麻酔モニタリング 麻酔深度・尿量測定

麻酔モニタリング 麻酔深度・尿量測定
15問 • 1年前
  • 野添あかり
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    問題一覧

  • 1

    五感のモニタリングも大切 瞳孔の大きさ 眼瞼反射 心音 呼吸音 脈圧 心拍数or脈拍数 呼吸音、呼吸数、呼吸様式 可視粘膜の色調 CRT 筋肉の緊張度

  • 2

    麻酔記録 総麻酔時間を記入 ①〜麻酔終了(イソoffした時間)まで 手術時間を記入 切皮〜縫合終了まで 抜管時間を記入 嚥下反射が生じたら抜管する準備が整う 眼球の位置が元に戻って、動物が頭部を持ち上げるところまで見れたら理想的 ここで気管チューブを抜管(バイトブロックしとくと噛みちぎり防止になる) ヘッドアップした時間を記入 抜管後に自力で頭部を挙上することができた時間を記入(もぞもぞはノーカン、挙上を保持できたら) 覚醒時の様子を記入 覚醒遅延、興奮、遊泳、などあれば

    麻酔前投与

  • 3

    麻酔深度のモニタリング 全身麻酔は意識、疼痛、体動を消失する作用。 過剰な麻酔をすると合併症を生じるため注意 →低換気・低酸素、心拍出の低下、低血圧、不適切な組織灌流、覚醒遅延 麻酔深度の決定 ・麻酔薬の濃度 ・手術、処置による刺激の程度 ・中枢神経系抑制作用を伴う状態(低体温、低血圧など) 麻酔深度の評価はステージI〜Ⅳで評価される ステージ(①Ⅰ/Ⅳ)は最も深い麻酔深度(中枢神経系の抑制、呼吸停止)である

  • 4

    手術や処置の刺激によって心拍数や血圧が上昇することを①反射という

    侵害受容

  • 5

    最小肺胞内濃度(①) 麻酔深度の指標として、麻酔濃度を使って判断するもの 生体の皮膚に侵害刺激(切開)などを加えたとき50%の動物が体動を示さなくなるのに必要な肺胞内の吸入麻酔薬の濃度 1MAC→浅麻酔、外科手術の麻酔深度としては不十分 1.5MAC→外科麻酔 2MAC→深麻酔、顕著な呼吸循環抑制 これはあくまで吸入麻酔薬のみで処置や手術をする場合である→鎮痛薬等を併用してMACを下げることができる。

    MAC

  • 6

    麻酔の4要素とは、①、②、③、④である これら4つ全てを満たすうえで、単剤での管理(たとえばイソだけで管理するとか)では薬剤投与量が過剰になってしまう=呼吸抑制、低血圧、徐脈などを引き起こすリスク そのため、現在はバランス麻酔が推奨されている(鎮静はイソ、鎮痛はフェンタニル、筋弛緩はロクロニウム、有害反射の抑制は局所麻酔薬、みたいな)

    鎮静, 鎮痛, 筋弛緩, 有害反射の抑制

  • 7

    モルヒネ ・天然の完全μ受容体作動薬 ・容量依存性に効果を発揮 ・高容量ivでヒスタミン放出 副作用 ①、②、③、④ これらの副作用はバトルファノール、マロピタント、間欠的陽圧換気なと併用することで軽減することができる

    徐脈, 呼吸抑制, 悪心、嘔吐, 胃腸運動抑制

  • 8

    フェンタニル ・完全μ受容体作動薬 ・急性痛、慢性痛、がん性痛 ・蓄積性に注意 比較的幅広い疼痛を管理できる薬剤 容量を増やすとイソフルランの減少効果がある 蓄積性に注意 →半減期が犬45分、猫2.5時間(薬剤を切ったあと犬は45分くらいは血中から下がるまでかかる)手術が終わるタイミングを見越してフェンタニルを下げていくと覚醒がスムーズに。大量に流すと覚醒遅延おきるため、半減期に合わせた投薬を。

  • 9

    ブプレノルフィン ・非麻薬性合成オピオイド ・静脈内投与のほかに、経口腔粘膜投与、直腸投与が可能 薬剤例をひとつあげよ 高容量使ってもイソフルラン減少効果はない モルヒネなどが作用するμ受容体に作用してしまうので、同時に投与するとブプレノルフィンの効果しか起きない=併用できない

