている。

    2(a=正, b=誤, c=誤, d=正)

  • 44

    問44 以下の成分のうち、それを含有する一般用医薬品の添付文書の「次の症状がある人は使用(服用)しないこと」に「胃酸過多」と記載されるものとして、正しいものを一つ選びなさい。

    3 カフェイン

  • 45

    問45 以下の成分のうち、それを含有する一般用医薬品の添付文書に、「服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと」の旨が記載されるべきものとして、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 プソイドエフェドリン塩酸塩

  • 46

    問46 以下のうち、ブロメラインを含有する一般用医薬品の添付文書の「相談すること」に「肝臓病の診断を受けた人」と記載される理由について、正しいものを一つ選びなさい。

    4 代謝や排泄の低下によって、副作用が現れやすくなるため。

  • 47

    問47 以下の表のA欄は一般用医薬品の主な成分や薬効群、B欄はその一般用医薬品の使用上の注意の中で、「次の人は使用(服用)しないこと」とされている事項についての記述である。A欄とB欄の関係が正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a イブプロフェン ― 出産予定日12週以内の妊婦 b 芍薬甘草湯 ― 激しい腹痛又は吐き気・嘔吐の症状がある人 c ロペラミド ― 15歳未満の小児 d ヒマシ油が配合された瀉下薬 ― 心臓病の診断を受けた人

    2(a、c)

  • 48

    問48 一般用医薬品の使用期限の表示に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 適切な保存条件の下で製造後2年間、性状及び品質が安定であることが確認されている医薬品については、医薬品医療機器等法に基づく表示義務はない。 b 医薬品医療機器等法第50条に基づく表示義務がある場合、その表示は直接の容器又は被包に記載しなければならない。 c 購入者から医薬品が開封されてからどの程度の期間品質が保持されるか質問があった場合、「使用期限」が表示されていれば、表示されている「使用期限」を答えればよい。 d 配置販売される医薬品では、「配置期限」として記載されている。

    3(b、d)

  • 49

    問49 一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

    1 医薬品を旅行や勤め先へ携行するために別の容器へ移し替えると、誤用の原因となるおそれがある。

  • 50

    問50 医薬品等の安全性情報に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    3 「緊急安全性情報」はレッドレター、「安全性速報」はイエローレターとも呼ばれる。

  • 51

    問51 以下の情報のうち、独立行政法人医薬品医療機器総合機構のホームページに掲載されているものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般用医薬品の添付文書情報 b 医薬品販売業許可業者名一覧 c 患者向医薬品ガイド・くすりのしおり d 特定保健用食品許可品目名一覧

    2(a、c)

  • 52

    問52 医薬品の副作用情報等の収集に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、情報を広く収集することによって、医薬品の安全対策のより着実な実施を図ることを目的としている。 b 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、病院若しくは診療所の開設者又は医師が報告を行う制度であり、薬剤師は報告する義務はない。 c 医薬品・医療機器等安全性情報報告制度は、1967年3月より、約3000の医療機関をモニター施設に指定して、厚生省(当時)が直接副作用報告を受ける「医薬品副作用モニター制度」としてスタートした。 d 医薬品の製造販売業者等には、その製造販売をし、又は承認を受けた医薬品について、その副作用等によるものと疑われる健康被害の発生、その使用によるものと疑われる感染症の発生等を知ったときは、その旨を、都道府県知事に報告することが義務づけられている。

    2(a、c)

  • 53

    問53 医薬品の副作用情報等の収集、評価及び措置の内容に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 一般用医薬品に関しては、製造販売業者に対して、承認後の安全性に関する調査は求められていない。 b 副作用情報は、その医薬品の製造販売業者等において評価・検討され、必要な安全対策が図られる。 c 各制度によって集められた副作用情報については、都道府県知事によって調査検討が行われ、その結果に基づき、厚生労働大臣が、安全対策上必要な行政措置を講じている。 d 厚生労働大臣が行う安全対策上必要な行政措置として、使用上の注意の改訂の指示等を通じた注意喚起のための情報提供や、効能・効果や用法・用量の一部変更、調査・実験の実施の指示、製造・販売の中止、製品の回収等がある。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 54

    問54 医薬品による副作用等が疑われる場合の報告の仕方に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 安全対策上必要があると認められる場合でも、医薬品の過量使用や誤用によるものと思われる健康被害については報告する必要はない。

