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治療ターム1

治療ターム1
73問 • 2年前
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    問題一覧

  • 1

    子宮体がんは若年者に高頻度で発生する。

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  • 2

    70歳男性。前立腺がんと診断され、リュープロレリン酢酸塩で数年間治療を行っていた。ある定期検査日にPSAの増加が認められ、内分泌療法抵抗性が確認されたため治療薬の変更を検討している。変更を検討する薬物として、適切なのはどれか。1つ選べ。

    エンザルタミド

  • 3

    54歳男性。既往歴なし。咳と嘆声が継続していたが、血痰を認めたため近医を受診した。胸部X線で右肺腫瘤を指摘され、総合病院呼吸器内科を紹介受診した。精査の結果cT2N3M1b StageⅣAの非小細胞肺がん(腺がん)と診断された。パフォーマンスステータス(PS)1。治療薬選択にあたり、遺伝子検査が実施された。EGFR遺伝子変異(陰性)、ALK遺伝子転座(陰性)、ROS1遺伝子転座(陽性)、BRAF遺伝子変異(陰性)、PDL-1>50%。 患者に喫煙歴はなく、機会飲酒のみ。就学中の子供がいるため、外来通院治療を希望している。 この患者の一次治療薬として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    クリゾチニブ, ペムブロリズマブ

  • 4

    自己免疫性溶血性貧血で認められる所見はどれか。1つ選べ。

    血中ハプトグロビン値低下

  • 5

    全身性エリテマトーデス(SLE)は、臓器特異的に慢性の炎症を引き起こす自己免疫疾患である。

    ×

  • 6

    関節リウマチ患者に対してイグラチモドを使用する際、事前に結核感染の有無の確認が必須である。

    ×

  • 7

    慢性腎不全では、ビタミンD3活性化障害とリン排泄障害により、パラトルモンの分泌が低下することで骨粗しょう症を発症させる。

    ×

  • 8

    テリパラチドは間欠投与により主に骨吸収を抑制するため、骨吸収マーカーが治療の効果判定に用いられる。

    ×

  • 9

    デノスマブで治療する際は、高カルシウム血症に注意が必要である。

    ×

  • 10

    合成バソプレシン製剤の投与後、中枢性尿崩症では尿浸透圧が上昇する。

  • 11

    腸管から吸収された無機ヨードは、下垂体前葉から放出される甲状腺刺激ホルモンによって、甲状腺への取り込みが抑制される。

    ×

  • 12

    クッシング症候群の治療ではフルドロコルチゾン酢酸エステルによるホルモン補充療法を行う。

    ×

  • 13

    アジソン病の臨床生化学的検査では血中ヒドロコルチゾン低値、ACTH高値がみられる。

  • 14

    アセタゾラミド錠の服用により、四肢のしびれが生じることがある。

  • 15

    68歳女性。腰痛を主訴に来院した。検査の結果、腰椎骨密度は若年成人平均値(YAM)比の65%であったため、以下の薬剤が処方された。 (処方1) アレンドロン酸ナトリウム水和物錠 35 mg 1回1錠(1日1錠)  週1回 火曜日 起床時服用 2日分 (処方2) メナテトレノンカプセル 15 mg      1回1錠(1日3錠)  1日3回 朝昼夕食後   14日分 本疾患と治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    血清カルシウム濃度の制御に副甲状腺ホルモン、カルシトニン、活性型ビタミンD3が関与する。, アレンドロン酸ナトリウム水和物錠は、低カルシウム血症の患者に禁忌である。

  • 16

    経皮的冠動脈形成術(PCI)後の血栓の抑制に用いられる薬物として、適切なのはどれか。1つ選べ。

    アスピリン

  • 17

    慢性閉塞性肺疾患(COPD)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解に用いる薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    グリコピロニウム臭化物

  • 18

    右心不全を伴わない左心不全の症状として、血圧低下、急性肺水腫などがあげられる。

  • 19

    アルコール性心筋症は肥大型心筋症の病態を呈する。

    ×

  • 20

    本態性高血圧症の多くは、腎疾患などの基礎疾患が原因となり発症する。

    ×

  • 21

    HOMA-IR(空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度/405)は、インスリン分泌能の評価として利用される。

