薬剤師国家試験 第108回 薬学理論問題(2023年2月)

厚生労働省『第108回薬剤師国家試験』より作成。 問題:1日目② 一般問題(薬学理論問題)【物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理】、1日目③ 一般問題(薬学理論問題)【薬理、薬剤、病態・薬物治療】 問91-195の計105問。 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074629.pdf (理論問題 1日目②) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074630.pdf (理論問題 1日目③) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074906.pdf (正答) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074914.pdf (合格基準)

薬剤師国家試験 第108回 薬学理論問題(2023年2月)
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厚生労働省『第108回薬剤師国家試験』より作成。 問題:1日目② 一般問題(薬学理論問題)【物理・化学・生物、衛生、法規・制度・倫理】、1日目③ 一般問題(薬学理論問題)【薬理、薬剤、病態・薬物治療】 問91-195の計105問。 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074629.pdf (理論問題 1日目②) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074630.pdf (理論問題 1日目③) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074906.pdf (正答) 出典: https://www.mhlw.go.jp/content/001074914.pdf (合格基準)
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  • 1

    問91 放射線と物質の相互作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 放射線は粒子放射線と電磁波放射線とに分類される。 2 α線は物質を通過するときに物質中の原子と相互作用し、飛跡がジグザグ状になる。 3 β⁻線の透過放射線量は、吸収体の厚さに対して直線的に減少する。 4 電離作用の強さは、α線<β⁻線<γ線の順である。 5 γ線は物質と相互作用するとき、光電効果、コンプトン効果又は電子対生成によりエネルギーを失う。

    1 放射線は粒子放射線と電磁波放射線とに分類される。, 5 γ線は物質と相互作用するとき、光電効果、コンプトン効果又は電子対生成によりエネルギーを失う。

  • 2

    問92 エントロピーに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 エントロピー変化ΔSは、可逆的に出入りする熱をq_rev、そのときの温度をTとすると、ΔS=q_rev/Tで与えられる。 2 エントロピーの最小値は熱力学第3法則によってゼロと定められる。 3 系と外界(周囲)のエントロピー変化の和が正になる方向に、すべての変化は進行する。 4 エントロピーは系の乱雑さを定量的に表す熱力学量である。 5 外界(周囲)のエントロピー変化を温度で割った熱力学量が、系のギブズエネルギー変化である。

    5 外界(周囲)のエントロピー変化を温度で割った熱力学量が、系のギブズエネルギー変化である。

  • 3

    問93 酸化還元反応と化学電池に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 酸化還元反応において、電子を受け取るのは還元剤である。 2 コハク酸(C₄H₆O₄)+FAD → フマル酸(C₄H₄O₄)+FADH₂ の反応において、コハク酸は酸化剤である。 3 進行中の酸化還元反応の起電力は、Henderson–Hasselbalchの式で表すことができる。 4 電解質の濃度のみが異なる2つの半電池からなる化学電池(濃淡電池)の標準起電力は0Vである。 5 反応が自発的に進行している化学電池では、カソード(正極)で還元反応が起こる。

    4 電解質の濃度のみが異なる2つの半電池からなる化学電池(濃淡電池)の標準起電力は0Vである。, 5 反応が自発的に進行している化学電池では、カソード(正極)で還元反応が起こる。

  • 4

    問94 反応速度の温度依存性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 アレニウス式は、温度と平衡定数の関係を表している。 2 0次反応にはアレニウス式は適用できない。 3 アレニウス式に従う反応の場合、アレニウスプロットでは右上がりの直線が得られる。 4 2つの反応のアレニウスプロットの傾きが等しい場合、その2つの反応の活性化エネルギーは等しい。 5 アレニウスプロットの傾きの絶対値が大きい反応ほど、反応速度に与える温度の影響が大きい。

    4 2つの反応のアレニウスプロットの傾きが等しい場合、その2つの反応の活性化エネルギーは等しい。, 5 アレニウスプロットの傾きの絶対値が大きい反応ほど、反応速度に与える温度の影響が大きい。

  • 5

    問95 0.20 mol/L 塩化アンモニウム水溶液100 mLを用いてアンモニア・塩化アンモニウム緩衝液(pH 9.0)を調製したい。この塩化アンモニウム水溶液に加える0.18 mol/Lアンモニア水溶液の液量に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、アンモニアのpK_b=4.7、水のイオン積[H⁺][OH⁻]=1.0×10⁻¹⁴(mol/L)²、10⁰·³=2とし、混合により各水溶液の体積は変化しないものとする。 1 15 mL 2 35 mL 3 55 mL 4 75 mL 5 95 mL

    3 55 mL

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    問96 紫外可視吸光度測定法を用いて、単一の波長により、ある化合物の濃度の異なる2種類の水溶液の透過率を測定したところ、水溶液Ⅰの透過率は50%、水溶液Ⅱの透過率は20%であった。水溶液ⅠとⅡを等量ずつ混合した水溶液の吸光度に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、log 2=0.3、用いたセルの層長は1 cmとする。 1 0.3 2 0.5 3 0.7 4 1.0 5 1.5

    2 0.5

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    問97-98 ある化合物が医薬品として適合するかどうかの判定は、分離分析、定性分析及び定量分析を駆使して行われる。次の記述は、日本薬局方L-アラニン(C₃H₇NO₂:89.09)の純度試験(一部要約)及び定量法である。 純度試験 試料溶液及び標準溶液20 μLずつを正確にとり、次の条件で液体クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液から得たピーク高さから試料溶液1 mLに含まれるアラニン以外のアミノ酸の質量を求め、その質量百分率を算出するとき、アラニン以外の各アミノ酸の量は0.1%以下である。 試験条件  検出器:可視吸光光度計(測定波長:570 nm)  カラム:内径4.6 mm、長さ8 cmのステンレス管に3 μmのポリスチレンにスルホン酸基を結合した液体クロマトグラフィー用強酸性イオン交換樹脂(Na型)を充塡する。  移動相:移動相AからEの順に切り換える。  反応試薬:ニンヒドリンを含む溶液 定量法 本品を乾燥し、その約90 mgを精密に量り、ギ酸3 mLに溶かし、酢酸(100)50 mLを加え、0.1 mol/L過塩素酸で滴定する(電位差滴定法)。同様の方法で空試験を行い、補正する。  0.1 mol/L 過塩素酸 1 mL = ア mg C₃H₇NO₂ 問97 純度試験に用いた液体クロマトグラフィー(LC)に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 一般に、この検出器の光源にはタングステンランプが用いられる。 2 固定相は陰イオン交換体である。 3 移動相はAからEの順に、pHが大きくなる。 4 このLCは、プレカラム誘導体化法である。 5 アラニンとプロリンは同じ呈色物質を生成する。

    1 一般に、この検出器の光源にはタングステンランプが用いられる。, 3 移動相はAからEの順に、pHが大きくなる。

  • 8

    問97-98 ある化合物が医薬品として適合するかどうかの判定は、分離分析、定性分析及び定量分析を駆使して行われる。次の記述は、日本薬局方L-アラニン(C₃H₇NO₂:89.09)の純度試験(一部要約)及び定量法である。 純度試験 試料溶液及び標準溶液20 μLずつを正確にとり、次の条件で液体クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液から得たピーク高さから試料溶液1 mLに含まれるアラニン以外のアミノ酸の質量を求め、その質量百分率を算出するとき、アラニン以外の各アミノ酸の量は0.1%以下である。 定量法 本品を乾燥し、その約90 mgを精密に量り、ギ酸3 mLに溶かし、酢酸(100)50 mLを加え、0.1 mol/L過塩素酸で滴定する(電位差滴定法)。同様の方法で空試験を行い、補正する。  0.1 mol/L 過塩素酸 1 mL = ア mg C₃H₇NO₂ 問98 定量法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 試料95.67 mgを量り取った場合、「約90 mg」を量り取ったことにならない。 2 L-アラニンはアセチル化された後、過塩素酸と反応する。 3 この電位差滴定法では、指示電極にガラス電極を用いる。 4 本試験より空試験の方が、0.1 mol/L過塩素酸の滴加量は少ない。 5  ア に入る数値は4.455である。

    3 この電位差滴定法では、指示電極にガラス電極を用いる。, 4 本試験より空試験の方が、0.1 mol/L過塩素酸の滴加量は少ない。

  • 9

    問99 下図は液体クロマトグラフィーにより得られた成分Aと成分Bのクロマトグラム(模式図)で、ピークAは成分A、ピークBは成分B由来である。この図に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ピークAとピークBの分離係数をαとすると、成分Aの質量分布比k_Aは成分Bの質量分布比k_Bのα倍である。 2 このカラムの理論段数Nは、(t_RB-t_RA)/(W_A+W_B) で与えられる。 3 W_AとW_Bがいずれも小さくなるほど分離係数αは大きくなる。 4 ピークAとピークBの分離度R_sは、R_s>1.5である。 5 R_sを大きくするには理論段高さHが小さいカラムを選択する。

    4 ピークAとピークBの分離度R_sは、R_s>1.5である。, 5 R_sを大きくするには理論段高さHが小さいカラムを選択する。

  • 10

    問100 核医学画像診断法と、使用される放射性核種の組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。   診断法  核種 1 PET   ⁶⁷Ga 2 PET   ¹²³I 3 PET   ¹⁸F 4 SPECT  ⁹⁹ᵐTc 5 SPECT  ¹⁵O

    3 PET   ¹⁸F, 4 SPECT  ⁹⁹ᵐTc

  • 11

    問101 日本薬局方収載医薬品ジルチアゼムは、化合物Aから化合物Bを経て合成される。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:化合物A、化合物B、ジルチアゼム。化合物A中の酸素原子にア・イ・ウのラベル、ジルチアゼム中の酸素原子にエ・オ・カのラベルが付されている) 1 酸素原子ウは、ジルチアゼム分子内には存在しない。 2 酸素原子エは、主に酸素原子イ由来である。 3 酸素原子オは、主に酸素原子ウ由来である。 4 酸素原子カは、主に酸素原子ア由来である。 5 化合物Bは、化合物Aからの転位反応による生成物である。

    1 酸素原子ウは、ジルチアゼム分子内には存在しない。, 2 酸素原子エは、主に酸素原子イ由来である。

  • 12

    問102 タンパク質の構造に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。下図にアミド結合間の水素結合を示す。 1 図に示した水素結合は、主に一次構造の形成に働く。 2 α-ヘリックスは、二次構造の1つである。 3 α-ヘリックスは、図に示した水素結合により2本のペプチド鎖間で形成される。 4 β-シートは、主に周囲の水分子との相互作用で形成される。 5 ジスルフィド結合は、主に三次構造を安定化する。

    2 α-ヘリックスは、二次構造の1つである。, 5 ジスルフィド結合は、主に三次構造を安定化する。

  • 13

    問103 エタノール中でヨウ化メチルと反応させたときに最も反応性が高い求核剤はどれか。1つ選べ。 (構造式は画像参照) 1 CH₃O⁻ 2 C₆H₅S⁻(チオフェノキシド) 3 (CH₃CH₂)₃N 4 I⁻ 5 F⁻

    2 C₆H₅S⁻(チオフェノキシド)

  • 14

    問104 多発性硬化症治療薬のフィンゴリモドは、体内でスフィンゴシンキナーゼによって立体選択的にリン酸化されて活性体となり、スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)受容体アゴニスト活性を発揮する。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:スフィンゴシン→S1P、フィンゴリモド→フィンゴリモドリン酸(活性体)) 1 S1Pの2位の絶対配置は、Sである。 2 フィンゴリモドは、キラル化合物である。 3 フィンゴリモドリン酸(活性体)は、R体である。 4 S1Pとフィンゴリモドリン酸は、両親媒性である。 5 S1Pは、グリセロリン脂質である。

    1 S1Pの2位の絶対配置は、Sである。, 4 S1Pとフィンゴリモドリン酸は、両親媒性である。

  • 15

    問105 以下の構造式で表されるダイゼインに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:イソフラボン骨格、A環に7-OH、B環に4'-OH) 1 カッコンに含まれる成分の一つである。 2 A環の炭素原子は、シキミ酸由来である。 3 2-フェニルクロモン骨格を有している。 4 ヒトに対してエストロゲン様作用がある。 5 マグネシウム-塩酸反応で陽性を示す。

    1 カッコンに含まれる成分の一つである。, 4 ヒトに対してエストロゲン様作用がある。

  • 16

    問106 35歳男性。冠動脈疾患の既往がある。近医にて原発性の甲状腺機能低下症と診断され、処方1で治療を継続している。最近になって花粉症のような症状を訴えたため、別のクリニックで処方2が追加され、その処方箋を持って来局した。 (処方1) レボチロキシンナトリウム錠100μg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 (処方2) 小青竜湯エキス顆粒 1回2.5g(1日7.5g) 1日3回 朝昼夕食前 7日分 処方2の処方箋を見た薬剤師は、頻脈や動悸などの副作用が出現する可能性を考えて、服薬期間中に患者のフォローアップをすることとした。その根拠となった、小青竜湯に含まれる化合物はどれか。1つ選べ。 (構造式は画像参照:選択肢1〜5は化合物の構造式)

    2

  • 17

    問107 図1及び図2は、アスパラギン酸プロテアーゼ及びシステインプロテアーゼによる基質加水分解の初期反応過程の模式図である。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 アスパラギン酸残基アと水の相互作用は、水の酸素原子の求電子性を高めている。 2 アスパラギン酸残基イと基質カルボニル基の相互作用は、基質カルボニル基の求核性を高めている。 3 システイン残基エのスルファニル基は、塩基として働く。 4 ヒスチジン残基ウとシステイン残基エの相互作用は、エのスルファニル基の求核性を高めている。 5 アスパラギン酸残基アとヒスチジン残基ウは、塩基として働く。

    4 ヒスチジン残基ウとシステイン残基エの相互作用は、エのスルファニル基の求核性を高めている。, 5 アスパラギン酸残基アとヒスチジン残基ウは、塩基として働く。

  • 18

    問108 日本薬局方収載医薬品プロチレリンの化学構造に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:プロチレリンの構造にア、イ、ウのラベル) 1 アは、β-ラクタム環である。 2 イは、芳香族性をもつ。 3 ウは、ピロリジン環である。 4 N末端は、プロリン残基である。 5 本品は、テトラペプチドである。

    2 イは、芳香族性をもつ。, 3 ウは、ピロリジン環である。

  • 19

    問109 下図は、ある化合物の¹H-NMRスペクトル(400 MHz、CDCl₃、基準物質はテトラメチルシラン)を示したものであり、表は各シグナルの積分比を一覧にしたものである。また、この化合物はIRスペクトルにて1770 cm⁻¹付近に強い吸収を示した。この化合物の構造式として正しいのはどれか。1つ選べ。 なお、×印のシグナルは水又はCDCl₃中に含まれるCHCl₃のプロトンに由来する。 (NMRスペクトル・積分表・選択肢1〜5の構造式は画像参照)

    1

  • 20

    問110 膵臓の構造と機能に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 膵臓は、十二指腸側から膵尾、膵体、膵頭の3部位に分けられる。 2 膵管は膵臓内部を走行し、胆嚢管と合流して十二指腸へ開口する。 3 膵液は、HCO₃⁻を多く含み、十二指腸に流れ込む胃酸を中和する。 4 膵液に含まれる消化酵素の大部分は、ペプシンである。 5 膵臓ランゲルハンス島β細胞内のCa²⁺濃度が上昇すると、インスリンが分泌される。

    3 膵液は、HCO₃⁻を多く含み、十二指腸に流れ込む胃酸を中和する。, 5 膵臓ランゲルハンス島β細胞内のCa²⁺濃度が上昇すると、インスリンが分泌される。

  • 21

    問111 生体内の物質移動に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 一酸化窒素は、促進拡散により血管内皮細胞から移動する。 2 水素イオンは、受動輸送により胃壁細胞から分泌される。 3 原尿中のグルコースは、Na⁺との共輸送により腎臓の近位尿細管上皮細胞に取り込まれる。 4 血中のグルコースの大部分は、エンドサイトーシスにより脂肪細胞に取り込まれる。 5 ノルアドレナリンは、エキソサイトーシスにより交感神経終末から分泌される。

    3 原尿中のグルコースは、Na⁺との共輸送により腎臓の近位尿細管上皮細胞に取り込まれる。, 5 ノルアドレナリンは、エキソサイトーシスにより交感神経終末から分泌される。

  • 22

    問112 下図は、ミトコンドリアと、その電子伝達系をつかさどる複合体Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ並びにATP合成酵素を示した概略図である。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 NADH由来の電子は、複合体Ⅰを経由し、ユビキノンへ伝達される。 2 H⁺は、複合体Ⅰ、Ⅱ及びⅣにおいてマトリックスから膜間腔へ汲み出される。 3 O₂は、複合体Ⅲにおいてシトクロムcから電子を受け取りH₂Oとなる。 4 ATPは、H⁺が膜間腔側からマトリックス側へATP合成酵素を通過する際に生成される。 5 内膜を通過するH⁺量は、NADHから電子が供給される場合の方がFADH₂からの場合に比べて少ない。

    1 NADH由来の電子は、複合体Ⅰを経由し、ユビキノンへ伝達される。, 4 ATPは、H⁺が膜間腔側からマトリックス側へATP合成酵素を通過する際に生成される。

  • 23

    問113 下図は、細胞周期を表しており、G₁期→ア期→G₂期→イ期→G₁期の順に連続して起こる事象を経て、2つの娘細胞になる過程を示している。次の記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 ア期に、DNAが合成される。 2 イ期が進行するには、微小管の働きが必要である。 3 ウ期の細胞が多い細胞集団は、細胞増殖が速いと考えられる。 4 細胞周期の進行には、周期に応じて活性化されるキナーゼが関わっている。 5 がん抑制遺伝子産物には、細胞周期の進行を止めるタンパク質がある。

    3 ウ期の細胞が多い細胞集団は、細胞増殖が速いと考えられる。

  • 24

    問114 二次元電気泳動は、等電点電気泳動とSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)を組み合せたもので、ある生体試料中の多種多様なタンパク質をそれぞれ固有の等電点と分子量の違いを利用して分離する方法である。図1と図2は、二次元電気泳動の概要と実験結果を示したものである。 図1 等電点電気泳動:pH 4〜10の連続的なpH勾配を形成させた棒状のゲルを準備する。このゲルを用いて電気泳動すると、試料中の各タンパク質はそれぞれの等電点の位置までゲル中を移動する。 図2 SDS-PAGE:等電点電気泳動により試料中のタンパク質を分離した棒状ゲルを、SDS-PAGEの分離ゲルの上に移し、一次元目の等電点電気泳動と直角の方向に電気泳動する。タンパク質は、その分子量に応じた位置まで移動する。電気泳動の終了後、泳動用のガラス板から取り出したゲルを洗浄し、クマシーブリリアントブルーでタンパク質を染色したところ、50個のスポットを検出した。図2中のスポットAは、等電点5.8、分子量56,000のタンパク質である。 このようなタンパク質分析法とその実験結果に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 等電点が5.8より小さく、かつ分子量が56,000より大きいスポットは、4つ検出されている。 2 スポットAのタンパク質では、中性溶液中での分子全体の電荷が負になる。 3 スポットBのタンパク質の等電点は、ほぼ5.8である。 4 スポットCのタンパク質は、分子量56,000より小さい。 5 タンパク質のスポットの位置は、リン酸化により、やや右上方向に移動すると推測される。