  • 55

    問55 医薬品副作用被害救済制度に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 医薬品を適正に使用せずに発生した副作用についても、救済対象となる。 b 給付請求先は独立行政法人医薬品医療機器総合機構である。 c 生物由来製品を適正に使用したにもかかわらず、それを介して生じた感染等による疾病、障害又は死亡についても対象である。 d 給付の種類としては、医療費、障害年金、遺族一時金などがある。

    3(b、d)

  • 56

    問56 以下のうち、医薬品副作用被害救済制度の対象となるものについて、正しいものを下から一つ選びなさい。

    1 人体に直接使用する殺菌消毒剤

  • 57

    問57 医薬品副作用被害救済制度の給付対象とならないケースのうち、製品不良など製薬企業に損害賠償責任がある場合の相談窓口として推奨されている機関を下から一つ選びなさい。

    2 医薬品PLセンター

  • 58

    問58 これまでに日本国内において実施された一般用医薬品に対する主な安全対策に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 小柴胡湯による間質性肺炎 ― 安全性速報の配布 b 塩酸フェニルプロパノールアミン含有医薬品による脳出血 ― 緊急安全性情報の配布 c アミノピリンが配合されたアンプル入りかぜ薬による重篤な副作用(ショック) ― 製品の回収要請 d 一般用かぜ薬による間質性肺炎 ― 代替成分への切替指示

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 59

    問59 医薬品の適正使用及びその啓発活動に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 登録販売者は、一般用医薬品の販売に従事する医薬関係者(専門家)として、適切なセルフメディケーションの普及定着、医薬品の適正使用の推進のための活動に積極的に参加、協力することが期待される。 b 医薬品の持つ特質及びその使用・取扱い等について正しい知識を広く生活者に浸透させることにより、保健衛生の維持向上に貢献することを目的とし、毎年10月17日~23日の1週間を「薬と健康の週間」として、国、自治体、関係団体等による広報活動やイベント等が実施されている。 c 薬物乱用や薬物依存は、一般用医薬品では生じず、違法薬物(麻薬、覚せい剤、大麻等)によって生じるものである。 d 医薬品の適正使用の重要性に関する小中学生への啓発は、薬物への興味や乱用につながることからしてはならない。

    1(a=正, b=正, c=誤, d=誤)

  • 60

    問60 以下の成分を含む一般用医薬品のうち、メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児には使用(服用)しない旨が添付文書に記載されるものとして、正しいものを一つ選びなさい。

    3 アミノ安息香酸エチル

  • 61

    問61 かぜ薬に配合される成分及びその期待される主な作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a グアヤコールスルホン酸カリウム ― 炎症による腫れを和らげる b メチルエフェドリン塩酸塩 ― 鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる c ノスカピン ― 咳を抑える d クレマスチンフマル酸塩 ― 発熱を鎮め、痛みを和らげる

    3(b、c)

  • 62

    問62 かぜ薬に含まれる炎症による腫れを和らげる成分(抗炎症成分)に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a セミアルカリプロティナーゼはタンパク質分解酵素で、体内で産生される炎症物質(起炎性ポリペプチド)を分解する作用がある。 b ブロメラインは、炎症を生じた組織において、毛細血管やリンパ管に沈着したフィブリン類似の物質を分解して浸出物の排出を促し、炎症による腫れを和らげる。 c セミアルカリプロティナーゼは、痰粘液の粘り気を弱めて痰を切れやすくする働きがある。 d トラネキサム酸は、凝固した血液を溶解しやすくする働きがあるため、血栓のある人にも使用できる。

    1(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 63

    問63 以下の記述にあてはまるかぜ薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。 まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることが知られている。

    3 小青竜湯

  • 64

    問64 痛みや発熱が起こる仕組み及び解熱鎮痛薬の働きに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a プロスタグランジンは、病気や外傷があるときに活発に産生されるようになり、体の各部位で発生した痛みが脳へ伝わる際に、そのシグナルを増幅することで痛みの感覚を強めている。 b プロスタグランジンが脳の下部にある体温を調節する部位(温熱中枢)に作用して、体温を通常より低く維持するように調節する。 c 解熱鎮痛成分によりプロスタグランジンの産生が抑制されると、逆に肝臓での炎症が起こりやすくなる可能性がある。 d プロスタグランジンの作用が解熱鎮痛成分によって妨げられると、胃酸分泌が低下するとともに胃壁の血流量が増加して、胃粘膜障害を起こしやすくなる。

