問題一覧
1
直接作用型の肝細胞毒による肝臓の壊死パターンを1つ選べ
門脈周囲性壊死
2
放線菌症について正しい記述を全て選べ
肉眼病変はLumpy jawと呼ばれる, Actinomyces bovisに起因する
3
水疱性口内炎について正しい記述を全て選べ
口蹄疫は偶蹄類動物に発生する, 水疱性口炎は奇蹄類動物にも発生する, 口蹄疫は成牛では致死率が低い
4
急性繊維素性心膜炎で見られる所見をひとつ選べ
絨毛心
5
糸球体腎炎の形態的分類の基準を全て選べ
白血球浸潤, 基底膜の変化, メサンギウム細胞・基質の変化
6
肺の病変と典型的な病変分布パターンの組み合わせとして正しいものを全て選べ
肉芽腫生肺炎-多巣性, 化膿性気管支炎-肺前・中葉辺縁部, 間質性肺炎-び慢性
7
腎盂腎炎について正しいものを全て選べ
大腸菌などの一般的な菌によるものが多い, 上行性感染が多い
8
腹水症の原因として誤っているものを全て選べ
外傷
9
溶血性貧血の原因となりうる感染症を全て選べ
鶏ロイコチトゾーン症, 馬伝染性貧血, 猫ヘモプラズマ症
10
地方病性血尿症について当てはまるものを全て選べ
幼牛よりも成牛の方が罹患しやすい, 出血性膀胱炎から腫瘍に移行する, 血管肉腫が発生する
11
犬ジステンパーについて誤っている記述をひとつ選べ
肉芽腫性肺炎を特徴とする
12
染色について正しい組み合わせを全て選べ
アスペルギルス症-PAS染色, 肝硬変-マッソン・トリクローム染色, アミロイド症-コンゴー赤染色, 膜性腎症-PAM染色
13
心臓の先天性異常では無いものを全て選べ
心タンポナーデ, 心内膜症
14
猫の体表リンパ節が多巣性に腫大しており、細胞診によって多数の大型類円形細胞が均一に採取された。最も可能性の高い診断名を選べ
多中心型リンパ腫
15
猫の肥大型心筋症について正しい記述をひとつ選べ
肥大型が最も多い
16
自宅のガレージにて死亡していた犬を病理解剖し、HE染色したところ淡黄色の結晶物が認められた。最も可能性の高い病態をひとつ選べ
エチレングリコール中毒
17
尿毒症について誤っている記述をひとつ選べ
クレアチニンが低下する
18
再生性貧血時において認められる所見を全て選べ
網状赤血球の増加, 赤芽球の増加
19
細菌感染による化膿性繊維素性肺炎が疑われた場合、確定診断のために最も有用な追加検査を選べ
細菌培養検査
20
ファロー四徴に含まれるものを全て選べ
心室中隔欠損, 肺動脈狭窄
21
放線菌症について正しいものを全て選べ
肉眼病変はLumpy jawと呼ばれる, Actinomyces bovisに起因する
22
水疱性口内炎について正しいものを全て選べ
口蹄疫は偶蹄類動物の感染症である, 口蹄疫では虎斑心が認められることがある, 水疱性口炎は馬にも発生する
23
ファロー四徴に含まれるものを全て答えよ
肺動脈狭窄, 心室中隔欠損
24
慢性繊維素性心膜炎で認められるものを1つ選べ
鎧心
25
ベドリントン・テリアにおいて遺伝性に発生する慢性肝炎は何の蓄積によって生じるか1つ選べ
銅
26
肺の病変と典型的な病変分布のパターンの組み合わせで正しいものを全て選べ
肉芽腫性肺炎-多巣性, 化膿性気管支肺炎-肺前・中葉辺縁部, 間質性肺炎-び慢性
27
診断に有用な染色法の組み合わせとして正しいものを全て選べ
肝硬変-マッソン・トリクローム染色, アミロイド症-コンゴー赤染色, 結核病-チール・ネルゼン染色, 膜性腎症-PAM染色, アスペルギルス症-グロコット染色
28
犬の血管肉腫について正しいものを全て選べ
右心耳や脾臓に好発する, 鑑別診断として腫瘍ではない血腫が含まれる, 初期診断時に転位していることが多い
29
腹水症の原因として誤っているものを選べ
外傷
30
溶血性貧血の原因となり得る感染症を全て選べ
馬伝染性貧血, 猫ヘモプラズマ症, 鶏ロイコチトゾーン
