問題一覧
1
B群溶血性レンサ球菌(GBS)
2
大腸菌(Escherichia coli)
3
肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae), インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae), 髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)
4
リステリア菌(Listeria monocytogenes)
5
細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)
6
重症細菌性髄膜炎
7
結核性髄膜炎
8
ウイルス性髄膜炎
9
ウイルス性髄膜炎, 結核性髄膜炎, 神経梅毒, ライム病(神経性ボレリア症)
10
アンピシリン(ABPC)とセフォタキシム(CTX)の併用
11
パニペネム・ベタミプロン(PAPM/BP)またはメロペネム(MEPM)と、セフトリアキソン(CTRX)またはセフォタキシム(CTX)の併用。効果が得られない場合はバンコマイシン(VCM)を追加
12
血清濃度を測定しながら投与量を調節する必要がある
13
黄色ブドウ球菌(表皮ブドウ球菌を含む)、緑膿菌などを想定し、バンコマイシン(VCM)とメロペネム(MEPM)またはパニペネム・ベタミプロン(PAPM/BP)の併用
14
抗菌薬の髄液への移行率がもともと低いため、効果を得るには通常量より多い投与量が必要になるから
15
第三世代セフェム(例:セフトリアキソン・セフォタキシム)またはカルバペネム(例:メロペネム)
16
メロペネム(MEPM)などの抗緑膿菌スペクトラムを持つ薬剤
17
インフルエンザ菌(感受性ありの場合)とGBS(B群連鎖球菌)
18
アンピシリン(ABPC)単剤、またはアンピシリンとゲンタマイシン(GM)の併用
19
抗菌薬開始後48時間以内に無菌化が図られないとリスクが高くなる, 新生児では治療開始48~72時間後に再度髄液検査を行う
20
10~14日間
21
GBS:14~21日、好気性グラム陰性菌:21日、リステリア:21日
22
抗菌薬投与の10~20分前にデキサメタゾン0.15 mg/kgを6時間毎に2~4日間投与することが推奨される(ただし新生児や頭部外傷・外科的侵襲に伴う細菌性髄膜炎では推奨されない)
23
髄液中にウイルス遺伝子をPCR法などで確認できること
24
高度の炎症所見は伴わないか軽度である
25
肺の初感染巣から播種され形成された上衣下の結核結節から結核菌がくも膜下腔に侵入することで生じる
26
第III脳神経(動眼神経), 第IV脳神経(滑車神経), 第VI脳神経(外転神経)
27
細胞数増多(単核球優位、約10〜500/mm3), 蛋白高値(400〜5,000 mg/dL), 糖低値(約20〜40 mg/dL), 塩素値の低下, 髄液ADAの上昇は補助診断となるが特異的ではない
28
髄液塗抹で結核菌が確認されることはまずない, 髄液培養は確定診断に有用だが時間を要する, PCR法は髄液中の結核菌検出に有効である, QFTは過去の結核感染でも陽性となり得るため単独では確定診断にならない
29
くも膜下腔の炎性出物は交通性水頭症を生じ、脳底槽の強い炎症は非交通性水頭症の原因となる
30
けいれん、片麻痺、除脳硬直、バイタルサインの悪化が起き、放置すれば5〜8週以内に死亡することがある
31
乳幼児(幼児期)
32
偽陰性があり得る, 高感度すぎて原体以外の遺伝子が髄液から検出されることがある
33
髄液だけでなく血液・便・尿なども含めた検体を採取すること, 採取した検体を小分けにして冷凍保存しておくこと
34
呼吸・循環・体液管理, けいれんに対する治療, 脳浮腫に対して頭蓋内圧降下療法を行う, 神経学的後遺症に対するリハビリテーションを早期から開始する
35
アシクロビル
36
免疫グロブリン製剤(免疫グロブリン)
37
自己免疫機序による病態や過剰な炎症を抑制するため
38
単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1), 単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)
39
分娩時の経産道感染(産道を通る際の感染), 妊娠期間中に妊婦が性器ヘルペスに初感染した場合は新生児感染率が高い
40
全身型は出生後7~9日以内に発症することが多い, 中枢神経型は出生後11~15日に発症のピークがあり、多くは3週間以内に発症する
41
