問題一覧
1
フックは自作の顕微鏡でコルクを観察し、小さな区画をcellと名付けた
○
2
パスツールは煮沸滅菌した肉汁を用いた実験を行い、生命の自然発生説を否定した
○
3
ミラーは連続放電の実験により、有機化合物から細胞が生じ得ることを証明した。
×
4
DNA,RNA、タンパク質のうち、自己複製能を有するのはDNAとタンパク質、触媒能を有するのはRNAとタンパク質である
×
5
地球の大気中の酸素濃度が徐々に低下したことが生命の進化を促したと考えられる
×
6
光学顕微鏡法、実習棟で気軽に用いられ、10nm程度の分解能
×
7
走査電子顕微鏡法、細胞の断層増を1Å程度(0.1nm)程度の分解能
×
8
透過電子顕微鏡法、細胞表面の凹凸を観察するのに適している
×
9
凍結割断レプリカ法、生体膜に埋め込まれたタンパク質の研究に適している
○
10
共焦点顕微鏡法、蛍光プローブを利用し、生きた細胞内部の様子を断層像として観察できる
○
11
リソソームは多種類の加水分解酵素を含んでいる
○
12
ゴルジ体は過酸化水素を生成するオキシダーゼと過酸化水素を分解するカタラーゼを含んでいる
×
13
ミトコンドリアは内膜と外膜の2重の膜構造を持ち、内膜はひだ状に折れ込んでいる。
○
14
ペルオキシソームでは、リボソームで合成されたタンパク質が糖鎖付加の修飾を受ける
×
15
ミクロソームは実験操作の過程で生成するものであり、細胞内には存在しない。
○
16
核において、ユークロマチンはヘテロクロマチンより凝集度が高い
×
17
真核生物のrRNAは核小体で合成される
○
18
膜結合リボーソームでは分泌タンパク質がつくられる
○
19
多くのリソソーム酵素は弱アルカリ性条件下で活性が高い
×
20
ミトコンドリアの電子伝達系(呼吸鎖)を構成する複合体はマトリックスに存在し、ATPを合成する
×
21
アミノ酸は中性pHでは基本骨格のアミノ基、カルボキシル基ともに解離した両性イオンの形になっている
○
22
タンパク質の二次構造とはアミノ酸配列そのもののことである
×
23
グリコーゲンはグルコースのポリマーで直鎖部分にはα1-4結合、枝分かれた部分にはβ1-4結合がある
×
24
リン脂質はリン酸を含む水溶性の頭部と、脂溶性の炭化水素鎖からなる両親媒性化合物である
○
25
DNAとRNAの構造的差異は、糖の部分がデオキシリボースかリボースかのみである
×
26
真核細胞の遺伝子にはアミノ酸配列に対応しないエキソンと呼ばれる部分が含まれている
×
27
DNAの複製は2本の鎖どちらでもDNAポリメラーゼにより5'→3'方向に連続的に行われる
×
28
RNAへの転写を促進するDNA上の配列はエンハンサーと呼ばれ、ホルモン刺激に反応するものがある
○
29
mRNA上のコドンと対応するtRNAのアンチコドンの相補性に基づき遺伝情報がアミノ酸配列に変換される
○
30
タンパク質の合成にはmRNA、tRNA、rRNAの3つ全てが必要である
○
31
ストレスタンパク質の働きが亢進するとタンパクのミスフォールディングが増加し、凝集体の形成が起こる
×
32
タンパク質は切断されて機能を失う場合と機能を獲得する場合とがある
○
33
インポーチンはタンパク質を非選択的に細胞の核に入れる担体タンパク質である
×
34
タンパク質が細胞内で正しい場所に局在するための情報は、そのアミノ酸配列自身とは無関係である
×
35
細胞内輸送小胞は自身のv-SNAREタンパク質と相補的なt-SNAREタンパク質を持つ目的地の膜と融合する
○
36
解糖系はグルコースを細胞質で分解してピルビン酸を産生する
○
37
クエン酸サイクルはミトコンドリアに存在し、アセチルCoAから還元力(NADH等)を産生する
○
38
電子伝達系(水素伝達系)では還元力のある分子から電子(水素)が伝達され、マトリックス内にH+が蓄積する
×
39
H+の濃度勾配はH+-K+ATPaseの働きによりATPに変換される
×
40
1分子のグルコースの好気的代謝により最大で28分子のATPが産生される
×
41
細胞膜の脂質二重層のうちの、細胞の外側にはホスファチジルセリンが多く存在し、内側にはホスファチジルコリンが多く存在する
×
42
グルコースなどの親水性分子は、単純拡散により脂質二重層を透過できる
×
43
単純拡散により透過できないイオンやアミノ酸などは、膜貫通タンパク質で構成されるチャネルやトランスポーターを介して透過する
○
44
細胞膜の透過性は、分子やイオンの大きさに依存するので、H+は自由に移動出来る
×
45
小腸上皮細胞の管腔側細胞膜は微繊毛を有しており、物質の吸収に適している
○
46
ATPの分解を伴う輸送が能動輸送、伴わない輸送が受動輸送である
×
47
イオンチャネルによる輸送は単純拡散、トランスポーターによる輸送は促進拡散である
×
48
トランスポーターは膜貫通領域を10本から15本程度有する膜タンパク質である
○
49
トランスポーターの働きはシグナル分子による細胞への刺激の有無や遺伝子変異の有無で変化する
○
50
イオンチャネルよりトランスポーターの方が1秒間 輸送できるイオン数が多い
