薬剤師国家試験 第107回 薬学実践問題(2022年2月)

厚生労働省「第107回薬剤師国家試験(令和4年2月19日、2月20日実施)」の薬学実践問題(問196-345、全150問)より作成。物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務の複合実践問題を収載。 出典: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html

薬剤師国家試験 第107回 薬学実践問題(2022年2月)
150問 • 13日前#薬剤師
厚生労働省「第107回薬剤師国家試験(令和4年2月19日、2月20日実施)」の薬学実践問題(問196-345、全150問)より作成。物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務の複合実践問題を収載。 出典: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000198924.html
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    17歳男性。身長175 cm、体重72 kg。悪性軟部肉腫に対し、以下の処方で初期治療を行うことになった。 (処方) ドキソルビシン塩酸塩注射用 120 mg 1本 生理食塩液 50 mL 30分かけて点滴静注 この処方を調製する際には、難溶性の凝集体が生成することがある。確実に溶解させるための操作として、適切なのはどれか。2つ選べ。なお、処方にない溶解液を用いる場合は、医師に確認した上で行うものとする。 1 微量の生理食塩液をゆっくり加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 2 溶解に必要な量の生理食塩液を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 3 溶解に必要な量の注射用水を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 4 溶解に必要な量の7%炭酸水素ナトリウム液を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 5 溶解に必要な量の10%塩化ナトリウム液を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。

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    17歳男性。身長175 cm、体重72 kg。悪性軟部肉腫に対し、以下の処方で初期治療を行うことになった。 (処方) ドキソルビシン塩酸塩注射用 120 mg 1本 生理食塩液 50 mL 30分かけて点滴静注 前問の難溶性凝集体が生成する相互作用として、適切なのはどれか。1つ選べ。なお、ドキソルビシン塩酸塩の構造式は以下のとおりである。[構造式は画像参照] 1 π-πスタッキング 2 配位結合 3 疎水性相互作用 4 水素結合 5 電荷移動相互作用

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    20歳女性。身長158 cm、体重38 kg。貧血症状に対して入院加療することになった。入院時の所見は次のとおりであり、注射剤による治療が開始された。 (身体所見) 体温36.3 ℃、血圧108/62 mmHg、脈拍数95 拍/分(整)、顔面蒼白 (検査所見) 白血球数3,500/μL、赤血球数240×10^4/μL、Hb 6.0 g/dL、Ht 21%、血小板数22×10^4/μL、血清鉄(SI)3.4 ng/dL、総鉄結合能(TIBC)360 ng/dL、フェリチン8.9 ng/mL、AST 18 IU/L、ALT 16 IU/L、総ビリルビン0.4 mg/dL、直接ビリルビン0.2 mg/dL (処方) 含糖酸化鉄注射液 40 mg/2 mL(注) 1回2管 1日1回 午前9時 静脈注射 (注)コロイド性静脈注射用鉄剤、[Fe(OH)3]m[C12H22O11]n、pH 9.0~10.0、1管2 mLは鉄として40 mgに相当 薬剤師は、鉄の過剰投与を防止するため、調剤に先立ち、総投与鉄量を計算し、投与期間を確認することにした。投与期間として最も近いのはどれか。1つ選べ。ただし、総投与鉄量(貯蔵鉄を加えた鉄量)の計算式は次のとおりとする。総投与鉄量(mg)={2.72×(16−X)+17}×W ここでXはヘモグロビン値(g/dL)、Wは体重(kg)である。 1 2日間 2 10日間 3 20日間 4 30日間 5 40日間

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    20歳女性。身長158 cm、体重38 kg。貧血症状に対して入院加療することになった。入院時の所見は次のとおりであり、注射剤による治療が開始された。 (身体所見) 体温36.3 ℃、血圧108/62 mmHg、脈拍数95 拍/分(整)、顔面蒼白 (検査所見) 白血球数3,500/μL、赤血球数240×10^4/μL、Hb 6.0 g/dL、Ht 21%、血小板数22×10^4/μL、血清鉄(SI)3.4 ng/dL、総鉄結合能(TIBC)360 ng/dL、フェリチン8.9 ng/mL、AST 18 IU/L、ALT 16 IU/L、総ビリルビン0.4 mg/dL、直接ビリルビン0.2 mg/dL (処方) 含糖酸化鉄注射液 40 mg/2 mL(注) 1回2管 1日1回 午前9時 静脈注射 (注)コロイド性静脈注射用鉄剤、[Fe(OH)3]m[C12H22O11]n、pH 9.0~10.0、1管2 mLは鉄として40 mgに相当 処方されたコロイド性静脈注射用鉄剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 疎水コロイドを形成する水酸化鉄(Ⅲ)を糖で安定化させた鉄剤である。 2 静脈注射後、コロイドはすぐに不安定化し、鉄イオンが遊離する。 3 コロイドを不安定化させないように、希釈する場合はpHの変化に注意する必要がある。 4 希釈する場合は、イオン強度を上げるために塩化ナトリウム液を加えて5%以上の塩濃度を維持する。

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    68歳女性。痰を伴う咳、発熱、悪寒、息苦しさ、倦怠感を訴え、かかりつけ医を受診した。 (身体所見) 体温38.5 ℃、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)94%、心音 異常なし、呼吸音 左肺前胸部に水泡音、胸部X線 肺浸潤影あり (検査所見) 白血球数16,000/μL、CRP 4.8 mg/dL 副作用歴 ペニシリン系抗生物質により発疹 以上の情報から、市中肺炎と診断された。 この患者に推奨される抗菌剤はどれか。2つ選べ。 1 クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物配合錠 2 レボフロキサシン水和物錠 3 ホスホマイシンカルシウム水和物錠 4 カナマイシン一硫酸塩カプセル 5 アジスロマイシン水和物錠

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    68歳女性。痰を伴う咳、発熱、悪寒、息苦しさ、倦怠感を訴え、かかりつけ医を受診した。 (身体所見) 体温38.5 ℃、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)94%、心音 異常なし、呼吸音 左肺前胸部に水泡音、胸部X線 肺浸潤影あり (検査所見) 白血球数16,000/μL、CRP 4.8 mg/dL 副作用歴 ペニシリン系抗生物質により発疹 以上の情報から、市中肺炎と診断された。 前問の抗菌剤投与により、症状が改善し、SpO2が94%から97%になった。このSpO2の測定には、パルスオキシメータが用いられている。パルスオキシメータによるSpO2の測定及びその値に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 パルスオキシメータによるSpO2の測定には赤色光と赤外光が用いられる。 2 酸素と結合したヘモグロビン(HbO2)と、酸素と結合していないヘモグロビン(Hb)の濃度は、どちらも測定時に用いられる2つの波長における吸光度より求められる。 3 SpO2(%)は、[HbO2]/([Hb]+[HbO2])×100 で定義される。 4 原理的に親指、人差し指、小指で測定したSpO2値に違いはない。 5 この患者の動脈血酸素分圧(PaO2)は、抗菌剤投与によって1.03倍(=97/94)になった。

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    60歳女性。背中の粉瘤(注)が感染を起こしたため皮膚科を受診し、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (注)粉瘤(アテローム):皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称。 (処方) セフジニルカプセル 100 mg 1回1カプセル(1日3カプセル) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 また、患者が持参したお薬手帳から、以下の薬剤を服用中であることがわかった。 エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 L-アスパラギン酸Ca錠 200 mg 1回2錠(1日6錠) レバミピド錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1回2錠(1日2錠) プラバスタチンNa錠 10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 28日分 今回処方された医薬品と併用するにあたり、注意が必要な服用中の薬剤はどれか。1つ選べ。 1 エナラプリルマレイン酸塩錠 2 L-アスパラギン酸Ca錠 3 レバミピド錠 4 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 5 プラバスタチンNa錠

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    60歳女性。背中の粉瘤(注)が感染を起こしたため皮膚科を受診し、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (注)粉瘤(アテローム):皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称。 (処方) セフジニルカプセル 100 mg 1回1カプセル(1日3カプセル) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 また、患者が持参したお薬手帳から、以下の薬剤を服用中であることがわかった。 エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 L-アスパラギン酸Ca錠 200 mg 1回2錠(1日6錠) レバミピド錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1回2錠(1日2錠) プラバスタチンNa錠 10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 28日分 セフジニルには不斉炭素があり、旋光性を示すので、旋光度測定で確認することができる。日本薬局方セフジニル(C14H13N5O5S2:395.41)の旋光度の項には、以下のように記されている。[α]D 20:-58〜-66°(0.25 g、pH 7.0の0.1 mol/Lリン酸塩緩衝液、25 mL、100 mm).以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 日本薬局方では、旋光度の測定には、通例、光源として重水素放電管が用いられる。 2 セフジニルは右旋性である。 3 試料中に前問の併用注意薬物が共存する場合でも、セフジニル自体の比旋光度は変わらない。 4 この条件下で測定した場合、日本薬局方セフジニルの旋光度の範囲は、-0.58〜-0.66°である。 5 層長200 mmの測定管を用いると、測定されるセフジニルの旋光度の値は1/2になる。

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    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 皮膚症状の原因として、考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。 1 テモカプリル塩酸塩錠 2 ヒドロクロロチアジド錠 3 ゾルピデム酒石酸塩錠 4 モサプリドクエン酸塩錠 5 ケトプロフェンテープ

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    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 前述の患者が皮膚科を受診し、光線過敏症の診断を受け、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方) トプシムスプレー 0.0143%(注)28 g 1缶 1回適量 1日2回 朝夕 腕に噴霧 (注)有効成分1 g中にフルオシノニド0.143 mgを含有する噴霧剤 皮膚科から処方された噴霧剤に関する説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 炎症に伴う発赤、腫れ、かゆみなどの症状を改善します。 2 患部に水疱ができている場合は使用しないでください。 3 患部に傷がある場合でも使用できます。 4 目の周りの症状にも使用できます。 5 たばこなどの火気を避けて使用してください。

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    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 光線過敏症は、体表面に近い部分に分布した薬物が電磁波を吸収することにより誘発される。光線過敏症を誘発する電磁波に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 キセノンランプが放射する光に含まれる。 2 原子核のスピン遷移に伴い吸収・放射される。 3 水分子の回転運動を直接引き起こす。 4 SPECTやPETに利用される。 5 n-π*遷移やπ-π*遷移を引き起こす。

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    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 薬剤師は患者に対し、今後の対応として日焼け止め剤の利用を勧めることにした。日焼け止め剤に含まれている化合物のうち、光線過敏症の発症に予防的に機能することが期待されるものとして、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 [化学構造式1] 2 [化学構造式2] 3 [化学構造式3] 4 [化学構造式4] 5 [化学構造式5]

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    45歳男性。喫煙歴20年(1日20本)。20歳代前半から血清コレステロールの高値を指摘されていたが、未治療のまま放置していた。男性は、会社の健康診断でLDL-C値が220 mg/dLであると指摘され、年齢のことも考慮し近医を受診した。家族性高コレステロール血症と診断され、医師や薬剤師による生活習慣指導及び処方1による薬物治療が6ヶ月継続された。しかし、LDL-C値が管理目標まで下がらなかったため、本日の診察で薬剤の追加が検討された。生化学検査の結果、AST、ALT、総ビリルビンが高値を示し肝障害が疑われたため、処方2が追加された。なお、アドヒアランスは良好である。 (処方1) ロスバスタチン錠 5 mg 1回4錠(1日4錠) 1日1回 就寝前 28日分 (処方2) コレスチミド顆粒 83% 1回1.81 g(1日3.62 g) 1日2回 朝夕食前 28日分 (本日の検査値) 血圧122/74 mmHg、LDL-C 130 mg/dL、HDL-C 40 mg/dL、TG(トリグリセリド)100 mg/dL、AST 120 IU/L、ALT 125 IU/L、総ビリルビン2.0 mg/dL、HbA1c 5.5%(NGSP値) 生活習慣指導及び服薬指導の内容として、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 薬物治療だけでなく、禁煙することも重要です。 2 無酸素運動を中心に、毎日運動することが推奨されています。 3 家族性高コレステロール血症のLDL-C管理目標は、高LDLコレステロール血症の一次予防の目標より低く設定されています。 4 お腹の痛みや張りを感じたときは、すぐに処方医又は薬剤師に連絡してください。 5 今回追加された薬剤は、脂溶性ビタミンの吸収を低下させる可能性があります。

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    45歳男性。喫煙歴20年(1日20本)。20歳代前半から血清コレステロールの高値を指摘されていたが、未治療のまま放置していた。男性は、会社の健康診断でLDL-C値が220 mg/dLであると指摘され、年齢のことも考慮し近医を受診した。家族性高コレステロール血症と診断され、医師や薬剤師による生活習慣指導及び処方1による薬物治療が6ヶ月継続された。しかし、LDL-C値が管理目標まで下がらなかったため、本日の診察で薬剤の追加が検討された。生化学検査の結果、AST、ALT、総ビリルビンが高値を示し肝障害が疑われたため、処方2が追加された。なお、アドヒアランスは良好である。 (処方1) ロスバスタチン錠 5 mg 1回4錠(1日4錠) 1日1回 就寝前 28日分 (処方2) コレスチミド顆粒 83% 1回1.81 g(1日3.62 g) 1日2回 朝夕食前 28日分 (本日の検査値) 血圧122/74 mmHg、LDL-C 130 mg/dL、HDL-C 40 mg/dL、TG(トリグリセリド)100 mg/dL、AST 120 IU/L、ALT 125 IU/L、総ビリルビン2.0 mg/dL、HbA1c 5.5%(NGSP値) コレスチミドは腸管において、胆汁酸であるタウロコール酸の再吸収を阻害し、肝におけるコレステロールから胆汁酸への異化を促進する。タウロコール酸の再吸収が阻害される機序に関する記述として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、コレスチミドとタウロコール酸の構造式は下に示すとおりである。[構造式は画像参照] 1 コレスチミドを触媒としてタウロコール酸が分解される。 2 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のヒドロキシ基との間に水素結合が形成される。 3 コレスチミドのカチオンとタウロコール酸のイオン化したスルホ基との間にイオン結合が形成される。 4 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のスルホ基との間に水素結合が形成される。 5 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のスルホ基がエステル結合を形成する。

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    35歳女性。喫煙歴15年(1日20本)。以前から、ニコチンガムやニコチンパッチによる禁煙を試みたが失敗を繰り返していた。今回、禁煙外来を受診し、ニコチン受容体の部分刺激薬であるバレニクリン酒石酸塩錠による禁煙を試みることになった。女性は、医療機関でニコチン置換療法とは異なる治療法であると説明を受け禁煙に意欲的だが、また失敗するのではないかと不安にもなっている。 薬剤師は患者の不安を和らげるため、今回の禁煙療法の特徴について説明した。説明内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ニコチン置換療法と異なり、治療開始時は薬を服用しながら喫煙が可能です。 2 ニコチンを補充しないので、治療中に抑うつ気分や不安、イライラが強く出ることがありますが、一時的なものですので、そのまま服用を続けてください。 3 お薬にはニコチンが含まれていませんが、禁煙による離脱症状やタバコに対する切望感が軽減します。 4 途中で禁煙がつらくなったときは、ニコチンパッチ剤との併用療法に切り替えることができます。 5 ニコチンガムと同じように、主に口腔粘膜から有効成分が吸収されるので、炭酸飲料やコーヒーでの服用は避けてください。

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    35歳女性。喫煙歴15年(1日20本)。以前から、ニコチンガムやニコチンパッチによる禁煙を試みたが失敗を繰り返していた。今回、禁煙外来を受診し、ニコチン受容体の部分刺激薬であるバレニクリン酒石酸塩錠による禁煙を試みることになった。女性は、医療機関でニコチン置換療法とは異なる治療法であると説明を受け禁煙に意欲的だが、また失敗するのではないかと不安にもなっている。 禁煙療法に用いられた薬物の構造から、ニコチン性アセチルコリン受容体との相互作用に関わる化学的性質として、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、バレニクリンとニコチンの構造式は下に示すとおりである。[構造式は画像参照] 1 バレニクリンの共役酸のpKaは4付近である。 2 共に生体内でカチオン性を示す窒素原子をもつ。 3 バレニクリンには鏡像異性体が存在する。 4 ニコチンの不斉炭素はR配置である。 5 ニコチンのsp2混成窒素は水素結合受容体として働く。

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    75歳女性。骨粗しょう症の治療のため、近隣の整形外科クリニックに通院しており、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方) リセドロン酸Na錠 2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 起床時 14日分 この患者は、1ヶ月前からこの薬剤を継続服用している。薬剤師は患者の医薬品に関する理解度を高めるために、繰り返し、服用に関する注意点を説明することにした。 薬剤師が伝えるべき内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 服用後は、横になって安静にすること。 2 牛乳・乳製品と同時に服用しないこと。 3 服用後すぐに吐き気を催した場合には、制酸剤を服用すること。 4 定期的に歯科検査を受けること。 5 未吸収の成分により便が黒色になるが、心配ないこと。

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    75歳女性。骨粗しょう症の治療のため、近隣の整形外科クリニックに通院しており、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方) リセドロン酸Na錠 2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 起床時 14日分 この患者は、1ヶ月前からこの薬剤を継続服用している。薬剤師は患者の医薬品に関する理解度を高めるために、繰り返し、服用に関する注意点を説明することにした。 処方薬の化学的性質として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 粘膜刺激性がある。 2 カルシウムイオンなどの金属イオンに対して高い親和性を示す。 3 小腸では高極性のイオン型をとる。 4 ヒドロキシアパタイトに吸着する。 5 塩基性溶液中では加水分解される。

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    25歳女性。妊娠なし。最近、便秘気味のため一般用医薬品を求めて薬局を訪れた。薬剤師が症状を確認したところ、ふきでもの(にきび)や食欲不振もみられた。一方、吐き気や腹部の痛みはなかったことから、以下の一般用医薬品を勧めた。 大黄甘草湯エキス顆粒 12包入り(6日分) 成分・分量 本品2包(3.75 g)中、以下の割合の大黄甘草湯エキス(1/2量)0.75 gを含有する。 日局ダイオウ・・・・・2.0 g 日局カンゾウ・・・・・1.0 g この女性から当該医薬品の成分について聞かれたため、薬剤師は便秘の改善に関係する成分は A であることを女性に伝えた。Aの化学構造として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 [化学構造式1] 2 [化学構造式2] 3 [化学構造式3] 4 [化学構造式4] 5 [化学構造式5]

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    25歳女性。妊娠なし。最近、便秘気味のため一般用医薬品を求めて薬局を訪れた。薬剤師が症状を確認したところ、ふきでもの(にきび)や食欲不振もみられた。一方、吐き気や腹部の痛みはなかったことから、以下の一般用医薬品を勧めた。 大黄甘草湯エキス顆粒 12包入り(6日分) 成分・分量 本品2包(3.75 g)中、以下の割合の大黄甘草湯エキス(1/2量)0.75 gを含有する。 日局ダイオウ・・・・・2.0 g 日局カンゾウ・・・・・1.0 g 薬剤師は、この女性に「主にAによってBが起こることがありますが、心配ありません。」と伝えた。Bに入るものとして、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 発疹 2 尿の橙色への着色 3 手足の脱力感 4 筋肉痛 5 激しい腹痛を伴う下痢

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    38歳女性。抜け毛が気になり薬局を訪れた。医薬品ではなく、まずはサプリメントで様子をみたいと希望した。薬剤師は、体毛や皮膚を乾燥から守るため脂質成分が重要であることを説明し、ビオチンを含有するサプリメントを紹介した。 脂質の生合成に関連する反応のうち、ビオチンが関与するのはどれか。1つ選べ。 1 アセチルCoAからマロニルCoAを合成する反応 2 アシルカルニチンをアシルCoAに変換する反応 3 遊離コレステロールからコレステロールエステルを合成する反応 4 ホスファチジルコリンから脂肪酸を遊離する反応 5 コレステロールから7-ヒドロキシコレステロールを合成する反応

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  • 22

    38歳女性。抜け毛が気になり薬局を訪れた。医薬品ではなく、まずはサプリメントで様子をみたいと希望した。薬剤師は、体毛や皮膚を乾燥から守るため脂質成分が重要であることを説明し、ビオチンを含有するサプリメントを紹介した。 この患者がサプリメントを使用中、過剰に摂取しないように薬剤師から患者に指導すべきものはどれか。1つ選べ。 1 海藻類 2 大豆製品 3 生卵(卵白) 4 牛乳 5 レバー

    3

  • 23

    60歳女性。右上葉原発性肺腺がんと診断され、右上葉切除術が施行された。その後、術後補助化学療法が施行され経過観察となった。術後4年経過時、胸部CT写真で右鎖骨上窩リンパ節に転移が認められ、再発と診断された。ALK融合遺伝子陽性が確認されたため、クリゾチニブ250 mg、1日2回の投与による治療が開始された。投与13日目時点でリンパ節の腫瘍は縮小傾向を認めた。各時点における主な検査値は以下のとおりである。 肝機能検査値(投与前 / 8日目 / 13日目) AST(IU/L): 30 / 100 / 350 ALT(IU/L): 30 / 120 / 400 ALP(IU/L): 200 / 600 / 2,000 総ビリルビン(mg/dL): 1.0 / 1.1 / 1.3 医師との合同カンファレンスにおいて、医師から薬剤師へ投与13日目以降の薬物治療について意見を求められた。薬剤師の提案として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 本剤の投与を同一用量のまま継続し、他剤の追加は行わない。 2 本剤の投与を同一用量のまま継続し、グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・L-システイン塩酸塩水和物を追加する。 3 本剤の投与を中止し、緩和ケアのみの治療へ変更する。 4 本剤の投与を休止し、アレクチニブ塩酸塩へ変更する。 5 本剤の投与を休止し、ソラフェニブトシル酸塩へ変更する。

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  • 24

    60歳女性。右上葉原発性肺腺がんと診断され、右上葉切除術が施行された。その後、術後補助化学療法が施行され経過観察となった。術後4年経過時、胸部CT写真で右鎖骨上窩リンパ節に転移が認められ、再発と診断された。ALK融合遺伝子陽性が確認されたため、クリゾチニブ250 mg、1日2回の投与による治療が開始された。投与13日目時点でリンパ節の腫瘍は縮小傾向を認めた。各時点における主な検査値は以下のとおりである。 肝機能検査値(投与前 / 8日目 / 13日目) AST(IU/L): 30 / 100 / 350 ALT(IU/L): 30 / 120 / 400 ALP(IU/L): 200 / 600 / 2,000 総ビリルビン(mg/dL): 1.0 / 1.1 / 1.3 本症例では、遺伝子変異により生じたALK融合遺伝子及びALK融合タンパク質が検出されている。がんとこの遺伝子変異に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 この患者のがん細胞では、染色体上、ALK遺伝子の一部分に逆位が生じている。 2 この患者のALK融合タンパク質では、チロシンキナーゼ活性が亢進している。 3 この患者では、ALK融合遺伝子が親から遺伝したと考えられる。 4 この患者のALK融合遺伝子は、フィラデルフィア染色体の形成により生じる。 5 ALK融合遺伝子の検出にはELISA法が用いられる。

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  • 25

    35歳女性。最近、日中頻尿と尿意切迫感で不眠が続いたので近医を受診した。過活動膀胱症状質問票(OABSS)トータルスコア10点の中等症と診断され、処方1による薬物治療を受けていた。再診時、OABSSトータルスコアは6点と改善したが尿意切迫感が十分に改善しないため、処方2が追加された。 再診時の主な患者情報:血圧130/60 mmHg、脈拍数60拍/分、消化器症状なし、肝機能・腎機能正常、電解質異常なし。現在、妊娠はしていない。 (処方1) ソリフェナシンコハク酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) ミラベグロン錠 50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 再診7日後、薬剤師が継続的な服薬状況と患者状態を確認し、服薬指導を行うため、患者宅に電話した。 副作用症状としてこの患者に起こる可能性が最も低いのはどれか。1つ選べ。 1 血圧上昇 2 尿閉 3 ふらつき、めまい 4 便秘 5 唾液の分泌過多

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  • 26

    35歳女性。最近、日中頻尿と尿意切迫感で不眠が続いたので近医を受診した。過活動膀胱症状質問票(OABSS)トータルスコア10点の中等症と診断され、処方1による薬物治療を受けていた。再診時、OABSSトータルスコアは6点と改善したが尿意切迫感が十分に改善しないため、処方2が追加された。 再診時の主な患者情報:血圧130/60 mmHg、脈拍数60拍/分、消化器症状なし、肝機能・腎機能正常、電解質異常なし。現在、妊娠はしていない。 (処方1) ソリフェナシンコハク酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) ミラベグロン錠 50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 再診7日後、薬剤師が継続的な服薬状況と患者状態を確認し、服薬指導を行うため、患者宅に電話した。 この患者の下部尿路症状を改善させる生理的変化として、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 膀胱排尿筋が収縮する。 2 膀胱排尿筋が弛緩する。 3 内尿道括約筋が弛緩する。 4 外尿道括約筋が収縮する。 5 外尿道括約筋が弛緩する。

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  • 27

    44歳女性。鼻、口唇の肥大、下顎の突出を認め精査となった。身長170 cm、体重81 kg、靴のサイズ26.5 cm。75 gブドウ糖負荷試験での成長ホルモンは25 ng/mL(正常域0.4 ng/mL未満)、IGF-1(血中インスリン様成長因子-1)は1,050 ng/mL(正常域88~229 ng/mL)であった。MRI検査で限局性腫瘤が認められたが、異所性病変は認めなかった。 図は、女性の内分泌器官を表した模式図である。この患者の腫瘤の位置はどれか。1つ選べ。[内分泌器官模式図は画像参照] 1 1(下垂体) 2 2(甲状腺) 3 3(副腎) 4 4(膵臓) 5 5(卵巣)

