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薬理期末 過去問
22問 • 1年前
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  • 1

    ミルリノンとピモベンダンの心収縮増加の作用機序の違いについて説明し、過去の基礎実験の 結果から分かることを書け。

    ミルリノン:3型ホスホジエステラーゼ(PDE)阻害作用→cAMP増加により心収縮力上昇 ピモペンダン:3型PDE阻害作用+Ca2+感受性増加(収縮タンパク質(トロポニンC)感受性の増加) 過去の実験:ピモペンダンはCa2+濃度依存的に犬の心筋スキンドファイバーを収縮させたがミルリノンにはそれがなかった

  • 2

    ベクロメタゾンとプロピオン酸のエステル結合によりベクロメタゾンの有害作用が軽減される 理由を答えよ。

    脂溶性が高く気道粘膜組織に入り、気道のエステラーゼによりすぐに加水分解されて17-BMPに変化する→さらに加水分解を受けると脂溶性が低下し他の組織へ移行できなくなる。それにより肝臓で代謝を受けて不活化されるため、気道以外に作用することが少なく、有害作用が軽減される。

  • 3

    胃粘膜の防御因子と攻撃因子について述べ、そのバランスを乱す医薬品の一例と、有害作用とその機序について答えよ。

    胃粘膜の防御因子は粘液や粘膜血流の維持、攻撃因子は胃酸やペプシンなどである。 医薬品の一例として非選択的NSAIDSが挙げられる。この薬物により構成型COX(COX-1)が阻害され、PGE2やPGI2産生が抑制される。これにより本来起きるはずの粘膜分泌や粘膜血流の維持などの防御因子の強化が阻害され、バランスが崩れる。

  • 4

    通常のヘパリンと低容量のヘパリンの性質を比較して、後者が出血リスクが低い理由を説明せよ。

    トロンビンとの結合能が非常に低く、主にXa因子を阻害するので通常のヘパリンと比べて出血リスクが少ない

  • 5

    カリウム保持性利尿薬には上皮( ア )チャネル阻害薬と抗( イ )受容体拮抗薬が存在する。前者の代表的な薬は( ウ )である。後者はスピロノラクトンであるが、酸塩基平衡が乱れることにより有害作用として高カリウム性( エ )があり、( オ )変換酵素阻害薬との併用に注意が必要である。

    ア Na+, イ アルドステロン, ウ トリアムテレン(アミロライド), エ アシドーシス, オ アンジオテンシン

  • 6

    強心配糖体であるジゴキシンは( カ )ポンプの抑制をしてカルシウムイオン濃度を上昇し心臓収縮力を増大させる。また、( キ )血流量の増大するため、うっ血性心不全の治療薬としても用いられる。強心配糖体は心室のカルシウム増加による( ク )脱分極を引き起こし、催不整脈作用もある。

    カ Na+ - K+, キ 循環, ク  知らん

  • 7

    気管平滑筋は選択的( ケ )アドレナリン受容体作動薬により弛緩する。代表的な薬物には( コ )があり、セカンドメッセンジャーの( サ )を増加させる。その分子の代謝酵素を阻害するキサンチン誘導体である( シ )も同様の作用を示すが、( ス )機能の亢進をするため注意が必要である。猫の気管支拡張薬は、B2受容体作動薬の他に抗コリン薬の( セ )がある。 抗喘息薬として用いられるオザグレルは( ソ )合成を阻害する

    ケ β2, コ サルブタモール/テルブタリン, サ Ca2+, シ テオフィリン/アミノフィリン, ス 心, セ イプラトロピウム/オキシトロピウム/チオトロピウム, ソ TXA2

  • 8

    アヘンアルカロイドは鎮痛作用だけでなく、呼吸中枢に作用して鎮咳作用を示す。麻薬性にはコデインアルカロイドがあるが、非麻薬性には( タ )があり習慣性や便秘はない。鎮痛薬や鎮咳薬による便秘という副作用から転じて下痢治療薬として用いられるのは、血液脳関門を通過しないμ2作動役の( チ )である。メトクロプラミドとドンペリドンは( ツ )受容体拮抗薬であり、消化管運動機能を亢進する。麻薬性鎮痛薬・鎮咳薬の副作用である便秘を転じて、下痢治療薬は血液脳関門を通過しにくいμ2受容体作動薬である( チ )がある。