    ×

  • 22

    プロベネシドは、高度腎障害がある患者に対して使用することが可能である。

    ×

  • 23

    アドレナリンβ2受容体刺激薬の副作用として、高カリウム血症がある。

    ×

  • 24

    慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の心電図検査において、左心肥大の所見を認める。

    ×

  • 25

    間質性肺炎では、胸部聴診にて断続性ラ音が聴取される。

  • 26

    特発性間質性肺炎は、アミオダロン塩酸塩の副作用で認められる。

    ×

  • 27

    ストレプトマイシンを服用中の患者では、視力検査を定期的に行うべきである。

    ×

  • 28

    敗血症患者では治療を優先するために、抗菌薬投与後に血液培養を行う。

    ×

  • 29

    水痘と帯状疱疹の原因ウイルスは同じ型である。

  • 30

    HIV感染初期では一過性のインフルエンザ様症状が出現する。

  • 31

    肺アスペルギルス症では、血中(1,3)-β-D-グルカン濃度が上昇する。

  • 32

    足白癬の患部は保湿を心がける。

    ×

  • 33

    62 問中 48 問正解です。各設問の正誤と解説を確認し、「終了」ボタンより学習を完了してください。 Q1 経皮的冠動脈形成術(PCI)後の血栓の抑制に用いられる薬物として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アスピリン 2 リバーロキサバン 3 アルテプラーゼ 4 ワルファリンカリウム 5 トラネキサム酸 正解 答え:1 1。 経皮的冠動脈形成術(PCI)に伴い、冠動脈へステントを留置した場合、冠血管での血栓再発リスクが高くなる。そのため、血小板凝集抑制薬であるアスピリンとクロピドグレル硫酸塩、プラスグレル塩酸塩の併用などが血栓予防を目的に用いられる。 Q2 特徴的な症状の1つとして、間欠性跛行がみられる疾患はどれか。1つ選べ。 1 閉塞性動脈硬化症 2 筋ジストロフィー 3 変形性膝関節症 4 痛風 5 関節リウマチ 正解 答え:1 1。 間欠性跛行とは、閉塞性動脈硬化症(ASO)に特徴的な症状であり、歩行を続けると下肢の痛みと疲労感が強くなるが、数分間休むと症状が緩和して再び歩くことができるようになる状態である。ASOは50歳以上の男性に好発し、下肢の動脈硬化に伴う虚血により患肢の冷感やしびれ感などの症状が出現する。 Q3 肺結核症に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 2週間以上持続する高熱が主訴である。 2 初感染経路は主に経気道感染である。 3 結核菌は、非発症者の初期変化群にも存在する。 4 病変は血行性、リンパ行性に広がることがある。 5 インターフェロン-γ遊離試験が補助診断として有効である。 正解 答え:1 1。 結核菌感染症は、菌の飛沫核による経気道的感染が原因となり、代表疾患は肺結核症である。咳や痰が2週間以上持続する患者は肺結核症を疑う必要がある。感染初期の初期変化群では、肺門リンパ節腫脹病変を形成するが一般に症状がない場合が多い。その後、初感染病巣から浸潤し、血行性に肺や胸膜、骨などに炎症や膿瘍を、リンパ行性に頸部リンパ節の腫脹を生じる。確定診断は菌の同定で、Ziehl-Neelsen染色を用いた塗抹検査や培養検査が行われる。他に、Ⅳ型アレルギー反応を利用したツベルクリン反応やインターフェロン-γ遊離試験が補助診断として用いられる。 Q4 レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)感染症及びその治療について正しいのはどれか。1つ選べ。 1 原因菌は、グラム陰性球菌である。 2 主に血液を介して感染する。 3 市中肺炎の中で最も頻度が高い。 4 集団発生が見られる。 5 ペニシリン系抗菌薬の静脈内投与が、第一選択である。 正解 答え:4 4。 1 誤。好気性のグラム陰性桿菌であり、細胞内寄生菌である。 2 誤。感染様式としては、汚染水の吸引など、経気道感染が多い。 3 誤。市中肺炎の多くは、肺炎球菌やインフルエンザ菌によって発生する。 4 正。水冷式空調設備の冷却水などの水環境で増殖し、エアロゾルによる経気道感染により集団発生する。 5 誤。レジオネラ・ニューモフィラによる感染症には、β-ラクタム系抗菌薬は無効である。治療には、細胞内移行性の良いニューキノロン系抗菌薬やマクロライド系抗菌薬が用いられる。 Q5 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解に用いる薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 オマリズマブ 2 カルベジロール 3 エピナスチン塩酸塩 4 グリコピロニウム臭化物 5 硝酸イソソルビド 正解 答え:4 4。 1 不適切。オマリズマブは、ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤であり、IgEと高親和性受容体(FcεRI)との結合を阻害することで、好塩基球、肥満細胞等の炎症細胞の活性化を抑制する長期管理薬である。本剤は既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治性の気管支喘息の治療に用いられる。 2 不適切。カルベジロールはβ受容体遮断作用があり、心酸素消費量を軽減するため慢性心不全などに用いる。 3 不適切。エピナスチン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体遮断作用のある抗アレルギー薬であり、気管支喘息の長期管理やアレルギー性鼻炎、じん麻疹などの治療に用いられる。 4 適切。グリコピロニウム臭化物は長時間作用性のムスカリン受容体遮断薬である。本剤は慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解に用いられる。 5 不適切。硝酸イソソルビドは、一酸化窒素(NO)供与体であり、静脈及び動脈の拡張により心負荷を軽減して心筋の酸素消費量を減少させるとともに、冠血管の拡張により冠血流量を増大して酸素供給量を増大させるため、狭心症などに用いられる。 Q6 右心不全を伴わない左心不全の症状として、血圧低下、急性肺水腫などがあげられる。 不正解 答え:1 正。 左心不全では、肺循環系のうっ血により、急性肺水腫、呼吸困難、起坐呼吸などが出現し、さらに心ポンプ機能の低下により全身への心拍出量が減少し、血圧低下、尿量減少などが認められる。 Q7 エナラプリルマレイン酸塩とスピロノラクトンの併用により低カリウム血症のリスクが上昇するため、カリウム値の変動に注意する。 正解 答え:2 誤。 エナラプリルマレイン酸塩とスピロノラクトンの併用により、高カリウム血症のリスクが上昇する。 Q8 甲状腺機能亢進症では、低拍出性心不全を引き起こす場合がある。 正解 答え:2 誤。 甲状腺機能亢進症によって心機能が亢進する。これが心臓への負荷となり、高拍出性心不全を引き起こす可能性がある。 Q9 アルコール性心筋症は肥大型心筋症の病態を呈する。 不正解 答え:2 誤。 アルコール性心筋症は、長年にわたる大量のアルコール摂取により拡張型心筋症に類似した臨床像が見られる。 Q10 本態性高血圧症の多くは、腎疾患などの基礎疾患が原因となり発症する。 不正解 答え:2 誤。 本態性高血圧症は基礎疾患がなく、原因不明の高血圧である。腎疾患などの基礎疾患が原因で発症するのは、二次性高血圧である。 Q11 タンパク尿陽性の慢性腎臓病患者における診察室血圧の降圧目標は、140/90 mmHg未満である。 正解 答え:2 誤。 若年、中年、前期高齢者患者、糖尿病患者、タンパク尿陽性の慢性腎臓病患者(CKD)における診察室血圧の降圧目標は、130/80 mmHg未満である。 Q12 心筋梗塞発症後、数時間で心電図上ST波の低下が認められる。 正解 答え:2 誤。 心筋梗塞発症後、数時間後に心電図上ST波の上昇が認められる。 Q13 完全房室ブロックでは、心電図上P波とQRS波が独立し、P波よりQRS波の出現頻度が少なくなる。 正解 答え:1 正。 完全房室ブロックでは、心電図上P波とQRS波が全く無関係に出現し、P波に比べ、QRS波の出現数が少なくなる。 Q14 HOMA-IR(空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度/405)は、インスリン分泌能の評価として利用される。 正解 答え:2 誤。 HOMA-IR(空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度/405)は、インスリン抵抗性の評価に利用される。一般にHOMA-IRの値が2.5以上になるとインスリン抵抗性が疑われる。 Q15 スルホニル尿素薬の副作用として、急な悪化や遷延化する低血糖に注意が必要である。 正解 答え:1 正。 遷延化する低血糖を生じやすいため、低血糖出現時の対処法を事前に説明する必要がある。 Q16 血糖値が基準値の範囲を超えて急速に低下すると、頻脈になる。 正解 答え:1 正。 血糖値が基準値の範囲を超えて急速に低下すると、交感神経系の興奮により頻脈になる。 Q17 高尿酸血症におけるアルカリ尿の改善に、クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム水和物配合製剤を用いる。 正解 答え:2 誤。 クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム水和物配合製剤は、痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善を目的に投与される。 Q18 プロベネシドは、高度腎障害がある患者に対して使用することが可能である。 正解 答え:2 誤。 高度腎障害に投与可能な尿酸降下薬として、フェブキソスタットやアロプリノールがある。特にフェブキソスタットは主として胆汁を介した排泄を受けるため、中等度までの腎機能障害者に対し通常量での投与が可能である。 Q19 痛風関節炎の治療にコルヒチンを用いる場合は、発作極期に短期間大量投与を行う。 正解 答え:2 誤。 痛風発作の治療にコルヒチンを用いる場合は、発作前兆期もしくは発作直後に用いる。発作極期に投与を開始すると、大量投与しても十分な有効性が得られないだけでなく、副作用発現の可能性も高くなる。発作極期に投与するのはNSAIDsである。 Q20 気管支ぜん息は、可逆性の気道狭窄及び慢性の気道炎症を特徴とする。 正解 答え:1 正。 気管支ぜん息は気道の慢性炎症性疾患であり、好酸球などの炎症細胞が気道に浸潤している。その結果、非特異的な気道過敏性亢進が生じ、発作性の可逆性気道狭窄が発生する。 Q21 長期罹患ぜん息患者では、平滑筋の肥厚や粘膜下腺の過形成などからなる気道のリモデリングがみられ、喘息の難治化をきたす。 正解 答え:1 正。 気管支ぜん息の長期罹患患者において気道のリモデリングがみられると非可逆的な気流制限と持続的な気道過敏性の亢進をもたらし、ぜん息が難治化すると考えられている。 Q22 気管支ぜん息発作は、夜間と比較して昼間に起こることが多い。 正解 答え:2 誤。 ぜん息発作は、副交感神経が優位となり気管支収縮が認められる夜間や早朝に出現することが多い。 Q23 アドレナリンβ2受容体刺激薬の副作用として、高カリウム血症がある。 不正解 答え:2 誤。 アドレナリンβ2受容体刺激薬の重大な副作用として、血清カリウム値の低下がある。その他の副作用としてβ作用の増強による振戦や心悸亢進がある。 Q24 慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の心電図検査において、左心肥大の所見を認める。 不正解 答え:2 誤。 慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺疾患は、肺動脈圧の上昇により右心肥大の原因となる。 Q25 COPDの病期分類は、%肺活量により評価する。 正解 答え:2 誤。 COPDの病期分類は、主に対標準1秒量により判断する。 Q26 間質性肺炎では、胸部聴診にて断続性ラ音が聴取される。 正解 答え:1 正。 間質性肺炎などの拘束性換気障害では、断続性ラ音(不連続で持続時間の短いラ音)の1つである捻髪音が聴取される。 Q27 特発性間質性肺炎は、アミオダロン塩酸塩の副作用で認められる。 不正解 答え:2 誤。 アミオダロン塩酸塩などの薬物の副作用により発症するのは二次性(続発性)間質性肺炎である。特発性間質性肺炎は原因が不明かつ他の疾患を除外した際に診断される。 Q28 間質性肺炎の患者では、血清中のシアル化糖鎖抗原(KL-6)の値が低値を示す。 正解 答え:2 誤。 シアル化糖鎖抗原KL-6(Sialylated carbohydrate antigen KL-6)は分子量100万以上の巨大な糖タンパクである。間質性肺炎における線維化の過程に関与するとされ、特異性が高い検査項目である。また、活動性の間質性肺炎では有意に高くなるので、間質性肺炎の活動性を測る指標としても有用である。 Q29 ストレプトマイシンを服用中の患者では、視力検査を定期的に行うべきである。 不正解 答え:2 誤。 エタンブトール塩酸塩の主な副作用として視力障害があるため、定期的に視力検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止する。 Q30 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による肺炎の治療には、ダプトマイシンの投与を行う。 正解 答え:2 誤。 ダプトマイシンは、菌の細胞膜と結合し、速やかに膜電位を脱分極させる。また、DNA、RNA及びタンパク質の合成阻害作用がある。本剤はダプトマイシンに感受性のMRSA感染症に用いられるが、肺サーファクタントに結合し、不活化されるためMRSAによる肺炎に使用しない。 Q31 バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の治療には、リネゾリドが用いられる。 正解 答え:1 正。 MRSAの治療薬であるバンコマイシン塩酸塩に耐性を獲得したバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の出現が報告されている。VRE感染症の治療には、リネゾリドが用いられる。 Q32 敗血症とは、感染症に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害と定義される。 正解 答え:1 正。 記述の通りである。また、菌血症とは無菌であるはずの血液中に細菌が存在する状態をいう。 Q33 敗血症患者では治療を優先するために、抗菌薬投与後に血液培養を行う。 不正解 答え:2 誤。 敗血症では原因菌を特定するため、血液培養を含む微生物培養は抗菌薬投与前に検体を採取し提出する必要がある。しかし、培養検体採取のために抗菌薬投与が遅れてはいけない。 Q34 クラミジア肺炎には、β-ラクタム系抗菌薬が有効である。 正解 答え:2 誤。 クラミジアは、真核生物の細胞内に寄生する細胞寄生菌であり、ペニシリン系やセフェム系などのβ-ラクタム系抗菌薬は無効である。治療には細胞膜透過性の良い、テトラサイクリン系やマクロライド系、ニューキノロン系の抗菌薬が用いられる。 Q35 院内感染などで緑膿菌をカバーするための治療薬として、セフトリアキソンナトリウム水和物がある。 正解 答え:2 誤。 緑膿菌感染症は院内での発熱性好中球減少症などで疑い、治療にはタゾバクタム・ピペラシリン水和物を用いる。その他、緑膿菌に効果がある抗菌薬として、セフタジジム水和物、セフェピム塩酸塩水和物、メロペネム水和物、シプロフロキサシン塩酸塩、アミカシン硫酸塩、トブラマイシン、アズトレオナムなどがある。 Q36 性器ヘルペスの原因の多くはHSV-1である。 正解 答え:2 誤。 単純ヘルペスウイルスは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)と単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)の2つの型がある。HSV-2は性器ヘルペスの原因となることが多く、HSV-1は口唇ヘルペスの原因となることが多い。 Q37 水痘と帯状疱疹の原因ウイルスは同じ型である。 正解 答え:1 正。 水痘や帯状疱疹はヒトヘルペスウイルス3型により発症する。 Q38 サイトメガロウイルスは、アデノウイルス科に分類される。 正解 答え:2 誤。 サイトメガロウイルスは、ヘルペスウイルス5型に分類される。 Q39 HIV感染初期では一過性のインフルエンザ様症状が出現する。 不正解 答え:1 正。 HIV感染後、約半数は2~4週間後に急性感染症(発熱、倦怠感などのインフルエンザ様症状)が出現するが、通常数週間で回復する。 Q40 我が国では、HIV感染者とAIDS発症者の数は等しい。 正解 答え:2 誤。 AIDS発症とは、HIV感染によりCD4陽性Tリンパ球数が減少し、特徴的な日和見感染を合併した状態をいう。我が国のHIV感染者とAIDS発症者の数は年次によって異なるが、HIV感染者は約2万人、AIDS発症者は約1万人である。 Q41 ライ症候群は、肝障害を伴う急性脳症である。 正解 答え:1 正。 ライ症候群は、インフルエンザ脳症の病型の1つであり、ウイルス感染症後に起こる肝障害を伴う急性脳症である。 Q42 口腔咽頭カンジダ症の治療には、マクロライド系抗菌薬が有効である。 正解 答え:2 誤。 カンジダは真菌であるため、治療には抗真菌薬であるアゾール系抗真菌薬、アムホテリシンBなどが用いられる。抗菌薬は、細菌感染症の治療に用いられる。 Q43 肺アスペルギルス症は温泉や24時間入浴機器の使用が感染源となりやすい。 正解 答え:2 誤。 肺アスペルギルス症は飛沫による経気道感染が主である。温泉や循環式浴槽などでの感染が主となるのは、レジオネラ菌である。 Q44 肺アスペルギルス症では、血中(1,3)-β-D-グルカン濃度が上昇する。 正解 答え:1 正。 肺アスペルギルス症などの真菌感染症では、真菌細胞壁成分である(1,3)-β-D-グルカンが血中で上昇しやすい。 Q45 爪白癬は皮膚表在性真菌症であるため、抗真菌薬の内服治療は適応とならない。 正解 答え:2 誤。 爪白癬は表在性皮膚真菌症の1つである。原因は皮膚糸状菌(白癬菌)であり、皮膚の角質、毛、爪などのケラチン組織に寄生する。治療は、抗真菌薬による外用療法、内用療法のほか、温熱療法、外科的療法がある。 Q46 足白癬の患部は保湿を心がける。 不正解 答え:2 誤。 白癬は、角質などに寄生しているため、患部を常に清潔にし、通気性をよくすることが重要である。 Q47 62歳女性。身長153 cm、体重56 kg。動悸及び息切れを自覚し、近医を受診したところ非弁膜症性心房細動と診断され、以下の処方で治療を開始することになった。患者の検査値等は以下のとおりである。 (所見及び検査値) 血圧140/86 mmHg、心拍数160拍/分、脈拍数90拍/分、AST 23 IU/L、 eGFR 40 mL/min/1.73 m2 (心電図) RR間隔不規則、P波消失、f波出現 (処方1) ワルファリンカリウム錠1 mg  1回2錠(1日2回) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 治療薬の処方意図として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    心拍数の調節(レートコントロール), 脳塞栓症の予防

