薬剤師国家試験 第109回 薬学実践問題(2024年2月)

厚生労働省『第109回薬剤師国家試験』より作成。出典: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakuzaishi-kokkashiken/index.html ※採点補正情報 - 問330(実務): 厚生労働省により『解なし』として採点除外。本問題集にも収載していない。 - 問305(実務): 厚生労働省は『1, 3, 5 のいずれか2つを選択すれば正解』として採点した。本問題集では3肢すべてを正解として登録している(explanation に注記)。

薬剤師国家試験 第109回 薬学実践問題(2024年2月)
149問 • 1日前#薬剤師
厚生労働省『第109回薬剤師国家試験』より作成。出典: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakuzaishi-kokkashiken/index.html ※採点補正情報 - 問330(実務): 厚生労働省により『解なし』として採点除外。本問題集にも収載していない。 - 問305(実務): 厚生労働省は『1, 3, 5 のいずれか2つを選択すれば正解』として採点した。本問題集では3肢すべてを正解として登録している(explanation に注記)。
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    問題一覧

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    問196【実務】学校薬剤師が授業中の教室の環境に係る検査を実施するため、中学校を訪れた。この学校には冷暖房設備と機械換気設備が設置されている。学校薬剤師は、検知管を接続した測定機器を用いて、2限目の授業が終了する直前に養護教諭立会いのもと、教室内で二酸化炭素濃度を測定した。 (測定結果) 二酸化炭素濃度:1,600 ppm 学校環境衛生基準:二酸化炭素濃度は1,500 ppm以下であることが望ましい。 測定結果をもとに学校薬剤師が行うこととして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 測定結果が1,500 ppmを超えたので、未使用の検知管を使って測定機器の気密性点検を実施する。 2 教室を30分以上換気し、生徒がいない状態で二酸化炭素濃度を再測定する。 3 換気設備の運転時間の検討や工夫を行った後に、換気能力の確認等機械の点検や整備の実施を助言する。 4 重大な健康被害を生じる可能性が高いことを養護教諭に伝える。 5 測定結果に加え、一酸化炭素などの他の汚染物質濃度の測定結果も合わせて、空気清浄度を総合的に評価する。

    3, 5

  • 2

    問197【物理・化学・生物】学校薬剤師が授業中の教室の環境に係る検査を実施するため、中学校を訪れた。この学校には冷暖房設備と機械換気設備が設置されている。学校薬剤師は、検知管を接続した測定機器を用いて、2限目の授業が終了する直前に養護教諭立会いのもと、教室内で二酸化炭素濃度を測定した。 (測定結果) 二酸化炭素濃度:1,600 ppm 学校環境衛生基準:二酸化炭素濃度は1,500 ppm以下であることが望ましい。 二酸化炭素の検出法とその原理に関連する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 検知管法は、二酸化炭素が酸性溶液に吸収される性質を利用している。 2 検知管法では、検知管に充てんした検知剤中のpH指示薬の色の変化によって二酸化炭素を検出する。 3 二酸化炭素は、赤外吸収スペクトル測定法でも検出できる。 4 二酸化炭素が対称伸縮振動をする場合、双極子モーメントは変化する。 5 二酸化炭素は、水素炎イオン化検出器を用いたガスクロマトグラフィーでも検出できる。

    2, 3

  • 3

    問198【物理・化学・生物】65歳女性。身長155 cm。パート勤務。糖尿病性腎症が進行し、1年前から血液透析が導入された。透析後目標体重(ドライウエイト)43 kg、透析間体重増加量平均2.0 kg。女性は、週3回透析を受けていたが、透析後に立ちくらみ、ふらつき、倦怠感、脱力感などの血圧低下症状がみられるようになり、最近は透析の翌日まで症状が続くようになった。そのため、透析チームは栄養状態の確認、ドライウエイトの再設定及び透析効率を検討することにした。 透析効率の指標に、標準化透析量(Kt/V)がある。Kt/Vは透析前BUNの濃度[BUNpre]と透析後BUNの濃度[BUNpost]の値を用いて次式で計算される。 Kt/V = -ln([BUNpost]/[BUNpre]) この患者では、[BUNpre]= 80 mg/dL、[BUNpost]= 10 mg/dLであった。このときのKt/Vの値として正しいのはどれか。1つ選べ。 ただし、ln 2 = 0.69とし、Kは透析により単位時間あたりに除去された尿素量に対応する血液の容量、tは透析時間、Vは透析された血液の総容量を表すものとする。 1 -2.07 2 -1.38 3 -0.69 4 1.38 5 2.07

    5

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    問199【実務】65歳女性。身長155 cm。パート勤務。糖尿病性腎症が進行し、1年前から血液透析が導入された。透析後目標体重(ドライウエイト)43 kg、透析間体重増加量平均2.0 kg。女性は、週3回透析を受けていたが、透析後に立ちくらみ、ふらつき、倦怠感、脱力感などの血圧低下症状がみられるようになり、最近は透析の翌日まで症状が続くようになった。そのため、透析チームは栄養状態の確認、ドライウエイトの再設定及び透析効率を検討することにした。 透析効率を評価した結果、ドライウエイトの上方修正を行った。しかし、その後も透析後の起立時に収縮期血圧が25 mmHg以上低下しており、症状の改善もみられなかった。そのため、医師は透析後の血圧低下を予防するために薬物を投与することにした。予防投与される薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 イソプレナリン塩酸塩 2 アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物 3 ジゴキシン 4 ドロキシドパ 5 ニトログリセリン

    4

  • 5

    問200【物理・化学・生物】52歳男性。会社員。2年前にソフトコンタクトレンズの定期検診で眼圧を測定したところ、平均ベースライン眼圧は右眼16 mmHg、左眼18 mmHgであったが、両眼で視野狭窄及び欠損があったため、正常眼圧緑内障と診断された。処方1による治療が開始されたが、その後、進行したため3ケ月前から処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 〔添加物〕ベンザルコニウム塩化物、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物、等張化剤を含有する。 (処方2) チモロール点眼液0.5%(持続性)(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 〔添加物〕メチルセルロース、マクロゴール4000、クエン酸ナトリウム水和物、ベンザルコニウム塩化物、pH調節剤を含有する。 男性が来局した際、薬剤師が点眼液の使用状況を確認したところ、数週間前から処方2の使用が2〜3日おきであることがわかった。男性は、処方2の使用直後に不快なべたつきを感じることと、処方1と2の使用の間に待つ時間が長すぎるので処方2の使用を忘れてしまうことを理由として挙げた。 男性が感じた不快なべたつきの原因の1つに点眼液のゲル化が考えられる。処方2の点眼液が点眼前はゾル状態、点眼後はゲル状態になるのに主に関わる物質はどれか。1つ選べ。 1 メチルセルロース 2 マクロゴール4000 3 クエン酸ナトリウム水和物 4 ベンザルコニウム塩化物 5 チモロール

    1

  • 6

    問201【実務】52歳男性。会社員。2年前にソフトコンタクトレンズの定期検診で眼圧を測定したところ、平均ベースライン眼圧は右眼16 mmHg、左眼18 mmHgであったが、両眼で視野狭窄及び欠損があったため、正常眼圧緑内障と診断された。処方1による治療が開始されたが、その後、進行したため3ケ月前から処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 (処方2) チモロール点眼液0.5%(持続性)(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 薬剤師が患者の訴えについて処方医に相談すると、再度診察を実施することになった。その後、処方1及び2が中止となり処方3へ変更となった。 (処方3) ラタノプロスト・チモロール配合点眼液(2.5 mL/本)1本 1日1回 夕 両眼点眼 〔添加物〕ベンザルコニウム塩化物、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物、等張化剤を含有する。 薬剤師が患者に再度説明する使用上の注意として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼できる。 2 点眼し忘れた場合は、翌日、朝と夕に点眼する。 3 点眼後に一時的に視界がかすんで見えることがある。 4 点眼後、目のまわりについた薬液は、すぐに拭き取るか目を閉じて洗顔する。 5 点眼後にまだべたつきを感じるときは、点眼容器を下に向けキャップをしたまま2〜3回振ってから使用すると回避できる。

    3, 4

  • 7

    問202【実務】52歳男性。身長168 cm、体重81 kg。3年前に2型糖尿病と診断され、食事療法と運動療法に加え、内服薬での治療を行ってきた。しかし、仕事の都合で食事が不規則になり、低血糖症状を経験したため、内服薬を自己判断で中止していた。今回、血糖コントロール不良のため、インスリン導入目的で入院となり、以下が処方された。また、この患者は、定期的に血糖自己測定を行う予定である。 (処方) ゾルトファイ配合注 フレックスタッチ(注1) 1回10ドーズ 1日1回 皮下注射(注2) 注1:インスリン デグルデク(遺伝子組換え)300単位及びリラグルチド(遺伝子組換え)10.8 mgが配合された無色澄明の注射液 注2:インスリン デグルデク/リラグルチドとして10単位/0.36 mg この患者に病棟担当薬剤師が行う教育的指導の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 原則、毎日同じ時刻に注射する。 2 カートリッジにひびが入った場合は、漏れがないことを確認してから使用する。 3 液に濁りが生じたときは、カートリッジを振って均一な懸濁液にして使用する。 4 注射は皮膚面に対して45度に傾けて打つ。 5 注射後は、針ケースを注射針にまっすぐ取りつけ、針ケースを回して注射針を引っ張って取り外す。

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  • 8

    問203【物理・化学・生物】52歳男性。身長168 cm、体重81 kg。3年前に2型糖尿病と診断され、食事療法と運動療法に加え、内服薬での治療を行ってきた。しかし、仕事の都合で食事が不規則になり、低血糖症状を経験したため、内服薬を自己判断で中止していた。今回、血糖コントロール不良のため、インスリン導入目的で入院となり、ゾルトファイ配合注が処方された。また、この患者は、定期的に血糖自己測定を行う予定である。 血糖値の簡易測定の一つにグルコース酸化酵素を用いる方法がある。この方法では、酵素反応により生じた過酸化水素が電極で酸化されて電流が発生するので、この電流を測定する。その反応は以下のとおりである。 グルコース + O2 →(グルコース酸化酵素) グルコノラクトン + H2O2 H2O2 → O2 + 2H+ + 2e- 患者の血糖値が90.0 mg/dLであったとき、測定した血液1 nL中で生じた電気量に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、グルコースの分子量を180、電子1 molの電気量を9.65×10^4クーロンとする。また、血糖値はグルコース濃度を表し、反応により生成する電子はグルコース由来とする。 1 4.83×10^-4 クーロン 2 9.65×10^-4 クーロン 3 1.93×10^-3 クーロン 4 4.83×10^-3 クーロン 5 9.65×10^-3 クーロン

    2

  • 9

    問204【実務】72歳女性。近医で2年前に高血圧症及びうつ病と診断され、薬物治療が開始された。1年前から動作緩慢となり、右上肢と左下肢に振戦を自覚するようになった。最近、振戦が強くなったため総合病院を受診したところ、パーキンソン病が疑われた。担当医は、パーキンソン病の診断を裏付けるためイオフルパン(123I)注射液によるドパミントランスポーターシンチグラフィーを数週間後に施行することにした。担当医は薬剤師に、検査に関する注意事項の説明を依頼した。薬剤師がお薬手帳を確認したところ、以下の記載があった。 (お薬手帳の内容) フルボキサミンマレイン酸塩錠75 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 28日分 イルベサルタン錠100 mg 1回1錠(1日1錠) トリクロルメチアジド錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 薬剤師が患者にする説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 検査結果に影響を与えるため、検査前24時間は食事を控えてください。 2 トリクロルメチアジド錠は検査結果に影響を与えることがあるので、休薬をするかどうか医師と協議します。 3 撮影前後はできるだけ水分摂取を制限し、排尿を避けてください。 4 検査薬は検査当日しか使用できないので、確実に検査できる日を予約してください。 5 検査薬を注射してから、数時間後に頭部の撮影を実施するので、検査に少し時間がかかります。

    4, 5

  • 10

    問205【物理・化学・生物】72歳女性。近医で2年前に高血圧症及びうつ病と診断され、薬物治療が開始された。1年前から動作緩慢となり、右上肢と左下肢に振戦を自覚するようになった。最近、振戦が強くなったため総合病院を受診したところ、パーキンソン病が疑われた。担当医は、パーキンソン病の診断を裏付けるためイオフルパン(123I)注射液によるドパミントランスポーターシンチグラフィーを数週間後に施行することにした。 イオフルパン(123I)注射液によるドパミントランスポーターシンチグラフィーはSPECTの1つである。この診断法に関連する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 123Iから放出されるγ線を検出する。 2 SPECTは、放射型のCTの一種である。 3 放出される2本の消滅放射線を同時計測する。 4 イオフルパン(123I)注射液は、病院内のサイクロトロンで製造する必要がある。 5 ドパミントランスポーターに結合しなかった遊離の123Iを測定する。

    1, 2

  • 11

    問206【実務】64歳男性。身長168 cm、体重62 kg。血圧135/80 mmHg。飲酒習慣あり。パーキンソン病及び高血圧症と診断され、処方1及び処方2の薬剤を服用中である。最近、パーキンソン病が進行し、wearing-off現象を頻回に起こすようになったため、処方3が追加となり、患者家族が薬局に処方箋を持参した。 (処方1) レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 (処方2) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方3) セレギリン塩酸塩口腔内崩壊錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3の薬剤の服用開始にあたり、薬剤師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 レボドパ製剤を1日3錠から1錠へ減量するように医師に提案する。 2 アムロジピン錠の中止を医師に提案する。 3 チーズ、ビール、赤ワインを大量に摂取した場合、血圧上昇を起こす可能性があることを患者家族に説明する。 4 幻覚があらわれた場合、すぐに病院を受診するように患者家族に説明する。 5 wearing-off現象が改善したら、処方3を中止してよいことを患者家族に説明する。

    3, 4

  • 12

    問207【物理・化学・生物】64歳男性。身長168 cm、体重62 kg。血圧135/80 mmHg。飲酒習慣あり。パーキンソン病及び高血圧症と診断され、レボドパ・カルビドパ配合錠及びアムロジピンを服用中で、wearing-off現象に対しセレギリン塩酸塩口腔内崩壊錠が追加された。 ドパミンは、FAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)を補酵素としてモノアミン酸化酵素B(MAOB)により代謝される。この代謝反応は、以下の図に示す機構で進行すると考えられている。セレギリンはこの補酵素と共有結合を形成することでMAOBを不可逆的に阻害する。反応①の過程でドパミンの水素アは、セレギリンにおいては水素イに相当する。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、図中のFADの化学構造はRとして一部省略している。 1 反応①において、FADは還元剤として働く。 2 反応②は、置換反応である。 3 反応③において、カテコール骨格をもつイミンが生成する。 4 反応④で生成する「代謝物」は、カテコール骨格をもつ第一級アミンである。 5 セレギリンは炭素ウで補酵素と共有結合を形成する。

    3, 5

  • 13

    問208【実務】55歳女性(閉経後)。身長160 cm、体重52 kg。血圧135/70 mmHg。高血圧症にて、処方1の薬剤を服用している。 (処方1) アジルサルタン錠20 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 今回、1ケ月前よりほてりや発汗、不眠症状等があり、更年期障害を疑い婦人科クリニックを受診した。その後、以下の追加処方箋を持参して、かかりつけ薬局を訪れた。 (処方2) 結合型エストロゲン錠0.625 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方2の薬剤の服用開始にあたり、患者への説明内容として適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 下肢の疼痛・浮腫、息切れ等が出現した際は、連絡すること。 2 血圧が低下する場合があること。 3 手術前には休薬を検討する必要があること。 4 投与開始後は、定期的に乳房検診並びに婦人科検診を行う必要があること。 5 骨折のリスクが上がること。

    5

  • 14

    問209【物理・化学・生物】55歳女性(閉経後)。身長160 cm、体重52 kg。血圧135/70 mmHg。高血圧症にてアジルサルタン錠を服用しており、更年期障害に対し結合型エストロゲン錠が追加された。 後日、同患者が再び来局し、不安やイライラが強いことから漢方薬を紹介してほしいと依頼された。この患者に加味逍遙散(注)を紹介したが、この漢方薬を長期服用する場合、留意すべき副作用として腸間膜静脈硬化症が報告されている。 (注)サイコ、シャクヤク、トウキ、ソウジュツ、ブクリョウ、サンシシ、ボタンピ、カンゾウ、ショウキョウ、ハッカから構成される処方 この副作用の原因と考えられる生薬として正しいのはどれか。1つ選べ。なお、写真左下のスケールバーは1 cmである。 1 サイコ 2 サンシシ 3 ボタンピ 4 カンゾウ 5 ハッカ

    2

  • 15

    問210【物理・化学・生物】43歳男性。身長170 cm、体重75 kg。双極性障害で処方1の薬剤を服用していた。抑うつ症状が再燃してきたため、今回、処方2が追加された処方箋と以下の検査値が記載された情報用紙を持って患者が来局した。 (処方1) バルプロ酸Na徐放錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 炭酸リチウム錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方2) ラモトリギン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (検査値) 血清クレアチニン1.0 mg/dL、AST 28 IU/L、ALT 22 IU/L、 血清中リチウム濃度1.2 mEq/L、血清中バルプロ酸濃度100 ng/mL バルプロ酸やラモトリギンは、どちらもグルクロン酸転移酵素で代謝される。ラモトリギンのグルクロン酸抱合体の構造として正しいのはどれか。1つ選べ。 1 構造式1 2 構造式2 3 構造式3 4 構造式4 5 構造式5

    2

  • 16

    問211【実務】43歳男性。身長170 cm、体重75 kg。双極性障害で処方1の薬剤を服用していた。抑うつ症状が再燃してきたため、今回、処方2が追加された処方箋と以下の検査値が記載された情報用紙を持って患者が来局した。 (処方1) バルプロ酸Na徐放錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 炭酸リチウム錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方2) ラモトリギン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (検査値) 血清クレアチニン1.0 mg/dL、AST 28 IU/L、ALT 22 IU/L、 血清中リチウム濃度1.2 mEq/L、血清中バルプロ酸濃度100 ng/mL この処方に関し、医師へ疑義照会する内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 バルプロ酸Na徐放錠200 mgの投与量を、1日200 mgに減量する。 2 バルプロ酸Na徐放錠200 mgの投与量を、1日1200 mgに増量する。 3 ラモトリギン錠の投与量を、1日50 mgに増量する。 4 ラモトリギン錠の用法を、朝食後2時間以降投与に変更する。 5 ラモトリギン錠の用法を、隔日投与にする。

    5

  • 17

    問212【実務】57歳男性。身長175 cm、体重63 kg。患者は大腸がんの治療で、3ケ月前より病院でFOLFIRI療法(イリノテカン注、レボホリナート注、フルオロウラシル静脈注射、フルオロウラシル持続注射)を施行していた。持続注射が辛いとの患者の訴えがあり、XELOX療法(カペシタビン・オキサリプラチン療法)に変更され、今回、患者が処方1及び処方2の処方箋を持って、来局した。その際、患者から、「最近手のひらが赤くなって痛くなってきた」、「点滴をした日は手にしびれも現れる」、「副作用がとても心配である」との訴えがあった。 (処方1) カペシタビン錠300 mg 1回6錠(1日12錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 休薬7日間 (処方2) ヘパリン類似物質クリーム0.3%(25 g/本)4本 両手・両足に適量を塗布 1日4回 朝昼夕就寝前 この患者への薬局薬剤師の指導内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 手の赤みや痛みの症状は一過性ですぐに良くなるので、心配ありません。 2 手の赤みや痛みの症状がなくなっても、処方2の薬を指示どおり継続して塗布してください。 3 点滴治療をした日に手のしびれを感じた際は、冷水でよく冷やしてください。 4 手のしびれは数日後に軽快しますが、ひどく痛みが続く場合は、医師に連絡してください。 5 激しい下痢が生じた場合は、市販の下痢止めを服用して、処方1の薬を継続して服用してください。

    2, 4

  • 18

    問213【物理・化学・生物】57歳男性。身長175 cm、体重63 kg。大腸がんの治療で、3ケ月前よりFOLFIRI療法を施行していたが、持続注射が辛いとの患者の訴えがあり、XELOX療法(カペシタビン・オキサリプラチン療法)に変更され、カペシタビン錠300 mgとヘパリン類似物質クリームが処方された。 カペシタビンは、段階的にフルオロウラシルに代謝されるプロドラッグである。体内におけるカペシタビンの代謝を示した下図に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 カペシタビンの点線で囲った構造は、分子の疎水性を高める。 2 Aは二酸化炭素(CO2)である。 3 Bの糖部はD-リボースである。 4 Cの点線で囲った酸素原子は、水に溶けている酸素分子(O2)に由来する。 5 加リン酸分解で生じるDの構造式はD-リボース骨格(5'-リン酸化体)である。

    1, 2

  • 19

    問214【実務】65歳女性。腰背部痛のため近隣の整形外科クリニックを受診したところ、骨粗しょう症と診断され、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方1) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) アセトアミノフェン錠300 mg 1回1錠 痛みが強い時 10回分(10錠) (処方3) ジクロフェナクNaテープ30 mg(10×14 cm 非温感)2袋(7枚/袋) 1回1枚 痛いところに貼付 処方薬を使用する際に、定期的に検査する必要がある項目はどれか。1つ選べ。 1 エルデカルシトールの血中濃度 2 血清カルシウム 3 血中TSH(甲状腺刺激ホルモン) 4 血清カリウム 5 血糖

    2

  • 20

    問215【物理・化学・生物】65歳女性。腰背部痛のため近隣の整形外科クリニックを受診したところ、骨粗しょう症と診断され、エルデカルシトールカプセル、アセトアミノフェン錠、ジクロフェナクNaテープが処方された。 処方されたエルデカルシトール(C30H50O5)に関する記述として誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 共役トリエン構造をもち、遮光保存が必要である。 2 ステロイド骨格を構成する環状構造の一部が開裂した構造をもつ。 3 C環とD環の結合は、trans配置である。 4 本品は炭素数30に対しヒドロキシ基を4つ含み、水に溶けやすい。 5 標的受容体と結合する際、ヒドロキシ基は水素結合の形成に関与する。

    4

  • 21

    問216【物理・化学・生物】54歳女性。数ケ月前より、咽頭痛及び頸部リンパ節腫脹を認めた。精査の結果、悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)と診断され、初回治療としてR-CHOP療法を開始するために入院となった。 化学療法施行前にB型肝炎ウイルスのスクリーニング検査を実施したところ、次の検査結果であったため、以下の処方が開始となった。 (検査結果) HBs抗原(-)、HBc抗体(+)、HBs抗体(+)、 HBV-DNA量25 IU/mL(基準値20 IU/mL) (処方) エンテカビル錠0.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 7日分 この患者のB型肝炎ウイルス関連検査結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 HBs抗原は、エンベロープに含まれる抗原であり感染の指標となる。 2 HBc抗体(+)、HBs抗体(+)という検査結果は、この患者が過去に組換え体HBs抗原タンパク質を成分とするB型肝炎ワクチンを接種したためである。 3 この患者のHBs抗体を6ケ月後に再測定して陽性であっても、B型肝炎ウイルスキャリアとはいえない。 4 HBs抗原(-)、HBc抗体(+)という検査結果から、この患者は急性肝炎と判断される。 5 HBV-DNAの検査では、宿主細胞の染色体内に挿入されたウイルスDNAのみが定量される。

    1, 3

  • 22

    問217【実務】54歳女性。悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)と診断され、R-CHOP療法を開始するために入院となった。化学療法施行前のB型肝炎ウイルスのスクリーニング検査結果(HBs抗原(-)、HBc抗体(+)、HBs抗体(+)、HBV-DNA量25 IU/mL)に基づき、エンテカビル錠0.5 mgが処方された。 この処方に関して薬剤師が留意しておく内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 飲み忘れた場合、次の就寝前に2回分をまとめて服用する。 2 食事により吸収が低下するため、服用前後2時間は食事をしない。 3 処方された薬剤を服用中でも、化学療法を開始する。 4 腎機能に応じた用量調整の必要はない。 5 この処方は継続せず、1週間で終了する。

    2, 3

  • 23

    問218【実務】76歳女性。夫と息子との3人暮らし。高血圧症、てんかん、統合失調症及び不眠症の治療を行っている。処方1〜3は、以下の時系列記録の1年前から継続している。 (処方1) アジルサルタン錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 (処方2) バルプロ酸Na徐放錠100 mg 1回1錠(1日2錠) リスペリドン口腔内崩壊錠1 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 28日分 (処方3) ラメルテオン錠8 mg 1回1錠(1日1錠) レンボレキサント錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 28日分 7月4日(かかりつけ医受診後来局):処方1〜3継続、eGFR 56 mL/min/1.73 m2 8月1日(かかりつけ医受診後来局):処方1〜3継続、eGFR 32 mL/min/1.73 m2 家族「腎臓の精密検査のために、かかりつけの先生が、大学病院の腎臓内科の外来受診を予約してくれました。8月8日に本人を連れていきます。」 8月4日(家族から薬局へ電話相談、及び薬剤師から医師への確認): 家族「前回受診時にかかりつけの先生に伝え忘れましたが、よだれが出るようになったり、顔の表情が無くなったり、歩行が遅くなったりすることが7月中旬ぐらいから目立ってきました。」 かかりつけ医師「随意運動は問題ありませんでした。薬の副作用ですね。」 8月4日に医師から指摘のあった副作用の原因薬物として、可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。 1 アジルサルタン 2 バルプロ酸ナトリウム 3 リスペリドン 4 ラメルテオン 5 レンボレキサント

    3

  • 24

    問219【物理・化学・生物】76歳女性。夫と息子との3人暮らし。高血圧症、てんかん、統合失調症及び不眠症の治療を行っている。アジルサルタン、バルプロ酸Na、リスペリドン、ラメルテオン、レンボレキサントを継続服用しており、7月中旬から「よだれが出る、顔の表情が無くなる、歩行が遅くなる」などの症状が出現した。医師は薬剤の副作用と判断した。 この副作用と同じ症状が現れる可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。 1 大脳皮質運動野の障害 2 大脳辺縁系の障害 3 大脳基底核の障害 4 視床下部の障害 5 皮質脊髄路の障害

    3

  • 25

    問220【物理・化学・生物】89歳女性。体重40 kg。高血圧症及び慢性心不全に対して処方1で薬物治療を行っている。独居で入院拒否があるため、医師と薬剤師、看護師が訪問している。最近、下腿浮腫が出現し、労作時の息苦しさや疲労感が強くなってきたため、血液検査を実施したところ、脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)値が3ケ月前の450 pg/mLから下記の検査値になっていた。 (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠5 mg 1回1錠(1日1錠) ビソプロロールフマル酸塩錠0.625 mg 1回1錠(1日1錠) アゾセミド錠60 mg 1回1錠(1日1錠) スピロノラクトン錠50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (検査値) Na 141 mEq/L、K 4.8 mEq/L、eGFR 54 mL/min/1.73 m2、NT-proBNP 1,180 pg/mL ※なお、NT-proBNP値900 pg/mL以上は治療対象となる心不全の可能性が高い。 その後、訪問医は継続中だった処方1のうち、エナラプリルのみを中止して、新たに処方2を追加した。 (処方2) サクビトリルバルサルタンNa水和物錠50 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 7日分 下図は、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の生成と代謝の過程を示している。BNPは、mRNAからBNP前駆体タンパク質として翻訳された後、切断されて血中に分泌される。サクビトリルが阻害する酵素ネプリライシンの作用部位は、切断1〜3のいずれかである。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 BNPとNT-proBNPは、主に心室から分泌される。 2 NT-proBNPは、図のペプチドAである。 3 BNPは、NT-proBNPよりも血液中での安定性が高い。 4 ネプリライシンの作用部位は、切断3である。 5 NT-proBNPは、BNPと同様に腎臓に作用してNa+の尿中への排出を促進する。