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  • 28

    44歳女性。鼻、口唇の肥大、下顎の突出を認め精査となった。身長170 cm、体重81 kg、靴のサイズ26.5 cm。75 gブドウ糖負荷試験での成長ホルモンは25 ng/mL(正常域0.4 ng/mL未満)、IGF-1(血中インスリン様成長因子-1)は1,050 ng/mL(正常域88~229 ng/mL)であった。MRI検査で限局性腫瘤が認められたが、異所性病変は認めなかった。 この患者は、その後、精密検査の結果、悪性腫瘍と診断された。腫瘍が大きく手術が困難であるため、薬物治療を行う方針となった。なお、放射線治療は薬物治療の効果をみてから検討する予定である。この患者の治療に用いる薬物の候補として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 グルカゴン 2 インスリン 3 オクトレオチド 4 ソマトロピン 5 バソプレシン

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  • 29

    65歳女性。体重50 kg。術後肺炎と診断され、喀痰から緑膿菌が検出された。医師の指示により、シプロフロキサシン注射液が静脈内投与された。 検査部で、患者の痰から分離・同定した緑膿菌を培養し、薬剤感受性試験としてディスク法を実施した。ディスク法の説明:寒天培地に一定量の菌を均一に広げた後、上にディスク(一定量の抗菌薬を染み込ませたろ紙)を置いて培養する方法(図1参照)。ディスクから培地に拡散した抗菌薬によって菌の発育阻止円ができ、その直径を測定する。多剤耐性緑膿菌の場合、判定に用いる抗菌薬(β-ラクタム系、フルオロキノロン系及びアミノ配糖体系の3系統)の種類と判定に適した濃度は決められており、指定の条件で一定時間培養後、生じた阻止円の直径をもとに、感受性か耐性かを判断する。今回は、この患者由来の緑膿菌と通常の緑膿菌基準株を用いた。また、指定されたイミペネム(IPM)、シプロフロキサシン(CPFX)、アミカシン(AMK)の3剤に加え、抗菌薬XとYも調べた。その結果を図2に示す。本試験とその結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。[図1(培養開始時のプレート)、図2(培養後のプレート:基準株・患者由来)は画像参照] 1 本法は、微量液体希釈法よりも最小発育阻止濃度(MIC)を算出するのに適している。 2 阻止円の直径が大きいほど、その抗菌薬への感受性が高い。 3 この患者より単離した緑膿菌は、多剤耐性菌である。 4 抗菌薬Xは、この患者の治療薬候補になる。 5 抗菌薬Yは、この患者の治療薬候補にはならない。

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  • 30

    65歳女性。体重50 kg。術後肺炎と診断され、喀痰から緑膿菌が検出された。医師の指示により、シプロフロキサシン注射液が静脈内投与された。 薬剤感受性試験結果から考えられる、この患者に最も適切な抗菌薬療法はどれか。1つ選べ。なお、薬剤はすべて注射剤である。 1 シプロフロキサシンを基本とした併用療法への変更 2 アルベカシン硫酸塩の単独療法への変更 3 ピペラシリンナトリウムの単独療法への変更 4 シプロフロキサシンの単独療法の継続 5 コリスチンメタンスルホン酸ナトリウムを基本とした併用療法への変更

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  • 31

    早期の大腸がんは症状がないことが多く、便潜血検査が早期発見に有効であることが知られている。以下の表は、免疫学的便潜血検査による大腸がんのスクリーニング結果を示したものである。         大腸がんあり 大腸がんなし 合計(人) 検査で陽性(人)   32     761    793 検査で陰性(人)    8    8669    8677 合計(人)      40    9430    9470 この検査法での感度と特異度の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 感度80.0%、特異度91.9% 2 感度80.0%、特異度99.9% 3 感度91.9%、特異度80.0% 4 感度96.0%、特異度91.9% 5 感度99.9%、特異度80.0%

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  • 32

    早期の大腸がんは症状がないことが多く、便潜血検査が早期発見に有効であることが知られている。以下の表は、免疫学的便潜血検査による大腸がんのスクリーニング結果を示したものである。         大腸がんあり 大腸がんなし 合計(人) 検査で陽性(人)   32     761    793 検査で陰性(人)    8    8669    8677 合計(人)      40    9430    9470 図は、大腸がんの多段階発がんの過程を示したものである。A及びBに該当するがん抑制遺伝子の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。[大腸がんの多段階発がん過程の模式図は画像参照] 1 A:BRCA1、B:WT1 2 A:BRCA1、B:DCC 3 A:MYC、B:MLH1 4 A:APC、B:PTEN 5 A:APC、B:DCC

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  • 33

    70歳男性。自宅にて、39 ℃の発熱及び全身倦怠感を認め、同日中に呼吸困難となったため、家族が救急搬送を依頼した。救急病院に到着後、インフルエンザウイルスの迅速抗原検出キットにて検査したところ、B型陽性であり、インフルエンザウイルス感染症と診断された。なお、インフルエンザワクチンは未接種だった。また、本人からは高熱による頭痛の訴えがあった。救命救急センター担当医師と薬剤師は、治療方針について、カンファレンスを実施した。 この患者への対応について、薬剤師が提案する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 レボフロキサシン水和物錠の投与 2 インフルエンザワクチンの接種 3 アセトアミノフェン静注液の投与 4 ペラミビル水和物注射液の投与 5 アマンタジン塩酸塩錠の投与

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  • 34

    70歳男性。自宅にて、39 ℃の発熱及び全身倦怠感を認め、同日中に呼吸困難となったため、家族が救急搬送を依頼した。救急病院に到着後、インフルエンザウイルスの迅速抗原検出キットにて検査したところ、B型陽性であり、インフルエンザウイルス感染症と診断された。なお、インフルエンザワクチンは未接種だった。また、本人からは高熱による頭痛の訴えがあった。救命救急センター担当医師と薬剤師は、治療方針について、カンファレンスを実施した。 この患者の家族から、今後のインフルエンザワクチン接種について薬剤師に質問があった。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 この患者が予防接種を受ける場合、インフルエンザは予防接種法におけるA類疾病に分類される。 2 この患者に対するインフルエンザワクチンの接種にかかる費用は、公的補助の対象とはならない。 3 インフルエンザワクチンの接種においては、鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーがある場合には注意が必要である。 4 インフルエンザワクチンの接種後、この患者に健康被害が生じた場合は、予防接種法に基づいた予防接種健康被害救済制度により救済措置を受けることができる。 5 インフルエンザワクチンは弱毒化ワクチンなので、ワクチン接種によりインフルエンザを発症することがある。

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  • 35

    43歳男性。身長170 cm、体重85 kg、喫煙歴なし。運動不足であり、食事については特に気にせず、油ものを好んでいた。今回、妻と一緒に近隣で開催の健康フェアに行き、健康相談コーナーで薬剤師に今後必要な生活習慣について相談した。その際、勤務先で実施した特定健康診査結果を持参していた。なお、これまでに健診で生活習慣の改善を指摘されていたが受診歴はなく、現在も服用薬はない。 (検査結果) 腹囲95 cm、血圧142/87 mmHg、HDL-C 38 mg/dL、中性脂肪160 mg/dL、空腹時血糖93 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値) 特定健康診査で、この男性は特定保健指導の対象になった。その原因となった検査項目として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 HDL-C 2 腹囲 3 血圧 4 空腹時血糖 5 中性脂肪

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  • 36

    43歳男性。身長170 cm、体重85 kg、喫煙歴なし。運動不足であり、食事については特に気にせず、油ものを好んでいた。今回、妻と一緒に近隣で開催の健康フェアに行き、健康相談コーナーで薬剤師に今後必要な生活習慣について相談した。その際、勤務先で実施した特定健康診査結果を持参していた。なお、これまでに健診で生活習慣の改善を指摘されていたが受診歴はなく、現在も服用薬はない。 (検査結果) 腹囲95 cm、血圧142/87 mmHg、HDL-C 38 mg/dL、中性脂肪160 mg/dL、空腹時血糖93 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値) この男性に対して行われた特定健康診査における階層化として、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 腹囲基準値以上、追加リスク1つ該当、積極的支援 2 腹囲基準値以下かつBMI≧25 kg/m^2、追加リスク3つ該当、積極的支援 3 腹囲基準値以上、追加リスク2つ該当、積極的支援 4 腹囲基準値以下かつBMI≧25 kg/m^2、追加リスク2つ該当、動機付け支援 5 腹囲基準値以上、追加リスク2つ該当、動機付け支援

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  • 37

    39歳女性。今回初めて妊娠した。8週目の妊婦健診でB型肝炎の検査を実施したところ、HBs抗原が陽性であった。 この妊婦への対応として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 HBe抗原を検査する。 2 B型肝炎ワクチンを接種する。 3 速やかに、抗HBs人免疫グロブリンを投与する。 4 エンテカビルを投与する。 5 出産まで、特に対応の必要はない。

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  • 38

    39歳女性。今回初めて妊娠した。8週目の妊婦健診でB型肝炎の検査を実施したところ、HBs抗原が陽性であった。 この妊婦から出生した児に対して行うB型肝炎ウイルス感染に関する予防処置を時系列で示した(A〜C)。正しい組合せはどれか。1つ選べ。スケジュール:生後12時間以内→A、1ヶ月→B、6ヶ月→B、9〜12ヶ月→C(Bはワクチンを複数回接種) 1 A:HBs抗原・抗体検査、B:B型肝炎ワクチン接種、C:抗HBs人免疫グロブリン投与 2 A:HBs抗原・抗体検査、B:抗HBs人免疫グロブリン投与、C:B型肝炎ワクチン接種 3 A:抗HBs人免疫グロブリン投与、B:HBs抗原・抗体検査、C:B型肝炎ワクチン接種 4 A:抗HBs人免疫グロブリン投与、B:B型肝炎ワクチン接種、C:HBs抗原・抗体検査 5 A:B型肝炎ワクチン接種、B:抗HBs人免疫グロブリン投与、C:HBs抗原・抗体検査

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  • 39

    74歳女性。身長160 cm、体重50 kg。飲酒及び喫煙歴はない。てんかんの既往があり、以下の薬剤を10年以上服用し、外来受診時には脳波検査を行ってきた。1年以上、発作は起こっていない。今回、市が主催する骨密度検診で、骨密度の低下が指摘されたので、かかりつけの医療機関を受診し血液検査と骨密度測定を実施した。その結果をもとに、医師と薬剤師がカンファレンスを行った。 (処方) フェニトイン錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (検査値) 血清クレアチニン値1.6 mg/dL、AST 32 IU/L、ALT 29 IU/L、ALP 410 IU/L、補正Ca値7.0 mg/dL、intact-PTH 92 pg/mL(標準値:10~65 pg/mL)、フェニトイン血中濃度10 ng/mL、腰椎骨密度測定値 若年成人平均値(YAM)の65% この患者の病態に関連するビタミンやミネラルについての記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 intact-PTHが高値を示していることから、血中カルシウム濃度を正常に維持するために副甲状腺の機能が亢進していることがわかる。 2 血清カルシウム値の低下は、活性型ビタミンDによるカルシウム吸収促進能が低下したことによるものである。 3 副甲状腺の機能が亢進したことにより、腎臓でのカルシウム排泄が促進され、血清カルシウム値が低下している。 4 ビタミンKを含む食品を摂取することで、腸管からのカルシウム吸収を促進することができる。 5 ホウレンソウなどに含まれるフィチン酸と一緒にカルシウムを摂取することで、効率よくカルシウムを吸収することができる。

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  • 40

    74歳女性。身長160 cm、体重50 kg。飲酒及び喫煙歴はない。てんかんの既往があり、以下の薬剤を10年以上服用し、外来受診時には脳波検査を行ってきた。1年以上、発作は起こっていない。今回、市が主催する骨密度検診で、骨密度の低下が指摘されたので、かかりつけの医療機関を受診し血液検査と骨密度測定を実施した。その結果をもとに、医師と薬剤師がカンファレンスを行った。 (処方) フェニトイン錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (検査値) 血清クレアチニン値1.6 mg/dL、AST 32 IU/L、ALT 29 IU/L、ALP 410 IU/L、補正Ca値7.0 mg/dL、intact-PTH 92 pg/mL(標準値:10~65 pg/mL)、フェニトイン血中濃度10 ng/mL、腰椎骨密度測定値 若年成人平均値(YAM)の65% 薬剤師が医師に処方提案する薬剤として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 エルカトニン注 2 アルファカルシドールカプセル 3 イバンドロン酸ナトリウム水和物注 4 アレンドロン酸ナトリウム水和物錠 5 デノスマブ皮下注

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  • 41

    68歳男性。身長168 cm、体重58 kg。6年前に胃の全摘手術を受けている。1週間前から息切れと全身倦怠感を感じていた。今回、著しい食欲不振のため食事が摂れなくなり、めまいも伴うので外来を受診した。血液検査の結果は、以下のとおりである。 (検査値) BUN 11.1 mg/dL、血清クレアチニン値0.6 mg/dL、赤血球数221×10^4/nL、Hb 9.7 g/dL、MCV 122.2 fl、MCH 43.9 pg、MCHC 35.9%、血清鉄101 ng/dL、フェリチン56 ng/dL、PT-INR 1.10、便潜血 陰性 この患者において、欠乏が疑われるビタミンはどれか。1つ選べ。 1 ビタミンB1 2 ビタミンB6 3 ビタミンB12 4 ビタミンC 5 ビタミンK

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  • 42

    68歳男性。身長168 cm、体重58 kg。6年前に胃の全摘手術を受けている。1週間前から息切れと全身倦怠感を感じていた。今回、著しい食欲不振のため食事が摂れなくなり、めまいも伴うので外来を受診した。血液検査の結果は、以下のとおりである。 (検査値) BUN 11.1 mg/dL、血清クレアチニン値0.6 mg/dL、赤血球数221×10^4/nL、Hb 9.7 g/dL、MCV 122.2 fl、MCH 43.9 pg、MCHC 35.9%、血清鉄101 ng/dL、フェリチン56 ng/dL、PT-INR 1.10、便潜血 陰性 この患者に欠乏していると考えられるビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 このビタミンの欠乏の原因の一つに、動物性食品の摂取不足があげられる。 2 このビタミンは、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。 3 このビタミンは、唾液由来のトランスコバラミンとの複合体として、小腸から吸収される。 4 このビタミンは、葉酸代謝におけるメチル基転位反応に関与する。 5 このビタミンは、生体内でチアミンピロリン酸として糖代謝に関与する。

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  • 43

    10月14日(月曜日)に小学校において、50名の児童が発熱・嘔吐・下痢の症状で欠席し、翌日にも同様の症状でさらに65名が欠席し児童の多くが病院を受診しているとの連絡が保健所にあった。早速、これらの患者のうち、60名の検体について検査を行ったところ、48名の検体から同一の病因物質を検出した。患者らの共通食は学校給食のみであり、10月11日(金曜日)に遠足のために給食を食べなかった学年に有症者がいないことから、給食が食中毒の原因と断定した。なお、衛生検査用に冷凍保存されていた同じ給食を調べた結果、原材料の鶏肉からも同じ病因物質を検出した。これを顕微鏡で観察したところ、写真の様に細長い、らせん状の形態を示していた。 下図は、病因物質(A~E)による食中毒の患者数と事件数の年次別推移を示したものである。この給食による食中毒の病因物質はどれか。1つ選べ。 1 病因物質A 2 病因物質B 3 病因物質C 4 病因物質D 5 病因物質E

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  • 44

    10月14日(月曜日)に小学校において、50名の児童が発熱・嘔吐・下痢の症状で欠席し、翌日にも同様の症状でさらに65名が欠席し児童の多くが病院を受診しているとの連絡が保健所にあった。早速、これらの患者のうち、60名の検体について検査を行ったところ、48名の検体から同一の病因物質を検出した。患者らの共通食は学校給食のみであり、10月11日(金曜日)に遠足のために給食を食べなかった学年に有症者がいないことから、給食が食中毒の原因と断定した。なお、衛生検査用に冷凍保存されていた同じ給食を調べた結果、原材料の鶏肉からも同じ病因物質を検出した。これを顕微鏡で観察したところ、写真の様に細長い、らせん状の形態を示していた。 今回、病院を受診した患者の一部には、重篤な食中毒症状がみられた。その患者に投与すべき薬剤として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 ロペラミド塩酸塩カプセル 2 5%ブドウ糖加酢酸リンゲル液 3 アトロピン硫酸塩注射液 4 d-クロルフェニラミンマレイン酸塩注射液 5 ブチルスコポラミン臭化物注射液

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  • 45

    12月に行われた少年スポーツクラブの大会で、金属製のやかんを使って、粉末のスポーツドリンクを水道水で溶かし、そのスポーツドリンクを飲んだ子供たちが吐き気や嘔吐を発症した。8人の患者が近医を受診し、血液検査及び便検査を行った。血液検査の結果、血清中の亜鉛濃度90~101 ng/dL(正常値;80~130 ng/dL)、銅濃度278~314 ng/dL(正常値;70~132 ng/dL)、セレン濃度11.2~13.2 ng/dL(正常値;10.6~17.4 ng/dL)の範囲であり、他の重金属や中毒物質は検出されなかった。また、便検査の結果、食中毒の原因と考えられる細菌及びウイルスは検出されなかった。 一方、後日、やかんに残っていたスポーツドリンクを衛生研究所で分析したところ、以下のようなイオンが検出された。 ナトリウム520 mg/L、カリウム214 mg/L、カルシウム22 mg/L、マグネシウム6 mg/L、銅200 mg/L これらの患者に対する治療薬として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 イダルシズマブ注射液 2 ナロキソン塩酸塩注射液 3 ペニシラミンカプセル 4 フルマゼニル注射液 5 プラリドキシムヨウ化物注射液

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  • 46

    12月に行われた少年スポーツクラブの大会で、金属製のやかんを使って、粉末のスポーツドリンクを水道水で溶かし、そのスポーツドリンクを飲んだ子供たちが吐き気や嘔吐を発症した。8人の患者が近医を受診し、血液検査及び便検査を行った。血液検査の結果、血清中の亜鉛濃度90~101 ng/dL(正常値;80~130 ng/dL)、銅濃度278~314 ng/dL(正常値;70~132 ng/dL)、セレン濃度11.2~13.2 ng/dL(正常値;10.6~17.4 ng/dL)の範囲であり、他の重金属や中毒物質は検出されなかった。また、便検査の結果、食中毒の原因と考えられる細菌及びウイルスは検出されなかった。 一方、後日、やかんに残っていたスポーツドリンクを衛生研究所で分析したところ、以下のようなイオンが検出された。 ナトリウム520 mg/L、カリウム214 mg/L、カルシウム22 mg/L、マグネシウム6 mg/L、銅200 mg/L この中毒の原因となった物質の解毒にはたらく生体分子はどれか。1つ選べ。 1 カタラーゼ 2 グルタチオンペルオキシダーゼ 3 シトクロムP450 4 メタロチオネイン 5 ビリルビン

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    連日、猛暑のために熱中症警戒アラートが発表されている。そこで、高校の体育教員が経口補水液を買いに薬局に来て、薬剤師に熱中症や暑さ指数(WBGT)について質問をした。 熱中症や暑さ指数(WBGT)に関する説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 熱中症は、体内の水分や電解質が欠乏することで起こる健康障害です。 2 熱中症は、屋内でも起こることがあるので、特に厚手の衣類を着用するスポーツでは注意が必要です。 3 同じ気温でも、湿度が高いときほど熱中症の危険性は高くなります。 4 暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標で、℃の単位で表されます。 5 暑さ指数(WBGT)は、感覚温度図表を用いて算出されます。

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  • 48

    連日、猛暑のために熱中症警戒アラートが発表されている。そこで、高校の体育教員が経口補水液を買いに薬局に来て、薬剤師に熱中症や暑さ指数(WBGT)について質問をした。 熱中症及び暑さ指数(WBGT)について説明したところ、「近々開催する運動会の当日に暑さ指数を測定したいので、必要な器具を紹介して欲しい」との依頼があった。暑さ指数(WBGT)を求めるために必要な測定器具はどれか。2つ選べ。 1 乾球温度計 [写真] 2 湿球温度計 [写真] 3 乾カタ温度計・湿カタ温度計・ガーゼ [写真] 4 黒球温度計 [写真] 5 検知管・ガス採取器 [写真]

    1, 4

  • 49

    校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続いたため、養護教諭から学校薬剤師に相談があった。学校薬剤師がこの教室内の空気中の化学物質を検査したところ、「学校環境衛生基準」で定められている2つの物質が高濃度で検出された。 生徒の症状の原因と考えられる物質の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 原因物質1:アスベスト/原因物質2:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 2 原因物質1:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル/原因物質2:ホルムアルデヒド 3 原因物質1:ホルムアルデヒド/原因物質2:キシレン 4 原因物質1:キシレン/原因物質2:一酸化炭素 5 原因物質1:一酸化炭素/原因物質2:アスベスト

    3

  • 50

    校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続いたため、養護教諭から学校薬剤師に相談があった。学校薬剤師がこの教室内の空気中の化学物質を検査したところ、「学校環境衛生基準」で定められている2つの物質が高濃度で検出された。 前問で選択した原因物質1及び原因物質2を測定するための試験法の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 原因物質1:ガスクロマトグラフ―質量分析法/原因物質2:酵素免疫測定法 2 原因物質1:検知管法/原因物質2:ザルツマン法 3 原因物質1:検知管法/原因物質2:酵素免疫測定法 4 原因物質1:ジニトロフェニルヒドラジン誘導体化法を用いた高速液体クロマトグラフ法/原因物質2:ザルツマン法 5 原因物質1:ジニトロフェニルヒドラジン誘導体化法を用いた高速液体クロマトグラフ法/原因物質2:ガスクロマトグラフ―質量分析法

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  • 51

    23歳女性。半年前に幻覚と妄想が出現し統合失調症と診断され、リスペリドン6 mgによる治療を受けていた。精神症状は改善したが、手のふるえや筋肉が突っ張るような錐体外路症状が出現した。また、これまで規則正しかった月経が止まったとの訴えがあり、検査により高プロラクチン血症と診断された。患者から別の薬剤への変更を希望され、以下の処方へ変更することになった。 (処方) アリピプラゾール錠12 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 この患者でリスペリドン服用中に認められた副作用発生の主な機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 線条体におけるドパミンD2受容体遮断 2 線条体におけるセロトニン5-HT2A受容体遮断 3 中脳辺縁系におけるドパミンD2受容体遮断 4 中脳辺縁系におけるセロトニン5-HT2A受容体遮断 5 脳下垂体前葉におけるドパミンD2受容体遮断

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  • 52

    23歳女性。半年前に幻覚と妄想が出現し統合失調症と診断され、リスペリドン6 mgによる治療を受けていた。精神症状は改善したが、手のふるえや筋肉が突っ張るような錐体外路症状が出現した。また、これまで規則正しかった月経が止まったとの訴えがあり、検査により高プロラクチン血症と診断された。患者から別の薬剤への変更を希望され、以下の処方へ変更することになった。 (処方) アリピプラゾール錠12 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 変更後の処方薬に関する記述として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 第1世代(定型)の統合失調症治療薬と比べ錐体外路症状が発現しにくい。 2 変更後2ヶ月間は、好中球数のモニタリングが毎週必要である。 3 分布容積が大きいため、過量投与に対する処置として血液透析が有効である。 4 投与中は血糖値の定期的なモニタリングが必要である。 5 薬物治療は今後1ヶ月で終了することが見込まれる。

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  • 53

    68歳男性。体重62 kg。最近動悸が激しく息切れすることもあったが放置していた。突然、左側の手足のしびれや麻痺が発現し、言葉も出てこなくなったため、家族が救急車を要請し緊急入院となり、心房細動及び心原性脳梗塞と診断された。心不全の症状はなく、その後の治療により病状が落ち着いたため退院することになった。入院中の処方1に加え、退院時に処方2が新たに追加されることになった。また、現在の検査値は以下のとおりである。 (検査値) 血圧140/88 mmHg、心拍数110拍/分、BUN 28 mg/dL、血清クレアチニン値1.4 mg/dL、クレアチニンクリアランス42 mL/min、LDL 165 mg/dL、HDL 50 mg/dL、TG(トリグリセリド)140 mg/dL (処方1) カルベジロール錠2.5 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) エドキサバントシル酸塩水和物口腔内崩壊錠60 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方1及び2のいずれかの薬物の作用機序として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アデノシンP2Y12受容体を遮断して、血小板凝集を抑制する。 2 ビタミンKの代謝サイクルを阻害して、血液凝固を阻害する。 3 第Xa因子を阻害して、トロンビン産生を抑制する。 4 トロンボキサンA2の合成を阻害して、血小板の活性化を阻害する。 5 プラスミノーゲンをプラスミンに変換して、血栓中のフィブリンを分解する。

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  • 54

    68歳男性。体重62 kg。最近動悸が激しく息切れすることもあったが放置していた。突然、左側の手足のしびれや麻痺が発現し、言葉も出てこなくなったため、家族が救急車を要請し緊急入院となり、心房細動及び心原性脳梗塞と診断された。心不全の症状はなく、その後の治療により病状が落ち着いたため退院することになった。入院中の処方1に加え、退院時に処方2が新たに追加されることになった。また、現在の検査値は以下のとおりである。 (検査値) 血圧140/88 mmHg、心拍数110拍/分、BUN 28 mg/dL、血清クレアチニン値1.4 mg/dL、クレアチニンクリアランス42 mL/min、LDL 165 mg/dL、HDL 50 mg/dL、TG(トリグリセリド)140 mg/dL (処方1) カルベジロール錠2.5 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) エドキサバントシル酸塩水和物口腔内崩壊錠60 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方1と2を監査した病棟薬剤師が処方医に提案する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 カルベジロールを減量する。 2 エドキサバンを減量する。 3 アスピリンを追加する。 4 アトルバスタチンを追加する。 5 クロピドグレルを追加する。

