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330問 • 8ヶ月前
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    問題一覧

  • 1

    1940年の日本における死因1位は?

    結核

  • 2

    宿主の体表面、体内または組織内に病原体が付着、増殖、定着している状態

    感染

  • 3

    病原体の感染が成立し、宿主に病気が引き起こされた状態

    感染症

  • 4

    感染と感染症の関係は?

    感染症の発生には感染が前提であるが、感染と発症はイコールではない。

  • 5

    多くの人に伝播しやすい病気

    伝染病

  • 6

    ある集団や地域で同じ病気の患者が発生する現象

    流行

  • 7

    ある特定の感染が世界的な大規模流行すること

    汎発性流行(パンデミック)

  • 8

    比較的限局された範囲での流行

    地方的流行

  • 9

    ある特定の感染症が集団発生すること

    アウトブレイク

  • 10

    感染により宿主のもつ正常な組織形態や生理機能に異常をきたし、その異常が臨床症状としてとらえられる状態

    発症

  • 11

    発症にいたった感染症

    顕性感染

  • 12

    感染が起こっても発症しない状態

    不顕性感染

  • 13

    長期にわたって発症することなく感染が持続している状態

    潜伏感染

  • 14

    発症しないが病原体が定着し、時に排菌する宿主

    健康保菌者

  • 15

    発症し、治ったにも関わらず、感染状態が残っている宿主

    病後保菌者

  • 16

    健康保菌者と病後保菌者の違いは?

    両者とも病原体が体に定着している状態であるが、その病原体による発症の有無

  • 17

    ヒトと動物で共通した病原体による感染症であり、特にヒトと脊椎動物が宿主となりその間で自然に感染する疾患

    人獣共通感染症

  • 18

    接触感染にはなにがあるか(2)

    経皮、経粘膜感染, 経胎盤、経産道感染

  • 19

    感染者が持つ病原体が直接あるいは器物、衣類から間接的に皮膚や表在性粘膜に付着による感染

    経皮、経粘膜感染

  • 20

    母体から胎盤を経由、出産時の産道通過による感染

    経胎盤、経産道感染

  • 21

    感染者のくしゃみ、咳で汚染された塵埃(飛沫→直径5μm以上)を吸い込むことによる感染

    飛沫感染

  • 22

    感染者のくしゃみ、咳で汚染された微粒子(飛沫核→直径5μm未満)が空気中を漂い、その飛沫核の吸入による感染

    空気感染(飛沫核感染)

  • 23

    病原体に汚染された食物や飲料水を経口的に摂取することによる感染

    経口感染

  • 24

    注射、輸液などの医療行為などによる血液を介した感染

    血液感染

  • 25

    カテーテルや人工弁などの留置医療器具、生物学的製剤、点滴や喀痰吸引などの医療行為を介した感染

    医療行為を介した感染

  • 26

    病原体の水平伝播には何があるか。

    直接伝播, 間接伝播

  • 27

    直接伝播には何があるか(3)

    飛沫感染, 直接接触感染, 咬傷感染

  • 28

    咳、くしゃみ、会話などで飛沫を吸い込む

    飛沫感染

  • 29

    体の接触(握手、性行為、キス)

    直接接触感染

  • 30

    動物にかまれた傷口から

    咬傷感染

  • 31

    間接伝播(3)

    空気感染(飛沫核感染), 媒介物感染, 媒介動物感染

  • 32

    飛沫核(微小な病原体)、埃に付着した病原体を吸い込む

    空気感染(飛沫核感染)

  • 33

    汚染された飲食物、布片、器物、血液、製剤などから感染

    媒介物感染

  • 34

    カ、ダニ、ノミ、シラミなどから感染

    媒介動物感染

  • 35

    コロナの主な感染様式は?

    飛沫感染

  • 36

    垂直伝播には何があるか(3)

    子宮内感染, 経産道感染, 母乳感染

  • 37

    胎児期に感染

    子宮内感染

  • 38

    出産時に感染

    経産道感染

  • 39

    母乳時に感染

    母乳感染

  • 40

    健常人では感染を起こしても、発症にいたらない病原体により起こる感染症

    日和見感染

  • 41

    日和見感染はどんな人が感染、発症する?

    易感染症宿主

  • 42

    易感染症宿主とは?