    1, 4

  • 26

    問221【実務】65歳女性。高血圧症、骨粗しょう症、慢性便秘症及び脂質異常症の治療でかかりつけ薬局を利用し、処方1及び処方2の薬剤を2年間服用している。さらに、脂質異常症については食事療法の効果が不十分で、処方3を2ケ月前に開始した。 (処方1) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330 mg 1回1錠(1日2錠) オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセル2 g 1回1包(1日2包) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方3) フェノフィブラート錠53.3 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3開始直前の空腹時検査値: LDL-C 126 mg/dL、HDL-C 58 mg/dL、TG(トリグリセリド)198 mg/dL 処方2の薬剤の服用によって生じる可能性が高いのはどれか。2つ選べ。 1 血中TSH値の上昇 2 高カリウム血症 3 血圧上昇 4 血中NT-proBNP値の上昇 5 脱水症状

    2, 5

  • 27

    問222【実務】65歳女性。高血圧症、骨粗しょう症、慢性便秘症及び脂質異常症の治療でかかりつけ薬局を利用し、処方1及び処方2の薬剤を2年間服用している。さらに、脂質異常症については食事療法の効果が不十分で、処方3を2ケ月前に開始した。 (処方1) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330 mg 1回1錠(1日2錠) オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセル2 g 1回1包(1日2包) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方3) フェノフィブラート錠53.3 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3開始直前の空腹時検査値: LDL-C 126 mg/dL、HDL-C 58 mg/dL、TG(トリグリセリド)198 mg/dL 昨夜から全身の筋肉痛が生じているため、一般用医薬品の痛み止めを求めて来局した。昨日は、日課としている約2 kmの散歩しかしておらず、普段はその程度の運動で筋肉痛は起こらないと言う。また、胃が弱いので内服ではなく、テレビコマーシャルで見たロキソプロフェン含有テープ剤の購入を希望している。 かかりつけ薬剤師のこの患者への対応として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方3の薬剤の服用継続を指導する。 2 最近の尿の色を確認する。 3 体のだるさの有無を確認する。 4 ロキソプロフェン含有テープ剤を使用して様子をみるように勧める。 5 補中益気湯の服用を勧める。

    2, 3

  • 28

    問223【物理・化学・生物】65歳女性。高血圧症、骨粗しょう症、慢性便秘症及び脂質異常症の治療でかかりつけ薬局を利用し、処方1及び処方2の薬剤を2年間服用している。さらに、脂質異常症については食事療法の効果が不十分で、処方3を2ケ月前に開始した。 (処方1) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330 mg 1回1錠(1日2錠) オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセル2 g 1回1包(1日2包) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方3) フェノフィブラート錠53.3 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3開始直前の空腹時検査値: LDL-C 126 mg/dL、HDL-C 58 mg/dL、TG(トリグリセリド)198 mg/dL 昨夜から全身の筋肉痛が生じているため、一般用医薬品の痛み止めを求めて来局した。昨日は、日課としている約2 kmの散歩しかしておらず、普段はその程度の運動で筋肉痛は起こらないと言う。 この患者の筋肉の状態を知るために血液検査をする場合、注目すべき生体成分はどれか。2つ選べ。 1 クレアチンキナーゼ 2 ビリルビン 3 乳酸デヒドロゲナーゼ 4 ヘモグロビン 5 尿酸

    1, 3

  • 29

    問224【物理・化学・生物】3歳5ケ月女児。台所で沸かしていたやかんのお湯をかぶり、体表の熱傷(II度)で救急搬送された。入院14日目に39℃の発熱を認め、熱傷創部からセフェム系抗菌薬に感受性のあるAが同定されたため、セフタジジムを2週間投与し、症状が改善したため終了した。 抗菌薬終了7日後に、再び38℃の発熱及び熱傷創部に膿を認めた。膿を検査したところ、Aが同定された。検出されたAの薬剤感受性試験及び患者の血液検査の結果は、以下のとおりである。 (薬剤感受性試験の結果) ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) タゾバクタム・ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) セフタジジム MIC≧16 ng/mL Resistant(耐性) メロペネム MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) シプロフロキサシン MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) アミカシン MIC 2 ng/mL Susceptible(感性) (検査値) 血清アルブミン4.2 g/dL、CRP 8.0 mg/dL、白血球17,600/nL、AST 24 IU/L、ALT 11 IU/L、血清クレアチニン0.24 mg/dL、BUN 10 mg/dL なお、この患者はアモキシシリン水和物に対するアレルギー歴がある。 Aに該当する細菌に関しては、培養検査等により以下の情報が得られている。Aはどれか。1つ選べ。 「好気条件で増殖する。グラム陰性菌である。鞭毛を有する。芽胞は形成しない。色素ピオシアニンを産生する。バイオフィルムを形成する。」 1 リステリア菌 2 緑膿菌 3 淋菌 4 黄色ブドウ球菌 5 破傷風菌

    2

  • 30

    問225【実務】3歳5ケ月女児。台所で沸かしていたやかんのお湯をかぶり、体表の熱傷(II度)で救急搬送された。入院14日目に39℃の発熱を認め、熱傷創部からセフェム系抗菌薬に感受性のあるAが同定されたため、セフタジジムを2週間投与し、症状が改善したため終了した。 抗菌薬終了7日後に、再び38℃の発熱及び熱傷創部に膿を認めた。膿を検査したところ、Aが同定された。検出されたAの薬剤感受性試験及び患者の血液検査の結果は、以下のとおりである。 (薬剤感受性試験の結果) ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) タゾバクタム・ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) セフタジジム MIC≧16 ng/mL Resistant(耐性) メロペネム MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) シプロフロキサシン MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) アミカシン MIC 2 ng/mL Susceptible(感性) (検査値) 血清アルブミン4.2 g/dL、CRP 8.0 mg/dL、白血球17,600/nL、AST 24 IU/L、ALT 11 IU/L、血清クレアチニン0.24 mg/dL、BUN 10 mg/dL なお、この患者はアモキシシリン水和物に対するアレルギー歴がある。 この患者の検査結果を受けて、医師と感染制御チーム(ICT)の薬剤師が協議した。薬剤師が医師に提案する抗菌薬として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 シプロフロキサシン 2 メロペネム 3 アミカシン 4 セフタジジム 5 タゾバクタム・ピペラシリン

    2, 3

  • 31

    問226【衛生】68歳女性。身長150 cm、体重41 kg(BMI 18.2)。独居。喫煙歴無し。飲酒はしない。最近、体重の減少と体力の低下が気になっていたところ、テレビでフレイルの特集を見て、自分も該当するのではないかと心配になり、健康サポート薬局の薬剤師に相談に来た。薬剤師はこの女性に生活習慣について尋ね、以下の情報を得た。 ・近頃、固いものが食べにくくなったので豆腐のような軟らかいものを好んで食べている。 ・運動習慣は週に1回程度、散歩を行ってきたが、最近疲れやすくなったので外に出ない日が多くなった。 ・年をとるとともに友人が少なくなったので、他者と交流する機会は、ほとんどない。 フレイルに関する内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 フレイルは、加齢に伴う身体的、精神的な機能低下のことである。 2 フレイルは、要介護になった状態のことである。 3 フレイルは、回復することのない病態である。 4 フレイルの進行を防ぐことは、健康寿命の延伸につながる。 5 フレイルは、過栄養により防ぐことができる。

    1, 4

  • 32

    問227【実務】68歳女性。身長150 cm、体重41 kg(BMI 18.2)。独居。喫煙歴無し。飲酒はしない。最近、体重の減少と体力の低下が気になっていたところ、テレビでフレイルの特集を見て、自分も該当するのではないかと心配になり、健康サポート薬局の薬剤師に相談に来た。薬剤師はこの女性に生活習慣について尋ね、以下の情報を得た。 ・近頃、固いものが食べにくくなったので豆腐のような軟らかいものを好んで食べている。 ・運動習慣は週に1回程度、散歩を行ってきたが、最近疲れやすくなったので外に出ない日が多くなった。 ・年をとるとともに友人が少なくなったので、他者と交流する機会は、ほとんどない。 薬剤師がこの女性に行うフレイル予防に関する提案の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 タンパク質の摂取量を減らす。 2 咀嚼機能と嚥下機能の低下を防ぐため、口腔体操などを行う。 3 日常生活において、できるだけ紫外線を浴びないようにする。 4 疲労を回避するために、運動は現状よりも控える。 5 地域の活動に参加して、適度に人との交流を行う。

    2, 5

  • 33

    問228【実務】70歳男性と60歳女性の夫婦。2人で、打たせ湯のある温泉施設に日帰り旅行へ行ったところ、翌日夜に女性は全身倦怠感と頭痛を伴う発熱の症状を呈したが、自宅療養し、2日後に回復した。一方、男性は旅行から帰った5日後に発熱し、呼吸困難感、湿性咳嗽と胸痛の症状が見られたため、医療機関を受診したところ、肺炎と診断され入院となった。男性は身長165 cm、体重53 kg。入院時の各種検査結果は以下のとおりである。さらに、この男性が罹患している疾病に関して、尿中抗原検査及び喀痰の遺伝子増幅法検査を追加で施行した結果、いずれも陽性となった。夫婦は同じ病原体に罹患し、女性はポンティアック熱であったと考えられた。 (身体所見) 体温38.2℃、血圧101/62 mmHg、脈拍95拍/分(整)、SpO2(ルームエアー)93% (検査所見) 白血球12,000/nL、赤血球440×10^4/nL、Hb 14.3 g/dL、血小板20×10^4/nL、AST 25 IU/L、ALT 20 IU/L、総ビリルビン0.8 mg/dL、血清クレアチニン2.0 mg/dL、CRP 18.2 mg/dL、SARS-CoV2-PCR(鼻咽頭ぬぐい液)陰性、尿中肺炎球菌抗原検査陰性 この男性患者に対する治療薬として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 レボフロキサシン 2 オセルタミビル 3 アモキシシリン 4 セフジニル 5 ニルマトレルビル・リトナビル

    1

  • 34

    問229【衛生】70歳男性と60歳女性の夫婦。2人で、打たせ湯のある温泉施設に日帰り旅行へ行ったところ、翌日夜に女性は全身倦怠感と頭痛を伴う発熱の症状を呈したが、自宅療養し、2日後に回復した。一方、男性は旅行から帰った5日後に発熱し、呼吸困難感、湿性咳嗽と胸痛の症状が見られたため、医療機関を受診したところ、肺炎と診断され入院となった。男性は身長165 cm、体重53 kg。入院時の各種検査結果は以下のとおりである。さらに、この男性が罹患している疾病に関して、尿中抗原検査及び喀痰の遺伝子増幅法検査を追加で施行した結果、いずれも陽性となった。夫婦は同じ病原体に罹患し、女性はポンティアック熱であったと考えられた。 (身体所見) 体温38.2℃、血圧101/62 mmHg、脈拍95拍/分(整)、SpO2(ルームエアー)93% (検査所見) 白血球12,000/nL、赤血球440×10^4/nL、Hb 14.3 g/dL、血小板20×10^4/nL、AST 25 IU/L、ALT 20 IU/L、総ビリルビン0.8 mg/dL、血清クレアチニン2.0 mg/dL、CRP 18.2 mg/dL、SARS-CoV2-PCR(鼻咽頭ぬぐい液)陰性、尿中肺炎球菌抗原検査陰性 この男性患者が罹患した疾病に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 感染症法(注)において三類感染症に分類される。 2 高齢者や免疫力の低下した人がかかる日和見感染症である。 3 ビル空調機の循環冷却水や加湿器から発生するエアロゾルを吸入することで集団発生しやすい。 4 罹患者の飛沫によって、直接他者へ感染する。 5 ワクチン接種により予防することができる。 (注)感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

    2, 3

  • 35

    問230【実務】56歳男性。30歳から印刷会社に勤務している。6ケ月ごとに実施される特定化学物質健康診断を受診したところ、第一次検査の結果は以下のとおりであった。 (第一次検査の検査値) 身長165 cm、体重62.5 kg、体温36.6℃、血圧122/83 mmHg、脈拍76拍/分、AST 40 IU/L、ALT 46 IU/L、γ-GTP 95 IU/L 第二次検査として、腹部の超音波による検査等の画像検査、呼気中の一酸化炭素量の測定、血清間接ビリルビン及び血液中の腫瘍マーカーの検査を受けた。 (第二次検査の検査値(一部抜粋)) 血清間接ビリルビン0.97 mg/dL(総ビリルビン1.81 mg/dL、直接ビリルビン0.84 mg/dL)、胆道がんの腫瘍マーカー陽性 画像検査で胆道に腫瘍が見つかった。 本症例で陽性となった胆道がんの腫瘍マーカーはどれか。1つ選べ。 1 NSE(neuron specific enolase) 2 PSA(prostate specific antigen) 3 CYFRA 21-1(cytokeratin 19 fragment antigen) 4 CA 19-9(carbohydrate antigen 19-9) 5 SCC抗原(squamous cell carcinoma related antigen)

    4

  • 36

    問231【衛生】56歳男性。30歳から印刷会社に勤務している。6ケ月ごとに実施される特定化学物質健康診断を受診したところ、第一次検査の結果は以下のとおりであった。 (第一次検査の検査値) 身長165 cm、体重62.5 kg、体温36.6℃、血圧122/83 mmHg、脈拍76拍/分、AST 40 IU/L、ALT 46 IU/L、γ-GTP 95 IU/L 第二次検査として、腹部の超音波による検査等の画像検査、呼気中の一酸化炭素量の測定、血清間接ビリルビン及び血液中の腫瘍マーカーの検査を受けた。 (第二次検査の検査値(一部抜粋)) 血清間接ビリルビン0.97 mg/dL(総ビリルビン1.81 mg/dL、直接ビリルビン0.84 mg/dL)、胆道がんの腫瘍マーカー陽性 画像検査で胆道に腫瘍が見つかった。 この男性は第二次検査の結果から、最終的に胆道がんと診断された。その原因となった可能性が高いと考えられる化学物質はどれか。2つ選べ。 (選択肢1〜5の化学構造式:1 ジクロロメタン類縁構造、2 オルト-トルイジン、3 1,2-ジクロロプロパン関連、4 ジクロロベンジジン、5 有機リン系構造) 1 構造式1 2 構造式2 3 構造式3 4 構造式4 5 構造式5

    1, 3

  • 37

    問232【実務】乳児(生後1ケ月、女児)を連れた母親が、女児の1ケ月検診を受けた後に、女児が服用している薬について相談したいことがあるということで、かかりつけ薬局に来局した。女児の出生時の体重は2,940 gであり、母乳栄養で現在は3,890 gである。女児は、メナテトレノンシロップ1 mLを哺乳確立時、生後1週目(産科退院時)、今回と合計3回内服している。母親は、女児へのメナテトレノン投与の理由について薬剤師に質問をした。 薬剤師が母親へ行った説明内容として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 くる病の発症リスクを軽減するため。 2 黄疸等の肝障害リスクを軽減するため。 3 頭蓋内出血等の出血リスクを軽減するため。 4 神経管閉鎖障害のリスクを軽減するため。 5 アレルギーの発症リスクを軽減するため。

    3

  • 38

    問233【衛生】乳児(生後1ケ月、女児)を連れた母親が、女児の1ケ月検診を受けた後に、女児が服用している薬について相談したいことがあるということで、かかりつけ薬局に来局した。女児の出生時の体重は2,940 gであり、母乳栄養で現在は3,890 gである。女児は、メナテトレノンシロップ1 mLを哺乳確立時、生後1週目(産科退院時)、今回と合計3回内服している。母親は、女児へのメナテトレノン投与の理由について薬剤師に質問をした。 薬剤師は母親にメナテトレノン投与によって、あるビタミンを補充できることを説明した。このビタミンが新生児や幼若乳児で不足する理由として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 胎盤を通過しにくいため。 2 母乳中の含有量が少ないため。 3 胆汁分泌が低下している場合には、吸収されにくいため。 4 新生児や乳児は代謝及び排泄が亢進しているため。 5 新生児と乳児は、腸内細菌叢が未発達であるため。

    4

  • 39

    問234【実務】55歳男性。身長165 cm、体重46 kg。脳血管障害により3年前から寝たきりの状態となり自宅療養中であった。ベッドから誤って転落し、大腿骨を骨折したため、入院となった。入院時、仙骨部に褥瘡が認められ、病態としては黄色期と判断されたことから、褥瘡チームが介入した。褥瘡チームが回診で確認したところ滲出液、創周囲の感染徴候が認められた。 褥瘡チームの薬剤師による医師への提案として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 急性期の病態と考えられることから、積極的な薬物治療は行わず、経過観察する。 2 抗菌薬を全身投与する。 3 スルファジアジン銀クリームを患部に塗布する。 4 精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏を患部に塗布する。 5 クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏を患部に塗布する。

    3, 4

  • 40

    問235【衛生】55歳男性。身長165 cm、体重46 kg。脳血管障害により3年前から寝たきりの状態となり自宅療養中であった。ベッドから誤って転落し、大腿骨を骨折したため、入院となった。入院時、仙骨部に褥瘡が認められ、病態としては黄色期と判断されたことから、褥瘡チームが介入した。褥瘡チームが回診で確認したところ滲出液、創周囲の感染徴候が認められた。 褥瘡治療においては、必要なエネルギー量と摂取タンパク質量を考慮することが重要であるため、NST(Nutrition Support Team)の薬剤師が介入することとなった。この患者に必要な栄養投与量は、総エネルギー量が体重1 kgあたり30 kcal、タンパク質摂取量が1日あたり60 gである。この場合の非タンパク質カロリー/窒素比(NPC/N比)として最も近いのはどれか。1つ選べ。 ただし、タンパク質の窒素含有率は16%とする。 1 100 2 120 3 140 4 160 5 180

    2

  • 41

    問236【実務】猛暑日が続き、連日にわたって熱中症警戒アラートが発表されているため、多くの人がドラッグストアに病者用食品の経口補水液を購入に来た。購入希望者から薬剤師に、脱水や熱中症への対策について相談が度々あった。 薬剤師が、購入希望者に対して行う、脱水や熱中症に関する説明内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 室内で過ごしていれば、熱中症になることはありません。 2 喉の渇きを感じるまで、水分補給は必要ありません。 3 経口補水液を飲み過ぎると、ナトリウムの過剰摂取につながる恐れがあります。 4 めまいや大量の発汗、筋肉のこむら返りなどの初期症状に注意してください。 5 この経口補水液は病者用の食品であるので、医師の診断を受けてから摂取してください。

    3, 4

  • 42

    問237【衛生】猛暑日が続き、連日にわたって熱中症警戒アラートが発表されているため、多くの人がドラッグストアに病者用食品の経口補水液を購入に来た。購入希望者から薬剤師に、脱水や熱中症への対策について相談が度々あった。 この経口補水液に表示されているマークはどれか。1つ選べ。 (選択肢1〜5に5種類のマーク図が示されている) 1 マーク1 2 マーク2 3 マーク3 4 マーク4 5 マーク5

    4

  • 43

    問238【実務】70歳男性。同居している息子夫婦に付き添われて来局。20歳の頃より喫煙習慣があり(ブリンクマン指数:1,200)、現在も1日に10本程度喫煙している。また職業上の粉じん曝露歴があった。数年前より労作時の息切れが出現し、徐々に症状が悪化したために近医を受診し、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断され、以下の処方が出された。 (処方) チオトロピウム臭化物吸入用カプセル18 ng 1回1カプセル 1日1吸入 全56カプセル 処方薬の注意すべき主な副作用はどれか。2つ選べ。 1 排尿障害 2 徐脈 3 口腔内カンジダ症 4 下痢 5 口渇

    1, 5

  • 44

    問239【衛生】70歳男性。同居している息子夫婦に付き添われて来局。20歳の頃より喫煙習慣があり(ブリンクマン指数:1,200)、現在も1日に10本程度喫煙している。また職業上の粉じん曝露歴があった。数年前より労作時の息切れが出現し、徐々に症状が悪化したために近医を受診し、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断され、以下の処方が出された。 (処方) チオトロピウム臭化物吸入用カプセル18 ng 1回1カプセル 1日1吸入 全56カプセル この男性は現在も喫煙を続けていることから、息子夫婦から、喫煙が健康に及ぼす影響を父親に説明してほしいとの依頼があった。薬剤師がこの男性に対して行う、「喫煙と健康」に関して説明する内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 COPDの最大のリスク要因は喫煙である。 2 受動喫煙は虚血性心疾患や脳卒中のリスクを高める心配はない。 3 たばこの発がん物質は主流煙に多く含まれており、副流煙にはほとんど存在しない。 4 能動喫煙の防止を目的として、健康増進法が制定されている。 5 喫煙によって薬物代謝酵素が誘導され、効果に影響が出る薬もある。

    1, 5

  • 45

    問240【実務】37歳女性。生後6ケ月の男児あり。母乳哺育中。3ケ月前に動悸、食欲亢進、体重減少が現れたため、かかりつけ医を受診したところ、甲状腺機能亢進が疑われ、精査の結果、バセドウ病と診断された。プロピルチオウラシル錠内服による治療が開始されたが、投与開始1ケ月後の検査において、白血球数減少が認められたため、放射性同位体131Iを含む放射性医薬品(ヨウ化ナトリウム(131I)カプセル)による治療に変更することになった。 この放射性同位体131Iを含む放射性医薬品の服用前後の生活における注意点について、この患者への薬剤師の説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 服用1〜2週間前から、海藻類を含む食品などの摂取を増やしてください。 2 服用後も母乳哺育を継続することができます。 3 服用1〜2週間前から、ヨウ素含有うがい液の使用を避けてください。 4 服用後1週間は、子供との長時間の接触(添い寝など)は避けるようにしてください。 5 服用後も、洗濯やお風呂は同居の人と区別する必要はありません。

    3, 4

  • 46

    問241【衛生】37歳女性。生後6ケ月の男児あり。母乳哺育中。3ケ月前に動悸、食欲亢進、体重減少が現れたため、かかりつけ医を受診したところ、甲状腺機能亢進が疑われ、精査の結果、バセドウ病と診断された。プロピルチオウラシル錠内服による治療が開始されたが、投与開始1ケ月後の検査において、白血球数減少が認められたため、放射性同位体131Iを含む放射性医薬品(ヨウ化ナトリウム(131I)カプセル)による治療に変更することになった。 この患者の治療に用いる放射性同位体131Iを含む放射性医薬品に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、この放射性医薬品に含まれる131Iの物理学的半減期は8日、生物学的半減期は80日とする。 1 131Iの壊変方式はβ+壊変で、β+線とγ線を放出する。 2 131Iの実効半減期は、7.3日である。 3 この医薬品は、非密封小線源として治療に用いられる。 4 131Iは体内に吸収されると、甲状腺だけでなく骨にも集積する。 5 脳腫瘍の治療にも用いられる。

    2, 3

  • 47

    問242【衛生】ある市立中学校で、線状降水帯による大雨のため床下浸水の被害が発生し、休校となった。この学校では、市から供給される水道水のみを水源とし、地下の受水槽に一旦貯めたのちに、高置水槽に揚水して給水栓に飲料水を供給している。学校を再開するにあたり、臨時検査として給水栓の飲料水の水質を検査することになり、学校薬剤師が以下の項目について検査を行った。 検査項目:一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、全有機炭素(TOC)の量、pH値、味、臭気、色度、濁度及び遊離残留塩素 下表は学校薬剤師が採水時に測定した項目及び検査機関で測定した項目の検査結果である。直近の定期検査は災害の2ケ月前に実施したものである。 検査結果(定期検査/臨時検査) 一般細菌:不検出/2,800個/mL 大腸菌:不検出/不検出 塩化物イオン:12.4 mg/L/31.0 mg/L 全有機炭素(TOC):0.52 mg/L/0.68 mg/L pH値:7.2/6.5 味:異常なし/異常なし 臭気:異常なし/異常なし 色度:1度未満/1度未満 濁度:0.1度未満/0.6度 遊離残留塩素:0.3 mg/L/0.05 mg/L 検査を行った項目のうち、次の試薬A〜Cを用いる項目の組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。 (試薬Aの構造式:N,N-ジメチル-p-フェニレンジアミン様(DPD試薬)、試薬Bの構造式:フタル酸水素カリウム様の有機化合物、試薬C:AgNO3) 1 試薬A:大腸菌 試薬B:一般細菌 試薬C:pH値 2 試薬A:遊離残留塩素 試薬B:一般細菌 試薬C:塩化物イオン 3 試薬A:塩化物イオン 試薬B:大腸菌 試薬C:pH値 4 試薬A:遊離残留塩素 試薬B:大腸菌 試薬C:塩化物イオン 5 試薬A:大腸菌 試薬B:pH値 試薬C:遊離残留塩素

    4

  • 48

    問243【実務】ある市立中学校で、線状降水帯による大雨のため床下浸水の被害が発生し、休校となった。この学校では、市から供給される水道水のみを水源とし、地下の受水槽に一旦貯めたのちに、高置水槽に揚水して給水栓に飲料水を供給している。学校を再開するにあたり、臨時検査として給水栓の飲料水の水質を検査することになり、学校薬剤師が以下の項目について検査を行った。 検査項目:一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、全有機炭素(TOC)の量、pH値、味、臭気、色度、濁度及び遊離残留塩素 下表は学校薬剤師が採水時に測定した項目及び検査機関で測定した項目の検査結果である。直近の定期検査は災害の2ケ月前に実施したものである。 検査結果(定期検査/臨時検査) 一般細菌:不検出/2,800個/mL 大腸菌:不検出/不検出 塩化物イオン:12.4 mg/L/31.0 mg/L 全有機炭素(TOC):0.52 mg/L/0.68 mg/L pH値:7.2/6.5 味:異常なし/異常なし 臭気:異常なし/異常なし 色度:1度未満/1度未満 濁度:0.1度未満/0.6度 遊離残留塩素:0.3 mg/L/0.05 mg/L この検査結果から、薬剤師が学校に報告する内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 臨時検査において一般細菌が検出されていることから、地下の受水槽に汚染された雨水などが流入したおそれがある。 2 塩化物イオン濃度と大腸菌の検査結果から、地下の受水槽がし尿で汚染されたおそれがある。 3 定期検査及び臨時検査のいずれにおいても TOCが検出されていることから、災害の前から高置水槽で藻類による汚染が発生していたと考えられる。 4 定期検査の結果と比較して、臨時検査では pH値が低下しているため、遊離残留塩素の消毒効果が減弱したと考えられる。 5 臨時検査において遊離残留塩素が学校環境衛生基準を満たしていないため、飲料に適さない。