  • 34

    55歳男性。身長175 cm、体重81 kg。3年前に健康診断で高血糖を指摘され、近医を受診したところ、2型糖尿病と診断された。経口血糖降下薬による治療を受けていたが、血糖コントロールが不良のため、6ヶ月前よりインスリン注射開始となった。今回、かかりつけ薬剤師が薬剤を交付する際にフィジカルアセスメントを行ったところ、注射部位に軽い硬結が認められた。 (使用中の薬剤) インスリンアスパルト(遺伝子組換え) 朝食直前12単位、昼食直前6単位、夕食直前8単位 インスリンデグルデク(遺伝子組換え) 夕食直前12単位 テルミサルタン40 mg・アムロジピン配合錠 1回1錠(1日1回)朝食後 (身体及び検査所見) 血圧118/68 mmHg、AST 15 IU/L、ALT 16 IU/L、γ-GTP 32 IU/L、 血清クレアチニン1.06 mg/dL、eGFR 57.6 mL/min/1.73 m2、 空腹時血糖110 mg/dL、HbA1c 6.6%、TG(トリグリセリド)190 mg/dL、 総コレステロール208 mg/dL、HDL-C 44 mg/dL、LDL-C 90 mg/dL、 尿酸7.4 mg/dL、尿糖(-)、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(-) この患者に対するインスリン注射に関する指導の内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    使用開始後の超速効型インスリンペン型製剤は、室温で保管する。, 硬結防止のために、注射部位は前回の注射部位から少なくとも2~3 cm離す。