    タ デキストロメトルファン, チ ロペラミド, ツ ドパミン

  • 9

    中枢性鎮吐薬で抗コリン作用をする薬物で代表的なものとして( ト )がある。抗( ナ )作動薬と併用されるオンダンセトロンは( ニ )受容体拮抗薬だが、メトクロプラミドも同様の作用を示す。5-HT4受容体作動薬の( ヌ )は腸管に作用して消化管運動を促進するが、メトクロプラミドもこの受容体作動薬である。

    ト スコポラミン, ナ わからん, 二 セロトニン 5-HT, ヌ モサプリド

  • 10

    ビタミンKサイクルを抑制するクマリン誘導体は( ネ )である。トロンビンまたは第( ノ )血液凝固因子を直接阻害する事で、抗凝固作用を示す。抗凝固薬の低アスピリンは、( ハ )細動による脳血栓治療薬に使われる。血管溶解薬のt-paは( ヒ )と親和性があり効率的に、血栓上でプラスミノー ゲンをプラスミンに変換することができる。

    ネ ワルファリン, ノ X, ハ 心房, ヒ フィブリン

  • 11

    薬物名を答えろ ア 代謝性アシドーシスの治療薬 イ ヘンレループの太い上行脚に作用点を持つ利尿薬 ウ 近位尿細管で重炭酸イオンの再吸収を阻害する薬物 エ 上皮Naチャネルに作用点を持つカリウム保持性利尿薬 オ 尿石症の予防に使う利尿薬

    ア 炭酸水素ナトリウム イ フロセミド ウ アセタゾラミド エ トリアムテレン オ ヒドロクロロチアジド

  • 12

    薬物名を答えろ カ 有効不応期の延長により心房細動や WPW 症候群に著効を示す抗不整脈薬 キ 緩徐脱分極相を安定化させて上室性不整脈の治療に用いる抗不整脈薬 ク K+チャネル抑制による QT 延長と肺線維症を有害作用とする抗不整脈薬 ケ 交感神経による自動能亢進の抑制の他に、膜安定化作用を持つ抗不整脈薬 コ 心室頻拍に著効を示すが、心房性不整脈には無効である抗不整脈薬

    カ キニジン キ ジルチアゼム ク アミオダロン ケ プロプラノロール コ リドカイン

  • 13

    薬物名を答えろ サ Ca 蓄積による遅延後脱分極で不整脈を起こす恐れがある強心薬 シ Ca センシタイザーとも呼ばれる心不全治療薬 ス 組織リモデリングによる心肥大や線維化を抑制する心不全治療薬 セ PDE 阻害によって強心作用と気管支拡張作用を持つ薬物 ソ 気管支喘息の予防と発作に有効であるが、免疫抑制や副腎萎縮に注意を要する薬物

    サ ジゴキシン シ ピモベンダン ス エナラプリル セ アミノフィリン ソ ベクロメタゾン

  • 14

    薬物名を答えろ タ β作用を介するが、心機能亢進作用が少ない気管支拡張薬 チ 副交感神経亢進による喘息発作に有効な気管支拡張薬 ツ 非麻薬性の中枢性鎮咳薬 テ D2 受容体と 5-HT3 受容体に拮抗して胃腸運動促進作用や鎮吐作用を示す薬物 ト 肝性脳症の治療にも使用する糖類瀉下薬

    タ サルブタモール チ イプラトロピウム ツ デキストロメトルファン テ メトクロプラミド ト ラクツロース

  • 15

    薬物名を答えろ ナ 抗腫瘍薬による遅発性の悪心を抑制する NK1 受容体拮抗薬 ニ 壁細胞のプロトンポンプを阻害する抗腫瘍薬 ヌ 壁細胞の H2 受容体を抑制する抗潰瘍薬 ネ 血管透過性を抑制する全身性止血薬 ノ 線溶系に作用する止血薬

    ナ マロピタント ニ オメプラゾール ヌ シメチジン ネ カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム ノ アミノカプロン酸

  • 16

    薬物名を答えろ ハ Ⅰ型フォンビルブランド病や中枢性尿崩症の治療に用いる薬物 ヒ P2Y12 受容体において ADP に拮抗する抗血小板薬 フ 増殖するリンパ球に対して毒性を示す免疫抑制薬 ヘ カルシューニンを特異的に阻害する免疫抑制薬 ホ ヤヌスキナーゼを選択的に阻害する免疫抑制薬