    1, 5

  • 49

    問244【実務】夫婦と小学生2人の4人家族。冬休みに、スキー場近くのキャンプ場で大型テントを張り、その中で炭火を使って鉄板でバーベキューをしていた。また、テントの入り口付近では、暖房器具の電源として携帯型のガソリンエンジン発電機を使用していた。しばらくして、通りがかった隣のテントの男性が、昏睡状態で倒れているこの家族を発見した。 搬送受入先の救急指定病院では、一酸化炭素ガス中毒を疑った救急救命チームの医師の指示で、血液検査と血液ガス分析が行われた。 一酸化炭素ガス中毒の診断に最も有効な検査項目はどれか。1つ選べ。 1 pH 2 重炭酸イオン 3 動脈血二酸化炭素分圧 4 血清クレアチニン値 5 カルボキシヘモグロビン

    5

  • 50

    問245【衛生】夫婦と小学生2人の4人家族。冬休みに、スキー場近くのキャンプ場で大型テントを張り、その中で炭火を使って鉄板でバーベキューをしていた。また、テントの入り口付近では、暖房器具の電源として携帯型のガソリンエンジン発電機を使用していた。しばらくして、通りがかった隣のテントの男性が、昏睡状態で倒れているこの家族を発見した。 搬送受入先の救急指定病院では、一酸化炭素ガス中毒を疑った救急救命チームの医師の指示で、血液検査と血液ガス分析が行われた。 前問の検査で診断が確定した。この中毒の原因物質に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 独特の腐敗臭を有する気体で、窒息性の呼吸器障害を引き起こす。 2 無色で、呼吸器に対する刺激性を有する気体である。 3 無色無臭で、空気よりもわずかに軽い可燃性の気体である。 4 赤血球中のヘムと強固に結合して酸素の運搬を阻害する。 5 ヘモグロビンの二価の鉄を酸化し、酸素への結合能力を消失させる。

    3, 4

  • 51

    問246【薬理】65歳男性。肝腫瘍の精査目的で来院し、CT検査にてS2区域に35mmの乏血性腫瘍が確認された。入院し、超音波ガイド下で経皮的に生検針を刺し、肝臓の一部を採取する肝生検を実施することになった。 入院予定2週間前の外来受診の際に、以下の薬剤を継続して服用していることを薬剤師が聴取した。 (処方) クロピドグレル錠75mg 1回1錠(1日1錠) アムロジピン口腔内崩壊錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠30mg 1回1錠(1日1錠) フェノフィブラート錠80mg 1回2錠(1日2錠) グリメピリド錠1mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 この患者が継続服用していることが確認された薬物の作用として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)を阻害して、グルコースによるインスリン分泌を促進する。 2 ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α(PPARα)を刺激して、リポタンパク質リパーゼ(LPL)を活性化する。 3 K+と競合して、胃の壁細胞のH+,K+-ATPaseを可逆的に阻害することで、H+分泌を抑制する。 4 血小板のセロトニン5-HT2受容体を遮断して、細胞内Ca2+濃度上昇を抑制する。 5 活性代謝物が血小板のADP P2Y12受容体を遮断して、細胞内サイクリックAMP(cAMP)量を増加させる。

    2, 5

  • 52

    問247【実務】65歳男性。肝腫瘍の精査目的で来院し、CT検査にてS2区域に35mmの乏血性腫瘍が確認された。入院し、超音波ガイド下で経皮的に生検針を刺し、肝臓の一部を採取する肝生検を実施することになった。 入院予定2週間前の外来受診の際に、以下の薬剤を継続して服用していることを薬剤師が聴取した。 (処方) クロピドグレル錠75mg 1回1錠(1日1錠) アムロジピン口腔内崩壊錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠30mg 1回1錠(1日1錠) フェノフィブラート錠80mg 1回2錠(1日2錠) グリメピリド錠1mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 この患者で肝生検を行うにあたり休薬する薬剤として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 クロピドグレル錠 2 アムロジピン口腔内崩壊錠 3 ランソプラゾール口腔内崩壊錠 4 フェノフィブラート錠 5 グリメピリド錠

    1, 5

  • 53

    問248【実務】68歳男性。胸痛、咳嗽、発熱により救急外来を受診した。胸部X線検査で肺炎像と胸水貯留が認められ、重症細菌性肺炎が疑われたため入院となり、以下の処方1と処方2で治療を開始することとなった。 (入院時の身体所見及び検査値) 身長165cm、体重60kg、体温39.5℃、呼吸25回/分 白血球18,000/μL、CRP18.5mg/dL、eGFR80mL/min/1.73m2、SpO2 92% (処方1) メロペネム点滴静注用1g 生理食塩液100mL 1日3回 8:00、16:00、24:00 30分かけて静脈内投与 3日連日 (処方2) アセトアミノフェン静注液1000mg/100mL(1回500mg使用) 1日2回 10:00、18:00 15分かけて静脈内投与 3日連日 救急外来担当薬剤師がお薬手帳を確認したところ、てんかんの治療中であり、現在、バルプロ酸ナトリウム、レベチラセタム、ペランパネルを内服していることがわかった。 この患者で生じる可能性のある薬物相互作用を踏まえて、薬剤師が医師に変更を提案する薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 バルプロ酸ナトリウム 2 ペランパネル 3 レベチラセタム 4 メロペネム 5 アセトアミノフェン

    4

  • 54

    問249【薬理】68歳男性。胸痛、咳嗽、発熱により救急外来を受診した。胸部X線検査で肺炎像と胸水貯留が認められ、重症細菌性肺炎が疑われたため入院となり、以下の処方1と処方2で治療を開始することとなった。 (入院時の身体所見及び検査値) 身長165cm、体重60kg、体温39.5℃、呼吸25回/分 白血球18,000/μL、CRP18.5mg/dL、eGFR80mL/min/1.73m2、SpO2 92% (処方1) メロペネム点滴静注用1g 1日3回 30分かけて静脈内投与 3日連日 (処方2) アセトアミノフェン静注液1000mg/100mL(1回500mg使用)1日2回 15分かけて静脈内投与 3日連日 救急外来担当薬剤師がお薬手帳を確認したところ、てんかんの治療中であり、現在、バルプロ酸ナトリウム、レベチラセタム、ペランパネルを内服していることがわかった。 この患者で薬物相互作用が懸念される抗てんかん薬の作用機序はどれか。2つ選べ。 1 炭酸脱水酵素を阻害して、神経細胞の過剰興奮を抑制する。 2 グルタミン酸AMPA受容体を遮断して、シナプス後膜の興奮を抑制する。 3 T型Ca2+チャネルを遮断して、シナプス後膜の興奮を抑制する。 4 シナプス小胞タンパク質(SV2A)と結合して、興奮性神経伝達物質の放出を抑制する。 5 GABAトランスアミナーゼを阻害して、シナプス間隙におけるGABA量を増加させる。

    3, 5

  • 55

    問250【実務】50歳男性。会社員。人事異動で1年前に本社の営業課長を命じられた。しかし仕事に順応できず、ストレス、不安感及び過食が3ヶ月続いた。上司のすすめもあり心療内科を受診し、うつ病と診断され以下の処方1で治療中である。 (処方1) エスシタロプラム錠20mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 28日分 内服開始後、特に副作用は現れていないが、十分な効果が認められないため、医師は処方に新たに薬剤を追加して併用療法を行いたいと考えている。なお、男性は現在排尿障害を伴う前立腺肥大症で処方2を内服中である。 (処方2) デュタステリドカプセル0.5mg 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 28日分 この患者に対して禁忌ではなく、併用療法として用いることができる薬物はどれか。1つ選べ。 1 アミトリプチリン 2 アリピプラゾール 3 マプロチリン 4 ミルナシプラン 5 クロミプラミン

    2

  • 56

    問251【薬理】50歳男性。会社員。人事異動で1年前に本社の営業課長を命じられた。しかし仕事に順応できず、ストレス、不安感及び過食が3ヶ月続いた。上司のすすめもあり心療内科を受診し、うつ病と診断され以下の処方1で治療中である。 (処方1) エスシタロプラム錠20mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 夕食後 28日分 内服開始後、特に副作用は現れていないが、十分な効果が認められないため、医師は処方に新たに薬剤を追加して併用療法を行いたいと考えている。なお、男性は現在排尿障害を伴う前立腺肥大症で処方2を内服中である。 (処方2) デュタステリドカプセル0.5mg 1回1カプセル(1日1カプセル)1日1回 朝食後 28日分 前問において禁忌のため用いることができないと判断された薬物は、この患者の症状を悪化させるおそれがある。その理由はどれか。2つ選べ。 1 ドパミンD2受容体が遮断されるため。 2 ムスカリンM3受容体が遮断されるため。 3 セロトニン5-HT3受容体が遮断されるため。 4 アドレナリンα1受容体が刺激されるため。 5 アンドロゲン受容体が刺激されるため。

    2, 4

  • 57

    問252【実務】73歳女性。左前頭部が柔らかく腫張しているのを自覚し、かかりつけ医を受診した。腫瘤性病変を指摘され、精査加療目的で紹介入院となった。CT検査で頭蓋及び四肢に骨病変が認められた。骨髄検査の結果、単クローン性の形質細胞が37.0%であったことから多発性骨髄腫と診断され、以下のDLd(ダラツムマブ、レナリドミド、デキサメタゾン)療法が開始された。 DLd療法 1~2サイクルのレジメン Day 1,8,15,22 ダラツムマブ(遺伝子組換え)点滴静注100mg/5mL 16mg/kg点滴投与 Day 1~21 レナリドミドカプセル5mg 25mg経口投与 Day 1,2,8,9,15,16,22,23 デキサメタゾン錠4mg 20mg経口投与 Day 24~28 休薬 今回の薬物治療における薬剤管理として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ダラツムマブの使用にあたっては、製造販売業者が策定した適性流通管理システムへの薬剤師の登録が必要である。 2 レナリドミドの使用にあたっては、製造販売業者が策定した適性管理手順に従って、調剤及び管理上の責任を担う、責任薬剤師の登録が必要である。 3 ダラツムマブを使用する前に、肝炎ウイルス感染の有無を確認する必要がある。 4 レナリドミドは、服用しやすいように脱カプセルする必要がある。 5 デキサメタゾンは、帳簿への記載が必要である。

    2, 3

  • 58

    問253【薬理】73歳女性。多発性骨髄腫と診断され、DLd(ダラツムマブ、レナリドミド、デキサメタゾン)療法が開始された。 治療開始後、血清カルシウム値が12mg/dLを超えたため、薬物を追加することとなった。追加する薬物の作用機序として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 骨芽細胞の副甲状腺ホルモン受容体を遮断する。 2 副甲状腺細胞のカルシウム受容体を遮断する。 3 破骨細胞のファルネシルピロリン酸合成酵素を阻害する。 4 骨芽細胞のRANKL(NF-κB活性化受容体リガンド)の作用を阻害する。 5 小腸上皮細胞のビタミンD受容体を活性化する。

    3, 4

  • 59

    問254【実務】70歳男性。身長165cm、体重50kg。1年前に心筋梗塞を起こし、心室細動による心停止で救命救急センターに搬送され、心蘇生術を施し心機能が回復した。その後、意識消失発作を起こしたため、半年前に埋め込み型除細動器(ICD)と以下の処方で治療を開始した。 (処方) バイアスピリン錠100mg 1回1錠(1日1錠) クロピドグレル錠75mg 1回1錠(1日1錠) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) カンデサルタン錠4mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 しかし、その後もICDが作動することがあり、医師は心室性不整脈予防のための追加薬を検討している。 追加する薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 一硝酸イソソルビド 2 キニジン 3 イソプレナリン 4 アミオダロン 5 ジルチアゼム

    4

  • 60

    問255【薬理】70歳男性。心筋梗塞後、ICD埋め込み済み。心室性不整脈予防のため前問で薬物(アミオダロン)を追加する。 前問で追加する薬物が有する作用機序はどれか。2つ選べ。 1 可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化する。 2 アデノシンA1受容体を刺激する。 3 アセチルコリンM2受容体を遮断する。 4 L型Ca2+チャネルを遮断する。 5 K+チャネルを遮断する。

    4, 5

  • 61

    問256【実務】52歳女性。40歳時に気管支ぜん息と診断された。現在、処方1~5の薬剤を服用しており、アドヒアランスは良好であるが、ぜん息発作で頻回に入院していた。今回、ぜん息発作のコントロール目的で入院となり、処方6が追加された。 (処方1)アドエア500ディスカス28吸入用 1個 1回1吸入 1日2回 朝・夕吸入(注1: 1回サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エステルとして500μg) (処方2)スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入 1本 1回2吸入 1日1回 朝吸入(注2: 1回チオトロピウムとして2.5μg) (処方3)テオフィリン徐放錠200mg 1回1錠(1日2錠)1日2回 朝食後及び就寝前 (処方4)モンテルカスト口腔内崩壊錠10mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 就寝前 (処方5)プロカテロール塩酸塩水和物エアゾール10μg 1本 1回2吸入 ぜん息発作時 (処方6)オマリズマブ(遺伝子組換え)皮下注150mgシリンジ 3本 1回450mg 11:00に皮下投与 薬剤師が処方6の薬剤の投与量を監査するために確認すべき患者情報はどれか。2つ選べ。 1 体表面積 2 体重 3 投与前血清中総IgE濃度 4 投与前血清中IL-5濃度 5 投与前血中好酸球数

    2, 3

  • 62

    問257【薬理】52歳女性。気管支ぜん息で処方1~6で治療中。 処方1~6のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 トロンボキサン合成酵素を阻害することで、気管支平滑筋の収縮を抑制する。 2 アデノシンA1受容体を遮断して、気管支平滑筋の収縮を抑制する。 3 2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)におけるIL-5の産生を抑制することで、肺への好酸球浸潤を抑制する。 4 IgEに結合して、IgEが肥満細胞膜上のIgE受容体に結合するのを阻害することで、炎症性メディエーターの産生を抑制する。 5 IL-5に結合して、IL-5が好酸球の細胞膜上のIL-5受容体に結合するのを阻害することで、血中の好酸球数を減少させる。

    2, 4

  • 63

    問258【実務】25歳女性。身長153cm、体重40kg。19歳のときにクローン病と診断され、メサラジンとアザチオプリンによる併用療法を実施していたが、効果不十分のため1年前よりアダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注が追加となった。 2週間前より、発熱、腹痛及び下痢があり検査目的で入院となった。内視鏡検査の結果、症状が悪化していることが分かり、アダリムマブが以下の処方1に変更されるとともに、処方2が追加された。 (処方1)ウステキヌマブ(遺伝子組換え)130mg 1日1回 2バイアル、生理食塩液250mL 点滴静注 1回分 (処方2)エレンタール配合内用剤※80g 1回1袋(1日3袋)朝昼夕 7日分(※成分栄養剤) この患者に対する服薬指導の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メサラジンと処方1の薬剤との相互作用による重篤な副作用がないこと。 2 処方1の薬剤への変更後は、妊娠を気にしなくてよいこと。 3 処方1の薬剤はアダリムマブとは異なり、感染症のリスクがないこと。 4 処方2の薬剤は腸への負担が少ないこと。 5 処方2の薬剤を水や微温湯に溶解後、時間をかけずにすばやく飲み干すこと。

    1, 4

  • 64

    問259【薬理】25歳女性。クローン病でメサラジン・アザチオプリン併用後、アダリムマブ追加。今回ウステキヌマブに変更しエレンタール追加。 クローン病の症状寛解を目的とした薬物の作用機序のうち、今回までに処方されてきたのとは異なるのはどれか。2つ選べ。 1 リンパ球表面に発現するα4β7インテグリンに結合することで、リンパ球の腸管粘膜への浸潤を阻害する。 2 可溶性及び膜結合型TNF-αに特異的に結合することで、TNF-αの受容体への結合を阻害する。 3 IL-12及びIL-23のp40サブユニットに結合することで、ヘルパーT細胞の活性化を抑制する。 4 生体内でチオイノシン酸となり、イノシン酸と拮抗してプリンヌクレオチドの生合成を阻害する。 5 細胞内でグルココルチコイド受容体に結合し、核内移行して遺伝子転写を調節することで、抗炎症作用を示す。

    1, 5

  • 65

    問260【実務】58歳男性。身長165cm、体重85kg。2年前より2型糖尿病と診断され、以下の内服治療を行ってきた。 (処方1)シタグリプチンリン酸塩錠100mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 28日分 (処方2)ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠10mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 28日分 (処方3)メトホルミン塩酸塩錠500mg 1回1錠(1日3錠)1日3回 朝昼夕食後 28日分 今回患者がかかりつけ薬局に処方箋を持参した際、薬局薬剤師は、処方1~処方3が処方2~処方4に変更されていることを確認した。 (処方4)セマグルチド(遺伝子組換え)皮下注2mg 1キット 週に1回0.25mg 皮下注射 薬局薬剤師が患者に確認したところ、患者からは「医師から血糖コントロールが不十分と言われた。低血糖の症状はない。ただどうしても食事の量を減らすことができない。体重がまた少し増えた。」との情報が得られた。 薬局薬剤師から患者への服薬指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方4のお薬は処方1のお薬を週1回にした注射薬です。 2 処方1のお薬から処方4のお薬に変更しても、低血糖には十分に注意してください。 3 処方4のお薬は処方2のお薬と同じように、利尿作用があるので脱水に注意してください。 4 処方4のお薬は注射の前後で血糖自己測定を忘れずに行ってください。 5 処方4のお薬は週1回同じ曜日に注射してください。

    2, 5

  • 66

    問261【薬理】58歳男性。2型糖尿病で処方変更(シタグリプチン→セマグルチド追加など)。 処方1~4のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 α-グルコシダーゼを阻害して、小腸からのグルコース吸収を抑制する。 2 尿細管からのグルコース再吸収を抑制して、グルコース排泄を増加させる。 3 AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を阻害して、肝臓での糖新生を抑制する。 4 グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を刺激して、グルコースによるインスリン分泌を促進する。 5 アルドース還元酵素を阻害して、神経細胞内のソルビトール蓄積を抑制する。

    2, 4

  • 67

    問262【実務】70歳男性。糖尿病と心不全で治療中。3年前に眼圧の上昇が指摘され、原発開放隅角緑内障との診断を受け、処方1による治療を開始した。なお、同時に白内障の診断も受けている。点眼液による治療開始後、目の周囲が黒ずむなど眼瞼色素沈着が観察されるようになったため、処方1から処方2へ変更になった。その後、眼圧低下が不十分と診断され、現在は処方2に加えて処方3が追加となっている。 (臨床検査値)HbA1c 8.0%、BUN 20mg/dL、血清クレアチニン1.2mg/dL、尿中ケトン体(+)、血清浸透圧295mOsm/L (処方1)ラタノプロスト点眼液0.005%(2.5mL/本)1本 1日1回 朝 両眼に点眼 (処方2)オミデネパグ イソプロピル点眼液0.002%(2.5mL/本)1本 1日1回 朝 両眼に点眼 (処方3)ブリンゾラミド懸濁性点眼液1.0%(5mL/本)1本 1日2回 朝夕 両眼に点眼 点眼液使用に関して、薬剤師がこの患者に指導する内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 処方2と処方3の薬剤については、朝の点眼時、時間をおかずに連続して点眼すること。 2 処方3の薬剤は懸濁性点眼液なので、朝の点眼時には、処方3の薬剤を最初に使用すること。 3 処方2の薬剤は水分の排出を促すので、いつもより水分を多めに摂取すること。 4 処方2の薬剤は保存剤が含まれているので、毎回よく振って使用すること。 5 処方3の薬剤は点眼後、全身作用を起こすことがあるので、過敏性の兆候に注意すること。

    5

  • 68

    問263【薬理】70歳男性。原発開放隅角緑内障で処方2(オミデネパグ)と処方3(ブリンゾラミド)使用中。白内障手術のため処方2が中止となり、処方2に替えて新たに異なる作用機序の薬物を追加する。 追加する薬物の作用機序として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 アドレナリンα2受容体を刺激して、毛様体における房水産生を抑制するとともに、ぶどう膜強膜流出経路からの房水流出を促進する。 2 アドレナリンβ1受容体を遮断して、毛様体における房水産生を抑制する。 3 炭酸脱水素酵素を阻害して、毛様体における房水産生を抑制する。 4 Rhoキナーゼを阻害して、線維柱帯-シュレム管経路からの房水流出を促進する。 5 プロスタノイドEP2受容体を刺激して、線維柱帯-シュレム管経路及びぶどう膜強膜流出経路からの房水流出を促進する。

    1, 4

  • 69

    問264【実務】39歳、閉経前女性。身長155cm、体重43kg、体表面積1.38m2。右乳房に腫瘤を触知し、乳腺外科を受診、針生検の結果、T1N1M0のStageⅡAの右乳がんと診断され、入院した。右乳房部分切除術、センチネルリンパ節生検及び腋窩リンパ節郭清を実施した。術後の検査所見は以下のとおりであった。 (検査所見)リンパ節転移6個、エストロゲン受容体(ER)陽性、プロゲステロン受容体(PgR)陽性、HER2(ヒト上皮増殖因子受容体2型)陰性、AST 20IU/L、ALT 17IU/L、血清クレアチニン0.88mg/dL、BUN 18mg/dL、白血球5,600/μL、赤血球368×10^4/μL、Hb 11.2g/dL、血小板28×10^4/μL、好中球4,500/μL 今回この患者に以下の術後薬物療法を施行することとなった。 (処方1)A錠20mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 14日分 (処方2)リュープロレリン酢酸塩注射用キット3.75mg 1キット 1回3.75mg 4週間ごとに1回皮下注射 この患者の術後薬物療法に用いられる薬物Aとして、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アナストロゾール 2 エキセメスタン 3 エンザルタミド 4 タモキシフェン 5 ラパチニブ

    4

  • 70

    問265【薬理】39歳、閉経前女性。右乳がんER陽性PgR陽性HER2陰性。処方1(タモキシフェン)、処方2(リュープロレリン)。 処方1又は処方2の薬物の抗がん作用の機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 視床下部のERを刺激して、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌を抑制する。 2 下垂体のGnRH受容体のダウンレギュレーションを起こすことで、ゴナドトロピンの分泌を抑制する。 3 脂肪組織において、アロマターゼを阻害して、エストロゲンの生成を抑制する。 4 乳がん組織のERにおいて、エストロゲンに拮抗する。 5 HER2に結合して、乳がん細胞の増殖を抑制する。

    2, 4

  • 71

    問266【実務】39歳、閉経前女性。右乳がんER陽性HER2陰性。処方1(タモキシフェン)、処方2(リュープロレリン)。 この患者への薬物治療に関して、病棟の症例検討カンファレンスに参加している研修医向けに発表して欲しいと病棟担当薬剤師へ依頼があった。カンファレンスにおける薬剤師の発表内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の薬剤の服用により子宮体がん(子宮内膜がん)のリスクが高まることがあり、本剤投与中及び投与終了後の患者は定期的に検査を行うことが望ましい。 2 処方2の薬剤の投与により、うつ状態が現れることがあり、症状悪化時にはSSRI等の抗うつ薬の追加処方を検討する。 3 処方2の薬剤の投与により、骨疼痛の一過性増悪がみられることがあり、このような症状が現れた場合には、ビスホスホネート製剤の投与を行う。 4 今回の薬物治療に際して患者が妊娠していないことを確認し、また治療期間中は低用量経口避妊薬による避妊法を用いる。 5 今回の薬物治療により骨密度の低下がみられることがあるので、長期にわたり投与する場合は骨密度の検査を実施する。

    1, 5

  • 72

    問267【薬剤】39歳、閉経前女性。右乳がんで処方2(リュープロレリン酢酸塩注射用キット3.75mg)使用中。 処方2の製剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 乳酸・グリコール酸共重合体が使用されている。 2 高分子で薬物結晶をコーティングしている。 3 マトリックスを形成している高分子が分解することにより薬物を放出する。 4 自己乳化型マイクロエマルション製剤である。 5 粉末部の薬剤を液体部の溶液で溶解して使用する製剤である。

    1, 3

  • 73

    問268【薬剤】43歳男性。糖尿病治療のため、インスリンの自己注射を行っている。低血糖症状による意識障害により、救急搬送を何度か経験しており、グルカゴン注射液を家族が投与できるよう3ヶ月前に処方(処方1)された。しかし、その後重症低血糖による意識障害を起こしている本人を前にして、妻が注射液の調製を失敗してしまい、救急車を待つことしかできなかった。そこで、今後の低血糖対策として、グルカゴン点鼻粉末剤(処方2)を使用できるよう、妻同席のもと医師による説明が実施され、薬剤部には薬剤の使用方法等について説明の依頼があった。 (処方1)グルカゴン(遺伝子組換え)注射用1mg 1回1本(溶解用注射用水1mL添付)低血糖時 注射用水で溶解後に筋注 1回分 (処方2)グルカゴン点鼻粉末剤3mg 1回1個 低血糖時 鼻腔内に噴霧 1回分 下図は処方1と処方2の薬剤投与時の、血漿中グルカゴン濃度(A)と血中グルコース濃度(B)の時間推移をそれぞれ示したものである。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 処方1で投与した場合のグルカゴンの最高血漿中濃度到達時間は30分である。 2 処方1で投与した場合の投与後60分までの血中グルコース濃度の上昇推移は、処方2で投与した場合とほぼ等しい。 3 処方2で投与した場合、グルカゴンは鼻粘膜より直接体循環に移行し、肝臓での初回通過効果を回避することができる。 4 処方2で投与する場合に処方1の場合と同等の血中グルコース濃度上昇作用を得るためには、同用量のグルカゴンが必要である。 5 処方2で投与した場合、投与後30分までの血中グルコース濃度は約70mg/dLであり、最大血中グルコース濃度は140mg/dLを超える値まで上昇する。

    2, 3

  • 74

    問269【実務】43歳男性。糖尿病治療中、重症低血糖でグルカゴン点鼻粉末剤(処方2)を使用できるよう処方された。 妻は、夫の低血糖症状の発現時の対応について、医師からの説明は受けたものの、不安に感じているようであった。処方2の薬剤の使用及び低血糖への対応に関する妻への説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 この点鼻剤を使用すると10~15分程度で低血糖状態からの回復が期待できます。 2 低血糖状態となっても、本人の自覚がないことがありますので、疑わしい症状があれば、意識があるうちに補食や糖分を含む飲料を摂取させてください。 3 意識がない状況では、この点鼻剤を使用しないでください。 4 低血糖の際にすぐに使用できるよう、自宅では薬剤の防湿外装フィルムをあらかじめ剥がしておいてください。 5 意識が回復した場合は、仰臥位でブドウ糖などの糖分を摂取させてください。

    1, 2

  • 75

    問270【実務】73歳男性。体重60kg。慢性気管支炎で長期治療中。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症と診断され、ボリコナゾール200mg静注用を投与開始(初日6mg/kg×2回、2日目以降3mg/kg×2回)。投与4日目と8日目にTDM測定。 ボリコナゾールのTDM結果の解析に向けて、薬物の体内動態と血中濃度の個人差について共有しておくべき情報として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 トラフ値が目標値を超える場合は、肝機能障害に注意する。 2 ウメクリジニウムにより代謝酵素の阻害を受けるため、併用には注意が必要である。 3 主となる代謝酵素は、日本人の人口の約50%がpoor metabolizerである。 4 中等度の腎機能低下時には、注射剤中の添加剤の蓄積による腎機能悪化に注意が必要である。 5 2日目以降に同じ投与量を繰り返した場合、代謝酵素の誘導を起こして血中濃度は上昇する。