  • 35

    55歳男性。身長175 cm、体重81 kg。3年前に健康診断で高血糖を指摘され、近医を受診したところ、2型糖尿病と診断された。経口血糖降下薬による治療を受けていたが、血糖コントロールが不良のため、6ヶ月前よりインスリン注射開始となった。今回、かかりつけ薬剤師が薬剤を交付する際にフィジカルアセスメントを行ったところ、注射部位に軽い硬結が認められた。 (使用中の薬剤) インスリンアスパルト(遺伝子組換え) 朝食直前12単位、昼食直前6単位、夕食直前8単位 インスリンデグルデク(遺伝子組換え) 夕食直前12単位 テルミサルタン40 mg・アムロジピン配合錠 1回1錠(1日1回)朝食後 (身体及び検査所見) 血圧118/68 mmHg、AST 15 IU/L、ALT 16 IU/L、γ-GTP 32 IU/L、 血清クレアチニン1.06 mg/dL、eGFR 57.6 mL/min/1.73 m2、 空腹時血糖110 mg/dL、HbA1c 6.6%、TG(トリグリセリド)190 mg/dL、 総コレステロール208 mg/dL、HDL-C 44 mg/dL、LDL-C 90 mg/dL、 尿酸7.4 mg/dL、尿糖(-)、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(-) 今回の身体所見と検査結果を基に、糖尿病合併症や併存症の進展の防止のために、追加が望ましい薬物はどれか。2つ選べ。

    ペマフィブラート, トピロキソスタット

  • 36

    溶血性尿毒症症候群による急性腎不全の主な成因として、線溶系亢進による出血があげられる。

    ×

  • 37

    慢性腎臓病(CKD)では、ビタミンDの活性化障害により腎性貧血が認められる。

    ×

  • 38

    CKDでは、低カルシウム血症に伴う二次性副甲状腺機能低下症を呈する。

    ×

  • 39

    CKDによる尿毒症の症状改善には、ラクチトール水和物内服が有効である。

    ×

  • 40

    ネフローゼ症候群に対する食事療法では高タンパク食を基本とする。

    ×

  • 41

    前立腺肥大症に伴い肥大化した前立腺の縮小に、デュタステリドが有用である。

  • 42

    アルツハイマー型認知症患者の病理所見として、リン酸化タウタンパク質の蓄積による神経原線維変化が、神経細胞外に認められる。

    ×

  • 43

    パーキンソン病の治療において高齢者と認知症合併者では、一般的にトリヘキシフェニジル塩酸塩で治療を開始する。

    ×

  • 44

    セロコンバージョンとは、肝炎の活動性が増大したことを意味する。

    ×

  • 45

    IgM型HBc抗体は、B型肝炎の後期に現れる。

    ×

  • 46

    肝性脳症に伴う高アンモニア血症の改善に、リファキシミンが用いられる。

  • 47

    非代償性肝硬変では、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)が延長する。

  • 48

    68歳男性。体重60 kg。高血圧症のため下記の処方薬を服用していた。患者は日中に町内会の夏祭りの準備をしており、水分摂取を忘れるほど夢中に作業をしたところ、体調不良となり救急搬送された。救急搬送時の体温は38.5℃。 血液検査で、血清クレアチニン値が前回受診時の0.8 mg/dLから2.5 mg/dLへと上昇しており、急性腎不全の診断となった。 (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠10 mg 1回1錠(1日1錠) トリクロルメチアジド錠2 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 この患者の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    高カリウム血症が起こる。, 処方されている薬剤の服用を中止する。

  • 49

    2歳女児。体重10 kg。1日数回の全身強直間代性痙れんを発現し、約3ヶ月前にミオクローヌスてんかんと診断され、バルプロ酸Naシロップの投与が開始された。痙れん発作の頻度は減少したが、最近、呼びかけに応答しないなどの意識障害が頻回に見られるようになったため入院加療となった。 (入院時の検査値等) 総ビリルビン1.0 mg/dL、血清アルブミン3.2 g/dL、AST 110 IU/L、ALT 92 IU/L、 γ-GTP 24 IU/L、血中アンモニア180μg/dL、バルプロ酸の血中トラフ濃度60μg/mL 入院後、高アンモニア血症に対してラクツロースシロップの投与が開始されたが、3日後、食欲の低下、意識レベルの低下が悪化しつつあると小児科担当の薬剤師が主治医に報告した。そこで、血液検査を実施したところ、以下のとおりであった。 総ビリルビン1.2 mg/dL、血清アルブミン3.1 g/dL、AST 193 IU/L、ALT 132 IU/L、 γ-GTP 61 IU/L、血中アンモニア243μg/dL、バルプロ酸の血中トラフ濃度96μg/mL 担当薬剤師によるこの患児のアセスメントとして適切なのはどれか。2つ選べ。

    意識レベルの低下は、血中アンモニアの上昇による。, カルニチンが欠乏している。

  • 50

    下図のようにカプランマイヤー法で示した投与群と非投与群の2群間の生存曲線に差があるかどうかを調べるために適した検定はどれか。1つ選べ。

    ログランク検定

  • 51

    抗悪性腫瘍薬の治験効果に関する真のエンドポイントとして適切なのはどれか。1つ選べ。

    生存期間の延長

  • 52

    急性前骨髄球性白血病患者の多くにBcr-abl融合遺伝子が認められる。

    ×

  • 53

    内分泌療法抵抗性の前立腺がんの治療にはフルタミドが用いられる。

    ×

  • 54

    仮説検定を有意水準1%から5%に変えて行う場合、帰無仮説は棄却されやすくなる。

  • 55

    仮説検定において帰無仮説は棄却できなかった場合、帰無仮説は肯定されたと解釈される。

    ×

  • 56

    正規分布は、平均値に対して左右非対称の分布である。

    ×

  • 57

    正規分布は、ガウス分布ともよばれる。

  • 58

    健常人8名、気管支喘息患者8名の2群に喘息治療薬を与え、両群のAUCに差があるかをt検定で判定した。

  • 59

    降圧薬を投与する前後の血圧に差があるかどうかを検討する手法として、重回帰分析が用いられる。

    ×

  • 60

    Tukey法は、1つの対照群と2つ以上の処理群を比較検定する方法である。

    ×

  • 61

    Dunnett法は、パラメトリックなデータの比較検定に適している。

  • 62

    正規分布を示すデータにおける3群以上の群間で仮説検定を行う場合、Kruskal-Wallis検定が適している。

    ×

  • 63

    副作用の有無に対して、時間的要素を考慮せず治療法や背景などの複数の因子の影響度合いを検討する統計手法として、ロジスティック回帰分析が用いられる。

  • 64

    論文等に示された研究成果の正確度や再現性を確認することを、内的妥当性の評価という。

  • 65

    フォレストプロットにより、メタアナリシスの結果に影響する公表バイアスを評価できる。

    ×

  • 66

    メタアナリシスは、出版されたデータのみを解析に用いることによる偏りが生じることがある。

  • 67

    薬剤Aと薬剤Bのある研究結果の相対リスクが0.61、95%信頼区間が0.34-0.82であった場合、両群間に統計学的に有意な差が見いだされたといえる。

  • 68

    割りつけられた治療を完遂できず脱落した者を除いた解析はITT(intention-to-treat)解析という。

    ×

  • 69

    コホート研究では、独立して行われた複数の同種の研究を統計的に総合評価する。

    ×

  • 70

    必要治療数(NNT)は、統計的有意差を検出するために必要な症例数のことである。

    ×

  • 71

    絶対リスク減少率(ARR)は、対照群における結果因子の発生率と治療群における結果因子の発生率の差である。

  • 72

    医薬品インタビューフォームから、転移性乳がん患者を対象として新規抗がん剤Xと既存薬の奏効割合を比較した下表の結果を得た。この解析に用いられた統計手法として適切なのはどれか。1つ選べ。

    カイ二乗検定

  • 73

    ある疾患の発症予防薬A の評価を行うため臨床試験の文献を収集したところ、下記の情報を得た。この試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (臨床成績)発症リスクを有する被験者1,000名を無作為にプラセボ投与群又はA 投与群に割り付け、2 年間追跡した。その結果、発症の有無を比較したデータ(下表)が得られA が発症予防に有効であることが示された(P<0.01)。

    Aによる発症の絶対リスク減少率は4%である。, Aの治療必要数(NNT)は25人である。

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    問題一覧

  • 1

    子宮体がんは若年者に高頻度で発生する。

    ×

  • 2

    70歳男性。前立腺がんと診断され、リュープロレリン酢酸塩で数年間治療を行っていた。ある定期検査日にPSAの増加が認められ、内分泌療法抵抗性が確認されたため治療薬の変更を検討している。変更を検討する薬物として、適切なのはどれか。1つ選べ。