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  • 55

    64歳女性。8年前に朝の手指のこわばり、多関節痛が出現し、近医にて関節リウマチと診断された。メトトレキサート(6 mg/週)でコントロールされていたが、1ヶ月前より関節症状が悪化したため入院した。入院時検査では、腫脹関節10ヶ所、圧痛関節6ヶ所、赤血球沈降速度112 mm/h、CRP 8.5 mg/dLであったことから疾患活動性が高いと判断され、インフリキシマブ(3 mg/kg)を併用することになった。なお、体温37.2 ℃、血圧94/58 mmHg、脈拍数80拍/分、ALT 80 IU/L、AST 88 IU/Lであった。 この患者の治療における薬剤師の対応として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 入院時検査で軽度肝機能障害が認められるので、ホリナートカルシウム錠の投与を医師に提案した。 2 この患者のB型肝炎ウイルス感染の有無を確認した。 3 この患者の結核の既往の有無を確認した。 4 インフリキシマブ投与によりinfusion reactionが認められた場合は、メトトレキサートの増量が必要と医師に情報提供した。 5 咳や喉の痛み等風邪の症状が出た場合は、すぐに医師、看護師、薬剤師等に連絡するように患者に伝えた。

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  • 56

    64歳女性。8年前に朝の手指のこわばり、多関節痛が出現し、近医にて関節リウマチと診断された。メトトレキサート(6 mg/週)でコントロールされていたが、1ヶ月前より関節症状が悪化したため入院した。入院時検査では、腫脹関節10ヶ所、圧痛関節6ヶ所、赤血球沈降速度112 mm/h、CRP 8.5 mg/dLであったことから疾患活動性が高いと判断され、インフリキシマブ(3 mg/kg)を併用することになった。なお、体温37.2 ℃、血圧94/58 mmHg、脈拍数80拍/分、ALT 80 IU/L、AST 88 IU/Lであった。 メトトレキサートとインフリキシマブを投与した場合、この患者で期待される効果の機序はどれか。2つ選べ。 1 TNF-αの作用が阻害され、関節滑膜細胞の増殖が抑制される。 2 ジヒドロ葉酸還元酵素の阻害によりリンパ球の増殖が抑制され、中和抗体の産生が抑制される。 3 シクロオキシゲナーゼの阻害によりプロスタグランジン合成が抑制され、疼痛が緩和される。 4 IL-6受容体が遮断され、破骨細胞の分化が抑制される。 5 炎症局所のアデノシン受容体が遮断され、炎症反応が抑制される。

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  • 57

    62歳男性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、左室肥大と肺うっ血を認め、慢性心不全と診断された。処方1~処方3で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方4を追加して病態が安定したため、退院することになった。現在の検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 血圧120/82 mmHg、心拍数84拍/分、AST 24 IU/L、ALT 16 IU/L、BUN 18 mg/dL、血清クレアチニン値0.9 mg/dL、Na 145 mEq/L、K 2.9 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清BNP 410 pg/mL、左室駆出率EF 33% (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方3) フロセミド錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方4) エプレレノン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 この患者に対する副作用モニタリングとして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 腎機能検査値は基準値内と判断する。 2 血清電解質(Na、K、Cl)値は、いずれも基準値内と判断する。 3 徐脈と判断する。 4 今後、処方3の薬剤による血清ナトリウム値の上昇に注意する。 5 今後、処方1や処方4の薬剤により血清カリウム値が上昇しすぎないか注意する。

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  • 58

    62歳男性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、左室肥大と肺うっ血を認め、慢性心不全と診断された。処方1~処方3で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方4を追加して病態が安定したため、退院することになった。現在の検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 血圧120/82 mmHg、心拍数84拍/分、AST 24 IU/L、ALT 16 IU/L、BUN 18 mg/dL、血清クレアチニン値0.9 mg/dL、Na 145 mEq/L、K 2.9 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清BNP 410 pg/mL、左室駆出率EF 33% (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方3) フロセミド錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方4) エプレレノン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 この患者に追加された処方4の薬物の作用として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 心臓のアドレナリンβ1受容体を遮断して、BNP値を低下させる。 2 アンジオテンシン変換酵素を阻害して、心筋の線維化を抑制する。 3 心筋に直接作用して心収縮力を高めて、左室駆出率を改善する。 4 ヘンレ係蹄上行脚においてNa+とCl-の再吸収を抑制して、むくみを改善する。 5 遠位尿細管及び集合管においてアルドステロン受容体を遮断して、尿中へのK+の排泄を抑制する。

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  • 59

    45歳男性。体重45 kg。10年前に全結腸型潰瘍性大腸炎と診断され、寛解・再燃を繰り返した後、メサラジン1,500 mg/日、アザチオプリン50 mg/日で寛解維持されていた。2ヶ月前より大腸炎が再燃し、上の処方で効果不十分であったため、以下の処方にて寛解導入することになった。 (処方1) タクロリムスカプセル1 mg 1回1カプセル(1日2カプセル) 1日2回 朝夕食後 3日分 (処方2) アダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注80 mg ペン0.8 mL 1回160 mg 2本(1回分) 薬剤師のこの患者への説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の薬剤は血中濃度を測定しながら服用カプセル数を調節します。 2 処方1の薬剤は腎障害が起こりやすいので、尿量の減少などがあれば薬剤師に相談してください。 3 処方1の薬剤は低血糖になりやすいので、異常な空腹感や冷や汗、動悸があるときはすぐに糖分を摂取してください。 4 処方2の薬剤は今回のみの使用で終了します。 5 処方2の薬剤の使用直後に、まれにふらつきや息苦しさを感じることがありますが、しばらく安静にすると自然に治まります。

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  • 60

    45歳男性。体重45 kg。10年前に全結腸型潰瘍性大腸炎と診断され、寛解・再燃を繰り返した後、メサラジン1,500 mg/日、アザチオプリン50 mg/日で寛解維持されていた。2ヶ月前より大腸炎が再燃し、上の処方で効果不十分であったため、以下の処方にて寛解導入することになった。 (処方1) タクロリムスカプセル1 mg 1回1カプセル(1日2カプセル) 1日2回 朝夕食後 3日分 (処方2) アダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注80 mg ペン0.8 mL 1回160 mg 2本(1回分) 処方1及び2のいずれかの薬物に期待される効果の機序はどれか。2つ選べ。 1 TNF-αに結合して、TNF-αとその受容体の結合を阻害する。 2 ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、サイトカイン受容体を介した細胞内情報伝達を抑制する。 3 ロイコトリエンの産生を阻害して、白血球の組織への浸潤を抑制する。 4 プリン塩基の合成を阻害して、リンパ球の増殖を抑制する。 5 カルシニューリンを阻害して、T細胞におけるIL-2などのサイトカイン産生を抑制する。

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  • 61

    70歳女性。高血圧、心筋梗塞の既往あり。処方1~処方3の薬剤を服用していたが、脂質異常症の治療効果不十分のため処方4が追加された。現在の身体所見等は以下のとおりである。 身体所見:身長155 cm、体重56 kg、血圧118/75 mmHg、脈拍数67拍/分(整) 血液検査:AST 30 IU/L、ALT 28 IU/L、血清クレアチニン値0.75 mg/dL、BUN 17 mg/dL、HDL 42 mg/dL、LDL 122 mg/dL、TG(トリグリセリド)110 mg/dL (処方1) アスピリン腸溶錠100 mg 1回1錠(1日1錠) ラベプラゾールNa錠5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) テルミサルタン40 mg/アムロジピンベシル酸塩5 mg 配合錠 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方3) ロスバスタチン口腔内崩壊錠10 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方4) エゼチミブ錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 処方1~処方4のいずれかの薬物の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 胆汁酸を吸着して小腸での再吸収を阻害して、コレステロールの胆汁酸への異化を促進する。 2 アンジオテンシン変換酵素を阻害して、ブラジキニンの分解を抑制する。 3 電位依存性L型Ca2+チャネルを遮断して、細動脈を拡張させる。 4 ミクロソームトリグリセリド転送タンパク質(MTP)に結合して、アポタンパク質Bへのトリグリセリドの転送を阻害する。 5 シクロオキシゲナーゼを阻害して、血小板におけるトロンボキサンA2産生を抑制する。

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  • 62

    70歳女性。高血圧、心筋梗塞の既往あり。処方1~処方3の薬剤を服用していたが、脂質異常症の治療効果不十分のため処方4が追加された。現在の身体所見等は以下のとおりである。 身体所見:身長155 cm、体重56 kg、血圧118/75 mmHg、脈拍数67拍/分(整) 血液検査:AST 30 IU/L、ALT 28 IU/L、血清クレアチニン値0.75 mg/dL、BUN 17 mg/dL、HDL 42 mg/dL、LDL 122 mg/dL、TG(トリグリセリド)110 mg/dL (処方1) アスピリン腸溶錠100 mg 1回1錠(1日1錠) ラベプラゾールNa錠5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) テルミサルタン40 mg/アムロジピンベシル酸塩5 mg 配合錠 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方3) ロスバスタチン口腔内崩壊錠10 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方4) エゼチミブ錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 この患者の脂質異常症の治療に関して、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 HDLの目標値は45 mg/dL未満である。 2 LDLの管理目標値は、既往歴のない患者の目標値(140 mg/dL)より低く設定されている。 3 TGが管理目標値以上であるため、ベザフィブラートの追加が必要である。 4 処方3の薬剤の吸収が低下するため、処方4は服用時間を夕食後に変更する。 5 処方4の薬剤の追加で十分な効果が得られない場合は、プロブコールをさらに併用する。

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  • 63

    33歳女性。最近体重が減少し、手指振戦、動悸、多汗があるため受診した。身体所見として眼球突出、びまん性甲状腺腫がありバセドウ病と診断され、薬局に以下の処方箋を持参した。なお、患者は動悸や振戦がひどくて辛いと話している。検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 脈拍数115拍/分、遊離サイロキシン(FT4)4 ng/dL、遊離トリヨードサイロニン(FT3)10 pg/mL、甲状腺刺激ホルモン(TSH)0.05 nU/mL以下、TSH受容体抗体陽性 (処方1) チアマゾール錠5 mg 1回3錠(1日3錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) プロプラノロール塩酸塩錠10 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 処方1及び処方2のいずれかの薬物の作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 分解酵素活性化によるトリヨードサイロニンの分解促進 2 合成酵素阻害によるサイロキシンの合成阻害 3 TSH受容体遮断による振戦の改善 4 アドレナリンβ1受容体遮断による動悸の改善 5 アドレナリンβ2受容体遮断による甲状腺ホルモンの遊離抑制

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  • 64

    33歳女性。最近体重が減少し、手指振戦、動悸、多汗があるため受診した。身体所見として眼球突出、びまん性甲状腺腫がありバセドウ病と診断され、薬局に以下の処方箋を持参した。なお、患者は動悸や振戦がひどくて辛いと話している。検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 脈拍数115拍/分、遊離サイロキシン(FT4)4 ng/dL、遊離トリヨードサイロニン(FT3)10 pg/mL、甲状腺刺激ホルモン(TSH)0.05 nU/mL以下、TSH受容体抗体陽性 (処方1) チアマゾール錠5 mg 1回3錠(1日3錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) プロプラノロール塩酸塩錠10 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 この患者への薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 妊娠の有無を再確認する。 2 服用開始後2ヶ月間は原則として2週に1回、白血球や好中球の検査が必要と伝える。 3 手指振戦や動悸の軽減には通常数週間かかると伝える。 4 処方薬服用後に発熱しても、それはバセドウ病の症状であり、薬の副作用ではないと伝える。 5 手指振戦等の自覚症状がなくなったら、両処方の服用は終了すると伝える。

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  • 65

    48歳男性。ぜん息の治療でシムビコートタービュヘイラー(ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物配合)を使用している。人間ドックの眼圧検査により、高眼圧を指摘されたため、眼科を受診した。視力は右眼0.4、左眼0.5、眼圧は右29 mmHg、左25 mmHg、視神経乳頭陥凹が認められ、原発開放隅角緑内障と診断された。処方1で薬物療法を行い、1ヶ月後の検査で眼圧は両眼ともに22 mmHgに低下したが、効果不十分として処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%5 mL 1本 1回1滴 1日1回 夕 両目点眼 (処方2) ブリンゾラミド懸濁性点眼液1%5 mL 1本 1回1滴 1日2回 朝夕 両目点眼 服薬指導時の薬剤師の説明内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 結膜嚢内に点眼する。 2 点眼後は瞬きしてよくなじませる。 3 夕に点眼する場合は処方1の薬剤から点眼し、1分後に処方2の薬剤を点眼する。 4 点眼後は一時的に目がかすむことがあるので、症状が回復するまで自動車の運転等はしない。 5 十分効果が得られない場合は、1回2滴まで点眼可能である。

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  • 66

    48歳男性。ぜん息の治療でシムビコートタービュヘイラー(ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物配合)を使用している。人間ドックの眼圧検査により、高眼圧を指摘されたため、眼科を受診した。視力は右眼0.4、左眼0.5、眼圧は右29 mmHg、左25 mmHg、視神経乳頭陥凹が認められ、原発開放隅角緑内障と診断された。処方1で薬物療法を行い、1ヶ月後の検査で眼圧は両眼ともに22 mmHgに低下したが、効果不十分として処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%5 mL 1本 1回1滴 1日1回 夕 両目点眼 (処方2) ブリンゾラミド懸濁性点眼液1%5 mL 1本 1回1滴 1日2回 朝夕 両目点眼 処方2の追加でも効果不十分であったため、処方1及び処方2とは作用機序が異なる薬物を処方3として追加することとなった。追加する処方3の薬物の作用機序として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アドレナリンβ2受容体を遮断して、房水の産生を抑制する。 2 プロスタノイドFP受容体を刺激して、ぶどう膜強膜からの房水流出を促進する。 3 炭酸脱水酵素を阻害して、房水の産生を抑制する。 4 Rhoキナーゼ(ROCK)を阻害して、シュレム管からの房水流出を促進する。 5 アドレナリンα2受容体を遮断して、ぶどう膜強膜からの房水流出を促進する。

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  • 67

    48歳女性。月経あり。乳がん(ER及びPgR陽性、HER2陰性)と診断され左乳房部分切除及び腋窩リンパ節郭清術を受けた。術後化学療法として、シクロホスファミド600 mg/m2、エピルビシン100 mg/m2を3週毎に4サイクルを終了し、パクリタキセル80 mg/m2を3週投与、1週休薬の4サイクルを開始している。卵巣機能は回復しており、術後化学療法終了後にタモキシフェンによる治療を検討中であるが、本患者においてはタモキシフェンと他剤との併用療法も選択可能である。担当薬剤師は3次資料を用いて、タモキシフェン単独療法と他剤との併用療法の有用性を調査することにした。 この場合用いる資料として優先順位が高いのはどれか。2つ選べ。ただし、これらの資料は調査時の最新版を用いることとする。 1 Drug Interaction: Analysis and Management 2 診療ガイドライン 3 UpToDate 4 Drugs in Pregnancy and Lactation: A Reference Guide to Fetal and Neonatal Risk 5 重篤副作用疾患別対応マニュアル

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  • 68

    48歳女性。月経あり。乳がん(ER及びPgR陽性、HER2陰性)と診断され左乳房部分切除及び腋窩リンパ節郭清術を受けた。術後化学療法として、シクロホスファミド600 mg/m2、エピルビシン100 mg/m2を3週毎に4サイクルを終了し、パクリタキセル80 mg/m2を3週投与、1週休薬の4サイクルを開始している。卵巣機能は回復しており、術後化学療法終了後にタモキシフェンによる治療を検討中であるが、本患者においてはタモキシフェンと他剤との併用療法も選択可能である。担当薬剤師は3次資料を用いて、タモキシフェン単独療法と他剤との併用療法の有用性を調査することにした。 調べた結果、術後化学療法後に卵巣機能が回復している場合、タモキシフェンに薬物Aを併用することが推奨されていた。なお、薬物Aは、この患者で術後化学療法として用いられた薬物とは作用機序が異なるものであった。薬物Aの作用機序として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 微小管タンパク質の脱重合を阻害して、細胞分裂を抑制する。 2 DNAの塩基対にインターカレーションして、DNA依存性RNAポリメラーゼを阻害する。 3 エストロゲン受容体に結合して、内因性のエストロゲンと競合し抗腫瘍作用を発揮する。 4 DNAをアルキル化して、DNA合成を阻害する。 5 持続的な性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)受容体の刺激により脱感作を引き起して、ゴナドトロピンの遊離を抑制する。

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  • 69

    薬剤師が特別養護老人ホームを訪問した時、施設の看護師から入所者が内服薬を服用しないので困っているとの相談を受けた。処方は朝食後にドネペジル塩酸塩錠10 mgを1錠であった。現状を踏まえ、主治医に対し次回からリバスチグミン経皮吸収型製剤への変更を提案した。 薬剤変更を提案するにあたって、薬剤師が主治医に確認することとして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 患者が錠剤を飲まない時に貼付し、両剤を併用すること 2 患者が軽・中程度のアルツハイマー型認知症であること 3 患者が過去に貼付剤によってかぶれたことがあるか 4 薬剤変更後、毎週の増量が必要なこと 5 患者に腎機能障害がないこと

    2, 3

  • 70

    薬剤師が特別養護老人ホームを訪問した時、施設の看護師から入所者が内服薬を服用しないので困っているとの相談を受けた。処方は朝食後にドネペジル塩酸塩錠10 mgを1錠であった。現状を踏まえ、主治医に対し次回からリバスチグミン経皮吸収型製剤への変更を提案した。 リバスチグミン経皮吸収型製剤の特徴として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 背部又は胸部に貼付したとき、リバスチグミンの吸収には貼付部位間で差が認められない。 2 繰り返し貼付することで血漿中濃度は定常状態に達する。 3 肝初回通過効果を受けない。 4 主たる吸収経路は、皮膚における汗腺や毛穴などの付属器官である。 5 急激な血漿中濃度の上昇が回避される。

    4

  • 71

    17歳男性。病的骨折を起こして精査の中で左脛骨骨肉腫と診断された。左膝関節離断術の後、翌月からメトトレキサート12 g/m2/日、ドキソルビシン30 mg/m2/日、シスプラチン120 mg/m2/日による術後化学療法が開始された(全投与期間16週間、9コースから成るMAP法)。入院時の検査値、持参した一般用医薬品は以下のとおりであった。 (入院時の検査値) 白血球数5,300/nL、好中球数3,000/nL、Hb 12.1 g/dL、血小板数251×10^3/nL、AST 21 IU/L、ALT 22 IU/L、血清クレアチニン値0.82 mg/dL、eGFR 107 mL/min/1.73 m^2 (入院時に持参した一般用医薬品) ファモチジン錠、ロキソプロフェン錠、ポビドンヨードうがい薬、酸化マグネシウム錠 この患者において、術後化学療法の施行中も、持参した一般用医薬品の服用を継続した場合、発現する可能性が最も高い薬物間相互作用はどれか。1つ選べ。 1 ドキソルビシンが、UGT1A1を介したメトトレキサートのポリグルタミン酸化を阻害する。 2 ファモチジンが、ジヒドロ葉酸還元酵素を介したメトトレキサートの代謝を阻害する。 3 シスプラチンが、尿細管における有機カチオントランスポーターOCT2を介したメトトレキサートの再吸収を阻害する。 4 酸化マグネシウムが、P-糖タンパク質を介したメトトレキサートの腸肝循環を阻害する。 5 ロキソプロフェンが、尿細管における有機アニオントランスポーターOAT3を介したメトトレキサートの分泌を阻害する。

    5

  • 72

    17歳男性。病的骨折を起こして精査の中で左脛骨骨肉腫と診断された。左膝関節離断術の後、翌月からメトトレキサート12 g/m2/日、ドキソルビシン30 mg/m2/日、シスプラチン120 mg/m2/日による術後化学療法が開始された(全投与期間16週間、9コースから成るMAP法)。入院時の検査値、持参した一般用医薬品は以下のとおりであった。 (入院時の検査値) 白血球数5,300/nL、好中球数3,000/nL、Hb 12.1 g/dL、血小板数251×10^3/nL、AST 21 IU/L、ALT 22 IU/L、血清クレアチニン値0.82 mg/dL、eGFR 107 mL/min/1.73 m^2 (入院時に持参した一般用医薬品) ファモチジン錠、ロキソプロフェン錠、ポビドンヨードうがい薬、酸化マグネシウム錠 この患者に対して、第1週目(1コース目)のメトトレキサートを6時間単独静脈内投与することになった。医療チーム内で薬剤師が確認する事項として、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 メトトレキサート初回投与翌日より葉酸錠の内服を開始すること 2 メトトレキサート初回投与終了後よりホリナートカルシウム注を静注すること 3 メトトレキサート投与前日よりアセタゾラミド錠を内服していること 4 メトトレキサート投与翌日より24時間おきに3日間治療薬物モニタリング(TDM)を実施すること 5 メトトレキサート投与前日より持参したロキソプロフェン錠を使用中止すること

    1

  • 73

    48歳男性。気管支ぜん息の既往があり、処方1及び処方2の薬剤を継続して使用している。この患者はテオフィリンの治療薬物モニタリング(TDM)を実施しており、定常状態の血中濃度は15 ng/mLであった。しかしここ数日、腹痛や吐き気が強く、今日は仕事も休んでいるとかかりつけ薬剤師に相談があった。聴き取りにより2日前からピロリ菌の除菌療法(処方3)をしていることが判明した。速やかにかかりつけ医を受診するように指示し、当該医師にも連絡を取った。その後、この患者について、受診時のテオフィリンの血中濃度が40 ng/mLであることを医師に確認した。なお、アドヒアランスは良好であることを確認している。 (処方1) ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物吸入液 1回2吸入 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方2) テオフィリン徐放錠200 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方3) ボノプラザン錠20 mg 1回1錠(1日2錠) アモキシシリンカプセル250 mg 1回3カプセル(1日6カプセル) クラリスロマイシン錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 7日分 薬剤師がこの患者のテオフィリン中毒の要因と考えた内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 ピロリ菌の除菌療法による胃内環境の変化 2 ボノプラザンによる胃内pHの上昇 3 腎薬物トランスポーターを介したアモキシシリンとの競合阻害 4 クラリスロマイシンによる肝薬物代謝酵素阻害 5 ぜん息症状によるテオフィリン感受性の増大

    4

  • 74

    48歳男性。気管支ぜん息の既往があり、処方1及び処方2の薬剤を継続して使用している。この患者はテオフィリンの治療薬物モニタリング(TDM)を実施しており、定常状態の血中濃度は15 ng/mLであった。しかしここ数日、腹痛や吐き気が強く、今日は仕事も休んでいるとかかりつけ薬剤師に相談があった。聴き取りにより2日前からピロリ菌の除菌療法(処方3)をしていることが判明した。速やかにかかりつけ医を受診するように指示し、当該医師にも連絡を取った。その後、この患者について、受診時のテオフィリンの血中濃度が40 ng/mLであることを医師に確認した。なお、アドヒアランスは良好であることを確認している。 (処方1) ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物吸入液 1回2吸入 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方2) テオフィリン徐放錠200 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方3) ボノプラザン錠20 mg 1回1錠(1日2錠) アモキシシリンカプセル250 mg 1回3カプセル(1日6カプセル) クラリスロマイシン錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 7日分 この患者が処方2の薬剤の服用を中止し、テオフィリンの血中濃度が15 ng/mLに低下するまでに要する時間として最も近いのはどれか。1つ選べ。ただし、テオフィリンの血中動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、血中消失半減期は6.9時間とする。なお、ln2 = 0.69、ln3 = 1.10とする。 1 8時間 2 10時間 3 12時間 4 14時間 5 16時間

    2

  • 75

    27歳男性。体重50 kg。父をドナーとする生体腎移植治療が予定されている。7日後の移植術を控え、術後に用いるタクロリムスの投与設計を薬剤師が依頼された。 この患者にタクロリムスを経口投与し、24時間採血を行った際の血中濃度時間曲線下面積(AUC0-∞)は120 ng・h/L、一次モーメント曲線下面積(AUMC0-∞)は1,320 ng・h^2/Lであった。また、タクロリムス0.5 mgを急速静注した直後の血中濃度は10 ng/mLであった。この患者にタクロリムスを1日1回経口投与し、定常状態における平均血中濃度を10 ng/mLとしたい。適切な投与量(mg)に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、タクロリムスの吸収速度定数を1.0 h^-1とし、バイオアベイラビリティを0.2とする。また、タクロリムスの体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、反復投与によってタクロリムスの体内動態は変化しないものとする。 1 1.0 2 1.2 3 3.0 4 5.5 5 6.0

    5

  • 76

    27歳男性。体重50 kg。父をドナーとする生体腎移植治療が予定されている。7日後の移植術を控え、術後に用いるタクロリムスの投与設計を薬剤師が依頼された。 術前の投与設計によって、タクロリムスカプセルの投与を手術当日夕食後より開始した。7日後に退院予定であるが、病棟担当薬剤師が行う患者への指導内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 クロレラの摂取を控える。 2 加熱調理した野菜の摂取を控える。 3 グレープフルーツの摂取を控える。 4 乾燥弱毒生風しんワクチンの接種を控える。 5 インフルエンザHAワクチンの接種を控える。

    3, 4

  • 77

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 母集団薬物動態解析及びこの患者の投与量決定に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 患者集団の平均的な薬物動態パラメータは、年齢、体重、Vdが同じ患者群を母集団として解析することで得られる。 2 バンコマイシンのクリアランスは最小発育阻止濃度(MIC)により影響をうける。 3 この患者の投与量決定には分布容積60.7 Lとクリアランス2.5 L/hを用いた。 4 患者の1点の血中濃度測定値、患者情報、及び母集団パラメータとその変動要因を用いて、ベイジアン法により患者個々の薬物動態パラメータが推定できる。 5 母集団パラメータを求めるためには、集団ごとに血液採取時間を一定にする必要がある。