    3 スポットBのタンパク質の等電点は、ほぼ5.8である。

  • 25

    問115 原核細胞の遺伝子発現における転写と翻訳に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 遺伝子の転写と翻訳は同時進行が可能であり、転写が完結する前に翻訳が開始される。 2 翻訳開始コドンの直前には、シャイン・ダルガーノ(SD)配列が存在し、リボソームの60Sサブユニットが結合する。 3 翻訳は、mRNAの3'末端側から5'末端側の方向に進行し、ペプチド鎖はC末端側からN末端側へと合成される。 4 アミノアシルtRNAは、コドンを含むtRNAの3'末端に、mRNA上のアンチコドンに対応したアミノ酸が結合している。 5 オペロンとして隣り合う一群の遺伝子は1本のmRNA(ポリシストロニックmRNA)に転写され、複数のタンパク質に翻訳される。

    1 遺伝子の転写と翻訳は同時進行が可能であり、転写が完結する前に翻訳が開始される。, 5 オペロンとして隣り合う一群の遺伝子は1本のmRNA(ポリシストロニックmRNA)に転写され、複数のタンパク質に翻訳される。

  • 26

    問116 リソソーム及びプロテアソームに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 リソソームは、内部が塩基性のオルガネラで、様々な加水分解酵素を有する。 2 エンドサイトーシスによりリソソームへ運ばれたタンパク質は、ATP依存的に分解される。 3 プロテアソームは、巨大な筒状のプロテアーゼ複合体であり、ポリユビキチン化されたタンパク質を選択的に分解する。 4 プロテアソームは、キラーT細胞へ提示されるウイルス由来タンパク質の分解に関わる。 5 プロテアソームは、オートファゴソーム内に取り込まれて、オートファジーにおけるタンパク質分解を担う。

    3 プロテアソームは、巨大な筒状のプロテアーゼ複合体であり、ポリユビキチン化されたタンパク質を選択的に分解する。, 4 プロテアソームは、キラーT細胞へ提示されるウイルス由来タンパク質の分解に関わる。

  • 27

    問117 胎盤では、胎児と母体との間で物質交換が起こる。下図中のB(胎盤)では、母体のイムノグロブリン(抗体)が選択的に胎児側に移行することが知られている。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 A内の血管には、胎児の血液が流れている。 2 Bにおいて、母親の赤血球が胎児側に移行し、酸素を供給する。 3 Bにおいて、抗体のサブクラスのうち、IgAが選択的に移行する。 4 医薬品として使われる抗体は組換え体なので、母体から胎児側に移行しない。 5 B全体から採取したDNAには、母親と胎児の両方のゲノムが含まれる。

    1 A内の血管には、胎児の血液が流れている。, 5 B全体から採取したDNAには、母親と胎児の両方のゲノムが含まれる。

  • 28

    問118 細菌の抗菌薬耐性化には種々の遺伝子もしくはその産物が関わっている。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 グラム陰性菌の外膜にあるポーリンの増加は、カルバペネム系抗菌薬への耐性化を促す。 2 腸球菌のバンコマイシン耐性遺伝子VanAの産物は、細胞壁のペプチドグリカン合成の代替経路で働き、グリコペプチド系抗菌薬の作用を回避する。 3 リファンピシン耐性菌では、DNAポリメラーゼ遺伝子の変異により、耐性が獲得されている。 4 カナマイシン耐性遺伝子産物の中には、抗菌薬をリン酸化する酵素として働き、RNAポリメラーゼへの結合を消失させるものがある。 5 Rプラスミドなどの伝達性因子を介して薬物排出タンパク質が過剰発現することは、多剤耐性化の一因となる。

    2 腸球菌のバンコマイシン耐性遺伝子VanAの産物は、細胞壁のペプチドグリカン合成の代替経路で働き、グリコペプチド系抗菌薬の作用を回避する。, 5 Rプラスミドなどの伝達性因子を介して薬物排出タンパク質が過剰発現することは、多剤耐性化の一因となる。

  • 29

    問119-121 糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。 問119(物理・化学・生物) グルコースはヘモグロビンAのβ鎖N末端のアミノ基と反応し、化合物アを与えたのち、HbA1cとなる。化合物アの構造として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 (構造式は画像参照:選択肢1〜5は化合物アの構造候補)

    4

  • 30

    問119-121 糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。 問120(物理・化学・生物) HbA1cに関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 HbA1cの生成には酵素が必要である。 2 HbA1cの生成はグルコース濃度に依存する。 3 HbA1cは、非酵素的にグルコースとヘモグロビンAに解離する。 4 グルコースは、赤血球内に移行しにくいので、HbA1cの生成には2〜3ヶ月を要する。 5 HbA1c値は、赤血球寿命の影響を受ける。

    2 HbA1cの生成はグルコース濃度に依存する。, 5 HbA1c値は、赤血球寿命の影響を受ける。

  • 31

    問119-121 糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。 問121(衛生) 食品の変質のうち、HbA1cの生成と同様に、糖化反応により起こるのはどれか。2つ選べ。 1 食品が腐敗するとヒスタミンが生成する。 2 ポテトチップスを製造するとアクリルアミドが生成する。 3 砂糖水を150〜200℃で加熱すると茶色く変色する。 4 パンを焼くと茶色く変色する。 5 リンゴの切り口が茶色く変色する。

    2 ポテトチップスを製造するとアクリルアミドが生成する。, 4 パンを焼くと茶色く変色する。

  • 32

    問122 下図は、我が国における胃、肝臓、膵臓、大腸及び肺の悪性新生物による粗死亡率(人口10万対)の年次推移を示したものである。部位a〜eの悪性新生物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 注:大腸の悪性新生物<腫瘍>は、結腸の悪性新生物<腫瘍>と直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物<腫瘍>を示す。ただし、昭和42年までは直腸肛門部の悪性新生物を含む。 令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況より引用 1 aは大腸である。 2 bの悪性新生物のリスク要因として、食塩の過剰摂取があげられる。 3 cの悪性新生物が1990年代後半まで増加した主な要因として、ヒトパピローマウイルス感染が考えられる。 4 dの悪性新生物のリスク要因として、食生活の欧米化や運動不足などによる肥満があげられる。 5 eは肺である。

    2 bの悪性新生物のリスク要因として、食塩の過剰摂取があげられる。, 4 dの悪性新生物のリスク要因として、食生活の欧米化や運動不足などによる肥満があげられる。

  • 33

    問123 下図は、我が国におけるある性感染症の報告数(全数把握)の年次推移を示したものである。この図に該当する感染症はどれか。1つ選べ。 1 性器クラミジア感染症 2 性器ヘルペス感染症 3 尖圭コンジローマ 4 梅毒 5 後天性免疫不全症候群

    4 梅毒

  • 34

    問124 生活習慣病に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 腹囲が基準値以上であり、血圧、血糖、血清脂質の3つの診断基準項目のうち、2項目以上が該当すると、メタボリックシンドロームと診断される。 2 現在、我が国では、2型糖尿病患者より1型糖尿病患者が多い。 3 糖尿病は、虚血性心疾患や脳梗塞のリスクファクターである。 4 受動喫煙は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスクファクターとはならない。 5 HDL-C(高密度リポタンパク質コレステロール)は、脂質異常症の診断基準項目に含まれない。

    1 腹囲が基準値以上であり、血圧、血糖、血清脂質の3つの診断基準項目のうち、2項目以上が該当すると、メタボリックシンドロームと診断される。, 3 糖尿病は、虚血性心疾患や脳梗塞のリスクファクターである。

  • 35

    問125 下表の母子感染する疾患について、その病原体及び主な感染経路の組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。 疾患/病原体/主な感染経路 1 風しん/ウイルス/経胎盤 2 淋菌感染症/ウイルス/経産道 3 トキソプラズマ症/原虫/経胎盤 4 成人T細胞白血病/細菌/経母乳 5 カンジダ症/真菌/経母乳

    1 風しん/ウイルス/経胎盤, 3 トキソプラズマ症/原虫/経胎盤

  • 36

    問126 労働衛生管理に関する記述のうち、作業管理に該当するのはどれか。2つ選べ。 1 特殊健康診断を実施する。 2 作業環境測定を実施する。 3 局所排気を行う。 4 健康障害リスクを評価し、作業の手順や方法を最適化する。 5 作業者が呼吸用保護具を着用する。

    4 健康障害リスクを評価し、作業の手順や方法を最適化する。, 5 作業者が呼吸用保護具を着用する。

  • 37

    問127 次の反応式は、油脂の化学的指標に関する試験法の化学反応の例を示したものである。不飽和脂肪酸を含む油脂において、自動酸化の進行に伴い測定値が減少し続ける試験法の反応式はどれか。1つ選べ。 (反応式は画像参照:選択肢1〜5)

    3

  • 38

    問128 下図は、即時型食物アレルギーの原因となった食物の割合について、3年ごとの調査結果を示したものである。A及びBに該当する食物の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 *食物の摂取後60分以内に症状が出現し、かつ医療機関を受診したもののうち、原因抗原が特定された症例について、原因となった食物の割合を示した。 1 A:大豆/B:ごま 2 A:鶏卵/B:いか 3 A:鶏卵/B:牛乳 4 A:牛乳/B:牛肉 5 A:大豆/B:豚肉

    3 A:鶏卵/B:牛乳

  • 39

    問129 食品中の発がん物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 サイカシンは、β-グルクロニダーゼにより加水分解されて発がん作用を示す。 2 アフラトキシンB1は、シトクロムP450によりエポキシ化されて発がん作用を示す。 3 Trp-P-1は、高温での加熱調理により食品中の核酸から生成する。 4 ベンゾ[a]ピレンは、高温での加熱調理により食品中のアミノ酸から生成する。 5 ジメチルニトロソアミンは、酸性下において、亜硝酸とジメチルアミンとの反応により生成する。

    2 アフラトキシンB1は、シトクロムP450によりエポキシ化されて発がん作用を示す。, 5 ジメチルニトロソアミンは、酸性下において、亜硝酸とジメチルアミンとの反応により生成する。

  • 40

    問130 食品添加物A〜Eに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造図は画像参照:A〜Eの構造式) 1 Aは、かんきつ類やバナナに使用される防かび剤である。 2 Bは、ショ糖の200倍の甘さがある甘味料である。 3 Cは、酸性領域で効力のある保存料である。 4 Dは、金属封鎖作用のある酸化防止剤である。 5 Eは、酸性のタール色素である。

    1 Aは、かんきつ類やバナナに使用される防かび剤である。, 4 Dは、金属封鎖作用のある酸化防止剤である。

  • 41

    問131 食中毒の原因となる自然毒の成分とそれらを含有する動植物及び中毒症状の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 成分/含有する動植物/中毒症状 1 オカダ酸/ムラサキイガイ/下痢 2 ソラニン/チョウセンアサガオ/記憶喪失 3 リコリン/ワラビ/神経麻痺 4 シガトキシン/フグ/痙れん 5 シロシビン(サイロシビン)/ワライタケ/幻覚

    1 オカダ酸/ムラサキイガイ/下痢, 5 シロシビン(サイロシビン)/ワライタケ/幻覚

  • 42

    問132 化学物質の毒性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 硫化水素は、ミトコンドリアのシトクロムオキシダーゼの阻害により、細胞呼吸を抑制する。 2 DEHP[フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)]は、ヘム合成に関わる酵素を阻害することで、造血機能障害を生じる。 3 四塩化炭素は、シトクロムP450によって還元的に脱ハロゲン化されて、肝障害を引き起こす。 4 塩化ビニルモノマーは、アセチルコリンエステラーゼの阻害により、神経毒性を示す。 5 カルバリルは、アコニターゼの阻害により、呼吸器障害を生じる。

    1 硫化水素は、ミトコンドリアのシトクロムオキシダーゼの阻害により、細胞呼吸を抑制する。, 3 四塩化炭素は、シトクロムP450によって還元的に脱ハロゲン化されて、肝障害を引き起こす。

  • 43

    問133 毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 食品添加物の指定を申請する際には、単回投与毒性試験を行う必要がある。 2 反復投与毒性試験の目的は、半数致死量(LD50)を求めることである。 3 化学物質の毒性試験には、一般毒性試験と特殊毒性試験がある。 4 食品添加物の指定を申請する際には、アレルゲン性(抗原性)試験を行う必要がある。 5 発がん性試験では、ラットやマウスに被験化学物質を反復投与して90日間における腫瘍の発生の有無を調べる。

    3 化学物質の毒性試験には、一般毒性試験と特殊毒性試験がある。, 4 食品添加物の指定を申請する際には、アレルゲン性(抗原性)試験を行う必要がある。

  • 44

    問134 成人集団(平均体重60kg)について5種類の食品群からの甘味料Aの一日摂取量が調査された。表1は成人一人あたりの甘味料Aの各食品群からの一日摂取量を、表2は許容一日摂取量(ADI)設定のために行われた試験結果を示している。このとき、成人における甘味料Aの一日摂取量は、ADIの何%に相当するか。最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、他の食品群からの甘味料Aの摂取はないものとする。 表1 甘味料Aの食品群からの一日摂取量(mg/人/日) 調味嗜好飲料: 1.677 魚介類・肉類・卵類: 0.005 油脂類・乳類: 0.015 砂糖類・菓子類: 0.013 果実・野菜・海藻類: 0.702 表2 甘味料AのADI設定のために行われた試験結果 無毒性量: 1,500 mg/kg体重/日 動物種: ラット 投与方法: 混餌投与 安全係数: 100 1 0.16 2 0.27 3 0.80 4 1.9 5 2.4

    2 0.27

  • 45

    問135 化審法*及び化管法**に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 *化審法:化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 **化管法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 1 化審法の対象となる物質は、新規化学物質のみであり、化審法の公布前に製造・輸入されていた既存化学物質は、対象とはならない。 2 化審法における監視化学物質は、難分解性、低蓄積性であり、ヒト及び生活環境動植物に対して長期毒性を有する物質である。 3 化審法において、分解性の判定には活性汚泥が用いられる。 4 化管法において、安全データシート(SDS)制度は、対象となる事業者が対象化学物質の排出・移動量を国に届け出る制度である。 5 化管法において、PRTR制度の対象物質は、SDS制度の対象物質に指定されている。

    3 化審法において、分解性の判定には活性汚泥が用いられる。, 5 化管法において、PRTR制度の対象物質は、SDS制度の対象物質に指定されている。

  • 46

    問136 放射性核種に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 じゃがいもの発芽防止には、60Coから放出されるγ線が利用される。 2 131Iは、甲状腺がんの治療に利用される。 3 90Sr及び239Puの集積する器官は主に筋肉である。 4 実効(有効)半減期は、生物学的半減期と物理学的半減期の差で表される。 5 222Rn及び226Raは、人工放射性核種である。

    1 じゃがいもの発芽防止には、60Coから放出されるγ線が利用される。, 2 131Iは、甲状腺がんの治療に利用される。

  • 47

    問137 地球環境保全の国際的な取組に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関する条約である。 2 ストックホルム条約は、オゾン層を保護するための国際協力に関する条約である。 3 ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約である。 4 ウィーン条約は、廃棄物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約である。 5 ロンドン条約は、残留性有機汚染物質(POPs)の製造、使用及び輸出入に関する条約である。

    1 バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関する条約である。, 3 ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約である。

  • 48

    問138 水道水質基準の基準項目に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 テトラクロロエチレンは、フミン質を含む水道原水の塩素消毒により生成する。 2 ブロモジクロロメタンは、臭化物イオンを含む水道原水の塩素消毒により生成する。 3 ジクロロ酢酸は、水道原水の塩素消毒によりジクロロメタンから生成する。 4 2-メチルイソボルネオールは、藍藻類や放線菌が産生するカビ臭物質である。 5 1,4-ジオキサンは、フェノール類を含む水道原水の塩素消毒により生成する悪臭物質である。

    2 ブロモジクロロメタンは、臭化物イオンを含む水道原水の塩素消毒により生成する。, 4 2-メチルイソボルネオールは、藍藻類や放線菌が産生するカビ臭物質である。

  • 49

    問139 図1〜3は、一般環境大気測定局(一般局)及び自動車排出ガス測定局(自排局)における大気汚染物質濃度の年平均値の推移を示したものであり、大気汚染物質ア〜ウは二酸化硫黄、二酸化窒素、光化学オキシダントのいずれかである。次の記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 ただし、光化学オキシダントは昼間の日最高1時間値の年平均値である。 1 大気汚染物質アは、光化学反応によって生じる二次汚染物質である。 2 大気汚染物質イは、燃焼などの高温下で大気成分が酸素と反応して生じる。 3 大気汚染物質ウは、主に自動車排出ガス成分として放出され、工場などの固定発生源からの排出の影響は小さい。 4 大気汚染物質アは、四日市ぜん息の主な原因物質である。 5 大気汚染物質イの2010年度以降における大気環境基準達成率は、一般局と自排局のいずれにおいても低い。

    5 大気汚染物質イの2010年度以降における大気環境基準達成率は、一般局と自排局のいずれにおいても低い。

  • 50

    問140 窓を開けて換気を行っている講義室で、大学生が講義を受けている。講義開始時に400ppm(0.04%)であったCO2濃度が徐々に増加し、1,400ppm(0.14%)に達して一定となった。この講義室の換気量(m³/h)として、最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、講義室には大学生と教員を合わせて130名がおり、大学生及び教員の一人あたりのCO2排出量を0.022m³/h、屋外のCO2濃度を400ppm(0.04%)とする。 1 320 2 810 3 1,800 4 2,900 5 8,900

    4 2,900

  • 51

    問141 薬剤師の業務に関係するインターネット等の利用に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 有名人のAさんに対して調剤を行ったことについて名前と処方内容を含めてSNSに投稿する。 2 薬局のホームページにおいて、一般用医薬品の広告をする際、利用者の口コミを表示する。 3 医療機関では漏えいのおそれがあるため、セキュリティ対策を行ったとしてもWi-Fi(無線LAN)は利用できない。 4 亡くなった後の患者の情報は個人情報でなくなるため、薬剤師の個人ブログで患者の情報を公表する。 5 インターネット上の医療情報は、裏付けがある情報か検討した上で利用の可否を検討する。

    5 インターネット上の医療情報は、裏付けがある情報か検討した上で利用の可否を検討する。

  • 52

    問142 薬剤師法が定める薬剤師の業務に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 薬剤師は、調剤の求めがあった場合、薬局開設者の許可があれば調剤を断ることができる。 2 薬剤師でない者は、原則、販売又は授与の目的で調剤できない。 3 薬剤師は、正当な理由があると認める場合には、薬剤師の判断で、処方箋に記載された医薬品の用法・用量を変更して調剤することができる。 4 薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると認める場合、患者の薬剤の使用状況を継続的かつ的確に把握し、必要な指導等を行わなければならない。 5 薬剤師は、処方箋が調剤済みになった場合には、速やかに処方箋を破棄しなければならない。

    2 薬剤師でない者は、原則、販売又は授与の目的で調剤できない。, 4 薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると認める場合、患者の薬剤の使用状況を継続的かつ的確に把握し、必要な指導等を行わなければならない。

  • 53

    問143 医薬品の製造販売の承認拒否事由に該当するのはどれか。2つ選べ。 ただし、特例承認や緊急承認などの特別な事例は除く。 1 申請者である企業が製造販売業の許可を受けていないとき。 2 申請に係る医薬品と同じ作用機序のものが、すでに10剤以上承認されているとき。 3 申請に係る医薬品が効能又は効果を有すると認められないとき。 4 申請に係る医薬品が海外での承認や審査を受けていないとき。 5 申請に係る医薬品の製造所における製造管理又は品質管理の方法が、「医薬品の臨床試験の実施に関する基準」に適合していると認められないとき。