    1, 4

  • 76

    問271【薬剤】73歳男性。アスペルギルス症治療でボリコナゾール投与中。点滴投与から9日後、退院決定し、ボリコナゾール錠150mgを1回1錠、1日2回の内用剤に切り換え。定常状態到達後の血中濃度測定で、平均血中濃度は4μg/mLであった。 臨床試験の結果から、ボリコナゾールの体内からの消失はミカエリス・メンテン式に従うこと、最大消失速度はEMでは35mg/h、ミカエリス定数は遺伝子多型の影響を受けず4mg/Lであることが示されている。この患者の最大消失速度はEMの何倍か。最も近い値を1つ選べ。ただし、ボリコナゾールの経口投与後のバイオアベイラビリティは100%とする。 1 0.2 2 0.4 3 0.7 4 0.9 5 1.4

    3

  • 77

    問272【実務】53歳男性。A病院内科で高血圧症、脂質異常症、糖尿病、胃潰瘍、腰痛症の治療中。最近うつ症状でB心療内科を受診し、フルボキサミンマレイン酸塩錠が処方。 (心療内科処方)フルボキサミンマレイン酸塩錠25mg 1回1錠(1日2錠)1日2回 朝夕食後 14日分 (A病院内科処方薬歴)ニフェジピン徐放錠20mg、シンバスタチン錠5mg、メトホルミン塩酸塩錠500mg、ファモチジン口腔内崩壊錠20mg、チザニジン錠1mg かかりつけ薬剤師が処方監査した際、心療内科と内科の処方薬剤の中に併用禁忌の組合せがあるため、疑義照会を行うこととなった。その疑義照会の原因となる薬剤はどれか。1つ選べ。 1 ニフェジピン徐放錠 2 シンバスタチン錠 3 メトホルミン塩酸塩錠 4 ファモチジン口腔内崩壊錠 5 チザニジン錠

    5

  • 78

    問273【薬剤】53歳男性。フルボキサミンとチザニジンが併用禁忌。 前問の薬剤を選択した理由に最も深く関係する機序はどれか。1つ選べ。 1 胃内pHの上昇 2 小腸CYP3A4発現量の増加 3 小腸P-糖タンパク質発現量の増加 4 肝CYP1A2の阻害 5 肝CYP3A4の阻害

    4

  • 79

    問274【薬剤】34歳既婚女性。高血圧症、逆流性食道炎治療中。 (処方1)病院循環器内科 エナラプリルマレイン酸塩錠10mg 1回1錠(1日1錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠15mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 28日分 センノシド錠12mg 1回2錠 便秘時 夜に服用 処方薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 エナラプリルは、消化管吸収の改善を目的としたプロドラッグである。 2 エナラプリルは、エステル部分の加水分解により代謝活性化される。 3 ランソプラゾールは、主にCYP2C19又はCYP3A4で代謝される。 4 ランソプラゾールは、苦味の軽減を目的としたプロドラッグである。 5 センノシドは、腸内細菌による代謝物が腸の蠕動運動を促進する。

    4

  • 80

    問275【実務】34歳既婚女性。半年前に結婚し、そろそろ子供が欲しいと思うようになった。高血圧症、逆流性食道炎治療中。 (処方1)エナラプリルマレイン酸塩錠10mg、ランソプラゾール口腔内崩壊錠15mg 1日1回 朝食後 28日分 センノシド錠12mg 1回2錠 便秘時 夜に服用 今後の薬物療法にあたり、妊娠の可能性があるこの患者に説明しておく情報はどれか。2つ選べ。 1 血圧コントロールのため、生活習慣や食習慣に気をつける。 2 現在服用中の血圧の薬は妊娠中でも服用可能である。 3 妊娠がわかったら、すぐに連絡してもらう。 4 逆流性食道炎の治療薬を市販の六君子湯などの漢方薬に変更する。 5 下剤は、一般用医薬品であれば、妊娠中でも服用可能である。

    1, 3

  • 81

    問276【実務】75歳男性。身長164cm、体重52kg。胃全摘出術後3日目の消化器外科入院中に、38.3℃の発熱が認められ、咳、痰と呼吸困難を訴えた。胸部X線検査で右下肺野に浸潤影を認め、喀痰培養検査によりMRSAが検出されたため、以下の処方により治療を開始することとなった。 (身体所見及び検査値)血圧101/60mmHg、白血球11,000/μL、CRP 6.7mg/dL、AST 22IU/L、ALT 19IU/L、血清クレアチニン0.79mg/dL、eGFR 72.7mL/min/1.73m2、CCr 59mL/min、BUN 18.2mg/dL (処方)バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g/バイアル 1回2本、生理食塩液100mL 1回1本 1日2回 8:00、20:00 点滴静注 消化器外科担当の看護師から感染制御部の薬剤師に、この処方薬剤に関する情報の提供依頼があった。薬剤師が看護師に情報提供する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方薬剤の投与により血圧が上昇しやすいので、定期的に血圧を確認すること。 2 処方薬剤は塩化物イオン濃度が低くなると活性が低下するため、ブドウ糖液との混和は避けること。 3 腎機能が低下しているため、処方薬剤の用量調節をすること。 4 第8脳神経障害が発現することがあるため、耳鳴、聴力低下がないか確認すること。 5 レッドネック症候群の発現を防ぐために、60分以上かけて点滴静注すること。

    4, 5

  • 82

    問277【薬剤】75歳男性。バンコマイシン投与中。分布容積62.5L、クリアランス3.6L/h。投与: 1回1g、12時間ごと。 この患者におけるバンコマイシンの分布容積は62.5L、クリアランスは3.6L/hと見積もられている。2回目投与直前のバンコマイシンの血中濃度と定常状態におけるトラフ値の組合せとして適切なのはどれか。1つ選べ。ただし、投与量の計算において、投与に要する時間は投与間隔に対して無視できるほど短いものとし、投与中における体内からのバンコマイシンの消失は無視できるものとする。 1 2回目投与直前4μg/mL、定常状態トラフ8μg/mL 2 2回目投与直前4μg/mL、定常状態トラフ12μg/mL 3 2回目投与直前8μg/mL、定常状態トラフ16μg/mL 4 2回目投与直前8μg/mL、定常状態トラフ20μg/mL 5 2回目投与直前12μg/mL、定常状態トラフ20μg/mL 6 2回目投与直前12μg/mL、定常状態トラフ40μg/mL

    3

  • 83

    問278【実務】1歳6ヶ月女児。体重10kg。発熱と痙れんで近所の小児科を受診し、症状は安定した。翌日、小児科を再受診し、父親が以下の処方箋を持って薬局を訪れた。8ヶ月前にも発熱後に痙れんを起こし、坐剤を2種類処方されたのは初めて。 (処方1)ジアゼパム坐剤4mg 1回1個 発熱時 5回分(基剤: マクロゴール)同時使用の場合はこちらを先に使用 (処方2)アセトアミノフェン坐剤100mg 1回1個 発熱時 5回分(基剤: ハードファット) 薬剤師が患児の父親に、坐剤の使用方法について説明した。その内容として誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 坐剤を挿入した後は、4~5秒程度押さえてください。 2 坐剤を併用する場合、処方1、2の順に間をあけずに挿入してください。 3 できるだけ排便後に挿入してください。 4 挿入しにくい場合には、水で少し濡らしてから挿入してください。 5 挿入後2~3分間は、できる限りそのままの姿勢でいさせてください。

    2

  • 84

    問279【薬剤】1歳6ヶ月女児。発熱と痙れんでジアゼパム坐剤(基剤マクロゴール)とアセトアミノフェン坐剤(基剤ハードファット)が処方。 処方1及び2の坐剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の基剤は、マクロゴール400とマクロゴール4000を1:1で混合したものである。 2 処方1の基剤は、直腸内で体温により溶融して薬物を放出する。 3 処方2の基剤は、モノ、ジ、トリグリセリドの混合物である。 4 処方2の基剤は、直腸内の水分で溶解して薬物を放出する。 5 いずれの坐剤も薬物の肝初回通過効果を回避できる。

    3, 5

  • 85

    問280【実務】6歳男児。てんかん小発作の治療のため、以前からバルプロ酸Naシロップ5%を服用。進学に伴い服用回数を減らしたいとの相談。錠剤は服用できなかったため散剤に変更。セレニカR顆粒40%(1g中バルプロ酸ナトリウム400mg含有徐放性顆粒)への変更を提案。 (処方)バルプロ酸Naシロップ5% 1回4mL(1日12mL)1日3回 朝昼夕食後 30日分 バルプロ酸Naシロップ剤から、セレニカR顆粒への処方変更への提案内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。なお、分量は製剤量とする。 1 1回0.6g 1日2回 朝夕食後 2 1回0.75g 1日2回 朝夕食後 3 1回1.5g 1日1回 朝食後 4 1回3.0g 1日1回 朝食後 5 1回6.0g 1日1回 夕食後

    3

  • 86

    問281【薬剤】6歳男児。バルプロ酸Naシロップからセレニカ R顆粒40%(徐放性顆粒)に変更提案。 提案された製剤は、以下の添加剤を含み、図のような構造をしている。この製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 添加剤: ステアリン酸カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリマー、エチルセルロース 1 水不溶性フィルムとしてヒドロキシプロピルセルロースが用いられている。 2 消化液によって膨潤するゲル基剤としてエチルセルロースが用いられている。 3 製剤内部の薬物が飽和濃度で、シンク条件が保たれる間は、薬物が一定速度で放出される。 4 製剤からの累積薬物放出量の時間推移は、Higuchi式に従う。 5 薬物を放出した後の残渣が便中に排出される。

    3, 5

  • 87

    問282【実務】6歳女児。体重20kg。発熱と咳嗽で小児科受診。 (処方1)アジスロマイシン細粒10% 1回2.0g(1日2.0g)1日1回 朝食後 3日分 (処方2)カルボシステインシロップ用50% 1回0.4g(1日1.2g)1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方3)ツロブテロールテープ1mg 1回1枚 1日1回 就寝前 5日分(全5枚) (処方4)アセトアミノフェン細粒20% 1回1.0g 38.0℃以上の発熱時 5回分 薬剤師が患児の母親に、処方薬剤の使用方法について説明した。その説明内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の薬剤は、オレンジジュースに混ぜると服用しやすくなります。 2 処方1と2の薬剤は、混ぜると服用しやすくなります。 3 処方3の薬剤は、お子さんが剥がしてしまう場合、背中の手の届きにくい場所に貼付してください。 4 処方3の薬剤は、起床時に咳が治まっていれば、剥がしてください。 5 処方4の薬剤は、4~6時間以上の間隔をあけて服用してください。

    3, 5

  • 88

    問283【薬剤】6歳女児。処方3のツロブテロールテープ剤について。 ツロブテロール経皮吸収型テープ 製剤断面図: 支持体・粘着性膏体(ツロブテロール分子と結晶を含む)・ライナー 有効成分: ツロブテロール(分子量227.73) 物理化学的性質: 融点90~93℃、pKa 9.74、分配係数(37℃)6.66(1-オクタノール/pH 7.40緩衝液)、血清タンパク質結合率28.1% 上記の情報に基づいて、本製剤を患児に単回貼付して24時間後に剥離した場合の血清中薬物濃度の時間推移のパターンを予測したグラフとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、小児(喘息児5名)にツロブテロールドライシロップ剤20μg/kg(ツロブテロール塩酸塩として0.02mg/kg)を経口投与した場合の体内半減期は、インタビューフォームから3.56時間であった。 1 グラフ1(剥離前に既に低濃度のピークがあり、剥離後に急速低下) 2 グラフ2(貼付中緩やかに上昇、12~24hでピーク、剥離直後に急減) 3 グラフ3(貼付4~8hでピーク、その後低下し剥離時には低濃度) 4 グラフ4(貼付中ずっと上昇、剥離後さらに上昇) 5 グラフ5(貼付中緩やかに上昇、24hでピーク、剥離後緩やかに低下)

    2

  • 89

    問284【実務】43歳男性。フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病で化学療法中(シクロホスファミド、ビンクリスチン、ドキソルビシン、デキサメタゾン)。右眼の霧視で受診、サイトメガロウイルス網膜炎と診断されガンシクロビル点滴静注600mg/day開始。 (処方1)オルメサルタン口腔内崩壊錠10mg 1回1錠(1日1錠) フェブキソスタット錠20mg 1回3錠(1日3錠) ラベプラゾールNa錠10mg 1回1錠(1日1錠) フルコナゾールカプセル100mg 1回1個(1日1個)1日1回 朝食後 眼内炎症が改善し処方2の服用による治療となった。 (処方2)バルガンシクロビル錠450mg 1回2錠(1日4錠)1日2回 朝夕食後 7日分 初回面談における処方1の薬剤の服薬状況の確認時に、朝食後に飲む薬剤の数量が多いため、服用時間をずらして飲むことがあるとの申し出があった。病棟担当薬剤師によるバルガンシクロビル錠の服薬説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 服用期間中は、抗真菌剤の服用を中止してください。 2 食事の影響を受けるため、服用時間をずらさず食後30分以内に服用してください。 3 服用期間中は、ワクチンの接種を避けてください。 4 服用期間中及び服用期間終了後、一定期間は避妊の必要があります。 5 この薬を飲み忘れた場合、次回に4錠服用してください。

    2, 4

  • 90

    問285【薬剤】43歳男性。バルガンシクロビル錠(ガンシクロビルの消化管吸収を改善し経口製剤化)。 前問で処方された内服薬は、注射剤であるガンシクロビルの消化管吸収を改善することによって経口製剤化した医薬品である。有効成分の吸収に影響する因子を考慮するために、構造式及び物性値から主たる吸収改善の機構を推定した。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 バルガンシクロビル塩酸塩の構造式: ガンシクロビルにL-バリンがエステル結合した構造(塩酸塩) pKa: 約7.6 分配係数: 0.0095(1-オクタノール/pH 6.96緩衝液) 1 塩の形成による溶解性の改善 2 疎水性を高めることによる受動輸送の改善 3 腸内細菌による活性体への変換 4 ペプチドトランスポーターの基質となる化学修飾 5 P-糖タンパク質による能動輸送の促進

    4

  • 91

    問286【病態・薬物治療】86歳男性。76歳時に妻と死別し独居中であるが、近所に住む娘が介護にあたってきた。死別5年後の81歳の頃から、徐々に物忘れが出現し、時々つじつまが合わない発言があったが放置していた。84歳頃より、物忘れがひどくなり、一人になると不安感が強くなった。娘の姿が見えないと、すぐに名前を呼び、片時も離れられない状況になったため、物忘れ外来を受診した。来院時、新しいことが覚えられず、取り繕うような話し方であった。尿失禁や歩行障害はなし。長谷川式簡易知能評価(HDS-R)は30点満点中18点であった。頭部CTで海馬の萎縮を指摘されたが、梗塞巣所見はなく、血液検査も異常はなかった。また、この男性は不整脈に対して服薬しており、骨粗しょう症の治療のため3年前から昨年までの24ケ月間テリパラチド皮下注キットによる治療が実施された。 現在の処方は以下のとおりである。 (処方1) ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠5mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 起床時 (処方2) ワルファリンカリウム錠1mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 起床時 この患者の経過及び処方から考えられる疾患はどれか。2つ選べ。 1 心房細動 2 心室性期外収縮 3 アルツハイマー型認知症 4 血管性認知症 5 レビー小体型認知症

    1, 3

  • 92

    問287【実務】86歳男性。76歳時に妻と死別し独居中であるが、近所に住む娘が介護にあたってきた。死別5年後の81歳の頃から、徐々に物忘れが出現し、時々つじつまが合わない発言があったが放置していた。84歳頃より、物忘れがひどくなり、一人になると不安感が強くなった。娘の姿が見えないと、すぐに名前を呼び、片時も離れられない状況になったため、物忘れ外来を受診した。来院時、新しいことが覚えられず、取り繕うような話し方であった。尿失禁や歩行障害はなし。長谷川式簡易知能評価(HDS-R)は30点満点中18点であった。頭部CTで海馬の萎縮を指摘されたが、梗塞巣所見はなく、血液検査も異常はなかった。また、この男性は不整脈に対して服薬しており、骨粗しょう症の治療のため3年前から昨年までの24ケ月間テリパラチド皮下注キットによる治療が実施された。 男性は、次第に歩行が拙劣になり、夜間にトイレでつまづいて転倒し、腰椎圧迫骨折と診断された。痛みのため歩行や長時間の起き上がりは困難でありベッド上の生活となった。ヘルパーの介助を受け服薬しているが、ヘルパーのいない起床時の薬は自分ではほぼ服用できていない。 この状況を踏まえ、在宅医療サービス担当者会議が開催された。 この患者に追加する治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メナテトレノンカプセル 2 ラロキシフェン塩酸塩錠 3 デノスマブ(遺伝子組換え)皮下注 4 テリパラチド(遺伝子組換え)皮下注 5 ゾレドロン酸水和物注射液

    3, 5

  • 93

    問288【病態・薬物治療】42歳女性。半年前に両側手指関節及び両側膝関節の痛みを自覚し病院を受診した。検査の結果、関節リウマチと診断され、処方1による治療を受けていた。症状のコントロールが不十分だったためメトトレキサートが漸増されたが、多発性関節炎は持続した。最近では仕事にも支障をきたすようになったため、治療方針が変更されることになった。この患者は小児期に水痘に罹患した既往がある。 (検査値) CRP 5.0 mg/dL、リウマトイド因子陽性、抗CCP抗体(抗環状シトルリン化ペプチド抗体)陽性、抗核抗体陰性、AST 25 IU/L、ALT 15 IU/L、eGFR 80 mL/min/1.73m2 (処方1) メトトレキサートカプセル2mg 1回1カプセル(1日2カプセル) 毎週 日曜日 1日2回 9時、21時 4日分(投与実日数) メトトレキサートカプセル2mg 1回1カプセル(1日1カプセル) 毎週 月曜日 1日1回 9時 4日分(投与実日数) この患者に追加する治療薬として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 エリスロマイシン 2 トファシチニブ 3 免疫グロブリン製剤 4 コルヒチン 5 アダリムマブ

    2, 5

  • 94

    問289【実務】42歳女性。半年前に両側手指関節及び両側膝関節の痛みを自覚し病院を受診した。検査の結果、関節リウマチと診断され、処方1による治療を受けていた。症状のコントロールが不十分だったためメトトレキサートが漸増されたが、多発性関節炎は持続した。最近では仕事にも支障をきたすようになったため、治療方針が変更されることになった。この患者は小児期に水痘に罹患した既往がある。 治療方針が変更されて2週間後、患者が来院し、診察前の薬剤師との面談で「左腰部から背部に沿ってかゆみがあって、昨日から痛み出した」と訴えた。薬剤師は、患者情報を収集して副作用を疑い、医師へ情報提供を行った。医師は診察後バラシクロビルを処方した。 薬剤師が副作用を疑うきっかけになった患者情報はどれか。2つ選べ。 1 メトトレキサートの服用状況 2 追加した治療薬の処方内容 3 年齢と性別 4 水痘ワクチンの接種歴 5 肝機能、腎機能

    1, 2

  • 95

    問290【病態・薬物治療】79歳女性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認め、心エコー検査等の結果、慢性心不全と診断された。処方1と処方2で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方1を処方3へ変更し目立った副作用なく病態が安定した。医師は検査値等を確認し、さらに処方4を退院時に追加し退院することになった。退院時の検査値等は以下のとおりである。 (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠5mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 エプレレノン錠25mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方3) サクビトリルバルサルタン錠50mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 30日分 (処方4) ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (検査値) 血圧110/70 mmHg、心拍60拍/分、AST 20 IU/L、ALT 10 IU/L、BUN 15 mg/dL、血清クレアチニン0.8 mg/dL、Na 142 mEq/L、K 4.1 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清NT-proBNP 1,200 pg/mL、左室駆出率(LVEF)35%、空腹時血糖102 mg/dL、HbA1c 5.8% この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 心臓の拡張不全が主体で、収縮不全はみられない。 2 息切れと肺うっ血は、左心不全に起因する症状である。 3 患者の呼吸症状が改善したので、ビソプロロールを減量すべきである。 4 ダパグリフロジンは、高血糖の改善を目的に追加処方されている。 5 血清カリウム値を定期的に測定する。

    2, 5

  • 96

    問291【実務】79歳女性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認め、心エコー検査等の結果、慢性心不全と診断された。処方1と処方2で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方1を処方3へ変更し目立った副作用なく病態が安定した。医師は検査値等を確認し、さらに処方4を退院時に追加し退院することになった。 (処方4) ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 追加された処方4の薬剤を服用するにあたり、この患者自身が特に注意する副作用症状として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ふらつき 2 陰部搔痒感 3 歯肉肥厚 4 喀痰 5 難聴

    1, 2

  • 97

    問292【病態・薬物治療】65歳男性。高血圧症と高尿酸血症の治療中で、以下の処方薬を服用している。 (処方) シルニジピン錠20mg 1回1錠(1日1錠) フェブキソスタット錠40mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 最近血圧が高い日が続き、かかりつけ医より患者情報の共有とともに降圧薬の追加について薬剤師に相談があった。医師から得た検査値と患者情報は以下のとおり。 (検査値) 血圧170/100 mmHg、心拍70拍/分、空腹時血糖110 mg/dL、HbA1c 6.2%、総コレステロール190 mg/dL、TG(トリグリセリド)100 mg/dL、HDL-C 60 mg/dL、LDL-C 110 mg/dL、eGFR 82 mL/min/1.73m2、K 3.3 mEq/L、尿酸値5.8 mg/dL (患者情報) ・最近よく足がつるので、ドラッグストアで芍薬甘草湯を購入し毎日服用している。 ・芍薬甘草湯を服用するようになってから四肢の痛み、だるさを自覚している。 ・気管支ぜん息の既往歴あり。現在は服薬なし。 ・飲酒:ビール1,000 mL/日 喫煙:20本/日 この患者の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 偽アルドステロン症が生じている可能性がある。 2 高尿酸血症は、腎機能低下による可能性が高い。 3 降圧目標は、診察室血圧で140/90 mmHg未満である。 4 尿酸値は、治療目標値に達している。 5 脂質異常症が認められるので、その治療も行う必要がある。

    1, 4

  • 98

    問293【実務】65歳男性。高血圧症と高尿酸血症の治療中で、以下の処方薬を服用している。 (処方) シルニジピン錠20mg 1回1錠(1日1錠) フェブキソスタット錠40mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 (検査値) 血圧170/100 mmHg、心拍70拍/分、K 3.3 mEq/L、尿酸値5.8 mg/dL、eGFR 82 mL/min/1.73m2 (患者情報) ・最近よく足がつるので、ドラッグストアで芍薬甘草湯を購入し毎日服用している。 ・気管支ぜん息の既往歴あり。現在は服薬なし。 この患者に追加する降圧薬のうち、適しているのはどれか。2つ選べ。 1 アムロジピン 2 アジルサルタン 3 トリクロルメチアジド 4 エサキセレノン 5 カルベジロール

    2, 4

  • 99

    問294【実務】67歳女性。身長155 cm、体重43 kg。2年前より心窩部痛を自覚し、外来を受診。CT検査などで膵臓がん、肝転移(StageⅣ)と診断された。一次治療として、フルオロウラシル+イリノテカン塩酸塩+オキサリプラチン+レボホリナート(FOLFIRINOX)療法を導入した。1クール目Day 8に発熱があり再来院した。処方1を服用中であり、全身倦怠感が強く入院加療となった。担当医から追加処方(処方2)の連絡を受けて、カンファレンスで今後の方針について協議することになった。 (再来院時の患者背景) パフォーマンスステータス(PS)1、腋窩温38.5℃、血圧120/80 mmHg (処方1) 酸化マグネシウム錠250mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 (処方2) レボフロキサシン錠500mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 アセトアミノフェン錠200mg 1回2錠 発熱時 10回分(20錠) (検査値) Day 1: 白血球7,800/nL、好中球5,800/nL、赤血球400×10^4/nL、ヘモグロビン12.3 g/dL、血小板22×10^4/nL、AST/ALT 20/21 IU/L、eGFR 89 mL/min/1.73m2 Day 8: 白血球1,400/nL、好中球300/nL、赤血球380×10^4/nL、ヘモグロビン11.9 g/dL、血小板20×10^4/nL、AST/ALT 30/29 IU/L、eGFR 70 mL/min/1.73m2 薬剤師が行う内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 腋窩温や検査値から発熱性好中球減少症を疑った。 2 フィルグラスチムの投与を提案した。 3 酸化マグネシウムによるレボフロキサシンの吸収増加について情報提供した。 4 レボフロキサシンの用量を250mgに減量することを提案した。 5 肝障害があるので、アセトアミノフェンの中止を提案した。

    1, 2

  • 100

    問295【病態・薬物治療】67歳女性。身長155 cm、体重43 kg。2年前より心窩部痛を自覚し、外来を受診。CT検査などで膵臓がん、肝転移(StageⅣ)と診断された。一次治療として、フルオロウラシル+イリノテカン塩酸塩+オキサリプラチン+レボホリナート(FOLFIRINOX)療法を導入した。1クール目Day 8に発熱があり再来院した。 (再来院時の患者背景) パフォーマンスステータス(PS)1、腋窩温38.5℃、血圧120/80 mmHg Day 8の好中球数は300/nLであった。 この患者の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 末梢における好中球の破壊が亢進している。 2 CRPが上昇している可能性が高い。 3 口内炎や咽頭痛を発症しやすい。 4 高度な貧血が認められる。 5 薬剤に対するアレルギーにより発症したと考えられる。

    2, 3

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    社会保険労務士試験 第57回 選択式 令和7年度(2025年)

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    社会保険労務士試験 第57回 択一式 令和7年度(2025年)

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    賃貸不動産経営管理士試験 第13回 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 乙種化学 令和7年度(2025年)

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    国内旅行業務取扱管理者試験 令和7年度(2025年) 出題例

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    高圧ガス製造保安責任者試験 乙種機械 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 丙種化学(液石) 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 丙種化学(特別) 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 甲種化学 令和7年度(2025年)

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    高圧ガス製造保安責任者試験 甲種機械 令和7年度(2025年)

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    基本情報技術者試験 令和6年度(2024年) 科目A 公開問題

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    基本情報技術者試験 令和6年度(2024年) 科目B 公開問題

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    基本情報技術者試験 令和6年度(2024年) 科目B 公開問題

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    1級土木施工管理技士試験 第一次検定 令和7年度(2025年)

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    1級建築施工管理技士試験 第一次検定 令和7年度(2025年)

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    2級建築施工管理技士試験 第一次検定 令和7年度前期(2025年)

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    2級建築施工管理技士試験 第一次検定 令和7年度後期(2025年)

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    介護福祉士国家試験 第36回(2024年1月)

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    基本情報技術者試験 令和5年度(2023年) 科目A 公開問題

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    基本情報技術者試験 令和5年度(2023年) 科目B 公開問題

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)12月実施

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)10月実施

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    応用情報技術者試験 令和7年度(2025年)秋期 午前

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    理学療法士国家試験 第60回 午前(2025年2月)

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    理学療法士国家試験 第60回 午後(2025年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午前(2024年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午後(2024年2月)

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    第一種衛生管理者試験 令和8年4月公表問題

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    中小企業診断士 1次試験 経営法務 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 企業経営理論 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 経営情報システム 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 運営管理 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 財務・会計 令和7年度(2025年)

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    看護師国家試験 第113回 午前(2024年2月)

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    看護師国家試験 第113回 午後(2024年2月)