    エンザルタミド

  • 3

    54歳男性。既往歴なし。咳と嘆声が継続していたが、血痰を認めたため近医を受診した。胸部X線で右肺腫瘤を指摘され、総合病院呼吸器内科を紹介受診した。精査の結果cT2N3M1b StageⅣAの非小細胞肺がん(腺がん)と診断された。パフォーマンスステータス(PS)1。治療薬選択にあたり、遺伝子検査が実施された。EGFR遺伝子変異(陰性)、ALK遺伝子転座(陰性)、ROS1遺伝子転座(陽性)、BRAF遺伝子変異(陰性)、PDL-1>50%。 患者に喫煙歴はなく、機会飲酒のみ。就学中の子供がいるため、外来通院治療を希望している。 この患者の一次治療薬として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    クリゾチニブ, ペムブロリズマブ

  • 4

    自己免疫性溶血性貧血で認められる所見はどれか。1つ選べ。

    血中ハプトグロビン値低下

  • 5

    全身性エリテマトーデス(SLE)は、臓器特異的に慢性の炎症を引き起こす自己免疫疾患である。

    ×

  • 6

    関節リウマチ患者に対してイグラチモドを使用する際、事前に結核感染の有無の確認が必須である。

    ×

  • 7

    慢性腎不全では、ビタミンD3活性化障害とリン排泄障害により、パラトルモンの分泌が低下することで骨粗しょう症を発症させる。

    ×

  • 8

    テリパラチドは間欠投与により主に骨吸収を抑制するため、骨吸収マーカーが治療の効果判定に用いられる。

    ×

  • 9

    デノスマブで治療する際は、高カルシウム血症に注意が必要である。

    ×

  • 10

    合成バソプレシン製剤の投与後、中枢性尿崩症では尿浸透圧が上昇する。

  • 11

    腸管から吸収された無機ヨードは、下垂体前葉から放出される甲状腺刺激ホルモンによって、甲状腺への取り込みが抑制される。

    ×

  • 12

    クッシング症候群の治療ではフルドロコルチゾン酢酸エステルによるホルモン補充療法を行う。

    ×

  • 13

    アジソン病の臨床生化学的検査では血中ヒドロコルチゾン低値、ACTH高値がみられる。

  • 14

    アセタゾラミド錠の服用により、四肢のしびれが生じることがある。

  • 15

    68歳女性。腰痛を主訴に来院した。検査の結果、腰椎骨密度は若年成人平均値(YAM)比の65%であったため、以下の薬剤が処方された。 (処方1) アレンドロン酸ナトリウム水和物錠 35 mg 1回1錠(1日1錠)  週1回 火曜日 起床時服用 2日分 (処方2) メナテトレノンカプセル 15 mg      1回1錠(1日3錠)  1日3回 朝昼夕食後   14日分 本疾患と治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    血清カルシウム濃度の制御に副甲状腺ホルモン、カルシトニン、活性型ビタミンD3が関与する。, アレンドロン酸ナトリウム水和物錠は、低カルシウム血症の患者に禁忌である。

  • 16

    経皮的冠動脈形成術(PCI)後の血栓の抑制に用いられる薬物として、適切なのはどれか。1つ選べ。

    アスピリン

  • 17

    慢性閉塞性肺疾患(COPD)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解に用いる薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。

    グリコピロニウム臭化物

  • 18

    右心不全を伴わない左心不全の症状として、血圧低下、急性肺水腫などがあげられる。

  • 19

    アルコール性心筋症は肥大型心筋症の病態を呈する。

    ×

  • 20

    本態性高血圧症の多くは、腎疾患などの基礎疾患が原因となり発症する。

    ×

  • 21

    HOMA-IR(空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度/405)は、インスリン分泌能の評価として利用される。