    ハ デスモプレシン ヒ クロピドグレル フ シクロホスファミド ヘ シクロスポリン ホ オクラシチニブ

  • 17

    ループ利尿薬が希釈尿を増加させる理由を説明しなさい。

    ループ利尿薬は Na+K+2Cl-共輸送体を阻害することで Na+などの再吸収を抑制する。これにより腎髄質の濃縮機能は低下され、浸透圧も低下することで尿細管の水分量が増加するため。

  • 18

    慢性心不全に対する治療には、「負のスパイラル」を軽減するための薬物療法を行うようになったことを説明しなさい。

    β1 受容体作動薬を使うことで慢性心不全に対し、心収縮力を増強させ症状の改善を図っていたが、これは弱った心臓をさらに酷使するものであるために、β1 アドレナリン受容体拮抗薬を用いることで心臓の負担を軽減させる治療法を行うようになった。

  • 19

    Ⅰb 群抗不整脈薬が心房性不整脈に無効である理由を説明しなさい。

    Ⅰb 群抗不整脈薬は電位依存性 Na+チャネルの開口状態から不活化状態まで結合しブロックするが、チャネルからの解離が早い上に、心房筋の活動電位時間は心室筋と比較して短いため。

  • 20

    「気管支喘息の本能は炎症である」ことについて、治療薬を例に挙げて説明しなさい。

    抗喘息薬にはロイコトリエン阻害薬であるモンテルカストがある。これはアラキドン酸カスケード中のロイコトリエン受容体を選択的に遮断することで、炎症メディエーターである LTD4 や LTE4 による作用を抑制する。

  • 21

    胃粘膜の攻撃因子と防御因子のバランスの重要性について説明しなさい。

    胃粘膜には胃酸等の攻撃因子と胃粘膜を守る粘液等の防御因子が存在する。防御因子に対して攻撃因子が多くなったり、防御因子が弱まるなどの双方のバランスが崩れると潰瘍ができるため、消化性潰瘍治療薬には攻撃因子を弱める作用のものと防御因子を強める作用のものが存在する。

  • 22

    ワルファリン中毒によって血液凝固能が低下するメカニズムとその治療薬を説明しなさい。

    ワルファリンはビタミン K 依存性凝固因子(第Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子)の産生を抑制することで出血傾向を増強させる。ビタミン K1 剤であるフィトナジオンを投与することで肝臓での血液凝固因子の合成を促進し、生体の止血機構を賦活する。

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  • 1

    ミルリノンとピモベンダンの心収縮増加の作用機序の違いについて説明し、過去の基礎実験の 結果から分かることを書け。

    ミルリノン:3型ホスホジエステラーゼ(PDE)阻害作用→cAMP増加により心収縮力上昇 ピモペンダン:3型PDE阻害作用+Ca2+感受性増加(収縮タンパク質(トロポニンC)感受性の増加) 過去の実験:ピモペンダンはCa2+濃度依存的に犬の心筋スキンドファイバーを収縮させたがミルリノンにはそれがなかった

  • 2

    ベクロメタゾンとプロピオン酸のエステル結合によりベクロメタゾンの有害作用が軽減される 理由を答えよ。

    脂溶性が高く気道粘膜組織に入り、気道のエステラーゼによりすぐに加水分解されて17-BMPに変化する→さらに加水分解を受けると脂溶性が低下し他の組織へ移行できなくなる。それにより肝臓で代謝を受けて不活化されるため、気道以外に作用することが少なく、有害作用が軽減される。

  • 3

    胃粘膜の防御因子と攻撃因子について述べ、そのバランスを乱す医薬品の一例と、有害作用とその機序について答えよ。

    胃粘膜の防御因子は粘液や粘膜血流の維持、攻撃因子は胃酸やペプシンなどである。 医薬品の一例として非選択的NSAIDSが挙げられる。この薬物により構成型COX(COX-1)が阻害され、PGE2やPGI2産生が抑制される。これにより本来起きるはずの粘膜分泌や粘膜血流の維持などの防御因子の強化が阻害され、バランスが崩れる。

  • 4

    通常のヘパリンと低容量のヘパリンの性質を比較して、後者が出血リスクが低い理由を説明せよ。

    トロンビンとの結合能が非常に低く、主にXa因子を阻害するので通常のヘパリンと比べて出血リスクが少ない

  • 5

    カリウム保持性利尿薬には上皮( ア )チャネル阻害薬と抗( イ )受容体拮抗薬が存在する。前者の代表的な薬は( ウ )である。後者はスピロノラクトンであるが、酸塩基平衡が乱れることにより有害作用として高カリウム性( エ )があり、( オ )変換酵素阻害薬との併用に注意が必要である。