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    中小企業診断士 1次試験 経済学・経済政策 令和7年度(2025年)

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    看護師国家試験 第112回 午前(2023年2月)

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    看護師国家試験 第111回 午前(2022年2月)

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    看護師国家試験 第111回 午後(2022年2月)

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    FP技能検定2級 学科試験 2025年1月

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    FP技能検定2級 実技試験(資産設計提案業務) 2025年1月

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    ITパスポート試験 令和6年度(2024年) 公開問題

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    ITパスポート試験 令和5年度(2023年) 公開問題

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    ITパスポート試験 令和8年度(2026年) 公開問題

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 東京都

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 理論

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 電力

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 機械

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    理学療法士国家試験 第58回 午前(2023年2月)

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    理学療法士国家試験 第58回 午後(2023年2月)

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    理学療法士国家試験 第58回 午後(2023年2月)

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 法規

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北海道・東北ブロック

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    管理業務主任者試験 令和7年度(2025年)

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    情報セキュリティマネジメント試験 令和7年度(2025年) 公開問題(科目A・B)

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    情報セキュリティマネジメント試験 令和7年度(2025年) 公開問題(科目A・B)

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北陸・東海ブロック

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    国家公務員一般職試験(大卒程度) 令和7年度(2025年) 行政 基礎能力試験

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    美容師国家試験 第53回 筆記試験(2026年春期)

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 公害総論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気概論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) ばいじん・粉じん特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気有害物質特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    問題一覧

  • 1

    問196【実務】学校薬剤師が授業中の教室の環境に係る検査を実施するため、中学校を訪れた。この学校には冷暖房設備と機械換気設備が設置されている。学校薬剤師は、検知管を接続した測定機器を用いて、2限目の授業が終了する直前に養護教諭立会いのもと、教室内で二酸化炭素濃度を測定した。 (測定結果) 二酸化炭素濃度:1,600 ppm 学校環境衛生基準:二酸化炭素濃度は1,500 ppm以下であることが望ましい。 測定結果をもとに学校薬剤師が行うこととして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 測定結果が1,500 ppmを超えたので、未使用の検知管を使って測定機器の気密性点検を実施する。 2 教室を30分以上換気し、生徒がいない状態で二酸化炭素濃度を再測定する。 3 換気設備の運転時間の検討や工夫を行った後に、換気能力の確認等機械の点検や整備の実施を助言する。 4 重大な健康被害を生じる可能性が高いことを養護教諭に伝える。 5 測定結果に加え、一酸化炭素などの他の汚染物質濃度の測定結果も合わせて、空気清浄度を総合的に評価する。

    3, 5

  • 2

    問197【物理・化学・生物】学校薬剤師が授業中の教室の環境に係る検査を実施するため、中学校を訪れた。この学校には冷暖房設備と機械換気設備が設置されている。学校薬剤師は、検知管を接続した測定機器を用いて、2限目の授業が終了する直前に養護教諭立会いのもと、教室内で二酸化炭素濃度を測定した。 (測定結果) 二酸化炭素濃度:1,600 ppm 学校環境衛生基準:二酸化炭素濃度は1,500 ppm以下であることが望ましい。 二酸化炭素の検出法とその原理に関連する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 検知管法は、二酸化炭素が酸性溶液に吸収される性質を利用している。 2 検知管法では、検知管に充てんした検知剤中のpH指示薬の色の変化によって二酸化炭素を検出する。 3 二酸化炭素は、赤外吸収スペクトル測定法でも検出できる。 4 二酸化炭素が対称伸縮振動をする場合、双極子モーメントは変化する。 5 二酸化炭素は、水素炎イオン化検出器を用いたガスクロマトグラフィーでも検出できる。

    2, 3

  • 3

    問198【物理・化学・生物】65歳女性。身長155 cm。パート勤務。糖尿病性腎症が進行し、1年前から血液透析が導入された。透析後目標体重(ドライウエイト)43 kg、透析間体重増加量平均2.0 kg。女性は、週3回透析を受けていたが、透析後に立ちくらみ、ふらつき、倦怠感、脱力感などの血圧低下症状がみられるようになり、最近は透析の翌日まで症状が続くようになった。そのため、透析チームは栄養状態の確認、ドライウエイトの再設定及び透析効率を検討することにした。 透析効率の指標に、標準化透析量(Kt/V)がある。Kt/Vは透析前BUNの濃度[BUNpre]と透析後BUNの濃度[BUNpost]の値を用いて次式で計算される。 Kt/V = -ln([BUNpost]/[BUNpre]) この患者では、[BUNpre]= 80 mg/dL、[BUNpost]= 10 mg/dLであった。このときのKt/Vの値として正しいのはどれか。1つ選べ。 ただし、ln 2 = 0.69とし、Kは透析により単位時間あたりに除去された尿素量に対応する血液の容量、tは透析時間、Vは透析された血液の総容量を表すものとする。 1 -2.07 2 -1.38 3 -0.69 4 1.38 5 2.07

    5

  • 4

    問199【実務】65歳女性。身長155 cm。パート勤務。糖尿病性腎症が進行し、1年前から血液透析が導入された。透析後目標体重(ドライウエイト)43 kg、透析間体重増加量平均2.0 kg。女性は、週3回透析を受けていたが、透析後に立ちくらみ、ふらつき、倦怠感、脱力感などの血圧低下症状がみられるようになり、最近は透析の翌日まで症状が続くようになった。そのため、透析チームは栄養状態の確認、ドライウエイトの再設定及び透析効率を検討することにした。 透析効率を評価した結果、ドライウエイトの上方修正を行った。しかし、その後も透析後の起立時に収縮期血圧が25 mmHg以上低下しており、症状の改善もみられなかった。そのため、医師は透析後の血圧低下を予防するために薬物を投与することにした。予防投与される薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 イソプレナリン塩酸塩 2 アデノシン三リン酸二ナトリウム水和物 3 ジゴキシン 4 ドロキシドパ 5 ニトログリセリン

    4

  • 5

    問200【物理・化学・生物】52歳男性。会社員。2年前にソフトコンタクトレンズの定期検診で眼圧を測定したところ、平均ベースライン眼圧は右眼16 mmHg、左眼18 mmHgであったが、両眼で視野狭窄及び欠損があったため、正常眼圧緑内障と診断された。処方1による治療が開始されたが、その後、進行したため3ケ月前から処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 〔添加物〕ベンザルコニウム塩化物、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物、等張化剤を含有する。 (処方2) チモロール点眼液0.5%(持続性)(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 〔添加物〕メチルセルロース、マクロゴール4000、クエン酸ナトリウム水和物、ベンザルコニウム塩化物、pH調節剤を含有する。 男性が来局した際、薬剤師が点眼液の使用状況を確認したところ、数週間前から処方2の使用が2〜3日おきであることがわかった。男性は、処方2の使用直後に不快なべたつきを感じることと、処方1と2の使用の間に待つ時間が長すぎるので処方2の使用を忘れてしまうことを理由として挙げた。 男性が感じた不快なべたつきの原因の1つに点眼液のゲル化が考えられる。処方2の点眼液が点眼前はゾル状態、点眼後はゲル状態になるのに主に関わる物質はどれか。1つ選べ。 1 メチルセルロース 2 マクロゴール4000 3 クエン酸ナトリウム水和物 4 ベンザルコニウム塩化物 5 チモロール

    1

  • 6

    問201【実務】52歳男性。会社員。2年前にソフトコンタクトレンズの定期検診で眼圧を測定したところ、平均ベースライン眼圧は右眼16 mmHg、左眼18 mmHgであったが、両眼で視野狭窄及び欠損があったため、正常眼圧緑内障と診断された。処方1による治療が開始されたが、その後、進行したため3ケ月前から処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 (処方2) チモロール点眼液0.5%(持続性)(2.5 mL/本)1本 1回1滴 1日1回 夕 両眼点眼 薬剤師が患者の訴えについて処方医に相談すると、再度診察を実施することになった。その後、処方1及び2が中止となり処方3へ変更となった。 (処方3) ラタノプロスト・チモロール配合点眼液(2.5 mL/本)1本 1日1回 夕 両眼点眼 〔添加物〕ベンザルコニウム塩化物、無水リン酸一水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム一水和物、等張化剤を含有する。 薬剤師が患者に再度説明する使用上の注意として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ソフトコンタクトレンズを装着したまま点眼できる。 2 点眼し忘れた場合は、翌日、朝と夕に点眼する。 3 点眼後に一時的に視界がかすんで見えることがある。 4 点眼後、目のまわりについた薬液は、すぐに拭き取るか目を閉じて洗顔する。 5 点眼後にまだべたつきを感じるときは、点眼容器を下に向けキャップをしたまま2〜3回振ってから使用すると回避できる。

    3, 4

  • 7

    問202【実務】52歳男性。身長168 cm、体重81 kg。3年前に2型糖尿病と診断され、食事療法と運動療法に加え、内服薬での治療を行ってきた。しかし、仕事の都合で食事が不規則になり、低血糖症状を経験したため、内服薬を自己判断で中止していた。今回、血糖コントロール不良のため、インスリン導入目的で入院となり、以下が処方された。また、この患者は、定期的に血糖自己測定を行う予定である。 (処方) ゾルトファイ配合注 フレックスタッチ(注1) 1回10ドーズ 1日1回 皮下注射(注2) 注1:インスリン デグルデク(遺伝子組換え)300単位及びリラグルチド(遺伝子組換え)10.8 mgが配合された無色澄明の注射液 注2:インスリン デグルデク/リラグルチドとして10単位/0.36 mg この患者に病棟担当薬剤師が行う教育的指導の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 原則、毎日同じ時刻に注射する。 2 カートリッジにひびが入った場合は、漏れがないことを確認してから使用する。 3 液に濁りが生じたときは、カートリッジを振って均一な懸濁液にして使用する。 4 注射は皮膚面に対して45度に傾けて打つ。 5 注射後は、針ケースを注射針にまっすぐ取りつけ、針ケースを回して注射針を引っ張って取り外す。

    1, 5

  • 8

    問203【物理・化学・生物】52歳男性。身長168 cm、体重81 kg。3年前に2型糖尿病と診断され、食事療法と運動療法に加え、内服薬での治療を行ってきた。しかし、仕事の都合で食事が不規則になり、低血糖症状を経験したため、内服薬を自己判断で中止していた。今回、血糖コントロール不良のため、インスリン導入目的で入院となり、ゾルトファイ配合注が処方された。また、この患者は、定期的に血糖自己測定を行う予定である。 血糖値の簡易測定の一つにグルコース酸化酵素を用いる方法がある。この方法では、酵素反応により生じた過酸化水素が電極で酸化されて電流が発生するので、この電流を測定する。その反応は以下のとおりである。 グルコース + O2 →(グルコース酸化酵素) グルコノラクトン + H2O2 H2O2 → O2 + 2H+ + 2e- 患者の血糖値が90.0 mg/dLであったとき、測定した血液1 nL中で生じた電気量に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、グルコースの分子量を180、電子1 molの電気量を9.65×10^4クーロンとする。また、血糖値はグルコース濃度を表し、反応により生成する電子はグルコース由来とする。 1 4.83×10^-4 クーロン 2 9.65×10^-4 クーロン 3 1.93×10^-3 クーロン 4 4.83×10^-3 クーロン 5 9.65×10^-3 クーロン

    2

  • 9

    問204【実務】72歳女性。近医で2年前に高血圧症及びうつ病と診断され、薬物治療が開始された。1年前から動作緩慢となり、右上肢と左下肢に振戦を自覚するようになった。最近、振戦が強くなったため総合病院を受診したところ、パーキンソン病が疑われた。担当医は、パーキンソン病の診断を裏付けるためイオフルパン(123I)注射液によるドパミントランスポーターシンチグラフィーを数週間後に施行することにした。担当医は薬剤師に、検査に関する注意事項の説明を依頼した。薬剤師がお薬手帳を確認したところ、以下の記載があった。 (お薬手帳の内容) フルボキサミンマレイン酸塩錠75 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 28日分 イルベサルタン錠100 mg 1回1錠(1日1錠) トリクロルメチアジド錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 薬剤師が患者にする説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 検査結果に影響を与えるため、検査前24時間は食事を控えてください。 2 トリクロルメチアジド錠は検査結果に影響を与えることがあるので、休薬をするかどうか医師と協議します。 3 撮影前後はできるだけ水分摂取を制限し、排尿を避けてください。 4 検査薬は検査当日しか使用できないので、確実に検査できる日を予約してください。 5 検査薬を注射してから、数時間後に頭部の撮影を実施するので、検査に少し時間がかかります。

    4, 5

  • 10

    問205【物理・化学・生物】72歳女性。近医で2年前に高血圧症及びうつ病と診断され、薬物治療が開始された。1年前から動作緩慢となり、右上肢と左下肢に振戦を自覚するようになった。最近、振戦が強くなったため総合病院を受診したところ、パーキンソン病が疑われた。担当医は、パーキンソン病の診断を裏付けるためイオフルパン(123I)注射液によるドパミントランスポーターシンチグラフィーを数週間後に施行することにした。 イオフルパン(123I)注射液によるドパミントランスポーターシンチグラフィーはSPECTの1つである。この診断法に関連する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 123Iから放出されるγ線を検出する。 2 SPECTは、放射型のCTの一種である。 3 放出される2本の消滅放射線を同時計測する。 4 イオフルパン(123I)注射液は、病院内のサイクロトロンで製造する必要がある。 5 ドパミントランスポーターに結合しなかった遊離の123Iを測定する。

    1, 2

  • 11

    問206【実務】64歳男性。身長168 cm、体重62 kg。血圧135/80 mmHg。飲酒習慣あり。パーキンソン病及び高血圧症と診断され、処方1及び処方2の薬剤を服用中である。最近、パーキンソン病が進行し、wearing-off現象を頻回に起こすようになったため、処方3が追加となり、患者家族が薬局に処方箋を持参した。 (処方1) レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 (処方2) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方3) セレギリン塩酸塩口腔内崩壊錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3の薬剤の服用開始にあたり、薬剤師の対応として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 レボドパ製剤を1日3錠から1錠へ減量するように医師に提案する。 2 アムロジピン錠の中止を医師に提案する。 3 チーズ、ビール、赤ワインを大量に摂取した場合、血圧上昇を起こす可能性があることを患者家族に説明する。 4 幻覚があらわれた場合、すぐに病院を受診するように患者家族に説明する。 5 wearing-off現象が改善したら、処方3を中止してよいことを患者家族に説明する。

    3, 4

  • 12

    問207【物理・化学・生物】64歳男性。身長168 cm、体重62 kg。血圧135/80 mmHg。飲酒習慣あり。パーキンソン病及び高血圧症と診断され、レボドパ・カルビドパ配合錠及びアムロジピンを服用中で、wearing-off現象に対しセレギリン塩酸塩口腔内崩壊錠が追加された。 ドパミンは、FAD(フラビンアデニンジヌクレオチド)を補酵素としてモノアミン酸化酵素B(MAOB)により代謝される。この代謝反応は、以下の図に示す機構で進行すると考えられている。セレギリンはこの補酵素と共有結合を形成することでMAOBを不可逆的に阻害する。反応①の過程でドパミンの水素アは、セレギリンにおいては水素イに相当する。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、図中のFADの化学構造はRとして一部省略している。 1 反応①において、FADは還元剤として働く。 2 反応②は、置換反応である。 3 反応③において、カテコール骨格をもつイミンが生成する。 4 反応④で生成する「代謝物」は、カテコール骨格をもつ第一級アミンである。 5 セレギリンは炭素ウで補酵素と共有結合を形成する。

    3, 5

  • 13

    問208【実務】55歳女性(閉経後)。身長160 cm、体重52 kg。血圧135/70 mmHg。高血圧症にて、処方1の薬剤を服用している。 (処方1) アジルサルタン錠20 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 今回、1ケ月前よりほてりや発汗、不眠症状等があり、更年期障害を疑い婦人科クリニックを受診した。その後、以下の追加処方箋を持参して、かかりつけ薬局を訪れた。 (処方2) 結合型エストロゲン錠0.625 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方2の薬剤の服用開始にあたり、患者への説明内容として適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 下肢の疼痛・浮腫、息切れ等が出現した際は、連絡すること。 2 血圧が低下する場合があること。 3 手術前には休薬を検討する必要があること。 4 投与開始後は、定期的に乳房検診並びに婦人科検診を行う必要があること。 5 骨折のリスクが上がること。

    5

  • 14

    問209【物理・化学・生物】55歳女性(閉経後)。身長160 cm、体重52 kg。血圧135/70 mmHg。高血圧症にてアジルサルタン錠を服用しており、更年期障害に対し結合型エストロゲン錠が追加された。 後日、同患者が再び来局し、不安やイライラが強いことから漢方薬を紹介してほしいと依頼された。この患者に加味逍遙散(注)を紹介したが、この漢方薬を長期服用する場合、留意すべき副作用として腸間膜静脈硬化症が報告されている。 (注)サイコ、シャクヤク、トウキ、ソウジュツ、ブクリョウ、サンシシ、ボタンピ、カンゾウ、ショウキョウ、ハッカから構成される処方 この副作用の原因と考えられる生薬として正しいのはどれか。1つ選べ。なお、写真左下のスケールバーは1 cmである。 1 サイコ 2 サンシシ 3 ボタンピ 4 カンゾウ 5 ハッカ

    2

  • 15

    問210【物理・化学・生物】43歳男性。身長170 cm、体重75 kg。双極性障害で処方1の薬剤を服用していた。抑うつ症状が再燃してきたため、今回、処方2が追加された処方箋と以下の検査値が記載された情報用紙を持って患者が来局した。 (処方1) バルプロ酸Na徐放錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 炭酸リチウム錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方2) ラモトリギン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (検査値) 血清クレアチニン1.0 mg/dL、AST 28 IU/L、ALT 22 IU/L、 血清中リチウム濃度1.2 mEq/L、血清中バルプロ酸濃度100 ng/mL バルプロ酸やラモトリギンは、どちらもグルクロン酸転移酵素で代謝される。ラモトリギンのグルクロン酸抱合体の構造として正しいのはどれか。1つ選べ。 1 構造式1 2 構造式2 3 構造式3 4 構造式4 5 構造式5

    2

  • 16

    問211【実務】43歳男性。身長170 cm、体重75 kg。双極性障害で処方1の薬剤を服用していた。抑うつ症状が再燃してきたため、今回、処方2が追加された処方箋と以下の検査値が記載された情報用紙を持って患者が来局した。 (処方1) バルプロ酸Na徐放錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 炭酸リチウム錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方2) ラモトリギン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (検査値) 血清クレアチニン1.0 mg/dL、AST 28 IU/L、ALT 22 IU/L、 血清中リチウム濃度1.2 mEq/L、血清中バルプロ酸濃度100 ng/mL この処方に関し、医師へ疑義照会する内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 バルプロ酸Na徐放錠200 mgの投与量を、1日200 mgに減量する。 2 バルプロ酸Na徐放錠200 mgの投与量を、1日1200 mgに増量する。 3 ラモトリギン錠の投与量を、1日50 mgに増量する。 4 ラモトリギン錠の用法を、朝食後2時間以降投与に変更する。 5 ラモトリギン錠の用法を、隔日投与にする。

    5

  • 17

    問212【実務】57歳男性。身長175 cm、体重63 kg。患者は大腸がんの治療で、3ケ月前より病院でFOLFIRI療法(イリノテカン注、レボホリナート注、フルオロウラシル静脈注射、フルオロウラシル持続注射)を施行していた。持続注射が辛いとの患者の訴えがあり、XELOX療法(カペシタビン・オキサリプラチン療法)に変更され、今回、患者が処方1及び処方2の処方箋を持って、来局した。その際、患者から、「最近手のひらが赤くなって痛くなってきた」、「点滴をした日は手にしびれも現れる」、「副作用がとても心配である」との訴えがあった。 (処方1) カペシタビン錠300 mg 1回6錠(1日12錠) 1日2回 朝夕食後 14日分 休薬7日間 (処方2) ヘパリン類似物質クリーム0.3%(25 g/本)4本 両手・両足に適量を塗布 1日4回 朝昼夕就寝前 この患者への薬局薬剤師の指導内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 手の赤みや痛みの症状は一過性ですぐに良くなるので、心配ありません。 2 手の赤みや痛みの症状がなくなっても、処方2の薬を指示どおり継続して塗布してください。 3 点滴治療をした日に手のしびれを感じた際は、冷水でよく冷やしてください。 4 手のしびれは数日後に軽快しますが、ひどく痛みが続く場合は、医師に連絡してください。 5 激しい下痢が生じた場合は、市販の下痢止めを服用して、処方1の薬を継続して服用してください。

    2, 4

  • 18

    問213【物理・化学・生物】57歳男性。身長175 cm、体重63 kg。大腸がんの治療で、3ケ月前よりFOLFIRI療法を施行していたが、持続注射が辛いとの患者の訴えがあり、XELOX療法(カペシタビン・オキサリプラチン療法)に変更され、カペシタビン錠300 mgとヘパリン類似物質クリームが処方された。 カペシタビンは、段階的にフルオロウラシルに代謝されるプロドラッグである。体内におけるカペシタビンの代謝を示した下図に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 カペシタビンの点線で囲った構造は、分子の疎水性を高める。 2 Aは二酸化炭素(CO2)である。 3 Bの糖部はD-リボースである。 4 Cの点線で囲った酸素原子は、水に溶けている酸素分子(O2)に由来する。 5 加リン酸分解で生じるDの構造式はD-リボース骨格(5'-リン酸化体)である。

    1, 2

  • 19

    問214【実務】65歳女性。腰背部痛のため近隣の整形外科クリニックを受診したところ、骨粗しょう症と診断され、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方1) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) アセトアミノフェン錠300 mg 1回1錠 痛みが強い時 10回分(10錠) (処方3) ジクロフェナクNaテープ30 mg(10×14 cm 非温感)2袋(7枚/袋) 1回1枚 痛いところに貼付 処方薬を使用する際に、定期的に検査する必要がある項目はどれか。1つ選べ。 1 エルデカルシトールの血中濃度 2 血清カルシウム 3 血中TSH(甲状腺刺激ホルモン) 4 血清カリウム 5 血糖

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  • 20

    問215【物理・化学・生物】65歳女性。腰背部痛のため近隣の整形外科クリニックを受診したところ、骨粗しょう症と診断され、エルデカルシトールカプセル、アセトアミノフェン錠、ジクロフェナクNaテープが処方された。 処方されたエルデカルシトール(C30H50O5)に関する記述として誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 共役トリエン構造をもち、遮光保存が必要である。 2 ステロイド骨格を構成する環状構造の一部が開裂した構造をもつ。 3 C環とD環の結合は、trans配置である。 4 本品は炭素数30に対しヒドロキシ基を4つ含み、水に溶けやすい。 5 標的受容体と結合する際、ヒドロキシ基は水素結合の形成に関与する。

    4

  • 21

    問216【物理・化学・生物】54歳女性。数ケ月前より、咽頭痛及び頸部リンパ節腫脹を認めた。精査の結果、悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)と診断され、初回治療としてR-CHOP療法を開始するために入院となった。 化学療法施行前にB型肝炎ウイルスのスクリーニング検査を実施したところ、次の検査結果であったため、以下の処方が開始となった。 (検査結果) HBs抗原(-)、HBc抗体(+)、HBs抗体(+)、 HBV-DNA量25 IU/mL(基準値20 IU/mL) (処方) エンテカビル錠0.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 7日分 この患者のB型肝炎ウイルス関連検査結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 HBs抗原は、エンベロープに含まれる抗原であり感染の指標となる。 2 HBc抗体(+)、HBs抗体(+)という検査結果は、この患者が過去に組換え体HBs抗原タンパク質を成分とするB型肝炎ワクチンを接種したためである。 3 この患者のHBs抗体を6ケ月後に再測定して陽性であっても、B型肝炎ウイルスキャリアとはいえない。 4 HBs抗原(-)、HBc抗体(+)という検査結果から、この患者は急性肝炎と判断される。 5 HBV-DNAの検査では、宿主細胞の染色体内に挿入されたウイルスDNAのみが定量される。

    1, 3

  • 22

    問217【実務】54歳女性。悪性リンパ腫(びまん性大細胞型B細胞リンパ腫)と診断され、R-CHOP療法を開始するために入院となった。化学療法施行前のB型肝炎ウイルスのスクリーニング検査結果(HBs抗原(-)、HBc抗体(+)、HBs抗体(+)、HBV-DNA量25 IU/mL)に基づき、エンテカビル錠0.5 mgが処方された。 この処方に関して薬剤師が留意しておく内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 飲み忘れた場合、次の就寝前に2回分をまとめて服用する。 2 食事により吸収が低下するため、服用前後2時間は食事をしない。 3 処方された薬剤を服用中でも、化学療法を開始する。 4 腎機能に応じた用量調整の必要はない。 5 この処方は継続せず、1週間で終了する。

    2, 3

  • 23

    問218【実務】76歳女性。夫と息子との3人暮らし。高血圧症、てんかん、統合失調症及び不眠症の治療を行っている。処方1〜3は、以下の時系列記録の1年前から継続している。 (処方1) アジルサルタン錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 (処方2) バルプロ酸Na徐放錠100 mg 1回1錠(1日2錠) リスペリドン口腔内崩壊錠1 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 28日分 (処方3) ラメルテオン錠8 mg 1回1錠(1日1錠) レンボレキサント錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝前 28日分 7月4日(かかりつけ医受診後来局):処方1〜3継続、eGFR 56 mL/min/1.73 m2 8月1日(かかりつけ医受診後来局):処方1〜3継続、eGFR 32 mL/min/1.73 m2 家族「腎臓の精密検査のために、かかりつけの先生が、大学病院の腎臓内科の外来受診を予約してくれました。8月8日に本人を連れていきます。」 8月4日(家族から薬局へ電話相談、及び薬剤師から医師への確認): 家族「前回受診時にかかりつけの先生に伝え忘れましたが、よだれが出るようになったり、顔の表情が無くなったり、歩行が遅くなったりすることが7月中旬ぐらいから目立ってきました。」 かかりつけ医師「随意運動は問題ありませんでした。薬の副作用ですね。」 8月4日に医師から指摘のあった副作用の原因薬物として、可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。 1 アジルサルタン 2 バルプロ酸ナトリウム 3 リスペリドン 4 ラメルテオン 5 レンボレキサント

    3

  • 24

    問219【物理・化学・生物】76歳女性。夫と息子との3人暮らし。高血圧症、てんかん、統合失調症及び不眠症の治療を行っている。アジルサルタン、バルプロ酸Na、リスペリドン、ラメルテオン、レンボレキサントを継続服用しており、7月中旬から「よだれが出る、顔の表情が無くなる、歩行が遅くなる」などの症状が出現した。医師は薬剤の副作用と判断した。 この副作用と同じ症状が現れる可能性が最も高いのはどれか。1つ選べ。 1 大脳皮質運動野の障害 2 大脳辺縁系の障害 3 大脳基底核の障害 4 視床下部の障害 5 皮質脊髄路の障害

