痛みは、
導入:侵害刺激
伝達: ① (Aδ繊維、C繊維)
修飾:脊髄背角(神経伝達物質、受容体)
投射:脊髄視床路(二次知覚神経)→視床→三次知覚神経
認知:大脳皮質感覚野
と伝達する。
Aδ(エーデルター)繊維は(②有髄/無髄)繊維、 C繊維は(③有髄/無髄)繊維である。
最終的に痛みは大脳皮質感覚野で認識する。侵害受容繊維, 有髄, 無髄
動物は大脳皮質感覚野に伝達された痛みに対して、①や、②というものをもっていて、痛みをある程度のレベルまでは抑えるという機能を持っている。
(たとえば、1の痛みを1、2の痛みを2、ではなく、2の痛みを1、3の痛みを1.5、みたいな感じに調整して押さえ込む機構である)下降性疼痛抑制系, 内因性オピオイド
強い痛みを受け続けたり、慢性的な痛みを受け続けると、感受性の増大(①)がおこる。
(1の痛みを2、3の痛みを5、と感じやすくなってしまうような神経の変化、感受性の変化がおきてしまう)感作
「導入」部分から伝わる神経の「伝達」をダイレクトに遮断するのが①麻酔である。局所
オピオイド作動薬(いわゆるオピオイド)は、1つ以上のオピオイド受容体サブタイプ(μ、δ、κ、σ受容体)に結合し、鎮痛や呼吸抑制などの特定の作用を引き起こす。
薬剤の例をあげよ。モルヒネ, フェンタニル, レミフェンタニル
部分的作動薬とは
オピオイド受容体に結合しても作動薬より弱い作用しか生じない。
薬剤の例をあげよブプレノルフィン
オピオイド拮抗薬は
一つ以上のオピオイド受容体サブタイプに結合するか、まったく作用を引き起こさない。拮抗薬は、作動薬に代わって受容体を占拠することによって作動薬の作用を逆転する。
薬剤の例をあげよナロキソン
オピオイド作動-拮抗薬は
一つ以上のオピオイド受容体サブタイプに結合し、ある受容体には作用を引き起こし、別の受容体にはまったく作用を引き起こさないもしくは弱い作用しか引き起こさない。
薬剤の例をあげよブトルファノール
モルヒネは麻薬性オピオイドで、鎮痛作用は(①最も強力/中程度の強さ)である。
(②小型犬/猫)や馬では、興奮や不快感が認められることがある。
静脈内投与でヒスタミンの放出が発現しやすい。低血圧が生じて管理に苦慮する場合も。
③の患者では使用しないほうがよい。(ほぼ禁忌)最も強力, 猫, 肥満細胞腫
フェンタニルは(①短時間/長時間)作用型の合成オピオイドである。
鎮痛作用は非常に強力(モルヒネの50倍とか書かれてる本も)
短時間
レミフェンタニルは短時間作用型の合成オピオイド。
鎮痛作用はフェンタニルの(①約2倍/約半分)の効力。
血漿および組織コリンエステラーゼで分解される(加水分解される)ため、肝臓や腎臓の機能に代謝排泄が依存されないというところで使いやすい薬剤。
CRI中止後(②30〜60/3〜7)分間で回復。約半分, 3〜7
ブトルファノールは(①麻薬性/非麻薬性)オピオイド
軽度〜中等度の鎮痛作用(モルヒネやフェンタニルなどの作動薬より弱い)
体性痛よりも内臓痛に有効(避妊とかでよく使われる)
天井効果:0.8〜1.0mg/kg以上では鎮痛効果の増強がない
制吐作用(メデトミジンと同時投与すると嘔吐が若干抑えられる)
鎮咳作用(経口投与)非麻薬性
ブプレノルフィンは(①麻薬性/非麻薬性)のオピオイドである
①薬剤例をひとつあげよ
部分的μ作動性の合成オピオイド、国内では向精神薬
モルヒネやフェンタニルなどの作動薬より弱いが、μ受容体との親和性が高く、一度μ受容体に結合するとなかなか拮抗できない。たとえばブプレノルフィンを投与した後にμ作動薬(モルヒネやフェンタニル)を投与しても、なかなか本来の効果を発揮できずにより高容量のモルヒネやフェンタニルが必要になってしまう。逆にいうとブトルファノールを投与した後にブプレノルフィンを投与してもブプレノルフィンの効果を十分に発揮できる。
低容量では鎮痛効果が増強されるが、閾値に達した後に、さらに高容量を投与すると鎮痛効果は減弱する。0.02mg/kgを上限にして終わりにしたほうがよい。(それ以上投与しても効かなくなってしまうどころか痛みを感じるようになってしまう)レペタン
ドラマドールは非麻薬性のオピオイド
コデインの合成類時物質(合成オピオイド)で、オピオイドと関連しない中枢性鎮痛作用を持つ(ノルアドレナリンやセロトニンの再取り込み抑制、α2アドレナリン受容体作動薬様の効果を生じる)
モルヒネに比較して耐性を生じにくい(非オピオイド経路の鎮痛)