×
51
イオンチャネルによるイオンの移動はATPの化学エネルギーを用いた能動輸送である
×
52
平衡電位においては、イオンチャネルを通るイオンの移動は完全に停止する
×
53
イオンチャネルは、細胞膜だけでなく、細胞内小器官の膜上にも存在する
○
54
細胞膜を介する水の出入りは、チャネルだけではなく、脂質二重層を直接通過する拡散により行われる
×
55
イオンチャネルの開口は、細胞の伸展や代謝変化など、シグナル分子や膜電位変化以外の要因によっても起こる
○
56
神経細胞内の電位はいかなる場合も細胞外に比べて負の値をとる
×
57
活動電位はナトリウムイオンおよびカリウムイオンの細胞内への流入によって発生する
×
58
有髄神経は軸索に電気を通しにくいミエリン鞘を有するため、伝導速度が無髄神経よりも遅い
×
59
活動電位が神経終末に到達すると、細胞内の小胞に蓄えられている伝導物質がシナプス間隙に放出される
○
60
神経伝達物質さシナプス後膜に存在する受容体に結合し、効果器細胞の興奮を起こしたり、抑制したりする
○
61
核 内 受 容 体 は 炭 素 数 1 5 ~ 2 5 程 度 の 脂 溶 性 低 分 子 を 受 容 す る 。
○
62
イオンチャネル型受容体は刺激されると開口し、細胞の膜電位を変化させる。
○
63
Gタンパク質共役型受容体は細胞膜を7回貫通するユニット5量体を形成している
×
64
Gタンパク質は刺激されるとαβγ各サブユニットが集合し、酵素やイオンチャネルを活性化する。
×
65
核内受容体とは、DNA上に存在するエンハンサー配列そのもののことである。
×
66
細胞骨格には、太い順に、ミクロフィラメント、中間径フィラメント、微小管の3種類がある。
×
67
ミクロフィラメントはアクチン繊維のことであり、細胞の運動や形態変化に関与する
○
68
中間径フィラメントには、αチューブリンとβチューブリンの2種類がある。
×
69
微小管は、ケラチン、ビメンチン、デスミンなどのフィラメントからなる
×
70
モータータンパク質には、アクチンをレールとするミオシンと微小管をレールとするキネシンやダイニンがある
○
71
骨格筋で運動神経が興奮すると、終板で脱分極が生じ、隣接する筋細胞膜で活動電位が発生する
○
72
心筋は細胞同士がギャップ結合により電気的に結合しており、活動電位は洞房結節から心臓全体に伝わる
○
73
骨格筋に筋小胞体からのCa+2放出は、CICR機構により誘発される
×
74
平滑筋では、Ca2+はカルモジュリンと結合してトロポニンCを活性化し、収縮を起こす
×
75
筋収縮に使われたCa2+はCa2+チャネルの働きで小胞体内へと回収され、筋弛緩が起きる
×
76
血管には平滑筋層の内側に内皮細胞が存在しており、血管収縮物質や血管弛緩物質を放出する
○
77
内皮細胞やニトログリセリン由来のNOは、アデニル酸シクラーゼに作用して血管を弛緩させる
×
78
ホスホリパーゼCにより産生されたIP3は、小胞体からCa2+を放出させ、平滑筋収縮を起こす
○
79
アドレナリン作動性α受容体刺激は血管平滑筋細胞内のcAMP濃度を上昇させて収縮を起こす
×
80
アドレナリン作動性β受容体刺激は血管平滑筋細胞内のcGMP濃度を上昇させて弛緩を起こす
×
81
生体の外にある培養細胞は細胞周期が失われているので細胞周期の研究には不適切である
×
82
培養中の細胞ではM期、G1期、S期、G2期の順に進行し、これが繰り返される
○
83
細胞周期の進行を制御するサイクリンにはRbやp53などがある。
×
84
細胞周期の全てをひとつのサイクリン、サイクリン依存性キナーゼのペアが制御している
×
85
サイクリンはホスファターゼを介して自分の同種のサイクリンを脱リン酸化して活性化するという正のフィードバックの機構に細胞周期を進行させる
○
86
体細胞分裂は1倍体の細胞2個になる分裂である
×
87
体細胞分裂は、有糸分裂、細胞質分裂とともに微小管の働きによって進行する
×
88
減数分裂の第1分裂では相同染色体が対合し、相同組み換えにより4種の異なる染色分体が形成される
○
89
減数分裂の第2分裂ではDNA複製が行われることなく細胞が分裂するので1倍体の配偶子が形成される
○
90
性染色体では男性ではXY、女性ではXXなので、X染色体上にコードされるタンパク質の量は女性の方が多い
×
91
How遺伝子群は、レチノイン酸により活性化されるホメオスティック遺伝子の一種である
○
92
デスモソーム結合は、コネキシン12分子からなるイオンチャネルを多数含んでいる
×
93
がん遺伝子の多くは、正常な細胞の増殖に関連する遺伝子に変異が生じたものである
○
94
分子標的治療薬とは、DNA分子を非特異的に切断して奏効する抗がん剤の総称である
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95
ネクローシスとは、カスパターゼの活性化等を介するプログラムに従って起こる自発的細胞死である
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