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脳血管障害
37問 • 3ヶ月前
  • 渋谷守栄
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    問題一覧

  • 1

    小児の脳梗塞で最も高頻度に障害される血管はどれか。

    中大脳動脈(MCA)

  • 2

    発症後1〜3時間で頭部MRI(拡散強調画像)で鋭敏に検出される変化はどれか。

    細胞障害性浮腫(拡散障害)

  • 3

    頭部CTのearly CT sign(初期の虚血性変化所見)に含まれないものはどれか。

    脳室の拡大

  • 4

    MR angiography(MRA)と従来の脳血管造影(DSA)について正しい記述はどれか。

    DSAは被曝などの問題があり、MRI/MRAで得られなかった情報以上の有用な情報が期待できる場合に適応が限られる

  • 5

    小児の脳梗塞に関する治療の記述で正しいものはどれか。

    小児では確立した治療法がなく,アスピリンによる抗血小板療法やワルファリンによる抗凝固療法が行われることが多い

  • 6

    急性期(細胞性浮腫)における脳梗塞のMRI所見として正しい組合せはどれか(該当するものをすべて選べ)。

    ADC低下, 拡散強調像(DWI)で高信号, T2強調像は初期では正常〜徐々に高信号化することがある

  • 7

    慢性期(壊死・膠化)における脳梗塞のMRI所見として正しい組合せはどれか(該当するものをすべて選べ)。

    ADC上昇, 拡散強調像(DWI)で低信号(T2 shine-throughがなければ), T2強調像で高信号

  • 8

    もやもや病の脳血管撮影上の特徴的所見として正しいものをすべて選べ。

    内頸動脈終末部や中大脳動脈近位部の狭窄または閉塞, 大脳基底核部に発達した異常血管網(いわゆる“もやもや血管”)の存在, これらの所見が左右両側性に認められることが多い

  • 9

    症候を有するもやもや病の治療選択肢として正しいものをすべて選べ(該当するものをすべて選べ)。

    直接血行再建術(代表例: STA–MCA吻合術), 間接血行再建術(例: encephalo-myo-synangiosis, encephalo-duro-synangiosis, multiple burr holeなど), 直接術・間接術の単独または両者を組み合わせた手術が行われる

  • 10

    新生児脳梗塞(周産期脳梗塞)は一般にいつの時期に発生するものと定義されるか。

    在胎28週頃から生後28日頃まで

  • 11

    周産期脳梗塞の発生頻度として正しいものはどれか。

    約4,000〜5,000出生に1例

  • 12

    周産期(新生児期)脳梗塞の初発症状として最も多いものはどれか。

    片側性のけいれん発作(生後数時間〜3日以内の発症が多い)

  • 13

    周産期脳梗塞の検査で、出血の評価に優れているとされる検査はどれか。

    頭部CT検査

  • 14

    動脈解離の発生機序として正しいものはどれか。

    内弾性板が大きく断裂し、中膜に血液が流入して偽腔(偽歴)が形成される

  • 15

    脳血管造影で動脈解離の診断に有用とされる特徴的所見はどれか(該当するものをすべて選べ)。

    double lumen(ダブルルーメン)所見, pear-and-string(pearl and string)様所見

  • 16

    遺伝性血栓症の三大抗凝固因子欠損症と、それぞれの推定発症割合として本文で示されている組合せはどれか。

    Protein C欠損症:65%, Protein S欠損症:20%, アンチトロンビンⅢ(AT)欠損症:15%

  • 17

    チアノーゼ性心疾患で血栓傾向が強まる理由として正しいものをすべて選びなさい。

    多血症による血液粘度の上昇と血流速度の低下, 人工弁・人工血管などの人工物により血栓形成が促進されること, 低酸素状態が血栓傾向を惹起しやすいこと

  • 18

    奇異性脳塞栓症(右―左短絡を介した脳塞栓)の原因となり得るものをすべて選びなさい。

    卵円孔開存(PFO), 肺動静脈瘻(肺の動静脈短絡), 下肢の深部静脈血栓症(DVT)と右―左短絡の合併

  • 19

    脳梗塞の好発部位について、血栓・塞栓性病変(心原性など)と動脈硬化・高血圧に起因する塞栓症(穿通枝病変)それぞれの好発部位を答えなさい。

    血栓・塞栓性:中大脳動脈などの脳主幹動脈, 動脈硬化・高血圧性塞栓:穿通枝領域(ラクナ領域)