    3(a=正, b=誤, c=正, d=誤)

  • 65

    問65 解熱鎮痛薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a アスピリンは、15歳未満の小児に対しては、一般用医薬品として使用してはならない。 b 出産予定日12週間以内の妊婦がアスピリンの使用を避けなければならない理由は、アスピリンに血液を凝固しにくくさせる作用があるためである。 c エテンザミドは、水痘(水疱瘡)又はインフルエンザにかかっている15歳未満の小児に対しても安全に使用できる。 d エテンザミドは、痛みの発生を抑える働きが作用の中心となっている他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強いため、解熱鎮痛成分としては、単独で使用されることが多い。

    1(a、b)

  • 66

    問66 解熱鎮痛薬に含まれる成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a イブプロフェンは、全身性エリテマトーデス又は混合性結合組織病のある人において無菌性髄膜炎を生じやすい。 b サザピリンは、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分となっている。 c ショウキョウは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。 d メトカルバモールには骨格筋の緊張をもたらす脊髄反射を抑制する作用があり、骨格筋の異常緊張、痙攣・疼痛を伴う腰痛、肩こり、筋肉痛、関節痛、神経痛、打撲、捻挫等に用いられる。

    2(a、d)

  • 67

    問67 眠気を促す薬の成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、一時的な睡眠障害(寝つきが悪い、眠りが浅い)の緩和には使用されず、慢性的に不眠症状がある人や、医療機関において不眠症の診断を受けている人に使用される。 b ブロモバレリル尿素は、催眠鎮静薬以外の一般用医薬品や医療用医薬品にも配合されていることがある。 c ブロモバレリル尿素は胎児に障害を引き起こす可能性があるため、妊婦又は妊娠していると思われる女性は使用を避けるべきである。 d 生薬成分のみからなる鎮静薬は、作用が穏やかなため、複数の鎮静薬と併用して、長期連用する必要がある。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 68

    問68 以下の生薬成分のうち、眠気を促す薬に含まれるものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ホップ b ブシ c カノコソウ(別名キッソウコン) d ヨクイニン

    2(a、c)

  • 69

    問69 眠気を防ぐ薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 眠気防止薬は、一時的に精神的な集中を必要とするときに、眠気や倦怠感を除去する目的で使用されるものであり、疲労の解消や睡眠が不要になるという効果がある。

  • 70

    問70 鎮暈薬(乗り物酔い防止薬)に配合される成分及びその作用に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ジフェニドール塩酸塩 ― 抗めまい作用 b スコポラミン臭化水素酸塩水和物 ― 抗ヒスタミン作用 c アミノ安息香酸エチル ― 抗コリン作用 d ジメンヒドリナート ― 中枢神経系を興奮させる作用

    3(a=正, b=誤, c=誤, d=誤)

  • 71

    問71 鎮咳去痰薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a デキストロメトルファン臭化水素酸塩は麻薬性鎮咳成分とも呼ばれ、長期連用や大量摂取によって倦怠感や虚脱感、多幸感等が現れることがあり、薬物依存につながるおそれがある。 b トリメトキノール塩酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。 c バクモンドウは、バラ科のホンアンズ、アンズ等の種子を基原とする生薬で、体内で分解されて生じた代謝物の一部が延髄の呼吸中枢、咳嗽中枢を鎮静させる作用を示すとされる。 d ジプロフィリンは、自律神経系を介さずに気管支の平滑筋に直接作用し、弛緩させ、気管支を拡張させる。

    4(a=誤, b=正, c=誤, d=正)

  • 72

    問72 鎮咳去痰薬に配合される去痰成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a カルボシステインは、気道粘膜からの粘液の分泌を促進する作用を示す。 b エチルシステイン塩酸塩は、痰の中の粘性タンパク質を溶解・低分子化して粘性を減少させる。 c グアイフェネシンは、粘液成分の含量比を調整し痰の切れを良くする。 d ブロムヘキシン塩酸塩は、気道粘膜からの粘液分泌促進作用・溶解低分子化作用・線毛運動促進作用を示す。

    3(b、d)

  • 73

    問73 口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a リゾチーム塩酸塩は、鶏卵アレルギーの既往歴がある人では使用を避ける必要がある。 b 炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、セチルピリジニウム塩化物が配合されている場合がある。 c ヨウ素系殺菌消毒成分が口腔内に使用される場合、結果的にヨウ素の摂取につながり、バセドウ病や橋本病などの甲状腺疾患の診断を受けた人の治療に悪影響(治療薬の効果減弱など)を生じるおそれがある。 d ヨウ素は、食品に含まれるビタミンDと反応すると脱色を生じて殺菌作用が失われる。

