内分泌

内分泌
8問 • 1年前
  • 野添あかり
  • 通報

    問題一覧

  • 1

    膵臓は内分泌および外分泌の両方の機能をもつ。 内分泌としては脂質、炭水化物、およびタンパク質の分解酵素。産生し、食物の消化吸収に関わる。 内分泌としてはランゲルハンス島が重要で、α細胞から①、β細胞から②が分泌され血糖値を調整している。

    グルカゴン, インスリン

  • 2

    副腎 髄質 カテコールアミンである①、②、③が合成され、全身のアドレナリン受容体に作用し、交感神経系の作用を増強する(血圧上昇、心拍数増加、脂肪分解および糖新生促進、発汗)働きをもつ。 皮質 下垂体前葉から分泌されるACTHの刺激を受けてホルモンを産生 球状層で④、束状層で⑤、網状層で⑥を産生

    ドパミン, ノルアドレナリン, アドレナリン, ミネラルコルチコイド(アルドステロン), 糖質コルチコイド(グルココルチコイド), 性ホルモン(アンドロゲン)

  • 3

    甲状腺 下垂体前葉から分泌されるTSHの刺激を受けて、甲状腺から甲状腺ホルモンが分泌される。 甲状腺ホルモン アルブミンなどの血漿蛋白と結合している蛋白結合型である①や②と、 蛋白と結合していない遊離型である③、④として血中に存在する。 甲状腺ホルモンの主な作用は全身の基礎代謝を上げること。 血圧や心拍数の上昇、体温の維持、食物の消化、呼吸促進、成長や繁殖の促進、赤血球の生成などさまざまな作用をもっている。

    サイロキシン(T4), トリヨードサイロニン(T3), FreeT4(fT4), FreeT3(fT3)

  • 4

    糖尿病 犬では①、猫では②猫で発症することが多い。 犬での原因 膵臓ランゲルハンス島β細胞の萎縮、クッシング症候群などの内分泌疾患、未避妊雌での黄体期糖尿病、膵炎や医原性(ステロイド製剤の長期投与など)など。 猫での原因 遺伝的素因をもとに、肥満、ストレス、膵炎や感染症などの炎症性疾患が関連する。 症状 多飲多尿、脱水、多食、体重減少 進行すると、 元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢 さらに悪化すると、糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こして昏睡状態となり死に至ることもある 糖尿病合併症 血糖コントロール不良の状態が長期に続くと… 犬では糖尿病性白内障 猫では糖尿病性ニューロパチー(末梢神経障害による踵歩行) が認められることがある 犬の糖尿病性白内障は厳格な血糖コントロールをしていても避けられないことが多い 猫のニューロパチーは血糖コントロールが改善すると神経症状も回復する

    未避妊雌, 高齢の肥満

  • 5

    副腎皮質機能亢進症 別名① 高齢の②で多い内分泌疾患 副腎皮質から分泌されるグルココルチコイド、特にコルチゾールの慢性的な過剰によって、特徴的な臨床症状を呈する病気 原因 ・③や④が90% →ACTHが過剰に産生されることで副腎からのコルチゾールが慢性的に過剰分泌される ・10%は機能性副腎腫瘍が主な原因で、副腎から自律的にこるちぞーるが過剰分泌される ・そのほか非機能性の副腎腫瘍や副腎髄質腫瘍などでたまたま発見されることがあるため副腎偶発腫とも呼ばれる コルチゾールは生体にストレスがかかった際に分泌され身体の恒常性を維持す?ために不可欠なホルモン。しかしホルモン分泌の過剰が持続すると代謝異常、異化亢進や易感染などが起こる。 臨床症状 多飲多尿、多食、腹部膨満、パンティング、皮膚のトラブル(脱毛、石灰沈着、皮膚炎、皮膚の菲薄化など)、筋力低下など ①の動物はストレスに非常に弱いため、検診や入院はより丁寧な看護ケア、ハンドリングが必要。自宅管理も環境の急激な変化等を最小限に。