31
猫伝染性腹膜炎について正しいものを全て選べ
滲出型では黄色淡明な腹水が貯留する
32
犬ジステンパーについて正しいものを全て選べ
間質性肺炎を特徴とする, 細胞質内封入体を形成する, 核内封入体を形成する
33
心臓の先天異常に含まれないものを全て選べ
心内膜症
34
犬の体表リンパ節が多巣性に腫大しており細胞診によって多数の大型円形細胞が採取された。この時最も可能性の高い診断名を選べ
多中心型リンパ腫
35
肥大型心筋症の病理組織学的所見についてあてはまるものを全て選べ
心筋線維の肥大, 間質の線維化, 心筋線維の錯綜配列
36
自宅のガレージにて死亡していた犬の病理解剖を行った所、腎臓の組織において淡黄色の結晶物が認められた。最も可能性の高い病態を選べ
エチレングリコール中毒
37
犬の腹腔内に低粘稠度の暗赤色混濁液が大量に貯留していた。可能性の高い病態を2つ選べ
脾臓血管肉腫の破裂, 交通事故による肝臓破裂
38
再生性貧血時において認められる所見を全て選べ
網状赤血球の増加, 赤芽球の増加
39
細菌感染による化膿性線維素性肺炎が疑われた場合、確定診断のため最も有用な追加検査を選べ
細菌培養検査
40
豚萎縮性鼻炎について正しいものを全て選べ
bordetella bronchisepticaに起因する, 「鼻曲がり」が認められる
41
放線菌症について正しいものを全て選べ
肉眼的にコブ顎が見られる, 組織的には好酸性棍棒体が見られる
42
水疱性口内炎について正しいものを全て選べ
口蹄疫は偶蹄類の感染症である, 口蹄疫は虎斑心を形成する, 水疱性口炎は馬で見られる, 水疱が破裂するとびらんが形成される
43
ファロー四徴に含まれる病変を全て選べ
肺動脈狭窄, 心室中隔欠損
44
急性線維素性心膜炎で認められるものを一つ選べ
絨毛心
45
clostridium perfringens D型が産生する毒素を全て選べ
Alpha, Epsilon
46
以下の組み合わせで正しいものを全て選べ
肉芽腫性肺炎-多巣性, 化膿性肺炎-肺の前・中葉, 間質性肺炎-び慢性
47
染色について間違っている組み合わせを全て選べ
クリプトコッカス症-トルイジン青染色, ヨーネ病-チール・ネルゼン染色
48
犬の血管肉腫について正しいものを全て選べ
右心耳や脾臓に好発する, 初期診断時に転移していることが多い, 破裂すると低血圧性ショックに陥る, 鑑別に腫瘍でない血腫がある
49
腹水症の原因として間違っているものを1つ選べ
外傷
50
溶血性貧血の原因となり得る感染症を全て選べ
馬伝染性貧血, 猫ヘモプラズマ症, 鶏ロイコチトゾーン症
51
猫伝染性腹膜炎について正しいものを全て選べ
滲出系では黄色淡明な腹水の貯留が見られる
52
犬ジステンパーについて正しいものを全て選べ
間質性肺炎である, 核内封入体を形成する, 細胞質内封入体を形成する, モルビリウイルス属に起因する
53
写真は牛の心臓である。最適な診断名を選べ
心室中隔欠損
54
写真は牛の心臓である。肺動脈と大動脈の間に管状構造が見られた。最適な診断名を選べ
動脈管開存
55
写真は猫の心臓である。最適な診断名をえらべ
肥大型心筋症
56
写真は猫の肝臓である。最適な診断名を選べ
脂肪変性
57
写真は犬の腹腔内である。この所見に遭遇した場合最も可能性の高い原因を2つ選べ
脾臓血管肉腫の破裂, 交通事故による肝臓破裂
58
写真は猫の腎臓である。正しいものを全て選べ
PKD-1遺伝子の異常によって生じる, ペルシャ猫で多い
59
写真は犬の腎臓である。梗塞を引き起こしている血管として最適なものを選べ
弓状動脈
60
写真は豚の上顎部を犬歯・第一前臼歯間で切断したものである。原因菌として正しいものを全て選べ
Bordetella bronchiseptica, Pasteurella multocida typeD