    1 申請者である企業が製造販売業の許可を受けていないとき。, 3 申請に係る医薬品が効能又は効果を有すると認められないとき。

  • 54

    問144 医薬品の治験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 治験は、承認申請のために製薬企業が行うものであり、医師が主導して行うことはできない。 2 医療機関に治験を依頼するに当たって、治験依頼者は治験実施医療機関と契約を締結しなければならない。 3 治験の実施に際しては、当該治験を実施する医療機関に設置された治験審査委員会の承認を得なければならない。 4 新有効成分の治験は、初回の治験計画を届け出てから起算して30日を経過した後でなければ依頼又は自ら実施してはならない。 5 インフォームド・コンセントは、必ず文書による説明を行わなければならないが、同意は必ずしも文書で取得する必要はない。

    2 医療機関に治験を依頼するに当たって、治験依頼者は治験実施医療機関と契約を締結しなければならない。, 4 新有効成分の治験は、初回の治験計画を届け出てから起算して30日を経過した後でなければ依頼又は自ら実施してはならない。

  • 55

    問145 医薬品の直接の容器・被包の表示に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、省略等の特例はないものとする。 1 毒薬は、黒地に白枠、白字で品名及び「毒」の文字を記載する。 2 一般用医薬品は、リスク区分を原則として赤枠、赤字で記載する。 3 日本薬局方に収められている医薬品は、「薬局方」の文字を記載する。 4 専ら他の医薬品の製造の用に供される医薬品は、「製造専用」の文字を記載する。 5 要指導医薬品は、赤字で「要指導医薬品」の文字を記載する。

    1 毒薬は、黒地に白枠、白字で品名及び「毒」の文字を記載する。, 4 専ら他の医薬品の製造の用に供される医薬品は、「製造専用」の文字を記載する。

  • 56

    問146 医薬品の製造販売業及び製造業に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 製造業の許可は、製造所ごとに受けなければならない。 2 製造業者は、製造所ごとに医薬品総括製造販売責任者を設置しなければならない。 3 製造販売業者が、自ら輸入した一般用医薬品を店舗販売業者に販売する場合は、医薬品販売業の許可を必要としない。 4 製造販売業者が、医薬品を自社工場で製造する場合は、製造業の許可を受けたものとみなされる。 5 第1種医薬品製造販売業の許可を受けた場合は、第2種医薬品製造販売業対象の医薬品も製造販売することができる。

    1 製造業の許可は、製造所ごとに受けなければならない。, 3 製造販売業者が、自ら輸入した一般用医薬品を店舗販売業者に販売する場合は、医薬品販売業の許可を必要としない。

  • 57

    問147 医療法に明記されていないのはどれか。1つ選べ。 1 医療は、国民自らの健康の保持増進のための努力を基礎とする。 2 医療は、個人の利益よりも公共の利益を優先して行われなければならない。 3 医療は、治療のみならず、疾病の予防のための措置及びリハビリテーションを含む。 4 医療は、医療を受ける者の意向を十分に尊重し、医療提供施設の機能に応じ効率的に提供されなければならない。 5 医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならない。

    2 医療は、個人の利益よりも公共の利益を優先して行われなければならない。

  • 58

    問148 介護保険に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 保険者は、市町村(特別区含む)である。 2 保険給付を受けていない第2号被保険者は、保険料を支払う必要はない。 3 第2号被保険者は、特定疾病によって生じた障害による要支援・介護状態でなければ、保険給付を受けることはできない。 4 要介護認定(要支援認定を含む)は、主治医が行う。 5 要支援状態と認定された者はサービスの利用に際し費用の自己負担があるが、要介護状態と認定された者は自己負担がない。

    1 保険者は、市町村(特別区含む)である。, 3 第2号被保険者は、特定疾病によって生じた障害による要支援・介護状態でなければ、保険給付を受けることはできない。

  • 59

    問149 我が国の薬価基準制度の記述に関して、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 医療用医薬品として承認された医薬品であっても、薬価基準に収載されていないものがある。 2 新医薬品の薬価算定は、原価計算方式を原則とする。 3 薬価基準に定められている薬価は、国際的な統一ルールに基づいて決定される公定価格である。 4 新医薬品の薬価算定において、医薬品の有用性や市場性の観点で加算される制度がある。 5 新医薬品の薬価は、一度決まると後発医薬品が薬価基準に収載されるまで維持される。

    1 医療用医薬品として承認された医薬品であっても、薬価基準に収載されていないものがある。, 4 新医薬品の薬価算定において、医薬品の有用性や市場性の観点で加算される制度がある。

  • 60

    問150 マズローの欲求の階層説において第1層にあたる欲求はどれか。1つ選べ。 1 苦痛、不安、恐怖を避けて安定した状態を保ちたい欲求 2 人に愛されたいという欲求 3 周囲から価値があると認められたい欲求 4 自身の目標を達成したい欲求 5 食事・排泄・睡眠などの欲求

    5 食事・排泄・睡眠などの欲求

  • 61

    問151 完全アゴニストの濃度-反応曲線(曲線A)に関連する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、各薬物は同一の受容体にのみ作用し、また、余剰受容体は存在しないものとする。 1 部分アゴニストは、完全アゴニストによる最大反応には影響せず、曲線Aを低濃度側に平行移動させる。 2 競合的アンタゴニストは、受容体に可逆的に結合し、曲線Aを高濃度側に平行移動させる。 3 非競合的アンタゴニストは、完全アゴニストによる最大反応には影響せず、曲線Aを高濃度側に平行移動させる。 4 逆アゴニストは、曲線Aを低濃度側に平行移動させる。 5 完全アゴニストに化学修飾を加え、内活性は変えずに受容体に対する親和性だけを上げると、その濃度-反応曲線は、曲線Aより低濃度側に位置する。

    2 競合的アンタゴニストは、受容体に可逆的に結合し、曲線Aを高濃度側に平行移動させる。, 5 完全アゴニストに化学修飾を加え、内活性は変えずに受容体に対する親和性だけを上げると、その濃度-反応曲線は、曲線Aより低濃度側に位置する。

  • 62

    問152 自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 シロドシンは、アドレナリンα1A受容体を遮断して、前立腺部の平滑筋収縮を抑制する。 2 エチレフリンは、アドレナリンβ1受容体を遮断して、心拍出量を減少させる。 3 リトドリンは、アドレナリンβ2受容体を刺激して、子宮平滑筋を弛緩させる。 4 グリコピロニウムは、アセチルコリンM3受容体を刺激して、気管支平滑筋を弛緩させる。 5 セビメリンは、アセチルコリンM3受容体を遮断して、唾液分泌を高める。

    1 シロドシンは、アドレナリンα1A受容体を遮断して、前立腺部の平滑筋収縮を抑制する。, 3 リトドリンは、アドレナリンβ2受容体を刺激して、子宮平滑筋を弛緩させる。

  • 63

    問153 統合失調症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ハロペリドールは、中脳辺縁系におけるドパミンD2受容体を遮断することで、統合失調症の陽性症状を改善する。 2 アリピプラゾールは、黒質線条体ドパミン神経系を抑制することで、統合失調症の陰性症状を改善する。 3 オランザピンは、セロトニン5-HT2A受容体を刺激することで、体重増加を起こす。 4 ペロスピロンは、セロトニン5-HT1A受容体を遮断することで、抗不安作用を示す。 5 クロルプロマジンは、ヒスタミンH1受容体及びアドレナリンα1受容体を遮断することで、鎮静作用を示す。

    1 ハロペリドールは、中脳辺縁系におけるドパミンD2受容体を遮断することで、統合失調症の陽性症状を改善する。, 5 クロルプロマジンは、ヒスタミンH1受容体及びアドレナリンα1受容体を遮断することで、鎮静作用を示す。

  • 64

    問154 抗てんかん薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ガバペンチンは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体に結合して、GABA作動性神経伝達を増強する。 2 ラモトリギンは、K+チャネルを遮断することで、神経細胞膜を脱分極させて、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑制する。 3 ペランパネルは、シナプス後膜に存在するグルタミン酸AMPA受容体を遮断して、グルタミン酸による神経細胞の過剰興奮を抑制する。 4 カルバマセピンは、電位依存性T型Ca2+チャネルを遮断して、神経細胞における活動電位の発生を抑制する。 5 レベチラセタムは、シナプス小胞タンパク質2A(SV2A)に結合して、神経伝達物質の遊離を抑制する。

    3 ペランパネルは、シナプス後膜に存在するグルタミン酸AMPA受容体を遮断して、グルタミン酸による神経細胞の過剰興奮を抑制する。, 5 レベチラセタムは、シナプス小胞タンパク質2A(SV2A)に結合して、神経伝達物質の遊離を抑制する。

  • 65

    問155 中枢神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 メチルフェニデートは、ノルアドレナリンやドパミンの再取り込みを阻害することで、覚醒作用を示す。 2 カフェインは、キサンチンオキシダーゼを阻害することで、中枢興奮作用を示す。 3 フルマゼニルは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のGABA結合部位を遮断することで、呼吸を促進する。 4 グアンファシンは、アドレナリンα2受容体を遮断することで、攻撃性を抑制する。 5 アトモキセチンは、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、注意欠如を改善する。

    1 メチルフェニデートは、ノルアドレナリンやドパミンの再取り込みを阻害することで、覚醒作用を示す。, 5 アトモキセチンは、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、注意欠如を改善する。

  • 66

    問156 抗リウマチ薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 インフリキシマブは、抗ヒトTNF-α受容体モノクローナル抗体で、TNF-αの作用を抑制する。 2 アバタセプトは、抗原提示細胞表面のCD80/CD86に結合して、CD28を介した共刺激シグナルを抑制する。 3 トファシチニブは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、IL-2受容体の活性化を介した作用を抑制する。 4 トシリズマブは、抗ヒトIL-1βモノクローナル抗体で、IL-1βの作用を抑制する。 5 エタネルセプトは、IL-6受容体の細胞外ドメインとヒトIgGのFc鎖との融合タンパク質で、IL-6の作用を抑制する。

    2 アバタセプトは、抗原提示細胞表面のCD80/CD86に結合して、CD28を介した共刺激シグナルを抑制する。, 3 トファシチニブは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、IL-2受容体の活性化を介した作用を抑制する。

  • 67

    問157 50歳男性。身長170cm、体重81kg(BMI 28)。特に自覚症状は無く服薬歴もなかったが、健康診断で血圧が高いことを指摘された。家庭での血圧自己測定においても、連日140/90mmHg台と高く推移していたため受診した。診察室での血圧は146/92mmHg、心拍68拍/分(整)で、その他特記すべき異常所見は認められなかった。その後の複数回の受診時の血圧も同様に高く、I度高血圧と診断された。飲酒は毎日缶ビール(350mL)1本程度で、喫煙歴はない。しばらく生活習慣の改善を試みたが、診察室・家庭血圧ともに降圧はほとんど認められなかったため、薬物療法を開始することになった。 この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 頻脈が認められる。 2 肥満は認められない。 3 白衣高血圧と仮面高血圧の可能性は、いずれも否定できる。 4 食塩摂取量は9g/日未満が理想である。 5 降圧薬の投与にあたっては、単剤を低用量から開始する。

    3 白衣高血圧と仮面高血圧の可能性は、いずれも否定できる。, 5 降圧薬の投与にあたっては、単剤を低用量から開始する。

  • 68

    問158 50歳男性。身長170cm、体重81kg(BMI 28)。特に自覚症状は無く服薬歴もなかったが、健康診断で血圧が高いことを指摘された。家庭での血圧自己測定においても、連日140/90mmHg台と高く推移していたため受診した。診察室での血圧は146/92mmHg、心拍68拍/分(整)で、その他特記すべき異常所見は認められなかった。その後の複数回の受診時の血圧も同様に高く、I度高血圧と診断された。飲酒は毎日缶ビール(350mL)1本程度で、喫煙歴はない。しばらく生活習慣の改善を試みたが、診察室・家庭血圧ともに降圧はほとんど認められなかったため、薬物療法を開始することになった。 高血圧症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 アリスキレンは、レニンを阻害することで、アンジオテンシンIの産生を抑制する。 2 アテノロールは、アドレナリンβ1受容体遮断により心拍出量を減少させるとともに、アドレナリンα1受容体遮断により血管収縮を抑制する。 3 シルニジピンは、電位依存性N型Ca2+チャネルを遮断することで、交感神経終末からのノルアドレナリン放出を抑制する。 4 リシノプリルは、キニナーゼIIを阻害することで、ブラジキニンの生成を抑制する。 5 クロニジンは、延髄の血管運動中枢のアドレナリンα2受容体を遮断することで、交感神経活動を抑制する。

    1 アリスキレンは、レニンを阻害することで、アンジオテンシンIの産生を抑制する。, 3 シルニジピンは、電位依存性N型Ca2+チャネルを遮断することで、交感神経終末からのノルアドレナリン放出を抑制する。

  • 69

    問159 65歳女性。5年前より高血圧症を指摘されていたが、自覚症状がなく放置していた。数日前より頻回に動悸と気分不良を自覚するようになり、循環器内科を受診した。血圧124/86mmHg、心拍96拍/分(不整)であった。心電図などの諸検査の結果、心房細動と診断され、抗凝固薬が投与されることになった。 この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 心電図所見では、P波が消失し、不規則なRR間隔が認められる。 2 心房細動の重症度判定に、NYHA分類が用いられる。 3 心拍数の調節には、リドカイン点滴静注を用いる。 4 1回拍出量は、心房細動の発症前と比べて低下している。 5 無治療で洞調律に戻ることはない。

    1 心電図所見では、P波が消失し、不規則なRR間隔が認められる。, 4 1回拍出量は、心房細動の発症前と比べて低下している。

  • 70

    問160 65歳女性。5年前より高血圧症を指摘されていたが、自覚症状がなく放置していた。数日前より頻回に動悸と気分不良を自覚するようになり、循環器内科を受診した。血圧124/86mmHg、心拍96拍/分(不整)であった。心電図などの諸検査の結果、心房細動と診断され、抗凝固薬が投与されることになった。 抗凝固薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ナファモスタットは、アンチトロンビンと複合体を形成して、第Xa因子を阻害する。 2 ダナパロイドは、アンチトロンビン非依存的に第Xa因子を直接阻害する。 3 リバーロキサバンは、トロンビンに結合してプロテインCを活性化することで、トロンビンを直接阻害する。 4 ワルファリンは、ビタミンKエポキシド還元酵素を阻害することで、ビタミンK依存性凝固因子の生成を阻害する。 5 ダビガトランエテキシラートは、体内で活性代謝物となり、トロンビンを直接阻害する。

    4 ワルファリンは、ビタミンKエポキシド還元酵素を阻害することで、ビタミンK依存性凝固因子の生成を阻害する。, 5 ダビガトランエテキシラートは、体内で活性代謝物となり、トロンビンを直接阻害する。

  • 71

    問161 利尿薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 トリアムテレンは、遠位尿細管と集合管のNa+チャネルを遮断してNa+の再吸収を抑制することで、管腔へのK+の排出を増加させる。 2 トルバプタンは、集合管のバソプレシンV2受容体を遮断することで、水の排泄を増加させる。 3 インダパミドは、ヘンレ係蹄上行脚のNa+-K+-2Cl-共輸送体を阻害することで、Na+の再吸収を抑制する。 4 エプレレノンは、遠位尿細管と集合管のミネラルコルチコイド受容体(アルドステロン受容体)を遮断することで、Na+の再吸収とK+の排泄を抑制する。 5 アゾセミドは、遠位尿細管のNa+-Cl-共輸送体を阻害することで、水の再吸収を抑制する。

    2 トルバプタンは、集合管のバソプレシンV2受容体を遮断することで、水の排泄を増加させる。, 4 エプレレノンは、遠位尿細管と集合管のミネラルコルチコイド受容体(アルドステロン受容体)を遮断することで、Na+の再吸収とK+の排泄を抑制する。

  • 72

    問162 制吐薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 メトクロプラミドは、化学受容器引き金帯(CTZ)のオピオイドμ受容体を遮断する。 2 パロノセトロンは、消化管の求心性迷走神経終末やCTZのセロトニン5-HT3受容体を遮断する。 3 オキセサゼインは、胃粘膜の知覚神経のニコチン性アセチルコリン受容体を遮断する。 4 プロメタジンは、胃壁細胞のガストリン受容体を遮断する。 5 アプレピタントは、嘔吐中枢やCTZのタキキニンNK1受容体を遮断する。

    2 パロノセトロンは、消化管の求心性迷走神経終末やCTZのセロトニン5-HT3受容体を遮断する。, 5 アプレピタントは、嘔吐中枢やCTZのタキキニンNK1受容体を遮断する。

  • 73

    問163 肝疾患、膵疾患及び胆道疾患の治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 デヒドロコール酸は、その抱合体が胆汁の浸透圧を上昇させることで、胆汁中の水分を増加させる。 2 フロプロピオンは、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断することで、Oddi括約筋を弛緩させて、膵液分泌を促進する。 3 ガベキサートは、外分泌腺から分泌された消化酵素を阻害することで、膵臓の自己消化を抑制する。 4 ラミブジンは、B型肝炎ウイルス(HBV)のRNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することで、HBVの複製を抑制する。 5 ソホスブビルは、C型肝炎ウイルス(HCV)のNS3/4Aセリンプロテアーゼを阻害することで、HCVの複製を抑制する。

    1 デヒドロコール酸は、その抱合体が胆汁の浸透圧を上昇させることで、胆汁中の水分を増加させる。, 3 ガベキサートは、外分泌腺から分泌された消化酵素を阻害することで、膵臓の自己消化を抑制する。

  • 74

    問164 糖尿病治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ピオグリタゾンは、AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を直接活性化することで、肝臓における糖新生を抑制する。 2 デュラグルチドは、膵臓β細胞のグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を刺激することで、グルコースによるインスリン分泌を促進する。 3 ボグリボースは、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)を阻害することで、ソルビトールの細胞内への蓄積を抑制する。 4 トレラグリプチンは、尿細管のNa+-グルコース共輸送体2(SGLT2)を阻害することで、尿中のグルコースの再吸収を抑制する。 5 グリメピリドは、スルホニル尿素(SU)受容体に結合して、ATP感受性K+チャネルを遮断することで、インスリン分泌を促進する。

    2 デュラグルチドは、膵臓β細胞のグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を刺激することで、グルコースによるインスリン分泌を促進する。, 5 グリメピリドは、スルホニル尿素(SU)受容体に結合して、ATP感受性K+チャネルを遮断することで、インスリン分泌を促進する。

  • 75

    問165 内分泌系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 クロミフェンは、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)受容体を遮断して、排卵を誘発する。 2 テリパラチドは、副甲状腺ホルモン受容体を遮断して、骨吸収を抑制する。 3 プロピルチオウラシルは、ペルオキシダーゼを阻害して、甲状腺ホルモンの生成を抑制する。 4 ブロモクリプチンは、ドパミンD2受容体を遮断して、プロラクチン分泌を抑制する。 5 メテノロンは、アンドロゲン受容体を刺激して、タンパク質同化作用を示す。

    3 プロピルチオウラシルは、ペルオキシダーゼを阻害して、甲状腺ホルモンの生成を抑制する。, 5 メテノロンは、アンドロゲン受容体を刺激して、タンパク質同化作用を示す。

  • 76

    問166 A〜Cの構造を有する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:薬物A、B、Cの構造) 1 薬物Aは、30Sリボソームサブユニットに作用することで、タンパク質合成を阻害する。 2 薬物Bは、ペニシリン結合タンパク質のトランスペプチダーゼを活性化することで、細胞壁合成を抑制する。 3 薬物Cは、DNAジャイレースを阻害することで、DNAの複製を阻害する。 4 薬物AとCは、薬物不活性化酵素の誘導によりアセチル化やリン酸化を受けることで、抗菌活性が減弱する。 5 薬物Bは、細菌が産生するβ-ラクタマーゼにより開裂することで、抗菌活性が減弱する。