    クッシング症候群, 犬, 下垂体の腫瘍化, 過形成による下垂体性クッシング症候群

  • 6

    副腎皮質機能低下症 別名①病 1〜6才の比較的若い犬でまれにみられる内分泌疾患。 プードルやパピヨンでの発症が多い 原因 ②によって、副腎皮質からグルココルチコイドやアルドステロンが産生、分泌できなくなる自己免疫疾患と考えられている 臨床症状 主にグルココルチコイド欠乏による、元気消失、食欲不振、体重減少、震え、脱水、嘔吐や下痢、メレナ、低血糖が認められるほか、アルドステロン欠乏による血液循環量低下、高Na血症・高K血症、高窒素血症など 最終的に乏尿、徐脈、そしてショック(副腎クリーゼといわれる)に陥る クッシング症候群と同様ストレスに非常に弱く、動物が何らかのストレスを受けた時に発症したり、症状が顕在化、重症化する。

    アジソン, 副腎皮質の自己破壊

  • 7

    甲状腺機能亢進症 ①で多い疾患 甲状腺の②、③、④などによって、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる 臨床症状 甲状腺ホルモンは全身の代謝を上げるホルモンであるため、その過剰症である甲状腺機能亢進症では、 体重減少、食欲低下、活動性亢進、多飲多尿、嘔吐や下痢、多食、被毛粗剛、頻脈、高血圧 といったさまざまな臨床症状を呈する このようにあまり特異的な症状がないため見過ごされてしまうことが多い疾患だが、高齢の猫の体重減少を主訴として来院された場合には、甲状腺ホルモンの測定を念の為に行うことが早期発見によい。 BUN、Creの上昇は慢性腎臓病をもつ高齢猫に多い所見だが、甲状腺機能亢進症の治療を進めていく中で隠れていた腎臓病が顕在化することがある。 そのため、甲状腺機亢進症の治療の副作用のモニタリングと併せて、BUN、Creも注意してモニタリングしていく必要がある。

    高齢猫, 腺癌, 腺腫, 結節性過形成

  • 8

    甲状腺機能低下症 ①によくみられる 好発犬種 ゴールデン、ドーベルマン、ビーグルなど 原因 ほとんどが甲状腺組織の自己破壊によって甲状腺ホルモンが産生できなくなる、②である。 臨床症状 ホルモン性両側性脱毛、色素沈着、脂漏症や膿皮症、活動性低下、肥満、悲劇的顔貌、徐脈や低血圧、低体温など あまり特異的な症状がないため、見過ごされてしまうことが多い しかし③が多くの事例で認められるため甲状腺機能低下症を疑う重要な検査項目であり、スクリーニングとして血液化学検査を実施すると早期発見に役立つ。

    中〜高齢の犬, 原発性甲状腺機能低下症, 高コレステロール血症

  • 基準値問題

    基準値問題

    野添あかり · 12問 · 2年前

    基準値問題

    基準値問題

    12問 • 2年前
    野添あかり

    酸塩基平衡

    酸塩基平衡

    野添あかり · 21問 · 2年前

    酸塩基平衡

    酸塩基平衡

    21問 • 2年前
    野添あかり

    血漿膠質浸透圧

    血漿膠質浸透圧

    野添あかり · 6問 · 2年前

    血漿膠質浸透圧

    血漿膠質浸透圧

    6問 • 2年前
    野添あかり

    胆嚢破裂

    胆嚢破裂

    野添あかり · 6問 · 2年前

    胆嚢破裂

    胆嚢破裂

    6問 • 2年前
    野添あかり

    後肢筋肉

    後肢筋肉

    野添あかり · 8問 · 2年前

    後肢筋肉

    後肢筋肉

    8問 • 2年前
    野添あかり

    前肢筋肉

    前肢筋肉

    野添あかり · 6問 · 2年前

    前肢筋肉

    前肢筋肉

    6問 • 2年前
    野添あかり

    痛み

    痛み

    野添あかり · 21問 · 2年前

    痛み

    痛み

    21問 • 2年前
    野添あかり

    局所麻酔薬

    局所麻酔薬

    野添あかり · 7問 · 1年前

    局所麻酔薬

    局所麻酔薬

    7問 • 1年前
    野添あかり

    麻酔導入〜抜管

    麻酔導入〜抜管

    野添あかり · 6問 · 1年前

    麻酔導入〜抜管

    麻酔導入〜抜管

    6問 • 1年前
    野添あかり

    麻酔モニタリング(循環管理)