    3, 4

  • 78

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 バンコマイシンの治療効果及び副作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ペンタペプチドC末端のD-Ala-D-Alaに結合して、細胞壁合成を抑制する。 2 細菌リボソーム30Sサブユニットに結合して、タンパク質合成を抑制する。 3 翻訳過程の50S開始複合体の形成を阻害して、タンパク質合成を抑制する。 4 ヒスタミンの遊離を促進して、レッドネック症候群を引き起こす。 5 非ステロイド性抗炎症薬との併用により、痙れんを引き起こす。

    1, 4

  • 79

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 バンコマイシン投与後の副作用確認のために薬剤師が行うモニタリングとして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 投与直後はアナフィラキシーショックが発現することがあるので、皮疹や呼吸困難の有無を確認する。 2 高血圧が発現しやすいので、朝晩の血圧を確認する。 3 第8脳神経障害の副作用が発現することがあるので、視力を確認する。 4 低アルブミン血症の発現頻度が高いので、面談時に全身のむくみを確認する。 5 腎障害が発現することがあるので、血清クレアチニン値や尿量を確認する。

    1, 5

  • 80

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 バンコマイシン投与開始後、以下の経過をたどった。 1日目 (バイパス術施行後4日目)バンコマイシン点滴静注用の投与開始。 3日目 血液サンプルの細菌培養でMRSA陽性。そのMICは2.0 ng/mL。 7日目 体温36.5 ℃。 10日目 CRP 0.2 mg/dL。体温36.2 ℃。白血球数2,500/nL。 以上の治療経過を踏まえた病棟担当薬剤師の主治医への対応について、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 バンコマイシン散への変更を提案した。 2 バンコマイシンの目標血中濃度は15 ng/mLにするべきであると提案した。 3 既に解熱しているので、バンコマイシンを全期間投与せず、早期終了を提案した。 4 再度、喀痰、血液、尿、鼻汁の細菌検査を依頼するよう提案した。 5 バンコマイシンによる血球減少を疑い、投与中止を提案した。

    5

  • 81

    55歳男性。2型糖尿病。内服薬による血糖のコントロールが不良のため、インスリン導入の目的で教育入院を行い、超速効型インスリンの投与が開始された。しかし退院後、仕事が多忙のため自己注射が不規則になった。現状の改善が図れないことから、かかりつけ薬剤師が処方医にトレーシングレポートを書き、使用製剤の見直しについて処方提案を行った。その結果、次回来局時には以下のように変更された処方箋を持参した。 (処方) ライゾデグ配合注フレックスタッチ(注) 1回12単位 1日1回 朝食直前 (注)インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組換え)溶解インスリンアナログ注射液 (模式図あり) 生活の状況を考慮して処方変更となった患者への説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 以前処方されていた超速効型インスリンも併用する。 2 注射をする前に、十分に転倒混和して懸濁させる。 3 注射を忘れた日は、空腹時でも注射する。 4 風邪に伴う発熱や悪寒が現われても自己判断で中止しない。 5 血糖値に応じて適宜注入単位を調整する。

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  • 82

    55歳男性。2型糖尿病。内服薬による血糖のコントロールが不良のため、インスリン導入の目的で教育入院を行い、超速効型インスリンの投与が開始された。しかし退院後、仕事が多忙のため自己注射が不規則になった。現状の改善が図れないことから、かかりつけ薬剤師が処方医にトレーシングレポートを書き、使用製剤の見直しについて処方提案を行った。その結果、次回来局時には以下のように変更された処方箋を持参した。 (処方) ライゾデグ配合注フレックスタッチ(注) 1回12単位 1日1回 朝食直前 (注)インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組換え)溶解インスリンアナログ注射液 (模式図あり) 図は、皮下投与後のインスリンアナログの動態を示している。インスリンアナログの動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 本製剤中で、インスリン デグルデクは、難水溶性で安定なダイヘキサマーとして存在する。 2 本製剤中で、インスリン アスパルト及びインスリン デグルデクは、アルブミンと結合し安定化されている。 3 本製剤を皮下投与後、インスリン アスパルトのヘキサマーは、皮下組織において速やかにモノマーに解離する。 4 本製剤を皮下投与後、インスリン デグルデクのダイヘキサマーは、皮下組織でマルチヘキサマーを形成した後、徐々にモノマーに解離する。 5 インスリン アスパルトは、循環血中でアルブミンに強く結合し、標的組織に移行する。

    3, 4

  • 83

    72歳男性。経口血糖降下薬を用いた治療を受けていたが、健康診断にて腎機能は正常であるが肝機能の異常を指摘され、精査目的で入院となった。病棟担当薬剤師が入院時持参薬の鑑別結果をもとに初回面談の際に指導を行う予定である。 (持参薬) グリメピリド錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 ビルダグリプチン錠50 mg 1回1錠(1日2錠) メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 30日分 【問279で用いるイオパミドール注射液3製剤の情報】 ただし、37 ℃における水の粘度0.70 mPa・sとする。

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  • 84

    72歳男性。経口血糖降下薬を用いた治療を受けていたが、健康診断にて腎機能は正常であるが肝機能の異常を指摘され、精査目的で入院となった。病棟担当薬剤師が入院時持参薬の鑑別結果をもとに初回面談の際に指導を行う予定である。 (持参薬) グリメピリド錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 ビルダグリプチン錠50 mg 1回1錠(1日2錠) メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 30日分 【問279で用いるイオパミドール注射液3製剤の情報】 ただし、37 ℃における水の粘度0.70 mPa・sとする。

    1, 2

  • 85

    32歳女性。全大腸型潰瘍性大腸炎と診断され、プレドニゾロンで加療していたが再燃を繰り返したため、プレドニゾロンをインフリキシマブのバイオシミラー製剤に変更したところ軽快した。インフリキシマブに変更して6ヶ月目に全身倦怠感と顔面(頬部)の広範な紅斑を認め、TNF阻害薬誘発性のループス様症状と診断された。 インフリキシマブのバイオシミラーに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 先行バイオ医薬品の欠点を改良した完全ヒト化抗体である。 2 先行バイオ医薬品と同一の糖鎖を有する。 3 先行バイオ医薬品と同等/同質の安全性、有効性を有する。 4 臨床試験において、生物学的同等性試験による評価が必要である。 5 先行バイオ医薬品と同一の細胞を用いて製造される。

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  • 86

    32歳女性。全大腸型潰瘍性大腸炎と診断され、プレドニゾロンで加療していたが再燃を繰り返したため、プレドニゾロンをインフリキシマブのバイオシミラー製剤に変更したところ軽快した。インフリキシマブに変更して6ヶ月目に全身倦怠感と顔面(頬部)の広範な紅斑を認め、TNF阻害薬誘発性のループス様症状と診断された。 ループス様症状は、インフリキシマブ投与の中止と高用量のプレドニゾロン投与により軽快した。このとき、消化性潰瘍の予防として使用されたのはどれか。1つ選べ。 1 メサラジン 2 アレンドロン酸 3 フェブキソスタット 4 エトドラク 5 ランソプラゾール

    5

  • 87

    54歳女性。体重60 kg。腋窩リンパ節転移が著明な進行性乳がんと診断され、トラスツズマブを含む化学療法を継続していた。最近の画像検査にて肝転移を認めたため、以下の化学療法を施行することとなった。 薬品名/投与経路/投与時間 ①生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 ②トラスツズマブ エムタンシン(注)3.6 mg/kg + 生理食塩液250 mL/点滴静注/90分 ③生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 1クールの日数:21日 (注)トラスツズマブに抗がん薬DM1が結合した構造を有する薬剤で、白色の塊である。 本化学療法レジメンの運用に際して院内で合意された内容のうち、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 ①の生理食塩液は省略できる。 2 ②のトラスツズマブ エムタンシンの投与時間は初回に限り30分に短縮できる。 3 ②のトラスツズマブ エムタンシンは5%ブドウ糖液で溶解する。 4 ③の生理食塩液は省略できる。 5 ②のトラスツズマブ エムタンシン溶解液はインラインフィルターを用いて投与する。

    5

  • 88

    54歳女性。体重60 kg。腋窩リンパ節転移が著明な進行性乳がんと診断され、トラスツズマブを含む化学療法を継続していた。最近の画像検査にて肝転移を認めたため、以下の化学療法を施行することとなった。 薬品名/投与経路/投与時間 ①生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 ②トラスツズマブ エムタンシン(注)3.6 mg/kg + 生理食塩液250 mL/点滴静注/90分 ③生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 1クールの日数:21日 (注)トラスツズマブに抗がん薬DM1が結合した構造を有する薬剤で、白色の塊である。 トラスツズマブ エムタンシン製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 有効成分は、分子標的薬である核酸医薬と抗がん薬DM1が結合した核酸薬物複合体である。 2 有効成分は、ヒト上皮増殖因子と抗がん薬DM1が結合したタンパク質薬物複合体である。 3 有効成分は、点滴静注後、ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)を標的として抗がん薬DM1を能動的にターゲティングする。 4 有効成分が細胞内に取り込まれた後、リソソーム内で抗がん薬DM1を遊離する。 5 有効成分が細胞膜上の受容体に結合した後、遊離した抗がん薬DM1が細胞膜に傷害を引き起こす。

    3, 4

  • 89

    近隣で喫茶店を営む高齢男性から、体調変化に関してかかりつけ薬剤師に相談があった。以前から神経因性疼痛があり、一般用医薬品の芍薬甘草湯を服用しているが、「最近、足がむずむずして気持ち悪いことが多く、夜も寝られないことがある。」とのことだった。近医を紹介し、お薬手帳を持参の上で受診するように提案した。その後、紹介した医師より、ドパミンアゴニスト使用不可のレストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)と診断され、以下の処方を考えている旨の連絡がこのかかりつけ薬剤師にあった。 ガバペンチン エナカルビル錠(注)300 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 夕食後 14日分 (注)徐放錠である。 かかりつけ薬剤師が、患者や医師に対して行う処方薬に関する説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 飲みにくい場合は、自身で飲みやすいサイズに分割するように患者に説明する。 2 用量調整が必要になるので、肝機能検査値を医師に確認する。 3 芍薬甘草湯は併用できないので、服用中止を患者に説明する。 4 霧視等の眼障害について、診察時に医師から説明を受けたかについて患者に確認する。 5 眠気等が起こることがあるので自動車の運転は控えることを患者に説明する。

    4, 5

  • 90

    近隣で喫茶店を営む高齢男性から、体調変化に関してかかりつけ薬剤師に相談があった。以前から神経因性疼痛があり、一般用医薬品の芍薬甘草湯を服用しているが、「最近、足がむずむずして気持ち悪いことが多く、夜も寝られないことがある。」とのことだった。近医を紹介し、お薬手帳を持参の上で受診するように提案した。その後、紹介した医師より、ドパミンアゴニスト使用不可のレストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)と診断され、以下の処方を考えている旨の連絡がこのかかりつけ薬剤師にあった。 ガバペンチン エナカルビル錠(注)300 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 夕食後 14日分 (注)徐放錠である。 ガバペンチン エナカルビル及びその製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ガバペンチン エナカルビルは、ガバペンチンの経口吸収のばらつきや飽和を改善するプロドラッグである。 2 ガバペンチン エナカルビルは、カルボキシルエステラーゼによる代謝を受けて活性代謝物ガバペンチンに変換される。 3 ガバペンチン エナカルビルは、ガバペンチンと同じCa2+チャネルを介して消化管から吸収される。 4 本錠剤には、崩壊剤としてグリセリン脂肪酸エステルが含まれる。 5 本錠剤は、腸溶性を示す。

    1, 2

  • 91

    68歳女性。54歳の頃、精神科でうつ病と診断され2年間ほどセルトラリン塩酸塩錠を服用し、回復した。10年前(58歳時)に内科でパーキンソン病と診断され、レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠(1日5錠、朝2錠、昼1錠、夕2錠)で治療を開始した。3年前(65歳時)から薬の作用時間が短縮し、服用後時間が経つと安静時振戦や運動緩慢など症状の悪化が見られた。舌突出・異常運動、じっとしていられないなどの症状は出現していなかった。服用回数を5回に分割したところ症状は落ち着いた。 服用回数を分割する前に、患者に出現していた症状はどれか。1つ選べ。 1 アカシジア 2 急性ジストニア 3 遅発性ジスキネジア 4 on-off現象 5 wearing-off現象

    5

  • 92

    68歳女性。54歳の頃、精神科でうつ病と診断され2年間ほどセルトラリン塩酸塩錠を服用し、回復した。10年前(58歳時)に内科でパーキンソン病と診断され、レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠(1日5錠、朝2錠、昼1錠、夕2錠)で治療を開始した。3年前(65歳時)から薬の作用時間が短縮し、服用後時間が経つと安静時振戦や運動緩慢など症状の悪化が見られた。舌突出・異常運動、じっとしていられないなどの症状は出現していなかった。服用回数を5回に分割したところ症状は落ち着いた。 この患者は、その後、薬を頻回に内服することを考えると気分がすぐれなくなり、うつ病が再発したため、2年前(66歳時)から精神科でセルトラリン塩酸塩錠の服用を再開した。2ヶ月ほど前から、3年前(65歳時)のような症状が起こるようになったと、内科の主治医に相談があった。主治医は、新しく薬物を追加することを検討している。現在の処方は以下のとおりである。 (処方1) レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠 1回1錠(1日5錠) 1日5回 起床時、10時、14時、18時、22時 28日分 (処方2) セルトラリン塩酸塩錠50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 この患者に追加する薬物として、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 セレギリン 2 ロピニロール 3 イストラデフィリン 4 エンタカポン 5 ゾニサミド

    1

  • 93

    28歳女性。病院で受付事務の仕事をしている。半年前から起床時の体のこわばりや、手足の関節の痛みを意識するようになった。市販の鎮痛薬を飲んでいたが、徐々に増悪したため、近くの整形外科を受診したところ、関節リウマチと診断された。メトトレキサートでの治療を開始したが、症状は改善しなかった。アダリムマブの自己注射を追加することになり、自己注射について薬剤師の指導を受けるように医師から言われ来局した。 患者の検査値等は以下のとおりである。 赤血球数280×10⁴/nL、白血球数8,000/nL、血小板数12×10⁴/nL、CRP 2.8 mg/dL、血清クレアチニン値0.7 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値)、胸部X線異常なし。 薬剤師が患者に行う指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 注射後、発疹や呼吸困難が現れた場合は、すぐに医師の診察を受ける。 2 注射部位は、大腿部、腹部又は上腕部を選び、毎回、同一の場所に打つ。 3 微熱や咳が続くときには、すぐに医師の診察を受ける。 4 風しんの罹患歴がない場合は、風しんワクチンをすみやかに接種するよう指導する。 5 メトトレキサートは毎日、決まった時刻に服用を続ける。

    1, 3

  • 94

    28歳女性。病院で受付事務の仕事をしている。半年前から起床時の体のこわばりや、手足の関節の痛みを意識するようになった。市販の鎮痛薬を飲んでいたが、徐々に増悪したため、近くの整形外科を受診したところ、関節リウマチと診断された。メトトレキサートでの治療を開始したが、症状は改善しなかった。アダリムマブの自己注射を追加することになり、自己注射について薬剤師の指導を受けるように医師から言われ来局した。 患者の検査値等は以下のとおりである。 赤血球数280×10⁴/nL、白血球数8,000/nL、血小板数12×10⁴/nL、CRP 2.8 mg/dL、血清クレアチニン値0.7 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値)、胸部X線異常なし。 アダリムマブの自己注射を開始後、関節リウマチの症状は軽快して、患者は大変喜んでいたが、約6ヶ月後、次第に湿性の咳と全身倦怠感が出現するようになった。 (検査値及び所見) 赤血球沈降速度30 mm/h(基準値3〜15)、CRP 1.0 mg/dL、HbA1c 5.4%(NGSP値)、インターフェロンガンマ遊離試験陽性 この状況に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 関節リウマチの再燃が疑われる。 2 糖尿病発症の可能性がある。 3 結核感染が疑われる。 4 アバタセプトの併用を検討する必要がある。 5 アダリムマブの投与中止を検討する必要がある。

    3, 5

  • 95

    58歳男性。身長162 cm、体重88 kg。10年前から健康診断で、高血圧及び高血糖を指摘されていたが放置していた。喫煙歴30年(1日10本程度)、20歳ごろよりビール大びん2本と日本酒1合程度をほぼ毎日飲酒していた。数ヶ月前より、全身倦怠感が次第に強くなってきているのを自覚していたが、本日、外出中に駅の階段で動けなくなり、救急搬送された。 (来院時の所見及び検査値) 意識は清明であり、四肢に運動・感覚障害は認めない。 血圧190/110 mmHg、心拍数72拍/分、AST 210 IU/L、ALT 150 IU/L、γ-GTP 175 IU/L、血清クレアチニン値0.71 mg/dL、血清浸透圧300 mOsm/L、血糖値310 mg/dL、HbA1c 10.5%(NGSP値)、尿糖(3+)、尿中アルブミン正常、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(3+)、浮腫(-) この患者に起きている状況として、考えられるのはどれか。2つ選べ。 1 高血圧緊急症 2 くも膜下出血 3 糖尿病性腎症 4 高浸透圧高血糖症候群 5 糖尿病性ケトアシドーシス

    1, 5

  • 96

    58歳男性。身長162 cm、体重88 kg。10年前から健康診断で、高血圧及び高血糖を指摘されていたが放置していた。喫煙歴30年(1日10本程度)、20歳ごろよりビール大びん2本と日本酒1合程度をほぼ毎日飲酒していた。数ヶ月前より、全身倦怠感が次第に強くなってきているのを自覚していたが、本日、外出中に駅の階段で動けなくなり、救急搬送された。 (来院時の所見及び検査値) 意識は清明であり、四肢に運動・感覚障害は認めない。 血圧190/110 mmHg、心拍数72拍/分、AST 210 IU/L、ALT 150 IU/L、γ-GTP 175 IU/L、血清クレアチニン値0.71 mg/dL、血清浸透圧300 mOsm/L、血糖値310 mg/dL、HbA1c 10.5%(NGSP値)、尿糖(3+)、尿中アルブミン正常、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(3+)、浮腫(-) 上記患者は、1ヶ月の入院加療後退院し、以下の処方で通院治療を続け、3年が経過した。 (処方1) メトホルミン塩酸塩錠500 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (処方2) シタグリプチンリン酸塩水和物錠50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 (処方3) アムロジピン錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 運動療法及び食事療法も指導されたとおり実践しており、処方された薬剤は指示どおり服薬していたが、飲酒はやめられないと話している。今回の検査で以下の結果となり、再教育のため入院となった。 (所見及び検査値) 入院時体重68 kg、血圧140/85 mmHg、心拍数70拍/分、AST 35 IU/L、ALT 42 IU/L、γ-GTP 162 IU/L、血清クレアチニン値2.6 mg/dL、空腹時血糖値180 mg/dL、HbA1c 8.2%(NGSP値)、尿糖(+)、尿蛋白(2+)、尿中ケトン体(-)、下肢浮腫(-) この患者に対する処方提案のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メトホルミンの増量 2 シタグリプチンをリナグリプチンに変更 3 フロセミドの追加 4 テルミサルタンの追加 5 アムロジピンの増量

    2, 4

  • 97

    43歳男性。基礎疾患はない。海外に単身赴任中。一時帰国した3日後の夕食時に体調がすぐれず、早めに就寝した。翌朝から39 ℃の発熱と発疹を認め、近医を受診し、風しんと診断された。 家族の風しん罹患歴、予防接種歴は以下のとおりである。 母(76歳、健康):子供の頃に罹患歴あり 妻(39歳、妊娠中):罹患歴なし、抗体価不明 子(6歳、健康):予防接種2回済 この患者に関する記述として、考えられるのはどれか。2つ選べ。 1 帰国途中又は帰国後に感染した。 2 DNAウイルスに感染した。 3 リンパ節の膨張が認められる。 4 白血球数が減少している。 5 発熱は2週間以上続く。

    3, 4

  • 98

    43歳男性。基礎疾患はない。海外に単身赴任中。一時帰国した3日後の夕食時に体調がすぐれず、早めに就寝した。翌朝から39 ℃の発熱と発疹を認め、近医を受診し、風しんと診断された。 家族の風しん罹患歴、予防接種歴は以下のとおりである。 母(76歳、健康):子供の頃に罹患歴あり 妻(39歳、妊娠中):罹患歴なし、抗体価不明 子(6歳、健康):予防接種2回済 この患者への対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 この患者に、療養中に他の医療機関を受診する際は、不安を与えないために風しん感染の情報を伝えないよう勧める。 2 この患者に、妻との濃厚接触を避けて療養するよう伝える。 3 この患者の母は、風しんウイルス抗体を有していると考えられると伝える。 4 この患者の妻は、今すぐ風しんワクチン接種を受ける必要があると伝える。 5 この患者の子は、今すぐ3回目の風しんワクチン接種を受ける必要があると伝える。

    2, 3

  • 99

    62歳男性。身長161 cm、体重58 kg。半年ほど前から腋窩のしこりに気づいていたが、徐々に増大してきた。1ヶ月前よりだるさと38 ℃の発熱が継続し、朝起きたときに下着が濡れているほどの汗をかくようになった。体重も減少してきたため、心配になって病院を受診した。患者の検査値等は以下のとおりである。 (検査値及び所見) AST 51 IU/L、ALT 38 IU/L、LDH 2,543 IU/L、γ-GTP 224 IU/L、血清クレアチニン値1.62 mg/dL、尿酸8.4 mg/dL、血清Na 136 mEq/L、血清K 4.5 mEq/L、血清Ca 10.0 mg/dL、血清P 3.0 mmol/L、血清アルブミン4.0 g/dL、HbA1c 5.8%(NSGP値)、白血球数15,000/nL、赤血球数250×10⁴/nL、Ht 35%、腋窩の腫瘍径は5 cm 精査の結果、悪性リンパ腫と診断されたが、リンパ節生検でリード・ステルンベルグ(Reed-Sternberg)細胞などの巨細胞は確認されなかった。 この患者の病態及び検査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 非ホジキンリンパ腫の症例と考えられる。 2 発熱、大量の寝汗及び体重減少は、B症状の典型的症状である。 3 血清カルシウム値が高いため、骨破壊が進んでいる可能性が高い。 4 遺伝子検査では、フィラデルフィア染色体が検出される可能性が高い。 5 腎機能低下は、ベンス・ジョーンズタンパク質の増加による可能性が高い。

    1, 2

  • 100

    62歳男性。身長161 cm、体重58 kg。半年ほど前から腋窩のしこりに気づいていたが、徐々に増大してきた。1ヶ月前よりだるさと38 ℃の発熱が継続し、朝起きたときに下着が濡れているほどの汗をかくようになった。体重も減少してきたため、心配になって病院を受診した。患者の検査値等は以下のとおりである。 (検査値及び所見) AST 51 IU/L、ALT 38 IU/L、LDH 2,543 IU/L、γ-GTP 224 IU/L、血清クレアチニン値1.62 mg/dL、尿酸8.4 mg/dL、血清Na 136 mEq/L、血清K 4.5 mEq/L、血清Ca 10.0 mg/dL、血清P 3.0 mmol/L、血清アルブミン4.0 g/dL、HbA1c 5.8%(NSGP値)、白血球数15,000/nL、赤血球数250×10⁴/nL、Ht 35%、腋窩の腫瘍径は5 cm 精査の結果、悪性リンパ腫と診断されたが、リンパ節生検でリード・ステルンベルグ(Reed-Sternberg)細胞などの巨細胞は確認されなかった。 この患者は入院してR-CHOP療法を施行することになった。 【R-CHOP療法】

    4

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    FP技能検定3級 学科試験 2024年5月

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    社会保険労務士試験 第57回 選択式 令和7年度(2025年)

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    基本情報技術者試験 令和6年度(2024年) 科目A 公開問題

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    2級建築施工管理技士試験 第一次検定 令和7年度後期(2025年)

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)12月実施

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)10月実施

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    応用情報技術者試験 令和7年度(2025年)秋期 午前

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    理学療法士国家試験 第60回 午前(2025年2月)

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    理学療法士国家試験 第60回 午後(2025年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午前(2024年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午後(2024年2月)

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    第一種衛生管理者試験 令和8年4月公表問題

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    中小企業診断士 1次試験 経営法務 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 企業経営理論 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 経営情報システム 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 運営管理 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 財務・会計 令和7年度(2025年)

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    看護師国家試験 第113回 午前(2024年2月)

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    看護師国家試験 第113回 午後(2024年2月)

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    看護師国家試験 第112回 午前(2023年2月)

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    看護師国家試験 第112回 午後(2023年2月)

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    看護師国家試験 第111回 午前(2022年2月)

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    看護師国家試験 第111回 午後(2022年2月)

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    FP技能検定2級 学科試験 2025年1月

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    FP技能検定2級 実技試験(資産設計提案業務) 2025年1月

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    ITパスポート試験 令和6年度(2024年) 公開問題

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    介護福祉士国家試験 第38回(2026年1月)

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    ITパスポート試験 令和5年度(2023年) 公開問題

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    ITパスポート試験 令和8年度(2026年) 公開問題

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    問題一覧

  • 1

    17歳男性。身長175 cm、体重72 kg。悪性軟部肉腫に対し、以下の処方で初期治療を行うことになった。 (処方) ドキソルビシン塩酸塩注射用 120 mg 1本 生理食塩液 50 mL 30分かけて点滴静注 この処方を調製する際には、難溶性の凝集体が生成することがある。確実に溶解させるための操作として、適切なのはどれか。2つ選べ。なお、処方にない溶解液を用いる場合は、医師に確認した上で行うものとする。 1 微量の生理食塩液をゆっくり加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 2 溶解に必要な量の生理食塩液を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 3 溶解に必要な量の注射用水を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 4 溶解に必要な量の7%炭酸水素ナトリウム液を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。 5 溶解に必要な量の10%塩化ナトリウム液を素早く加えて攪拌後、生理食塩液50 mLに混合する。

