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Alexander病
17問 • 4ヶ月前
  • 渋谷守栄
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    問題一覧

  • 1

    18か月の女児で転倒後の反復性の神経学的退行、難治性嘔吐、喘鳴を呈している。大頭、球麻痺症状、体幹の筋緊張低下、四肢の痙性、非対称性の筋力低下、測定障害、反射亢進、両側足底反射陽性、右の回旋運動を伴った開脚歩行が認められた。診断は何か

    Alexander病

  • 2

    Alexander病(アレクサンダー病)の原因となる遺伝子とその染色体上の位置は何か?

    GFAP遺伝子(グリア線維酸性蛋白遺伝子) — 17番染色体上

  • 3

    Alexander病には主に3つの臨床型が知られている。各型の名称と主な臨床特徴をそれぞれ簡潔に述べよ。

    乳幼児型(infantile):最も多く2歳前後に発症。巨頭症、発達遅滞、けいれん、痙性麻痺などの急速進行性の神経症状を示す。, 小児・学童型(juvenile):2〜12歳頃に発症。構音障害や球症状(嚥下・発声障害)に加え失調などが目立つ。, 成人型(adult):青年期〜若年成人で発症し、多発性硬化症に類似した神経症状やミオクローヌス、認知機能低下などを呈する。

  • 4

    Alexander病の病理学的マーカーであるRosenthal線維について正しい記述を選べ(複数回答可)。

    星状細胞内に中間径フィラメント(主にGFAP)由来の凝集として出現する, 血管周囲、軟膜下、脳室周囲などの星状細胞に多量に認められる, Rosenthal線維は小児性星状細胞腫や多発性硬化症など他疾患でも認められることがある

  • 5

    Alexander病の原因となる遺伝子はどれか。

    神経膠原線維酸性蛋白(GFAP)遺伝子

  • 6

    Alexander病の遺伝形式として正しいものはどれか。

    常染色体優性遺伝

  • 7

    Alexander病の組織学的病理学的マーカーとして特徴的なのはどれか。

    Rosenthal(ローゼントハル)線維

  • 8

    乳幼児型(乳児発症)のAlexander病に典型的にみられる臨床所見はどれか。

    巨頭(巨脳症)とけいれん/発達遅滞

  • 9

    脳画像(MRI)でAlexander病に特徴的な所見はどれか。

    前頭葉優位の白質異常信号で、吻側→尾側へ進行する分布

  • 10

    精査を行うため速やかに行うべき検査はどれか。

    頭部単純および造影MRI(必要に応じてMRSや拡散強調画像も含む)

  • 11

    Alexander病(Alexander disease)の頭部MRIで特徴的に認められる所見をすべて選べ。

    前頭葉優位のびまん性白質信号異常, 脳室周囲辺縁のT1低信号・T2高信号(周囲辺縁病変), 基底核・視床の信号異常やコントラスト増強, 脳幹の信号異常および萎縮

  • 12

    白質変性症や先天代謝異常が疑われる場合に行うべき検査をいくつか挙げよ。

    染色体検査, 甲状腺機能検査, ビタミンB群およびビオチニダーゼ活性測定, 血清乳酸・ピルビン酸測定, 極長鎖脂肪酸(VLCFA)検査, リソソーム酵素検査, 血中アミノ酸分析および尿中有機酸分析

  • 13

    本文にある「アレクサンダー病(Alexander病)」の治療について正しいのはどれか。

    根治的な治療法はなく、合併症の予防と対症療法が管理の中心である

  • 14

    本文で本疾患の管理に協力が必要とされている専門職として挙げられているものをすべて選びなさい。

    消化器科医, 栄養士, 呼吸器科医, 脳外科医, 整形外科医

  • 15

    本文の記述に基づき、けいれん(痙攣)について正しいのはどれか。

    特に乳幼児発症例で高頻度にみられるが、通常は抗けいれん薬で容易にコントロールできる

  • 16

    次のうち、巨脳症(頭蓋の過剰な肥大)を伴う白質変性疾患はどれか。該当するものをすべて選びなさい。

    Canavan病, MLC(megalencephalic leukoencephalopathy with subcortical cysts)

  • 17

    本文で脳幹障害を伴う遺伝性白質疾患の例として挙げられているものを3つ答えよ。

    Alexander病, Canavan病, CACH/VWM(childhood ataxia with central nervous system hypomyelination/vanishing white matter disease)

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  • 2

    Alexander病(アレクサンダー病)の原因となる遺伝子とその染色体上の位置は何か?

