問題一覧
1
生体内における血液の酸塩基平衡はpH①になるように常に一定に保たれています。しかし何らかの理由によりこのバランスが崩れ、血液が酸性側に傾いた状態を②といい、逆に塩基側に傾いた状態を③と言います。
7.4, アシドーシス, アルカローシス
2
pHとは、血液中の①の濃度である。
水素イオン
3
pH7.0は中性、pH0〜7.0は①、pH7.0〜14は②である。酸性は血液中に含まれるH+(水素イオン)の濃度が③く、アルカリ性は④い。
酸性, アルカリ性, 高, 低
4
何らかの原因によって、血液のpHを酸性側にしようとする状態を①といい、アルカリ性側にしようとする状態を②という。
アシドーシス, アルカローシス
5
アシドーシスの原因には①や②などが挙げられる。
慢性閉塞性肺疾患, 腎不全
6
アルカローシスの原因には①や②などが挙げられる。
過呼吸, 嘔吐
7
血液中の水素イオン(H+)の濃度が増えると、血液は①性に傾き、pHは②する。
酸, 低下
8
血液中の水素イオン(H+)の濃度が減ると、血液は①性に傾き、pHは②する。
アルカリ, 上昇
9
体の中の細胞は、代謝をする際にたくさんの酸を出すため、ほうっておくと血液のpHは酸性に傾いてしまう。(水素イオンが体内に溜まっていく)そこで、水素イオンを除去するためのシステムが①である。
重炭酸緩衝系
10
重炭酸緩衝系は、①と②で調節される。 (臓器の名称を埋めよ)
肺, 腎臓
11
重炭酸緩衝系では主に①と②が働く。①に機能障害が起こると③性アシドーシス、②に機能障害が起こると④性アシドーシスが起こる。また、①か②の一方に障害が起こるともう片方が代償作用を担う。
肺, 腎臓, 呼吸, 代謝
12
重炭酸緩衝系の流れについて説明した以下の文章を埋めよ。 呼吸によって取り込んだ空気は代謝によって酸素が二酸化炭素に変えられ、二酸化炭素は血液に溶けると①となる。→そして①は水素イオン(H+)と②に乖離する。(つまり二酸化炭素が体内に溜まるほど、水素イオンが体内に溜まる)→水素イオンが体内に溜まると、血液は(③酸性/アルカリ性)に傾く。つまりpHは(④低下/上昇)する。→ここで②が働き、これまでの化学反応が逆に働く。→二酸化炭素が口から出ていく。 この重炭酸緩衝系によって、体内のpHは一定に保たれている。
炭酸, 重炭酸イオン(HCO3-), 酸性, 低下
13
重炭酸緩衝系においての腎臓の働きを2つ答えよ。
水素イオン(H+)の排泄, 重炭酸イオン(HCO3-)の再吸収
14
血中に酸が増加すると、水素イオンが(①低下/増加)し、pHが(②下が/上が)り、(③アシドーシス/アルカローシス)となる。 血中に塩基が増加すると、水素イオンが(④低下/増加)し、pHが(⑤下が/上が)り、(⑥アシドーシス/アルカローシス)となる。
増加, 下が, アシドーシス, 低下, 上が, アルカローシス
15
慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息などは、(①)を引き起こす。
呼吸性アシドーシス
16
過換気症候群は、(①)を引き起こす。
呼吸性アルカローシス
17
腎機能が低下すると、(①)を引き起こす。
代謝性アシドーシス
18
下痢になると、(①)を引き起こす。
代謝性アシドーシス
19
嘔吐は、(①)を引き起こす。
代謝性アルカローシス
20
拡散とは、物質が濃度の(①高い/低い)ほうから(②高い/低い)ほうへ移動する現象である。
高い, 低い
21
酸素や二酸化炭素、窒素など、複数の気体が混ざったガスの中の、それぞれの気体がもつ圧力のことを①といい、mmHgという単位であらわされる。
分圧