    レペタン

  • 10

    ブトルファノール ・非麻薬性オピオイド ・鎮痛効果は(強い/弱い) ・鎮静・鎮咳薬 イソフルランの減少効果もあまり高くない μ(ミュー)受容体にくっつくので、モルヒネと併用はできない さらにκ(カッパー)受容体に作用するので、鎮痛効果はあまり強くない μ受容体には拮抗として働くので、フェンタニルやレミフェンタニル、モルヒネなどが効きすぎた際に使用する場面も。

  • 11

    α2作動薬によるイソフルランMACへの影響 デクスメデトミジン 用量に応じてMACを低下させることがわかっている

  • 12

    異なる作用機序の鎮痛薬や鎮痛テクニックの組み合わせで効果的な鎮痛を得る方法を、①鎮痛という 侵害刺激を途中でブロックしたり反応させなくするので、全身麻酔の濃度も抑えることができる 麻酔中は特に、さまざまな鎮痛法を組み合わせることが大事

    マルチモーダル

  • 13

    尿のモニタリング 乏尿(<①ml/kg/時) ↓ 尿道カテーテルの閉塞の有無を確認 閉塞あり→カテーテルの調節 閉塞なし ↓ 尿比重のチェック 尿比重が低い 犬猫:<1.007 →②の疑い 尿比重が高い 犬:>1.030 猫:>1.035 →心拍出量低下(心不全症状)ありなら強心薬の投与(乏尿継続でラシックス1ml/kg/iv)、無しなら輸液負荷

    0.5, 腎性腎不全

  • 14

    尿量測定 通常は ①ml/kg/時 <②ml/kg/時 の場合はカテーテルの確認や尿検査が必要

    1〜2, 0.5

  • 15

    麻酔薬による覚醒遅延があれば拮抗薬の投与を検討 α2作動薬↔︎① α2作動薬と同量 ベンゾジアゼピン↔︎② 0.01mg/kg オピオイド↔︎③ 004mg/kg

    アチパメゾール, ルフマゼニル, ナロキソン

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  • 1

    五感のモニタリングも大切 瞳孔の大きさ 眼瞼反射 心音 呼吸音 脈圧 心拍数or脈拍数 呼吸音、呼吸数、呼吸様式 可視粘膜の色調 CRT 筋肉の緊張度

  • 2

    麻酔記録 総麻酔時間を記入 ①〜麻酔終了(イソoffした時間)まで 手術時間を記入 切皮〜縫合終了まで 抜管時間を記入 嚥下反射が生じたら抜管する準備が整う 眼球の位置が元に戻って、動物が頭部を持ち上げるところまで見れたら理想的 ここで気管チューブを抜管(バイトブロックしとくと噛みちぎり防止になる) ヘッドアップした時間を記入 抜管後に自力で頭部を挙上することができた時間を記入(もぞもぞはノーカン、挙上を保持できたら) 覚醒時の様子を記入 覚醒遅延、興奮、遊泳、などあれば

    麻酔前投与

  • 3

    麻酔深度のモニタリング 全身麻酔は意識、疼痛、体動を消失する作用。 過剰な麻酔をすると合併症を生じるため注意 →低換気・低酸素、心拍出の低下、低血圧、不適切な組織灌流、覚醒遅延 麻酔深度の決定 ・麻酔薬の濃度 ・手術、処置による刺激の程度 ・中枢神経系抑制作用を伴う状態(低体温、低血圧など) 麻酔深度の評価はステージI〜Ⅳで評価される ステージ(①Ⅰ/Ⅳ)は最も深い麻酔深度(中枢神経系の抑制、呼吸停止)である

  • 4

    手術や処置の刺激によって心拍数や血圧が上昇することを①反射という

    侵害受容

  • 5

    最小肺胞内濃度(①) 麻酔深度の指標として、麻酔濃度を使って判断するもの 生体の皮膚に侵害刺激(切開)などを加えたとき50%の動物が体動を示さなくなるのに必要な肺胞内の吸入麻酔薬の濃度 1MAC→浅麻酔、外科手術の麻酔深度としては不十分 1.5MAC→外科麻酔 2MAC→深麻酔、顕著な呼吸循環抑制 これはあくまで吸入麻酔薬のみで処置や手術をする場合である→鎮痛薬等を併用してMACを下げることができる。