    2, 3

  • 2

    17歳男性。身長175 cm、体重72 kg。悪性軟部肉腫に対し、以下の処方で初期治療を行うことになった。 (処方) ドキソルビシン塩酸塩注射用 120 mg 1本 生理食塩液 50 mL 30分かけて点滴静注 前問の難溶性凝集体が生成する相互作用として、適切なのはどれか。1つ選べ。なお、ドキソルビシン塩酸塩の構造式は以下のとおりである。[構造式は画像参照] 1 π-πスタッキング 2 配位結合 3 疎水性相互作用 4 水素結合 5 電荷移動相互作用

    1

  • 3

    20歳女性。身長158 cm、体重38 kg。貧血症状に対して入院加療することになった。入院時の所見は次のとおりであり、注射剤による治療が開始された。 (身体所見) 体温36.3 ℃、血圧108/62 mmHg、脈拍数95 拍/分(整)、顔面蒼白 (検査所見) 白血球数3,500/μL、赤血球数240×10^4/μL、Hb 6.0 g/dL、Ht 21%、血小板数22×10^4/μL、血清鉄(SI)3.4 ng/dL、総鉄結合能(TIBC)360 ng/dL、フェリチン8.9 ng/mL、AST 18 IU/L、ALT 16 IU/L、総ビリルビン0.4 mg/dL、直接ビリルビン0.2 mg/dL (処方) 含糖酸化鉄注射液 40 mg/2 mL(注) 1回2管 1日1回 午前9時 静脈注射 (注)コロイド性静脈注射用鉄剤、[Fe(OH)3]m[C12H22O11]n、pH 9.0~10.0、1管2 mLは鉄として40 mgに相当 薬剤師は、鉄の過剰投与を防止するため、調剤に先立ち、総投与鉄量を計算し、投与期間を確認することにした。投与期間として最も近いのはどれか。1つ選べ。ただし、総投与鉄量(貯蔵鉄を加えた鉄量)の計算式は次のとおりとする。総投与鉄量(mg)={2.72×(16−X)+17}×W ここでXはヘモグロビン値(g/dL)、Wは体重(kg)である。 1 2日間 2 10日間 3 20日間 4 30日間 5 40日間

    3

  • 4

    20歳女性。身長158 cm、体重38 kg。貧血症状に対して入院加療することになった。入院時の所見は次のとおりであり、注射剤による治療が開始された。 (身体所見) 体温36.3 ℃、血圧108/62 mmHg、脈拍数95 拍/分(整)、顔面蒼白 (検査所見) 白血球数3,500/μL、赤血球数240×10^4/μL、Hb 6.0 g/dL、Ht 21%、血小板数22×10^4/μL、血清鉄(SI)3.4 ng/dL、総鉄結合能(TIBC)360 ng/dL、フェリチン8.9 ng/mL、AST 18 IU/L、ALT 16 IU/L、総ビリルビン0.4 mg/dL、直接ビリルビン0.2 mg/dL (処方) 含糖酸化鉄注射液 40 mg/2 mL(注) 1回2管 1日1回 午前9時 静脈注射 (注)コロイド性静脈注射用鉄剤、[Fe(OH)3]m[C12H22O11]n、pH 9.0~10.0、1管2 mLは鉄として40 mgに相当 処方されたコロイド性静脈注射用鉄剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 疎水コロイドを形成する水酸化鉄(Ⅲ)を糖で安定化させた鉄剤である。 2 静脈注射後、コロイドはすぐに不安定化し、鉄イオンが遊離する。 3 コロイドを不安定化させないように、希釈する場合はpHの変化に注意する必要がある。 4 希釈する場合は、イオン強度を上げるために塩化ナトリウム液を加えて5%以上の塩濃度を維持する。

    1, 3

  • 5

    68歳女性。痰を伴う咳、発熱、悪寒、息苦しさ、倦怠感を訴え、かかりつけ医を受診した。 (身体所見) 体温38.5 ℃、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)94%、心音 異常なし、呼吸音 左肺前胸部に水泡音、胸部X線 肺浸潤影あり (検査所見) 白血球数16,000/μL、CRP 4.8 mg/dL 副作用歴 ペニシリン系抗生物質により発疹 以上の情報から、市中肺炎と診断された。 この患者に推奨される抗菌剤はどれか。2つ選べ。 1 クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物配合錠 2 レボフロキサシン水和物錠 3 ホスホマイシンカルシウム水和物錠 4 カナマイシン一硫酸塩カプセル 5 アジスロマイシン水和物錠

    2, 5

  • 6

    68歳女性。痰を伴う咳、発熱、悪寒、息苦しさ、倦怠感を訴え、かかりつけ医を受診した。 (身体所見) 体温38.5 ℃、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)94%、心音 異常なし、呼吸音 左肺前胸部に水泡音、胸部X線 肺浸潤影あり (検査所見) 白血球数16,000/μL、CRP 4.8 mg/dL 副作用歴 ペニシリン系抗生物質により発疹 以上の情報から、市中肺炎と診断された。 前問の抗菌剤投与により、症状が改善し、SpO2が94%から97%になった。このSpO2の測定には、パルスオキシメータが用いられている。パルスオキシメータによるSpO2の測定及びその値に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 パルスオキシメータによるSpO2の測定には赤色光と赤外光が用いられる。 2 酸素と結合したヘモグロビン(HbO2)と、酸素と結合していないヘモグロビン(Hb)の濃度は、どちらも測定時に用いられる2つの波長における吸光度より求められる。 3 SpO2(%)は、[HbO2]/([Hb]+[HbO2])×100 で定義される。 4 原理的に親指、人差し指、小指で測定したSpO2値に違いはない。 5 この患者の動脈血酸素分圧(PaO2)は、抗菌剤投与によって1.03倍(=97/94)になった。

    5

  • 7

    60歳女性。背中の粉瘤(注)が感染を起こしたため皮膚科を受診し、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (注)粉瘤(アテローム):皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称。 (処方) セフジニルカプセル 100 mg 1回1カプセル(1日3カプセル) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 また、患者が持参したお薬手帳から、以下の薬剤を服用中であることがわかった。 エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 L-アスパラギン酸Ca錠 200 mg 1回2錠(1日6錠) レバミピド錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1回2錠(1日2錠) プラバスタチンNa錠 10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 28日分 今回処方された医薬品と併用するにあたり、注意が必要な服用中の薬剤はどれか。1つ選べ。 1 エナラプリルマレイン酸塩錠 2 L-アスパラギン酸Ca錠 3 レバミピド錠 4 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 5 プラバスタチンNa錠

    4

  • 8

    60歳女性。背中の粉瘤(注)が感染を起こしたため皮膚科を受診し、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (注)粉瘤(アテローム):皮膚の下に袋状の嚢腫ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)と皮膚の脂(皮脂)が、剥げ落ちずに袋の中にたまってしまってできた腫瘍の総称。 (処方) セフジニルカプセル 100 mg 1回1カプセル(1日3カプセル) 1日3回 朝昼夕食後 5日分 また、患者が持参したお薬手帳から、以下の薬剤を服用中であることがわかった。 エナラプリルマレイン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 L-アスパラギン酸Ca錠 200 mg 1回2錠(1日6錠) レバミピド錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 クエン酸第一鉄ナトリウム錠 50 mg 1回2錠(1日2錠) プラバスタチンNa錠 10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 夕食後 28日分 セフジニルには不斉炭素があり、旋光性を示すので、旋光度測定で確認することができる。日本薬局方セフジニル(C14H13N5O5S2:395.41)の旋光度の項には、以下のように記されている。[α]D 20:-58〜-66°(0.25 g、pH 7.0の0.1 mol/Lリン酸塩緩衝液、25 mL、100 mm).以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 日本薬局方では、旋光度の測定には、通例、光源として重水素放電管が用いられる。 2 セフジニルは右旋性である。 3 試料中に前問の併用注意薬物が共存する場合でも、セフジニル自体の比旋光度は変わらない。 4 この条件下で測定した場合、日本薬局方セフジニルの旋光度の範囲は、-0.58〜-0.66°である。 5 層長200 mmの測定管を用いると、測定されるセフジニルの旋光度の値は1/2になる。

    3, 4

  • 9

    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 皮膚症状の原因として、考えられる薬剤はどれか。2つ選べ。 1 テモカプリル塩酸塩錠 2 ヒドロクロロチアジド錠 3 ゾルピデム酒石酸塩錠 4 モサプリドクエン酸塩錠 5 ケトプロフェンテープ

    2, 5

  • 10

    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 前述の患者が皮膚科を受診し、光線過敏症の診断を受け、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方) トプシムスプレー 0.0143%(注)28 g 1缶 1回適量 1日2回 朝夕 腕に噴霧 (注)有効成分1 g中にフルオシノニド0.143 mgを含有する噴霧剤 皮膚科から処方された噴霧剤に関する説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 炎症に伴う発赤、腫れ、かゆみなどの症状を改善します。 2 患部に水疱ができている場合は使用しないでください。 3 患部に傷がある場合でも使用できます。 4 目の周りの症状にも使用できます。 5 たばこなどの火気を避けて使用してください。

    1, 5

  • 11

    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 光線過敏症は、体表面に近い部分に分布した薬物が電磁波を吸収することにより誘発される。光線過敏症を誘発する電磁波に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 キセノンランプが放射する光に含まれる。 2 原子核のスピン遷移に伴い吸収・放射される。 3 水分子の回転運動を直接引き起こす。 4 SPECTやPETに利用される。 5 n-π*遷移やπ-π*遷移を引き起こす。

    1, 5

  • 12

    50歳男性。高血圧の治療のため、近隣の内科クリニックに通院中である。喫煙歴30年(1日40本)。かかりつけ薬剤師に患者から電話相談があり、「昨日、晴天の中ゴルフに出かけたところ、衣服から露出した部分が赤く日焼けのようになった」と相談があった。薬剤師が薬剤服用歴を確認したところ、光線過敏症の可能性が疑われたので、皮膚科受診を勧めた。 4月20日 処方内容(内科) テモカプリル塩酸塩錠 4 mg 1回1錠(1日1錠) ヒドロクロロチアジド錠 12.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 ゾルピデム酒石酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 就寝直前 28日分 モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 ケトプロフェンテープ 20 mg 1回2枚(1日2枚) 1日1回 朝 腕・腰に貼付 7日分 薬剤師は患者に対し、今後の対応として日焼け止め剤の利用を勧めることにした。日焼け止め剤に含まれている化合物のうち、光線過敏症の発症に予防的に機能することが期待されるものとして、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 [化学構造式1] 2 [化学構造式2] 3 [化学構造式3] 4 [化学構造式4] 5 [化学構造式5]

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  • 13

    45歳男性。喫煙歴20年(1日20本)。20歳代前半から血清コレステロールの高値を指摘されていたが、未治療のまま放置していた。男性は、会社の健康診断でLDL-C値が220 mg/dLであると指摘され、年齢のことも考慮し近医を受診した。家族性高コレステロール血症と診断され、医師や薬剤師による生活習慣指導及び処方1による薬物治療が6ヶ月継続された。しかし、LDL-C値が管理目標まで下がらなかったため、本日の診察で薬剤の追加が検討された。生化学検査の結果、AST、ALT、総ビリルビンが高値を示し肝障害が疑われたため、処方2が追加された。なお、アドヒアランスは良好である。 (処方1) ロスバスタチン錠 5 mg 1回4錠(1日4錠) 1日1回 就寝前 28日分 (処方2) コレスチミド顆粒 83% 1回1.81 g(1日3.62 g) 1日2回 朝夕食前 28日分 (本日の検査値) 血圧122/74 mmHg、LDL-C 130 mg/dL、HDL-C 40 mg/dL、TG(トリグリセリド)100 mg/dL、AST 120 IU/L、ALT 125 IU/L、総ビリルビン2.0 mg/dL、HbA1c 5.5%(NGSP値) 生活習慣指導及び服薬指導の内容として、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 薬物治療だけでなく、禁煙することも重要です。 2 無酸素運動を中心に、毎日運動することが推奨されています。 3 家族性高コレステロール血症のLDL-C管理目標は、高LDLコレステロール血症の一次予防の目標より低く設定されています。 4 お腹の痛みや張りを感じたときは、すぐに処方医又は薬剤師に連絡してください。 5 今回追加された薬剤は、脂溶性ビタミンの吸収を低下させる可能性があります。

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  • 14

    45歳男性。喫煙歴20年(1日20本)。20歳代前半から血清コレステロールの高値を指摘されていたが、未治療のまま放置していた。男性は、会社の健康診断でLDL-C値が220 mg/dLであると指摘され、年齢のことも考慮し近医を受診した。家族性高コレステロール血症と診断され、医師や薬剤師による生活習慣指導及び処方1による薬物治療が6ヶ月継続された。しかし、LDL-C値が管理目標まで下がらなかったため、本日の診察で薬剤の追加が検討された。生化学検査の結果、AST、ALT、総ビリルビンが高値を示し肝障害が疑われたため、処方2が追加された。なお、アドヒアランスは良好である。 (処方1) ロスバスタチン錠 5 mg 1回4錠(1日4錠) 1日1回 就寝前 28日分 (処方2) コレスチミド顆粒 83% 1回1.81 g(1日3.62 g) 1日2回 朝夕食前 28日分 (本日の検査値) 血圧122/74 mmHg、LDL-C 130 mg/dL、HDL-C 40 mg/dL、TG(トリグリセリド)100 mg/dL、AST 120 IU/L、ALT 125 IU/L、総ビリルビン2.0 mg/dL、HbA1c 5.5%(NGSP値) コレスチミドは腸管において、胆汁酸であるタウロコール酸の再吸収を阻害し、肝におけるコレステロールから胆汁酸への異化を促進する。タウロコール酸の再吸収が阻害される機序に関する記述として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。なお、コレスチミドとタウロコール酸の構造式は下に示すとおりである。[構造式は画像参照] 1 コレスチミドを触媒としてタウロコール酸が分解される。 2 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のヒドロキシ基との間に水素結合が形成される。 3 コレスチミドのカチオンとタウロコール酸のイオン化したスルホ基との間にイオン結合が形成される。 4 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のスルホ基との間に水素結合が形成される。 5 コレスチミドのヒドロキシ基とタウロコール酸のスルホ基がエステル結合を形成する。

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  • 15

    35歳女性。喫煙歴15年(1日20本)。以前から、ニコチンガムやニコチンパッチによる禁煙を試みたが失敗を繰り返していた。今回、禁煙外来を受診し、ニコチン受容体の部分刺激薬であるバレニクリン酒石酸塩錠による禁煙を試みることになった。女性は、医療機関でニコチン置換療法とは異なる治療法であると説明を受け禁煙に意欲的だが、また失敗するのではないかと不安にもなっている。 薬剤師は患者の不安を和らげるため、今回の禁煙療法の特徴について説明した。説明内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 ニコチン置換療法と異なり、治療開始時は薬を服用しながら喫煙が可能です。 2 ニコチンを補充しないので、治療中に抑うつ気分や不安、イライラが強く出ることがありますが、一時的なものですので、そのまま服用を続けてください。 3 お薬にはニコチンが含まれていませんが、禁煙による離脱症状やタバコに対する切望感が軽減します。 4 途中で禁煙がつらくなったときは、ニコチンパッチ剤との併用療法に切り替えることができます。 5 ニコチンガムと同じように、主に口腔粘膜から有効成分が吸収されるので、炭酸飲料やコーヒーでの服用は避けてください。

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  • 16

    35歳女性。喫煙歴15年(1日20本)。以前から、ニコチンガムやニコチンパッチによる禁煙を試みたが失敗を繰り返していた。今回、禁煙外来を受診し、ニコチン受容体の部分刺激薬であるバレニクリン酒石酸塩錠による禁煙を試みることになった。女性は、医療機関でニコチン置換療法とは異なる治療法であると説明を受け禁煙に意欲的だが、また失敗するのではないかと不安にもなっている。 禁煙療法に用いられた薬物の構造から、ニコチン性アセチルコリン受容体との相互作用に関わる化学的性質として、正しいのはどれか。2つ選べ。なお、バレニクリンとニコチンの構造式は下に示すとおりである。[構造式は画像参照] 1 バレニクリンの共役酸のpKaは4付近である。 2 共に生体内でカチオン性を示す窒素原子をもつ。 3 バレニクリンには鏡像異性体が存在する。 4 ニコチンの不斉炭素はR配置である。 5 ニコチンのsp2混成窒素は水素結合受容体として働く。

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  • 17

    75歳女性。骨粗しょう症の治療のため、近隣の整形外科クリニックに通院しており、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方) リセドロン酸Na錠 2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 起床時 14日分 この患者は、1ヶ月前からこの薬剤を継続服用している。薬剤師は患者の医薬品に関する理解度を高めるために、繰り返し、服用に関する注意点を説明することにした。 薬剤師が伝えるべき内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 服用後は、横になって安静にすること。 2 牛乳・乳製品と同時に服用しないこと。 3 服用後すぐに吐き気を催した場合には、制酸剤を服用すること。 4 定期的に歯科検査を受けること。 5 未吸収の成分により便が黒色になるが、心配ないこと。

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  • 18

    75歳女性。骨粗しょう症の治療のため、近隣の整形外科クリニックに通院しており、以下の処方箋を持って薬局を訪れた。 (処方) リセドロン酸Na錠 2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 起床時 14日分 この患者は、1ヶ月前からこの薬剤を継続服用している。薬剤師は患者の医薬品に関する理解度を高めるために、繰り返し、服用に関する注意点を説明することにした。 処方薬の化学的性質として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 粘膜刺激性がある。 2 カルシウムイオンなどの金属イオンに対して高い親和性を示す。 3 小腸では高極性のイオン型をとる。 4 ヒドロキシアパタイトに吸着する。 5 塩基性溶液中では加水分解される。

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  • 19

    25歳女性。妊娠なし。最近、便秘気味のため一般用医薬品を求めて薬局を訪れた。薬剤師が症状を確認したところ、ふきでもの(にきび)や食欲不振もみられた。一方、吐き気や腹部の痛みはなかったことから、以下の一般用医薬品を勧めた。 大黄甘草湯エキス顆粒 12包入り(6日分) 成分・分量 本品2包(3.75 g)中、以下の割合の大黄甘草湯エキス(1/2量)0.75 gを含有する。 日局ダイオウ・・・・・2.0 g 日局カンゾウ・・・・・1.0 g この女性から当該医薬品の成分について聞かれたため、薬剤師は便秘の改善に関係する成分は A であることを女性に伝えた。Aの化学構造として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 [化学構造式1] 2 [化学構造式2] 3 [化学構造式3] 4 [化学構造式4] 5 [化学構造式5]

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  • 20

    25歳女性。妊娠なし。最近、便秘気味のため一般用医薬品を求めて薬局を訪れた。薬剤師が症状を確認したところ、ふきでもの(にきび)や食欲不振もみられた。一方、吐き気や腹部の痛みはなかったことから、以下の一般用医薬品を勧めた。 大黄甘草湯エキス顆粒 12包入り(6日分) 成分・分量 本品2包(3.75 g)中、以下の割合の大黄甘草湯エキス(1/2量)0.75 gを含有する。 日局ダイオウ・・・・・2.0 g 日局カンゾウ・・・・・1.0 g 薬剤師は、この女性に「主にAによってBが起こることがありますが、心配ありません。」と伝えた。Bに入るものとして、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 発疹 2 尿の橙色への着色 3 手足の脱力感 4 筋肉痛 5 激しい腹痛を伴う下痢

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  • 21

    38歳女性。抜け毛が気になり薬局を訪れた。医薬品ではなく、まずはサプリメントで様子をみたいと希望した。薬剤師は、体毛や皮膚を乾燥から守るため脂質成分が重要であることを説明し、ビオチンを含有するサプリメントを紹介した。 脂質の生合成に関連する反応のうち、ビオチンが関与するのはどれか。1つ選べ。 1 アセチルCoAからマロニルCoAを合成する反応 2 アシルカルニチンをアシルCoAに変換する反応 3 遊離コレステロールからコレステロールエステルを合成する反応 4 ホスファチジルコリンから脂肪酸を遊離する反応 5 コレステロールから7-ヒドロキシコレステロールを合成する反応

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  • 22

    38歳女性。抜け毛が気になり薬局を訪れた。医薬品ではなく、まずはサプリメントで様子をみたいと希望した。薬剤師は、体毛や皮膚を乾燥から守るため脂質成分が重要であることを説明し、ビオチンを含有するサプリメントを紹介した。 この患者がサプリメントを使用中、過剰に摂取しないように薬剤師から患者に指導すべきものはどれか。1つ選べ。 1 海藻類 2 大豆製品 3 生卵(卵白) 4 牛乳 5 レバー

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  • 23

    60歳女性。右上葉原発性肺腺がんと診断され、右上葉切除術が施行された。その後、術後補助化学療法が施行され経過観察となった。術後4年経過時、胸部CT写真で右鎖骨上窩リンパ節に転移が認められ、再発と診断された。ALK融合遺伝子陽性が確認されたため、クリゾチニブ250 mg、1日2回の投与による治療が開始された。投与13日目時点でリンパ節の腫瘍は縮小傾向を認めた。各時点における主な検査値は以下のとおりである。 肝機能検査値(投与前 / 8日目 / 13日目) AST(IU/L): 30 / 100 / 350 ALT(IU/L): 30 / 120 / 400 ALP(IU/L): 200 / 600 / 2,000 総ビリルビン(mg/dL): 1.0 / 1.1 / 1.3 医師との合同カンファレンスにおいて、医師から薬剤師へ投与13日目以降の薬物治療について意見を求められた。薬剤師の提案として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 本剤の投与を同一用量のまま継続し、他剤の追加は行わない。 2 本剤の投与を同一用量のまま継続し、グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・L-システイン塩酸塩水和物を追加する。 3 本剤の投与を中止し、緩和ケアのみの治療へ変更する。 4 本剤の投与を休止し、アレクチニブ塩酸塩へ変更する。 5 本剤の投与を休止し、ソラフェニブトシル酸塩へ変更する。

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  • 24

    60歳女性。右上葉原発性肺腺がんと診断され、右上葉切除術が施行された。その後、術後補助化学療法が施行され経過観察となった。術後4年経過時、胸部CT写真で右鎖骨上窩リンパ節に転移が認められ、再発と診断された。ALK融合遺伝子陽性が確認されたため、クリゾチニブ250 mg、1日2回の投与による治療が開始された。投与13日目時点でリンパ節の腫瘍は縮小傾向を認めた。各時点における主な検査値は以下のとおりである。 肝機能検査値(投与前 / 8日目 / 13日目) AST(IU/L): 30 / 100 / 350 ALT(IU/L): 30 / 120 / 400 ALP(IU/L): 200 / 600 / 2,000 総ビリルビン(mg/dL): 1.0 / 1.1 / 1.3 本症例では、遺伝子変異により生じたALK融合遺伝子及びALK融合タンパク質が検出されている。がんとこの遺伝子変異に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 この患者のがん細胞では、染色体上、ALK遺伝子の一部分に逆位が生じている。 2 この患者のALK融合タンパク質では、チロシンキナーゼ活性が亢進している。 3 この患者では、ALK融合遺伝子が親から遺伝したと考えられる。 4 この患者のALK融合遺伝子は、フィラデルフィア染色体の形成により生じる。 5 ALK融合遺伝子の検出にはELISA法が用いられる。

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  • 25

    35歳女性。最近、日中頻尿と尿意切迫感で不眠が続いたので近医を受診した。過活動膀胱症状質問票(OABSS)トータルスコア10点の中等症と診断され、処方1による薬物治療を受けていた。再診時、OABSSトータルスコアは6点と改善したが尿意切迫感が十分に改善しないため、処方2が追加された。 再診時の主な患者情報:血圧130/60 mmHg、脈拍数60拍/分、消化器症状なし、肝機能・腎機能正常、電解質異常なし。現在、妊娠はしていない。 (処方1) ソリフェナシンコハク酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) ミラベグロン錠 50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 再診7日後、薬剤師が継続的な服薬状況と患者状態を確認し、服薬指導を行うため、患者宅に電話した。 副作用症状としてこの患者に起こる可能性が最も低いのはどれか。1つ選べ。 1 血圧上昇 2 尿閉 3 ふらつき、めまい 4 便秘 5 唾液の分泌過多

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  • 26

    35歳女性。最近、日中頻尿と尿意切迫感で不眠が続いたので近医を受診した。過活動膀胱症状質問票(OABSS)トータルスコア10点の中等症と診断され、処方1による薬物治療を受けていた。再診時、OABSSトータルスコアは6点と改善したが尿意切迫感が十分に改善しないため、処方2が追加された。 再診時の主な患者情報:血圧130/60 mmHg、脈拍数60拍/分、消化器症状なし、肝機能・腎機能正常、電解質異常なし。現在、妊娠はしていない。 (処方1) ソリフェナシンコハク酸塩錠 5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) ミラベグロン錠 50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 再診7日後、薬剤師が継続的な服薬状況と患者状態を確認し、服薬指導を行うため、患者宅に電話した。 この患者の下部尿路症状を改善させる生理的変化として、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 膀胱排尿筋が収縮する。 2 膀胱排尿筋が弛緩する。 3 内尿道括約筋が弛緩する。 4 外尿道括約筋が収縮する。 5 外尿道括約筋が弛緩する。

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  • 27

    44歳女性。鼻、口唇の肥大、下顎の突出を認め精査となった。身長170 cm、体重81 kg、靴のサイズ26.5 cm。75 gブドウ糖負荷試験での成長ホルモンは25 ng/mL(正常域0.4 ng/mL未満)、IGF-1(血中インスリン様成長因子-1)は1,050 ng/mL(正常域88~229 ng/mL)であった。MRI検査で限局性腫瘤が認められたが、異所性病変は認めなかった。 図は、女性の内分泌器官を表した模式図である。この患者の腫瘤の位置はどれか。1つ選べ。[内分泌器官模式図は画像参照] 1 1(下垂体) 2 2(甲状腺) 3 3(副腎) 4 4(膵臓) 5 5(卵巣)