    3

  • 25

    問220【物理・化学・生物】89歳女性。体重40 kg。高血圧症及び慢性心不全に対して処方1で薬物治療を行っている。独居で入院拒否があるため、医師と薬剤師、看護師が訪問している。最近、下腿浮腫が出現し、労作時の息苦しさや疲労感が強くなってきたため、血液検査を実施したところ、脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)値が3ケ月前の450 pg/mLから下記の検査値になっていた。 (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠5 mg 1回1錠(1日1錠) ビソプロロールフマル酸塩錠0.625 mg 1回1錠(1日1錠) アゾセミド錠60 mg 1回1錠(1日1錠) スピロノラクトン錠50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (検査値) Na 141 mEq/L、K 4.8 mEq/L、eGFR 54 mL/min/1.73 m2、NT-proBNP 1,180 pg/mL ※なお、NT-proBNP値900 pg/mL以上は治療対象となる心不全の可能性が高い。 その後、訪問医は継続中だった処方1のうち、エナラプリルのみを中止して、新たに処方2を追加した。 (処方2) サクビトリルバルサルタンNa水和物錠50 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 7日分 下図は、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)の生成と代謝の過程を示している。BNPは、mRNAからBNP前駆体タンパク質として翻訳された後、切断されて血中に分泌される。サクビトリルが阻害する酵素ネプリライシンの作用部位は、切断1〜3のいずれかである。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 BNPとNT-proBNPは、主に心室から分泌される。 2 NT-proBNPは、図のペプチドAである。 3 BNPは、NT-proBNPよりも血液中での安定性が高い。 4 ネプリライシンの作用部位は、切断3である。 5 NT-proBNPは、BNPと同様に腎臓に作用してNa+の尿中への排出を促進する。

    1, 4

  • 26

    問221【実務】65歳女性。高血圧症、骨粗しょう症、慢性便秘症及び脂質異常症の治療でかかりつけ薬局を利用し、処方1及び処方2の薬剤を2年間服用している。さらに、脂質異常症については食事療法の効果が不十分で、処方3を2ケ月前に開始した。 (処方1) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330 mg 1回1錠(1日2錠) オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセル2 g 1回1包(1日2包) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方3) フェノフィブラート錠53.3 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3開始直前の空腹時検査値: LDL-C 126 mg/dL、HDL-C 58 mg/dL、TG(トリグリセリド)198 mg/dL 処方2の薬剤の服用によって生じる可能性が高いのはどれか。2つ選べ。 1 血中TSH値の上昇 2 高カリウム血症 3 血圧上昇 4 血中NT-proBNP値の上昇 5 脱水症状

    2, 5

  • 27

    問222【実務】65歳女性。高血圧症、骨粗しょう症、慢性便秘症及び脂質異常症の治療でかかりつけ薬局を利用し、処方1及び処方2の薬剤を2年間服用している。さらに、脂質異常症については食事療法の効果が不十分で、処方3を2ケ月前に開始した。 (処方1) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330 mg 1回1錠(1日2錠) オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセル2 g 1回1包(1日2包) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方3) フェノフィブラート錠53.3 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3開始直前の空腹時検査値: LDL-C 126 mg/dL、HDL-C 58 mg/dL、TG(トリグリセリド)198 mg/dL 昨夜から全身の筋肉痛が生じているため、一般用医薬品の痛み止めを求めて来局した。昨日は、日課としている約2 kmの散歩しかしておらず、普段はその程度の運動で筋肉痛は起こらないと言う。また、胃が弱いので内服ではなく、テレビコマーシャルで見たロキソプロフェン含有テープ剤の購入を希望している。 かかりつけ薬剤師のこの患者への対応として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方3の薬剤の服用継続を指導する。 2 最近の尿の色を確認する。 3 体のだるさの有無を確認する。 4 ロキソプロフェン含有テープ剤を使用して様子をみるように勧める。 5 補中益気湯の服用を勧める。

    2, 3

  • 28

    問223【物理・化学・生物】65歳女性。高血圧症、骨粗しょう症、慢性便秘症及び脂質異常症の治療でかかりつけ薬局を利用し、処方1及び処方2の薬剤を2年間服用している。さらに、脂質異常症については食事療法の効果が不十分で、処方3を2ケ月前に開始した。 (処方1) アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1錠) エルデカルシトールカプセル0.75 ng 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) 酸化マグネシウム錠330 mg 1回1錠(1日2錠) オメガ-3脂肪酸エチル粒状カプセル2 g 1回1包(1日2包) 1日2回 朝夕食後 14日分 (処方3) フェノフィブラート錠53.3 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方3開始直前の空腹時検査値: LDL-C 126 mg/dL、HDL-C 58 mg/dL、TG(トリグリセリド)198 mg/dL 昨夜から全身の筋肉痛が生じているため、一般用医薬品の痛み止めを求めて来局した。昨日は、日課としている約2 kmの散歩しかしておらず、普段はその程度の運動で筋肉痛は起こらないと言う。 この患者の筋肉の状態を知るために血液検査をする場合、注目すべき生体成分はどれか。2つ選べ。 1 クレアチンキナーゼ 2 ビリルビン 3 乳酸デヒドロゲナーゼ 4 ヘモグロビン 5 尿酸

    1, 3

  • 29

    問224【物理・化学・生物】3歳5ケ月女児。台所で沸かしていたやかんのお湯をかぶり、体表の熱傷(II度)で救急搬送された。入院14日目に39℃の発熱を認め、熱傷創部からセフェム系抗菌薬に感受性のあるAが同定されたため、セフタジジムを2週間投与し、症状が改善したため終了した。 抗菌薬終了7日後に、再び38℃の発熱及び熱傷創部に膿を認めた。膿を検査したところ、Aが同定された。検出されたAの薬剤感受性試験及び患者の血液検査の結果は、以下のとおりである。 (薬剤感受性試験の結果) ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) タゾバクタム・ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) セフタジジム MIC≧16 ng/mL Resistant(耐性) メロペネム MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) シプロフロキサシン MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) アミカシン MIC 2 ng/mL Susceptible(感性) (検査値) 血清アルブミン4.2 g/dL、CRP 8.0 mg/dL、白血球17,600/nL、AST 24 IU/L、ALT 11 IU/L、血清クレアチニン0.24 mg/dL、BUN 10 mg/dL なお、この患者はアモキシシリン水和物に対するアレルギー歴がある。 Aに該当する細菌に関しては、培養検査等により以下の情報が得られている。Aはどれか。1つ選べ。 「好気条件で増殖する。グラム陰性菌である。鞭毛を有する。芽胞は形成しない。色素ピオシアニンを産生する。バイオフィルムを形成する。」 1 リステリア菌 2 緑膿菌 3 淋菌 4 黄色ブドウ球菌 5 破傷風菌

    2

  • 30

    問225【実務】3歳5ケ月女児。台所で沸かしていたやかんのお湯をかぶり、体表の熱傷(II度)で救急搬送された。入院14日目に39℃の発熱を認め、熱傷創部からセフェム系抗菌薬に感受性のあるAが同定されたため、セフタジジムを2週間投与し、症状が改善したため終了した。 抗菌薬終了7日後に、再び38℃の発熱及び熱傷創部に膿を認めた。膿を検査したところ、Aが同定された。検出されたAの薬剤感受性試験及び患者の血液検査の結果は、以下のとおりである。 (薬剤感受性試験の結果) ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) タゾバクタム・ピペラシリン MIC≦2 ng/mL Susceptible(感性) セフタジジム MIC≧16 ng/mL Resistant(耐性) メロペネム MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) シプロフロキサシン MIC≦0.25 ng/mL Susceptible(感性) アミカシン MIC 2 ng/mL Susceptible(感性) (検査値) 血清アルブミン4.2 g/dL、CRP 8.0 mg/dL、白血球17,600/nL、AST 24 IU/L、ALT 11 IU/L、血清クレアチニン0.24 mg/dL、BUN 10 mg/dL なお、この患者はアモキシシリン水和物に対するアレルギー歴がある。 この患者の検査結果を受けて、医師と感染制御チーム(ICT)の薬剤師が協議した。薬剤師が医師に提案する抗菌薬として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 シプロフロキサシン 2 メロペネム 3 アミカシン 4 セフタジジム 5 タゾバクタム・ピペラシリン

    2, 3

  • 31

    問226【衛生】68歳女性。身長150 cm、体重41 kg(BMI 18.2)。独居。喫煙歴無し。飲酒はしない。最近、体重の減少と体力の低下が気になっていたところ、テレビでフレイルの特集を見て、自分も該当するのではないかと心配になり、健康サポート薬局の薬剤師に相談に来た。薬剤師はこの女性に生活習慣について尋ね、以下の情報を得た。 ・近頃、固いものが食べにくくなったので豆腐のような軟らかいものを好んで食べている。 ・運動習慣は週に1回程度、散歩を行ってきたが、最近疲れやすくなったので外に出ない日が多くなった。 ・年をとるとともに友人が少なくなったので、他者と交流する機会は、ほとんどない。 フレイルに関する内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 フレイルは、加齢に伴う身体的、精神的な機能低下のことである。 2 フレイルは、要介護になった状態のことである。 3 フレイルは、回復することのない病態である。 4 フレイルの進行を防ぐことは、健康寿命の延伸につながる。 5 フレイルは、過栄養により防ぐことができる。

    1, 4

  • 32

    問227【実務】68歳女性。身長150 cm、体重41 kg(BMI 18.2)。独居。喫煙歴無し。飲酒はしない。最近、体重の減少と体力の低下が気になっていたところ、テレビでフレイルの特集を見て、自分も該当するのではないかと心配になり、健康サポート薬局の薬剤師に相談に来た。薬剤師はこの女性に生活習慣について尋ね、以下の情報を得た。 ・近頃、固いものが食べにくくなったので豆腐のような軟らかいものを好んで食べている。 ・運動習慣は週に1回程度、散歩を行ってきたが、最近疲れやすくなったので外に出ない日が多くなった。 ・年をとるとともに友人が少なくなったので、他者と交流する機会は、ほとんどない。 薬剤師がこの女性に行うフレイル予防に関する提案の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 タンパク質の摂取量を減らす。 2 咀嚼機能と嚥下機能の低下を防ぐため、口腔体操などを行う。 3 日常生活において、できるだけ紫外線を浴びないようにする。 4 疲労を回避するために、運動は現状よりも控える。 5 地域の活動に参加して、適度に人との交流を行う。

    2, 5

  • 33

    問228【実務】70歳男性と60歳女性の夫婦。2人で、打たせ湯のある温泉施設に日帰り旅行へ行ったところ、翌日夜に女性は全身倦怠感と頭痛を伴う発熱の症状を呈したが、自宅療養し、2日後に回復した。一方、男性は旅行から帰った5日後に発熱し、呼吸困難感、湿性咳嗽と胸痛の症状が見られたため、医療機関を受診したところ、肺炎と診断され入院となった。男性は身長165 cm、体重53 kg。入院時の各種検査結果は以下のとおりである。さらに、この男性が罹患している疾病に関して、尿中抗原検査及び喀痰の遺伝子増幅法検査を追加で施行した結果、いずれも陽性となった。夫婦は同じ病原体に罹患し、女性はポンティアック熱であったと考えられた。 (身体所見) 体温38.2℃、血圧101/62 mmHg、脈拍95拍/分(整)、SpO2(ルームエアー)93% (検査所見) 白血球12,000/nL、赤血球440×10^4/nL、Hb 14.3 g/dL、血小板20×10^4/nL、AST 25 IU/L、ALT 20 IU/L、総ビリルビン0.8 mg/dL、血清クレアチニン2.0 mg/dL、CRP 18.2 mg/dL、SARS-CoV2-PCR(鼻咽頭ぬぐい液)陰性、尿中肺炎球菌抗原検査陰性 この男性患者に対する治療薬として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 レボフロキサシン 2 オセルタミビル 3 アモキシシリン 4 セフジニル 5 ニルマトレルビル・リトナビル

    1

  • 34

    問229【衛生】70歳男性と60歳女性の夫婦。2人で、打たせ湯のある温泉施設に日帰り旅行へ行ったところ、翌日夜に女性は全身倦怠感と頭痛を伴う発熱の症状を呈したが、自宅療養し、2日後に回復した。一方、男性は旅行から帰った5日後に発熱し、呼吸困難感、湿性咳嗽と胸痛の症状が見られたため、医療機関を受診したところ、肺炎と診断され入院となった。男性は身長165 cm、体重53 kg。入院時の各種検査結果は以下のとおりである。さらに、この男性が罹患している疾病に関して、尿中抗原検査及び喀痰の遺伝子増幅法検査を追加で施行した結果、いずれも陽性となった。夫婦は同じ病原体に罹患し、女性はポンティアック熱であったと考えられた。 (身体所見) 体温38.2℃、血圧101/62 mmHg、脈拍95拍/分(整)、SpO2(ルームエアー)93% (検査所見) 白血球12,000/nL、赤血球440×10^4/nL、Hb 14.3 g/dL、血小板20×10^4/nL、AST 25 IU/L、ALT 20 IU/L、総ビリルビン0.8 mg/dL、血清クレアチニン2.0 mg/dL、CRP 18.2 mg/dL、SARS-CoV2-PCR(鼻咽頭ぬぐい液)陰性、尿中肺炎球菌抗原検査陰性 この男性患者が罹患した疾病に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 感染症法(注)において三類感染症に分類される。 2 高齢者や免疫力の低下した人がかかる日和見感染症である。 3 ビル空調機の循環冷却水や加湿器から発生するエアロゾルを吸入することで集団発生しやすい。 4 罹患者の飛沫によって、直接他者へ感染する。 5 ワクチン接種により予防することができる。 (注)感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

    2, 3

  • 35

    問230【実務】56歳男性。30歳から印刷会社に勤務している。6ケ月ごとに実施される特定化学物質健康診断を受診したところ、第一次検査の結果は以下のとおりであった。 (第一次検査の検査値) 身長165 cm、体重62.5 kg、体温36.6℃、血圧122/83 mmHg、脈拍76拍/分、AST 40 IU/L、ALT 46 IU/L、γ-GTP 95 IU/L 第二次検査として、腹部の超音波による検査等の画像検査、呼気中の一酸化炭素量の測定、血清間接ビリルビン及び血液中の腫瘍マーカーの検査を受けた。 (第二次検査の検査値(一部抜粋)) 血清間接ビリルビン0.97 mg/dL(総ビリルビン1.81 mg/dL、直接ビリルビン0.84 mg/dL)、胆道がんの腫瘍マーカー陽性 画像検査で胆道に腫瘍が見つかった。 本症例で陽性となった胆道がんの腫瘍マーカーはどれか。1つ選べ。 1 NSE(neuron specific enolase) 2 PSA(prostate specific antigen) 3 CYFRA 21-1(cytokeratin 19 fragment antigen) 4 CA 19-9(carbohydrate antigen 19-9) 5 SCC抗原(squamous cell carcinoma related antigen)

    4

  • 36

    問231【衛生】56歳男性。30歳から印刷会社に勤務している。6ケ月ごとに実施される特定化学物質健康診断を受診したところ、第一次検査の結果は以下のとおりであった。 (第一次検査の検査値) 身長165 cm、体重62.5 kg、体温36.6℃、血圧122/83 mmHg、脈拍76拍/分、AST 40 IU/L、ALT 46 IU/L、γ-GTP 95 IU/L 第二次検査として、腹部の超音波による検査等の画像検査、呼気中の一酸化炭素量の測定、血清間接ビリルビン及び血液中の腫瘍マーカーの検査を受けた。 (第二次検査の検査値(一部抜粋)) 血清間接ビリルビン0.97 mg/dL(総ビリルビン1.81 mg/dL、直接ビリルビン0.84 mg/dL)、胆道がんの腫瘍マーカー陽性 画像検査で胆道に腫瘍が見つかった。 この男性は第二次検査の結果から、最終的に胆道がんと診断された。その原因となった可能性が高いと考えられる化学物質はどれか。2つ選べ。 (選択肢1〜5の化学構造式:1 ジクロロメタン類縁構造、2 オルト-トルイジン、3 1,2-ジクロロプロパン関連、4 ジクロロベンジジン、5 有機リン系構造) 1 構造式1 2 構造式2 3 構造式3 4 構造式4 5 構造式5

    1, 3

  • 37

    問232【実務】乳児(生後1ケ月、女児)を連れた母親が、女児の1ケ月検診を受けた後に、女児が服用している薬について相談したいことがあるということで、かかりつけ薬局に来局した。女児の出生時の体重は2,940 gであり、母乳栄養で現在は3,890 gである。女児は、メナテトレノンシロップ1 mLを哺乳確立時、生後1週目(産科退院時)、今回と合計3回内服している。母親は、女児へのメナテトレノン投与の理由について薬剤師に質問をした。 薬剤師が母親へ行った説明内容として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 くる病の発症リスクを軽減するため。 2 黄疸等の肝障害リスクを軽減するため。 3 頭蓋内出血等の出血リスクを軽減するため。 4 神経管閉鎖障害のリスクを軽減するため。 5 アレルギーの発症リスクを軽減するため。

    3

  • 38

    問233【衛生】乳児(生後1ケ月、女児)を連れた母親が、女児の1ケ月検診を受けた後に、女児が服用している薬について相談したいことがあるということで、かかりつけ薬局に来局した。女児の出生時の体重は2,940 gであり、母乳栄養で現在は3,890 gである。女児は、メナテトレノンシロップ1 mLを哺乳確立時、生後1週目(産科退院時)、今回と合計3回内服している。母親は、女児へのメナテトレノン投与の理由について薬剤師に質問をした。 薬剤師は母親にメナテトレノン投与によって、あるビタミンを補充できることを説明した。このビタミンが新生児や幼若乳児で不足する理由として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 胎盤を通過しにくいため。 2 母乳中の含有量が少ないため。 3 胆汁分泌が低下している場合には、吸収されにくいため。 4 新生児や乳児は代謝及び排泄が亢進しているため。 5 新生児と乳児は、腸内細菌叢が未発達であるため。

    4

  • 39

    問234【実務】55歳男性。身長165 cm、体重46 kg。脳血管障害により3年前から寝たきりの状態となり自宅療養中であった。ベッドから誤って転落し、大腿骨を骨折したため、入院となった。入院時、仙骨部に褥瘡が認められ、病態としては黄色期と判断されたことから、褥瘡チームが介入した。褥瘡チームが回診で確認したところ滲出液、創周囲の感染徴候が認められた。 褥瘡チームの薬剤師による医師への提案として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 急性期の病態と考えられることから、積極的な薬物治療は行わず、経過観察する。 2 抗菌薬を全身投与する。 3 スルファジアジン銀クリームを患部に塗布する。 4 精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏を患部に塗布する。 5 クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏を患部に塗布する。

    3, 4

  • 40

    問235【衛生】55歳男性。身長165 cm、体重46 kg。脳血管障害により3年前から寝たきりの状態となり自宅療養中であった。ベッドから誤って転落し、大腿骨を骨折したため、入院となった。入院時、仙骨部に褥瘡が認められ、病態としては黄色期と判断されたことから、褥瘡チームが介入した。褥瘡チームが回診で確認したところ滲出液、創周囲の感染徴候が認められた。 褥瘡治療においては、必要なエネルギー量と摂取タンパク質量を考慮することが重要であるため、NST(Nutrition Support Team)の薬剤師が介入することとなった。この患者に必要な栄養投与量は、総エネルギー量が体重1 kgあたり30 kcal、タンパク質摂取量が1日あたり60 gである。この場合の非タンパク質カロリー/窒素比(NPC/N比)として最も近いのはどれか。1つ選べ。 ただし、タンパク質の窒素含有率は16%とする。 1 100 2 120 3 140 4 160 5 180

    2

  • 41

    問236【実務】猛暑日が続き、連日にわたって熱中症警戒アラートが発表されているため、多くの人がドラッグストアに病者用食品の経口補水液を購入に来た。購入希望者から薬剤師に、脱水や熱中症への対策について相談が度々あった。 薬剤師が、購入希望者に対して行う、脱水や熱中症に関する説明内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 室内で過ごしていれば、熱中症になることはありません。 2 喉の渇きを感じるまで、水分補給は必要ありません。 3 経口補水液を飲み過ぎると、ナトリウムの過剰摂取につながる恐れがあります。 4 めまいや大量の発汗、筋肉のこむら返りなどの初期症状に注意してください。 5 この経口補水液は病者用の食品であるので、医師の診断を受けてから摂取してください。

    3, 4

  • 42

    問237【衛生】猛暑日が続き、連日にわたって熱中症警戒アラートが発表されているため、多くの人がドラッグストアに病者用食品の経口補水液を購入に来た。購入希望者から薬剤師に、脱水や熱中症への対策について相談が度々あった。 この経口補水液に表示されているマークはどれか。1つ選べ。 (選択肢1〜5に5種類のマーク図が示されている) 1 マーク1 2 マーク2 3 マーク3 4 マーク4 5 マーク5

    4

  • 43

    問238【実務】70歳男性。同居している息子夫婦に付き添われて来局。20歳の頃より喫煙習慣があり(ブリンクマン指数:1,200)、現在も1日に10本程度喫煙している。また職業上の粉じん曝露歴があった。数年前より労作時の息切れが出現し、徐々に症状が悪化したために近医を受診し、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断され、以下の処方が出された。 (処方) チオトロピウム臭化物吸入用カプセル18 ng 1回1カプセル 1日1吸入 全56カプセル 処方薬の注意すべき主な副作用はどれか。2つ選べ。 1 排尿障害 2 徐脈 3 口腔内カンジダ症 4 下痢 5 口渇

    1, 5

  • 44

    問239【衛生】70歳男性。同居している息子夫婦に付き添われて来局。20歳の頃より喫煙習慣があり(ブリンクマン指数:1,200)、現在も1日に10本程度喫煙している。また職業上の粉じん曝露歴があった。数年前より労作時の息切れが出現し、徐々に症状が悪化したために近医を受診し、慢性閉塞性肺疾患(COPD)と診断され、以下の処方が出された。 (処方) チオトロピウム臭化物吸入用カプセル18 ng 1回1カプセル 1日1吸入 全56カプセル この男性は現在も喫煙を続けていることから、息子夫婦から、喫煙が健康に及ぼす影響を父親に説明してほしいとの依頼があった。薬剤師がこの男性に対して行う、「喫煙と健康」に関して説明する内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 COPDの最大のリスク要因は喫煙である。 2 受動喫煙は虚血性心疾患や脳卒中のリスクを高める心配はない。 3 たばこの発がん物質は主流煙に多く含まれており、副流煙にはほとんど存在しない。 4 能動喫煙の防止を目的として、健康増進法が制定されている。 5 喫煙によって薬物代謝酵素が誘導され、効果に影響が出る薬もある。

    1, 5

  • 45

    問240【実務】37歳女性。生後6ケ月の男児あり。母乳哺育中。3ケ月前に動悸、食欲亢進、体重減少が現れたため、かかりつけ医を受診したところ、甲状腺機能亢進が疑われ、精査の結果、バセドウ病と診断された。プロピルチオウラシル錠内服による治療が開始されたが、投与開始1ケ月後の検査において、白血球数減少が認められたため、放射性同位体131Iを含む放射性医薬品(ヨウ化ナトリウム(131I)カプセル)による治療に変更することになった。 この放射性同位体131Iを含む放射性医薬品の服用前後の生活における注意点について、この患者への薬剤師の説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 服用1〜2週間前から、海藻類を含む食品などの摂取を増やしてください。 2 服用後も母乳哺育を継続することができます。 3 服用1〜2週間前から、ヨウ素含有うがい液の使用を避けてください。 4 服用後1週間は、子供との長時間の接触(添い寝など)は避けるようにしてください。 5 服用後も、洗濯やお風呂は同居の人と区別する必要はありません。

    3, 4

  • 46

    問241【衛生】37歳女性。生後6ケ月の男児あり。母乳哺育中。3ケ月前に動悸、食欲亢進、体重減少が現れたため、かかりつけ医を受診したところ、甲状腺機能亢進が疑われ、精査の結果、バセドウ病と診断された。プロピルチオウラシル錠内服による治療が開始されたが、投与開始1ケ月後の検査において、白血球数減少が認められたため、放射性同位体131Iを含む放射性医薬品(ヨウ化ナトリウム(131I)カプセル)による治療に変更することになった。 この患者の治療に用いる放射性同位体131Iを含む放射性医薬品に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、この放射性医薬品に含まれる131Iの物理学的半減期は8日、生物学的半減期は80日とする。 1 131Iの壊変方式はβ+壊変で、β+線とγ線を放出する。 2 131Iの実効半減期は、7.3日である。 3 この医薬品は、非密封小線源として治療に用いられる。 4 131Iは体内に吸収されると、甲状腺だけでなく骨にも集積する。 5 脳腫瘍の治療にも用いられる。

    2, 3

  • 47

    問242【衛生】ある市立中学校で、線状降水帯による大雨のため床下浸水の被害が発生し、休校となった。この学校では、市から供給される水道水のみを水源とし、地下の受水槽に一旦貯めたのちに、高置水槽に揚水して給水栓に飲料水を供給している。学校を再開するにあたり、臨時検査として給水栓の飲料水の水質を検査することになり、学校薬剤師が以下の項目について検査を行った。 検査項目:一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、全有機炭素(TOC)の量、pH値、味、臭気、色度、濁度及び遊離残留塩素 下表は学校薬剤師が採水時に測定した項目及び検査機関で測定した項目の検査結果である。直近の定期検査は災害の2ケ月前に実施したものである。 検査結果(定期検査/臨時検査) 一般細菌:不検出/2,800個/mL 大腸菌:不検出/不検出 塩化物イオン:12.4 mg/L/31.0 mg/L 全有機炭素(TOC):0.52 mg/L/0.68 mg/L pH値:7.2/6.5 味:異常なし/異常なし 臭気:異常なし/異常なし 色度:1度未満/1度未満 濁度:0.1度未満/0.6度 遊離残留塩素:0.3 mg/L/0.05 mg/L 検査を行った項目のうち、次の試薬A〜Cを用いる項目の組合せとして正しいのはどれか。1つ選べ。 (試薬Aの構造式:N,N-ジメチル-p-フェニレンジアミン様(DPD試薬)、試薬Bの構造式:フタル酸水素カリウム様の有機化合物、試薬C:AgNO3) 1 試薬A:大腸菌 試薬B:一般細菌 試薬C:pH値 2 試薬A:遊離残留塩素 試薬B:一般細菌 試薬C:塩化物イオン 3 試薬A:塩化物イオン 試薬B:大腸菌 試薬C:pH値 4 試薬A:遊離残留塩素 試薬B:大腸菌 試薬C:塩化物イオン 5 試薬A:大腸菌 試薬B:pH値 試薬C:遊離残留塩素