    MAC

  • 6

    麻酔の4要素とは、①、②、③、④である これら4つ全てを満たすうえで、単剤での管理(たとえばイソだけで管理するとか)では薬剤投与量が過剰になってしまう=呼吸抑制、低血圧、徐脈などを引き起こすリスク そのため、現在はバランス麻酔が推奨されている(鎮静はイソ、鎮痛はフェンタニル、筋弛緩はロクロニウム、有害反射の抑制は局所麻酔薬、みたいな)

    鎮静, 鎮痛, 筋弛緩, 有害反射の抑制

  • 7

    モルヒネ ・天然の完全μ受容体作動薬 ・容量依存性に効果を発揮 ・高容量ivでヒスタミン放出 副作用 ①、②、③、④ これらの副作用はバトルファノール、マロピタント、間欠的陽圧換気なと併用することで軽減することができる

    徐脈, 呼吸抑制, 悪心、嘔吐, 胃腸運動抑制

  • 8

    フェンタニル ・完全μ受容体作動薬 ・急性痛、慢性痛、がん性痛 ・蓄積性に注意 比較的幅広い疼痛を管理できる薬剤 容量を増やすとイソフルランの減少効果がある 蓄積性に注意 →半減期が犬45分、猫2.5時間(薬剤を切ったあと犬は45分くらいは血中から下がるまでかかる)手術が終わるタイミングを見越してフェンタニルを下げていくと覚醒がスムーズに。大量に流すと覚醒遅延おきるため、半減期に合わせた投薬を。

  • 9

    ブプレノルフィン ・非麻薬性合成オピオイド ・静脈内投与のほかに、経口腔粘膜投与、直腸投与が可能 薬剤例をひとつあげよ 高容量使ってもイソフルラン減少効果はない モルヒネなどが作用するμ受容体に作用してしまうので、同時に投与するとブプレノルフィンの効果しか起きない=併用できない

    レペタン

  • 10

    ブトルファノール ・非麻薬性オピオイド ・鎮痛効果は(強い/弱い) ・鎮静・鎮咳薬 イソフルランの減少効果もあまり高くない μ(ミュー)受容体にくっつくので、モルヒネと併用はできない さらにκ(カッパー)受容体に作用するので、鎮痛効果はあまり強くない μ受容体には拮抗として働くので、フェンタニルやレミフェンタニル、モルヒネなどが効きすぎた際に使用する場面も。

  • 11

    α2作動薬によるイソフルランMACへの影響 デクスメデトミジン 用量に応じてMACを低下させることがわかっている

  • 12

    異なる作用機序の鎮痛薬や鎮痛テクニックの組み合わせで効果的な鎮痛を得る方法を、①鎮痛という 侵害刺激を途中でブロックしたり反応させなくするので、全身麻酔の濃度も抑えることができる 麻酔中は特に、さまざまな鎮痛法を組み合わせることが大事

    マルチモーダル

  • 13

    尿のモニタリング 乏尿(<①ml/kg/時) ↓ 尿道カテーテルの閉塞の有無を確認 閉塞あり→カテーテルの調節 閉塞なし ↓ 尿比重のチェック 尿比重が低い 犬猫:<1.007 →②の疑い 尿比重が高い 犬:>1.030 猫:>1.035 →心拍出量低下(心不全症状)ありなら強心薬の投与(乏尿継続でラシックス1ml/kg/iv)、無しなら輸液負荷

    0.5, 腎性腎不全

  • 14

    尿量測定 通常は ①ml/kg/時 <②ml/kg/時 の場合はカテーテルの確認や尿検査が必要

    1〜2, 0.5

  • 15

    麻酔薬による覚醒遅延があれば拮抗薬の投与を検討 α2作動薬↔︎① α2作動薬と同量 ベンゾジアゼピン↔︎② 0.01mg/kg オピオイド↔︎③ 004mg/kg

    アチパメゾール, ルフマゼニル, ナロキソン