6歳以下に多い
42
発熱, けいれん
43
1/3は初感染時にウイルスが嗅神経や三叉神経を神経行性に上行して脳に達する, 残りの2/3は三叉神経節に潜伏していたウイルスが再活性化して中枢神経系に感染する
44
出現は10%未満であり、口内所見がないことは単純ヘルペス脳炎の否定にはならない
45
神経放射線学的検査(頭部MRI等), 脳脊髄液検査(髄液検査), ウイルス学的検査(PCR等)
46
発熱, 哺乳不良(母乳・授乳の不良), 活動性の低下(元気消失)
47
MRI検査はCT検査に比べて早期の病変検出感度が高い
48
側頭葉, 島回(インスラ), 帯状回(海馬周囲含む), 前頭葉(特に側面や内側領域に病変を認めることがある)
49
辺縁がリング状に造影増強する(造影T1), 拡散強調像で病変内部が著明な高信号、ADC mapで低信号を示す, T2強調像で高信号を呈し、mass effectを伴う
50
再燃の原因はウイルスの再増殖である, アシクロビルの投与期間や総投与量が少ない例で再燃しやすいとされる, 再燃は初回治療終了後おおむね2週間前後に起こることが多い(時に数か月後もある)
51
舞路(舞踏)様アテトーゼ, 舌の異常運動
52
初期症状は非特異的で、頭痛が多い, 発熱は患者の約半数にみられる, 項部硬直は1~2割程度にしかみられない
53
近接する感染巣(中耳、乳突蜂窩、鼻副鼻腔、歯など)から直接進展して発生することがある, 局在病変の増大によるmass effectがある場合はヘルニアのリスクがあり、腰椎穿刺は禁忌である, 頭部画像検査ではCTよりMRIのほうが感度が高い
54
麻疹ウイルスの変異株が中枢神経細胞に持続感染すること
55
M遺伝子(ウイルス粒子形成と遊離に重要なM蛋白質をコード)
56
2歳未満で麻疹に罹患した場合
57
精神・行動症状(性格変化、周囲への無関心、意欲低下)や早期からのけいれん発作
58
イソプリノシン(商品名:イノシンプラノベクスなど)の経口投与, インターフェロン(αまたはβ)の経口または脳室内投与, リバビリンの脳室内投与(研究的治療法)
59
24時間以上持続する
60
血清AST・ALT・LDHの上昇, 代謝性アシドーシスの持続, 白血球増多・血小板減少, DICおよびそれに類似した凝固異常
61
一般に細胞数は正常であるが、髄液蛋白濃度の上昇を認めることがある
62
拡散強調画像を含めたMRIの施行が望ましい, MRIが施行できない場合はCTで代用することがあり得るが、診断能は低い, ANEやMERSでは発症後早期からそれぞれ特徴的なMRI所見を呈する, AESDは発症後早期にはMRIで異常を認めないことが特徴である
63
びまん性脳浮腫を呈する, 大脳白質が広範に低吸収を示し,皮髄境界が不明瞭化する, 脳表くも膜下腔および脳室腔が狭小化する
64
アンモニア値は原則として上昇しない, CK上昇は約半数に認められる, 血小板減少やフィブリノゲン低下,凝固時間延長を伴いDICを合併することがある, 髄液では細胞数増多がないことが多いが,蛋白上昇を約3分の2の症例で認める
65
対称性の視床病変はANEの診断に重要で必発的にみられる, 発症早期の視床病変はCTで低吸収を示す, MRIではT1で低信号,T2(およびT2系)で高信号を示すことが多い, 急性期に視床が膨隆し,同心円状の所見を示すことがある
66
MERS:予後良好で大多数が完全回復する, ANEやHSES:予後不良で死亡率・後遺障害率が高い
67
比較的軽症の意識障害を主徴とし、脳梁膨大部(脳梁膨大部)の可逆性病変を呈する脳炎・脳症の症候群である
68
インフルエンザウイルス
69
血液検査で低ナトリウム血症を認めることがある, 髄液検査では細胞数および蛋白濃度が正常範囲であることが多い
70
脳幹病変を伴う症例はより重症であり、死亡や重度の後遺障害が高率である
71
単純ヘルペスウイルス1型・2型(HSV-1/2), 帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster virus), エプスタイン=バーウイルス(EBV), サイトメガロウイルス(CMV), ヒトヘルペスウイルス6型・7型(HHV-6/7), 日本脳炎ウイルス
72
硬膜下血種(硬膜下血腫), 硬膜外血種(硬膜外血腫), 脳内出血, くも膜下出血, shaken baby syndrome(揺さぶられっ子症候群、鑑別に挙がっている)
73
急性散在性脳脊髄炎(ADEM), 多発性硬化症(MS)
74