    ×

  • 22

    プロベネシドは、高度腎障害がある患者に対して使用することが可能である。

    ×

  • 23

    アドレナリンβ2受容体刺激薬の副作用として、高カリウム血症がある。

    ×

  • 24

    慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の心電図検査において、左心肥大の所見を認める。

    ×

  • 25

    間質性肺炎では、胸部聴診にて断続性ラ音が聴取される。

  • 26

    特発性間質性肺炎は、アミオダロン塩酸塩の副作用で認められる。

    ×

  • 27

    ストレプトマイシンを服用中の患者では、視力検査を定期的に行うべきである。

    ×

  • 28

    敗血症患者では治療を優先するために、抗菌薬投与後に血液培養を行う。

    ×

  • 29

    水痘と帯状疱疹の原因ウイルスは同じ型である。

  • 30

    HIV感染初期では一過性のインフルエンザ様症状が出現する。

  • 31

    肺アスペルギルス症では、血中(1,3)-β-D-グルカン濃度が上昇する。

  • 32

    足白癬の患部は保湿を心がける。

    ×

  • 33

    62 問中 48 問正解です。各設問の正誤と解説を確認し、「終了」ボタンより学習を完了してください。 Q1 経皮的冠動脈形成術(PCI)後の血栓の抑制に用いられる薬物として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アスピリン 2 リバーロキサバン 3 アルテプラーゼ 4 ワルファリンカリウム 5 トラネキサム酸 正解 答え:1 1。 経皮的冠動脈形成術(PCI)に伴い、冠動脈へステントを留置した場合、冠血管での血栓再発リスクが高くなる。そのため、血小板凝集抑制薬であるアスピリンとクロピドグレル硫酸塩、プラスグレル塩酸塩の併用などが血栓予防を目的に用いられる。 Q2 特徴的な症状の1つとして、間欠性跛行がみられる疾患はどれか。1つ選べ。 1 閉塞性動脈硬化症 2 筋ジストロフィー 3 変形性膝関節症 4 痛風 5 関節リウマチ 正解 答え:1 1。 間欠性跛行とは、閉塞性動脈硬化症(ASO)に特徴的な症状であり、歩行を続けると下肢の痛みと疲労感が強くなるが、数分間休むと症状が緩和して再び歩くことができるようになる状態である。ASOは50歳以上の男性に好発し、下肢の動脈硬化に伴う虚血により患肢の冷感やしびれ感などの症状が出現する。 Q3 肺結核症に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 2週間以上持続する高熱が主訴である。 2 初感染経路は主に経気道感染である。 3 結核菌は、非発症者の初期変化群にも存在する。 4 病変は血行性、リンパ行性に広がることがある。 5 インターフェロン-γ遊離試験が補助診断として有効である。 正解 答え:1 1。 結核菌感染症は、菌の飛沫核による経気道的感染が原因となり、代表疾患は肺結核症である。咳や痰が2週間以上持続する患者は肺結核症を疑う必要がある。感染初期の初期変化群では、肺門リンパ節腫脹病変を形成するが一般に症状がない場合が多い。その後、初感染病巣から浸潤し、血行性に肺や胸膜、骨などに炎症や膿瘍を、リンパ行性に頸部リンパ節の腫脹を生じる。確定診断は菌の同定で、Ziehl-Neelsen染色を用いた塗抹検査や培養検査が行われる。他に、Ⅳ型アレルギー反応を利用したツベルクリン反応やインターフェロン-γ遊離試験が補助診断として用いられる。 Q4 レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)感染症及びその治療について正しいのはどれか。1つ選べ。 1 原因菌は、グラム陰性球菌である。 2 主に血液を介して感染する。 3 市中肺炎の中で最も頻度が高い。 4 集団発生が見られる。 5 ペニシリン系抗菌薬の静脈内投与が、第一選択である。 正解 答え:4 4。 1 誤。好気性のグラム陰性桿菌であり、細胞内寄生菌である。 2 誤。感染様式としては、汚染水の吸引など、経気道感染が多い。 3 誤。市中肺炎の多くは、肺炎球菌やインフルエンザ菌によって発生する。 4 正。水冷式空調設備の冷却水などの水環境で増殖し、エアロゾルによる経気道感染により集団発生する。 5 誤。レジオネラ・ニューモフィラによる感染症には、β-ラクタム系抗菌薬は無効である。治療には、細胞内移行性の良いニューキノロン系抗菌薬やマクロライド系抗菌薬が用いられる。 Q5 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解に用いる薬物として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 オマリズマブ 2 カルベジロール 3 エピナスチン塩酸塩 4 グリコピロニウム臭化物 5 硝酸イソソルビド 正解 答え:4 4。 1 不適切。オマリズマブは、ヒト化抗ヒトIgEモノクローナル抗体製剤であり、IgEと高親和性受容体(FcεRI)との結合を阻害することで、好塩基球、肥満細胞等の炎症細胞の活性化を抑制する長期管理薬である。本剤は既存治療によっても喘息症状をコントロールできない難治性の気管支喘息の治療に用いられる。 2 不適切。カルベジロールはβ受容体遮断作用があり、心酸素消費量を軽減するため慢性心不全などに用いる。 3 不適切。エピナスチン塩酸塩は、ヒスタミンH1受容体遮断作用のある抗アレルギー薬であり、気管支喘息の長期管理やアレルギー性鼻炎、じん麻疹などの治療に用いられる。 4 適切。グリコピロニウム臭化物は長時間作用性のムスカリン受容体遮断薬である。本剤は慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解に用いられる。 5 不適切。硝酸イソソルビドは、一酸化窒素(NO)供与体であり、静脈及び動脈の拡張により心負荷を軽減して心筋の酸素消費量を減少させるとともに、冠血管の拡張により冠血流量を増大して酸素供給量を増大させるため、狭心症などに用いられる。 Q6 右心不全を伴わない左心不全の症状として、血圧低下、急性肺水腫などがあげられる。 不正解 答え:1 正。 左心不全では、肺循環系のうっ血により、急性肺水腫、呼吸困難、起坐呼吸などが出現し、さらに心ポンプ機能の低下により全身への心拍出量が減少し、血圧低下、尿量減少などが認められる。 Q7 エナラプリルマレイン酸塩とスピロノラクトンの併用により低カリウム血症のリスクが上昇するため、カリウム値の変動に注意する。 正解 答え:2 誤。 エナラプリルマレイン酸塩とスピロノラクトンの併用により、高カリウム血症のリスクが上昇する。 Q8 甲状腺機能亢進症では、低拍出性心不全を引き起こす場合がある。 正解 答え:2 誤。 甲状腺機能亢進症によって心機能が亢進する。これが心臓への負荷となり、高拍出性心不全を引き起こす可能性がある。 Q9 アルコール性心筋症は肥大型心筋症の病態を呈する。 不正解 答え:2 誤。 アルコール性心筋症は、長年にわたる大量のアルコール摂取により拡張型心筋症に類似した臨床像が見られる。 Q10 本態性高血圧症の多くは、腎疾患などの基礎疾患が原因となり発症する。 不正解 答え:2 誤。 本態性高血圧症は基礎疾患がなく、原因不明の高血圧である。腎疾患などの基礎疾患が原因で発症するのは、二次性高血圧である。 Q11 タンパク尿陽性の慢性腎臓病患者における診察室血圧の降圧目標は、140/90 mmHg未満である。 正解 答え:2 誤。 若年、中年、前期高齢者患者、糖尿病患者、タンパク尿陽性の慢性腎臓病患者(CKD)における診察室血圧の降圧目標は、130/80 mmHg未満である。 Q12 心筋梗塞発症後、数時間で心電図上ST波の低下が認められる。 正解 答え:2 誤。 心筋梗塞発症後、数時間後に心電図上ST波の上昇が認められる。 Q13 完全房室ブロックでは、心電図上P波とQRS波が独立し、P波よりQRS波の出現頻度が少なくなる。 正解 答え:1 正。 完全房室ブロックでは、心電図上P波とQRS波が全く無関係に出現し、P波に比べ、QRS波の出現数が少なくなる。 Q14 HOMA-IR(空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度/405)は、インスリン分泌能の評価として利用される。 正解 答え:2 誤。 HOMA-IR(空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度/405)は、インスリン抵抗性の評価に利用される。一般にHOMA-IRの値が2.5以上になるとインスリン抵抗性が疑われる。 Q15 スルホニル尿素薬の副作用として、急な悪化や遷延化する低血糖に注意が必要である。 正解 答え:1 正。 遷延化する低血糖を生じやすいため、低血糖出現時の対処法を事前に説明する必要がある。 Q16 血糖値が基準値の範囲を超えて急速に低下すると、頻脈になる。 正解 答え:1 正。 血糖値が基準値の範囲を超えて急速に低下すると、交感神経系の興奮により頻脈になる。 Q17 高尿酸血症におけるアルカリ尿の改善に、クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム水和物配合製剤を用いる。 正解 答え:2 誤。 クエン酸カリウム・クエン酸ナトリウム水和物配合製剤は、痛風並びに高尿酸血症における酸性尿の改善を目的に投与される。 Q18 プロベネシドは、高度腎障害がある患者に対して使用することが可能である。 正解 答え:2 誤。 高度腎障害に投与可能な尿酸降下薬として、フェブキソスタットやアロプリノールがある。特にフェブキソスタットは主として胆汁を介した排泄を受けるため、中等度までの腎機能障害者に対し通常量での投与が可能である。 Q19 痛風関節炎の治療にコルヒチンを用いる場合は、発作極期に短期間大量投与を行う。 正解 答え:2 誤。 痛風発作の治療にコルヒチンを用いる場合は、発作前兆期もしくは発作直後に用いる。発作極期に投与を開始すると、大量投与しても十分な有効性が得られないだけでなく、副作用発現の可能性も高くなる。発作極期に投与するのはNSAIDsである。 Q20 気管支ぜん息は、可逆性の気道狭窄及び慢性の気道炎症を特徴とする。 正解 答え:1 正。 気管支ぜん息は気道の慢性炎症性疾患であり、好酸球などの炎症細胞が気道に浸潤している。その結果、非特異的な気道過敏性亢進が生じ、発作性の可逆性気道狭窄が発生する。 Q21 長期罹患ぜん息患者では、平滑筋の肥厚や粘膜下腺の過形成などからなる気道のリモデリングがみられ、喘息の難治化をきたす。 正解 答え:1 正。 気管支ぜん息の長期罹患患者において気道のリモデリングがみられると非可逆的な気流制限と持続的な気道過敏性の亢進をもたらし、ぜん息が難治化すると考えられている。 Q22 気管支ぜん息発作は、夜間と比較して昼間に起こることが多い。 正解 答え:2 誤。 ぜん息発作は、副交感神経が優位となり気管支収縮が認められる夜間や早朝に出現することが多い。 Q23 アドレナリンβ2受容体刺激薬の副作用として、高カリウム血症がある。 不正解 答え:2 誤。 アドレナリンβ2受容体刺激薬の重大な副作用として、血清カリウム値の低下がある。その他の副作用としてβ作用の増強による振戦や心悸亢進がある。 Q24 慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の心電図検査において、左心肥大の所見を認める。 不正解 答え:2 誤。 慢性閉塞性肺疾患(COPD)などの肺疾患は、肺動脈圧の上昇により右心肥大の原因となる。 Q25 COPDの病期分類は、%肺活量により評価する。 正解 答え:2 誤。 COPDの病期分類は、主に対標準1秒量により判断する。 Q26 間質性肺炎では、胸部聴診にて断続性ラ音が聴取される。 正解 答え:1 正。 間質性肺炎などの拘束性換気障害では、断続性ラ音(不連続で持続時間の短いラ音)の1つである捻髪音が聴取される。 Q27 特発性間質性肺炎は、アミオダロン塩酸塩の副作用で認められる。 不正解 答え:2 誤。 アミオダロン塩酸塩などの薬物の副作用により発症するのは二次性(続発性)間質性肺炎である。特発性間質性肺炎は原因が不明かつ他の疾患を除外した際に診断される。 Q28 間質性肺炎の患者では、血清中のシアル化糖鎖抗原(KL-6)の値が低値を示す。 正解 答え:2 誤。 シアル化糖鎖抗原KL-6(Sialylated carbohydrate antigen KL-6)は分子量100万以上の巨大な糖タンパクである。間質性肺炎における線維化の過程に関与するとされ、特異性が高い検査項目である。また、活動性の間質性肺炎では有意に高くなるので、間質性肺炎の活動性を測る指標としても有用である。 Q29 ストレプトマイシンを服用中の患者では、視力検査を定期的に行うべきである。 不正解 答え:2 誤。 エタンブトール塩酸塩の主な副作用として視力障害があるため、定期的に視力検査を行い、異常が認められた場合には投与を中止する。 Q30 メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)による肺炎の治療には、ダプトマイシンの投与を行う。 正解 答え:2 誤。 ダプトマイシンは、菌の細胞膜と結合し、速やかに膜電位を脱分極させる。また、DNA、RNA及びタンパク質の合成阻害作用がある。本剤はダプトマイシンに感受性のMRSA感染症に用いられるが、肺サーファクタントに結合し、不活化されるためMRSAによる肺炎に使用しない。 Q31 バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の治療には、リネゾリドが用いられる。 正解 答え:1 正。 MRSAの治療薬であるバンコマイシン塩酸塩に耐性を獲得したバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の出現が報告されている。VRE感染症の治療には、リネゾリドが用いられる。 Q32 敗血症とは、感染症に対する制御不能な宿主反応に起因した生命を脅かす臓器障害と定義される。 正解 答え:1 正。 記述の通りである。また、菌血症とは無菌であるはずの血液中に細菌が存在する状態をいう。 Q33 敗血症患者では治療を優先するために、抗菌薬投与後に血液培養を行う。 不正解 答え:2 誤。 敗血症では原因菌を特定するため、血液培養を含む微生物培養は抗菌薬投与前に検体を採取し提出する必要がある。しかし、培養検体採取のために抗菌薬投与が遅れてはいけない。 Q34 クラミジア肺炎には、β-ラクタム系抗菌薬が有効である。 正解 答え:2 誤。 クラミジアは、真核生物の細胞内に寄生する細胞寄生菌であり、ペニシリン系やセフェム系などのβ-ラクタム系抗菌薬は無効である。治療には細胞膜透過性の良い、テトラサイクリン系やマクロライド系、ニューキノロン系の抗菌薬が用いられる。 Q35 院内感染などで緑膿菌をカバーするための治療薬として、セフトリアキソンナトリウム水和物がある。 正解 答え:2 誤。 緑膿菌感染症は院内での発熱性好中球減少症などで疑い、治療にはタゾバクタム・ピペラシリン水和物を用いる。その他、緑膿菌に効果がある抗菌薬として、セフタジジム水和物、セフェピム塩酸塩水和物、メロペネム水和物、シプロフロキサシン塩酸塩、アミカシン硫酸塩、トブラマイシン、アズトレオナムなどがある。 Q36 性器ヘルペスの原因の多くはHSV-1である。 正解 答え:2 誤。 単純ヘルペスウイルスは、単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)と単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)の2つの型がある。HSV-2は性器ヘルペスの原因となることが多く、HSV-1は口唇ヘルペスの原因となることが多い。 Q37 水痘と帯状疱疹の原因ウイルスは同じ型である。 正解 答え:1 正。 水痘や帯状疱疹はヒトヘルペスウイルス3型により発症する。 Q38 サイトメガロウイルスは、アデノウイルス科に分類される。 正解 答え:2 誤。 サイトメガロウイルスは、ヘルペスウイルス5型に分類される。 Q39 HIV感染初期では一過性のインフルエンザ様症状が出現する。 不正解 答え:1 正。 HIV感染後、約半数は2~4週間後に急性感染症(発熱、倦怠感などのインフルエンザ様症状)が出現するが、通常数週間で回復する。 Q40 我が国では、HIV感染者とAIDS発症者の数は等しい。 正解 答え:2 誤。 AIDS発症とは、HIV感染によりCD4陽性Tリンパ球数が減少し、特徴的な日和見感染を合併した状態をいう。我が国のHIV感染者とAIDS発症者の数は年次によって異なるが、HIV感染者は約2万人、AIDS発症者は約1万人である。 Q41 ライ症候群は、肝障害を伴う急性脳症である。 正解 答え:1 正。 ライ症候群は、インフルエンザ脳症の病型の1つであり、ウイルス感染症後に起こる肝障害を伴う急性脳症である。 Q42 口腔咽頭カンジダ症の治療には、マクロライド系抗菌薬が有効である。 正解 答え:2 誤。 カンジダは真菌であるため、治療には抗真菌薬であるアゾール系抗真菌薬、アムホテリシンBなどが用いられる。抗菌薬は、細菌感染症の治療に用いられる。 Q43 肺アスペルギルス症は温泉や24時間入浴機器の使用が感染源となりやすい。 正解 答え:2 誤。 肺アスペルギルス症は飛沫による経気道感染が主である。温泉や循環式浴槽などでの感染が主となるのは、レジオネラ菌である。 Q44 肺アスペルギルス症では、血中(1,3)-β-D-グルカン濃度が上昇する。 正解 答え:1 正。 肺アスペルギルス症などの真菌感染症では、真菌細胞壁成分である(1,3)-β-D-グルカンが血中で上昇しやすい。 Q45 爪白癬は皮膚表在性真菌症であるため、抗真菌薬の内服治療は適応とならない。 正解 答え:2 誤。 爪白癬は表在性皮膚真菌症の1つである。原因は皮膚糸状菌(白癬菌)であり、皮膚の角質、毛、爪などのケラチン組織に寄生する。治療は、抗真菌薬による外用療法、内用療法のほか、温熱療法、外科的療法がある。 Q46 足白癬の患部は保湿を心がける。 不正解 答え:2 誤。 白癬は、角質などに寄生しているため、患部を常に清潔にし、通気性をよくすることが重要である。 Q47 62歳女性。身長153 cm、体重56 kg。動悸及び息切れを自覚し、近医を受診したところ非弁膜症性心房細動と診断され、以下の処方で治療を開始することになった。患者の検査値等は以下のとおりである。 (所見及び検査値) 血圧140/86 mmHg、心拍数160拍/分、脈拍数90拍/分、AST 23 IU/L、 eGFR 40 mL/min/1.73 m2 (心電図) RR間隔不規則、P波消失、f波出現 (処方1) ワルファリンカリウム錠1 mg  1回2錠(1日2回) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 治療薬の処方意図として、適切なのはどれか。2つ選べ。