    生体防御機能(抵抗力)が低下した宿主

  • 43

    病院内で発生した集団感染

    院内感染

  • 44

    新しく発見、認識され、公衆衛生上問題となる感染症

    新興感染症

  • 45

    制圧されていたと考えられていたが、再び流行し始めた感染症

    再興感染症

  • 46

    海外から入国または帰国するヒトや輸入される動物や物品を介して国内に持ち込まれる感染症

    輸入感染症

  • 47

    ヒトの体表面、腸管などでの微生物の育成

    宿主ー寄生体相互関係

  • 48

    相互に利益を得ながら共存する状態

    共生

  • 49

    各種器官には微生物が存在し、宿主との関係のみならず微生物間にも一定の調和がと持たれている。

    正常微生物叢

  • 50

    小腸や大腸にある微生物の集団

    腸内微生物叢

  • 51

    腸内微生物叢のバランス異常

    ディスバイオーシス

  • 52

    ヒトの体表などに生育うる微生物により病気を引き起こすこと

    内因感染

  • 53

    外界からの微生物により病気を引き起こすこと

    外因感染

  • 54

    内因感染と外因感染の違いは?

    内因感染は自分の体内の常在菌などによる感染で、外因感染は体外から侵入した病原体による感染である。

  • 55

    微生物が宿主に感染して、宿主に障害を与える能力

    病原性

  • 56

    宿主に障害を与える相対的能力

    ビルレンス(毒力)

  • 57

    感染症の成立に関与する微生物側の作用またはその原因物質

    ビルレンス因子(病原因子)

  • 58

    微生物が感染した場合、平衡状態となりその状態が長期化すること

    慢性感染

  • 59

    微生物が感染した場合、微生物が勝り宿主が損傷を受けること

    発症

  • 60

    微生物が病原性を発揮するための要因(6)

    付着, 侵襲性, 内毒素, 外毒素, 防御, 病原細菌の進化

  • 61

    腸内細菌科の特徴

    グラム陰性、無芽胞の通性嫌気性桿菌, 周毛性べん毛, シトクロムオキシダーゼ陰性, カタラーゼ陽性, ブドウ糖を嫌気的に分解(発酵)して酸を産生

  • 62

    腸内細菌科の細菌の鑑別に用いられる試験法

    IMViC試験

  • 63

    大腸菌の特徴は?

    グラム陰性通性嫌気性桿菌, 至適発育温度37℃, 鞭毛をもち、運動性を有する, 乳糖を分解して酸を産生

  • 64

    局方微生物限度試験の特定微生物の対象は?

    大腸菌, サルモネラ, 緑膿菌, 黄色ブドウ球菌

  • 65

    腸管病原性大腸菌の分類

    腸管病原性大腸菌(狭義), 腸管侵入性大腸菌, 毒素原性大腸菌, 腸管出血性大腸菌, 腸管凝集付着性大腸菌

  • 66

    これは?

    腸管病原性大腸菌(狭義)EPEC

  • 67

    これは?

    腸管組織侵入性大腸菌(EIEC)

  • 68

    これは?

    毒素原性大腸菌(ETEC)

  • 69

    これは?

    腸管出血性大腸菌(EHEC)

  • 70

    これは?

    腸管凝集付着性大腸菌(EAEC)小児の慢性下痢

  • 71

    大腸菌群とは

    グラム陰性の無芽胞桿菌、乳糖を分解して酸とガスを発生する好気性または通性嫌気性の菌群であり、分類学的な意味での大腸菌ではない

  • 72

    赤痢菌とは

    シゲラ属グラム陰性 大腸菌に近縁であるがべん毛をもたず、運動性はなく乳糖を分解しない。細菌性赤痢の原因菌であり、菌体の侵入性により炎症反応が起こる。よって発熱、下痢、粘血便、腹痛などを起こす。

  • 73

    サルモネラ属とは

    グラム陰性桿菌、周毛性べん毛であり自然界に広く分布する。チフス菌、パラチフス菌はヒトのみに病気を起こし、他のサルモネラ属は宿主が広く、人獣共通感染症の起因菌である。腸チフス、パラチフス、食中毒の原因菌が含まれる。

  • 74

    病原性サルモネラ菌とその疾患

    チフス菌(腸チフス), パラチフスA菌(パラチフス), 腸炎菌(サルモネラ症(感染型食中毒)), ネズミチフス菌(サルモネラ症)