    1 薬物Aは、30Sリボソームサブユニットに作用することで、タンパク質合成を阻害する。, 5 薬物Bは、細菌が産生するβ-ラクタマーゼにより開裂することで、抗菌活性が減弱する。

  • 77

    問167 肺がん治療に用いる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 イリノテカンは、フリーラジカルを発生して、DNA鎖を切断する。 2 エトポシドは、トポイソメラーゼIIを阻害して、切断されたDNA鎖の再結合を阻害する。 3 ゲフィチニブは、抗programmed cell death-1(PD-1)抗体で、T細胞による抗腫瘍作用を増強する。 4 ゲムシタビンは、DNAをアルキル化して、DNAの複製を阻害する。 5 ドセタキセルは、微小管を安定化して、有糸分裂を阻害する。

    2 エトポシドは、トポイソメラーゼIIを阻害して、切断されたDNA鎖の再結合を阻害する。, 5 ドセタキセルは、微小管を安定化して、有糸分裂を阻害する。

  • 78

    問168 薬物の消化管吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 小腸下部から吸収された薬物は門脈を介さずに全身循環へ移行する。 2 P-糖タンパク質に認識される薬物の消化管からの吸収速度定数は、薬物の脂溶性と吸収速度定数との相関から推定される値よりも大きい。 3 食後に薬物を投与すると胃内容排出速度が上昇するため、薬物の最高血中濃度到達時間は早くなる。 4 脂溶性の高い薬物は、小腸吸収過程において非撹拌水層の影響を受けやすい。 5 消化管粘膜表面のpHは消化管管腔内のpHよりも低いため、弱酸性薬物の消化管からの吸収量は、管腔内pHから予想される量よりも少ない。

    4 脂溶性の高い薬物は、小腸吸収過程において非撹拌水層の影響を受けやすい。

  • 79

    問169 血漿タンパク質と、血漿タンパク質と薬物の結合に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 血漿タンパク質と薬物の結合は、通常、共有結合である。 2 血漿タンパク質のうち、最も多く存在するのがγ-グロブリンである。 3 血漿タンパク質のうち、α1-酸性糖タンパク質は多くの酸性薬物と結合する。 4 血漿アルブミン濃度は肝硬変で低下し、血漿中の薬物の非結合形の割合が増加する。 5 併用薬により血漿タンパク結合の競合阻害を受けた薬物は、単独投与の場合と比較して組織への分布量が増加する。

    4 血漿アルブミン濃度は肝硬変で低下し、血漿中の薬物の非結合形の割合が増加する。, 5 併用薬により血漿タンパク結合の競合阻害を受けた薬物は、単独投与の場合と比較して組織への分布量が増加する。

  • 80

    問170 薬物のリンパ系への移行に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 消化管からリンパ系を介して吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けずに全身循環系に到達する。 2 リンパ系に移行した薬物は、血液循環系へ移行した薬物に比べてゆっくりと全身に分布する。 3 毛細リンパ管内皮細胞は密着結合を形成しているため、分子量の小さい薬物の方が透過しやすい。 4 皮下投与された抗体医薬品は、リンパ系へ移行しにくい。 5 リンパ系に移行した薬物は、胸管リンパを経て肺動脈に入り、全身循環血を介して体内に分布する。

    1 消化管からリンパ系を介して吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けずに全身循環系に到達する。, 2 リンパ系に移行した薬物は、血液循環系へ移行した薬物に比べてゆっくりと全身に分布する。

  • 81

    問171 プロドラッグとその親化合物及びプロドラッグ化の目的の組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。 プロドラッグ/親化合物/目的 1 レボドパ/ドパミン/副作用の減少 2 フルスルチアミン/チアミン/溶解性の増大 3 テガフール/5-フルオロウラシル/作用の持続 4 バラシクロビル/アシクロビル/消化管吸収の増大 5 バカンピシリン/アンピシリン/初回通過効果の回避

    3 テガフール/5-フルオロウラシル/作用の持続, 4 バラシクロビル/アシクロビル/消化管吸収の増大

  • 82

    問172 薬物の腎排泄に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 パラアミノ馬尿酸の腎クリアランスは血中濃度に比例する。 2 サリチル酸の腎クリアランスは、アスコルビン酸の併用により増大する。 3 グルコースは、尿中にほとんど排泄されない。 4 ゲンタマイシンの血中半減期は、糸球体ろ過速度の低下により長くなる。 5 メトホルミンの腎クリアランスは、クレアチニンクリアランスより小さい。

    3 グルコースは、尿中にほとんど排泄されない。, 4 ゲンタマイシンの血中半減期は、糸球体ろ過速度の低下により長くなる。

  • 83

    問173 薬物A 200 mgを患者に急速静脈内投与したところ、投与直後と2時間後の血中濃度はそれぞれ20 µg/mL及び4 µg/mLであった。同じ患者に薬物Aを点滴静注し、定常状態における血中濃度を15 µg/mLにしたい。定常状態に達するまでの投与量(mg)と点滴時間(h)の組合せとして最も適切なのはどれか。1つ選べ。 ただし、薬物Aの体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、定常状態に到達するまでに要する時間は消失半減期の5倍とする。また、ln 2 = 0.693、ln 5 = 1.61とする。 投与量(mg)/点滴時間(h) 1 60/1 2 120/1 3 120/2 4 360/5 5 600/5

    5 600/5

  • 84

    問174 薬物動態の非線形性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 薬物代謝が非線形性を示す場合、全身クリアランスは投与量の増加に伴い変化する。 2 血漿タンパク結合に飽和が生じた場合、薬物の全身クリアランスは低下する。 3 肝臓の薬物代謝酵素に飽和が生じた場合、薬物の分布容積は増加する。 4 小腸上皮細胞の薬物代謝酵素に飽和が生じた場合、薬物の全身クリアランスは低下する。 5 尿細管分泌を担う担体輸送に飽和が生じた場合、薬物の尿細管分泌クリアランスは低下する。

    1 薬物代謝が非線形性を示す場合、全身クリアランスは投与量の増加に伴い変化する。, 5 尿細管分泌を担う担体輸送に飽和が生じた場合、薬物の尿細管分泌クリアランスは低下する。

  • 85

    問175 25℃において、水0.1 Lに一定量の一価の弱電解質の薬物結晶を加えた。pHを変化させて溶解平衡に達したとき、pH 5からpH 8における溶液中の薬物の総濃度と分子形薬物濃度がグラフのようになった。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、薬物の分子形とイオン形の溶解平衡時の濃度比はHenderson-Hasselbalchの式に従い、薬物の溶解やpH調整に伴う容積変化は無視できるものとする。 1 用いた薬物は1.1 molである。 2 薬物は弱酸性化合物である。 3 薬物のpKaは5である。 4 pH 7のとき、薬物の分子形濃度とイオン形濃度の比は1:10である。 5 pH 8のとき、薬物の結晶が液中に存在する。

    2 薬物は弱酸性化合物である。, 4 pH 7のとき、薬物の分子形濃度とイオン形濃度の比は1:10である。

  • 86

    問176 粘弾性の2要素モデルに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (図はマックスウェルモデル:スプリングAとダッシュポットBが直列接続、フォークトモデル:スプリングAとダッシュポットBが並列接続) 1 Aのスプリングは弾性体のモデル、Bのダッシュポットは粘性体のモデルである。 2 フォークトモデル全体に一定の応力を瞬時にかけてそれを保つとき、モデル全体のひずみは直線的に増加する。 3 マックスウェルモデル全体に加わる応力は、スプリングに加わる応力とダッシュポットに加わる応力の合計である。 4 マックスウェルモデル全体に一定のひずみを与えてそのまま保持するとき、モデル全体にかかる応力は減衰する。 5 マックスウェルモデル全体に一定の応力を瞬時にかけてそれを保つとき、モデル全体のひずみは一定に保たれる。

    1 Aのスプリングは弾性体のモデル、Bのダッシュポットは粘性体のモデルである。, 4 マックスウェルモデル全体に一定のひずみを与えてそのまま保持するとき、モデル全体にかかる応力は減衰する。

  • 87

    問177 界面に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 固相-気相界面が固相-液相界面に置き換わることを吸着という。 2 溶液における表面吸着は、Gibbsの吸着等温式で表される。 3 液滴の接触角が小さい固体表面ほどぬれやすい。 4 錠剤は、拡張ぬれにより崩壊する。 5 表面張力測定法には、毛管上昇法、円環法及び沈降法がある。

    2 溶液における表面吸着は、Gibbsの吸着等温式で表される。, 3 液滴の接触角が小さい固体表面ほどぬれやすい。

  • 88

    問178 医薬品の水溶液中における安定性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 加水分解を受けやすい医薬品は、難溶性の塩として溶解度を低下させることで安定性が改善する。 2 EDTAは、包接化により医薬品の安定性を改善する。 3 特殊酸触媒のみで分解する医薬品は、保存するpHを低くすることで安定性が改善する。 4 異符号のイオン間の反応で分解する医薬品は、塩を添加することで溶液のイオン強度を増大させると安定性が改善する。 5 同符号のイオン間の反応で分解する医薬品は、アルコールを添加することで溶媒の誘電率を低下させると安定性が低下する。

    1 加水分解を受けやすい医薬品は、難溶性の塩として溶解度を低下させることで安定性が改善する。, 4 異符号のイオン間の反応で分解する医薬品は、塩を添加することで溶液のイオン強度を増大させると安定性が改善する。

  • 89

    問179 日本薬局方における経口投与する製剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 別に規定するもののほか、冷所に保存する。 2 微生物による汚染に関する規定はない。 3 即放性製剤は、通例、有効成分の溶解性に応じた溶出挙動を示す。 4 懸濁剤は、別に規定するもののほか、溶出試験法に適合する。 5 崩壊試験法は、製剤中の有効成分が完全に溶解するかを確認する試験である。

    3 即放性製剤は、通例、有効成分の溶解性に応じた溶出挙動を示す。, 4 懸濁剤は、別に規定するもののほか、溶出試験法に適合する。

  • 90

    問180 日本薬局方における注射剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 非水性溶剤として、ダイズ油を用いることができる。 2 水性溶剤は、エンドトキシン試験法と発熱性物質試験法の両方に適合する。 3 等張化剤として、ホウ酸を加えることができる。 4 乳濁性注射剤は、製剤均一性試験法に適合する。 5 埋め込み注射剤には、通例、生分解性高分子化合物を用いる。

    1 非水性溶剤として、ダイズ油を用いることができる。, 5 埋め込み注射剤には、通例、生分解性高分子化合物を用いる。

  • 91

    問181 日本薬局方一般試験法に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 吸入剤の空気力学的粒度測定法では、吸入剤から噴霧、放出される薬物量の均一性を定量的に評価する。 2 展延性試験法では、スプレッドメーター(平行板粘度計)を用いて、半固形製剤の流動性(流れやすさ)を測定する。 3 ローリングボールタック試験法では、皮膚に適用する製剤からの薬物の放出性を評価する。 4 溶出試験法は、経口製剤の溶出試験規格への適合を判定するとともに、著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的とする。 5 点眼剤の不溶性異物検査法では、点眼剤中の不溶性異物の大きさと数を測定する。

    2 展延性試験法では、スプレッドメーター(平行板粘度計)を用いて、半固形製剤の流動性(流れやすさ)を測定する。, 4 溶出試験法は、経口製剤の溶出試験規格への適合を判定するとともに、著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的とする。

  • 92

    問182 BCS(Biopharmaceutics classification system)分類とは、薬物を溶解性と膜透過性に基づいて4つに分類したものである。溶解性は低いが膜透過性が高いClass 2の薬物Xを含有する経口固形製剤Aについて、以下のデータが得られている。製剤Aにおける吸収改善の機構と最も関連の深いのはどれか。1つ選べ。 ただし、薬物Xとしての経口投与量は同一とする。 (図1:粉末X線回折測定、図2:製剤からの薬物の溶出、図3:経口投与後の血中薬物X濃度推移) 1 塩の形成 2 無水物化 3 共結晶化 4 溶媒和物 5 固体分散体

    5 固体分散体

  • 93

    問183 重篤な副作用と代表的な原因薬剤例を示した組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。 重篤な副作用/代表的な原因薬剤例 1 横紋筋融解症/ウルソデオキシコール酸錠 2 劇症肝炎/ファモチジン錠 3 心不全/ドキソルビシン塩酸塩注 4 間質性肺炎/メチルプレドニゾロン錠 5 糖尿病性ケトアシドーシス/オランザピン錠

    3 心不全/ドキソルビシン塩酸塩注, 5 糖尿病性ケトアシドーシス/オランザピン錠

  • 94

    問184 双極性障害の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 躁病相が認められない場合がある。 2 睡眠障害が認められる。 3 進行すると記憶障害が認められる。 4 躁病相では、オランザピンによる治療が有効である。 5 うつ病相では、イミプラミンの単独治療が推奨される。

    2 睡眠障害が認められる。, 4 躁病相では、オランザピンによる治療が有効である。

  • 95

    問185 冠攣縮性狭心症の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 心筋の壊死をきたす。 2 発作は1時間以上持続する。 3 発作は夜間や早朝に生じることが多い。 4 非発作時でも、心電図異常を認める。 5 発作予防には、アドレナリンβ受容体遮断薬が有効である。

    3 発作は夜間や早朝に生じることが多い。

  • 96

    問186 37歳女性。高血圧症があり、処方1の薬剤を服用していた。今回、来局したときに、「この度、結婚することになり、できれば子供も欲しいと思うようになった」と話していた。対応したかかりつけ薬剤師は、処方期間中に妊娠する可能性を考え、処方医へ薬剤変更を提案することにした。最も適切な薬物はどれか。1つ選べ。 (処方1) テルミサルタン錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回朝食後 90日分 1 メチルドパ水和物 2 ドキサゾシンメシル酸塩 3 スピロノラクトン 4 エトレチナート 5 ヒドロクロロチアジド

    1 メチルドパ水和物

  • 97

    問187 薬物動態に影響を与える因子のうち、高齢者において起きていると考えにくいのはどれか。1つ選べ。 1 体脂肪率の増加 2 血漿中のアルブミン濃度の低下 3 血漿中のα1-酸性糖タンパク濃度の低下 4 肝血流量の減少 5 糸球体ろ過量の減少

    3 血漿中のα1-酸性糖タンパク濃度の低下

  • 98

    問188 クローン病に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 好発年齢は40〜50歳代である。 2 大腸に限局した炎症が認められる。 3 初期症状として、便秘が認められる。 4 増悪期に、CRP値の上昇が認められる。 5 特徴的な内視鏡検査所見として、敷石状潰瘍がある。

    4 増悪期に、CRP値の上昇が認められる。, 5 特徴的な内視鏡検査所見として、敷石状潰瘍がある。

  • 99

    問189 ウイルス性肝炎に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 急性期に黄疸が認められることはまれである。 2 A型肝炎ウイルスは経口感染する。 3 B型肝炎ワクチン接種により、HBs抗体検査は陽性を示す。 4 C型肝炎は、ワクチン接種により予防することができる。 5 C型肝炎よりもA型肝炎の方が肝硬変に進展しやすい。

    2 A型肝炎ウイルスは経口感染する。, 3 B型肝炎ワクチン接種により、HBs抗体検査は陽性を示す。

  • 100

    問190 48歳男性。建築業に従事しており、高所での作業が多い。40歳時の健康診断で高血糖を指摘されて以降、近医に通院している。現在は以下の薬剤及び用法用量で2型糖尿病、高血圧、安定狭心症及び脂質異常症の治療を受けている。 メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回1錠(1日2回)朝夕食後 カナグリフロジン水和物錠100 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 アジルサルタン錠20 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 ピタバスタチンCa錠1 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 指導された食事療法と運動療法は遵守できている。今回受診の身体所見と検査所見は以下のとおりであった。 身長174 cm、体重72 kg、血圧128/78 mmHg 空腹時血液検査結果:血糖124 mg/dL、HbA1c 7.2 %、総コレステロール220 mg/dL、TG(トリグリセリド)148 mg/dL、HDL-C 70 mg/dL、LDL-C 148 mg/dL、血清クレアチニン0.7 mg/dL、eGFR 86 mL/分/1.73 m² 尿検査結果:糖(4+)、蛋白(±)、潜血(−)、ケトン体(−)、尿アルブミン/クレアチニン比 50 mg/gCr 各薬剤の添付文書上の用法用量は以下のとおりとする。 メトホルミン塩酸塩錠:1日500 mgより開始し、維持量は750 mg〜1,500 mg。1日最大用量は2,250 mg。 カナグリフロジン水和物錠:100 mgを1日1回。 アジルサルタン錠:20 mgを1日1回。1日最大用量は40 mg。 アムロジピン錠:(高血圧症)2.5〜5 mgを1日1回。1日最大用量は10 mg。(狭心症)5 mgを1日1回。症状に応じて適宜増減。 ピタバスタチンCa錠:1 mgを1日1回。1日最大用量は4 mg。 今回の所見を踏まえた治療の変更として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メトホルミン塩酸塩を増量する。 2 グリメピリドを追加する。 3 アムロジピンを増量する。 4 ピタバスタチンCaを増量する。 5 イコサペント酸エチルを追加する。

    1 メトホルミン塩酸塩を増量する。, 4 ピタバスタチンCaを増量する。

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    2級建築施工管理技士試験 第一次検定 令和7年度後期(2025年)

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    介護福祉士国家試験 第36回(2024年1月)

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)12月実施

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    宅地建物取引士試験 令和2年度(2020年)10月実施

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    応用情報技術者試験 令和7年度(2025年)秋期 午前

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    理学療法士国家試験 第60回 午後(2025年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午前(2024年2月)

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    理学療法士国家試験 第59回 午後(2024年2月)

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    第一種衛生管理者試験 令和8年4月公表問題

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    中小企業診断士 1次試験 経営法務 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 企業経営理論 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 経営情報システム 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 運営管理 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 中小企業経営・中小企業政策 令和7年度(2025年)

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    中小企業診断士 1次試験 財務・会計 令和7年度(2025年)

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    看護師国家試験 第113回 午前(2024年2月)

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    看護師国家試験 第113回 午後(2024年2月)

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    中小企業診断士 1次試験 経済学・経済政策 令和7年度(2025年)

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    看護師国家試験 第112回 午前(2023年2月)

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    看護師国家試験 第112回 午後(2023年2月)

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    看護師国家試験 第111回 午前(2022年2月)

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    看護師国家試験 第111回 午後(2022年2月)

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    120問 • 2ヶ月前
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    FP技能検定2級 学科試験 2025年1月

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    FP技能検定2級 実技試験(資産設計提案業務) 2025年1月

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    40問 • 2ヶ月前
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    ITパスポート試験 令和6年度(2024年) 公開問題

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    介護福祉士国家試験 第38回(2026年1月)

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    ITパスポート試験 令和5年度(2023年) 公開問題

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    100問 • 2ヶ月前
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    ITパスポート試験 令和8年度(2026年) 公開問題

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    ITパスポート試験 令和8年度(2026年) 公開問題

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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 東京都

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    120問 • 2ヶ月前
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    運行管理者試験 令和6年度(2024年) 貨物 出題例

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    41問 • 2ヶ月前
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    社会福祉士国家試験 第38回(2026年2月)

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    129問 • 2ヶ月前
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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 関西広域連合

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    ユーザ名非公開 · 120問 · 2ヶ月前

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    120問 • 2ヶ月前
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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 理論

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    22問 • 2ヶ月前
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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 電力

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    ユーザ名非公開 · 20問 · 2ヶ月前

    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 電力

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    20問 • 2ヶ月前
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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 機械

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 機械

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    22問 • 2ヶ月前
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    理学療法士国家試験 第58回 午前(2023年2月)