    心拍数の調節(レートコントロール), 脳塞栓症の予防

  • 34

    55歳男性。身長175 cm、体重81 kg。3年前に健康診断で高血糖を指摘され、近医を受診したところ、2型糖尿病と診断された。経口血糖降下薬による治療を受けていたが、血糖コントロールが不良のため、6ヶ月前よりインスリン注射開始となった。今回、かかりつけ薬剤師が薬剤を交付する際にフィジカルアセスメントを行ったところ、注射部位に軽い硬結が認められた。 (使用中の薬剤) インスリンアスパルト(遺伝子組換え) 朝食直前12単位、昼食直前6単位、夕食直前8単位 インスリンデグルデク(遺伝子組換え) 夕食直前12単位 テルミサルタン40 mg・アムロジピン配合錠 1回1錠(1日1回)朝食後 (身体及び検査所見) 血圧118/68 mmHg、AST 15 IU/L、ALT 16 IU/L、γ-GTP 32 IU/L、 血清クレアチニン1.06 mg/dL、eGFR 57.6 mL/min/1.73 m2、 空腹時血糖110 mg/dL、HbA1c 6.6%、TG(トリグリセリド)190 mg/dL、 総コレステロール208 mg/dL、HDL-C 44 mg/dL、LDL-C 90 mg/dL、 尿酸7.4 mg/dL、尿糖(-)、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(-) この患者に対するインスリン注射に関する指導の内容として、正しいのはどれか。2つ選べ。