  • 75

    肺炎桿菌とは(クレブシエラ)

    グラム陰性 厚いきょう膜をもち、運動性はない。消化管や上気道の常在菌であり、日和見感染、菌交代症の原因菌。

  • 76

    プロテウス属とは

    グラム陰性 ウレアーゼ産生能があり、乳糖は分解しない。運動性を持ち寒天培地上でスウォーミングと呼ばれる不規則な波紋状を作る。自然界に広く分布し、日和見感染症の原因菌。 Proteus vulgaris. Proteus mitabolis がヒトから分離される。

  • 77

    エルシニア属(グラム陰性菌)の至適育成温度は?

    27〜30℃

  • 78

    ペスト菌とは(エルシニア属)

    ペスト菌は本来ネズミの病原体で、一類感染症に指定される。主にノミに刺されて感染し、まず腺ペスト(リンパ節の腫脹・壊死)が起こる。進行して肺ペストになると飛沫で広がり、重い気道感染を起こす。さらに菌が血液に入ると黒い皮下出血(黒死病)がみられ、未治療では致死率が非常に高い(40〜90%)。

  • 79

    腸炎エルシニアとは

    グラム陰性 家畜などの腸管由来で汚染食品から経口感染し、低温でも増殖する食中毒原因菌

  • 80

    ビブリオ科の特徴は(コレラ、腸炎ビブリオ)

    グラム陰性桿菌 端在性のべん毛 通性嫌気性 オキシダーゼ陽性(電子伝達系にシトクロムcオキシダーゼをもつ→酸素呼吸ができる細菌)

  • 81

    コレラ菌の特徴(ビブリオ科)

    グラム陰性 通性嫌気性 好アルカリ性菌(至適pH8.2) ショ糖を分解して酸を産生(TCBS平板で黄色の集落)

  • 82

    コレラの症状

    激しい下痢を主症状とし、米のとぎ汁様の水様便を排泄する。嘔吐を伴うが、発熱や腹痛は少ない。重度の脱水により口渇、乏尿、筋けいれん、衰弱が起こり、治療しなければ致死率は約50%に達する。

  • 83

    コレラ毒素の作用機序

    A.Bサブユニットからなり、Bサブユニットが小腸上皮のGM1受容体に結合するとAサブユニットが細胞内に入り毒性を発揮する。AサブユニットはADP -リボシルトランスフェラーゼ活性を持ち、GDP結合タンパク質をADP -リボシル化して不可逆的にACを活性化する。これによりcAMPが増加し、Na+とCl+の分泌が促進され、大量の水が血管から腸管内へ排出される。

  • 84

    腸炎ビブリオの特徴

    グラム陰性 通性嫌気性 好塩性を示し、2~3%の食塩を含む培地でよく発育する。増殖が速く、ショ糖を分解できないためTCBS培地で緑色集落を形成する。海産魚類に分布し、夏季に多発する原因菌

  • 85

    パスツレラ科、ヘモフィルス属

    発育に血液細胞中の成分X因子、V因子が必要である。

  • 86

    インフルエンザ菌とは

    グラム陰性菌 IgAプロテアーゼを産生して粘膜免疫を回避する。上気道の常在菌であり、インフルエンザ流行時に分離される。二次的な気管支肺炎や髄膜炎を起こし、血清型b(Hib)は小児の化膿性髄膜炎の原因となる。

  • 87

    軟性下疳菌

    性感染症の一つである軟性下疳の起因菌である。感染後1〜7日で局所に発赤、腫脹、膿疱から腫瘍(下疸)を生じる。

  • 88

    シュードモナス属とは

    グラム陰性桿菌で好気性である。栄養要求性が低く、低栄養下でも増殖可能であり、自然環境、院内環境に広く分布する。

  • 89

    緑膿菌(シュードモナス属)の特徴

    グラム陰性 一本ないし数本のべん毛を持つ。 好気性 緑色色素ピオシアニンや黄色蛍光色素ピオベルジンを生産する。 日和見感染原因菌

  • 90

    緑膿菌のクオラムセンシングとは

    細菌が生産するオートインデューサー(AI)の濃度を感知して、集団密度に応じて遺伝子発現を調節する仕組みである。AIが高濃度になると外毒素やプロテアーゼ、バイオフィルム形成などの病原因子の転写が活性化される。