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    理学療法士国家試験 第58回 午後(2023年2月)

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    第三種電気主任技術者試験 令和7年度上期(2025年8月) 法規

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    16問 • 2ヶ月前
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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北海道・東北ブロック

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    ユーザ名非公開 · 120問 · 2ヶ月前

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    120問 • 2ヶ月前
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    管理業務主任者試験 令和7年度(2025年)

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    3回閲覧 • 50問 • 2ヶ月前
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    情報セキュリティマネジメント試験 令和7年度(2025年) 公開問題(科目A・B)

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    ユーザ名非公開 · 15問 · 2ヶ月前

    情報セキュリティマネジメント試験 令和7年度(2025年) 公開問題(科目A・B)

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    15問 • 2ヶ月前
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    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北陸・東海ブロック

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    ユーザ名非公開 · 120問 · 2ヶ月前

    登録販売者試験 令和7年度(2025年) 北陸・東海ブロック

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    120問 • 2ヶ月前
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    国家公務員一般職試験(大卒程度) 令和7年度(2025年) 行政 基礎能力試験

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    国家公務員一般職試験(大卒程度) 令和7年度(2025年) 行政 基礎能力試験

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    6回閲覧 • 20問 • 2ヶ月前
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    美容師国家試験 第53回 筆記試験(2026年春期)

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    第二種衛生管理者試験 令和8年4月公表問題

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    第二種衛生管理者試験 令和8年4月公表問題

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    30問 • 2ヶ月前
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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 公害総論

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    ユーザ名非公開 · 15問 · 2ヶ月前

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    15問 • 2ヶ月前
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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気概論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気概論

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    10問 • 2ヶ月前
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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) ばいじん・粉じん特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) ばいじん・粉じん特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気有害物質特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大気有害物質特論

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    公害防止管理者試験 令和7年度(2025年) 大規模大気特論

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    問題一覧

  • 1

    問91 放射線と物質の相互作用に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 放射線は粒子放射線と電磁波放射線とに分類される。 2 α線は物質を通過するときに物質中の原子と相互作用し、飛跡がジグザグ状になる。 3 β⁻線の透過放射線量は、吸収体の厚さに対して直線的に減少する。 4 電離作用の強さは、α線<β⁻線<γ線の順である。 5 γ線は物質と相互作用するとき、光電効果、コンプトン効果又は電子対生成によりエネルギーを失う。

    1 放射線は粒子放射線と電磁波放射線とに分類される。, 5 γ線は物質と相互作用するとき、光電効果、コンプトン効果又は電子対生成によりエネルギーを失う。

  • 2

    問92 エントロピーに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 エントロピー変化ΔSは、可逆的に出入りする熱をq_rev、そのときの温度をTとすると、ΔS=q_rev/Tで与えられる。 2 エントロピーの最小値は熱力学第3法則によってゼロと定められる。 3 系と外界(周囲)のエントロピー変化の和が正になる方向に、すべての変化は進行する。 4 エントロピーは系の乱雑さを定量的に表す熱力学量である。 5 外界(周囲)のエントロピー変化を温度で割った熱力学量が、系のギブズエネルギー変化である。

    5 外界(周囲)のエントロピー変化を温度で割った熱力学量が、系のギブズエネルギー変化である。

  • 3

    問93 酸化還元反応と化学電池に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 酸化還元反応において、電子を受け取るのは還元剤である。 2 コハク酸(C₄H₆O₄)+FAD → フマル酸(C₄H₄O₄)+FADH₂ の反応において、コハク酸は酸化剤である。 3 進行中の酸化還元反応の起電力は、Henderson–Hasselbalchの式で表すことができる。 4 電解質の濃度のみが異なる2つの半電池からなる化学電池(濃淡電池)の標準起電力は0Vである。 5 反応が自発的に進行している化学電池では、カソード(正極)で還元反応が起こる。

    4 電解質の濃度のみが異なる2つの半電池からなる化学電池(濃淡電池)の標準起電力は0Vである。, 5 反応が自発的に進行している化学電池では、カソード(正極)で還元反応が起こる。

  • 4

    問94 反応速度の温度依存性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 アレニウス式は、温度と平衡定数の関係を表している。 2 0次反応にはアレニウス式は適用できない。 3 アレニウス式に従う反応の場合、アレニウスプロットでは右上がりの直線が得られる。 4 2つの反応のアレニウスプロットの傾きが等しい場合、その2つの反応の活性化エネルギーは等しい。 5 アレニウスプロットの傾きの絶対値が大きい反応ほど、反応速度に与える温度の影響が大きい。

    4 2つの反応のアレニウスプロットの傾きが等しい場合、その2つの反応の活性化エネルギーは等しい。, 5 アレニウスプロットの傾きの絶対値が大きい反応ほど、反応速度に与える温度の影響が大きい。

  • 5

    問95 0.20 mol/L 塩化アンモニウム水溶液100 mLを用いてアンモニア・塩化アンモニウム緩衝液(pH 9.0)を調製したい。この塩化アンモニウム水溶液に加える0.18 mol/Lアンモニア水溶液の液量に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、アンモニアのpK_b=4.7、水のイオン積[H⁺][OH⁻]=1.0×10⁻¹⁴(mol/L)²、10⁰·³=2とし、混合により各水溶液の体積は変化しないものとする。 1 15 mL 2 35 mL 3 55 mL 4 75 mL 5 95 mL

    3 55 mL

  • 6

    問96 紫外可視吸光度測定法を用いて、単一の波長により、ある化合物の濃度の異なる2種類の水溶液の透過率を測定したところ、水溶液Ⅰの透過率は50%、水溶液Ⅱの透過率は20%であった。水溶液ⅠとⅡを等量ずつ混合した水溶液の吸光度に最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、log 2=0.3、用いたセルの層長は1 cmとする。 1 0.3 2 0.5 3 0.7 4 1.0 5 1.5

    2 0.5

  • 7

    問97-98 ある化合物が医薬品として適合するかどうかの判定は、分離分析、定性分析及び定量分析を駆使して行われる。次の記述は、日本薬局方L-アラニン(C₃H₇NO₂:89.09)の純度試験(一部要約)及び定量法である。 純度試験 試料溶液及び標準溶液20 μLずつを正確にとり、次の条件で液体クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液から得たピーク高さから試料溶液1 mLに含まれるアラニン以外のアミノ酸の質量を求め、その質量百分率を算出するとき、アラニン以外の各アミノ酸の量は0.1%以下である。 試験条件  検出器:可視吸光光度計(測定波長:570 nm)  カラム:内径4.6 mm、長さ8 cmのステンレス管に3 μmのポリスチレンにスルホン酸基を結合した液体クロマトグラフィー用強酸性イオン交換樹脂(Na型)を充塡する。  移動相:移動相AからEの順に切り換える。  反応試薬:ニンヒドリンを含む溶液 定量法 本品を乾燥し、その約90 mgを精密に量り、ギ酸3 mLに溶かし、酢酸(100)50 mLを加え、0.1 mol/L過塩素酸で滴定する(電位差滴定法)。同様の方法で空試験を行い、補正する。  0.1 mol/L 過塩素酸 1 mL = ア mg C₃H₇NO₂ 問97 純度試験に用いた液体クロマトグラフィー(LC)に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 一般に、この検出器の光源にはタングステンランプが用いられる。 2 固定相は陰イオン交換体である。 3 移動相はAからEの順に、pHが大きくなる。 4 このLCは、プレカラム誘導体化法である。 5 アラニンとプロリンは同じ呈色物質を生成する。

    1 一般に、この検出器の光源にはタングステンランプが用いられる。, 3 移動相はAからEの順に、pHが大きくなる。

  • 8

    問97-98 ある化合物が医薬品として適合するかどうかの判定は、分離分析、定性分析及び定量分析を駆使して行われる。次の記述は、日本薬局方L-アラニン(C₃H₇NO₂:89.09)の純度試験(一部要約)及び定量法である。 純度試験 試料溶液及び標準溶液20 μLずつを正確にとり、次の条件で液体クロマトグラフィーにより試験を行う。試料溶液及び標準溶液から得たピーク高さから試料溶液1 mLに含まれるアラニン以外のアミノ酸の質量を求め、その質量百分率を算出するとき、アラニン以外の各アミノ酸の量は0.1%以下である。 定量法 本品を乾燥し、その約90 mgを精密に量り、ギ酸3 mLに溶かし、酢酸(100)50 mLを加え、0.1 mol/L過塩素酸で滴定する(電位差滴定法)。同様の方法で空試験を行い、補正する。  0.1 mol/L 過塩素酸 1 mL = ア mg C₃H₇NO₂ 問98 定量法に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 試料95.67 mgを量り取った場合、「約90 mg」を量り取ったことにならない。 2 L-アラニンはアセチル化された後、過塩素酸と反応する。 3 この電位差滴定法では、指示電極にガラス電極を用いる。 4 本試験より空試験の方が、0.1 mol/L過塩素酸の滴加量は少ない。 5  ア に入る数値は4.455である。

    3 この電位差滴定法では、指示電極にガラス電極を用いる。, 4 本試験より空試験の方が、0.1 mol/L過塩素酸の滴加量は少ない。

  • 9

    問99 下図は液体クロマトグラフィーにより得られた成分Aと成分Bのクロマトグラム(模式図)で、ピークAは成分A、ピークBは成分B由来である。この図に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ピークAとピークBの分離係数をαとすると、成分Aの質量分布比k_Aは成分Bの質量分布比k_Bのα倍である。 2 このカラムの理論段数Nは、(t_RB-t_RA)/(W_A+W_B) で与えられる。 3 W_AとW_Bがいずれも小さくなるほど分離係数αは大きくなる。 4 ピークAとピークBの分離度R_sは、R_s>1.5である。 5 R_sを大きくするには理論段高さHが小さいカラムを選択する。

    4 ピークAとピークBの分離度R_sは、R_s>1.5である。, 5 R_sを大きくするには理論段高さHが小さいカラムを選択する。

  • 10

    問100 核医学画像診断法と、使用される放射性核種の組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。   診断法  核種 1 PET   ⁶⁷Ga 2 PET   ¹²³I 3 PET   ¹⁸F 4 SPECT  ⁹⁹ᵐTc 5 SPECT  ¹⁵O

    3 PET   ¹⁸F, 4 SPECT  ⁹⁹ᵐTc

  • 11

    問101 日本薬局方収載医薬品ジルチアゼムは、化合物Aから化合物Bを経て合成される。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:化合物A、化合物B、ジルチアゼム。化合物A中の酸素原子にア・イ・ウのラベル、ジルチアゼム中の酸素原子にエ・オ・カのラベルが付されている) 1 酸素原子ウは、ジルチアゼム分子内には存在しない。 2 酸素原子エは、主に酸素原子イ由来である。 3 酸素原子オは、主に酸素原子ウ由来である。 4 酸素原子カは、主に酸素原子ア由来である。 5 化合物Bは、化合物Aからの転位反応による生成物である。

    1 酸素原子ウは、ジルチアゼム分子内には存在しない。, 2 酸素原子エは、主に酸素原子イ由来である。

  • 12

    問102 タンパク質の構造に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。下図にアミド結合間の水素結合を示す。 1 図に示した水素結合は、主に一次構造の形成に働く。 2 α-ヘリックスは、二次構造の1つである。 3 α-ヘリックスは、図に示した水素結合により2本のペプチド鎖間で形成される。 4 β-シートは、主に周囲の水分子との相互作用で形成される。 5 ジスルフィド結合は、主に三次構造を安定化する。

    2 α-ヘリックスは、二次構造の1つである。, 5 ジスルフィド結合は、主に三次構造を安定化する。

  • 13

    問103 エタノール中でヨウ化メチルと反応させたときに最も反応性が高い求核剤はどれか。1つ選べ。 (構造式は画像参照) 1 CH₃O⁻ 2 C₆H₅S⁻(チオフェノキシド) 3 (CH₃CH₂)₃N 4 I⁻ 5 F⁻

    2 C₆H₅S⁻(チオフェノキシド)

  • 14

    問104 多発性硬化症治療薬のフィンゴリモドは、体内でスフィンゴシンキナーゼによって立体選択的にリン酸化されて活性体となり、スフィンゴシン-1-リン酸(S1P)受容体アゴニスト活性を発揮する。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:スフィンゴシン→S1P、フィンゴリモド→フィンゴリモドリン酸(活性体)) 1 S1Pの2位の絶対配置は、Sである。 2 フィンゴリモドは、キラル化合物である。 3 フィンゴリモドリン酸(活性体)は、R体である。 4 S1Pとフィンゴリモドリン酸は、両親媒性である。 5 S1Pは、グリセロリン脂質である。

    1 S1Pの2位の絶対配置は、Sである。, 4 S1Pとフィンゴリモドリン酸は、両親媒性である。

  • 15

    問105 以下の構造式で表されるダイゼインに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:イソフラボン骨格、A環に7-OH、B環に4'-OH) 1 カッコンに含まれる成分の一つである。 2 A環の炭素原子は、シキミ酸由来である。 3 2-フェニルクロモン骨格を有している。 4 ヒトに対してエストロゲン様作用がある。 5 マグネシウム-塩酸反応で陽性を示す。

    1 カッコンに含まれる成分の一つである。, 4 ヒトに対してエストロゲン様作用がある。

  • 16

    問106 35歳男性。冠動脈疾患の既往がある。近医にて原発性の甲状腺機能低下症と診断され、処方1で治療を継続している。最近になって花粉症のような症状を訴えたため、別のクリニックで処方2が追加され、その処方箋を持って来局した。 (処方1) レボチロキシンナトリウム錠100μg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 28日分 (処方2) 小青竜湯エキス顆粒 1回2.5g(1日7.5g) 1日3回 朝昼夕食前 7日分 処方2の処方箋を見た薬剤師は、頻脈や動悸などの副作用が出現する可能性を考えて、服薬期間中に患者のフォローアップをすることとした。その根拠となった、小青竜湯に含まれる化合物はどれか。1つ選べ。 (構造式は画像参照:選択肢1〜5は化合物の構造式)

    2

  • 17

    問107 図1及び図2は、アスパラギン酸プロテアーゼ及びシステインプロテアーゼによる基質加水分解の初期反応過程の模式図である。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 アスパラギン酸残基アと水の相互作用は、水の酸素原子の求電子性を高めている。 2 アスパラギン酸残基イと基質カルボニル基の相互作用は、基質カルボニル基の求核性を高めている。 3 システイン残基エのスルファニル基は、塩基として働く。 4 ヒスチジン残基ウとシステイン残基エの相互作用は、エのスルファニル基の求核性を高めている。 5 アスパラギン酸残基アとヒスチジン残基ウは、塩基として働く。

    4 ヒスチジン残基ウとシステイン残基エの相互作用は、エのスルファニル基の求核性を高めている。, 5 アスパラギン酸残基アとヒスチジン残基ウは、塩基として働く。

  • 18

    問108 日本薬局方収載医薬品プロチレリンの化学構造に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:プロチレリンの構造にア、イ、ウのラベル) 1 アは、β-ラクタム環である。 2 イは、芳香族性をもつ。 3 ウは、ピロリジン環である。 4 N末端は、プロリン残基である。 5 本品は、テトラペプチドである。

    2 イは、芳香族性をもつ。, 3 ウは、ピロリジン環である。

  • 19

    問109 下図は、ある化合物の¹H-NMRスペクトル(400 MHz、CDCl₃、基準物質はテトラメチルシラン)を示したものであり、表は各シグナルの積分比を一覧にしたものである。また、この化合物はIRスペクトルにて1770 cm⁻¹付近に強い吸収を示した。この化合物の構造式として正しいのはどれか。1つ選べ。 なお、×印のシグナルは水又はCDCl₃中に含まれるCHCl₃のプロトンに由来する。 (NMRスペクトル・積分表・選択肢1〜5の構造式は画像参照)

    1

  • 20

    問110 膵臓の構造と機能に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 膵臓は、十二指腸側から膵尾、膵体、膵頭の3部位に分けられる。 2 膵管は膵臓内部を走行し、胆嚢管と合流して十二指腸へ開口する。 3 膵液は、HCO₃⁻を多く含み、十二指腸に流れ込む胃酸を中和する。 4 膵液に含まれる消化酵素の大部分は、ペプシンである。 5 膵臓ランゲルハンス島β細胞内のCa²⁺濃度が上昇すると、インスリンが分泌される。

    3 膵液は、HCO₃⁻を多く含み、十二指腸に流れ込む胃酸を中和する。, 5 膵臓ランゲルハンス島β細胞内のCa²⁺濃度が上昇すると、インスリンが分泌される。

  • 21

    問111 生体内の物質移動に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 一酸化窒素は、促進拡散により血管内皮細胞から移動する。 2 水素イオンは、受動輸送により胃壁細胞から分泌される。 3 原尿中のグルコースは、Na⁺との共輸送により腎臓の近位尿細管上皮細胞に取り込まれる。 4 血中のグルコースの大部分は、エンドサイトーシスにより脂肪細胞に取り込まれる。 5 ノルアドレナリンは、エキソサイトーシスにより交感神経終末から分泌される。

    3 原尿中のグルコースは、Na⁺との共輸送により腎臓の近位尿細管上皮細胞に取り込まれる。, 5 ノルアドレナリンは、エキソサイトーシスにより交感神経終末から分泌される。

  • 22

    問112 下図は、ミトコンドリアと、その電子伝達系をつかさどる複合体Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ並びにATP合成酵素を示した概略図である。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 NADH由来の電子は、複合体Ⅰを経由し、ユビキノンへ伝達される。 2 H⁺は、複合体Ⅰ、Ⅱ及びⅣにおいてマトリックスから膜間腔へ汲み出される。 3 O₂は、複合体Ⅲにおいてシトクロムcから電子を受け取りH₂Oとなる。 4 ATPは、H⁺が膜間腔側からマトリックス側へATP合成酵素を通過する際に生成される。 5 内膜を通過するH⁺量は、NADHから電子が供給される場合の方がFADH₂からの場合に比べて少ない。

    1 NADH由来の電子は、複合体Ⅰを経由し、ユビキノンへ伝達される。, 4 ATPは、H⁺が膜間腔側からマトリックス側へATP合成酵素を通過する際に生成される。

  • 23

    問113 下図は、細胞周期を表しており、G₁期→ア期→G₂期→イ期→G₁期の順に連続して起こる事象を経て、2つの娘細胞になる過程を示している。次の記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 ア期に、DNAが合成される。 2 イ期が進行するには、微小管の働きが必要である。 3 ウ期の細胞が多い細胞集団は、細胞増殖が速いと考えられる。 4 細胞周期の進行には、周期に応じて活性化されるキナーゼが関わっている。 5 がん抑制遺伝子産物には、細胞周期の進行を止めるタンパク質がある。

    3 ウ期の細胞が多い細胞集団は、細胞増殖が速いと考えられる。

  • 24

    問114 二次元電気泳動は、等電点電気泳動とSDSポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)を組み合せたもので、ある生体試料中の多種多様なタンパク質をそれぞれ固有の等電点と分子量の違いを利用して分離する方法である。図1と図2は、二次元電気泳動の概要と実験結果を示したものである。 図1 等電点電気泳動:pH 4〜10の連続的なpH勾配を形成させた棒状のゲルを準備する。このゲルを用いて電気泳動すると、試料中の各タンパク質はそれぞれの等電点の位置までゲル中を移動する。 図2 SDS-PAGE:等電点電気泳動により試料中のタンパク質を分離した棒状ゲルを、SDS-PAGEの分離ゲルの上に移し、一次元目の等電点電気泳動と直角の方向に電気泳動する。タンパク質は、その分子量に応じた位置まで移動する。電気泳動の終了後、泳動用のガラス板から取り出したゲルを洗浄し、クマシーブリリアントブルーでタンパク質を染色したところ、50個のスポットを検出した。図2中のスポットAは、等電点5.8、分子量56,000のタンパク質である。 このようなタンパク質分析法とその実験結果に関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。 1 等電点が5.8より小さく、かつ分子量が56,000より大きいスポットは、4つ検出されている。 2 スポットAのタンパク質では、中性溶液中での分子全体の電荷が負になる。 3 スポットBのタンパク質の等電点は、ほぼ5.8である。 4 スポットCのタンパク質は、分子量56,000より小さい。 5 タンパク質のスポットの位置は、リン酸化により、やや右上方向に移動すると推測される。