    ア Na+, イ アルドステロン, ウ トリアムテレン(アミロライド), エ アシドーシス, オ アンジオテンシン

  • 6

    強心配糖体であるジゴキシンは( カ )ポンプの抑制をしてカルシウムイオン濃度を上昇し心臓収縮力を増大させる。また、( キ )血流量の増大するため、うっ血性心不全の治療薬としても用いられる。強心配糖体は心室のカルシウム増加による( ク )脱分極を引き起こし、催不整脈作用もある。

    カ Na+ - K+, キ 循環, ク  知らん

  • 7

    気管平滑筋は選択的( ケ )アドレナリン受容体作動薬により弛緩する。代表的な薬物には( コ )があり、セカンドメッセンジャーの( サ )を増加させる。その分子の代謝酵素を阻害するキサンチン誘導体である( シ )も同様の作用を示すが、( ス )機能の亢進をするため注意が必要である。猫の気管支拡張薬は、B2受容体作動薬の他に抗コリン薬の( セ )がある。 抗喘息薬として用いられるオザグレルは( ソ )合成を阻害する

    ケ β2, コ サルブタモール/テルブタリン, サ Ca2+, シ テオフィリン/アミノフィリン, ス 心, セ イプラトロピウム/オキシトロピウム/チオトロピウム, ソ TXA2

  • 8

    アヘンアルカロイドは鎮痛作用だけでなく、呼吸中枢に作用して鎮咳作用を示す。麻薬性にはコデインアルカロイドがあるが、非麻薬性には( タ )があり習慣性や便秘はない。鎮痛薬や鎮咳薬による便秘という副作用から転じて下痢治療薬として用いられるのは、血液脳関門を通過しないμ2作動役の( チ )である。メトクロプラミドとドンペリドンは( ツ )受容体拮抗薬であり、消化管運動機能を亢進する。麻薬性鎮痛薬・鎮咳薬の副作用である便秘を転じて、下痢治療薬は血液脳関門を通過しにくいμ2受容体作動薬である( チ )がある。

    タ デキストロメトルファン, チ ロペラミド, ツ ドパミン

  • 9

    中枢性鎮吐薬で抗コリン作用をする薬物で代表的なものとして( ト )がある。抗( ナ )作動薬と併用されるオンダンセトロンは( ニ )受容体拮抗薬だが、メトクロプラミドも同様の作用を示す。5-HT4受容体作動薬の( ヌ )は腸管に作用して消化管運動を促進するが、メトクロプラミドもこの受容体作動薬である。

    ト スコポラミン, ナ わからん, 二 セロトニン 5-HT, ヌ モサプリド

  • 10

    ビタミンKサイクルを抑制するクマリン誘導体は( ネ )である。トロンビンまたは第( ノ )血液凝固因子を直接阻害する事で、抗凝固作用を示す。抗凝固薬の低アスピリンは、( ハ )細動による脳血栓治療薬に使われる。血管溶解薬のt-paは( ヒ )と親和性があり効率的に、血栓上でプラスミノー ゲンをプラスミンに変換することができる。

    ネ ワルファリン, ノ X, ハ 心房, ヒ フィブリン

  • 11

    薬物名を答えろ ア 代謝性アシドーシスの治療薬 イ ヘンレループの太い上行脚に作用点を持つ利尿薬 ウ 近位尿細管で重炭酸イオンの再吸収を阻害する薬物 エ 上皮Naチャネルに作用点を持つカリウム保持性利尿薬 オ 尿石症の予防に使う利尿薬

    ア 炭酸水素ナトリウム イ フロセミド ウ アセタゾラミド エ トリアムテレン オ ヒドロクロロチアジド

  • 12

    薬物名を答えろ カ 有効不応期の延長により心房細動や WPW 症候群に著効を示す抗不整脈薬 キ 緩徐脱分極相を安定化させて上室性不整脈の治療に用いる抗不整脈薬 ク K+チャネル抑制による QT 延長と肺線維症を有害作用とする抗不整脈薬 ケ 交感神経による自動能亢進の抑制の他に、膜安定化作用を持つ抗不整脈薬 コ 心室頻拍に著効を示すが、心房性不整脈には無効である抗不整脈薬