  • 91

    薬剤耐性緑膿菌感染症とは

    ペニシリン剤、β-ラクタム剤等多くの薬剤に対して耐性を示す緑膿菌による感染、五類、定点把握

  • 92

    MDRPとは

    多剤耐性緑膿菌(カルバペネム、アミカシン、フルオロキノロンに耐性)

  • 93

    MDRAとは

    多剤耐性アシネトバクター(カルバペネム、アミノ配糖体、キノロンに耐性)

  • 94

    ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌とは(NFGNR)

    ブドウ糖を嫌気的に発酵しないグラム陰性桿菌の総称。病院内の日和見感染菌としてPseudomonas,Burkholderia,Acinetobactor

  • 95

    バークホルデリア属の病原細菌 4つ

    セパシア菌群, 鼻疽菌, 首腐病菌, 類鼻疽菌

  • 96

    レジオネラ・ニューモフィラの特徴

    グラム陰性 呼吸器疾患(レジオネラ症)の原因菌 土壌、水系に生息 培地の培養ではL-システインが必要 肺胞マクロファージに感染すると細胞内に侵入、増殖(細胞内寄生)

  • 97

    レジオネラ症の病態の名称 2つ

    レジオネラ肺炎(在郷軍人病)(高熱や肺炎、意識障害などを伴う重症型で抗菌薬が必要), ポンテイアック熱(発熱や筋肉痛などの軽症型で肺炎を起こさず、自然に治る)

  • 98

    百日咳菌とは

    グラム陰性 小型の球桿菌であり、伝搬はヒトからヒトへの飛沫感染であり、感染菌量は低い。

  • 99

    百日咳毒素の作用機序

    ADPリボシルトランスフェラーゼ活性をもち、Giタンパク質のリボシル化を起こすことで好中球やマクロファージなどの食細胞の機能を低下させる。

  • 100

    ブルセラ属の特徴

    グラム陰性 好気性であるがCO2(5-10%)の存在が必要な菌もある。 人獣共通感染症であるブルセラ症の原因菌

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  • 1

    1940年の日本における死因1位は?

    結核

  • 2

    宿主の体表面、体内または組織内に病原体が付着、増殖、定着している状態

    感染

  • 3

    病原体の感染が成立し、宿主に病気が引き起こされた状態

    感染症

  • 4

    感染と感染症の関係は?

    感染症の発生には感染が前提であるが、感染と発症はイコールではない。

  • 5

    多くの人に伝播しやすい病気

    伝染病

  • 6

    ある集団や地域で同じ病気の患者が発生する現象

    流行

  • 7

    ある特定の感染が世界的な大規模流行すること

    汎発性流行(パンデミック)

  • 8

    比較的限局された範囲での流行

    地方的流行

  • 9

    ある特定の感染症が集団発生すること

    アウトブレイク

  • 10

    感染により宿主のもつ正常な組織形態や生理機能に異常をきたし、その異常が臨床症状としてとらえられる状態

    発症

  • 11

    発症にいたった感染症

    顕性感染

  • 12

    感染が起こっても発症しない状態

    不顕性感染

  • 13

    長期にわたって発症することなく感染が持続している状態

    潜伏感染

  • 14

    発症しないが病原体が定着し、時に排菌する宿主

    健康保菌者

  • 15

    発症し、治ったにも関わらず、感染状態が残っている宿主

    病後保菌者

  • 16

    健康保菌者と病後保菌者の違いは?

    両者とも病原体が体に定着している状態であるが、その病原体による発症の有無

  • 17

    ヒトと動物で共通した病原体による感染症であり、特にヒトと脊椎動物が宿主となりその間で自然に感染する疾患

    人獣共通感染症

  • 18

    接触感染にはなにがあるか(2)

    経皮、経粘膜感染, 経胎盤、経産道感染

  • 19

    感染者が持つ病原体が直接あるいは器物、衣類から間接的に皮膚や表在性粘膜に付着による感染

    経皮、経粘膜感染

  • 20

    母体から胎盤を経由、出産時の産道通過による感染

    経胎盤、経産道感染

  • 21

    感染者のくしゃみ、咳で汚染された塵埃(飛沫→直径5μm以上)を吸い込むことによる感染

    飛沫感染

  • 22

    感染者のくしゃみ、咳で汚染された微粒子(飛沫核→直径5μm未満)が空気中を漂い、その飛沫核の吸入による感染

    空気感染(飛沫核感染)