    2(a、c)

  • 74

    問74 胃腸に作用する薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 生薬成分が配合された健胃薬は、味や香りが強いものが多いため、散剤をオブラートで包む等、味や香りを遮断する方法で服用するのが適当である。

  • 75

    問75 止瀉薬及び瀉下薬に配合される成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ロペラミド塩酸塩が配合された止瀉薬は、食あたりや水あたりによる下痢の症状に用いられることを目的としており、食べすぎ・飲みすぎによる下痢、寝冷えによる下痢については適用対象でない。 b ピコスルファートナトリウムは、胃や小腸で分解され、大腸への刺激作用を示すようになる。 c 酸化マグネシウムは、腸内容物の浸透圧を高めることで糞便中の水分量を増し、大腸を刺激して排便を促すことを目的として配合される。 d マルツエキスは、主成分である麦芽糖が腸内細菌によって分解(発酵)して生じるガスによって便通を促すとされ、瀉下薬としては比較的作用が強いため、乳幼児の便秘への適用はない。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=誤)

  • 76

    問76 強心薬に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 レイヨウカクは、シカ科のマンシュウアカジカ又はマンシュウジカの雄のまだ角化していない、若しくは、わずかに角化した幼角を基原とする生薬で、強心作用の他、強壮、血行促進の作用があるとされる。

  • 77

    問77 血中コレステロールに関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 コレステロールは細胞の構成成分で、( ア )や胆汁酸等の生理活性物質の産生に重要な物質である。 コレステロールは水に( イ )物質であるため、血液中では血漿タンパク質と結合したリポタンパク質となって存在する。リポタンパク質は比重によっていくつかの種類に分類されるが、そのうち( ウ )は、コレステロールを肝臓から末梢組織へと運ぶリポタンパク質である。

    2 副腎皮質ホルモン 溶けにくい 低密度リポタンパク質

  • 78

    問78 貧血及び貧血用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 鉄分は、赤血球が酸素を運搬する上で重要なヘモグロビンの産生に不可欠なミネラルであり、鉄分の摂取不足を生じると、ただちに貧血の症状が現れる。 b 銅は、ヘモグロビンの産生過程で、鉄の代謝や輸送に重要な役割を持つため、補充した鉄分を利用してヘモグロビンが産生されるのを助ける目的で、貧血用薬に硫酸銅が配合されている場合がある。 c マンガンは、糖質・脂質・タンパク質の代謝をする際に働く酵素の構成物質であり、エネルギー合成を促進する目的で、貧血用薬に硫酸マンガンが配合されている場合がある。 d 貧血には、ビタミン欠乏性貧血や鉄欠乏性貧血があるが、鉄製剤でいずれの貧血も改善できる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 79

    問79 痔及び痔疾用薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 痔瘻は、肛門内部に存在する肛門腺窩と呼ばれる小さなくぼみに糞便の滓が溜まって炎症・化膿を生じた状態で、体力低下等により抵抗力が弱まっているときに起こりやすい。 b 痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として、ジブカイン塩酸塩のような局所麻酔成分が用いられる。 c シコンは、ムラサキ科のムラサキの根を基原とする生薬で、新陳代謝促進、殺菌、抗炎症等の作用を期待して用いられる。 d 痔による肛門部の炎症や痒みを和らげる成分として、プレドニゾロン酢酸エステルのようなステロイド性抗炎症成分が配合されている場合がある。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 80

    問80 以下の記述にあてはまる泌尿器用薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力に関わらず、排尿異常があり、ときに口が渇くものの排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに適すとされる。

    4 猪苓湯

  • 81

    問81 婦人薬の女性ホルモン成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a エチニルエストラジオール、エストラジオールを補充するもので、膣粘膜または外陰部に適用されるものがある。 b 妊娠中に摂取することによって胎児の成長を促す作用が報告されており、妊婦又は妊娠していると思われる女性では使用を続けるべきである。 c 吸収された成分の一部が乳汁中に移行することが考えられるため、母乳を与える女性では使用を避けるべきである。 d 長期連用により乳癌や脳卒中などの発生確率が高まる可能性があるため、継続して使用する場合には、医療機関を受診するよう促すべきである。