  • 20

    感染性心内膜炎に関する記述で正しいものをすべて選びなさい。

    発熱を伴うことが多い, Osler結節などの末梢皮膚所見がみられることがある, 心内膜の感染性病変による塞栓で中枢神経症状(脳梗塞)が生じることがある, 心疾患の評価は心電図や心エコー検査で行われる

  • 21

    抗リン脂質抗体(aPL)・抗リン脂質症候群(APS)について正しいものをすべて選びなさい。

    aPLは抗リン脂質抗体の総称で、Lupus anticoagulant(LA)などを含む, 感染が誘因となって抗aPLが出現することがある, 小児にもAPSがあり、新生児期に発症する例がある, APSには原発性と二次性がある

  • 22

    急性期(acute)に主に存在するヘモグロビンの形態はどれか。

    deoxyHb(脱酸素ヘモグロビン)

  • 23

    出血の遅発亜急性期(late subacute)におけるMRIの信号はどれが正しいか。

    T1高信号、T2高信号(細胞外メトヘモグロビンが主体)

  • 24

    慢性期の出血で蓄積される代表的な産物と、そのMRI信号特性として正しい組合せを選べ。

    hemosiderin(ヘモジデリン) — T1低信号・T2低信号(辺縁低信号)

  • 25

    血小板減少を引き起こす疾患(該当するものをすべて選べ)。

    特発性血小板減少性紫斑病(ITP), TTP(血栓性血小板減少性紫斑病)や全身性エリテマトーデスなどの自己免疫性疾患, Wiskott‑Aldrich症候群(遺伝性血小板減少), May‑Hegglin症候群、先天性無巨核球性血小板減少症などの遺伝性疾患

  • 26

    血小板機能異常に含まれる疾患として正しいものを選べ(該当するものをすべて選べ)。

    Glanzmann血小板無力症(グランツマン), Bernard‑Soulier症候群, von Willebrand病(vWD、血小板接着障害を伴う)

  • 27

    急性脳出血の検査で、出血の描出に特に優れており、血腫が高吸収域として描出される頭部画像検査はどれか。

    頭部CT

  • 28

    腰椎穿刺で髄液にキサントクロミー(黄褐色化)が確認された場合、最も疑われる疾患は何か。

    くも膜下出血

  • 29

    血友病の頭蓋内出血に対する治療で、直ちに補充して目標とすべき凝固因子レベル(%)はどれか。

    80〜100%

  • 30

    脳動脈瘤は形態からどの2つに区別されるか?

    嚢状動脈瘤(saccular), 紡錘状動脈瘤(fusiform)

  • 31

    動静脈奇形(AVM)はどの要素から構成されているか(該当するものをすべて選べ)。

    nidus(異常血管塊), 流入動脈(feeding arteries), 流出静脈(draining veins)

  • 32

    AVM(動静脈奇形)の画像所見について正しいものはどれか。

    MRIでは流入動脈・流出静脈・nidusがflow voidとして確認され、細かい血管評価や短絡量の推定には血管造影が必要である。

  • 33

    海綿状血管腫(cavernous hemangioma)に関連する遺伝子として報告されているものはどれか。

    KRIT1(CCM1)

  • 34

    AVMに関する記述で正しいものを選べ。

    大部分の例は出血で発症し、小児ではけいれん発作が多く、死亡率は小児で約24%・成人で約6–10%と高い。

  • 35

    静脈性血管腫(静脈奇形)の画像所見として正しいものをすべて選びなさい(複数選択可)。

    磁化率強調像で低信号として描出される, 瀧流障害により周囲白質がT2強調像やFLAIRで高信号を示すことがある

  • 36

    海綿状血管腫の治療方針として適切なものをすべて選びなさい(複数選択可)。

    無症候性例は保存的経過観察が推奨される, 出血など症候性のものは再出血率が高いため外科的摘出術が推奨される, 外科治療が困難な場合は定位放射線治療が選択肢となるが放射線合併症を考慮する必要がある

  • 37

    Galen大静脈奇形に関して正しいものをすべて選びなさい(複数選択可)。

    胎生期に消失すべきmedian vein of prosencephalon(前脳正中静脈)の遺残により真性Galen奇形が生じうる, 大きな短絡により新生児でうっ血性心不全や水頭症を呈し、早期発症例は重篤で予後不良となりやすい, 短絡量が多いほど発症が早く重症化しやすい