  • 23

    病原体に汚染された食物や飲料水を経口的に摂取することによる感染

    経口感染

  • 24

    注射、輸液などの医療行為などによる血液を介した感染

    血液感染

  • 25

    カテーテルや人工弁などの留置医療器具、生物学的製剤、点滴や喀痰吸引などの医療行為を介した感染

    医療行為を介した感染

  • 26

    病原体の水平伝播には何があるか。

    直接伝播, 間接伝播

  • 27

    直接伝播には何があるか(3)

    飛沫感染, 直接接触感染, 咬傷感染

  • 28

    咳、くしゃみ、会話などで飛沫を吸い込む

    飛沫感染

  • 29

    体の接触(握手、性行為、キス)

    直接接触感染

  • 30

    動物にかまれた傷口から

    咬傷感染

  • 31

    間接伝播(3)

    空気感染(飛沫核感染), 媒介物感染, 媒介動物感染

  • 32

    飛沫核(微小な病原体)、埃に付着した病原体を吸い込む

    空気感染(飛沫核感染)

  • 33

    汚染された飲食物、布片、器物、血液、製剤などから感染

    媒介物感染

  • 34

    カ、ダニ、ノミ、シラミなどから感染

    媒介動物感染

  • 35

    コロナの主な感染様式は?

    飛沫感染

  • 36

    垂直伝播には何があるか(3)

    子宮内感染, 経産道感染, 母乳感染

  • 37

    胎児期に感染

    子宮内感染

  • 38

    出産時に感染

    経産道感染

  • 39

    母乳時に感染

    母乳感染

  • 40

    健常人では感染を起こしても、発症にいたらない病原体により起こる感染症

    日和見感染

  • 41

    日和見感染はどんな人が感染、発症する?

    易感染症宿主

  • 42

    易感染症宿主とは?

    生体防御機能(抵抗力)が低下した宿主

  • 43

    病院内で発生した集団感染

    院内感染

  • 44

    新しく発見、認識され、公衆衛生上問題となる感染症

    新興感染症

  • 45

    制圧されていたと考えられていたが、再び流行し始めた感染症

    再興感染症

  • 46

    海外から入国または帰国するヒトや輸入される動物や物品を介して国内に持ち込まれる感染症

    輸入感染症

  • 47

    ヒトの体表面、腸管などでの微生物の育成

    宿主ー寄生体相互関係

  • 48

    相互に利益を得ながら共存する状態

    共生

  • 49

    各種器官には微生物が存在し、宿主との関係のみならず微生物間にも一定の調和がと持たれている。

    正常微生物叢

  • 50

    小腸や大腸にある微生物の集団

    腸内微生物叢

  • 51

    腸内微生物叢のバランス異常

    ディスバイオーシス

  • 52

    ヒトの体表などに生育うる微生物により病気を引き起こすこと

    内因感染

  • 53

    外界からの微生物により病気を引き起こすこと

    外因感染

  • 54

    内因感染と外因感染の違いは?

    内因感染は自分の体内の常在菌などによる感染で、外因感染は体外から侵入した病原体による感染である。

  • 55

    微生物が宿主に感染して、宿主に障害を与える能力

    病原性

  • 56

    宿主に障害を与える相対的能力

    ビルレンス(毒力)

  • 57

    感染症の成立に関与する微生物側の作用またはその原因物質

    ビルレンス因子(病原因子)

  • 58

    微生物が感染した場合、平衡状態となりその状態が長期化すること

    慢性感染

  • 59

    微生物が感染した場合、微生物が勝り宿主が損傷を受けること

    発症

  • 60

    微生物が病原性を発揮するための要因(6)

    付着, 侵襲性, 内毒素, 外毒素, 防御, 病原細菌の進化

  • 61

    腸内細菌科の特徴

    グラム陰性、無芽胞の通性嫌気性桿菌, 周毛性べん毛, シトクロムオキシダーゼ陰性, カタラーゼ陽性, ブドウ糖を嫌気的に分解(発酵)して酸を産生

  • 62

    腸内細菌科の細菌の鑑別に用いられる試験法

    IMViC試験

  • 63

    大腸菌の特徴は?