    使用開始後の超速効型インスリンペン型製剤は、室温で保管する。, 硬結防止のために、注射部位は前回の注射部位から少なくとも2~3 cm離す。

  • 35

    55歳男性。身長175 cm、体重81 kg。3年前に健康診断で高血糖を指摘され、近医を受診したところ、2型糖尿病と診断された。経口血糖降下薬による治療を受けていたが、血糖コントロールが不良のため、6ヶ月前よりインスリン注射開始となった。今回、かかりつけ薬剤師が薬剤を交付する際にフィジカルアセスメントを行ったところ、注射部位に軽い硬結が認められた。 (使用中の薬剤) インスリンアスパルト(遺伝子組換え) 朝食直前12単位、昼食直前6単位、夕食直前8単位 インスリンデグルデク(遺伝子組換え) 夕食直前12単位 テルミサルタン40 mg・アムロジピン配合錠 1回1錠(1日1回)朝食後 (身体及び検査所見) 血圧118/68 mmHg、AST 15 IU/L、ALT 16 IU/L、γ-GTP 32 IU/L、 血清クレアチニン1.06 mg/dL、eGFR 57.6 mL/min/1.73 m2、 空腹時血糖110 mg/dL、HbA1c 6.6%、TG(トリグリセリド)190 mg/dL、 総コレステロール208 mg/dL、HDL-C 44 mg/dL、LDL-C 90 mg/dL、 尿酸7.4 mg/dL、尿糖(-)、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(-) 今回の身体所見と検査結果を基に、糖尿病合併症や併存症の進展の防止のために、追加が望ましい薬物はどれか。2つ選べ。

    ペマフィブラート, トピロキソスタット

  • 36

    溶血性尿毒症症候群による急性腎不全の主な成因として、線溶系亢進による出血があげられる。

    ×

  • 37

    慢性腎臓病(CKD)では、ビタミンDの活性化障害により腎性貧血が認められる。

    ×

  • 38

    CKDでは、低カルシウム血症に伴う二次性副甲状腺機能低下症を呈する。

    ×

  • 39

    CKDによる尿毒症の症状改善には、ラクチトール水和物内服が有効である。

    ×

  • 40

    ネフローゼ症候群に対する食事療法では高タンパク食を基本とする。

    ×

  • 41

    前立腺肥大症に伴い肥大化した前立腺の縮小に、デュタステリドが有用である。

  • 42

    アルツハイマー型認知症患者の病理所見として、リン酸化タウタンパク質の蓄積による神経原線維変化が、神経細胞外に認められる。

    ×

  • 43

    パーキンソン病の治療において高齢者と認知症合併者では、一般的にトリヘキシフェニジル塩酸塩で治療を開始する。

    ×

  • 44

    セロコンバージョンとは、肝炎の活動性が増大したことを意味する。

    ×

  • 45

    IgM型HBc抗体は、B型肝炎の後期に現れる。

    ×

  • 46

    肝性脳症に伴う高アンモニア血症の改善に、リファキシミンが用いられる。

  • 47

    非代償性肝硬変では、活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)が延長する。

  • 48

    68歳男性。体重60 kg。高血圧症のため下記の処方薬を服用していた。患者は日中に町内会の夏祭りの準備をしており、水分摂取を忘れるほど夢中に作業をしたところ、体調不良となり救急搬送された。救急搬送時の体温は38.5℃。 血液検査で、血清クレアチニン値が前回受診時の0.8 mg/dLから2.5 mg/dLへと上昇しており、急性腎不全の診断となった。 (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠10 mg 1回1錠(1日1錠) トリクロルメチアジド錠2 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 この患者の病態と治療に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

    高カリウム血症が起こる。, 処方されている薬剤の服用を中止する。

  • 49

    2歳女児。体重10 kg。1日数回の全身強直間代性痙れんを発現し、約3ヶ月前にミオクローヌスてんかんと診断され、バルプロ酸Naシロップの投与が開始された。痙れん発作の頻度は減少したが、最近、呼びかけに応答しないなどの意識障害が頻回に見られるようになったため入院加療となった。 (入院時の検査値等) 総ビリルビン1.0 mg/dL、血清アルブミン3.2 g/dL、AST 110 IU/L、ALT 92 IU/L、 γ-GTP 24 IU/L、血中アンモニア180μg/dL、バルプロ酸の血中トラフ濃度60μg/mL 入院後、高アンモニア血症に対してラクツロースシロップの投与が開始されたが、3日後、食欲の低下、意識レベルの低下が悪化しつつあると小児科担当の薬剤師が主治医に報告した。そこで、血液検査を実施したところ、以下のとおりであった。 総ビリルビン1.2 mg/dL、血清アルブミン3.1 g/dL、AST 193 IU/L、ALT 132 IU/L、 γ-GTP 61 IU/L、血中アンモニア243μg/dL、バルプロ酸の血中トラフ濃度96μg/mL 担当薬剤師によるこの患児のアセスメントとして適切なのはどれか。2つ選べ。

    意識レベルの低下は、血中アンモニアの上昇による。, カルニチンが欠乏している。

  • 50

    下図のようにカプランマイヤー法で示した投与群と非投与群の2群間の生存曲線に差があるかどうかを調べるために適した検定はどれか。1つ選べ。

    ログランク検定

  • 51

    抗悪性腫瘍薬の治験効果に関する真のエンドポイントとして適切なのはどれか。1つ選べ。

    生存期間の延長

  • 52

    急性前骨髄球性白血病患者の多くにBcr-abl融合遺伝子が認められる。

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  • 53

    内分泌療法抵抗性の前立腺がんの治療にはフルタミドが用いられる。

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  • 54

    仮説検定を有意水準1%から5%に変えて行う場合、帰無仮説は棄却されやすくなる。

  • 55

    仮説検定において帰無仮説は棄却できなかった場合、帰無仮説は肯定されたと解釈される。

    ×

  • 56

    正規分布は、平均値に対して左右非対称の分布である。

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  • 57

    正規分布は、ガウス分布ともよばれる。

  • 58

    健常人8名、気管支喘息患者8名の2群に喘息治療薬を与え、両群のAUCに差があるかをt検定で判定した。

  • 59

    降圧薬を投与する前後の血圧に差があるかどうかを検討する手法として、重回帰分析が用いられる。

    ×

  • 60

    Tukey法は、1つの対照群と2つ以上の処理群を比較検定する方法である。

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  • 61

    Dunnett法は、パラメトリックなデータの比較検定に適している。

  • 62

    正規分布を示すデータにおける3群以上の群間で仮説検定を行う場合、Kruskal-Wallis検定が適している。

    ×

  • 63

    副作用の有無に対して、時間的要素を考慮せず治療法や背景などの複数の因子の影響度合いを検討する統計手法として、ロジスティック回帰分析が用いられる。

  • 64

    論文等に示された研究成果の正確度や再現性を確認することを、内的妥当性の評価という。

  • 65

    フォレストプロットにより、メタアナリシスの結果に影響する公表バイアスを評価できる。

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  • 66

    メタアナリシスは、出版されたデータのみを解析に用いることによる偏りが生じることがある。

  • 67

    薬剤Aと薬剤Bのある研究結果の相対リスクが0.61、95%信頼区間が0.34-0.82であった場合、両群間に統計学的に有意な差が見いだされたといえる。

  • 68

    割りつけられた治療を完遂できず脱落した者を除いた解析はITT(intention-to-treat)解析という。

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  • 69

    コホート研究では、独立して行われた複数の同種の研究を統計的に総合評価する。

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  • 70

    必要治療数(NNT)は、統計的有意差を検出するために必要な症例数のことである。

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  • 71

    絶対リスク減少率(ARR)は、対照群における結果因子の発生率と治療群における結果因子の発生率の差である。

  • 72

    医薬品インタビューフォームから、転移性乳がん患者を対象として新規抗がん剤Xと既存薬の奏効割合を比較した下表の結果を得た。この解析に用いられた統計手法として適切なのはどれか。1つ選べ。

    カイ二乗検定

  • 73

    ある疾患の発症予防薬A の評価を行うため臨床試験の文献を収集したところ、下記の情報を得た。この試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (臨床成績)発症リスクを有する被験者1,000名を無作為にプラセボ投与群又はA 投与群に割り付け、2 年間追跡した。その結果、発症の有無を比較したデータ(下表)が得られA が発症予防に有効であることが示された(P<0.01)。

    Aによる発症の絶対リスク減少率は4%である。, Aの治療必要数(NNT)は25人である。