Type 1 と Type 2 の間で症状や予後に大きな差は認められない, MRI所見は他の疾患(抗てんかん薬中断、胃腸炎関連けいれん、良性乳児てんかん、低血糖など)でも見られるため、画像のみで診断してはならない, MERSの予後は良好である, 重症あるいは主治医が必要と判断した場合はステロイドパルス療法や大量ガンマグロブリン療法を行ってもよい
75
ミトコンドリア脳筋症:MELAS, ビタミン欠乏症:ウェルニッケ脳症, 糖尿病性ケトアシドーシス, Wilson病, 有機酸・脂肪酸代謝異常などの代謝異常
76
bright tree appearance(BTA)
77
前頭部優位(前頭葉、前頭頭頂葉)である, 中心前回・中心後回は障害されにくい(central sparing)
78
急性期には病変部位で血流が増加する, 発症10日以降は血流低下を示し、その後数か月〜数年で徐々に回復する
79
治療の基盤は支持療法である, 確立された有効な特異的治療は現時点で存在しない, メチルプレドニソロン(mPSL)パルス療法やガンマグロブリン大量療法が試みられることがある, 脳低温療法、シクロスポリン療法、フリーラジカル除去剤などの特殊治療が試みられることがある
80
脳梁膨大部(脳梁の脾部)に高信号域(可逆性病変)を認める
81
皮質下白質の高信号(bright tree appearance), 同部位でのADCの低下(拡散低下を示す), 中心前回・中心後回の信号が保持される(central sparing)
82
けいれん(全身または部分痙攣), 意識障害(昏睡や傾眠、幻覚など)
83
志賀毒素(シガ毒素)および炎症性サイトカインによる血液脳関門透過性亢進(BBB破綻)を介した脳血管機能障害, 急性腎障害による体液・電解質異常や循環動態異常(高血圧など)が影響すること
84
頭部CTまたはMRIで両側深部灰白質病変またはびまん性脳浮腫を認める
85
びまん性脳浮腫, 両側深部灰白質病変(大脳基底核または視床)
86
頭部CTまたはMRIによる画像検査, 脳波検査(EEG)
87
軽症でも基礎波の徐波化を認める, 重症では徐波化が強まり,発作性異常波が出現する
88
HUSを発症している時期に抗菌薬を使用すること
89
頭部CT・MRIで梗塞病変が描出される, 梗塞は小さなラクナ梗塞から大きな出血性梗塞まで多彩である
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神経化学
渋谷守栄 · 29問 · 1年前神経化学
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29問 • 1年前問題一覧
1
B群溶血性レンサ球菌(GBS)
2
大腸菌(Escherichia coli)
3
肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae), インフルエンザ菌(Haemophilus influenzae), 髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)
4
リステリア菌(Listeria monocytogenes)
5
細菌性髄膜炎(化膿性髄膜炎)
6
重症細菌性髄膜炎
7
結核性髄膜炎
8
ウイルス性髄膜炎
9
ウイルス性髄膜炎, 結核性髄膜炎, 神経梅毒, ライム病(神経性ボレリア症)
10
アンピシリン(ABPC)とセフォタキシム(CTX)の併用
11
パニペネム・ベタミプロン(PAPM/BP)またはメロペネム(MEPM)と、セフトリアキソン(CTRX)またはセフォタキシム(CTX)の併用。効果が得られない場合はバンコマイシン(VCM)を追加
12
血清濃度を測定しながら投与量を調節する必要がある
13
黄色ブドウ球菌(表皮ブドウ球菌を含む)、緑膿菌などを想定し、バンコマイシン(VCM)とメロペネム(MEPM)またはパニペネム・ベタミプロン(PAPM/BP)の併用
14
抗菌薬の髄液への移行率がもともと低いため、効果を得るには通常量より多い投与量が必要になるから
15
第三世代セフェム(例:セフトリアキソン・セフォタキシム)またはカルバペネム(例:メロペネム)
16
メロペネム(MEPM)などの抗緑膿菌スペクトラムを持つ薬剤
17
インフルエンザ菌(感受性ありの場合)とGBS(B群連鎖球菌)
18
アンピシリン(ABPC)単剤、またはアンピシリンとゲンタマイシン(GM)の併用
19
抗菌薬開始後48時間以内に無菌化が図られないとリスクが高くなる, 新生児では治療開始48~72時間後に再度髄液検査を行う
20
10~14日間
21
GBS:14~21日、好気性グラム陰性菌:21日、リステリア:21日