    グラム陰性通性嫌気性桿菌, 至適発育温度37℃, 鞭毛をもち、運動性を有する, 乳糖を分解して酸を産生

  • 64

    局方微生物限度試験の特定微生物の対象は?

    大腸菌, サルモネラ, 緑膿菌, 黄色ブドウ球菌

  • 65

    腸管病原性大腸菌の分類

    腸管病原性大腸菌(狭義), 腸管侵入性大腸菌, 毒素原性大腸菌, 腸管出血性大腸菌, 腸管凝集付着性大腸菌

  • 66

    これは?

    腸管病原性大腸菌(狭義)EPEC

  • 67

    これは?

    腸管組織侵入性大腸菌(EIEC)

  • 68

    これは?

    毒素原性大腸菌(ETEC)

  • 69

    これは?

    腸管出血性大腸菌(EHEC)

  • 70

    これは?

    腸管凝集付着性大腸菌(EAEC)小児の慢性下痢

  • 71

    大腸菌群とは

    グラム陰性の無芽胞桿菌、乳糖を分解して酸とガスを発生する好気性または通性嫌気性の菌群であり、分類学的な意味での大腸菌ではない

  • 72

    赤痢菌とは

    シゲラ属グラム陰性 大腸菌に近縁であるがべん毛をもたず、運動性はなく乳糖を分解しない。細菌性赤痢の原因菌であり、菌体の侵入性により炎症反応が起こる。よって発熱、下痢、粘血便、腹痛などを起こす。

  • 73

    サルモネラ属とは

    グラム陰性桿菌、周毛性べん毛であり自然界に広く分布する。チフス菌、パラチフス菌はヒトのみに病気を起こし、他のサルモネラ属は宿主が広く、人獣共通感染症の起因菌である。腸チフス、パラチフス、食中毒の原因菌が含まれる。

  • 74

    病原性サルモネラ菌とその疾患

    チフス菌(腸チフス), パラチフスA菌(パラチフス), 腸炎菌(サルモネラ症(感染型食中毒)), ネズミチフス菌(サルモネラ症)

  • 75

    肺炎桿菌とは(クレブシエラ)

    グラム陰性 厚いきょう膜をもち、運動性はない。消化管や上気道の常在菌であり、日和見感染、菌交代症の原因菌。

  • 76

    プロテウス属とは

    グラム陰性 ウレアーゼ産生能があり、乳糖は分解しない。運動性を持ち寒天培地上でスウォーミングと呼ばれる不規則な波紋状を作る。自然界に広く分布し、日和見感染症の原因菌。 Proteus vulgaris. Proteus mitabolis がヒトから分離される。

  • 77

    エルシニア属(グラム陰性菌)の至適育成温度は?

    27〜30℃

  • 78

    ペスト菌とは(エルシニア属)

    ペスト菌は本来ネズミの病原体で、一類感染症に指定される。主にノミに刺されて感染し、まず腺ペスト(リンパ節の腫脹・壊死)が起こる。進行して肺ペストになると飛沫で広がり、重い気道感染を起こす。さらに菌が血液に入ると黒い皮下出血(黒死病)がみられ、未治療では致死率が非常に高い(40〜90%)。

  • 79

    腸炎エルシニアとは

    グラム陰性 家畜などの腸管由来で汚染食品から経口感染し、低温でも増殖する食中毒原因菌

  • 80

    ビブリオ科の特徴は(コレラ、腸炎ビブリオ)

    グラム陰性桿菌 端在性のべん毛 通性嫌気性 オキシダーゼ陽性(電子伝達系にシトクロムcオキシダーゼをもつ→酸素呼吸ができる細菌)

  • 81

    コレラ菌の特徴(ビブリオ科)

    グラム陰性 通性嫌気性 好アルカリ性菌(至適pH8.2) ショ糖を分解して酸を産生(TCBS平板で黄色の集落)

  • 82

    コレラの症状

    激しい下痢を主症状とし、米のとぎ汁様の水様便を排泄する。嘔吐を伴うが、発熱や腹痛は少ない。重度の脱水により口渇、乏尿、筋けいれん、衰弱が起こり、治療しなければ致死率は約50%に達する。