    4

  • 48

    問243【実務】ある市立中学校で、線状降水帯による大雨のため床下浸水の被害が発生し、休校となった。この学校では、市から供給される水道水のみを水源とし、地下の受水槽に一旦貯めたのちに、高置水槽に揚水して給水栓に飲料水を供給している。学校を再開するにあたり、臨時検査として給水栓の飲料水の水質を検査することになり、学校薬剤師が以下の項目について検査を行った。 検査項目:一般細菌、大腸菌、塩化物イオン、全有機炭素(TOC)の量、pH値、味、臭気、色度、濁度及び遊離残留塩素 下表は学校薬剤師が採水時に測定した項目及び検査機関で測定した項目の検査結果である。直近の定期検査は災害の2ケ月前に実施したものである。 検査結果(定期検査/臨時検査) 一般細菌:不検出/2,800個/mL 大腸菌:不検出/不検出 塩化物イオン:12.4 mg/L/31.0 mg/L 全有機炭素(TOC):0.52 mg/L/0.68 mg/L pH値:7.2/6.5 味:異常なし/異常なし 臭気:異常なし/異常なし 色度:1度未満/1度未満 濁度:0.1度未満/0.6度 遊離残留塩素:0.3 mg/L/0.05 mg/L この検査結果から、薬剤師が学校に報告する内容として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 臨時検査において一般細菌が検出されていることから、地下の受水槽に汚染された雨水などが流入したおそれがある。 2 塩化物イオン濃度と大腸菌の検査結果から、地下の受水槽がし尿で汚染されたおそれがある。 3 定期検査及び臨時検査のいずれにおいても TOCが検出されていることから、災害の前から高置水槽で藻類による汚染が発生していたと考えられる。 4 定期検査の結果と比較して、臨時検査では pH値が低下しているため、遊離残留塩素の消毒効果が減弱したと考えられる。 5 臨時検査において遊離残留塩素が学校環境衛生基準を満たしていないため、飲料に適さない。

    1, 5

  • 49

    問244【実務】夫婦と小学生2人の4人家族。冬休みに、スキー場近くのキャンプ場で大型テントを張り、その中で炭火を使って鉄板でバーベキューをしていた。また、テントの入り口付近では、暖房器具の電源として携帯型のガソリンエンジン発電機を使用していた。しばらくして、通りがかった隣のテントの男性が、昏睡状態で倒れているこの家族を発見した。 搬送受入先の救急指定病院では、一酸化炭素ガス中毒を疑った救急救命チームの医師の指示で、血液検査と血液ガス分析が行われた。 一酸化炭素ガス中毒の診断に最も有効な検査項目はどれか。1つ選べ。 1 pH 2 重炭酸イオン 3 動脈血二酸化炭素分圧 4 血清クレアチニン値 5 カルボキシヘモグロビン

    5

  • 50

    問245【衛生】夫婦と小学生2人の4人家族。冬休みに、スキー場近くのキャンプ場で大型テントを張り、その中で炭火を使って鉄板でバーベキューをしていた。また、テントの入り口付近では、暖房器具の電源として携帯型のガソリンエンジン発電機を使用していた。しばらくして、通りがかった隣のテントの男性が、昏睡状態で倒れているこの家族を発見した。 搬送受入先の救急指定病院では、一酸化炭素ガス中毒を疑った救急救命チームの医師の指示で、血液検査と血液ガス分析が行われた。 前問の検査で診断が確定した。この中毒の原因物質に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 独特の腐敗臭を有する気体で、窒息性の呼吸器障害を引き起こす。 2 無色で、呼吸器に対する刺激性を有する気体である。 3 無色無臭で、空気よりもわずかに軽い可燃性の気体である。 4 赤血球中のヘムと強固に結合して酸素の運搬を阻害する。 5 ヘモグロビンの二価の鉄を酸化し、酸素への結合能力を消失させる。

    3, 4

  • 51

    問246【薬理】65歳男性。肝腫瘍の精査目的で来院し、CT検査にてS2区域に35mmの乏血性腫瘍が確認された。入院し、超音波ガイド下で経皮的に生検針を刺し、肝臓の一部を採取する肝生検を実施することになった。 入院予定2週間前の外来受診の際に、以下の薬剤を継続して服用していることを薬剤師が聴取した。 (処方) クロピドグレル錠75mg 1回1錠(1日1錠) アムロジピン口腔内崩壊錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠30mg 1回1錠(1日1錠) フェノフィブラート錠80mg 1回2錠(1日2錠) グリメピリド錠1mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 この患者が継続服用していることが確認された薬物の作用として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)を阻害して、グルコースによるインスリン分泌を促進する。 2 ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α(PPARα)を刺激して、リポタンパク質リパーゼ(LPL)を活性化する。 3 K+と競合して、胃の壁細胞のH+,K+-ATPaseを可逆的に阻害することで、H+分泌を抑制する。 4 血小板のセロトニン5-HT2受容体を遮断して、細胞内Ca2+濃度上昇を抑制する。 5 活性代謝物が血小板のADP P2Y12受容体を遮断して、細胞内サイクリックAMP(cAMP)量を増加させる。

    2, 5

  • 52

    問247【実務】65歳男性。肝腫瘍の精査目的で来院し、CT検査にてS2区域に35mmの乏血性腫瘍が確認された。入院し、超音波ガイド下で経皮的に生検針を刺し、肝臓の一部を採取する肝生検を実施することになった。 入院予定2週間前の外来受診の際に、以下の薬剤を継続して服用していることを薬剤師が聴取した。 (処方) クロピドグレル錠75mg 1回1錠(1日1錠) アムロジピン口腔内崩壊錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠30mg 1回1錠(1日1錠) フェノフィブラート錠80mg 1回2錠(1日2錠) グリメピリド錠1mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 この患者で肝生検を行うにあたり休薬する薬剤として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 クロピドグレル錠 2 アムロジピン口腔内崩壊錠 3 ランソプラゾール口腔内崩壊錠 4 フェノフィブラート錠 5 グリメピリド錠

    1, 5

  • 53

    問248【実務】68歳男性。胸痛、咳嗽、発熱により救急外来を受診した。胸部X線検査で肺炎像と胸水貯留が認められ、重症細菌性肺炎が疑われたため入院となり、以下の処方1と処方2で治療を開始することとなった。 (入院時の身体所見及び検査値) 身長165cm、体重60kg、体温39.5℃、呼吸25回/分 白血球18,000/μL、CRP18.5mg/dL、eGFR80mL/min/1.73m2、SpO2 92% (処方1) メロペネム点滴静注用1g 生理食塩液100mL 1日3回 8:00、16:00、24:00 30分かけて静脈内投与 3日連日 (処方2) アセトアミノフェン静注液1000mg/100mL(1回500mg使用) 1日2回 10:00、18:00 15分かけて静脈内投与 3日連日 救急外来担当薬剤師がお薬手帳を確認したところ、てんかんの治療中であり、現在、バルプロ酸ナトリウム、レベチラセタム、ペランパネルを内服していることがわかった。 この患者で生じる可能性のある薬物相互作用を踏まえて、薬剤師が医師に変更を提案する薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 バルプロ酸ナトリウム 2 ペランパネル 3 レベチラセタム 4 メロペネム 5 アセトアミノフェン

    4

  • 54

    問249【薬理】68歳男性。胸痛、咳嗽、発熱により救急外来を受診した。胸部X線検査で肺炎像と胸水貯留が認められ、重症細菌性肺炎が疑われたため入院となり、以下の処方1と処方2で治療を開始することとなった。 (入院時の身体所見及び検査値) 身長165cm、体重60kg、体温39.5℃、呼吸25回/分 白血球18,000/μL、CRP18.5mg/dL、eGFR80mL/min/1.73m2、SpO2 92% (処方1) メロペネム点滴静注用1g 1日3回 30分かけて静脈内投与 3日連日 (処方2) アセトアミノフェン静注液1000mg/100mL(1回500mg使用)1日2回 15分かけて静脈内投与 3日連日 救急外来担当薬剤師がお薬手帳を確認したところ、てんかんの治療中であり、現在、バルプロ酸ナトリウム、レベチラセタム、ペランパネルを内服していることがわかった。 この患者で薬物相互作用が懸念される抗てんかん薬の作用機序はどれか。2つ選べ。 1 炭酸脱水酵素を阻害して、神経細胞の過剰興奮を抑制する。 2 グルタミン酸AMPA受容体を遮断して、シナプス後膜の興奮を抑制する。 3 T型Ca2+チャネルを遮断して、シナプス後膜の興奮を抑制する。 4 シナプス小胞タンパク質(SV2A)と結合して、興奮性神経伝達物質の放出を抑制する。 5 GABAトランスアミナーゼを阻害して、シナプス間隙におけるGABA量を増加させる。

    3, 5

  • 55

    問250【実務】50歳男性。会社員。人事異動で1年前に本社の営業課長を命じられた。しかし仕事に順応できず、ストレス、不安感及び過食が3ヶ月続いた。上司のすすめもあり心療内科を受診し、うつ病と診断され以下の処方1で治療中である。 (処方1) エスシタロプラム錠20mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 28日分 内服開始後、特に副作用は現れていないが、十分な効果が認められないため、医師は処方に新たに薬剤を追加して併用療法を行いたいと考えている。なお、男性は現在排尿障害を伴う前立腺肥大症で処方2を内服中である。 (処方2) デュタステリドカプセル0.5mg 1回1カプセル(1日1カプセル) 1日1回 朝食後 28日分 この患者に対して禁忌ではなく、併用療法として用いることができる薬物はどれか。1つ選べ。 1 アミトリプチリン 2 アリピプラゾール 3 マプロチリン 4 ミルナシプラン 5 クロミプラミン

    2

  • 56

    問251【薬理】50歳男性。会社員。人事異動で1年前に本社の営業課長を命じられた。しかし仕事に順応できず、ストレス、不安感及び過食が3ヶ月続いた。上司のすすめもあり心療内科を受診し、うつ病と診断され以下の処方1で治療中である。 (処方1) エスシタロプラム錠20mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 夕食後 28日分 内服開始後、特に副作用は現れていないが、十分な効果が認められないため、医師は処方に新たに薬剤を追加して併用療法を行いたいと考えている。なお、男性は現在排尿障害を伴う前立腺肥大症で処方2を内服中である。 (処方2) デュタステリドカプセル0.5mg 1回1カプセル(1日1カプセル)1日1回 朝食後 28日分 前問において禁忌のため用いることができないと判断された薬物は、この患者の症状を悪化させるおそれがある。その理由はどれか。2つ選べ。 1 ドパミンD2受容体が遮断されるため。 2 ムスカリンM3受容体が遮断されるため。 3 セロトニン5-HT3受容体が遮断されるため。 4 アドレナリンα1受容体が刺激されるため。 5 アンドロゲン受容体が刺激されるため。

    2, 4

  • 57

    問252【実務】73歳女性。左前頭部が柔らかく腫張しているのを自覚し、かかりつけ医を受診した。腫瘤性病変を指摘され、精査加療目的で紹介入院となった。CT検査で頭蓋及び四肢に骨病変が認められた。骨髄検査の結果、単クローン性の形質細胞が37.0%であったことから多発性骨髄腫と診断され、以下のDLd(ダラツムマブ、レナリドミド、デキサメタゾン)療法が開始された。 DLd療法 1~2サイクルのレジメン Day 1,8,15,22 ダラツムマブ(遺伝子組換え)点滴静注100mg/5mL 16mg/kg点滴投与 Day 1~21 レナリドミドカプセル5mg 25mg経口投与 Day 1,2,8,9,15,16,22,23 デキサメタゾン錠4mg 20mg経口投与 Day 24~28 休薬 今回の薬物治療における薬剤管理として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ダラツムマブの使用にあたっては、製造販売業者が策定した適性流通管理システムへの薬剤師の登録が必要である。 2 レナリドミドの使用にあたっては、製造販売業者が策定した適性管理手順に従って、調剤及び管理上の責任を担う、責任薬剤師の登録が必要である。 3 ダラツムマブを使用する前に、肝炎ウイルス感染の有無を確認する必要がある。 4 レナリドミドは、服用しやすいように脱カプセルする必要がある。 5 デキサメタゾンは、帳簿への記載が必要である。

    2, 3

  • 58

    問253【薬理】73歳女性。多発性骨髄腫と診断され、DLd(ダラツムマブ、レナリドミド、デキサメタゾン)療法が開始された。 治療開始後、血清カルシウム値が12mg/dLを超えたため、薬物を追加することとなった。追加する薬物の作用機序として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 骨芽細胞の副甲状腺ホルモン受容体を遮断する。 2 副甲状腺細胞のカルシウム受容体を遮断する。 3 破骨細胞のファルネシルピロリン酸合成酵素を阻害する。 4 骨芽細胞のRANKL(NF-κB活性化受容体リガンド)の作用を阻害する。 5 小腸上皮細胞のビタミンD受容体を活性化する。

    3, 4

  • 59

    問254【実務】70歳男性。身長165cm、体重50kg。1年前に心筋梗塞を起こし、心室細動による心停止で救命救急センターに搬送され、心蘇生術を施し心機能が回復した。その後、意識消失発作を起こしたため、半年前に埋め込み型除細動器(ICD)と以下の処方で治療を開始した。 (処方) バイアスピリン錠100mg 1回1錠(1日1錠) クロピドグレル錠75mg 1回1錠(1日1錠) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) カンデサルタン錠4mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 しかし、その後もICDが作動することがあり、医師は心室性不整脈予防のための追加薬を検討している。 追加する薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 一硝酸イソソルビド 2 キニジン 3 イソプレナリン 4 アミオダロン 5 ジルチアゼム

    4

  • 60

    問255【薬理】70歳男性。心筋梗塞後、ICD埋め込み済み。心室性不整脈予防のため前問で薬物(アミオダロン)を追加する。 前問で追加する薬物が有する作用機序はどれか。2つ選べ。 1 可溶性グアニル酸シクラーゼを活性化する。 2 アデノシンA1受容体を刺激する。 3 アセチルコリンM2受容体を遮断する。 4 L型Ca2+チャネルを遮断する。 5 K+チャネルを遮断する。

    4, 5

  • 61

    問256【実務】52歳女性。40歳時に気管支ぜん息と診断された。現在、処方1~5の薬剤を服用しており、アドヒアランスは良好であるが、ぜん息発作で頻回に入院していた。今回、ぜん息発作のコントロール目的で入院となり、処方6が追加された。 (処方1)アドエア500ディスカス28吸入用 1個 1回1吸入 1日2回 朝・夕吸入(注1: 1回サルメテロールとして50μg及びフルチカゾンプロピオン酸エステルとして500μg) (処方2)スピリーバ2.5μgレスピマット60吸入 1本 1回2吸入 1日1回 朝吸入(注2: 1回チオトロピウムとして2.5μg) (処方3)テオフィリン徐放錠200mg 1回1錠(1日2錠)1日2回 朝食後及び就寝前 (処方4)モンテルカスト口腔内崩壊錠10mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 就寝前 (処方5)プロカテロール塩酸塩水和物エアゾール10μg 1本 1回2吸入 ぜん息発作時 (処方6)オマリズマブ(遺伝子組換え)皮下注150mgシリンジ 3本 1回450mg 11:00に皮下投与 薬剤師が処方6の薬剤の投与量を監査するために確認すべき患者情報はどれか。2つ選べ。 1 体表面積 2 体重 3 投与前血清中総IgE濃度 4 投与前血清中IL-5濃度 5 投与前血中好酸球数

    2, 3

  • 62

    問257【薬理】52歳女性。気管支ぜん息で処方1~6で治療中。 処方1~6のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 トロンボキサン合成酵素を阻害することで、気管支平滑筋の収縮を抑制する。 2 アデノシンA1受容体を遮断して、気管支平滑筋の収縮を抑制する。 3 2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)におけるIL-5の産生を抑制することで、肺への好酸球浸潤を抑制する。 4 IgEに結合して、IgEが肥満細胞膜上のIgE受容体に結合するのを阻害することで、炎症性メディエーターの産生を抑制する。 5 IL-5に結合して、IL-5が好酸球の細胞膜上のIL-5受容体に結合するのを阻害することで、血中の好酸球数を減少させる。

    2, 4

  • 63

    問258【実務】25歳女性。身長153cm、体重40kg。19歳のときにクローン病と診断され、メサラジンとアザチオプリンによる併用療法を実施していたが、効果不十分のため1年前よりアダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注が追加となった。 2週間前より、発熱、腹痛及び下痢があり検査目的で入院となった。内視鏡検査の結果、症状が悪化していることが分かり、アダリムマブが以下の処方1に変更されるとともに、処方2が追加された。 (処方1)ウステキヌマブ(遺伝子組換え)130mg 1日1回 2バイアル、生理食塩液250mL 点滴静注 1回分 (処方2)エレンタール配合内用剤※80g 1回1袋(1日3袋)朝昼夕 7日分(※成分栄養剤) この患者に対する服薬指導の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メサラジンと処方1の薬剤との相互作用による重篤な副作用がないこと。 2 処方1の薬剤への変更後は、妊娠を気にしなくてよいこと。 3 処方1の薬剤はアダリムマブとは異なり、感染症のリスクがないこと。 4 処方2の薬剤は腸への負担が少ないこと。 5 処方2の薬剤を水や微温湯に溶解後、時間をかけずにすばやく飲み干すこと。

    1, 4

  • 64

    問259【薬理】25歳女性。クローン病でメサラジン・アザチオプリン併用後、アダリムマブ追加。今回ウステキヌマブに変更しエレンタール追加。 クローン病の症状寛解を目的とした薬物の作用機序のうち、今回までに処方されてきたのとは異なるのはどれか。2つ選べ。 1 リンパ球表面に発現するα4β7インテグリンに結合することで、リンパ球の腸管粘膜への浸潤を阻害する。 2 可溶性及び膜結合型TNF-αに特異的に結合することで、TNF-αの受容体への結合を阻害する。 3 IL-12及びIL-23のp40サブユニットに結合することで、ヘルパーT細胞の活性化を抑制する。 4 生体内でチオイノシン酸となり、イノシン酸と拮抗してプリンヌクレオチドの生合成を阻害する。 5 細胞内でグルココルチコイド受容体に結合し、核内移行して遺伝子転写を調節することで、抗炎症作用を示す。

    1, 5

  • 65

    問260【実務】58歳男性。身長165cm、体重85kg。2年前より2型糖尿病と診断され、以下の内服治療を行ってきた。 (処方1)シタグリプチンリン酸塩錠100mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 28日分 (処方2)ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠10mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 28日分 (処方3)メトホルミン塩酸塩錠500mg 1回1錠(1日3錠)1日3回 朝昼夕食後 28日分 今回患者がかかりつけ薬局に処方箋を持参した際、薬局薬剤師は、処方1~処方3が処方2~処方4に変更されていることを確認した。 (処方4)セマグルチド(遺伝子組換え)皮下注2mg 1キット 週に1回0.25mg 皮下注射 薬局薬剤師が患者に確認したところ、患者からは「医師から血糖コントロールが不十分と言われた。低血糖の症状はない。ただどうしても食事の量を減らすことができない。体重がまた少し増えた。」との情報が得られた。 薬局薬剤師から患者への服薬指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方4のお薬は処方1のお薬を週1回にした注射薬です。 2 処方1のお薬から処方4のお薬に変更しても、低血糖には十分に注意してください。 3 処方4のお薬は処方2のお薬と同じように、利尿作用があるので脱水に注意してください。 4 処方4のお薬は注射の前後で血糖自己測定を忘れずに行ってください。 5 処方4のお薬は週1回同じ曜日に注射してください。

    2, 5

  • 66

    問261【薬理】58歳男性。2型糖尿病で処方変更(シタグリプチン→セマグルチド追加など)。 処方1~4のいずれかの薬物の作用機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 α-グルコシダーゼを阻害して、小腸からのグルコース吸収を抑制する。 2 尿細管からのグルコース再吸収を抑制して、グルコース排泄を増加させる。 3 AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を阻害して、肝臓での糖新生を抑制する。 4 グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を刺激して、グルコースによるインスリン分泌を促進する。 5 アルドース還元酵素を阻害して、神経細胞内のソルビトール蓄積を抑制する。

    2, 4

  • 67

    問262【実務】70歳男性。糖尿病と心不全で治療中。3年前に眼圧の上昇が指摘され、原発開放隅角緑内障との診断を受け、処方1による治療を開始した。なお、同時に白内障の診断も受けている。点眼液による治療開始後、目の周囲が黒ずむなど眼瞼色素沈着が観察されるようになったため、処方1から処方2へ変更になった。その後、眼圧低下が不十分と診断され、現在は処方2に加えて処方3が追加となっている。 (臨床検査値)HbA1c 8.0%、BUN 20mg/dL、血清クレアチニン1.2mg/dL、尿中ケトン体(+)、血清浸透圧295mOsm/L (処方1)ラタノプロスト点眼液0.005%(2.5mL/本)1本 1日1回 朝 両眼に点眼 (処方2)オミデネパグ イソプロピル点眼液0.002%(2.5mL/本)1本 1日1回 朝 両眼に点眼 (処方3)ブリンゾラミド懸濁性点眼液1.0%(5mL/本)1本 1日2回 朝夕 両眼に点眼 点眼液使用に関して、薬剤師がこの患者に指導する内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 処方2と処方3の薬剤については、朝の点眼時、時間をおかずに連続して点眼すること。 2 処方3の薬剤は懸濁性点眼液なので、朝の点眼時には、処方3の薬剤を最初に使用すること。 3 処方2の薬剤は水分の排出を促すので、いつもより水分を多めに摂取すること。 4 処方2の薬剤は保存剤が含まれているので、毎回よく振って使用すること。 5 処方3の薬剤は点眼後、全身作用を起こすことがあるので、過敏性の兆候に注意すること。

    5

  • 68

    問263【薬理】70歳男性。原発開放隅角緑内障で処方2(オミデネパグ)と処方3(ブリンゾラミド)使用中。白内障手術のため処方2が中止となり、処方2に替えて新たに異なる作用機序の薬物を追加する。 追加する薬物の作用機序として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 アドレナリンα2受容体を刺激して、毛様体における房水産生を抑制するとともに、ぶどう膜強膜流出経路からの房水流出を促進する。 2 アドレナリンβ1受容体を遮断して、毛様体における房水産生を抑制する。 3 炭酸脱水素酵素を阻害して、毛様体における房水産生を抑制する。 4 Rhoキナーゼを阻害して、線維柱帯-シュレム管経路からの房水流出を促進する。 5 プロスタノイドEP2受容体を刺激して、線維柱帯-シュレム管経路及びぶどう膜強膜流出経路からの房水流出を促進する。

    1, 4

  • 69

    問264【実務】39歳、閉経前女性。身長155cm、体重43kg、体表面積1.38m2。右乳房に腫瘤を触知し、乳腺外科を受診、針生検の結果、T1N1M0のStageⅡAの右乳がんと診断され、入院した。右乳房部分切除術、センチネルリンパ節生検及び腋窩リンパ節郭清を実施した。術後の検査所見は以下のとおりであった。 (検査所見)リンパ節転移6個、エストロゲン受容体(ER)陽性、プロゲステロン受容体(PgR)陽性、HER2(ヒト上皮増殖因子受容体2型)陰性、AST 20IU/L、ALT 17IU/L、血清クレアチニン0.88mg/dL、BUN 18mg/dL、白血球5,600/μL、赤血球368×10^4/μL、Hb 11.2g/dL、血小板28×10^4/μL、好中球4,500/μL 今回この患者に以下の術後薬物療法を施行することとなった。 (処方1)A錠20mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 14日分 (処方2)リュープロレリン酢酸塩注射用キット3.75mg 1キット 1回3.75mg 4週間ごとに1回皮下注射 この患者の術後薬物療法に用いられる薬物Aとして、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アナストロゾール 2 エキセメスタン 3 エンザルタミド 4 タモキシフェン 5 ラパチニブ

    4

  • 70

    問265【薬理】39歳、閉経前女性。右乳がんER陽性PgR陽性HER2陰性。処方1(タモキシフェン)、処方2(リュープロレリン)。 処方1又は処方2の薬物の抗がん作用の機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 視床下部のERを刺激して、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌を抑制する。 2 下垂体のGnRH受容体のダウンレギュレーションを起こすことで、ゴナドトロピンの分泌を抑制する。 3 脂肪組織において、アロマターゼを阻害して、エストロゲンの生成を抑制する。 4 乳がん組織のERにおいて、エストロゲンに拮抗する。 5 HER2に結合して、乳がん細胞の増殖を抑制する。

    2, 4

  • 71

    問266【実務】39歳、閉経前女性。右乳がんER陽性HER2陰性。処方1(タモキシフェン)、処方2(リュープロレリン)。 この患者への薬物治療に関して、病棟の症例検討カンファレンスに参加している研修医向けに発表して欲しいと病棟担当薬剤師へ依頼があった。カンファレンスにおける薬剤師の発表内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の薬剤の服用により子宮体がん(子宮内膜がん)のリスクが高まることがあり、本剤投与中及び投与終了後の患者は定期的に検査を行うことが望ましい。 2 処方2の薬剤の投与により、うつ状態が現れることがあり、症状悪化時にはSSRI等の抗うつ薬の追加処方を検討する。 3 処方2の薬剤の投与により、骨疼痛の一過性増悪がみられることがあり、このような症状が現れた場合には、ビスホスホネート製剤の投与を行う。 4 今回の薬物治療に際して患者が妊娠していないことを確認し、また治療期間中は低用量経口避妊薬による避妊法を用いる。 5 今回の薬物治療により骨密度の低下がみられることがあるので、長期にわたり投与する場合は骨密度の検査を実施する。

    1, 5

  • 72

    問267【薬剤】39歳、閉経前女性。右乳がんで処方2(リュープロレリン酢酸塩注射用キット3.75mg)使用中。 処方2の製剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 乳酸・グリコール酸共重合体が使用されている。 2 高分子で薬物結晶をコーティングしている。 3 マトリックスを形成している高分子が分解することにより薬物を放出する。 4 自己乳化型マイクロエマルション製剤である。 5 粉末部の薬剤を液体部の溶液で溶解して使用する製剤である。

    1, 3

  • 73

    問268【薬剤】43歳男性。糖尿病治療のため、インスリンの自己注射を行っている。低血糖症状による意識障害により、救急搬送を何度か経験しており、グルカゴン注射液を家族が投与できるよう3ヶ月前に処方(処方1)された。しかし、その後重症低血糖による意識障害を起こしている本人を前にして、妻が注射液の調製を失敗してしまい、救急車を待つことしかできなかった。そこで、今後の低血糖対策として、グルカゴン点鼻粉末剤(処方2)を使用できるよう、妻同席のもと医師による説明が実施され、薬剤部には薬剤の使用方法等について説明の依頼があった。 (処方1)グルカゴン(遺伝子組換え)注射用1mg 1回1本(溶解用注射用水1mL添付)低血糖時 注射用水で溶解後に筋注 1回分 (処方2)グルカゴン点鼻粉末剤3mg 1回1個 低血糖時 鼻腔内に噴霧 1回分 下図は処方1と処方2の薬剤投与時の、血漿中グルカゴン濃度(A)と血中グルコース濃度(B)の時間推移をそれぞれ示したものである。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 処方1で投与した場合のグルカゴンの最高血漿中濃度到達時間は30分である。 2 処方1で投与した場合の投与後60分までの血中グルコース濃度の上昇推移は、処方2で投与した場合とほぼ等しい。 3 処方2で投与した場合、グルカゴンは鼻粘膜より直接体循環に移行し、肝臓での初回通過効果を回避することができる。 4 処方2で投与する場合に処方1の場合と同等の血中グルコース濃度上昇作用を得るためには、同用量のグルカゴンが必要である。 5 処方2で投与した場合、投与後30分までの血中グルコース濃度は約70mg/dLであり、最大血中グルコース濃度は140mg/dLを超える値まで上昇する。