22
抗菌薬投与の10~20分前にデキサメタゾン0.15 mg/kgを6時間毎に2~4日間投与することが推奨される(ただし新生児や頭部外傷・外科的侵襲に伴う細菌性髄膜炎では推奨されない)
23
髄液中にウイルス遺伝子をPCR法などで確認できること
24
高度の炎症所見は伴わないか軽度である
25
肺の初感染巣から播種され形成された上衣下の結核結節から結核菌がくも膜下腔に侵入することで生じる
26
第III脳神経(動眼神経), 第IV脳神経(滑車神経), 第VI脳神経(外転神経)
27
細胞数増多(単核球優位、約10〜500/mm3), 蛋白高値(400〜5,000 mg/dL), 糖低値(約20〜40 mg/dL), 塩素値の低下, 髄液ADAの上昇は補助診断となるが特異的ではない
28
髄液塗抹で結核菌が確認されることはまずない, 髄液培養は確定診断に有用だが時間を要する, PCR法は髄液中の結核菌検出に有効である, QFTは過去の結核感染でも陽性となり得るため単独では確定診断にならない
29
くも膜下腔の炎性出物は交通性水頭症を生じ、脳底槽の強い炎症は非交通性水頭症の原因となる
30
けいれん、片麻痺、除脳硬直、バイタルサインの悪化が起き、放置すれば5〜8週以内に死亡することがある
31
乳幼児(幼児期)
32
偽陰性があり得る, 高感度すぎて原体以外の遺伝子が髄液から検出されることがある
33
髄液だけでなく血液・便・尿なども含めた検体を採取すること, 採取した検体を小分けにして冷凍保存しておくこと
34
呼吸・循環・体液管理, けいれんに対する治療, 脳浮腫に対して頭蓋内圧降下療法を行う, 神経学的後遺症に対するリハビリテーションを早期から開始する
35
アシクロビル
36
免疫グロブリン製剤(免疫グロブリン)
37
自己免疫機序による病態や過剰な炎症を抑制するため
38
単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1), 単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)
39
分娩時の経産道感染(産道を通る際の感染), 妊娠期間中に妊婦が性器ヘルペスに初感染した場合は新生児感染率が高い
40
全身型は出生後7~9日以内に発症することが多い, 中枢神経型は出生後11~15日に発症のピークがあり、多くは3週間以内に発症する
41
6歳以下に多い
42
発熱, けいれん
43
1/3は初感染時にウイルスが嗅神経や三叉神経を神経行性に上行して脳に達する, 残りの2/3は三叉神経節に潜伏していたウイルスが再活性化して中枢神経系に感染する
44
出現は10%未満であり、口内所見がないことは単純ヘルペス脳炎の否定にはならない
45
神経放射線学的検査(頭部MRI等), 脳脊髄液検査(髄液検査), ウイルス学的検査(PCR等)
46
発熱, 哺乳不良(母乳・授乳の不良), 活動性の低下(元気消失)
47
MRI検査はCT検査に比べて早期の病変検出感度が高い
48
側頭葉, 島回(インスラ), 帯状回(海馬周囲含む), 前頭葉(特に側面や内側領域に病変を認めることがある)
49
辺縁がリング状に造影増強する(造影T1), 拡散強調像で病変内部が著明な高信号、ADC mapで低信号を示す, T2強調像で高信号を呈し、mass effectを伴う
50
再燃の原因はウイルスの再増殖である, アシクロビルの投与期間や総投与量が少ない例で再燃しやすいとされる, 再燃は初回治療終了後おおむね2週間前後に起こることが多い(時に数か月後もある)
51
舞路(舞踏)様アテトーゼ, 舌の異常運動
52
初期症状は非特異的で、頭痛が多い, 発熱は患者の約半数にみられる, 項部硬直は1~2割程度にしかみられない
53
近接する感染巣(中耳、乳突蜂窩、鼻副鼻腔、歯など)から直接進展して発生することがある, 局在病変の増大によるmass effectがある場合はヘルニアのリスクがあり、腰椎穿刺は禁忌である, 頭部画像検査ではCTよりMRIのほうが感度が高い
54
麻疹ウイルスの変異株が中枢神経細胞に持続感染すること
55
M遺伝子(ウイルス粒子形成と遊離に重要なM蛋白質をコード)
56
2歳未満で麻疹に罹患した場合
57
精神・行動症状(性格変化、周囲への無関心、意欲低下)や早期からのけいれん発作
58
イソプリノシン(商品名:イノシンプラノベクスなど)の経口投与, インターフェロン(αまたはβ)の経口または脳室内投与, リバビリンの脳室内投与(研究的治療法)
59
24時間以上持続する
60