    カ キニジン キ ジルチアゼム ク アミオダロン ケ プロプラノロール コ リドカイン

  • 13

    薬物名を答えろ サ Ca 蓄積による遅延後脱分極で不整脈を起こす恐れがある強心薬 シ Ca センシタイザーとも呼ばれる心不全治療薬 ス 組織リモデリングによる心肥大や線維化を抑制する心不全治療薬 セ PDE 阻害によって強心作用と気管支拡張作用を持つ薬物 ソ 気管支喘息の予防と発作に有効であるが、免疫抑制や副腎萎縮に注意を要する薬物

    サ ジゴキシン シ ピモベンダン ス エナラプリル セ アミノフィリン ソ ベクロメタゾン

  • 14

    薬物名を答えろ タ β作用を介するが、心機能亢進作用が少ない気管支拡張薬 チ 副交感神経亢進による喘息発作に有効な気管支拡張薬 ツ 非麻薬性の中枢性鎮咳薬 テ D2 受容体と 5-HT3 受容体に拮抗して胃腸運動促進作用や鎮吐作用を示す薬物 ト 肝性脳症の治療にも使用する糖類瀉下薬

    タ サルブタモール チ イプラトロピウム ツ デキストロメトルファン テ メトクロプラミド ト ラクツロース

  • 15

    薬物名を答えろ ナ 抗腫瘍薬による遅発性の悪心を抑制する NK1 受容体拮抗薬 ニ 壁細胞のプロトンポンプを阻害する抗腫瘍薬 ヌ 壁細胞の H2 受容体を抑制する抗潰瘍薬 ネ 血管透過性を抑制する全身性止血薬 ノ 線溶系に作用する止血薬

    ナ マロピタント ニ オメプラゾール ヌ シメチジン ネ カルバゾクロムスルホン酸ナトリウム ノ アミノカプロン酸

  • 16

    薬物名を答えろ ハ Ⅰ型フォンビルブランド病や中枢性尿崩症の治療に用いる薬物 ヒ P2Y12 受容体において ADP に拮抗する抗血小板薬 フ 増殖するリンパ球に対して毒性を示す免疫抑制薬 ヘ カルシューニンを特異的に阻害する免疫抑制薬 ホ ヤヌスキナーゼを選択的に阻害する免疫抑制薬

    ハ デスモプレシン ヒ クロピドグレル フ シクロホスファミド ヘ シクロスポリン ホ オクラシチニブ

  • 17

    ループ利尿薬が希釈尿を増加させる理由を説明しなさい。

    ループ利尿薬は Na+K+2Cl-共輸送体を阻害することで Na+などの再吸収を抑制する。これにより腎髄質の濃縮機能は低下され、浸透圧も低下することで尿細管の水分量が増加するため。

  • 18

    慢性心不全に対する治療には、「負のスパイラル」を軽減するための薬物療法を行うようになったことを説明しなさい。

    β1 受容体作動薬を使うことで慢性心不全に対し、心収縮力を増強させ症状の改善を図っていたが、これは弱った心臓をさらに酷使するものであるために、β1 アドレナリン受容体拮抗薬を用いることで心臓の負担を軽減させる治療法を行うようになった。

  • 19

    Ⅰb 群抗不整脈薬が心房性不整脈に無効である理由を説明しなさい。

    Ⅰb 群抗不整脈薬は電位依存性 Na+チャネルの開口状態から不活化状態まで結合しブロックするが、チャネルからの解離が早い上に、心房筋の活動電位時間は心室筋と比較して短いため。

  • 20

    「気管支喘息の本能は炎症である」ことについて、治療薬を例に挙げて説明しなさい。

    抗喘息薬にはロイコトリエン阻害薬であるモンテルカストがある。これはアラキドン酸カスケード中のロイコトリエン受容体を選択的に遮断することで、炎症メディエーターである LTD4 や LTE4 による作用を抑制する。

  • 21

    胃粘膜の攻撃因子と防御因子のバランスの重要性について説明しなさい。

    胃粘膜には胃酸等の攻撃因子と胃粘膜を守る粘液等の防御因子が存在する。防御因子に対して攻撃因子が多くなったり、防御因子が弱まるなどの双方のバランスが崩れると潰瘍ができるため、消化性潰瘍治療薬には攻撃因子を弱める作用のものと防御因子を強める作用のものが存在する。

  • 22

    ワルファリン中毒によって血液凝固能が低下するメカニズムとその治療薬を説明しなさい。

    ワルファリンはビタミン K 依存性凝固因子(第Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹ因子)の産生を抑制することで出血傾向を増強させる。ビタミン K1 剤であるフィトナジオンを投与することで肝臓での血液凝固因子の合成を促進し、生体の止血機構を賦活する。