① とは, 人の活動, 機械の稼働状況などを, 瞬間的な観測を多数回繰り返し （ランダムな時間間隔）, 実用上満足な信頼度と精度で, 対 象となる現象の発生率を推定する方法である

日本工業規定は 鉱工業において製品を生産する工程を図 示するために用いる①について規定する

工程図記号は 個々の要素工程およびそれぞれの要素工程について順序関係を示した工程系列を意味する。なお,要素工程はその機能または状態によって, ①,②,③, および④に分類し, さらに③は⑤, および⑥ に,④は, ⑦および⑧に分類する.

工程図記号を用いて製品を生産する工程 を図示したものを

工程図では, 工程系列の始まる状態と終わりの状 態とを, ①を用いて示す

組立生産方式において多く見られるように, 要素工程間で 原料, 材料, 部品, または製品が合流する場合に用いる①型と、装置生産方式において多く見られるように, 要素工程内で 原料, 材料, 部品, または製品が分岐する場合に用いる②型がある。

工程系列における加工順序を示すには, 加工記号内にその①を記入する. また,必要に応じ て, 加工に検査の要素工程を加えて①を示すことができる. その際,一つの工程図でいくつかの系 列に区分して囲う順序を示す必要がある場合には, 各系列を表す略号, または文字にそれぞれの①を添えて示す

運搬工程で①を示す必要がある場合に は, 運搬記号内にその①を表す略称, 略号, または文字を記入することができる. その際には備考欄 を設けて略称, 略号, または文字の説明を記述する

複数の部品を組み合わせる合流型の生産

化学反応など, 資材・物質・製品の性質が変化 していく過程

反応装置・設備内で反応が進行していく過程

複数の装置間を物質が流れ, その性質が変化, 分離する過程 

同じ製品・機種を連続して製造する

ある程度の個数（ロット）をまとめて, 連続生産

 複数品種を１つずつ生産（1個流し）

生産すべき製品やワークの場所を固定

類似した機能をもつ機械や作業場を一カ 所に配置し, その間を加工順序に従ってワークが移動

 製品やワークの加工順序に従って機械や作業 者を系列的に配置し, そこをワークが順次移動し, 作業 

「流れ系列生産方式」において, 生産に必要な作業を 複数の工程に割り振り, 個々の工程の作業負荷がなる べく均一になるように, 効率的なライン編成を行うこと.

ラインの編成では様々な解法があるが、後に続く要素作業の合計時間が大きい物から優先して割り付けていく方法を①、前の要素作業の合計時間が大きい物から優先して割り付けていくのを②という

複数品種・混合生産のライン編成 ⚫①生産をしている場合は, 各製品に合うライン編成（単一品種 のライン編成）で作業を行う. ①切り替え. ⚫品種間に所要時間の差が大きくない②ラインでは, 最も③の生産量の製品に対する単一品種のライン編成を適用. ⚫④生産を行っている混合ラインでは, 各作業に対して生産台数による重み付き平均値を作業所要時間として, 単一品種の ライン・バランシングとしてライン編成することも可能. ⚫1個流しの個別生産ラインでは, ライン編成は変えずに, 作業負 荷のアンバランスは近くの作業者の支援でカバーする. そのために⑤ライン. ⚫多品種少量生産においては, ⑥生産方式は得策でない. そのための⑦生産, ⑧方式. 

①では自分の持ち場から距離的に近い工程の増加、フレキシブルな作業プロセスの実現. 作業時間のバラツキを複数の（多くの）作業者により吸収できる。作業の手助け, 一時的分担の効率性

1人の作業者が担当作業を多くし, 少ない作業者で生産する方法を①生産という。①の位置は固定され数も少ないので, 大きな場所は不要.。自分の作業がストップせず, 各工程で遊休は発生しない. 多能工, 的確な人員選択, 技術・技能研修・訓練が必須条件

セル生産をさらに進め, すべての作業を一人の作業者で行う生産形態 ⚫全体の作業時間とライン編成効率とのトレードオフ ⚫教育・訓練を積んだ多能工の養成が必須条件 

工場の目的を効果的に達成するように, 工場内の決められた 位置に必要な部署, 工程, 設備(アクティビティ) を割り付ける

レイアウトの方法では目的が一つのあアイには①解法、目標が複数の場合には②解法が用いられる

すべての工程が資材（形成や処理の場合）や，主要構 成部品（組み立ての場合）を一ヶ所に固定した状態で行われるレイアウトを

同じタイプの工程がすべて同じエリアで行われる．同じ機能を 持つ機械操作や組み付け工程などは一緒にグループ化されている．マテリアルが各 部門やエリアの中を動いていくレイアウトを