    3 スポットBのタンパク質の等電点は、ほぼ5.8である。

  • 25

    問115 原核細胞の遺伝子発現における転写と翻訳に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 遺伝子の転写と翻訳は同時進行が可能であり、転写が完結する前に翻訳が開始される。 2 翻訳開始コドンの直前には、シャイン・ダルガーノ(SD)配列が存在し、リボソームの60Sサブユニットが結合する。 3 翻訳は、mRNAの3'末端側から5'末端側の方向に進行し、ペプチド鎖はC末端側からN末端側へと合成される。 4 アミノアシルtRNAは、コドンを含むtRNAの3'末端に、mRNA上のアンチコドンに対応したアミノ酸が結合している。 5 オペロンとして隣り合う一群の遺伝子は1本のmRNA(ポリシストロニックmRNA)に転写され、複数のタンパク質に翻訳される。

    1 遺伝子の転写と翻訳は同時進行が可能であり、転写が完結する前に翻訳が開始される。, 5 オペロンとして隣り合う一群の遺伝子は1本のmRNA(ポリシストロニックmRNA)に転写され、複数のタンパク質に翻訳される。

  • 26

    問116 リソソーム及びプロテアソームに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 リソソームは、内部が塩基性のオルガネラで、様々な加水分解酵素を有する。 2 エンドサイトーシスによりリソソームへ運ばれたタンパク質は、ATP依存的に分解される。 3 プロテアソームは、巨大な筒状のプロテアーゼ複合体であり、ポリユビキチン化されたタンパク質を選択的に分解する。 4 プロテアソームは、キラーT細胞へ提示されるウイルス由来タンパク質の分解に関わる。 5 プロテアソームは、オートファゴソーム内に取り込まれて、オートファジーにおけるタンパク質分解を担う。

    3 プロテアソームは、巨大な筒状のプロテアーゼ複合体であり、ポリユビキチン化されたタンパク質を選択的に分解する。, 4 プロテアソームは、キラーT細胞へ提示されるウイルス由来タンパク質の分解に関わる。

  • 27

    問117 胎盤では、胎児と母体との間で物質交換が起こる。下図中のB(胎盤)では、母体のイムノグロブリン(抗体)が選択的に胎児側に移行することが知られている。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 A内の血管には、胎児の血液が流れている。 2 Bにおいて、母親の赤血球が胎児側に移行し、酸素を供給する。 3 Bにおいて、抗体のサブクラスのうち、IgAが選択的に移行する。 4 医薬品として使われる抗体は組換え体なので、母体から胎児側に移行しない。 5 B全体から採取したDNAには、母親と胎児の両方のゲノムが含まれる。

    1 A内の血管には、胎児の血液が流れている。, 5 B全体から採取したDNAには、母親と胎児の両方のゲノムが含まれる。

  • 28

    問118 細菌の抗菌薬耐性化には種々の遺伝子もしくはその産物が関わっている。次の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 グラム陰性菌の外膜にあるポーリンの増加は、カルバペネム系抗菌薬への耐性化を促す。 2 腸球菌のバンコマイシン耐性遺伝子VanAの産物は、細胞壁のペプチドグリカン合成の代替経路で働き、グリコペプチド系抗菌薬の作用を回避する。 3 リファンピシン耐性菌では、DNAポリメラーゼ遺伝子の変異により、耐性が獲得されている。 4 カナマイシン耐性遺伝子産物の中には、抗菌薬をリン酸化する酵素として働き、RNAポリメラーゼへの結合を消失させるものがある。 5 Rプラスミドなどの伝達性因子を介して薬物排出タンパク質が過剰発現することは、多剤耐性化の一因となる。

    2 腸球菌のバンコマイシン耐性遺伝子VanAの産物は、細胞壁のペプチドグリカン合成の代替経路で働き、グリコペプチド系抗菌薬の作用を回避する。, 5 Rプラスミドなどの伝達性因子を介して薬物排出タンパク質が過剰発現することは、多剤耐性化の一因となる。

  • 29

    問119-121 糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。 問119(物理・化学・生物) グルコースはヘモグロビンAのβ鎖N末端のアミノ基と反応し、化合物アを与えたのち、HbA1cとなる。化合物アの構造として最も適切なのはどれか。1つ選べ。 (構造式は画像参照:選択肢1〜5は化合物アの構造候補)

    4

  • 30

    問119-121 糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。 問120(物理・化学・生物) HbA1cに関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 HbA1cの生成には酵素が必要である。 2 HbA1cの生成はグルコース濃度に依存する。 3 HbA1cは、非酵素的にグルコースとヘモグロビンAに解離する。 4 グルコースは、赤血球内に移行しにくいので、HbA1cの生成には2〜3ヶ月を要する。 5 HbA1c値は、赤血球寿命の影響を受ける。

    2 HbA1cの生成はグルコース濃度に依存する。, 5 HbA1c値は、赤血球寿命の影響を受ける。

  • 31

    問119-121 糖化反応は生体内や食品中で起こる普遍的な反応である。糖尿病の診断に用いられ、血糖コントロールの状態を把握するマーカーである糖化ヘモグロビン(HbA1c)の生成にも、この反応が関わっている。 問121(衛生) 食品の変質のうち、HbA1cの生成と同様に、糖化反応により起こるのはどれか。2つ選べ。 1 食品が腐敗するとヒスタミンが生成する。 2 ポテトチップスを製造するとアクリルアミドが生成する。 3 砂糖水を150〜200℃で加熱すると茶色く変色する。 4 パンを焼くと茶色く変色する。 5 リンゴの切り口が茶色く変色する。

    2 ポテトチップスを製造するとアクリルアミドが生成する。, 4 パンを焼くと茶色く変色する。

  • 32

    問122 下図は、我が国における胃、肝臓、膵臓、大腸及び肺の悪性新生物による粗死亡率(人口10万対)の年次推移を示したものである。部位a〜eの悪性新生物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 注:大腸の悪性新生物<腫瘍>は、結腸の悪性新生物<腫瘍>と直腸S状結腸移行部及び直腸の悪性新生物<腫瘍>を示す。ただし、昭和42年までは直腸肛門部の悪性新生物を含む。 令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況より引用 1 aは大腸である。 2 bの悪性新生物のリスク要因として、食塩の過剰摂取があげられる。 3 cの悪性新生物が1990年代後半まで増加した主な要因として、ヒトパピローマウイルス感染が考えられる。 4 dの悪性新生物のリスク要因として、食生活の欧米化や運動不足などによる肥満があげられる。 5 eは肺である。

    2 bの悪性新生物のリスク要因として、食塩の過剰摂取があげられる。, 4 dの悪性新生物のリスク要因として、食生活の欧米化や運動不足などによる肥満があげられる。

  • 33

    問123 下図は、我が国におけるある性感染症の報告数(全数把握)の年次推移を示したものである。この図に該当する感染症はどれか。1つ選べ。 1 性器クラミジア感染症 2 性器ヘルペス感染症 3 尖圭コンジローマ 4 梅毒 5 後天性免疫不全症候群

    4 梅毒

  • 34

    問124 生活習慣病に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 腹囲が基準値以上であり、血圧、血糖、血清脂質の3つの診断基準項目のうち、2項目以上が該当すると、メタボリックシンドロームと診断される。 2 現在、我が国では、2型糖尿病患者より1型糖尿病患者が多い。 3 糖尿病は、虚血性心疾患や脳梗塞のリスクファクターである。 4 受動喫煙は、慢性閉塞性肺疾患(COPD)のリスクファクターとはならない。 5 HDL-C(高密度リポタンパク質コレステロール)は、脂質異常症の診断基準項目に含まれない。

    1 腹囲が基準値以上であり、血圧、血糖、血清脂質の3つの診断基準項目のうち、2項目以上が該当すると、メタボリックシンドロームと診断される。, 3 糖尿病は、虚血性心疾患や脳梗塞のリスクファクターである。

  • 35

    問125 下表の母子感染する疾患について、その病原体及び主な感染経路の組合せとして正しいのはどれか。2つ選べ。 疾患/病原体/主な感染経路 1 風しん/ウイルス/経胎盤 2 淋菌感染症/ウイルス/経産道 3 トキソプラズマ症/原虫/経胎盤 4 成人T細胞白血病/細菌/経母乳 5 カンジダ症/真菌/経母乳

    1 風しん/ウイルス/経胎盤, 3 トキソプラズマ症/原虫/経胎盤

  • 36

    問126 労働衛生管理に関する記述のうち、作業管理に該当するのはどれか。2つ選べ。 1 特殊健康診断を実施する。 2 作業環境測定を実施する。 3 局所排気を行う。 4 健康障害リスクを評価し、作業の手順や方法を最適化する。 5 作業者が呼吸用保護具を着用する。

    4 健康障害リスクを評価し、作業の手順や方法を最適化する。, 5 作業者が呼吸用保護具を着用する。

  • 37

    問127 次の反応式は、油脂の化学的指標に関する試験法の化学反応の例を示したものである。不飽和脂肪酸を含む油脂において、自動酸化の進行に伴い測定値が減少し続ける試験法の反応式はどれか。1つ選べ。 (反応式は画像参照:選択肢1〜5)

    3

  • 38

    問128 下図は、即時型食物アレルギーの原因となった食物の割合について、3年ごとの調査結果を示したものである。A及びBに該当する食物の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。 *食物の摂取後60分以内に症状が出現し、かつ医療機関を受診したもののうち、原因抗原が特定された症例について、原因となった食物の割合を示した。 1 A:大豆/B:ごま 2 A:鶏卵/B:いか 3 A:鶏卵/B:牛乳 4 A:牛乳/B:牛肉 5 A:大豆/B:豚肉

    3 A:鶏卵/B:牛乳

  • 39

    問129 食品中の発がん物質に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 サイカシンは、β-グルクロニダーゼにより加水分解されて発がん作用を示す。 2 アフラトキシンB1は、シトクロムP450によりエポキシ化されて発がん作用を示す。 3 Trp-P-1は、高温での加熱調理により食品中の核酸から生成する。 4 ベンゾ[a]ピレンは、高温での加熱調理により食品中のアミノ酸から生成する。 5 ジメチルニトロソアミンは、酸性下において、亜硝酸とジメチルアミンとの反応により生成する。

    2 アフラトキシンB1は、シトクロムP450によりエポキシ化されて発がん作用を示す。, 5 ジメチルニトロソアミンは、酸性下において、亜硝酸とジメチルアミンとの反応により生成する。

  • 40

    問130 食品添加物A〜Eに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造図は画像参照:A〜Eの構造式) 1 Aは、かんきつ類やバナナに使用される防かび剤である。 2 Bは、ショ糖の200倍の甘さがある甘味料である。 3 Cは、酸性領域で効力のある保存料である。 4 Dは、金属封鎖作用のある酸化防止剤である。 5 Eは、酸性のタール色素である。

    1 Aは、かんきつ類やバナナに使用される防かび剤である。, 4 Dは、金属封鎖作用のある酸化防止剤である。

  • 41

    問131 食中毒の原因となる自然毒の成分とそれらを含有する動植物及び中毒症状の組合せのうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 成分/含有する動植物/中毒症状 1 オカダ酸/ムラサキイガイ/下痢 2 ソラニン/チョウセンアサガオ/記憶喪失 3 リコリン/ワラビ/神経麻痺 4 シガトキシン/フグ/痙れん 5 シロシビン(サイロシビン)/ワライタケ/幻覚

    1 オカダ酸/ムラサキイガイ/下痢, 5 シロシビン(サイロシビン)/ワライタケ/幻覚

  • 42

    問132 化学物質の毒性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 硫化水素は、ミトコンドリアのシトクロムオキシダーゼの阻害により、細胞呼吸を抑制する。 2 DEHP[フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)]は、ヘム合成に関わる酵素を阻害することで、造血機能障害を生じる。 3 四塩化炭素は、シトクロムP450によって還元的に脱ハロゲン化されて、肝障害を引き起こす。 4 塩化ビニルモノマーは、アセチルコリンエステラーゼの阻害により、神経毒性を示す。 5 カルバリルは、アコニターゼの阻害により、呼吸器障害を生じる。

    1 硫化水素は、ミトコンドリアのシトクロムオキシダーゼの阻害により、細胞呼吸を抑制する。, 3 四塩化炭素は、シトクロムP450によって還元的に脱ハロゲン化されて、肝障害を引き起こす。

  • 43

    問133 毒性試験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 食品添加物の指定を申請する際には、単回投与毒性試験を行う必要がある。 2 反復投与毒性試験の目的は、半数致死量(LD50)を求めることである。 3 化学物質の毒性試験には、一般毒性試験と特殊毒性試験がある。 4 食品添加物の指定を申請する際には、アレルゲン性(抗原性)試験を行う必要がある。 5 発がん性試験では、ラットやマウスに被験化学物質を反復投与して90日間における腫瘍の発生の有無を調べる。

    3 化学物質の毒性試験には、一般毒性試験と特殊毒性試験がある。, 4 食品添加物の指定を申請する際には、アレルゲン性(抗原性)試験を行う必要がある。

  • 44

    問134 成人集団(平均体重60kg)について5種類の食品群からの甘味料Aの一日摂取量が調査された。表1は成人一人あたりの甘味料Aの各食品群からの一日摂取量を、表2は許容一日摂取量(ADI)設定のために行われた試験結果を示している。このとき、成人における甘味料Aの一日摂取量は、ADIの何%に相当するか。最も近い値はどれか。1つ選べ。ただし、他の食品群からの甘味料Aの摂取はないものとする。 表1 甘味料Aの食品群からの一日摂取量(mg/人/日) 調味嗜好飲料: 1.677 魚介類・肉類・卵類: 0.005 油脂類・乳類: 0.015 砂糖類・菓子類: 0.013 果実・野菜・海藻類: 0.702 表2 甘味料AのADI設定のために行われた試験結果 無毒性量: 1,500 mg/kg体重/日 動物種: ラット 投与方法: 混餌投与 安全係数: 100 1 0.16 2 0.27 3 0.80 4 1.9 5 2.4

    2 0.27

  • 45

    問135 化審法*及び化管法**に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 *化審法:化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 **化管法:特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律 1 化審法の対象となる物質は、新規化学物質のみであり、化審法の公布前に製造・輸入されていた既存化学物質は、対象とはならない。 2 化審法における監視化学物質は、難分解性、低蓄積性であり、ヒト及び生活環境動植物に対して長期毒性を有する物質である。 3 化審法において、分解性の判定には活性汚泥が用いられる。 4 化管法において、安全データシート(SDS)制度は、対象となる事業者が対象化学物質の排出・移動量を国に届け出る制度である。 5 化管法において、PRTR制度の対象物質は、SDS制度の対象物質に指定されている。

    3 化審法において、分解性の判定には活性汚泥が用いられる。, 5 化管法において、PRTR制度の対象物質は、SDS制度の対象物質に指定されている。

  • 46

    問136 放射性核種に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 じゃがいもの発芽防止には、60Coから放出されるγ線が利用される。 2 131Iは、甲状腺がんの治療に利用される。 3 90Sr及び239Puの集積する器官は主に筋肉である。 4 実効(有効)半減期は、生物学的半減期と物理学的半減期の差で表される。 5 222Rn及び226Raは、人工放射性核種である。

    1 じゃがいもの発芽防止には、60Coから放出されるγ線が利用される。, 2 131Iは、甲状腺がんの治療に利用される。

  • 47

    問137 地球環境保全の国際的な取組に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関する条約である。 2 ストックホルム条約は、オゾン層を保護するための国際協力に関する条約である。 3 ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約である。 4 ウィーン条約は、廃棄物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約である。 5 ロンドン条約は、残留性有機汚染物質(POPs)の製造、使用及び輸出入に関する条約である。

    1 バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を超える移動及びその処分の規制に関する条約である。, 3 ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約である。

  • 48

    問138 水道水質基準の基準項目に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 テトラクロロエチレンは、フミン質を含む水道原水の塩素消毒により生成する。 2 ブロモジクロロメタンは、臭化物イオンを含む水道原水の塩素消毒により生成する。 3 ジクロロ酢酸は、水道原水の塩素消毒によりジクロロメタンから生成する。 4 2-メチルイソボルネオールは、藍藻類や放線菌が産生するカビ臭物質である。 5 1,4-ジオキサンは、フェノール類を含む水道原水の塩素消毒により生成する悪臭物質である。

    2 ブロモジクロロメタンは、臭化物イオンを含む水道原水の塩素消毒により生成する。, 4 2-メチルイソボルネオールは、藍藻類や放線菌が産生するカビ臭物質である。

  • 49

    問139 図1〜3は、一般環境大気測定局(一般局)及び自動車排出ガス測定局(自排局)における大気汚染物質濃度の年平均値の推移を示したものであり、大気汚染物質ア〜ウは二酸化硫黄、二酸化窒素、光化学オキシダントのいずれかである。次の記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 ただし、光化学オキシダントは昼間の日最高1時間値の年平均値である。 1 大気汚染物質アは、光化学反応によって生じる二次汚染物質である。 2 大気汚染物質イは、燃焼などの高温下で大気成分が酸素と反応して生じる。 3 大気汚染物質ウは、主に自動車排出ガス成分として放出され、工場などの固定発生源からの排出の影響は小さい。 4 大気汚染物質アは、四日市ぜん息の主な原因物質である。 5 大気汚染物質イの2010年度以降における大気環境基準達成率は、一般局と自排局のいずれにおいても低い。

    5 大気汚染物質イの2010年度以降における大気環境基準達成率は、一般局と自排局のいずれにおいても低い。

  • 50

    問140 窓を開けて換気を行っている講義室で、大学生が講義を受けている。講義開始時に400ppm(0.04%)であったCO2濃度が徐々に増加し、1,400ppm(0.14%)に達して一定となった。この講義室の換気量(m³/h)として、最も近い値はどれか。1つ選べ。 ただし、講義室には大学生と教員を合わせて130名がおり、大学生及び教員の一人あたりのCO2排出量を0.022m³/h、屋外のCO2濃度を400ppm(0.04%)とする。 1 320 2 810 3 1,800 4 2,900 5 8,900

    4 2,900

  • 51

    問141 薬剤師の業務に関係するインターネット等の利用に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 有名人のAさんに対して調剤を行ったことについて名前と処方内容を含めてSNSに投稿する。 2 薬局のホームページにおいて、一般用医薬品の広告をする際、利用者の口コミを表示する。 3 医療機関では漏えいのおそれがあるため、セキュリティ対策を行ったとしてもWi-Fi(無線LAN)は利用できない。 4 亡くなった後の患者の情報は個人情報でなくなるため、薬剤師の個人ブログで患者の情報を公表する。 5 インターネット上の医療情報は、裏付けがある情報か検討した上で利用の可否を検討する。