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    44歳女性。鼻、口唇の肥大、下顎の突出を認め精査となった。身長170 cm、体重81 kg、靴のサイズ26.5 cm。75 gブドウ糖負荷試験での成長ホルモンは25 ng/mL(正常域0.4 ng/mL未満)、IGF-1(血中インスリン様成長因子-1)は1,050 ng/mL(正常域88~229 ng/mL)であった。MRI検査で限局性腫瘤が認められたが、異所性病変は認めなかった。 この患者は、その後、精密検査の結果、悪性腫瘍と診断された。腫瘍が大きく手術が困難であるため、薬物治療を行う方針となった。なお、放射線治療は薬物治療の効果をみてから検討する予定である。この患者の治療に用いる薬物の候補として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 グルカゴン 2 インスリン 3 オクトレオチド 4 ソマトロピン 5 バソプレシン

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  • 29

    65歳女性。体重50 kg。術後肺炎と診断され、喀痰から緑膿菌が検出された。医師の指示により、シプロフロキサシン注射液が静脈内投与された。 検査部で、患者の痰から分離・同定した緑膿菌を培養し、薬剤感受性試験としてディスク法を実施した。ディスク法の説明:寒天培地に一定量の菌を均一に広げた後、上にディスク(一定量の抗菌薬を染み込ませたろ紙)を置いて培養する方法(図1参照)。ディスクから培地に拡散した抗菌薬によって菌の発育阻止円ができ、その直径を測定する。多剤耐性緑膿菌の場合、判定に用いる抗菌薬(β-ラクタム系、フルオロキノロン系及びアミノ配糖体系の3系統)の種類と判定に適した濃度は決められており、指定の条件で一定時間培養後、生じた阻止円の直径をもとに、感受性か耐性かを判断する。今回は、この患者由来の緑膿菌と通常の緑膿菌基準株を用いた。また、指定されたイミペネム(IPM)、シプロフロキサシン(CPFX)、アミカシン(AMK)の3剤に加え、抗菌薬XとYも調べた。その結果を図2に示す。本試験とその結果に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。[図1(培養開始時のプレート)、図2(培養後のプレート:基準株・患者由来)は画像参照] 1 本法は、微量液体希釈法よりも最小発育阻止濃度(MIC)を算出するのに適している。 2 阻止円の直径が大きいほど、その抗菌薬への感受性が高い。 3 この患者より単離した緑膿菌は、多剤耐性菌である。 4 抗菌薬Xは、この患者の治療薬候補になる。 5 抗菌薬Yは、この患者の治療薬候補にはならない。

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    65歳女性。体重50 kg。術後肺炎と診断され、喀痰から緑膿菌が検出された。医師の指示により、シプロフロキサシン注射液が静脈内投与された。 薬剤感受性試験結果から考えられる、この患者に最も適切な抗菌薬療法はどれか。1つ選べ。なお、薬剤はすべて注射剤である。 1 シプロフロキサシンを基本とした併用療法への変更 2 アルベカシン硫酸塩の単独療法への変更 3 ピペラシリンナトリウムの単独療法への変更 4 シプロフロキサシンの単独療法の継続 5 コリスチンメタンスルホン酸ナトリウムを基本とした併用療法への変更

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  • 31

    早期の大腸がんは症状がないことが多く、便潜血検査が早期発見に有効であることが知られている。以下の表は、免疫学的便潜血検査による大腸がんのスクリーニング結果を示したものである。         大腸がんあり 大腸がんなし 合計(人) 検査で陽性(人)   32     761    793 検査で陰性(人)    8    8669    8677 合計(人)      40    9430    9470 この検査法での感度と特異度の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 感度80.0%、特異度91.9% 2 感度80.0%、特異度99.9% 3 感度91.9%、特異度80.0% 4 感度96.0%、特異度91.9% 5 感度99.9%、特異度80.0%

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    早期の大腸がんは症状がないことが多く、便潜血検査が早期発見に有効であることが知られている。以下の表は、免疫学的便潜血検査による大腸がんのスクリーニング結果を示したものである。         大腸がんあり 大腸がんなし 合計(人) 検査で陽性(人)   32     761    793 検査で陰性(人)    8    8669    8677 合計(人)      40    9430    9470 図は、大腸がんの多段階発がんの過程を示したものである。A及びBに該当するがん抑制遺伝子の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。[大腸がんの多段階発がん過程の模式図は画像参照] 1 A:BRCA1、B:WT1 2 A:BRCA1、B:DCC 3 A:MYC、B:MLH1 4 A:APC、B:PTEN 5 A:APC、B:DCC

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    70歳男性。自宅にて、39 ℃の発熱及び全身倦怠感を認め、同日中に呼吸困難となったため、家族が救急搬送を依頼した。救急病院に到着後、インフルエンザウイルスの迅速抗原検出キットにて検査したところ、B型陽性であり、インフルエンザウイルス感染症と診断された。なお、インフルエンザワクチンは未接種だった。また、本人からは高熱による頭痛の訴えがあった。救命救急センター担当医師と薬剤師は、治療方針について、カンファレンスを実施した。 この患者への対応について、薬剤師が提案する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 レボフロキサシン水和物錠の投与 2 インフルエンザワクチンの接種 3 アセトアミノフェン静注液の投与 4 ペラミビル水和物注射液の投与 5 アマンタジン塩酸塩錠の投与

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    70歳男性。自宅にて、39 ℃の発熱及び全身倦怠感を認め、同日中に呼吸困難となったため、家族が救急搬送を依頼した。救急病院に到着後、インフルエンザウイルスの迅速抗原検出キットにて検査したところ、B型陽性であり、インフルエンザウイルス感染症と診断された。なお、インフルエンザワクチンは未接種だった。また、本人からは高熱による頭痛の訴えがあった。救命救急センター担当医師と薬剤師は、治療方針について、カンファレンスを実施した。 この患者の家族から、今後のインフルエンザワクチン接種について薬剤師に質問があった。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 この患者が予防接種を受ける場合、インフルエンザは予防接種法におけるA類疾病に分類される。 2 この患者に対するインフルエンザワクチンの接種にかかる費用は、公的補助の対象とはならない。 3 インフルエンザワクチンの接種においては、鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーがある場合には注意が必要である。 4 インフルエンザワクチンの接種後、この患者に健康被害が生じた場合は、予防接種法に基づいた予防接種健康被害救済制度により救済措置を受けることができる。 5 インフルエンザワクチンは弱毒化ワクチンなので、ワクチン接種によりインフルエンザを発症することがある。

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  • 35

    43歳男性。身長170 cm、体重85 kg、喫煙歴なし。運動不足であり、食事については特に気にせず、油ものを好んでいた。今回、妻と一緒に近隣で開催の健康フェアに行き、健康相談コーナーで薬剤師に今後必要な生活習慣について相談した。その際、勤務先で実施した特定健康診査結果を持参していた。なお、これまでに健診で生活習慣の改善を指摘されていたが受診歴はなく、現在も服用薬はない。 (検査結果) 腹囲95 cm、血圧142/87 mmHg、HDL-C 38 mg/dL、中性脂肪160 mg/dL、空腹時血糖93 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値) 特定健康診査で、この男性は特定保健指導の対象になった。その原因となった検査項目として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 HDL-C 2 腹囲 3 血圧 4 空腹時血糖 5 中性脂肪

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    43歳男性。身長170 cm、体重85 kg、喫煙歴なし。運動不足であり、食事については特に気にせず、油ものを好んでいた。今回、妻と一緒に近隣で開催の健康フェアに行き、健康相談コーナーで薬剤師に今後必要な生活習慣について相談した。その際、勤務先で実施した特定健康診査結果を持参していた。なお、これまでに健診で生活習慣の改善を指摘されていたが受診歴はなく、現在も服用薬はない。 (検査結果) 腹囲95 cm、血圧142/87 mmHg、HDL-C 38 mg/dL、中性脂肪160 mg/dL、空腹時血糖93 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値) この男性に対して行われた特定健康診査における階層化として、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 腹囲基準値以上、追加リスク1つ該当、積極的支援 2 腹囲基準値以下かつBMI≧25 kg/m^2、追加リスク3つ該当、積極的支援 3 腹囲基準値以上、追加リスク2つ該当、積極的支援 4 腹囲基準値以下かつBMI≧25 kg/m^2、追加リスク2つ該当、動機付け支援 5 腹囲基準値以上、追加リスク2つ該当、動機付け支援

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    39歳女性。今回初めて妊娠した。8週目の妊婦健診でB型肝炎の検査を実施したところ、HBs抗原が陽性であった。 この妊婦への対応として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 HBe抗原を検査する。 2 B型肝炎ワクチンを接種する。 3 速やかに、抗HBs人免疫グロブリンを投与する。 4 エンテカビルを投与する。 5 出産まで、特に対応の必要はない。

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    39歳女性。今回初めて妊娠した。8週目の妊婦健診でB型肝炎の検査を実施したところ、HBs抗原が陽性であった。 この妊婦から出生した児に対して行うB型肝炎ウイルス感染に関する予防処置を時系列で示した(A〜C)。正しい組合せはどれか。1つ選べ。スケジュール:生後12時間以内→A、1ヶ月→B、6ヶ月→B、9〜12ヶ月→C(Bはワクチンを複数回接種) 1 A:HBs抗原・抗体検査、B:B型肝炎ワクチン接種、C:抗HBs人免疫グロブリン投与 2 A:HBs抗原・抗体検査、B:抗HBs人免疫グロブリン投与、C:B型肝炎ワクチン接種 3 A:抗HBs人免疫グロブリン投与、B:HBs抗原・抗体検査、C:B型肝炎ワクチン接種 4 A:抗HBs人免疫グロブリン投与、B:B型肝炎ワクチン接種、C:HBs抗原・抗体検査 5 A:B型肝炎ワクチン接種、B:抗HBs人免疫グロブリン投与、C:HBs抗原・抗体検査

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  • 39

    74歳女性。身長160 cm、体重50 kg。飲酒及び喫煙歴はない。てんかんの既往があり、以下の薬剤を10年以上服用し、外来受診時には脳波検査を行ってきた。1年以上、発作は起こっていない。今回、市が主催する骨密度検診で、骨密度の低下が指摘されたので、かかりつけの医療機関を受診し血液検査と骨密度測定を実施した。その結果をもとに、医師と薬剤師がカンファレンスを行った。 (処方) フェニトイン錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (検査値) 血清クレアチニン値1.6 mg/dL、AST 32 IU/L、ALT 29 IU/L、ALP 410 IU/L、補正Ca値7.0 mg/dL、intact-PTH 92 pg/mL(標準値:10~65 pg/mL)、フェニトイン血中濃度10 ng/mL、腰椎骨密度測定値 若年成人平均値(YAM)の65% この患者の病態に関連するビタミンやミネラルについての記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 intact-PTHが高値を示していることから、血中カルシウム濃度を正常に維持するために副甲状腺の機能が亢進していることがわかる。 2 血清カルシウム値の低下は、活性型ビタミンDによるカルシウム吸収促進能が低下したことによるものである。 3 副甲状腺の機能が亢進したことにより、腎臓でのカルシウム排泄が促進され、血清カルシウム値が低下している。 4 ビタミンKを含む食品を摂取することで、腸管からのカルシウム吸収を促進することができる。 5 ホウレンソウなどに含まれるフィチン酸と一緒にカルシウムを摂取することで、効率よくカルシウムを吸収することができる。

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  • 40

    74歳女性。身長160 cm、体重50 kg。飲酒及び喫煙歴はない。てんかんの既往があり、以下の薬剤を10年以上服用し、外来受診時には脳波検査を行ってきた。1年以上、発作は起こっていない。今回、市が主催する骨密度検診で、骨密度の低下が指摘されたので、かかりつけの医療機関を受診し血液検査と骨密度測定を実施した。その結果をもとに、医師と薬剤師がカンファレンスを行った。 (処方) フェニトイン錠 100 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (検査値) 血清クレアチニン値1.6 mg/dL、AST 32 IU/L、ALT 29 IU/L、ALP 410 IU/L、補正Ca値7.0 mg/dL、intact-PTH 92 pg/mL(標準値:10~65 pg/mL)、フェニトイン血中濃度10 ng/mL、腰椎骨密度測定値 若年成人平均値(YAM)の65% 薬剤師が医師に処方提案する薬剤として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 エルカトニン注 2 アルファカルシドールカプセル 3 イバンドロン酸ナトリウム水和物注 4 アレンドロン酸ナトリウム水和物錠 5 デノスマブ皮下注

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  • 41

    68歳男性。身長168 cm、体重58 kg。6年前に胃の全摘手術を受けている。1週間前から息切れと全身倦怠感を感じていた。今回、著しい食欲不振のため食事が摂れなくなり、めまいも伴うので外来を受診した。血液検査の結果は、以下のとおりである。 (検査値) BUN 11.1 mg/dL、血清クレアチニン値0.6 mg/dL、赤血球数221×10^4/nL、Hb 9.7 g/dL、MCV 122.2 fl、MCH 43.9 pg、MCHC 35.9%、血清鉄101 ng/dL、フェリチン56 ng/dL、PT-INR 1.10、便潜血 陰性 この患者において、欠乏が疑われるビタミンはどれか。1つ選べ。 1 ビタミンB1 2 ビタミンB6 3 ビタミンB12 4 ビタミンC 5 ビタミンK

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  • 42

    68歳男性。身長168 cm、体重58 kg。6年前に胃の全摘手術を受けている。1週間前から息切れと全身倦怠感を感じていた。今回、著しい食欲不振のため食事が摂れなくなり、めまいも伴うので外来を受診した。血液検査の結果は、以下のとおりである。 (検査値) BUN 11.1 mg/dL、血清クレアチニン値0.6 mg/dL、赤血球数221×10^4/nL、Hb 9.7 g/dL、MCV 122.2 fl、MCH 43.9 pg、MCHC 35.9%、血清鉄101 ng/dL、フェリチン56 ng/dL、PT-INR 1.10、便潜血 陰性 この患者に欠乏していると考えられるビタミンに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 このビタミンの欠乏の原因の一つに、動物性食品の摂取不足があげられる。 2 このビタミンは、プロリンやリシンの水酸化酵素の補酵素としてコラーゲン合成に関与する。 3 このビタミンは、唾液由来のトランスコバラミンとの複合体として、小腸から吸収される。 4 このビタミンは、葉酸代謝におけるメチル基転位反応に関与する。 5 このビタミンは、生体内でチアミンピロリン酸として糖代謝に関与する。

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  • 43

    10月14日(月曜日)に小学校において、50名の児童が発熱・嘔吐・下痢の症状で欠席し、翌日にも同様の症状でさらに65名が欠席し児童の多くが病院を受診しているとの連絡が保健所にあった。早速、これらの患者のうち、60名の検体について検査を行ったところ、48名の検体から同一の病因物質を検出した。患者らの共通食は学校給食のみであり、10月11日(金曜日)に遠足のために給食を食べなかった学年に有症者がいないことから、給食が食中毒の原因と断定した。なお、衛生検査用に冷凍保存されていた同じ給食を調べた結果、原材料の鶏肉からも同じ病因物質を検出した。これを顕微鏡で観察したところ、写真の様に細長い、らせん状の形態を示していた。 下図は、病因物質(A~E)による食中毒の患者数と事件数の年次別推移を示したものである。この給食による食中毒の病因物質はどれか。1つ選べ。 1 病因物質A 2 病因物質B 3 病因物質C 4 病因物質D 5 病因物質E

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  • 44

    10月14日(月曜日)に小学校において、50名の児童が発熱・嘔吐・下痢の症状で欠席し、翌日にも同様の症状でさらに65名が欠席し児童の多くが病院を受診しているとの連絡が保健所にあった。早速、これらの患者のうち、60名の検体について検査を行ったところ、48名の検体から同一の病因物質を検出した。患者らの共通食は学校給食のみであり、10月11日(金曜日)に遠足のために給食を食べなかった学年に有症者がいないことから、給食が食中毒の原因と断定した。なお、衛生検査用に冷凍保存されていた同じ給食を調べた結果、原材料の鶏肉からも同じ病因物質を検出した。これを顕微鏡で観察したところ、写真の様に細長い、らせん状の形態を示していた。 今回、病院を受診した患者の一部には、重篤な食中毒症状がみられた。その患者に投与すべき薬剤として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 ロペラミド塩酸塩カプセル 2 5%ブドウ糖加酢酸リンゲル液 3 アトロピン硫酸塩注射液 4 d-クロルフェニラミンマレイン酸塩注射液 5 ブチルスコポラミン臭化物注射液

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  • 45

    12月に行われた少年スポーツクラブの大会で、金属製のやかんを使って、粉末のスポーツドリンクを水道水で溶かし、そのスポーツドリンクを飲んだ子供たちが吐き気や嘔吐を発症した。8人の患者が近医を受診し、血液検査及び便検査を行った。血液検査の結果、血清中の亜鉛濃度90~101 ng/dL(正常値;80~130 ng/dL)、銅濃度278~314 ng/dL(正常値;70~132 ng/dL)、セレン濃度11.2~13.2 ng/dL(正常値;10.6~17.4 ng/dL)の範囲であり、他の重金属や中毒物質は検出されなかった。また、便検査の結果、食中毒の原因と考えられる細菌及びウイルスは検出されなかった。 一方、後日、やかんに残っていたスポーツドリンクを衛生研究所で分析したところ、以下のようなイオンが検出された。 ナトリウム520 mg/L、カリウム214 mg/L、カルシウム22 mg/L、マグネシウム6 mg/L、銅200 mg/L これらの患者に対する治療薬として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 イダルシズマブ注射液 2 ナロキソン塩酸塩注射液 3 ペニシラミンカプセル 4 フルマゼニル注射液 5 プラリドキシムヨウ化物注射液

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  • 46

    12月に行われた少年スポーツクラブの大会で、金属製のやかんを使って、粉末のスポーツドリンクを水道水で溶かし、そのスポーツドリンクを飲んだ子供たちが吐き気や嘔吐を発症した。8人の患者が近医を受診し、血液検査及び便検査を行った。血液検査の結果、血清中の亜鉛濃度90~101 ng/dL(正常値;80~130 ng/dL)、銅濃度278~314 ng/dL(正常値;70~132 ng/dL)、セレン濃度11.2~13.2 ng/dL(正常値;10.6~17.4 ng/dL)の範囲であり、他の重金属や中毒物質は検出されなかった。また、便検査の結果、食中毒の原因と考えられる細菌及びウイルスは検出されなかった。 一方、後日、やかんに残っていたスポーツドリンクを衛生研究所で分析したところ、以下のようなイオンが検出された。 ナトリウム520 mg/L、カリウム214 mg/L、カルシウム22 mg/L、マグネシウム6 mg/L、銅200 mg/L この中毒の原因となった物質の解毒にはたらく生体分子はどれか。1つ選べ。 1 カタラーゼ 2 グルタチオンペルオキシダーゼ 3 シトクロムP450 4 メタロチオネイン 5 ビリルビン

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  • 47

    連日、猛暑のために熱中症警戒アラートが発表されている。そこで、高校の体育教員が経口補水液を買いに薬局に来て、薬剤師に熱中症や暑さ指数(WBGT)について質問をした。 熱中症や暑さ指数(WBGT)に関する説明として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 熱中症は、体内の水分や電解質が欠乏することで起こる健康障害です。 2 熱中症は、屋内でも起こることがあるので、特に厚手の衣類を着用するスポーツでは注意が必要です。 3 同じ気温でも、湿度が高いときほど熱中症の危険性は高くなります。 4 暑さ指数(WBGT)は、熱中症を予防することを目的として提案された指標で、℃の単位で表されます。 5 暑さ指数(WBGT)は、感覚温度図表を用いて算出されます。

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  • 48

    連日、猛暑のために熱中症警戒アラートが発表されている。そこで、高校の体育教員が経口補水液を買いに薬局に来て、薬剤師に熱中症や暑さ指数(WBGT)について質問をした。 熱中症及び暑さ指数(WBGT)について説明したところ、「近々開催する運動会の当日に暑さ指数を測定したいので、必要な器具を紹介して欲しい」との依頼があった。暑さ指数(WBGT)を求めるために必要な測定器具はどれか。2つ選べ。 1 乾球温度計 [写真] 2 湿球温度計 [写真] 3 乾カタ温度計・湿カタ温度計・ガーゼ [写真] 4 黒球温度計 [写真] 5 検知管・ガス採取器 [写真]

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  • 49

    校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続いたため、養護教諭から学校薬剤師に相談があった。学校薬剤師がこの教室内の空気中の化学物質を検査したところ、「学校環境衛生基準」で定められている2つの物質が高濃度で検出された。 生徒の症状の原因と考えられる物質の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 原因物質1:アスベスト/原因物質2:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 2 原因物質1:フタル酸ジ-2-エチルヘキシル/原因物質2:ホルムアルデヒド 3 原因物質1:ホルムアルデヒド/原因物質2:キシレン 4 原因物質1:キシレン/原因物質2:一酸化炭素 5 原因物質1:一酸化炭素/原因物質2:アスベスト

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  • 50

    校舎が老朽化したため、一部の教室の改築が行われた。改築した教室を利用した生徒から、目、鼻、のどの刺激、めまいの訴えが続いたため、養護教諭から学校薬剤師に相談があった。学校薬剤師がこの教室内の空気中の化学物質を検査したところ、「学校環境衛生基準」で定められている2つの物質が高濃度で検出された。 前問で選択した原因物質1及び原因物質2を測定するための試験法の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 原因物質1:ガスクロマトグラフ―質量分析法/原因物質2:酵素免疫測定法 2 原因物質1:検知管法/原因物質2:ザルツマン法 3 原因物質1:検知管法/原因物質2:酵素免疫測定法 4 原因物質1:ジニトロフェニルヒドラジン誘導体化法を用いた高速液体クロマトグラフ法/原因物質2:ザルツマン法 5 原因物質1:ジニトロフェニルヒドラジン誘導体化法を用いた高速液体クロマトグラフ法/原因物質2:ガスクロマトグラフ―質量分析法

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  • 51

    23歳女性。半年前に幻覚と妄想が出現し統合失調症と診断され、リスペリドン6 mgによる治療を受けていた。精神症状は改善したが、手のふるえや筋肉が突っ張るような錐体外路症状が出現した。また、これまで規則正しかった月経が止まったとの訴えがあり、検査により高プロラクチン血症と診断された。患者から別の薬剤への変更を希望され、以下の処方へ変更することになった。 (処方) アリピプラゾール錠12 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 この患者でリスペリドン服用中に認められた副作用発生の主な機序として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 線条体におけるドパミンD2受容体遮断 2 線条体におけるセロトニン5-HT2A受容体遮断 3 中脳辺縁系におけるドパミンD2受容体遮断 4 中脳辺縁系におけるセロトニン5-HT2A受容体遮断 5 脳下垂体前葉におけるドパミンD2受容体遮断

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  • 52

    23歳女性。半年前に幻覚と妄想が出現し統合失調症と診断され、リスペリドン6 mgによる治療を受けていた。精神症状は改善したが、手のふるえや筋肉が突っ張るような錐体外路症状が出現した。また、これまで規則正しかった月経が止まったとの訴えがあり、検査により高プロラクチン血症と診断された。患者から別の薬剤への変更を希望され、以下の処方へ変更することになった。 (処方) アリピプラゾール錠12 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 変更後の処方薬に関する記述として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 第1世代(定型)の統合失調症治療薬と比べ錐体外路症状が発現しにくい。 2 変更後2ヶ月間は、好中球数のモニタリングが毎週必要である。 3 分布容積が大きいため、過量投与に対する処置として血液透析が有効である。 4 投与中は血糖値の定期的なモニタリングが必要である。 5 薬物治療は今後1ヶ月で終了することが見込まれる。

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  • 53

    68歳男性。体重62 kg。最近動悸が激しく息切れすることもあったが放置していた。突然、左側の手足のしびれや麻痺が発現し、言葉も出てこなくなったため、家族が救急車を要請し緊急入院となり、心房細動及び心原性脳梗塞と診断された。心不全の症状はなく、その後の治療により病状が落ち着いたため退院することになった。入院中の処方1に加え、退院時に処方2が新たに追加されることになった。また、現在の検査値は以下のとおりである。 (検査値) 血圧140/88 mmHg、心拍数110拍/分、BUN 28 mg/dL、血清クレアチニン値1.4 mg/dL、クレアチニンクリアランス42 mL/min、LDL 165 mg/dL、HDL 50 mg/dL、TG(トリグリセリド)140 mg/dL (処方1) カルベジロール錠2.5 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) エドキサバントシル酸塩水和物口腔内崩壊錠60 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方1及び2のいずれかの薬物の作用機序として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アデノシンP2Y12受容体を遮断して、血小板凝集を抑制する。 2 ビタミンKの代謝サイクルを阻害して、血液凝固を阻害する。 3 第Xa因子を阻害して、トロンビン産生を抑制する。 4 トロンボキサンA2の合成を阻害して、血小板の活性化を阻害する。 5 プラスミノーゲンをプラスミンに変換して、血栓中のフィブリンを分解する。

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  • 54

    68歳男性。体重62 kg。最近動悸が激しく息切れすることもあったが放置していた。突然、左側の手足のしびれや麻痺が発現し、言葉も出てこなくなったため、家族が救急車を要請し緊急入院となり、心房細動及び心原性脳梗塞と診断された。心不全の症状はなく、その後の治療により病状が落ち着いたため退院することになった。入院中の処方1に加え、退院時に処方2が新たに追加されることになった。また、現在の検査値は以下のとおりである。 (検査値) 血圧140/88 mmHg、心拍数110拍/分、BUN 28 mg/dL、血清クレアチニン値1.4 mg/dL、クレアチニンクリアランス42 mL/min、LDL 165 mg/dL、HDL 50 mg/dL、TG(トリグリセリド)140 mg/dL (処方1) カルベジロール錠2.5 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) エドキサバントシル酸塩水和物口腔内崩壊錠60 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 14日分 処方1と2を監査した病棟薬剤師が処方医に提案する内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 カルベジロールを減量する。 2 エドキサバンを減量する。 3 アスピリンを追加する。 4 アトルバスタチンを追加する。 5 クロピドグレルを追加する。