    2(a=正, b=誤, c=正, d=正)

  • 82

    問82 以下の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力中等度以下で、手足がほてり、唇が乾くものの月経不順、月経困難、こしけ(おりもの)、更年期障害、不眠、神経症、湿疹・皮膚炎、足腰の冷え、しもやけ、手あれに適すとされるが、胃腸の弱い人では、不向きとされる。

    4 温経湯

  • 83

    問83 内服アレルギー用薬の成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ケトチフェンは、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える。 b ジフェンヒドラミン塩酸塩は、母乳を与える女性は使用を避けるか、使用する場合には授乳を避ける必要がある。 c ベラドンナ総アルカロイドは、交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌や、くしゃみを抑える。 d プソイドエフェドリン塩酸塩は、交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を拡張させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげる。

    2(a=正, b=正, c=誤, d=誤)

  • 84

    問84 以下の記述にあてはまる内服アレルギー用薬の漢方処方製剤として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 体力中等度以上の人の皮膚疾患で、痒みが強くて分泌物が多く、ときに局所の熱感があるものの湿疹・皮膚炎、蕁麻疹、水虫、あせもに適すとされるが、体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢をしやすい人では、胃部不快感、腹痛等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

    4 消風散

  • 85

    問85 次の表は、ある鼻炎用点鼻薬に含まれている成分の一覧である。 【1mL中】 テトラヒドロゾリン塩酸塩 1 mg クロルフェニラミンマレイン酸塩 5 mg ベンゼトニウム塩化物 0.2 mg リドカイン 5 mg この医薬品に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a テトラヒドロゾリン塩酸塩は、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示す。 b ベンゼトニウム塩化物は、殺菌消毒作用を示し、細菌、ウイルスに効果がある。 c リドカインは、鼻粘膜の過敏性や痛み、痒みを抑えることを目的として配合されている。 d この点鼻薬を過度に使用すると、逆に鼻づまり(鼻閉)がひどくなりやすい。

    4(c、d)

  • 86

    問86 眼科用薬に配合される成分に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 ( ア )の乾燥を防ぐことを目的として、コンドロイチン硫酸ナトリウムが用いられる。( イ )は、有効成分としてではなく添加物として用いられ、コンドロイチン硫酸ナトリウムと結合することにより、その( ウ )を高める。

    1 結膜や角膜 ヒアルロン酸ナトリウム 粘稠性

  • 87

    問87 皮膚に用いる薬の成分に関する以下の記述について、誤っているものを一つ選びなさい。

    2 サリチル酸メチルは、皮膚表面に冷感刺激を与え、軽い炎症を起こして反射的な血管の拡張による患部の血行を促す効果がある。

  • 88

    問88 一般的な創傷への対応に関する以下の記述のうち、正しいものを一つ選びなさい。

    3 創傷部に殺菌消毒薬を繰り返し適用すると、皮膚常在菌が殺菌されてしまい、また、殺菌消毒成分により組織修復が妨げられて、かえって治癒しにくくなったり、状態を悪化させることがある。

  • 89

    問89 頭皮及び毛根に作用する成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a カルプロニウム塩化物は、末梢組織において抗コリン作用を示し、頭皮の血管を拡張、毛根への血行を促すことによる発毛効果が期待される。 b エストラジオール安息香酸エステルは、女性ホルモンによる脱毛抑制効果を期待して用いられる。 c ヒノキチオールは、抗菌、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。 d カシュウは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。

    4(a=誤, b=正, c=正, d=正)

  • 90

    問90 歯痛及び歯周病に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 歯痛は、多くの場合、歯の齲蝕(むし歯)とそれに伴う歯髄炎によって起こる。 b 歯痛は基本的に歯科診療を受けることが優先され、歯痛薬による対処は最小限にとどめる必要がある。 c 歯周病(歯肉炎・歯槽膿漏)については、状態が軽いうちは自己治療が可能とされるが、日頃の十分な歯磨き等によって歯肉溝での細菌の繁殖を抑えることが重要である。 d 一般用医薬品の歯痛薬を適切に使用することで歯の齲蝕(むし歯)が修復される。

    2(a=正, b=正, c=正, d=誤)

  • 91

    問91 歯槽膿漏薬に含まれている成分及びその作用の関係について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a イソプロピルメチルフェノール ― 歯肉溝での細菌の繁殖を抑える b 銅クロロフィリンナトリウム ― 歯肉炎に伴う口臭を抑える c グリチルリチン酸二カリウム ― 歯周組織の出血を抑える d クロルヘキシジングルコン酸塩 ― 歯周組織の炎症を和らげる