    5 インターネット上の医療情報は、裏付けがある情報か検討した上で利用の可否を検討する。

  • 52

    問142 薬剤師法が定める薬剤師の業務に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 薬剤師は、調剤の求めがあった場合、薬局開設者の許可があれば調剤を断ることができる。 2 薬剤師でない者は、原則、販売又は授与の目的で調剤できない。 3 薬剤師は、正当な理由があると認める場合には、薬剤師の判断で、処方箋に記載された医薬品の用法・用量を変更して調剤することができる。 4 薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると認める場合、患者の薬剤の使用状況を継続的かつ的確に把握し、必要な指導等を行わなければならない。 5 薬剤師は、処方箋が調剤済みになった場合には、速やかに処方箋を破棄しなければならない。

    2 薬剤師でない者は、原則、販売又は授与の目的で調剤できない。, 4 薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると認める場合、患者の薬剤の使用状況を継続的かつ的確に把握し、必要な指導等を行わなければならない。

  • 53

    問143 医薬品の製造販売の承認拒否事由に該当するのはどれか。2つ選べ。 ただし、特例承認や緊急承認などの特別な事例は除く。 1 申請者である企業が製造販売業の許可を受けていないとき。 2 申請に係る医薬品と同じ作用機序のものが、すでに10剤以上承認されているとき。 3 申請に係る医薬品が効能又は効果を有すると認められないとき。 4 申請に係る医薬品が海外での承認や審査を受けていないとき。 5 申請に係る医薬品の製造所における製造管理又は品質管理の方法が、「医薬品の臨床試験の実施に関する基準」に適合していると認められないとき。

    1 申請者である企業が製造販売業の許可を受けていないとき。, 3 申請に係る医薬品が効能又は効果を有すると認められないとき。

  • 54

    問144 医薬品の治験に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 治験は、承認申請のために製薬企業が行うものであり、医師が主導して行うことはできない。 2 医療機関に治験を依頼するに当たって、治験依頼者は治験実施医療機関と契約を締結しなければならない。 3 治験の実施に際しては、当該治験を実施する医療機関に設置された治験審査委員会の承認を得なければならない。 4 新有効成分の治験は、初回の治験計画を届け出てから起算して30日を経過した後でなければ依頼又は自ら実施してはならない。 5 インフォームド・コンセントは、必ず文書による説明を行わなければならないが、同意は必ずしも文書で取得する必要はない。

    2 医療機関に治験を依頼するに当たって、治験依頼者は治験実施医療機関と契約を締結しなければならない。, 4 新有効成分の治験は、初回の治験計画を届け出てから起算して30日を経過した後でなければ依頼又は自ら実施してはならない。

  • 55

    問145 医薬品の直接の容器・被包の表示に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、省略等の特例はないものとする。 1 毒薬は、黒地に白枠、白字で品名及び「毒」の文字を記載する。 2 一般用医薬品は、リスク区分を原則として赤枠、赤字で記載する。 3 日本薬局方に収められている医薬品は、「薬局方」の文字を記載する。 4 専ら他の医薬品の製造の用に供される医薬品は、「製造専用」の文字を記載する。 5 要指導医薬品は、赤字で「要指導医薬品」の文字を記載する。

    1 毒薬は、黒地に白枠、白字で品名及び「毒」の文字を記載する。, 4 専ら他の医薬品の製造の用に供される医薬品は、「製造専用」の文字を記載する。

  • 56

    問146 医薬品の製造販売業及び製造業に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 製造業の許可は、製造所ごとに受けなければならない。 2 製造業者は、製造所ごとに医薬品総括製造販売責任者を設置しなければならない。 3 製造販売業者が、自ら輸入した一般用医薬品を店舗販売業者に販売する場合は、医薬品販売業の許可を必要としない。 4 製造販売業者が、医薬品を自社工場で製造する場合は、製造業の許可を受けたものとみなされる。 5 第1種医薬品製造販売業の許可を受けた場合は、第2種医薬品製造販売業対象の医薬品も製造販売することができる。

    1 製造業の許可は、製造所ごとに受けなければならない。, 3 製造販売業者が、自ら輸入した一般用医薬品を店舗販売業者に販売する場合は、医薬品販売業の許可を必要としない。

  • 57

    問147 医療法に明記されていないのはどれか。1つ選べ。 1 医療は、国民自らの健康の保持増進のための努力を基礎とする。 2 医療は、個人の利益よりも公共の利益を優先して行われなければならない。 3 医療は、治療のみならず、疾病の予防のための措置及びリハビリテーションを含む。 4 医療は、医療を受ける者の意向を十分に尊重し、医療提供施設の機能に応じ効率的に提供されなければならない。 5 医療の担い手は、医療を提供するに当たり、適切な説明を行い、医療を受ける者の理解を得るよう努めなければならない。

    2 医療は、個人の利益よりも公共の利益を優先して行われなければならない。

  • 58

    問148 介護保険に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 保険者は、市町村(特別区含む)である。 2 保険給付を受けていない第2号被保険者は、保険料を支払う必要はない。 3 第2号被保険者は、特定疾病によって生じた障害による要支援・介護状態でなければ、保険給付を受けることはできない。 4 要介護認定(要支援認定を含む)は、主治医が行う。 5 要支援状態と認定された者はサービスの利用に際し費用の自己負担があるが、要介護状態と認定された者は自己負担がない。

    1 保険者は、市町村(特別区含む)である。, 3 第2号被保険者は、特定疾病によって生じた障害による要支援・介護状態でなければ、保険給付を受けることはできない。

  • 59

    問149 我が国の薬価基準制度の記述に関して、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 医療用医薬品として承認された医薬品であっても、薬価基準に収載されていないものがある。 2 新医薬品の薬価算定は、原価計算方式を原則とする。 3 薬価基準に定められている薬価は、国際的な統一ルールに基づいて決定される公定価格である。 4 新医薬品の薬価算定において、医薬品の有用性や市場性の観点で加算される制度がある。 5 新医薬品の薬価は、一度決まると後発医薬品が薬価基準に収載されるまで維持される。

    1 医療用医薬品として承認された医薬品であっても、薬価基準に収載されていないものがある。, 4 新医薬品の薬価算定において、医薬品の有用性や市場性の観点で加算される制度がある。

  • 60

    問150 マズローの欲求の階層説において第1層にあたる欲求はどれか。1つ選べ。 1 苦痛、不安、恐怖を避けて安定した状態を保ちたい欲求 2 人に愛されたいという欲求 3 周囲から価値があると認められたい欲求 4 自身の目標を達成したい欲求 5 食事・排泄・睡眠などの欲求

    5 食事・排泄・睡眠などの欲求

  • 61

    問151 完全アゴニストの濃度-反応曲線(曲線A)に関連する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、各薬物は同一の受容体にのみ作用し、また、余剰受容体は存在しないものとする。 1 部分アゴニストは、完全アゴニストによる最大反応には影響せず、曲線Aを低濃度側に平行移動させる。 2 競合的アンタゴニストは、受容体に可逆的に結合し、曲線Aを高濃度側に平行移動させる。 3 非競合的アンタゴニストは、完全アゴニストによる最大反応には影響せず、曲線Aを高濃度側に平行移動させる。 4 逆アゴニストは、曲線Aを低濃度側に平行移動させる。 5 完全アゴニストに化学修飾を加え、内活性は変えずに受容体に対する親和性だけを上げると、その濃度-反応曲線は、曲線Aより低濃度側に位置する。

    2 競合的アンタゴニストは、受容体に可逆的に結合し、曲線Aを高濃度側に平行移動させる。, 5 完全アゴニストに化学修飾を加え、内活性は変えずに受容体に対する親和性だけを上げると、その濃度-反応曲線は、曲線Aより低濃度側に位置する。

  • 62

    問152 自律神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 シロドシンは、アドレナリンα1A受容体を遮断して、前立腺部の平滑筋収縮を抑制する。 2 エチレフリンは、アドレナリンβ1受容体を遮断して、心拍出量を減少させる。 3 リトドリンは、アドレナリンβ2受容体を刺激して、子宮平滑筋を弛緩させる。 4 グリコピロニウムは、アセチルコリンM3受容体を刺激して、気管支平滑筋を弛緩させる。 5 セビメリンは、アセチルコリンM3受容体を遮断して、唾液分泌を高める。

    1 シロドシンは、アドレナリンα1A受容体を遮断して、前立腺部の平滑筋収縮を抑制する。, 3 リトドリンは、アドレナリンβ2受容体を刺激して、子宮平滑筋を弛緩させる。

  • 63

    問153 統合失調症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ハロペリドールは、中脳辺縁系におけるドパミンD2受容体を遮断することで、統合失調症の陽性症状を改善する。 2 アリピプラゾールは、黒質線条体ドパミン神経系を抑制することで、統合失調症の陰性症状を改善する。 3 オランザピンは、セロトニン5-HT2A受容体を刺激することで、体重増加を起こす。 4 ペロスピロンは、セロトニン5-HT1A受容体を遮断することで、抗不安作用を示す。 5 クロルプロマジンは、ヒスタミンH1受容体及びアドレナリンα1受容体を遮断することで、鎮静作用を示す。

    1 ハロペリドールは、中脳辺縁系におけるドパミンD2受容体を遮断することで、統合失調症の陽性症状を改善する。, 5 クロルプロマジンは、ヒスタミンH1受容体及びアドレナリンα1受容体を遮断することで、鎮静作用を示す。

  • 64

    問154 抗てんかん薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ガバペンチンは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体に結合して、GABA作動性神経伝達を増強する。 2 ラモトリギンは、K+チャネルを遮断することで、神経細胞膜を脱分極させて、グルタミン酸などの興奮性神経伝達物質の遊離を抑制する。 3 ペランパネルは、シナプス後膜に存在するグルタミン酸AMPA受容体を遮断して、グルタミン酸による神経細胞の過剰興奮を抑制する。 4 カルバマセピンは、電位依存性T型Ca2+チャネルを遮断して、神経細胞における活動電位の発生を抑制する。 5 レベチラセタムは、シナプス小胞タンパク質2A(SV2A)に結合して、神経伝達物質の遊離を抑制する。

    3 ペランパネルは、シナプス後膜に存在するグルタミン酸AMPA受容体を遮断して、グルタミン酸による神経細胞の過剰興奮を抑制する。, 5 レベチラセタムは、シナプス小胞タンパク質2A(SV2A)に結合して、神経伝達物質の遊離を抑制する。

  • 65

    問155 中枢神経系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 メチルフェニデートは、ノルアドレナリンやドパミンの再取り込みを阻害することで、覚醒作用を示す。 2 カフェインは、キサンチンオキシダーゼを阻害することで、中枢興奮作用を示す。 3 フルマゼニルは、γ-アミノ酪酸GABAA受容体のGABA結合部位を遮断することで、呼吸を促進する。 4 グアンファシンは、アドレナリンα2受容体を遮断することで、攻撃性を抑制する。 5 アトモキセチンは、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、注意欠如を改善する。

    1 メチルフェニデートは、ノルアドレナリンやドパミンの再取り込みを阻害することで、覚醒作用を示す。, 5 アトモキセチンは、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、注意欠如を改善する。

  • 66

    問156 抗リウマチ薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 インフリキシマブは、抗ヒトTNF-α受容体モノクローナル抗体で、TNF-αの作用を抑制する。 2 アバタセプトは、抗原提示細胞表面のCD80/CD86に結合して、CD28を介した共刺激シグナルを抑制する。 3 トファシチニブは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、IL-2受容体の活性化を介した作用を抑制する。 4 トシリズマブは、抗ヒトIL-1βモノクローナル抗体で、IL-1βの作用を抑制する。 5 エタネルセプトは、IL-6受容体の細胞外ドメインとヒトIgGのFc鎖との融合タンパク質で、IL-6の作用を抑制する。

    2 アバタセプトは、抗原提示細胞表面のCD80/CD86に結合して、CD28を介した共刺激シグナルを抑制する。, 3 トファシチニブは、ヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害して、IL-2受容体の活性化を介した作用を抑制する。

  • 67

    問157 50歳男性。身長170cm、体重81kg(BMI 28)。特に自覚症状は無く服薬歴もなかったが、健康診断で血圧が高いことを指摘された。家庭での血圧自己測定においても、連日140/90mmHg台と高く推移していたため受診した。診察室での血圧は146/92mmHg、心拍68拍/分(整)で、その他特記すべき異常所見は認められなかった。その後の複数回の受診時の血圧も同様に高く、I度高血圧と診断された。飲酒は毎日缶ビール(350mL)1本程度で、喫煙歴はない。しばらく生活習慣の改善を試みたが、診察室・家庭血圧ともに降圧はほとんど認められなかったため、薬物療法を開始することになった。 この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 頻脈が認められる。 2 肥満は認められない。 3 白衣高血圧と仮面高血圧の可能性は、いずれも否定できる。 4 食塩摂取量は9g/日未満が理想である。 5 降圧薬の投与にあたっては、単剤を低用量から開始する。

    3 白衣高血圧と仮面高血圧の可能性は、いずれも否定できる。, 5 降圧薬の投与にあたっては、単剤を低用量から開始する。

  • 68

    問158 50歳男性。身長170cm、体重81kg(BMI 28)。特に自覚症状は無く服薬歴もなかったが、健康診断で血圧が高いことを指摘された。家庭での血圧自己測定においても、連日140/90mmHg台と高く推移していたため受診した。診察室での血圧は146/92mmHg、心拍68拍/分(整)で、その他特記すべき異常所見は認められなかった。その後の複数回の受診時の血圧も同様に高く、I度高血圧と診断された。飲酒は毎日缶ビール(350mL)1本程度で、喫煙歴はない。しばらく生活習慣の改善を試みたが、診察室・家庭血圧ともに降圧はほとんど認められなかったため、薬物療法を開始することになった。 高血圧症治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 アリスキレンは、レニンを阻害することで、アンジオテンシンIの産生を抑制する。 2 アテノロールは、アドレナリンβ1受容体遮断により心拍出量を減少させるとともに、アドレナリンα1受容体遮断により血管収縮を抑制する。 3 シルニジピンは、電位依存性N型Ca2+チャネルを遮断することで、交感神経終末からのノルアドレナリン放出を抑制する。 4 リシノプリルは、キニナーゼIIを阻害することで、ブラジキニンの生成を抑制する。 5 クロニジンは、延髄の血管運動中枢のアドレナリンα2受容体を遮断することで、交感神経活動を抑制する。

    1 アリスキレンは、レニンを阻害することで、アンジオテンシンIの産生を抑制する。, 3 シルニジピンは、電位依存性N型Ca2+チャネルを遮断することで、交感神経終末からのノルアドレナリン放出を抑制する。

  • 69

    問159 65歳女性。5年前より高血圧症を指摘されていたが、自覚症状がなく放置していた。数日前より頻回に動悸と気分不良を自覚するようになり、循環器内科を受診した。血圧124/86mmHg、心拍96拍/分(不整)であった。心電図などの諸検査の結果、心房細動と診断され、抗凝固薬が投与されることになった。 この患者の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 心電図所見では、P波が消失し、不規則なRR間隔が認められる。 2 心房細動の重症度判定に、NYHA分類が用いられる。 3 心拍数の調節には、リドカイン点滴静注を用いる。 4 1回拍出量は、心房細動の発症前と比べて低下している。 5 無治療で洞調律に戻ることはない。

    1 心電図所見では、P波が消失し、不規則なRR間隔が認められる。, 4 1回拍出量は、心房細動の発症前と比べて低下している。

  • 70

    問160 65歳女性。5年前より高血圧症を指摘されていたが、自覚症状がなく放置していた。数日前より頻回に動悸と気分不良を自覚するようになり、循環器内科を受診した。血圧124/86mmHg、心拍96拍/分(不整)であった。心電図などの諸検査の結果、心房細動と診断され、抗凝固薬が投与されることになった。 抗凝固薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ナファモスタットは、アンチトロンビンと複合体を形成して、第Xa因子を阻害する。 2 ダナパロイドは、アンチトロンビン非依存的に第Xa因子を直接阻害する。 3 リバーロキサバンは、トロンビンに結合してプロテインCを活性化することで、トロンビンを直接阻害する。 4 ワルファリンは、ビタミンKエポキシド還元酵素を阻害することで、ビタミンK依存性凝固因子の生成を阻害する。 5 ダビガトランエテキシラートは、体内で活性代謝物となり、トロンビンを直接阻害する。

    4 ワルファリンは、ビタミンKエポキシド還元酵素を阻害することで、ビタミンK依存性凝固因子の生成を阻害する。, 5 ダビガトランエテキシラートは、体内で活性代謝物となり、トロンビンを直接阻害する。

  • 71

    問161 利尿薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 トリアムテレンは、遠位尿細管と集合管のNa+チャネルを遮断してNa+の再吸収を抑制することで、管腔へのK+の排出を増加させる。 2 トルバプタンは、集合管のバソプレシンV2受容体を遮断することで、水の排泄を増加させる。 3 インダパミドは、ヘンレ係蹄上行脚のNa+-K+-2Cl-共輸送体を阻害することで、Na+の再吸収を抑制する。 4 エプレレノンは、遠位尿細管と集合管のミネラルコルチコイド受容体(アルドステロン受容体)を遮断することで、Na+の再吸収とK+の排泄を抑制する。 5 アゾセミドは、遠位尿細管のNa+-Cl-共輸送体を阻害することで、水の再吸収を抑制する。

    2 トルバプタンは、集合管のバソプレシンV2受容体を遮断することで、水の排泄を増加させる。, 4 エプレレノンは、遠位尿細管と集合管のミネラルコルチコイド受容体(アルドステロン受容体)を遮断することで、Na+の再吸収とK+の排泄を抑制する。

  • 72

    問162 制吐薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 メトクロプラミドは、化学受容器引き金帯(CTZ)のオピオイドμ受容体を遮断する。 2 パロノセトロンは、消化管の求心性迷走神経終末やCTZのセロトニン5-HT3受容体を遮断する。 3 オキセサゼインは、胃粘膜の知覚神経のニコチン性アセチルコリン受容体を遮断する。 4 プロメタジンは、胃壁細胞のガストリン受容体を遮断する。 5 アプレピタントは、嘔吐中枢やCTZのタキキニンNK1受容体を遮断する。

    2 パロノセトロンは、消化管の求心性迷走神経終末やCTZのセロトニン5-HT3受容体を遮断する。, 5 アプレピタントは、嘔吐中枢やCTZのタキキニンNK1受容体を遮断する。

  • 73

    問163 肝疾患、膵疾患及び胆道疾患の治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 デヒドロコール酸は、その抱合体が胆汁の浸透圧を上昇させることで、胆汁中の水分を増加させる。 2 フロプロピオンは、ムスカリン性アセチルコリン受容体を遮断することで、Oddi括約筋を弛緩させて、膵液分泌を促進する。 3 ガベキサートは、外分泌腺から分泌された消化酵素を阻害することで、膵臓の自己消化を抑制する。 4 ラミブジンは、B型肝炎ウイルス(HBV)のRNA依存性RNAポリメラーゼを阻害することで、HBVの複製を抑制する。 5 ソホスブビルは、C型肝炎ウイルス(HCV)のNS3/4Aセリンプロテアーゼを阻害することで、HCVの複製を抑制する。

    1 デヒドロコール酸は、その抱合体が胆汁の浸透圧を上昇させることで、胆汁中の水分を増加させる。, 3 ガベキサートは、外分泌腺から分泌された消化酵素を阻害することで、膵臓の自己消化を抑制する。

  • 74

    問164 糖尿病治療薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 ピオグリタゾンは、AMP活性化プロテインキナーゼ(AMPK)を直接活性化することで、肝臓における糖新生を抑制する。 2 デュラグルチドは、膵臓β細胞のグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を刺激することで、グルコースによるインスリン分泌を促進する。 3 ボグリボースは、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)を阻害することで、ソルビトールの細胞内への蓄積を抑制する。 4 トレラグリプチンは、尿細管のNa+-グルコース共輸送体2(SGLT2)を阻害することで、尿中のグルコースの再吸収を抑制する。 5 グリメピリドは、スルホニル尿素(SU)受容体に結合して、ATP感受性K+チャネルを遮断することで、インスリン分泌を促進する。