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    小児の脳梗塞で最も高頻度に障害される血管はどれか。

    中大脳動脈(MCA)

  • 2

    発症後1〜3時間で頭部MRI(拡散強調画像)で鋭敏に検出される変化はどれか。

    細胞障害性浮腫(拡散障害)

  • 3

    頭部CTのearly CT sign(初期の虚血性変化所見)に含まれないものはどれか。

    脳室の拡大

  • 4

    MR angiography(MRA)と従来の脳血管造影(DSA)について正しい記述はどれか。

    DSAは被曝などの問題があり、MRI/MRAで得られなかった情報以上の有用な情報が期待できる場合に適応が限られる

  • 5

    小児の脳梗塞に関する治療の記述で正しいものはどれか。

    小児では確立した治療法がなく,アスピリンによる抗血小板療法やワルファリンによる抗凝固療法が行われることが多い

  • 6

    急性期(細胞性浮腫)における脳梗塞のMRI所見として正しい組合せはどれか(該当するものをすべて選べ)。

    ADC低下, 拡散強調像(DWI)で高信号, T2強調像は初期では正常〜徐々に高信号化することがある

  • 7

    慢性期(壊死・膠化)における脳梗塞のMRI所見として正しい組合せはどれか(該当するものをすべて選べ)。

    ADC上昇, 拡散強調像(DWI)で低信号(T2 shine-throughがなければ), T2強調像で高信号

  • 8

    もやもや病の脳血管撮影上の特徴的所見として正しいものをすべて選べ。

    内頸動脈終末部や中大脳動脈近位部の狭窄または閉塞, 大脳基底核部に発達した異常血管網(いわゆる“もやもや血管”)の存在, これらの所見が左右両側性に認められることが多い

  • 9

    症候を有するもやもや病の治療選択肢として正しいものをすべて選べ(該当するものをすべて選べ)。

    直接血行再建術(代表例: STA–MCA吻合術), 間接血行再建術(例: encephalo-myo-synangiosis, encephalo-duro-synangiosis, multiple burr holeなど), 直接術・間接術の単独または両者を組み合わせた手術が行われる

  • 10

    新生児脳梗塞(周産期脳梗塞)は一般にいつの時期に発生するものと定義されるか。

    在胎28週頃から生後28日頃まで

  • 11

    周産期脳梗塞の発生頻度として正しいものはどれか。

    約4,000〜5,000出生に1例

  • 12

    周産期(新生児期)脳梗塞の初発症状として最も多いものはどれか。

    片側性のけいれん発作(生後数時間〜3日以内の発症が多い)

  • 13

    周産期脳梗塞の検査で、出血の評価に優れているとされる検査はどれか。

    頭部CT検査

  • 14

    動脈解離の発生機序として正しいものはどれか。

    内弾性板が大きく断裂し、中膜に血液が流入して偽腔(偽歴)が形成される

  • 15

    脳血管造影で動脈解離の診断に有用とされる特徴的所見はどれか(該当するものをすべて選べ)。

    double lumen(ダブルルーメン)所見, pear-and-string(pearl and string)様所見

  • 16

    遺伝性血栓症の三大抗凝固因子欠損症と、それぞれの推定発症割合として本文で示されている組合せはどれか。

    Protein C欠損症:65%, Protein S欠損症:20%, アンチトロンビンⅢ(AT)欠損症:15%

  • 17

    チアノーゼ性心疾患で血栓傾向が強まる理由として正しいものをすべて選びなさい。

    多血症による血液粘度の上昇と血流速度の低下, 人工弁・人工血管などの人工物により血栓形成が促進されること, 低酸素状態が血栓傾向を惹起しやすいこと

  • 18

    奇異性脳塞栓症(右―左短絡を介した脳塞栓)の原因となり得るものをすべて選びなさい。

    卵円孔開存(PFO), 肺動静脈瘻(肺の動静脈短絡), 下肢の深部静脈血栓症(DVT)と右―左短絡の合併

  • 19

    脳梗塞の好発部位について、血栓・塞栓性病変(心原性など)と動脈硬化・高血圧に起因する塞栓症(穿通枝病変)それぞれの好発部位を答えなさい。

    血栓・塞栓性:中大脳動脈などの脳主幹動脈, 動脈硬化・高血圧性塞栓:穿通枝領域(ラクナ領域)