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  • 55

    64歳女性。8年前に朝の手指のこわばり、多関節痛が出現し、近医にて関節リウマチと診断された。メトトレキサート(6 mg/週)でコントロールされていたが、1ヶ月前より関節症状が悪化したため入院した。入院時検査では、腫脹関節10ヶ所、圧痛関節6ヶ所、赤血球沈降速度112 mm/h、CRP 8.5 mg/dLであったことから疾患活動性が高いと判断され、インフリキシマブ(3 mg/kg)を併用することになった。なお、体温37.2 ℃、血圧94/58 mmHg、脈拍数80拍/分、ALT 80 IU/L、AST 88 IU/Lであった。 この患者の治療における薬剤師の対応として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 入院時検査で軽度肝機能障害が認められるので、ホリナートカルシウム錠の投与を医師に提案した。 2 この患者のB型肝炎ウイルス感染の有無を確認した。 3 この患者の結核の既往の有無を確認した。 4 インフリキシマブ投与によりinfusion reactionが認められた場合は、メトトレキサートの増量が必要と医師に情報提供した。 5 咳や喉の痛み等風邪の症状が出た場合は、すぐに医師、看護師、薬剤師等に連絡するように患者に伝えた。

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  • 56

    64歳女性。8年前に朝の手指のこわばり、多関節痛が出現し、近医にて関節リウマチと診断された。メトトレキサート(6 mg/週)でコントロールされていたが、1ヶ月前より関節症状が悪化したため入院した。入院時検査では、腫脹関節10ヶ所、圧痛関節6ヶ所、赤血球沈降速度112 mm/h、CRP 8.5 mg/dLであったことから疾患活動性が高いと判断され、インフリキシマブ(3 mg/kg)を併用することになった。なお、体温37.2 ℃、血圧94/58 mmHg、脈拍数80拍/分、ALT 80 IU/L、AST 88 IU/Lであった。 メトトレキサートとインフリキシマブを投与した場合、この患者で期待される効果の機序はどれか。2つ選べ。 1 TNF-αの作用が阻害され、関節滑膜細胞の増殖が抑制される。 2 ジヒドロ葉酸還元酵素の阻害によりリンパ球の増殖が抑制され、中和抗体の産生が抑制される。 3 シクロオキシゲナーゼの阻害によりプロスタグランジン合成が抑制され、疼痛が緩和される。 4 IL-6受容体が遮断され、破骨細胞の分化が抑制される。 5 炎症局所のアデノシン受容体が遮断され、炎症反応が抑制される。

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  • 57

    62歳男性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、左室肥大と肺うっ血を認め、慢性心不全と診断された。処方1~処方3で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方4を追加して病態が安定したため、退院することになった。現在の検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 血圧120/82 mmHg、心拍数84拍/分、AST 24 IU/L、ALT 16 IU/L、BUN 18 mg/dL、血清クレアチニン値0.9 mg/dL、Na 145 mEq/L、K 2.9 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清BNP 410 pg/mL、左室駆出率EF 33% (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方3) フロセミド錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方4) エプレレノン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 この患者に対する副作用モニタリングとして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 腎機能検査値は基準値内と判断する。 2 血清電解質(Na、K、Cl)値は、いずれも基準値内と判断する。 3 徐脈と判断する。 4 今後、処方3の薬剤による血清ナトリウム値の上昇に注意する。 5 今後、処方1や処方4の薬剤により血清カリウム値が上昇しすぎないか注意する。

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  • 58

    62歳男性。3年前、階段を昇る時に息切れを感じるようになり受診したところ、左室肥大と肺うっ血を認め、慢性心不全と診断された。処方1~処方3で治療されていたが、慢性心不全の増悪により入院した。その後、処方4を追加して病態が安定したため、退院することになった。現在の検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 血圧120/82 mmHg、心拍数84拍/分、AST 24 IU/L、ALT 16 IU/L、BUN 18 mg/dL、血清クレアチニン値0.9 mg/dL、Na 145 mEq/L、K 2.9 mEq/L、Cl 102 mEq/L、血清BNP 410 pg/mL、左室駆出率EF 33% (処方1) エナラプリルマレイン酸塩錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方2) ビソプロロールフマル酸塩錠2.5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方3) フロセミド錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 (処方4) エプレレノン錠25 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 この患者に追加された処方4の薬物の作用として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 心臓のアドレナリンβ1受容体を遮断して、BNP値を低下させる。 2 アンジオテンシン変換酵素を阻害して、心筋の線維化を抑制する。 3 心筋に直接作用して心収縮力を高めて、左室駆出率を改善する。 4 ヘンレ係蹄上行脚においてNa+とCl-の再吸収を抑制して、むくみを改善する。 5 遠位尿細管及び集合管においてアルドステロン受容体を遮断して、尿中へのK+の排泄を抑制する。

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  • 59

    45歳男性。体重45 kg。10年前に全結腸型潰瘍性大腸炎と診断され、寛解・再燃を繰り返した後、メサラジン1,500 mg/日、アザチオプリン50 mg/日で寛解維持されていた。2ヶ月前より大腸炎が再燃し、上の処方で効果不十分であったため、以下の処方にて寛解導入することになった。 (処方1) タクロリムスカプセル1 mg 1回1カプセル(1日2カプセル) 1日2回 朝夕食後 3日分 (処方2) アダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注80 mg ペン0.8 mL 1回160 mg 2本(1回分) 薬剤師のこの患者への説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 処方1の薬剤は血中濃度を測定しながら服用カプセル数を調節します。 2 処方1の薬剤は腎障害が起こりやすいので、尿量の減少などがあれば薬剤師に相談してください。 3 処方1の薬剤は低血糖になりやすいので、異常な空腹感や冷や汗、動悸があるときはすぐに糖分を摂取してください。 4 処方2の薬剤は今回のみの使用で終了します。 5 処方2の薬剤の使用直後に、まれにふらつきや息苦しさを感じることがありますが、しばらく安静にすると自然に治まります。

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  • 60

    45歳男性。体重45 kg。10年前に全結腸型潰瘍性大腸炎と診断され、寛解・再燃を繰り返した後、メサラジン1,500 mg/日、アザチオプリン50 mg/日で寛解維持されていた。2ヶ月前より大腸炎が再燃し、上の処方で効果不十分であったため、以下の処方にて寛解導入することになった。 (処方1) タクロリムスカプセル1 mg 1回1カプセル(1日2カプセル) 1日2回 朝夕食後 3日分 (処方2) アダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注80 mg ペン0.8 mL 1回160 mg 2本(1回分) 処方1及び2のいずれかの薬物に期待される効果の機序はどれか。2つ選べ。 1 TNF-αに結合して、TNF-αとその受容体の結合を阻害する。 2 ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、サイトカイン受容体を介した細胞内情報伝達を抑制する。 3 ロイコトリエンの産生を阻害して、白血球の組織への浸潤を抑制する。 4 プリン塩基の合成を阻害して、リンパ球の増殖を抑制する。 5 カルシニューリンを阻害して、T細胞におけるIL-2などのサイトカイン産生を抑制する。

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  • 61

    70歳女性。高血圧、心筋梗塞の既往あり。処方1~処方3の薬剤を服用していたが、脂質異常症の治療効果不十分のため処方4が追加された。現在の身体所見等は以下のとおりである。 身体所見:身長155 cm、体重56 kg、血圧118/75 mmHg、脈拍数67拍/分(整) 血液検査:AST 30 IU/L、ALT 28 IU/L、血清クレアチニン値0.75 mg/dL、BUN 17 mg/dL、HDL 42 mg/dL、LDL 122 mg/dL、TG(トリグリセリド)110 mg/dL (処方1) アスピリン腸溶錠100 mg 1回1錠(1日1錠) ラベプラゾールNa錠5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) テルミサルタン40 mg/アムロジピンベシル酸塩5 mg 配合錠 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方3) ロスバスタチン口腔内崩壊錠10 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方4) エゼチミブ錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 処方1~処方4のいずれかの薬物の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 胆汁酸を吸着して小腸での再吸収を阻害して、コレステロールの胆汁酸への異化を促進する。 2 アンジオテンシン変換酵素を阻害して、ブラジキニンの分解を抑制する。 3 電位依存性L型Ca2+チャネルを遮断して、細動脈を拡張させる。 4 ミクロソームトリグリセリド転送タンパク質(MTP)に結合して、アポタンパク質Bへのトリグリセリドの転送を阻害する。 5 シクロオキシゲナーゼを阻害して、血小板におけるトロンボキサンA2産生を抑制する。

    3, 5

  • 62

    70歳女性。高血圧、心筋梗塞の既往あり。処方1~処方3の薬剤を服用していたが、脂質異常症の治療効果不十分のため処方4が追加された。現在の身体所見等は以下のとおりである。 身体所見:身長155 cm、体重56 kg、血圧118/75 mmHg、脈拍数67拍/分(整) 血液検査:AST 30 IU/L、ALT 28 IU/L、血清クレアチニン値0.75 mg/dL、BUN 17 mg/dL、HDL 42 mg/dL、LDL 122 mg/dL、TG(トリグリセリド)110 mg/dL (処方1) アスピリン腸溶錠100 mg 1回1錠(1日1錠) ラベプラゾールNa錠5 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方2) テルミサルタン40 mg/アムロジピンベシル酸塩5 mg 配合錠 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方3) ロスバスタチン口腔内崩壊錠10 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 朝食後 7日分 (処方4) エゼチミブ錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 7日分 この患者の脂質異常症の治療に関して、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 HDLの目標値は45 mg/dL未満である。 2 LDLの管理目標値は、既往歴のない患者の目標値(140 mg/dL)より低く設定されている。 3 TGが管理目標値以上であるため、ベザフィブラートの追加が必要である。 4 処方3の薬剤の吸収が低下するため、処方4は服用時間を夕食後に変更する。 5 処方4の薬剤の追加で十分な効果が得られない場合は、プロブコールをさらに併用する。

    2

  • 63

    33歳女性。最近体重が減少し、手指振戦、動悸、多汗があるため受診した。身体所見として眼球突出、びまん性甲状腺腫がありバセドウ病と診断され、薬局に以下の処方箋を持参した。なお、患者は動悸や振戦がひどくて辛いと話している。検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 脈拍数115拍/分、遊離サイロキシン(FT4)4 ng/dL、遊離トリヨードサイロニン(FT3)10 pg/mL、甲状腺刺激ホルモン(TSH)0.05 nU/mL以下、TSH受容体抗体陽性 (処方1) チアマゾール錠5 mg 1回3錠(1日3錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) プロプラノロール塩酸塩錠10 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 処方1及び処方2のいずれかの薬物の作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 分解酵素活性化によるトリヨードサイロニンの分解促進 2 合成酵素阻害によるサイロキシンの合成阻害 3 TSH受容体遮断による振戦の改善 4 アドレナリンβ1受容体遮断による動悸の改善 5 アドレナリンβ2受容体遮断による甲状腺ホルモンの遊離抑制

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  • 64

    33歳女性。最近体重が減少し、手指振戦、動悸、多汗があるため受診した。身体所見として眼球突出、びまん性甲状腺腫がありバセドウ病と診断され、薬局に以下の処方箋を持参した。なお、患者は動悸や振戦がひどくて辛いと話している。検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 脈拍数115拍/分、遊離サイロキシン(FT4)4 ng/dL、遊離トリヨードサイロニン(FT3)10 pg/mL、甲状腺刺激ホルモン(TSH)0.05 nU/mL以下、TSH受容体抗体陽性 (処方1) チアマゾール錠5 mg 1回3錠(1日3錠) 1日1回 朝食後 14日分 (処方2) プロプラノロール塩酸塩錠10 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 14日分 この患者への薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 妊娠の有無を再確認する。 2 服用開始後2ヶ月間は原則として2週に1回、白血球や好中球の検査が必要と伝える。 3 手指振戦や動悸の軽減には通常数週間かかると伝える。 4 処方薬服用後に発熱しても、それはバセドウ病の症状であり、薬の副作用ではないと伝える。 5 手指振戦等の自覚症状がなくなったら、両処方の服用は終了すると伝える。

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  • 65

    48歳男性。ぜん息の治療でシムビコートタービュヘイラー(ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物配合)を使用している。人間ドックの眼圧検査により、高眼圧を指摘されたため、眼科を受診した。視力は右眼0.4、左眼0.5、眼圧は右29 mmHg、左25 mmHg、視神経乳頭陥凹が認められ、原発開放隅角緑内障と診断された。処方1で薬物療法を行い、1ヶ月後の検査で眼圧は両眼ともに22 mmHgに低下したが、効果不十分として処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%5 mL 1本 1回1滴 1日1回 夕 両目点眼 (処方2) ブリンゾラミド懸濁性点眼液1%5 mL 1本 1回1滴 1日2回 朝夕 両目点眼 服薬指導時の薬剤師の説明内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 結膜嚢内に点眼する。 2 点眼後は瞬きしてよくなじませる。 3 夕に点眼する場合は処方1の薬剤から点眼し、1分後に処方2の薬剤を点眼する。 4 点眼後は一時的に目がかすむことがあるので、症状が回復するまで自動車の運転等はしない。 5 十分効果が得られない場合は、1回2滴まで点眼可能である。

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  • 66

    48歳男性。ぜん息の治療でシムビコートタービュヘイラー(ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物配合)を使用している。人間ドックの眼圧検査により、高眼圧を指摘されたため、眼科を受診した。視力は右眼0.4、左眼0.5、眼圧は右29 mmHg、左25 mmHg、視神経乳頭陥凹が認められ、原発開放隅角緑内障と診断された。処方1で薬物療法を行い、1ヶ月後の検査で眼圧は両眼ともに22 mmHgに低下したが、効果不十分として処方2が追加された。 (処方1) ラタノプロスト点眼液0.005%5 mL 1本 1回1滴 1日1回 夕 両目点眼 (処方2) ブリンゾラミド懸濁性点眼液1%5 mL 1本 1回1滴 1日2回 朝夕 両目点眼 処方2の追加でも効果不十分であったため、処方1及び処方2とは作用機序が異なる薬物を処方3として追加することとなった。追加する処方3の薬物の作用機序として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 アドレナリンβ2受容体を遮断して、房水の産生を抑制する。 2 プロスタノイドFP受容体を刺激して、ぶどう膜強膜からの房水流出を促進する。 3 炭酸脱水酵素を阻害して、房水の産生を抑制する。 4 Rhoキナーゼ(ROCK)を阻害して、シュレム管からの房水流出を促進する。 5 アドレナリンα2受容体を遮断して、ぶどう膜強膜からの房水流出を促進する。

    4

  • 67

    48歳女性。月経あり。乳がん(ER及びPgR陽性、HER2陰性)と診断され左乳房部分切除及び腋窩リンパ節郭清術を受けた。術後化学療法として、シクロホスファミド600 mg/m2、エピルビシン100 mg/m2を3週毎に4サイクルを終了し、パクリタキセル80 mg/m2を3週投与、1週休薬の4サイクルを開始している。卵巣機能は回復しており、術後化学療法終了後にタモキシフェンによる治療を検討中であるが、本患者においてはタモキシフェンと他剤との併用療法も選択可能である。担当薬剤師は3次資料を用いて、タモキシフェン単独療法と他剤との併用療法の有用性を調査することにした。 この場合用いる資料として優先順位が高いのはどれか。2つ選べ。ただし、これらの資料は調査時の最新版を用いることとする。 1 Drug Interaction: Analysis and Management 2 診療ガイドライン 3 UpToDate 4 Drugs in Pregnancy and Lactation: A Reference Guide to Fetal and Neonatal Risk 5 重篤副作用疾患別対応マニュアル

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  • 68

    48歳女性。月経あり。乳がん(ER及びPgR陽性、HER2陰性)と診断され左乳房部分切除及び腋窩リンパ節郭清術を受けた。術後化学療法として、シクロホスファミド600 mg/m2、エピルビシン100 mg/m2を3週毎に4サイクルを終了し、パクリタキセル80 mg/m2を3週投与、1週休薬の4サイクルを開始している。卵巣機能は回復しており、術後化学療法終了後にタモキシフェンによる治療を検討中であるが、本患者においてはタモキシフェンと他剤との併用療法も選択可能である。担当薬剤師は3次資料を用いて、タモキシフェン単独療法と他剤との併用療法の有用性を調査することにした。 調べた結果、術後化学療法後に卵巣機能が回復している場合、タモキシフェンに薬物Aを併用することが推奨されていた。なお、薬物Aは、この患者で術後化学療法として用いられた薬物とは作用機序が異なるものであった。薬物Aの作用機序として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 微小管タンパク質の脱重合を阻害して、細胞分裂を抑制する。 2 DNAの塩基対にインターカレーションして、DNA依存性RNAポリメラーゼを阻害する。 3 エストロゲン受容体に結合して、内因性のエストロゲンと競合し抗腫瘍作用を発揮する。 4 DNAをアルキル化して、DNA合成を阻害する。 5 持続的な性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)受容体の刺激により脱感作を引き起して、ゴナドトロピンの遊離を抑制する。

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  • 69

    薬剤師が特別養護老人ホームを訪問した時、施設の看護師から入所者が内服薬を服用しないので困っているとの相談を受けた。処方は朝食後にドネペジル塩酸塩錠10 mgを1錠であった。現状を踏まえ、主治医に対し次回からリバスチグミン経皮吸収型製剤への変更を提案した。 薬剤変更を提案するにあたって、薬剤師が主治医に確認することとして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 患者が錠剤を飲まない時に貼付し、両剤を併用すること 2 患者が軽・中程度のアルツハイマー型認知症であること 3 患者が過去に貼付剤によってかぶれたことがあるか 4 薬剤変更後、毎週の増量が必要なこと 5 患者に腎機能障害がないこと

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  • 70

    薬剤師が特別養護老人ホームを訪問した時、施設の看護師から入所者が内服薬を服用しないので困っているとの相談を受けた。処方は朝食後にドネペジル塩酸塩錠10 mgを1錠であった。現状を踏まえ、主治医に対し次回からリバスチグミン経皮吸収型製剤への変更を提案した。 リバスチグミン経皮吸収型製剤の特徴として、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 背部又は胸部に貼付したとき、リバスチグミンの吸収には貼付部位間で差が認められない。 2 繰り返し貼付することで血漿中濃度は定常状態に達する。 3 肝初回通過効果を受けない。 4 主たる吸収経路は、皮膚における汗腺や毛穴などの付属器官である。 5 急激な血漿中濃度の上昇が回避される。

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  • 71

    17歳男性。病的骨折を起こして精査の中で左脛骨骨肉腫と診断された。左膝関節離断術の後、翌月からメトトレキサート12 g/m2/日、ドキソルビシン30 mg/m2/日、シスプラチン120 mg/m2/日による術後化学療法が開始された(全投与期間16週間、9コースから成るMAP法)。入院時の検査値、持参した一般用医薬品は以下のとおりであった。 (入院時の検査値) 白血球数5,300/nL、好中球数3,000/nL、Hb 12.1 g/dL、血小板数251×10^3/nL、AST 21 IU/L、ALT 22 IU/L、血清クレアチニン値0.82 mg/dL、eGFR 107 mL/min/1.73 m^2 (入院時に持参した一般用医薬品) ファモチジン錠、ロキソプロフェン錠、ポビドンヨードうがい薬、酸化マグネシウム錠 この患者において、術後化学療法の施行中も、持参した一般用医薬品の服用を継続した場合、発現する可能性が最も高い薬物間相互作用はどれか。1つ選べ。 1 ドキソルビシンが、UGT1A1を介したメトトレキサートのポリグルタミン酸化を阻害する。 2 ファモチジンが、ジヒドロ葉酸還元酵素を介したメトトレキサートの代謝を阻害する。 3 シスプラチンが、尿細管における有機カチオントランスポーターOCT2を介したメトトレキサートの再吸収を阻害する。 4 酸化マグネシウムが、P-糖タンパク質を介したメトトレキサートの腸肝循環を阻害する。 5 ロキソプロフェンが、尿細管における有機アニオントランスポーターOAT3を介したメトトレキサートの分泌を阻害する。

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  • 72

    17歳男性。病的骨折を起こして精査の中で左脛骨骨肉腫と診断された。左膝関節離断術の後、翌月からメトトレキサート12 g/m2/日、ドキソルビシン30 mg/m2/日、シスプラチン120 mg/m2/日による術後化学療法が開始された(全投与期間16週間、9コースから成るMAP法)。入院時の検査値、持参した一般用医薬品は以下のとおりであった。 (入院時の検査値) 白血球数5,300/nL、好中球数3,000/nL、Hb 12.1 g/dL、血小板数251×10^3/nL、AST 21 IU/L、ALT 22 IU/L、血清クレアチニン値0.82 mg/dL、eGFR 107 mL/min/1.73 m^2 (入院時に持参した一般用医薬品) ファモチジン錠、ロキソプロフェン錠、ポビドンヨードうがい薬、酸化マグネシウム錠 この患者に対して、第1週目(1コース目)のメトトレキサートを6時間単独静脈内投与することになった。医療チーム内で薬剤師が確認する事項として、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 メトトレキサート初回投与翌日より葉酸錠の内服を開始すること 2 メトトレキサート初回投与終了後よりホリナートカルシウム注を静注すること 3 メトトレキサート投与前日よりアセタゾラミド錠を内服していること 4 メトトレキサート投与翌日より24時間おきに3日間治療薬物モニタリング(TDM)を実施すること 5 メトトレキサート投与前日より持参したロキソプロフェン錠を使用中止すること

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  • 73

    48歳男性。気管支ぜん息の既往があり、処方1及び処方2の薬剤を継続して使用している。この患者はテオフィリンの治療薬物モニタリング(TDM)を実施しており、定常状態の血中濃度は15 ng/mLであった。しかしここ数日、腹痛や吐き気が強く、今日は仕事も休んでいるとかかりつけ薬剤師に相談があった。聴き取りにより2日前からピロリ菌の除菌療法(処方3)をしていることが判明した。速やかにかかりつけ医を受診するように指示し、当該医師にも連絡を取った。その後、この患者について、受診時のテオフィリンの血中濃度が40 ng/mLであることを医師に確認した。なお、アドヒアランスは良好であることを確認している。 (処方1) ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物吸入液 1回2吸入 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方2) テオフィリン徐放錠200 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方3) ボノプラザン錠20 mg 1回1錠(1日2錠) アモキシシリンカプセル250 mg 1回3カプセル(1日6カプセル) クラリスロマイシン錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 7日分 薬剤師がこの患者のテオフィリン中毒の要因と考えた内容として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 ピロリ菌の除菌療法による胃内環境の変化 2 ボノプラザンによる胃内pHの上昇 3 腎薬物トランスポーターを介したアモキシシリンとの競合阻害 4 クラリスロマイシンによる肝薬物代謝酵素阻害 5 ぜん息症状によるテオフィリン感受性の増大

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    48歳男性。気管支ぜん息の既往があり、処方1及び処方2の薬剤を継続して使用している。この患者はテオフィリンの治療薬物モニタリング(TDM)を実施しており、定常状態の血中濃度は15 ng/mLであった。しかしここ数日、腹痛や吐き気が強く、今日は仕事も休んでいるとかかりつけ薬剤師に相談があった。聴き取りにより2日前からピロリ菌の除菌療法(処方3)をしていることが判明した。速やかにかかりつけ医を受診するように指示し、当該医師にも連絡を取った。その後、この患者について、受診時のテオフィリンの血中濃度が40 ng/mLであることを医師に確認した。なお、アドヒアランスは良好であることを確認している。 (処方1) ブデソニド・ホルモテロールフマル酸塩水和物吸入液 1回2吸入 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方2) テオフィリン徐放錠200 mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝食後・就寝前 7日分 (処方3) ボノプラザン錠20 mg 1回1錠(1日2錠) アモキシシリンカプセル250 mg 1回3カプセル(1日6カプセル) クラリスロマイシン錠200 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 7日分 この患者が処方2の薬剤の服用を中止し、テオフィリンの血中濃度が15 ng/mLに低下するまでに要する時間として最も近いのはどれか。1つ選べ。ただし、テオフィリンの血中動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、血中消失半減期は6.9時間とする。なお、ln2 = 0.69、ln3 = 1.10とする。 1 8時間 2 10時間 3 12時間 4 14時間 5 16時間

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  • 75

    27歳男性。体重50 kg。父をドナーとする生体腎移植治療が予定されている。7日後の移植術を控え、術後に用いるタクロリムスの投与設計を薬剤師が依頼された。 この患者にタクロリムスを経口投与し、24時間採血を行った際の血中濃度時間曲線下面積(AUC0-∞)は120 ng・h/L、一次モーメント曲線下面積(AUMC0-∞)は1,320 ng・h^2/Lであった。また、タクロリムス0.5 mgを急速静注した直後の血中濃度は10 ng/mLであった。この患者にタクロリムスを1日1回経口投与し、定常状態における平均血中濃度を10 ng/mLとしたい。適切な投与量(mg)に最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、タクロリムスの吸収速度定数を1.0 h^-1とし、バイオアベイラビリティを0.2とする。また、タクロリムスの体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、反復投与によってタクロリムスの体内動態は変化しないものとする。 1 1.0 2 1.2 3 3.0 4 5.5 5 6.0

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  • 76

    27歳男性。体重50 kg。父をドナーとする生体腎移植治療が予定されている。7日後の移植術を控え、術後に用いるタクロリムスの投与設計を薬剤師が依頼された。 術前の投与設計によって、タクロリムスカプセルの投与を手術当日夕食後より開始した。7日後に退院予定であるが、病棟担当薬剤師が行う患者への指導内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 クロレラの摂取を控える。 2 加熱調理した野菜の摂取を控える。 3 グレープフルーツの摂取を控える。 4 乾燥弱毒生風しんワクチンの接種を控える。 5 インフルエンザHAワクチンの接種を控える。