    2 デュラグルチドは、膵臓β細胞のグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)受容体を刺激することで、グルコースによるインスリン分泌を促進する。, 5 グリメピリドは、スルホニル尿素(SU)受容体に結合して、ATP感受性K+チャネルを遮断することで、インスリン分泌を促進する。

  • 75

    問165 内分泌系に作用する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 クロミフェンは、GnRH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)受容体を遮断して、排卵を誘発する。 2 テリパラチドは、副甲状腺ホルモン受容体を遮断して、骨吸収を抑制する。 3 プロピルチオウラシルは、ペルオキシダーゼを阻害して、甲状腺ホルモンの生成を抑制する。 4 ブロモクリプチンは、ドパミンD2受容体を遮断して、プロラクチン分泌を抑制する。 5 メテノロンは、アンドロゲン受容体を刺激して、タンパク質同化作用を示す。

    3 プロピルチオウラシルは、ペルオキシダーゼを阻害して、甲状腺ホルモンの生成を抑制する。, 5 メテノロンは、アンドロゲン受容体を刺激して、タンパク質同化作用を示す。

  • 76

    問166 A〜Cの構造を有する薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (構造式は画像参照:薬物A、B、Cの構造) 1 薬物Aは、30Sリボソームサブユニットに作用することで、タンパク質合成を阻害する。 2 薬物Bは、ペニシリン結合タンパク質のトランスペプチダーゼを活性化することで、細胞壁合成を抑制する。 3 薬物Cは、DNAジャイレースを阻害することで、DNAの複製を阻害する。 4 薬物AとCは、薬物不活性化酵素の誘導によりアセチル化やリン酸化を受けることで、抗菌活性が減弱する。 5 薬物Bは、細菌が産生するβ-ラクタマーゼにより開裂することで、抗菌活性が減弱する。

    1 薬物Aは、30Sリボソームサブユニットに作用することで、タンパク質合成を阻害する。, 5 薬物Bは、細菌が産生するβ-ラクタマーゼにより開裂することで、抗菌活性が減弱する。

  • 77

    問167 肺がん治療に用いる薬物に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 イリノテカンは、フリーラジカルを発生して、DNA鎖を切断する。 2 エトポシドは、トポイソメラーゼIIを阻害して、切断されたDNA鎖の再結合を阻害する。 3 ゲフィチニブは、抗programmed cell death-1(PD-1)抗体で、T細胞による抗腫瘍作用を増強する。 4 ゲムシタビンは、DNAをアルキル化して、DNAの複製を阻害する。 5 ドセタキセルは、微小管を安定化して、有糸分裂を阻害する。

    2 エトポシドは、トポイソメラーゼIIを阻害して、切断されたDNA鎖の再結合を阻害する。, 5 ドセタキセルは、微小管を安定化して、有糸分裂を阻害する。

  • 78

    問168 薬物の消化管吸収に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 小腸下部から吸収された薬物は門脈を介さずに全身循環へ移行する。 2 P-糖タンパク質に認識される薬物の消化管からの吸収速度定数は、薬物の脂溶性と吸収速度定数との相関から推定される値よりも大きい。 3 食後に薬物を投与すると胃内容排出速度が上昇するため、薬物の最高血中濃度到達時間は早くなる。 4 脂溶性の高い薬物は、小腸吸収過程において非撹拌水層の影響を受けやすい。 5 消化管粘膜表面のpHは消化管管腔内のpHよりも低いため、弱酸性薬物の消化管からの吸収量は、管腔内pHから予想される量よりも少ない。

    4 脂溶性の高い薬物は、小腸吸収過程において非撹拌水層の影響を受けやすい。

  • 79

    問169 血漿タンパク質と、血漿タンパク質と薬物の結合に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 血漿タンパク質と薬物の結合は、通常、共有結合である。 2 血漿タンパク質のうち、最も多く存在するのがγ-グロブリンである。 3 血漿タンパク質のうち、α1-酸性糖タンパク質は多くの酸性薬物と結合する。 4 血漿アルブミン濃度は肝硬変で低下し、血漿中の薬物の非結合形の割合が増加する。 5 併用薬により血漿タンパク結合の競合阻害を受けた薬物は、単独投与の場合と比較して組織への分布量が増加する。

    4 血漿アルブミン濃度は肝硬変で低下し、血漿中の薬物の非結合形の割合が増加する。, 5 併用薬により血漿タンパク結合の競合阻害を受けた薬物は、単独投与の場合と比較して組織への分布量が増加する。

  • 80

    問170 薬物のリンパ系への移行に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 消化管からリンパ系を介して吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けずに全身循環系に到達する。 2 リンパ系に移行した薬物は、血液循環系へ移行した薬物に比べてゆっくりと全身に分布する。 3 毛細リンパ管内皮細胞は密着結合を形成しているため、分子量の小さい薬物の方が透過しやすい。 4 皮下投与された抗体医薬品は、リンパ系へ移行しにくい。 5 リンパ系に移行した薬物は、胸管リンパを経て肺動脈に入り、全身循環血を介して体内に分布する。

    1 消化管からリンパ系を介して吸収された薬物は、肝初回通過効果を受けずに全身循環系に到達する。, 2 リンパ系に移行した薬物は、血液循環系へ移行した薬物に比べてゆっくりと全身に分布する。

  • 81

    問171 プロドラッグとその親化合物及びプロドラッグ化の目的の組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。 プロドラッグ/親化合物/目的 1 レボドパ/ドパミン/副作用の減少 2 フルスルチアミン/チアミン/溶解性の増大 3 テガフール/5-フルオロウラシル/作用の持続 4 バラシクロビル/アシクロビル/消化管吸収の増大 5 バカンピシリン/アンピシリン/初回通過効果の回避

    3 テガフール/5-フルオロウラシル/作用の持続, 4 バラシクロビル/アシクロビル/消化管吸収の増大

  • 82

    問172 薬物の腎排泄に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 パラアミノ馬尿酸の腎クリアランスは血中濃度に比例する。 2 サリチル酸の腎クリアランスは、アスコルビン酸の併用により増大する。 3 グルコースは、尿中にほとんど排泄されない。 4 ゲンタマイシンの血中半減期は、糸球体ろ過速度の低下により長くなる。 5 メトホルミンの腎クリアランスは、クレアチニンクリアランスより小さい。

    3 グルコースは、尿中にほとんど排泄されない。, 4 ゲンタマイシンの血中半減期は、糸球体ろ過速度の低下により長くなる。

  • 83

    問173 薬物A 200 mgを患者に急速静脈内投与したところ、投与直後と2時間後の血中濃度はそれぞれ20 µg/mL及び4 µg/mLであった。同じ患者に薬物Aを点滴静注し、定常状態における血中濃度を15 µg/mLにしたい。定常状態に達するまでの投与量(mg)と点滴時間(h)の組合せとして最も適切なのはどれか。1つ選べ。 ただし、薬物Aの体内動態は線形1-コンパートメントモデルに従うものとし、定常状態に到達するまでに要する時間は消失半減期の5倍とする。また、ln 2 = 0.693、ln 5 = 1.61とする。 投与量(mg)/点滴時間(h) 1 60/1 2 120/1 3 120/2 4 360/5 5 600/5

    5 600/5

  • 84

    問174 薬物動態の非線形性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 薬物代謝が非線形性を示す場合、全身クリアランスは投与量の増加に伴い変化する。 2 血漿タンパク結合に飽和が生じた場合、薬物の全身クリアランスは低下する。 3 肝臓の薬物代謝酵素に飽和が生じた場合、薬物の分布容積は増加する。 4 小腸上皮細胞の薬物代謝酵素に飽和が生じた場合、薬物の全身クリアランスは低下する。 5 尿細管分泌を担う担体輸送に飽和が生じた場合、薬物の尿細管分泌クリアランスは低下する。

    1 薬物代謝が非線形性を示す場合、全身クリアランスは投与量の増加に伴い変化する。, 5 尿細管分泌を担う担体輸送に飽和が生じた場合、薬物の尿細管分泌クリアランスは低下する。

  • 85

    問175 25℃において、水0.1 Lに一定量の一価の弱電解質の薬物結晶を加えた。pHを変化させて溶解平衡に達したとき、pH 5からpH 8における溶液中の薬物の総濃度と分子形薬物濃度がグラフのようになった。以下の記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 ただし、薬物の分子形とイオン形の溶解平衡時の濃度比はHenderson-Hasselbalchの式に従い、薬物の溶解やpH調整に伴う容積変化は無視できるものとする。 1 用いた薬物は1.1 molである。 2 薬物は弱酸性化合物である。 3 薬物のpKaは5である。 4 pH 7のとき、薬物の分子形濃度とイオン形濃度の比は1:10である。 5 pH 8のとき、薬物の結晶が液中に存在する。

    2 薬物は弱酸性化合物である。, 4 pH 7のとき、薬物の分子形濃度とイオン形濃度の比は1:10である。

  • 86

    問176 粘弾性の2要素モデルに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 (図はマックスウェルモデル:スプリングAとダッシュポットBが直列接続、フォークトモデル:スプリングAとダッシュポットBが並列接続) 1 Aのスプリングは弾性体のモデル、Bのダッシュポットは粘性体のモデルである。 2 フォークトモデル全体に一定の応力を瞬時にかけてそれを保つとき、モデル全体のひずみは直線的に増加する。 3 マックスウェルモデル全体に加わる応力は、スプリングに加わる応力とダッシュポットに加わる応力の合計である。 4 マックスウェルモデル全体に一定のひずみを与えてそのまま保持するとき、モデル全体にかかる応力は減衰する。 5 マックスウェルモデル全体に一定の応力を瞬時にかけてそれを保つとき、モデル全体のひずみは一定に保たれる。

    1 Aのスプリングは弾性体のモデル、Bのダッシュポットは粘性体のモデルである。, 4 マックスウェルモデル全体に一定のひずみを与えてそのまま保持するとき、モデル全体にかかる応力は減衰する。

  • 87

    問177 界面に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 固相-気相界面が固相-液相界面に置き換わることを吸着という。 2 溶液における表面吸着は、Gibbsの吸着等温式で表される。 3 液滴の接触角が小さい固体表面ほどぬれやすい。 4 錠剤は、拡張ぬれにより崩壊する。 5 表面張力測定法には、毛管上昇法、円環法及び沈降法がある。

    2 溶液における表面吸着は、Gibbsの吸着等温式で表される。, 3 液滴の接触角が小さい固体表面ほどぬれやすい。

  • 88

    問178 医薬品の水溶液中における安定性に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 加水分解を受けやすい医薬品は、難溶性の塩として溶解度を低下させることで安定性が改善する。 2 EDTAは、包接化により医薬品の安定性を改善する。 3 特殊酸触媒のみで分解する医薬品は、保存するpHを低くすることで安定性が改善する。 4 異符号のイオン間の反応で分解する医薬品は、塩を添加することで溶液のイオン強度を増大させると安定性が改善する。 5 同符号のイオン間の反応で分解する医薬品は、アルコールを添加することで溶媒の誘電率を低下させると安定性が低下する。

    1 加水分解を受けやすい医薬品は、難溶性の塩として溶解度を低下させることで安定性が改善する。, 4 異符号のイオン間の反応で分解する医薬品は、塩を添加することで溶液のイオン強度を増大させると安定性が改善する。

  • 89

    問179 日本薬局方における経口投与する製剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 別に規定するもののほか、冷所に保存する。 2 微生物による汚染に関する規定はない。 3 即放性製剤は、通例、有効成分の溶解性に応じた溶出挙動を示す。 4 懸濁剤は、別に規定するもののほか、溶出試験法に適合する。 5 崩壊試験法は、製剤中の有効成分が完全に溶解するかを確認する試験である。

    3 即放性製剤は、通例、有効成分の溶解性に応じた溶出挙動を示す。, 4 懸濁剤は、別に規定するもののほか、溶出試験法に適合する。

  • 90

    問180 日本薬局方における注射剤に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 非水性溶剤として、ダイズ油を用いることができる。 2 水性溶剤は、エンドトキシン試験法と発熱性物質試験法の両方に適合する。 3 等張化剤として、ホウ酸を加えることができる。 4 乳濁性注射剤は、製剤均一性試験法に適合する。 5 埋め込み注射剤には、通例、生分解性高分子化合物を用いる。

    1 非水性溶剤として、ダイズ油を用いることができる。, 5 埋め込み注射剤には、通例、生分解性高分子化合物を用いる。

  • 91

    問181 日本薬局方一般試験法に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 吸入剤の空気力学的粒度測定法では、吸入剤から噴霧、放出される薬物量の均一性を定量的に評価する。 2 展延性試験法では、スプレッドメーター(平行板粘度計)を用いて、半固形製剤の流動性(流れやすさ)を測定する。 3 ローリングボールタック試験法では、皮膚に適用する製剤からの薬物の放出性を評価する。 4 溶出試験法は、経口製剤の溶出試験規格への適合を判定するとともに、著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的とする。 5 点眼剤の不溶性異物検査法では、点眼剤中の不溶性異物の大きさと数を測定する。

    2 展延性試験法では、スプレッドメーター(平行板粘度計)を用いて、半固形製剤の流動性(流れやすさ)を測定する。, 4 溶出試験法は、経口製剤の溶出試験規格への適合を判定するとともに、著しい生物学的非同等性を防ぐことを目的とする。

  • 92

    問182 BCS(Biopharmaceutics classification system)分類とは、薬物を溶解性と膜透過性に基づいて4つに分類したものである。溶解性は低いが膜透過性が高いClass 2の薬物Xを含有する経口固形製剤Aについて、以下のデータが得られている。製剤Aにおける吸収改善の機構と最も関連の深いのはどれか。1つ選べ。 ただし、薬物Xとしての経口投与量は同一とする。 (図1:粉末X線回折測定、図2:製剤からの薬物の溶出、図3:経口投与後の血中薬物X濃度推移) 1 塩の形成 2 無水物化 3 共結晶化 4 溶媒和物 5 固体分散体

    5 固体分散体

  • 93

    問183 重篤な副作用と代表的な原因薬剤例を示した組合せとして、正しいのはどれか。2つ選べ。 重篤な副作用/代表的な原因薬剤例 1 横紋筋融解症/ウルソデオキシコール酸錠 2 劇症肝炎/ファモチジン錠 3 心不全/ドキソルビシン塩酸塩注 4 間質性肺炎/メチルプレドニゾロン錠 5 糖尿病性ケトアシドーシス/オランザピン錠

    3 心不全/ドキソルビシン塩酸塩注, 5 糖尿病性ケトアシドーシス/オランザピン錠

  • 94

    問184 双極性障害の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 躁病相が認められない場合がある。 2 睡眠障害が認められる。 3 進行すると記憶障害が認められる。 4 躁病相では、オランザピンによる治療が有効である。 5 うつ病相では、イミプラミンの単独治療が推奨される。

    2 睡眠障害が認められる。, 4 躁病相では、オランザピンによる治療が有効である。

  • 95

    問185 冠攣縮性狭心症の病態と治療に関する記述として、正しいのはどれか。1つ選べ。 1 心筋の壊死をきたす。 2 発作は1時間以上持続する。 3 発作は夜間や早朝に生じることが多い。 4 非発作時でも、心電図異常を認める。 5 発作予防には、アドレナリンβ受容体遮断薬が有効である。

    3 発作は夜間や早朝に生じることが多い。

  • 96

    問186 37歳女性。高血圧症があり、処方1の薬剤を服用していた。今回、来局したときに、「この度、結婚することになり、できれば子供も欲しいと思うようになった」と話していた。対応したかかりつけ薬剤師は、処方期間中に妊娠する可能性を考え、処方医へ薬剤変更を提案することにした。最も適切な薬物はどれか。1つ選べ。 (処方1) テルミサルタン錠40 mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回朝食後 90日分 1 メチルドパ水和物 2 ドキサゾシンメシル酸塩 3 スピロノラクトン 4 エトレチナート 5 ヒドロクロロチアジド

    1 メチルドパ水和物

  • 97

    問187 薬物動態に影響を与える因子のうち、高齢者において起きていると考えにくいのはどれか。1つ選べ。 1 体脂肪率の増加 2 血漿中のアルブミン濃度の低下 3 血漿中のα1-酸性糖タンパク濃度の低下 4 肝血流量の減少 5 糸球体ろ過量の減少

    3 血漿中のα1-酸性糖タンパク濃度の低下

  • 98

    問188 クローン病に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 好発年齢は40〜50歳代である。 2 大腸に限局した炎症が認められる。 3 初期症状として、便秘が認められる。 4 増悪期に、CRP値の上昇が認められる。 5 特徴的な内視鏡検査所見として、敷石状潰瘍がある。

    4 増悪期に、CRP値の上昇が認められる。, 5 特徴的な内視鏡検査所見として、敷石状潰瘍がある。

  • 99

    問189 ウイルス性肝炎に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。 1 急性期に黄疸が認められることはまれである。 2 A型肝炎ウイルスは経口感染する。 3 B型肝炎ワクチン接種により、HBs抗体検査は陽性を示す。 4 C型肝炎は、ワクチン接種により予防することができる。 5 C型肝炎よりもA型肝炎の方が肝硬変に進展しやすい。

    2 A型肝炎ウイルスは経口感染する。, 3 B型肝炎ワクチン接種により、HBs抗体検査は陽性を示す。

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    問190 48歳男性。建築業に従事しており、高所での作業が多い。40歳時の健康診断で高血糖を指摘されて以降、近医に通院している。現在は以下の薬剤及び用法用量で2型糖尿病、高血圧、安定狭心症及び脂質異常症の治療を受けている。 メトホルミン塩酸塩錠250 mg 1回1錠(1日2回)朝夕食後 カナグリフロジン水和物錠100 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 アジルサルタン錠20 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 アムロジピン錠5 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 ピタバスタチンCa錠1 mg 1回1錠(1日1回)朝食後 指導された食事療法と運動療法は遵守できている。今回受診の身体所見と検査所見は以下のとおりであった。 身長174 cm、体重72 kg、血圧128/78 mmHg 空腹時血液検査結果:血糖124 mg/dL、HbA1c 7.2 %、総コレステロール220 mg/dL、TG(トリグリセリド)148 mg/dL、HDL-C 70 mg/dL、LDL-C 148 mg/dL、血清クレアチニン0.7 mg/dL、eGFR 86 mL/分/1.73 m² 尿検査結果:糖(4+)、蛋白(±)、潜血(−)、ケトン体(−)、尿アルブミン/クレアチニン比 50 mg/gCr 各薬剤の添付文書上の用法用量は以下のとおりとする。 メトホルミン塩酸塩錠:1日500 mgより開始し、維持量は750 mg〜1,500 mg。1日最大用量は2,250 mg。 カナグリフロジン水和物錠:100 mgを1日1回。 アジルサルタン錠:20 mgを1日1回。1日最大用量は40 mg。 アムロジピン錠:(高血圧症)2.5〜5 mgを1日1回。1日最大用量は10 mg。(狭心症)5 mgを1日1回。症状に応じて適宜増減。 ピタバスタチンCa錠:1 mgを1日1回。1日最大用量は4 mg。 今回の所見を踏まえた治療の変更として、適切なのはどれか。2つ選べ。 1 メトホルミン塩酸塩を増量する。 2 グリメピリドを追加する。 3 アムロジピンを増量する。 4 ピタバスタチンCaを増量する。 5 イコサペント酸エチルを追加する。

    1 メトホルミン塩酸塩を増量する。, 4 ピタバスタチンCaを増量する。