    麻酔モニタリング(循環管理)

    野添あかり · 34問 · 1年前

    麻酔モニタリング(循環管理)

    麻酔モニタリング(循環管理)

    34問 • 1年前
    野添あかり

    麻酔モニタリング 呼吸管理

    麻酔モニタリング 呼吸管理

    野添あかり · 28問 · 1年前

    麻酔モニタリング 呼吸管理

    麻酔モニタリング 呼吸管理

    28問 • 1年前
    野添あかり

    麻酔モニタリング 麻酔深度・尿量測定

    麻酔モニタリング 麻酔深度・尿量測定

    野添あかり · 15問 · 1年前

    麻酔モニタリング 麻酔深度・尿量測定

    麻酔モニタリング 麻酔深度・尿量測定

    15問 • 1年前
    野添あかり

    呼吸管理

    呼吸管理

    野添あかり · 22問 · 1年前

    呼吸管理

    呼吸管理

    22問 • 1年前
    野添あかり

    救急

    救急

    野添あかり · 21問 · 1年前

    救急

    救急

    21問 • 1年前
    野添あかり

    問題一覧

  • 1

    膵臓は内分泌および外分泌の両方の機能をもつ。 内分泌としては脂質、炭水化物、およびタンパク質の分解酵素。産生し、食物の消化吸収に関わる。 内分泌としてはランゲルハンス島が重要で、α細胞から①、β細胞から②が分泌され血糖値を調整している。

    グルカゴン, インスリン

  • 2

    副腎 髄質 カテコールアミンである①、②、③が合成され、全身のアドレナリン受容体に作用し、交感神経系の作用を増強する(血圧上昇、心拍数増加、脂肪分解および糖新生促進、発汗)働きをもつ。 皮質 下垂体前葉から分泌されるACTHの刺激を受けてホルモンを産生 球状層で④、束状層で⑤、網状層で⑥を産生

    ドパミン, ノルアドレナリン, アドレナリン, ミネラルコルチコイド(アルドステロン), 糖質コルチコイド(グルココルチコイド), 性ホルモン(アンドロゲン)

  • 3

    甲状腺 下垂体前葉から分泌されるTSHの刺激を受けて、甲状腺から甲状腺ホルモンが分泌される。 甲状腺ホルモン アルブミンなどの血漿蛋白と結合している蛋白結合型である①や②と、 蛋白と結合していない遊離型である③、④として血中に存在する。 甲状腺ホルモンの主な作用は全身の基礎代謝を上げること。 血圧や心拍数の上昇、体温の維持、食物の消化、呼吸促進、成長や繁殖の促進、赤血球の生成などさまざまな作用をもっている。

    サイロキシン(T4), トリヨードサイロニン(T3), FreeT4(fT4), FreeT3(fT3)

  • 4

    糖尿病 犬では①、猫では②猫で発症することが多い。 犬での原因 膵臓ランゲルハンス島β細胞の萎縮、クッシング症候群などの内分泌疾患、未避妊雌での黄体期糖尿病、膵炎や医原性(ステロイド製剤の長期投与など)など。 猫での原因 遺伝的素因をもとに、肥満、ストレス、膵炎や感染症などの炎症性疾患が関連する。 症状 多飲多尿、脱水、多食、体重減少 進行すると、 元気消失、食欲不振、嘔吐、下痢 さらに悪化すると、糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こして昏睡状態となり死に至ることもある 糖尿病合併症 血糖コントロール不良の状態が長期に続くと… 犬では糖尿病性白内障 猫では糖尿病性ニューロパチー(末梢神経障害による踵歩行) が認められることがある 犬の糖尿病性白内障は厳格な血糖コントロールをしていても避けられないことが多い 猫のニューロパチーは血糖コントロールが改善すると神経症状も回復する