鎮痛薬が効きにくい(感作という状況になっている)ような状況において良好な鎮痛効果を得られる可能性がある
副作用
1.他の麻酔薬と併用すると呼吸抑制、(①犬/猫)ではPa CO2上昇に対する感受性が低下し強い呼吸抑制が生じやすい
2.短期間投与では、悪心、嘔吐(特に②犬/猫)
3.長期間投与では、便秘または下痢猫, 犬
ナロキソンはオピオイド(①作動薬/拮抗薬)である。
やや高価拮抗薬
NSAIDs(①)
炎症の一連の反応で生じるアラキドン酸カスケードにおけるシクロオキシゲナーゼ阻害を介し、アラキドン酸産生を抑制し、抗炎症作用・鎮痛作用を生じる
軽度〜中等度の痛みの軽減に有効
もっともよく認められる副作用は②(犬)→ミソプロトールの投与により軽減可能
肝疾患、腎疾患、脱水、低血圧、血液凝固障害が認められる症例にはNSAIDsの投与は避けるべき非ステロイド性消炎鎮痛薬, 胃腸障害
NSAIDsの薬剤例をあげよプレビコックス, オンシオール, メタカム
ケタミンは(①麻薬性オピオイド/鎮痛補助薬)である
NMDA受容体の拮抗作用により(②末梢/中枢)感作を抑制
負荷容量 0.5mg/kg IV
維持量 術中0.6mg/kg/時間 CRI
術後0.2mg/kg/時間 CRI 24時間
微量ケタミンCRIではほとんど副作用はない
微量ケタミンCRIでは鎮痛効果は非常に小さいため、オピオイドなどとの併用が必要
その他
経口薬はない
2007年より麻薬指定鎮痛補助薬, 中枢
ガバペンチン(鎮痛補助薬)
抗てんかん薬としてよ使用が主作用
人の慢性痛や神経因性疼痛に使用されている
GABAの構造類似物
適用:(①急性痛/慢性痛)に非常に効果的、癌性痛にも期待
効果
単独では痛み閾値を変化させない
他の鎮痛薬の作用を増強
病的痛みがない場合には侵害受容を促進
炎症による痛みを脊髄背角(後角)で容量依存に抑制慢性痛
マロピタントは鎮痛補助薬(抗不安薬)で、薬剤の例として①があげられる
吸入麻酔薬の要求量の低減
周術期の使用 麻酔前の投与で麻酔導入量の軽度の低減が期待
急速な静脈内投与は一過性の徐脈、低血圧を引き起こすのでゆっくりと投与するセレニア
α2アドレナリン受容体作動薬の例をあげよメデトミジン
痛みは、
導入:侵害刺激
伝達: ① (Aδ繊維、C繊維)
修飾:脊髄背角(神経伝達物質、受容体)
投射:脊髄視床路(二次知覚神経)→視床→三次知覚神経
認知:大脳皮質感覚野
と伝達する。
Aδ(エーデルター)繊維は(②有髄/無髄)繊維、 C繊維は(③有髄/無髄)繊維である。
最終的に痛みは大脳皮質感覚野で認識する。侵害受容繊維, 有髄, 無髄
動物は大脳皮質感覚野に伝達された痛みに対して、①や、②というものをもっていて、痛みをある程度のレベルまでは抑えるという機能を持っている。
(たとえば、1の痛みを1、2の痛みを2、ではなく、2の痛みを1、3の痛みを1.5、みたいな感じに調整して押さえ込む機構である)下降性疼痛抑制系, 内因性オピオイド
強い痛みを受け続けたり、慢性的な痛みを受け続けると、感受性の増大(①)がおこる。
(1の痛みを2、3の痛みを5、と感じやすくなってしまうような神経の変化、感受性の変化がおきてしまう)感作
「導入」部分から伝わる神経の「伝達」をダイレクトに遮断するのが①麻酔である。局所
オピオイド作動薬(いわゆるオピオイド)は、1つ以上のオピオイド受容体サブタイプ(μ、δ、κ、σ受容体)に結合し、鎮痛や呼吸抑制などの特定の作用を引き起こす。
薬剤の例をあげよ。モルヒネ, フェンタニル, レミフェンタニル
部分的作動薬とは
オピオイド受容体に結合しても作動薬より弱い作用しか生じない。
薬剤の例をあげよブプレノルフィン
オピオイド拮抗薬は
一つ以上のオピオイド受容体サブタイプに結合するか、まったく作用を引き起こさない。拮抗薬は、作動薬に代わって受容体を占拠することによって作動薬の作用を逆転する。
薬剤の例をあげよナロキソン
オピオイド作動-拮抗薬は
一つ以上のオピオイド受容体サブタイプに結合し、ある受容体には作用を引き起こし、別の受容体にはまったく作用を引き起こさないもしくは弱い作用しか引き起こさない。
薬剤の例をあげよブトルファノール
モルヒネは麻薬性オピオイドで、鎮痛作用は(①最も強力/中程度の強さ)である。
(②小型犬/猫)や馬では、興奮や不快感が認められることがある。
静脈内投与でヒスタミンの放出が発現しやすい。低血圧が生じて管理に苦慮する場合も。