    2, 3

  • 74

    問269【実務】43歳男性。糖尿病治療中、重症低血糖でグルカゴン点鼻粉末剤(処方2)を使用できるよう処方された。 妻は、夫の低血糖症状の発現時の対応について、医師からの説明は受けたものの、不安に感じているようであった。処方2の薬剤の使用及び低血糖への対応に関する妻への説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 この点鼻剤を使用すると10~15分程度で低血糖状態からの回復が期待できます。 2 低血糖状態となっても、本人の自覚がないことがありますので、疑わしい症状があれば、意識があるうちに補食や糖分を含む飲料を摂取させてください。 3 意識がない状況では、この点鼻剤を使用しないでください。 4 低血糖の際にすぐに使用できるよう、自宅では薬剤の防湿外装フィルムをあらかじめ剥がしておいてください。 5 意識が回復した場合は、仰臥位でブドウ糖などの糖分を摂取させてください。

    1, 2

  • 75

    問270【実務】73歳男性。体重60kg。慢性気管支炎で長期治療中。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症と診断され、ボリコナゾール200mg静注用を投与開始(初日6mg/kg×2回、2日目以降3mg/kg×2回)。投与4日目と8日目にTDM測定。 ボリコナゾールのTDM結果の解析に向けて、薬物の体内動態と血中濃度の個人差について共有しておくべき情報として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 トラフ値が目標値を超える場合は、肝機能障害に注意する。 2 ウメクリジニウムにより代謝酵素の阻害を受けるため、併用には注意が必要である。 3 主となる代謝酵素は、日本人の人口の約50%がpoor metabolizerである。 4 中等度の腎機能低下時には、注射剤中の添加剤の蓄積による腎機能悪化に注意が必要である。 5 2日目以降に同じ投与量を繰り返した場合、代謝酵素の誘導を起こして血中濃度は上昇する。

    1, 4

  • 76

    問271【薬剤】73歳男性。アスペルギルス症治療でボリコナゾール投与中。点滴投与から9日後、退院決定し、ボリコナゾール錠150mgを1回1錠、1日2回の内用剤に切り換え。定常状態到達後の血中濃度測定で、平均血中濃度は4μg/mLであった。 臨床試験の結果から、ボリコナゾールの体内からの消失はミカエリス・メンテン式に従うこと、最大消失速度はEMでは35mg/h、ミカエリス定数は遺伝子多型の影響を受けず4mg/Lであることが示されている。この患者の最大消失速度はEMの何倍か。最も近い値を1つ選べ。ただし、ボリコナゾールの経口投与後のバイオアベイラビリティは100%とする。 1 0.2 2 0.4 3 0.7 4 0.9 5 1.4

    3

  • 77

    問272【実務】53歳男性。A病院内科で高血圧症、脂質異常症、糖尿病、胃潰瘍、腰痛症の治療中。最近うつ症状でB心療内科を受診し、フルボキサミンマレイン酸塩錠が処方。 (心療内科処方)フルボキサミンマレイン酸塩錠25mg 1回1錠(1日2錠)1日2回 朝夕食後 14日分 (A病院内科処方薬歴)ニフェジピン徐放錠20mg、シンバスタチン錠5mg、メトホルミン塩酸塩錠500mg、ファモチジン口腔内崩壊錠20mg、チザニジン錠1mg かかりつけ薬剤師が処方監査した際、心療内科と内科の処方薬剤の中に併用禁忌の組合せがあるため、疑義照会を行うこととなった。その疑義照会の原因となる薬剤はどれか。1つ選べ。 1 ニフェジピン徐放錠 2 シンバスタチン錠 3 メトホルミン塩酸塩錠 4 ファモチジン口腔内崩壊錠 5 チザニジン錠

    5

  • 78

    問273【薬剤】53歳男性。フルボキサミンとチザニジンが併用禁忌。 前問の薬剤を選択した理由に最も深く関係する機序はどれか。1つ選べ。 1 胃内pHの上昇 2 小腸CYP3A4発現量の増加 3 小腸P-糖タンパク質発現量の増加 4 肝CYP1A2の阻害 5 肝CYP3A4の阻害

    4

  • 79

    問274【薬剤】34歳既婚女性。高血圧症、逆流性食道炎治療中。 (処方1)病院循環器内科 エナラプリルマレイン酸塩錠10mg 1回1錠(1日1錠) ランソプラゾール口腔内崩壊錠15mg 1回1錠(1日1錠)1日1回 朝食後 28日分 センノシド錠12mg 1回2錠 便秘時 夜に服用 処方薬に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 エナラプリルは、消化管吸収の改善を目的としたプロドラッグである。 2 エナラプリルは、エステル部分の加水分解により代謝活性化される。 3 ランソプラゾールは、主にCYP2C19又はCYP3A4で代謝される。 4 ランソプラゾールは、苦味の軽減を目的としたプロドラッグである。 5 センノシドは、腸内細菌による代謝物が腸の蠕動運動を促進する。

    4

  • 80

    問275【実務】34歳既婚女性。半年前に結婚し、そろそろ子供が欲しいと思うようになった。高血圧症、逆流性食道炎治療中。 (処方1)エナラプリルマレイン酸塩錠10mg、ランソプラゾール口腔内崩壊錠15mg 1日1回 朝食後 28日分 センノシド錠12mg 1回2錠 便秘時 夜に服用 今後の薬物療法にあたり、妊娠の可能性があるこの患者に説明しておく情報はどれか。2つ選べ。 1 血圧コントロールのため、生活習慣や食習慣に気をつける。 2 現在服用中の血圧の薬は妊娠中でも服用可能である。 3 妊娠がわかったら、すぐに連絡してもらう。 4 逆流性食道炎の治療薬を市販の六君子湯などの漢方薬に変更する。 5 下剤は、一般用医薬品であれば、妊娠中でも服用可能である。

    1, 3

  • 81

    問276【実務】75歳男性。身長164cm、体重52kg。胃全摘出術後3日目の消化器外科入院中に、38.3℃の発熱が認められ、咳、痰と呼吸困難を訴えた。胸部X線検査で右下肺野に浸潤影を認め、喀痰培養検査によりMRSAが検出されたため、以下の処方により治療を開始することとなった。 (身体所見及び検査値)血圧101/60mmHg、白血球11,000/μL、CRP 6.7mg/dL、AST 22IU/L、ALT 19IU/L、血清クレアチニン0.79mg/dL、eGFR 72.7mL/min/1.73m2、CCr 59mL/min、BUN 18.2mg/dL (処方)バンコマイシン塩酸塩点滴静注用0.5g/バイアル 1回2本、生理食塩液100mL 1回1本 1日2回 8:00、20:00 点滴静注 消化器外科担当の看護師から感染制御部の薬剤師に、この処方薬剤に関する情報の提供依頼があった。薬剤師が看護師に情報提供する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方薬剤の投与により血圧が上昇しやすいので、定期的に血圧を確認すること。 2 処方薬剤は塩化物イオン濃度が低くなると活性が低下するため、ブドウ糖液との混和は避けること。 3 腎機能が低下しているため、処方薬剤の用量調節をすること。 4 第8脳神経障害が発現することがあるため、耳鳴、聴力低下がないか確認すること。 5 レッドネック症候群の発現を防ぐために、60分以上かけて点滴静注すること。

    4, 5

  • 82

    問277【薬剤】75歳男性。バンコマイシン投与中。分布容積62.5L、クリアランス3.6L/h。投与: 1回1g、12時間ごと。 この患者におけるバンコマイシンの分布容積は62.5L、クリアランスは3.6L/hと見積もられている。2回目投与直前のバンコマイシンの血中濃度と定常状態におけるトラフ値の組合せとして適切なのはどれか。1つ選べ。ただし、投与量の計算において、投与に要する時間は投与間隔に対して無視できるほど短いものとし、投与中における体内からのバンコマイシンの消失は無視できるものとする。 1 2回目投与直前4μg/mL、定常状態トラフ8μg/mL 2 2回目投与直前4μg/mL、定常状態トラフ12μg/mL 3 2回目投与直前8μg/mL、定常状態トラフ16μg/mL 4 2回目投与直前8μg/mL、定常状態トラフ20μg/mL 5 2回目投与直前12μg/mL、定常状態トラフ20μg/mL 6 2回目投与直前12μg/mL、定常状態トラフ40μg/mL

    3

  • 83

    問278【実務】1歳6ヶ月女児。体重10kg。発熱と痙れんで近所の小児科を受診し、症状は安定した。翌日、小児科を再受診し、父親が以下の処方箋を持って薬局を訪れた。8ヶ月前にも発熱後に痙れんを起こし、坐剤を2種類処方されたのは初めて。 (処方1)ジアゼパム坐剤4mg 1回1個 発熱時 5回分(基剤: マクロゴール)同時使用の場合はこちらを先に使用 (処方2)アセトアミノフェン坐剤100mg 1回1個 発熱時 5回分(基剤: ハードファット) 薬剤師が患児の父親に、坐剤の使用方法について説明した。その内容として誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 坐剤を挿入した後は、4~5秒程度押さえてください。 2 坐剤を併用する場合、処方1、2の順に間をあけずに挿入してください。 3 できるだけ排便後に挿入してください。 4 挿入しにくい場合には、水で少し濡らしてから挿入してください。 5 挿入後2~3分間は、できる限りそのままの姿勢でいさせてください。

    2

  • 84

    問279【薬剤】1歳6ヶ月女児。発熱と痙れんでジアゼパム坐剤(基剤マクロゴール)とアセトアミノフェン坐剤(基剤ハードファット)が処方。 処方1及び2の坐剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の基剤は、マクロゴール400とマクロゴール4000を1:1で混合したものである。 2 処方1の基剤は、直腸内で体温により溶融して薬物を放出する。 3 処方2の基剤は、モノ、ジ、トリグリセリドの混合物である。 4 処方2の基剤は、直腸内の水分で溶解して薬物を放出する。 5 いずれの坐剤も薬物の肝初回通過効果を回避できる。

    3, 5

  • 85

    問280【実務】6歳男児。てんかん小発作の治療のため、以前からバルプロ酸Naシロップ5%を服用。進学に伴い服用回数を減らしたいとの相談。錠剤は服用できなかったため散剤に変更。セレニカR顆粒40%(1g中バルプロ酸ナトリウム400mg含有徐放性顆粒)への変更を提案。 (処方)バルプロ酸Naシロップ5% 1回4mL(1日12mL)1日3回 朝昼夕食後 30日分 バルプロ酸Naシロップ剤から、セレニカR顆粒への処方変更への提案内容として、適切なのはどれか。1つ選べ。なお、分量は製剤量とする。 1 1回0.6g 1日2回 朝夕食後 2 1回0.75g 1日2回 朝夕食後 3 1回1.5g 1日1回 朝食後 4 1回3.0g 1日1回 朝食後 5 1回6.0g 1日1回 夕食後

    3

  • 86

    問281【薬剤】6歳男児。バルプロ酸Naシロップからセレニカ R顆粒40%(徐放性顆粒)に変更提案。 提案された製剤は、以下の添加剤を含み、図のような構造をしている。この製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 添加剤: ステアリン酸カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシビニルポリマー、エチルセルロース 1 水不溶性フィルムとしてヒドロキシプロピルセルロースが用いられている。 2 消化液によって膨潤するゲル基剤としてエチルセルロースが用いられている。 3 製剤内部の薬物が飽和濃度で、シンク条件が保たれる間は、薬物が一定速度で放出される。 4 製剤からの累積薬物放出量の時間推移は、Higuchi式に従う。 5 薬物を放出した後の残渣が便中に排出される。

    3, 5

  • 87

    問282【実務】6歳女児。体重20kg。発熱と咳嗽で小児科受診。 (処方1)アジスロマイシン細粒10% 1回2.0g(1日2.0g)1日1回 朝食後 3日分 (処方2)カルボシステインシロップ用50% 1回0.4g(1日1.2g)1日3回 朝昼夕食後 5日分 (処方3)ツロブテロールテープ1mg 1回1枚 1日1回 就寝前 5日分(全5枚) (処方4)アセトアミノフェン細粒20% 1回1.0g 38.0℃以上の発熱時 5回分 薬剤師が患児の母親に、処方薬剤の使用方法について説明した。その説明内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の薬剤は、オレンジジュースに混ぜると服用しやすくなります。 2 処方1と2の薬剤は、混ぜると服用しやすくなります。 3 処方3の薬剤は、お子さんが剥がしてしまう場合、背中の手の届きにくい場所に貼付してください。 4 処方3の薬剤は、起床時に咳が治まっていれば、剥がしてください。 5 処方4の薬剤は、4~6時間以上の間隔をあけて服用してください。

    3, 5

  • 88

    問283【薬剤】6歳女児。処方3のツロブテロールテープ剤について。 ツロブテロール経皮吸収型テープ 製剤断面図: 支持体・粘着性膏体(ツロブテロール分子と結晶を含む)・ライナー 有効成分: ツロブテロール(分子量227.73) 物理化学的性質: 融点90~93℃、pKa 9.74、分配係数(37℃)6.66(1-オクタノール/pH 7.40緩衝液)、血清タンパク質結合率28.1% 上記の情報に基づいて、本製剤を患児に単回貼付して24時間後に剥離した場合の血清中薬物濃度の時間推移のパターンを予測したグラフとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、小児(喘息児5名)にツロブテロールドライシロップ剤20μg/kg(ツロブテロール塩酸塩として0.02mg/kg)を経口投与した場合の体内半減期は、インタビューフォームから3.56時間であった。 1 グラフ1(剥離前に既に低濃度のピークがあり、剥離後に急速低下) 2 グラフ2(貼付中緩やかに上昇、12~24hでピーク、剥離直後に急減) 3 グラフ3(貼付4~8hでピーク、その後低下し剥離時には低濃度) 4 グラフ4(貼付中ずっと上昇、剥離後さらに上昇) 5 グラフ5(貼付中緩やかに上昇、24hでピーク、剥離後緩やかに低下)

    2

  • 89

    問284【実務】43歳男性。フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病で化学療法中(シクロホスファミド、ビンクリスチン、ドキソルビシン、デキサメタゾン)。右眼の霧視で受診、サイトメガロウイルス網膜炎と診断されガンシクロビル点滴静注600mg/day開始。 (処方1)オルメサルタン口腔内崩壊錠10mg 1回1錠(1日1錠) フェブキソスタット錠20mg 1回3錠(1日3錠) ラベプラゾールNa錠10mg 1回1錠(1日1錠) フルコナゾールカプセル100mg 1回1個(1日1個)1日1回 朝食後 眼内炎症が改善し処方2の服用による治療となった。 (処方2)バルガンシクロビル錠450mg 1回2錠(1日4錠)1日2回 朝夕食後 7日分 初回面談における処方1の薬剤の服薬状況の確認時に、朝食後に飲む薬剤の数量が多いため、服用時間をずらして飲むことがあるとの申し出があった。病棟担当薬剤師によるバルガンシクロビル錠の服薬説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 服用期間中は、抗真菌剤の服用を中止してください。 2 食事の影響を受けるため、服用時間をずらさず食後30分以内に服用してください。 3 服用期間中は、ワクチンの接種を避けてください。 4 服用期間中及び服用期間終了後、一定期間は避妊の必要があります。 5 この薬を飲み忘れた場合、次回に4錠服用してください。

    2, 4

  • 90

    問285【薬剤】43歳男性。バルガンシクロビル錠(ガンシクロビルの消化管吸収を改善し経口製剤化)。 前問で処方された内服薬は、注射剤であるガンシクロビルの消化管吸収を改善することによって経口製剤化した医薬品である。有効成分の吸収に影響する因子を考慮するために、構造式及び物性値から主たる吸収改善の機構を推定した。最も適当なのはどれか。1つ選べ。 バルガンシクロビル塩酸塩の構造式: ガンシクロビルにL-バリンがエステル結合した構造(塩酸塩) pKa: 約7.6 分配係数: 0.0095(1-オクタノール/pH 6.96緩衝液) 1 塩の形成による溶解性の改善 2 疎水性を高めることによる受動輸送の改善 3 腸内細菌による活性体への変換 4 ペプチドトランスポーターの基質となる化学修飾 5 P-糖タンパク質による能動輸送の促進

    4

  • 91

    問286【病態・薬物治療】86歳男性。76歳時に妻と死別し独居中であるが、近所に住む娘が介護にあたってきた。死別5年後の81歳の頃から、徐々に物忘れが出現し、時々つじつまが合わない発言があったが放置していた。84歳頃より、物忘れがひどくなり、一人になると不安感が強くなった。娘の姿が見えないと、すぐに名前を呼び、片時も離れられない状況になったため、物忘れ外来を受診した。来院時、新しいことが覚えられず、取り繕うような話し方であった。尿失禁や歩行障害はなし。長谷川式簡易知能評価(HDS-R)は30点満点中18点であった。頭部CTで海馬の萎縮を指摘されたが、梗塞巣所見はなく、血液検査も異常はなかった。また、この男性は不整脈に対して服薬しており、骨粗しょう症の治療のため3年前から昨年までの24ケ月間テリパラチド皮下注キットによる治療が実施された。 現在の処方は以下のとおりである。 (処方1) ドネペジル塩酸塩口腔内崩壊錠5mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 起床時 (処方2) ワルファリンカリウム錠1mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 起床時 この患者の経過及び処方から考えられる疾患はどれか。2つ選べ。 1 心房細動 2 心室性期外収縮 3 アルツハイマー型認知症 4 血管性認知症 5 レビー小体型認知症

    1, 3

  • 92

    問287【実務】86歳男性。76歳時に妻と死別し独居中であるが、近所に住む娘が介護にあたってきた。死別5年後の81歳の頃から、徐々に物忘れが出現し、時々つじつまが合わない発言があったが放置していた。84歳頃より、物忘れがひどくなり、一人になると不安感が強くなった。娘の姿が見えないと、すぐに名前を呼び、片時も離れられない状況になったため、物忘れ外来を受診した。来院時、新しいことが覚えられず、取り繕うような話し方であった。尿失禁や歩行障害はなし。長谷川式簡易知能評価(HDS-R)は30点満点中18点であった。頭部CTで海馬の萎縮を指摘されたが、梗塞巣所見はなく、血液検査も異常はなかった。また、この男性は不整脈に対して服薬しており、骨粗しょう症の治療のため3年前から昨年までの24ケ月間テリパラチド皮下注キットによる治療が実施された。 男性は、次第に歩行が拙劣になり、夜間にトイレでつまづいて転倒し、腰椎圧迫骨折と診断された。痛みのため歩行や長時間の起き上がりは困難でありベッド上の生活となった。ヘルパーの介助を受け服薬しているが、ヘルパーのいない起床時の薬は自分ではほぼ服用できていない。 この状況を踏まえ、在宅医療サービス担当者会議が開催された。 この患者に追加する治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メナテトレノンカプセル 2 ラロキシフェン塩酸塩錠 3 デノスマブ(遺伝子組換え)皮下注 4 テリパラチド(遺伝子組換え)皮下注 5 ゾレドロン酸水和物注射液

    3, 5

  • 93

    問288【病態・薬物治療】42歳女性。半年前に両側手指関節及び両側膝関節の痛みを自覚し病院を受診した。検査の結果、関節リウマチと診断され、処方1による治療を受けていた。症状のコントロールが不十分だったためメトトレキサートが漸増されたが、多発性関節炎は持続した。最近では仕事にも支障をきたすようになったため、治療方針が変更されることになった。この患者は小児期に水痘に罹患した既往がある。 (検査値) CRP 5.0 mg/dL、リウマトイド因子陽性、抗CCP抗体(抗環状シトルリン化ペプチド抗体)陽性、抗核抗体陰性、AST 25 IU/L、ALT 15 IU/L、eGFR 80 mL/min/1.73m2 (処方1) メトトレキサートカプセル2mg 1回1カプセル(1日2カプセル) 毎週 日曜日 1日2回 9時、21時 4日分(投与実日数) メトトレキサートカプセル2mg 1回1カプセル(1日1カプセル) 毎週 月曜日 1日1回 9時 4日分(投与実日数) この患者に追加する治療薬として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 エリスロマイシン 2 トファシチニブ 3 免疫グロブリン製剤 4 コルヒチン 5 アダリムマブ

    2, 5

  • 94

    問289【実務】42歳女性。半年前に両側手指関節及び両側膝関節の痛みを自覚し病院を受診した。検査の結果、関節リウマチと診断され、処方1による治療を受けていた。症状のコントロールが不十分だったためメトトレキサートが漸増されたが、多発性関節炎は持続した。最近では仕事にも支障をきたすようになったため、治療方針が変更されることになった。この患者は小児期に水痘に罹患した既往がある。 治療方針が変更されて2週間後、患者が来院し、診察前の薬剤師との面談で「左腰部から背部に沿ってかゆみがあって、昨日から痛み出した」と訴えた。薬剤師は、患者情報を収集して副作用を疑い、医師へ情報提供を行った。医師は診察後バラシクロビルを処方した。 薬剤師が副作用を疑うきっかけになった患者情報はどれか。2つ選べ。 1 メトトレキサートの服用状況 2 追加した治療薬の処方内容 3 年齢と性別 4 水痘ワクチンの接種歴 5 肝機能、腎機能

    1, 2

  • 95

    問290【病態・薬物治療】79歳女性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認め、心エコー検査等の結果、慢性心不全と診断された。処方1と処方2で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方1を処方3へ変更し目立った副作用なく病態が安定した。医師は検査値等を確認し、さらに処方4を退院時に追加し退院することになった。退院時の検査値等は以下のとおりである。 (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠5mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 エプレレノン錠25mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方3) サクビトリルバルサルタン錠50mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 30日分 (処方4) ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (検査値) 血圧110/70 mmHg、心拍60拍/分、AST 20 IU/L、ALT 10 IU/L、BUN 15 mg/dL、血清クレアチニン0.8 mg/dL、Na 142 mEq/L、K 4.1 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清NT-proBNP 1,200 pg/mL、左室駆出率(LVEF)35%、空腹時血糖102 mg/dL、HbA1c 5.8% この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 心臓の拡張不全が主体で、収縮不全はみられない。 2 息切れと肺うっ血は、左心不全に起因する症状である。 3 患者の呼吸症状が改善したので、ビソプロロールを減量すべきである。 4 ダパグリフロジンは、高血糖の改善を目的に追加処方されている。 5 血清カリウム値を定期的に測定する。

    2, 5

  • 96

    問291【実務】79歳女性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、胸部レントゲン写真で心拡大と肺うっ血を認め、心エコー検査等の結果、慢性心不全と診断された。処方1と処方2で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方1を処方3へ変更し目立った副作用なく病態が安定した。医師は検査値等を確認し、さらに処方4を退院時に追加し退院することになった。 (処方4) ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物錠10mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 追加された処方4の薬剤を服用するにあたり、この患者自身が特に注意する副作用症状として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ふらつき 2 陰部搔痒感 3 歯肉肥厚 4 喀痰 5 難聴

    1, 2

  • 97

    問292【病態・薬物治療】65歳男性。高血圧症と高尿酸血症の治療中で、以下の処方薬を服用している。 (処方) シルニジピン錠20mg 1回1錠(1日1錠) フェブキソスタット錠40mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 最近血圧が高い日が続き、かかりつけ医より患者情報の共有とともに降圧薬の追加について薬剤師に相談があった。医師から得た検査値と患者情報は以下のとおり。 (検査値) 血圧170/100 mmHg、心拍70拍/分、空腹時血糖110 mg/dL、HbA1c 6.2%、総コレステロール190 mg/dL、TG(トリグリセリド)100 mg/dL、HDL-C 60 mg/dL、LDL-C 110 mg/dL、eGFR 82 mL/min/1.73m2、K 3.3 mEq/L、尿酸値5.8 mg/dL (患者情報) ・最近よく足がつるので、ドラッグストアで芍薬甘草湯を購入し毎日服用している。 ・芍薬甘草湯を服用するようになってから四肢の痛み、だるさを自覚している。 ・気管支ぜん息の既往歴あり。現在は服薬なし。 ・飲酒:ビール1,000 mL/日 喫煙:20本/日 この患者の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 偽アルドステロン症が生じている可能性がある。 2 高尿酸血症は、腎機能低下による可能性が高い。 3 降圧目標は、診察室血圧で140/90 mmHg未満である。 4 尿酸値は、治療目標値に達している。 5 脂質異常症が認められるので、その治療も行う必要がある。

    1, 4

  • 98

    問293【実務】65歳男性。高血圧症と高尿酸血症の治療中で、以下の処方薬を服用している。 (処方) シルニジピン錠20mg 1回1錠(1日1錠) フェブキソスタット錠40mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 (検査値) 血圧170/100 mmHg、心拍70拍/分、K 3.3 mEq/L、尿酸値5.8 mg/dL、eGFR 82 mL/min/1.73m2 (患者情報) ・最近よく足がつるので、ドラッグストアで芍薬甘草湯を購入し毎日服用している。 ・気管支ぜん息の既往歴あり。現在は服薬なし。 この患者に追加する降圧薬のうち、適しているのはどれか。2つ選べ。 1 アムロジピン 2 アジルサルタン 3 トリクロルメチアジド 4 エサキセレノン 5 カルベジロール

    2, 4

  • 99

    問294【実務】67歳女性。身長155 cm、体重43 kg。2年前より心窩部痛を自覚し、外来を受診。CT検査などで膵臓がん、肝転移(StageⅣ)と診断された。一次治療として、フルオロウラシル+イリノテカン塩酸塩+オキサリプラチン+レボホリナート(FOLFIRINOX)療法を導入した。1クール目Day 8に発熱があり再来院した。処方1を服用中であり、全身倦怠感が強く入院加療となった。担当医から追加処方(処方2)の連絡を受けて、カンファレンスで今後の方針について協議することになった。 (再来院時の患者背景) パフォーマンスステータス(PS)1、腋窩温38.5℃、血圧120/80 mmHg (処方1) 酸化マグネシウム錠250mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 (処方2) レボフロキサシン錠500mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 アセトアミノフェン錠200mg 1回2錠 発熱時 10回分(20錠) (検査値) Day 1: 白血球7,800/nL、好中球5,800/nL、赤血球400×10^4/nL、ヘモグロビン12.3 g/dL、血小板22×10^4/nL、AST/ALT 20/21 IU/L、eGFR 89 mL/min/1.73m2 Day 8: 白血球1,400/nL、好中球300/nL、赤血球380×10^4/nL、ヘモグロビン11.9 g/dL、血小板20×10^4/nL、AST/ALT 30/29 IU/L、eGFR 70 mL/min/1.73m2 薬剤師が行う内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 腋窩温や検査値から発熱性好中球減少症を疑った。 2 フィルグラスチムの投与を提案した。 3 酸化マグネシウムによるレボフロキサシンの吸収増加について情報提供した。 4 レボフロキサシンの用量を250mgに減量することを提案した。 5 肝障害があるので、アセトアミノフェンの中止を提案した。

    1, 2

  • 100

    問295【病態・薬物治療】67歳女性。身長155 cm、体重43 kg。2年前より心窩部痛を自覚し、外来を受診。CT検査などで膵臓がん、肝転移(StageⅣ)と診断された。一次治療として、フルオロウラシル+イリノテカン塩酸塩+オキサリプラチン+レボホリナート(FOLFIRINOX)療法を導入した。1クール目Day 8に発熱があり再来院した。 (再来院時の患者背景) パフォーマンスステータス(PS)1、腋窩温38.5℃、血圧120/80 mmHg Day 8の好中球数は300/nLであった。 この患者の病態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 末梢における好中球の破壊が亢進している。 2 CRPが上昇している可能性が高い。 3 口内炎や咽頭痛を発症しやすい。 4 高度な貧血が認められる。 5 薬剤に対するアレルギーにより発症したと考えられる。

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