    未避妊雌, 高齢の肥満

  • 5

    副腎皮質機能亢進症 別名① 高齢の②で多い内分泌疾患 副腎皮質から分泌されるグルココルチコイド、特にコルチゾールの慢性的な過剰によって、特徴的な臨床症状を呈する病気 原因 ・③や④が90% →ACTHが過剰に産生されることで副腎からのコルチゾールが慢性的に過剰分泌される ・10%は機能性副腎腫瘍が主な原因で、副腎から自律的にこるちぞーるが過剰分泌される ・そのほか非機能性の副腎腫瘍や副腎髄質腫瘍などでたまたま発見されることがあるため副腎偶発腫とも呼ばれる コルチゾールは生体にストレスがかかった際に分泌され身体の恒常性を維持す?ために不可欠なホルモン。しかしホルモン分泌の過剰が持続すると代謝異常、異化亢進や易感染などが起こる。 臨床症状 多飲多尿、多食、腹部膨満、パンティング、皮膚のトラブル(脱毛、石灰沈着、皮膚炎、皮膚の菲薄化など)、筋力低下など ①の動物はストレスに非常に弱いため、検診や入院はより丁寧な看護ケア、ハンドリングが必要。自宅管理も環境の急激な変化等を最小限に。

    クッシング症候群, 犬, 下垂体の腫瘍化, 過形成による下垂体性クッシング症候群

  • 6

    副腎皮質機能低下症 別名①病 1〜6才の比較的若い犬でまれにみられる内分泌疾患。 プードルやパピヨンでの発症が多い 原因 ②によって、副腎皮質からグルココルチコイドやアルドステロンが産生、分泌できなくなる自己免疫疾患と考えられている 臨床症状 主にグルココルチコイド欠乏による、元気消失、食欲不振、体重減少、震え、脱水、嘔吐や下痢、メレナ、低血糖が認められるほか、アルドステロン欠乏による血液循環量低下、高Na血症・高K血症、高窒素血症など 最終的に乏尿、徐脈、そしてショック(副腎クリーゼといわれる)に陥る クッシング症候群と同様ストレスに非常に弱く、動物が何らかのストレスを受けた時に発症したり、症状が顕在化、重症化する。

    アジソン, 副腎皮質の自己破壊

  • 7

    甲状腺機能亢進症 ①で多い疾患 甲状腺の②、③、④などによって、甲状腺ホルモンの分泌が過剰になる 臨床症状 甲状腺ホルモンは全身の代謝を上げるホルモンであるため、その過剰症である甲状腺機能亢進症では、 体重減少、食欲低下、活動性亢進、多飲多尿、嘔吐や下痢、多食、被毛粗剛、頻脈、高血圧 といったさまざまな臨床症状を呈する このようにあまり特異的な症状がないため見過ごされてしまうことが多い疾患だが、高齢の猫の体重減少を主訴として来院された場合には、甲状腺ホルモンの測定を念の為に行うことが早期発見によい。 BUN、Creの上昇は慢性腎臓病をもつ高齢猫に多い所見だが、甲状腺機能亢進症の治療を進めていく中で隠れていた腎臓病が顕在化することがある。 そのため、甲状腺機亢進症の治療の副作用のモニタリングと併せて、BUN、Creも注意してモニタリングしていく必要がある。

    高齢猫, 腺癌, 腺腫, 結節性過形成

  • 8

    甲状腺機能低下症 ①によくみられる 好発犬種 ゴールデン、ドーベルマン、ビーグルなど 原因 ほとんどが甲状腺組織の自己破壊によって甲状腺ホルモンが産生できなくなる、②である。 臨床症状 ホルモン性両側性脱毛、色素沈着、脂漏症や膿皮症、活動性低下、肥満、悲劇的顔貌、徐脈や低血圧、低体温など あまり特異的な症状がないため、見過ごされてしまうことが多い しかし③が多くの事例で認められるため甲状腺機能低下症を疑う重要な検査項目であり、スクリーニングとして血液化学検査を実施すると早期発見に役立つ。

    中〜高齢の犬, 原発性甲状腺機能低下症, 高コレステロール血症