血清AST・ALT・LDHの上昇, 代謝性アシドーシスの持続, 白血球増多・血小板減少, DICおよびそれに類似した凝固異常
61
一般に細胞数は正常であるが、髄液蛋白濃度の上昇を認めることがある
62
拡散強調画像を含めたMRIの施行が望ましい, MRIが施行できない場合はCTで代用することがあり得るが、診断能は低い, ANEやMERSでは発症後早期からそれぞれ特徴的なMRI所見を呈する, AESDは発症後早期にはMRIで異常を認めないことが特徴である
63
びまん性脳浮腫を呈する, 大脳白質が広範に低吸収を示し,皮髄境界が不明瞭化する, 脳表くも膜下腔および脳室腔が狭小化する
64
アンモニア値は原則として上昇しない, CK上昇は約半数に認められる, 血小板減少やフィブリノゲン低下,凝固時間延長を伴いDICを合併することがある, 髄液では細胞数増多がないことが多いが,蛋白上昇を約3分の2の症例で認める
65
対称性の視床病変はANEの診断に重要で必発的にみられる, 発症早期の視床病変はCTで低吸収を示す, MRIではT1で低信号,T2(およびT2系)で高信号を示すことが多い, 急性期に視床が膨隆し,同心円状の所見を示すことがある
66
MERS:予後良好で大多数が完全回復する, ANEやHSES:予後不良で死亡率・後遺障害率が高い
67
比較的軽症の意識障害を主徴とし、脳梁膨大部(脳梁膨大部)の可逆性病変を呈する脳炎・脳症の症候群である
68
インフルエンザウイルス
69
血液検査で低ナトリウム血症を認めることがある, 髄液検査では細胞数および蛋白濃度が正常範囲であることが多い
70
脳幹病変を伴う症例はより重症であり、死亡や重度の後遺障害が高率である
71
単純ヘルペスウイルス1型・2型(HSV-1/2), 帯状疱疹ウイルス(Varicella‑zoster virus), エプスタイン=バーウイルス(EBV), サイトメガロウイルス(CMV), ヒトヘルペスウイルス6型・7型(HHV-6/7), 日本脳炎ウイルス
72
硬膜下血種(硬膜下血腫), 硬膜外血種(硬膜外血腫), 脳内出血, くも膜下出血, shaken baby syndrome(揺さぶられっ子症候群、鑑別に挙がっている)
73
急性散在性脳脊髄炎(ADEM), 多発性硬化症(MS)
74
Type 1 と Type 2 の間で症状や予後に大きな差は認められない, MRI所見は他の疾患(抗てんかん薬中断、胃腸炎関連けいれん、良性乳児てんかん、低血糖など)でも見られるため、画像のみで診断してはならない, MERSの予後は良好である, 重症あるいは主治医が必要と判断した場合はステロイドパルス療法や大量ガンマグロブリン療法を行ってもよい
75
ミトコンドリア脳筋症:MELAS, ビタミン欠乏症:ウェルニッケ脳症, 糖尿病性ケトアシドーシス, Wilson病, 有機酸・脂肪酸代謝異常などの代謝異常
76
bright tree appearance(BTA)
77
前頭部優位(前頭葉、前頭頭頂葉)である, 中心前回・中心後回は障害されにくい(central sparing)
78
急性期には病変部位で血流が増加する, 発症10日以降は血流低下を示し、その後数か月〜数年で徐々に回復する
79
治療の基盤は支持療法である, 確立された有効な特異的治療は現時点で存在しない, メチルプレドニソロン(mPSL)パルス療法やガンマグロブリン大量療法が試みられることがある, 脳低温療法、シクロスポリン療法、フリーラジカル除去剤などの特殊治療が試みられることがある
80
脳梁膨大部(脳梁の脾部)に高信号域(可逆性病変)を認める
81
皮質下白質の高信号(bright tree appearance), 同部位でのADCの低下(拡散低下を示す), 中心前回・中心後回の信号が保持される(central sparing)
82
けいれん(全身または部分痙攣), 意識障害(昏睡や傾眠、幻覚など)
83
志賀毒素(シガ毒素)および炎症性サイトカインによる血液脳関門透過性亢進(BBB破綻)を介した脳血管機能障害, 急性腎障害による体液・電解質異常や循環動態異常(高血圧など)が影響すること
84
頭部CTまたはMRIで両側深部灰白質病変またはびまん性脳浮腫を認める
85
びまん性脳浮腫, 両側深部灰白質病変(大脳基底核または視床)
86
頭部CTまたはMRIによる画像検査, 脳波検査(EEG)
87
軽症でも基礎波の徐波化を認める, 重症では徐波化が強まり,発作性異常波が出現する
88
HUSを発症している時期に抗菌薬を使用すること
89
頭部CT・MRIで梗塞病変が描出される, 梗塞は小さなラクナ梗塞から大きな出血性梗塞まで多彩である