    1(a、b)

  • 92

    問92 禁煙補助剤に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a ニコチン置換療法は、喫煙を継続しながら徐々に禁煙補助剤に換えていく方法で、離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、最終的にニコチン摂取をゼロにする方法である。 b 禁煙に伴うニコチン離脱症状が現れた場合は、1度に2個の咀嚼剤を摂取し、ニコチン離脱症状を抑えるとよい。 c 禁煙補助剤は長期間にわたって使用されるべきものではなく、添付文書で定められた期限を超える使用は避けるべきである。 d 非喫煙者が禁煙補助剤を使用した場合、吐き気、めまい、腹痛などの症状が現れやすい。

    5(a=誤, b=誤, c=正, d=正)

  • 93

    問93 ビタミン主薬製剤に関する以下の関係の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 ビタミン成分 ― 主薬 ― 用途 a ビタミンB2 ― シアノコバラミン ― 貧血用薬 b ビタミンB6 ― ピリドキサールリン酸エステル ― 口内炎 c ビタミンE ― トコフェロール ― 肩こり d ビタミンA ― レチノール酢酸エステル ― くる病の予防

    3(a=誤, b=正, c=正, d=誤)

  • 94

    問94 滋養強壮保健薬に含まれている成分に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a システインは、肝臓においてアルコールを分解する酵素の働きを助け、アセトアルデヒドと直接反応して代謝を促す働きがあるとされる。 b アスパラギン酸ナトリウムは、乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。 c アミノエチルスルホン酸(タウリン)は、体のあらゆる部分に存在し、細胞の機能が正常に働くために重要な物質であり、肝臓機能を改善する働きがあるとされている。 d グルクロノラクトンは、肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあり、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として配合されている場合がある。

    1(a=正, b=正, c=正, d=正)

  • 95

    問95 以下の防風通聖散の構成生薬による副作用について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 ア 妊婦に対しては、腸の急激な動きに刺激されて流産・早産を誘発するおそれがある。 イ 大量摂取により、偽アルドステロン症を起こすおそれがある。 ウ 心臓病、高血圧、糖尿病又は甲状腺機能障害の診断を受けた人では、症状を悪化させるおそれがある。

    2 ダイオウ カンゾウ マオウ

  • 96

    問96 消毒薬に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の適切な組み合わせを下から一つ選びなさい。 ( ア )・消毒は生存する微生物の数を減らすために行われる処置であり、また( イ )は物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することである。消毒薬の効果は、温度による影響を( ウ )。

    2 殺菌 滅菌 受ける

  • 97

    問97 塩素系殺菌消毒成分に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 次亜塩素酸ナトリウムやサラシ粉は、一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示すが、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられない。 b 塩素系殺菌消毒成分は、アルカリ性の洗剤・洗浄剤と反応して有毒な塩素ガスを発生するため、混ざらないように注意する。 c 有機塩素系殺菌消毒成分であるジクロルイソシアヌル酸ナトリウム、トリクロルイソシアヌル酸は、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられているので、プールの殺菌・消毒に用いられることが多い。 d 塩素系殺菌消毒成分は、有機物の影響を受けにくいので、殺菌消毒の対象物を洗浄しなくても十分な効果を示す。

    1(a、c)

  • 98

    問98 以下の記述にあてはまる殺虫剤の成分として、最も適切なものを下から一つ選びなさい。 除虫菊の成分から開発された成分で、比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭用殺虫剤に広く用いられている。

    5 ペルメトリン

  • 99

    問99 一般用検査薬に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせを下から一つ選びなさい。 a 専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されるものを体外診断用医薬品という。 b 悪性腫瘍、心筋梗塞や遺伝性疾患など重大な疾病の診断にも使用される。 c 検体中に対象物質が存在しているにもかかわらず、検出反応が起こらなかった場合を擬陽性という。 d 正しい方法で検体を採取し、一般用検査薬を正しく使用しても、擬陰性・擬陽性を完全に排除することは困難である。

    5(a=誤, b=誤, c=誤, d=正)

  • 100

    問100 妊娠検査薬及びヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(以下「hCG」という。)に関する以下の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

    4 妊娠検査薬は、その結果をもって直ちに妊娠しているか否かを断定するための医薬品である。