  • 20

    感染性心内膜炎に関する記述で正しいものをすべて選びなさい。

    発熱を伴うことが多い, Osler結節などの末梢皮膚所見がみられることがある, 心内膜の感染性病変による塞栓で中枢神経症状(脳梗塞)が生じることがある, 心疾患の評価は心電図や心エコー検査で行われる

  • 21

    抗リン脂質抗体(aPL)・抗リン脂質症候群(APS)について正しいものをすべて選びなさい。

    aPLは抗リン脂質抗体の総称で、Lupus anticoagulant(LA)などを含む, 感染が誘因となって抗aPLが出現することがある, 小児にもAPSがあり、新生児期に発症する例がある, APSには原発性と二次性がある

  • 22

    急性期(acute)に主に存在するヘモグロビンの形態はどれか。

    deoxyHb(脱酸素ヘモグロビン)

  • 23

    出血の遅発亜急性期(late subacute)におけるMRIの信号はどれが正しいか。

    T1高信号、T2高信号(細胞外メトヘモグロビンが主体)

  • 24

    慢性期の出血で蓄積される代表的な産物と、そのMRI信号特性として正しい組合せを選べ。

    hemosiderin(ヘモジデリン) — T1低信号・T2低信号(辺縁低信号)

  • 25

    血小板減少を引き起こす疾患(該当するものをすべて選べ)。

    特発性血小板減少性紫斑病(ITP), TTP(血栓性血小板減少性紫斑病)や全身性エリテマトーデスなどの自己免疫性疾患, Wiskott‑Aldrich症候群(遺伝性血小板減少), May‑Hegglin症候群、先天性無巨核球性血小板減少症などの遺伝性疾患

  • 26

    血小板機能異常に含まれる疾患として正しいものを選べ(該当するものをすべて選べ)。

    Glanzmann血小板無力症(グランツマン), Bernard‑Soulier症候群, von Willebrand病(vWD、血小板接着障害を伴う)

  • 27

    急性脳出血の検査で、出血の描出に特に優れており、血腫が高吸収域として描出される頭部画像検査はどれか。

    頭部CT

  • 28

    腰椎穿刺で髄液にキサントクロミー(黄褐色化)が確認された場合、最も疑われる疾患は何か。

    くも膜下出血

  • 29

    血友病の頭蓋内出血に対する治療で、直ちに補充して目標とすべき凝固因子レベル(%)はどれか。

    80〜100%

  • 30

    脳動脈瘤は形態からどの2つに区別されるか?

    嚢状動脈瘤(saccular), 紡錘状動脈瘤(fusiform)

  • 31

    動静脈奇形(AVM)はどの要素から構成されているか(該当するものをすべて選べ)。

    nidus(異常血管塊), 流入動脈(feeding arteries), 流出静脈(draining veins)

  • 32

    AVM(動静脈奇形)の画像所見について正しいものはどれか。

    MRIでは流入動脈・流出静脈・nidusがflow voidとして確認され、細かい血管評価や短絡量の推定には血管造影が必要である。

  • 33

    海綿状血管腫(cavernous hemangioma)に関連する遺伝子として報告されているものはどれか。

    KRIT1(CCM1)

  • 34

    AVMに関する記述で正しいものを選べ。

    大部分の例は出血で発症し、小児ではけいれん発作が多く、死亡率は小児で約24%・成人で約6–10%と高い。

  • 35

    静脈性血管腫(静脈奇形)の画像所見として正しいものをすべて選びなさい(複数選択可)。

    磁化率強調像で低信号として描出される, 瀧流障害により周囲白質がT2強調像やFLAIRで高信号を示すことがある

  • 36

    海綿状血管腫の治療方針として適切なものをすべて選びなさい(複数選択可)。

    無症候性例は保存的経過観察が推奨される, 出血など症候性のものは再出血率が高いため外科的摘出術が推奨される, 外科治療が困難な場合は定位放射線治療が選択肢となるが放射線合併症を考慮する必要がある

  • 37

    Galen大静脈奇形に関して正しいものをすべて選びなさい(複数選択可)。

    胎生期に消失すべきmedian vein of prosencephalon(前脳正中静脈)の遺残により真性Galen奇形が生じうる, 大きな短絡により新生児でうっ血性心不全や水頭症を呈し、早期発症例は重篤で予後不良となりやすい, 短絡量が多いほど発症が早く重症化しやすい