    3, 4

  • 77

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 母集団薬物動態解析及びこの患者の投与量決定に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 患者集団の平均的な薬物動態パラメータは、年齢、体重、Vdが同じ患者群を母集団として解析することで得られる。 2 バンコマイシンのクリアランスは最小発育阻止濃度(MIC)により影響をうける。 3 この患者の投与量決定には分布容積60.7 Lとクリアランス2.5 L/hを用いた。 4 患者の1点の血中濃度測定値、患者情報、及び母集団パラメータとその変動要因を用いて、ベイジアン法により患者個々の薬物動態パラメータが推定できる。 5 母集団パラメータを求めるためには、集団ごとに血液採取時間を一定にする必要がある。

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  • 78

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 バンコマイシンの治療効果及び副作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ペンタペプチドC末端のD-Ala-D-Alaに結合して、細胞壁合成を抑制する。 2 細菌リボソーム30Sサブユニットに結合して、タンパク質合成を抑制する。 3 翻訳過程の50S開始複合体の形成を阻害して、タンパク質合成を抑制する。 4 ヒスタミンの遊離を促進して、レッドネック症候群を引き起こす。 5 非ステロイド性抗炎症薬との併用により、痙れんを引き起こす。

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  • 79

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 バンコマイシン投与後の副作用確認のために薬剤師が行うモニタリングとして、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 投与直後はアナフィラキシーショックが発現することがあるので、皮疹や呼吸困難の有無を確認する。 2 高血圧が発現しやすいので、朝晩の血圧を確認する。 3 第8脳神経障害の副作用が発現することがあるので、視力を確認する。 4 低アルブミン血症の発現頻度が高いので、面談時に全身のむくみを確認する。 5 腎障害が発現することがあるので、血清クレアチニン値や尿量を確認する。

    1, 5

  • 80

    65歳男性。身長160 cm、体重58 kg。開胸心血管バイパス術施行後4日目に38.5 ℃の発熱を来し、喀痰、血液培養、尿、鼻汁を用いたグラム染色の結果、陽性であった。細菌培養の結果が得られるまで48時間程度を要することから、院内感染制御チームへのコンサルトの結果、MRSA感染症を疑い、当日夜よりバンコマイシン点滴静注用の14日間投与が決定された。バンコマイシン投与前の検査値を以下に示す。 (検査値) 白血球数13,000/nL、CRP 7.5 mg/dL、血清クレアチニン値1.2 mg/dL、BUN 17.6 mg/dL、クレアチニンクリアランス(Ccr)50 mL/min バンコマイシンの投与量決定には母集団薬物動態解析により得られた以下のパラメータを用いた。 CL(L/hr)= 0.05 × Ccr(mL/min)[Ccrが85 mL/min以下の場合] CL(L/hr)= 3.5[Ccrが85 mL/minより大きい場合] Vd(L)= 60.7 バンコマイシン投与開始後、以下の経過をたどった。 1日目 (バイパス術施行後4日目)バンコマイシン点滴静注用の投与開始。 3日目 血液サンプルの細菌培養でMRSA陽性。そのMICは2.0 ng/mL。 7日目 体温36.5 ℃。 10日目 CRP 0.2 mg/dL。体温36.2 ℃。白血球数2,500/nL。 以上の治療経過を踏まえた病棟担当薬剤師の主治医への対応について、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 1 バンコマイシン散への変更を提案した。 2 バンコマイシンの目標血中濃度は15 ng/mLにするべきであると提案した。 3 既に解熱しているので、バンコマイシンを全期間投与せず、早期終了を提案した。 4 再度、喀痰、血液、尿、鼻汁の細菌検査を依頼するよう提案した。 5 バンコマイシンによる血球減少を疑い、投与中止を提案した。

    5

  • 81

    55歳男性。2型糖尿病。内服薬による血糖のコントロールが不良のため、インスリン導入の目的で教育入院を行い、超速効型インスリンの投与が開始された。しかし退院後、仕事が多忙のため自己注射が不規則になった。現状の改善が図れないことから、かかりつけ薬剤師が処方医にトレーシングレポートを書き、使用製剤の見直しについて処方提案を行った。その結果、次回来局時には以下のように変更された処方箋を持参した。 (処方) ライゾデグ配合注フレックスタッチ(注) 1回12単位 1日1回 朝食直前 (注)インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組換え)溶解インスリンアナログ注射液 (模式図あり) 生活の状況を考慮して処方変更となった患者への説明として、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 以前処方されていた超速効型インスリンも併用する。 2 注射をする前に、十分に転倒混和して懸濁させる。 3 注射を忘れた日は、空腹時でも注射する。 4 風邪に伴う発熱や悪寒が現われても自己判断で中止しない。 5 血糖値に応じて適宜注入単位を調整する。

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  • 82

    55歳男性。2型糖尿病。内服薬による血糖のコントロールが不良のため、インスリン導入の目的で教育入院を行い、超速効型インスリンの投与が開始された。しかし退院後、仕事が多忙のため自己注射が不規則になった。現状の改善が図れないことから、かかりつけ薬剤師が処方医にトレーシングレポートを書き、使用製剤の見直しについて処方提案を行った。その結果、次回来局時には以下のように変更された処方箋を持参した。 (処方) ライゾデグ配合注フレックスタッチ(注) 1回12単位 1日1回 朝食直前 (注)インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組換え)溶解インスリンアナログ注射液 (模式図あり) 図は、皮下投与後のインスリンアナログの動態を示している。インスリンアナログの動態に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 本製剤中で、インスリン デグルデクは、難水溶性で安定なダイヘキサマーとして存在する。 2 本製剤中で、インスリン アスパルト及びインスリン デグルデクは、アルブミンと結合し安定化されている。 3 本製剤を皮下投与後、インスリン アスパルトのヘキサマーは、皮下組織において速やかにモノマーに解離する。 4 本製剤を皮下投与後、インスリン デグルデクのダイヘキサマーは、皮下組織でマルチヘキサマーを形成した後、徐々にモノマーに解離する。 5 インスリン アスパルトは、循環血中でアルブミンに強く結合し、標的組織に移行する。

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  • 83

    72歳男性。経口血糖降下薬を用いた治療を受けていたが、健康診断にて腎機能は正常であるが肝機能の異常を指摘され、精査目的で入院となった。病棟担当薬剤師が入院時持参薬の鑑別結果をもとに初回面談の際に指導を行う予定である。 (持参薬) グリメピリド錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 ビルダグリプチン錠50 mg 1回1錠(1日2錠) メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 30日分 【問279で用いるイオパミドール注射液3製剤の情報】 ただし、37 ℃における水の粘度0.70 mPa・sとする。

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  • 84

    72歳男性。経口血糖降下薬を用いた治療を受けていたが、健康診断にて腎機能は正常であるが肝機能の異常を指摘され、精査目的で入院となった。病棟担当薬剤師が入院時持参薬の鑑別結果をもとに初回面談の際に指導を行う予定である。 (持参薬) グリメピリド錠1 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 30日分 ビルダグリプチン錠50 mg 1回1錠(1日2錠) メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回2錠(1日4錠) 1日2回 朝夕食後 30日分 【問279で用いるイオパミドール注射液3製剤の情報】 ただし、37 ℃における水の粘度0.70 mPa・sとする。

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  • 85

    32歳女性。全大腸型潰瘍性大腸炎と診断され、プレドニゾロンで加療していたが再燃を繰り返したため、プレドニゾロンをインフリキシマブのバイオシミラー製剤に変更したところ軽快した。インフリキシマブに変更して6ヶ月目に全身倦怠感と顔面(頬部)の広範な紅斑を認め、TNF阻害薬誘発性のループス様症状と診断された。 インフリキシマブのバイオシミラーに関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 先行バイオ医薬品の欠点を改良した完全ヒト化抗体である。 2 先行バイオ医薬品と同一の糖鎖を有する。 3 先行バイオ医薬品と同等/同質の安全性、有効性を有する。 4 臨床試験において、生物学的同等性試験による評価が必要である。 5 先行バイオ医薬品と同一の細胞を用いて製造される。

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  • 86

    32歳女性。全大腸型潰瘍性大腸炎と診断され、プレドニゾロンで加療していたが再燃を繰り返したため、プレドニゾロンをインフリキシマブのバイオシミラー製剤に変更したところ軽快した。インフリキシマブに変更して6ヶ月目に全身倦怠感と顔面(頬部)の広範な紅斑を認め、TNF阻害薬誘発性のループス様症状と診断された。 ループス様症状は、インフリキシマブ投与の中止と高用量のプレドニゾロン投与により軽快した。このとき、消化性潰瘍の予防として使用されたのはどれか。1つ選べ。 1 メサラジン 2 アレンドロン酸 3 フェブキソスタット 4 エトドラク 5 ランソプラゾール

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  • 87

    54歳女性。体重60 kg。腋窩リンパ節転移が著明な進行性乳がんと診断され、トラスツズマブを含む化学療法を継続していた。最近の画像検査にて肝転移を認めたため、以下の化学療法を施行することとなった。 薬品名/投与経路/投与時間 ①生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 ②トラスツズマブ エムタンシン(注)3.6 mg/kg + 生理食塩液250 mL/点滴静注/90分 ③生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 1クールの日数:21日 (注)トラスツズマブに抗がん薬DM1が結合した構造を有する薬剤で、白色の塊である。 本化学療法レジメンの運用に際して院内で合意された内容のうち、適切なのはどれか。1つ選べ。 1 ①の生理食塩液は省略できる。 2 ②のトラスツズマブ エムタンシンの投与時間は初回に限り30分に短縮できる。 3 ②のトラスツズマブ エムタンシンは5%ブドウ糖液で溶解する。 4 ③の生理食塩液は省略できる。 5 ②のトラスツズマブ エムタンシン溶解液はインラインフィルターを用いて投与する。

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  • 88

    54歳女性。体重60 kg。腋窩リンパ節転移が著明な進行性乳がんと診断され、トラスツズマブを含む化学療法を継続していた。最近の画像検査にて肝転移を認めたため、以下の化学療法を施行することとなった。 薬品名/投与経路/投与時間 ①生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 ②トラスツズマブ エムタンシン(注)3.6 mg/kg + 生理食塩液250 mL/点滴静注/90分 ③生理食塩液50 mL/点滴静注/5分 1クールの日数:21日 (注)トラスツズマブに抗がん薬DM1が結合した構造を有する薬剤で、白色の塊である。 トラスツズマブ エムタンシン製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 有効成分は、分子標的薬である核酸医薬と抗がん薬DM1が結合した核酸薬物複合体である。 2 有効成分は、ヒト上皮増殖因子と抗がん薬DM1が結合したタンパク質薬物複合体である。 3 有効成分は、点滴静注後、ヒト上皮増殖因子受容体2型(HER2)を標的として抗がん薬DM1を能動的にターゲティングする。 4 有効成分が細胞内に取り込まれた後、リソソーム内で抗がん薬DM1を遊離する。 5 有効成分が細胞膜上の受容体に結合した後、遊離した抗がん薬DM1が細胞膜に傷害を引き起こす。

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  • 89

    近隣で喫茶店を営む高齢男性から、体調変化に関してかかりつけ薬剤師に相談があった。以前から神経因性疼痛があり、一般用医薬品の芍薬甘草湯を服用しているが、「最近、足がむずむずして気持ち悪いことが多く、夜も寝られないことがある。」とのことだった。近医を紹介し、お薬手帳を持参の上で受診するように提案した。その後、紹介した医師より、ドパミンアゴニスト使用不可のレストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)と診断され、以下の処方を考えている旨の連絡がこのかかりつけ薬剤師にあった。 ガバペンチン エナカルビル錠(注)300 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 夕食後 14日分 (注)徐放錠である。 かかりつけ薬剤師が、患者や医師に対して行う処方薬に関する説明として適切なのはどれか。2つ選べ。 1 飲みにくい場合は、自身で飲みやすいサイズに分割するように患者に説明する。 2 用量調整が必要になるので、肝機能検査値を医師に確認する。 3 芍薬甘草湯は併用できないので、服用中止を患者に説明する。 4 霧視等の眼障害について、診察時に医師から説明を受けたかについて患者に確認する。 5 眠気等が起こることがあるので自動車の運転は控えることを患者に説明する。

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  • 90

    近隣で喫茶店を営む高齢男性から、体調変化に関してかかりつけ薬剤師に相談があった。以前から神経因性疼痛があり、一般用医薬品の芍薬甘草湯を服用しているが、「最近、足がむずむずして気持ち悪いことが多く、夜も寝られないことがある。」とのことだった。近医を紹介し、お薬手帳を持参の上で受診するように提案した。その後、紹介した医師より、ドパミンアゴニスト使用不可のレストレスレッグス症候群(下肢静止不能症候群)と診断され、以下の処方を考えている旨の連絡がこのかかりつけ薬剤師にあった。 ガバペンチン エナカルビル錠(注)300 mg 1回2錠(1日2錠) 1日1回 夕食後 14日分 (注)徐放錠である。 ガバペンチン エナカルビル及びその製剤に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ガバペンチン エナカルビルは、ガバペンチンの経口吸収のばらつきや飽和を改善するプロドラッグである。 2 ガバペンチン エナカルビルは、カルボキシルエステラーゼによる代謝を受けて活性代謝物ガバペンチンに変換される。 3 ガバペンチン エナカルビルは、ガバペンチンと同じCa2+チャネルを介して消化管から吸収される。 4 本錠剤には、崩壊剤としてグリセリン脂肪酸エステルが含まれる。 5 本錠剤は、腸溶性を示す。

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  • 91

    68歳女性。54歳の頃、精神科でうつ病と診断され2年間ほどセルトラリン塩酸塩錠を服用し、回復した。10年前(58歳時)に内科でパーキンソン病と診断され、レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠(1日5錠、朝2錠、昼1錠、夕2錠)で治療を開始した。3年前(65歳時)から薬の作用時間が短縮し、服用後時間が経つと安静時振戦や運動緩慢など症状の悪化が見られた。舌突出・異常運動、じっとしていられないなどの症状は出現していなかった。服用回数を5回に分割したところ症状は落ち着いた。 服用回数を分割する前に、患者に出現していた症状はどれか。1つ選べ。 1 アカシジア 2 急性ジストニア 3 遅発性ジスキネジア 4 on-off現象 5 wearing-off現象

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  • 92

    68歳女性。54歳の頃、精神科でうつ病と診断され2年間ほどセルトラリン塩酸塩錠を服用し、回復した。10年前(58歳時)に内科でパーキンソン病と診断され、レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠(1日5錠、朝2錠、昼1錠、夕2錠)で治療を開始した。3年前(65歳時)から薬の作用時間が短縮し、服用後時間が経つと安静時振戦や運動緩慢など症状の悪化が見られた。舌突出・異常運動、じっとしていられないなどの症状は出現していなかった。服用回数を5回に分割したところ症状は落ち着いた。 この患者は、その後、薬を頻回に内服することを考えると気分がすぐれなくなり、うつ病が再発したため、2年前(66歳時)から精神科でセルトラリン塩酸塩錠の服用を再開した。2ヶ月ほど前から、3年前(65歳時)のような症状が起こるようになったと、内科の主治医に相談があった。主治医は、新しく薬物を追加することを検討している。現在の処方は以下のとおりである。 (処方1) レボドパ250 mg・カルビドパ配合錠 1回1錠(1日5錠) 1日5回 起床時、10時、14時、18時、22時 28日分 (処方2) セルトラリン塩酸塩錠50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 この患者に追加する薬物として、適切でないのはどれか。1つ選べ。 1 セレギリン 2 ロピニロール 3 イストラデフィリン 4 エンタカポン 5 ゾニサミド

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  • 93

    28歳女性。病院で受付事務の仕事をしている。半年前から起床時の体のこわばりや、手足の関節の痛みを意識するようになった。市販の鎮痛薬を飲んでいたが、徐々に増悪したため、近くの整形外科を受診したところ、関節リウマチと診断された。メトトレキサートでの治療を開始したが、症状は改善しなかった。アダリムマブの自己注射を追加することになり、自己注射について薬剤師の指導を受けるように医師から言われ来局した。 患者の検査値等は以下のとおりである。 赤血球数280×10⁴/nL、白血球数8,000/nL、血小板数12×10⁴/nL、CRP 2.8 mg/dL、血清クレアチニン値0.7 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値)、胸部X線異常なし。 薬剤師が患者に行う指導として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 注射後、発疹や呼吸困難が現れた場合は、すぐに医師の診察を受ける。 2 注射部位は、大腿部、腹部又は上腕部を選び、毎回、同一の場所に打つ。 3 微熱や咳が続くときには、すぐに医師の診察を受ける。 4 風しんの罹患歴がない場合は、風しんワクチンをすみやかに接種するよう指導する。 5 メトトレキサートは毎日、決まった時刻に服用を続ける。

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  • 94

    28歳女性。病院で受付事務の仕事をしている。半年前から起床時の体のこわばりや、手足の関節の痛みを意識するようになった。市販の鎮痛薬を飲んでいたが、徐々に増悪したため、近くの整形外科を受診したところ、関節リウマチと診断された。メトトレキサートでの治療を開始したが、症状は改善しなかった。アダリムマブの自己注射を追加することになり、自己注射について薬剤師の指導を受けるように医師から言われ来局した。 患者の検査値等は以下のとおりである。 赤血球数280×10⁴/nL、白血球数8,000/nL、血小板数12×10⁴/nL、CRP 2.8 mg/dL、血清クレアチニン値0.7 mg/dL、HbA1c 5.2%(NGSP値)、胸部X線異常なし。 アダリムマブの自己注射を開始後、関節リウマチの症状は軽快して、患者は大変喜んでいたが、約6ヶ月後、次第に湿性の咳と全身倦怠感が出現するようになった。 (検査値及び所見) 赤血球沈降速度30 mm/h(基準値3〜15)、CRP 1.0 mg/dL、HbA1c 5.4%(NGSP値)、インターフェロンガンマ遊離試験陽性 この状況に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 関節リウマチの再燃が疑われる。 2 糖尿病発症の可能性がある。 3 結核感染が疑われる。 4 アバタセプトの併用を検討する必要がある。 5 アダリムマブの投与中止を検討する必要がある。

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  • 95

    58歳男性。身長162 cm、体重88 kg。10年前から健康診断で、高血圧及び高血糖を指摘されていたが放置していた。喫煙歴30年(1日10本程度)、20歳ごろよりビール大びん2本と日本酒1合程度をほぼ毎日飲酒していた。数ヶ月前より、全身倦怠感が次第に強くなってきているのを自覚していたが、本日、外出中に駅の階段で動けなくなり、救急搬送された。 (来院時の所見及び検査値) 意識は清明であり、四肢に運動・感覚障害は認めない。 血圧190/110 mmHg、心拍数72拍/分、AST 210 IU/L、ALT 150 IU/L、γ-GTP 175 IU/L、血清クレアチニン値0.71 mg/dL、血清浸透圧300 mOsm/L、血糖値310 mg/dL、HbA1c 10.5%(NGSP値)、尿糖(3+)、尿中アルブミン正常、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(3+)、浮腫(-) この患者に起きている状況として、考えられるのはどれか。2つ選べ。 1 高血圧緊急症 2 くも膜下出血 3 糖尿病性腎症 4 高浸透圧高血糖症候群 5 糖尿病性ケトアシドーシス

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  • 96

    58歳男性。身長162 cm、体重88 kg。10年前から健康診断で、高血圧及び高血糖を指摘されていたが放置していた。喫煙歴30年(1日10本程度)、20歳ごろよりビール大びん2本と日本酒1合程度をほぼ毎日飲酒していた。数ヶ月前より、全身倦怠感が次第に強くなってきているのを自覚していたが、本日、外出中に駅の階段で動けなくなり、救急搬送された。 (来院時の所見及び検査値) 意識は清明であり、四肢に運動・感覚障害は認めない。 血圧190/110 mmHg、心拍数72拍/分、AST 210 IU/L、ALT 150 IU/L、γ-GTP 175 IU/L、血清クレアチニン値0.71 mg/dL、血清浸透圧300 mOsm/L、血糖値310 mg/dL、HbA1c 10.5%(NGSP値)、尿糖(3+)、尿中アルブミン正常、尿蛋白(-)、尿中ケトン体(3+)、浮腫(-) 上記患者は、1ヶ月の入院加療後退院し、以下の処方で通院治療を続け、3年が経過した。 (処方1) メトホルミン塩酸塩錠500 mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食後 28日分 (処方2) シタグリプチンリン酸塩水和物錠50 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 (処方3) アムロジピン錠10 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 運動療法及び食事療法も指導されたとおり実践しており、処方された薬剤は指示どおり服薬していたが、飲酒はやめられないと話している。今回の検査で以下の結果となり、再教育のため入院となった。 (所見及び検査値) 入院時体重68 kg、血圧140/85 mmHg、心拍数70拍/分、AST 35 IU/L、ALT 42 IU/L、γ-GTP 162 IU/L、血清クレアチニン値2.6 mg/dL、空腹時血糖値180 mg/dL、HbA1c 8.2%(NGSP値)、尿糖(+)、尿蛋白(2+)、尿中ケトン体(-)、下肢浮腫(-) この患者に対する処方提案のうち、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メトホルミンの増量 2 シタグリプチンをリナグリプチンに変更 3 フロセミドの追加 4 テルミサルタンの追加 5 アムロジピンの増量

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  • 97

    43歳男性。基礎疾患はない。海外に単身赴任中。一時帰国した3日後の夕食時に体調がすぐれず、早めに就寝した。翌朝から39 ℃の発熱と発疹を認め、近医を受診し、風しんと診断された。 家族の風しん罹患歴、予防接種歴は以下のとおりである。 母(76歳、健康):子供の頃に罹患歴あり 妻(39歳、妊娠中):罹患歴なし、抗体価不明 子(6歳、健康):予防接種2回済 この患者に関する記述として、考えられるのはどれか。2つ選べ。 1 帰国途中又は帰国後に感染した。 2 DNAウイルスに感染した。 3 リンパ節の膨張が認められる。 4 白血球数が減少している。 5 発熱は2週間以上続く。

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  • 98

    43歳男性。基礎疾患はない。海外に単身赴任中。一時帰国した3日後の夕食時に体調がすぐれず、早めに就寝した。翌朝から39 ℃の発熱と発疹を認め、近医を受診し、風しんと診断された。 家族の風しん罹患歴、予防接種歴は以下のとおりである。 母(76歳、健康):子供の頃に罹患歴あり 妻(39歳、妊娠中):罹患歴なし、抗体価不明 子(6歳、健康):予防接種2回済 この患者への対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 この患者に、療養中に他の医療機関を受診する際は、不安を与えないために風しん感染の情報を伝えないよう勧める。 2 この患者に、妻との濃厚接触を避けて療養するよう伝える。 3 この患者の母は、風しんウイルス抗体を有していると考えられると伝える。 4 この患者の妻は、今すぐ風しんワクチン接種を受ける必要があると伝える。 5 この患者の子は、今すぐ3回目の風しんワクチン接種を受ける必要があると伝える。

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  • 99

    62歳男性。身長161 cm、体重58 kg。半年ほど前から腋窩のしこりに気づいていたが、徐々に増大してきた。1ヶ月前よりだるさと38 ℃の発熱が継続し、朝起きたときに下着が濡れているほどの汗をかくようになった。体重も減少してきたため、心配になって病院を受診した。患者の検査値等は以下のとおりである。 (検査値及び所見) AST 51 IU/L、ALT 38 IU/L、LDH 2,543 IU/L、γ-GTP 224 IU/L、血清クレアチニン値1.62 mg/dL、尿酸8.4 mg/dL、血清Na 136 mEq/L、血清K 4.5 mEq/L、血清Ca 10.0 mg/dL、血清P 3.0 mmol/L、血清アルブミン4.0 g/dL、HbA1c 5.8%(NSGP値)、白血球数15,000/nL、赤血球数250×10⁴/nL、Ht 35%、腋窩の腫瘍径は5 cm 精査の結果、悪性リンパ腫と診断されたが、リンパ節生検でリード・ステルンベルグ(Reed-Sternberg)細胞などの巨細胞は確認されなかった。 この患者の病態及び検査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 非ホジキンリンパ腫の症例と考えられる。 2 発熱、大量の寝汗及び体重減少は、B症状の典型的症状である。 3 血清カルシウム値が高いため、骨破壊が進んでいる可能性が高い。 4 遺伝子検査では、フィラデルフィア染色体が検出される可能性が高い。 5 腎機能低下は、ベンス・ジョーンズタンパク質の増加による可能性が高い。

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  • 100

    62歳男性。身長161 cm、体重58 kg。半年ほど前から腋窩のしこりに気づいていたが、徐々に増大してきた。1ヶ月前よりだるさと38 ℃の発熱が継続し、朝起きたときに下着が濡れているほどの汗をかくようになった。体重も減少してきたため、心配になって病院を受診した。患者の検査値等は以下のとおりである。 (検査値及び所見) AST 51 IU/L、ALT 38 IU/L、LDH 2,543 IU/L、γ-GTP 224 IU/L、血清クレアチニン値1.62 mg/dL、尿酸8.4 mg/dL、血清Na 136 mEq/L、血清K 4.5 mEq/L、血清Ca 10.0 mg/dL、血清P 3.0 mmol/L、血清アルブミン4.0 g/dL、HbA1c 5.8%(NSGP値)、白血球数15,000/nL、赤血球数250×10⁴/nL、Ht 35%、腋窩の腫瘍径は5 cm 精査の結果、悪性リンパ腫と診断されたが、リンパ節生検でリード・ステルンベルグ(Reed-Sternberg)細胞などの巨細胞は確認されなかった。 この患者は入院してR-CHOP療法を施行することになった。 【R-CHOP療法】

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