③の患者では使用しないほうがよい。(ほぼ禁忌)最も強力, 猫, 肥満細胞腫
フェンタニルは(①短時間/長時間)作用型の合成オピオイドである。
鎮痛作用は非常に強力(モルヒネの50倍とか書かれてる本も)
短時間
レミフェンタニルは短時間作用型の合成オピオイド。
鎮痛作用はフェンタニルの(①約2倍/約半分)の効力。
血漿および組織コリンエステラーゼで分解される(加水分解される)ため、肝臓や腎臓の機能に代謝排泄が依存されないというところで使いやすい薬剤。
CRI中止後(②30〜60/3〜7)分間で回復。約半分, 3〜7
ブトルファノールは(①麻薬性/非麻薬性)オピオイド
軽度〜中等度の鎮痛作用(モルヒネやフェンタニルなどの作動薬より弱い)
体性痛よりも内臓痛に有効(避妊とかでよく使われる)
天井効果:0.8〜1.0mg/kg以上では鎮痛効果の増強がない
制吐作用(メデトミジンと同時投与すると嘔吐が若干抑えられる)
鎮咳作用(経口投与)非麻薬性
ブプレノルフィンは(①麻薬性/非麻薬性)のオピオイドである
①薬剤例をひとつあげよ
部分的μ作動性の合成オピオイド、国内では向精神薬
モルヒネやフェンタニルなどの作動薬より弱いが、μ受容体との親和性が高く、一度μ受容体に結合するとなかなか拮抗できない。たとえばブプレノルフィンを投与した後にμ作動薬(モルヒネやフェンタニル)を投与しても、なかなか本来の効果を発揮できずにより高容量のモルヒネやフェンタニルが必要になってしまう。逆にいうとブトルファノールを投与した後にブプレノルフィンを投与してもブプレノルフィンの効果を十分に発揮できる。
低容量では鎮痛効果が増強されるが、閾値に達した後に、さらに高容量を投与すると鎮痛効果は減弱する。0.02mg/kgを上限にして終わりにしたほうがよい。(それ以上投与しても効かなくなってしまうどころか痛みを感じるようになってしまう)レペタン
ドラマドールは非麻薬性のオピオイド
コデインの合成類時物質(合成オピオイド)で、オピオイドと関連しない中枢性鎮痛作用を持つ(ノルアドレナリンやセロトニンの再取り込み抑制、α2アドレナリン受容体作動薬様の効果を生じる)
モルヒネに比較して耐性を生じにくい(非オピオイド経路の鎮痛)
鎮痛薬が効きにくい(感作という状況になっている)ような状況において良好な鎮痛効果を得られる可能性がある
副作用
1.他の麻酔薬と併用すると呼吸抑制、(①犬/猫)ではPa CO2上昇に対する感受性が低下し強い呼吸抑制が生じやすい
2.短期間投与では、悪心、嘔吐(特に②犬/猫)
3.長期間投与では、便秘または下痢猫, 犬
ナロキソンはオピオイド(①作動薬/拮抗薬)である。
やや高価拮抗薬
NSAIDs(①)
炎症の一連の反応で生じるアラキドン酸カスケードにおけるシクロオキシゲナーゼ阻害を介し、アラキドン酸産生を抑制し、抗炎症作用・鎮痛作用を生じる
軽度〜中等度の痛みの軽減に有効
もっともよく認められる副作用は②(犬)→ミソプロトールの投与により軽減可能
肝疾患、腎疾患、脱水、低血圧、血液凝固障害が認められる症例にはNSAIDsの投与は避けるべき非ステロイド性消炎鎮痛薬, 胃腸障害
NSAIDsの薬剤例をあげよプレビコックス, オンシオール, メタカム
ケタミンは(①麻薬性オピオイド/鎮痛補助薬)である
NMDA受容体の拮抗作用により(②末梢/中枢)感作を抑制
負荷容量 0.5mg/kg IV
維持量 術中0.6mg/kg/時間 CRI
術後0.2mg/kg/時間 CRI 24時間
微量ケタミンCRIではほとんど副作用はない
微量ケタミンCRIでは鎮痛効果は非常に小さいため、オピオイドなどとの併用が必要
その他
経口薬はない
2007年より麻薬指定鎮痛補助薬, 中枢
ガバペンチン(鎮痛補助薬)
抗てんかん薬としてよ使用が主作用
人の慢性痛や神経因性疼痛に使用されている
GABAの構造類似物
適用:(①急性痛/慢性痛)に非常に効果的、癌性痛にも期待
効果
単独では痛み閾値を変化させない
他の鎮痛薬の作用を増強
病的痛みがない場合には侵害受容を促進
炎症による痛みを脊髄背角(後角)で容量依存に抑制慢性痛
マロピタントは鎮痛補助薬(抗不安薬)で、薬剤の例として①があげられる
吸入麻酔薬の要求量の低減
周術期の使用 麻酔前の投与で麻酔導入量の軽度の低減が期待
急速な静脈内投与は一過性の徐脈、低血圧を引き起こすのでゆっくりと投与するセレニア
α2アドレナリン受容体作動薬の例をあげよメデトミジン