    GFAP遺伝子(グリア線維酸性蛋白遺伝子) — 17番染色体上

  • 3

    Alexander病には主に3つの臨床型が知られている。各型の名称と主な臨床特徴をそれぞれ簡潔に述べよ。

    乳幼児型(infantile):最も多く2歳前後に発症。巨頭症、発達遅滞、けいれん、痙性麻痺などの急速進行性の神経症状を示す。, 小児・学童型(juvenile):2〜12歳頃に発症。構音障害や球症状(嚥下・発声障害)に加え失調などが目立つ。, 成人型(adult):青年期〜若年成人で発症し、多発性硬化症に類似した神経症状やミオクローヌス、認知機能低下などを呈する。

  • 4

    Alexander病の病理学的マーカーであるRosenthal線維について正しい記述を選べ(複数回答可)。

    星状細胞内に中間径フィラメント(主にGFAP)由来の凝集として出現する, 血管周囲、軟膜下、脳室周囲などの星状細胞に多量に認められる, Rosenthal線維は小児性星状細胞腫や多発性硬化症など他疾患でも認められることがある

  • 5

    Alexander病の原因となる遺伝子はどれか。

    神経膠原線維酸性蛋白(GFAP)遺伝子

  • 6

    Alexander病の遺伝形式として正しいものはどれか。

    常染色体優性遺伝

  • 7

    Alexander病の組織学的病理学的マーカーとして特徴的なのはどれか。

    Rosenthal(ローゼントハル)線維

  • 8

    乳幼児型(乳児発症)のAlexander病に典型的にみられる臨床所見はどれか。

    巨頭(巨脳症)とけいれん/発達遅滞

  • 9

    脳画像(MRI)でAlexander病に特徴的な所見はどれか。

    前頭葉優位の白質異常信号で、吻側→尾側へ進行する分布

  • 10

    精査を行うため速やかに行うべき検査はどれか。

    頭部単純および造影MRI(必要に応じてMRSや拡散強調画像も含む)

  • 11

    Alexander病(Alexander disease)の頭部MRIで特徴的に認められる所見をすべて選べ。

    前頭葉優位のびまん性白質信号異常, 脳室周囲辺縁のT1低信号・T2高信号(周囲辺縁病変), 基底核・視床の信号異常やコントラスト増強, 脳幹の信号異常および萎縮

  • 12

    白質変性症や先天代謝異常が疑われる場合に行うべき検査をいくつか挙げよ。

    染色体検査, 甲状腺機能検査, ビタミンB群およびビオチニダーゼ活性測定, 血清乳酸・ピルビン酸測定, 極長鎖脂肪酸(VLCFA)検査, リソソーム酵素検査, 血中アミノ酸分析および尿中有機酸分析

  • 13

    本文にある「アレクサンダー病(Alexander病)」の治療について正しいのはどれか。

    根治的な治療法はなく、合併症の予防と対症療法が管理の中心である

  • 14

    本文で本疾患の管理に協力が必要とされている専門職として挙げられているものをすべて選びなさい。

    消化器科医, 栄養士, 呼吸器科医, 脳外科医, 整形外科医

  • 15

    本文の記述に基づき、けいれん(痙攣)について正しいのはどれか。

    特に乳幼児発症例で高頻度にみられるが、通常は抗けいれん薬で容易にコントロールできる

  • 16

    次のうち、巨脳症(頭蓋の過剰な肥大)を伴う白質変性疾患はどれか。該当するものをすべて選びなさい。

    Canavan病, MLC(megalencephalic leukoencephalopathy with subcortical cysts)

  • 17

    本文で脳幹障害を伴う遺伝性白質疾患の例として挙げられているものを3つ答えよ。

    Alexander病, Canavan病, CACH/VWM(childhood ataxia with central nervous system hypomyelination/vanishing white matter disease)