  • 83

    コレラ毒素の作用機序

    A.Bサブユニットからなり、Bサブユニットが小腸上皮のGM1受容体に結合するとAサブユニットが細胞内に入り毒性を発揮する。AサブユニットはADP -リボシルトランスフェラーゼ活性を持ち、GDP結合タンパク質をADP -リボシル化して不可逆的にACを活性化する。これによりcAMPが増加し、Na+とCl+の分泌が促進され、大量の水が血管から腸管内へ排出される。

  • 84

    腸炎ビブリオの特徴

    グラム陰性 通性嫌気性 好塩性を示し、2~3%の食塩を含む培地でよく発育する。増殖が速く、ショ糖を分解できないためTCBS培地で緑色集落を形成する。海産魚類に分布し、夏季に多発する原因菌

  • 85

    パスツレラ科、ヘモフィルス属

    発育に血液細胞中の成分X因子、V因子が必要である。

  • 86

    インフルエンザ菌とは

    グラム陰性菌 IgAプロテアーゼを産生して粘膜免疫を回避する。上気道の常在菌であり、インフルエンザ流行時に分離される。二次的な気管支肺炎や髄膜炎を起こし、血清型b(Hib)は小児の化膿性髄膜炎の原因となる。

  • 87

    軟性下疳菌

    性感染症の一つである軟性下疳の起因菌である。感染後1〜7日で局所に発赤、腫脹、膿疱から腫瘍(下疸)を生じる。

  • 88

    シュードモナス属とは

    グラム陰性桿菌で好気性である。栄養要求性が低く、低栄養下でも増殖可能であり、自然環境、院内環境に広く分布する。

  • 89

    緑膿菌(シュードモナス属)の特徴

    グラム陰性 一本ないし数本のべん毛を持つ。 好気性 緑色色素ピオシアニンや黄色蛍光色素ピオベルジンを生産する。 日和見感染原因菌

  • 90

    緑膿菌のクオラムセンシングとは

    細菌が生産するオートインデューサー(AI)の濃度を感知して、集団密度に応じて遺伝子発現を調節する仕組みである。AIが高濃度になると外毒素やプロテアーゼ、バイオフィルム形成などの病原因子の転写が活性化される。

  • 91

    薬剤耐性緑膿菌感染症とは

    ペニシリン剤、β-ラクタム剤等多くの薬剤に対して耐性を示す緑膿菌による感染、五類、定点把握

  • 92

    MDRPとは

    多剤耐性緑膿菌(カルバペネム、アミカシン、フルオロキノロンに耐性)

  • 93

    MDRAとは

    多剤耐性アシネトバクター(カルバペネム、アミノ配糖体、キノロンに耐性)

  • 94

    ブドウ糖非発酵グラム陰性桿菌とは(NFGNR)

    ブドウ糖を嫌気的に発酵しないグラム陰性桿菌の総称。病院内の日和見感染菌としてPseudomonas,Burkholderia,Acinetobactor

  • 95

    バークホルデリア属の病原細菌 4つ

    セパシア菌群, 鼻疽菌, 首腐病菌, 類鼻疽菌

  • 96

    レジオネラ・ニューモフィラの特徴

    グラム陰性 呼吸器疾患(レジオネラ症)の原因菌 土壌、水系に生息 培地の培養ではL-システインが必要 肺胞マクロファージに感染すると細胞内に侵入、増殖(細胞内寄生)

  • 97

    レジオネラ症の病態の名称 2つ

    レジオネラ肺炎(在郷軍人病)(高熱や肺炎、意識障害などを伴う重症型で抗菌薬が必要), ポンテイアック熱(発熱や筋肉痛などの軽症型で肺炎を起こさず、自然に治る)

  • 98

    百日咳菌とは

    グラム陰性 小型の球桿菌であり、伝搬はヒトからヒトへの飛沫感染であり、感染菌量は低い。

  • 99

    百日咳毒素の作用機序

    ADPリボシルトランスフェラーゼ活性をもち、Giタンパク質のリボシル化を起こすことで好中球やマクロファージなどの食細胞の機能を低下させる。

  • 100

    ブルセラ属の特徴

    グラム陰性 好気性であるがCO2(5-10%)の存在が必要な菌もある。 人獣共通感染症であるブルセラ症の原因菌