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知財42実技

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21問 • 1年前
  • 林檎ナシ
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    問題一覧

  • 1

    問19 化粧品メーカーX社は,シャンプーAとリンスBの容器に施す新しいデザインDを創作した。 X社は,シャンプーAとリンスBとを独占的に製造販売したいので,デザインDについてX社の 知的財産部の部員が,意匠権の取得を検討している。なお,「シャンプー容器」と「リンス容器」 は類似する物品である。ア~エを比較して,部員の考えとして,最も不適切と考えられるものは どれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア リンスBの容器について,意匠登録をすべき旨の査定が送達された場合,第1年分の登録料 の納付は,その査定の謄本送達日から30日以内に行わなければならない。 イ シャンプーAの容器とリンスBの容器に施されたデザインDは特徴的な模様であるが,意匠 に係る物品が異なるので,関連意匠として登録を受けることはできない。 ウ X社がシャンプーAの容器について意匠登録出願をした後に,Y社がシャンプーAの容器と 同一のデザインの容器のシャンプーCの販売を開始した場合に,当該意匠登録出願が登録さ れるまで,X社は,Y社のシャンプーCの販売に関して,意匠法上何ら保護を受けることは できない。 エ リンスBの容器について,意匠登録出願の出願時に秘密請求をしなかった場合であっても, 第1年分の登録料の納付と同時に秘密請求をすれば,秘密意匠の適用を受けることができる。

  • 2

    問20 甲は,乙が映画監督を務め自主製作した実写の映画Aのフィルムを所有している。映画Aは公 開されなかったため,甲は映画Aのフィルムを用いた上映会の開催を検討している。ア~エを比 較して,甲の考えとして,最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入 しなさい。なお,甲は,乙から映画Aに係る著作権の譲渡を受けていないものとする。 ア 映画Aは50年前に製作されているので,甲は,乙の許諾を得ることなく映画Aを上映する ことができる。 イ 映画Aが上映され,当該上映会で盗撮されたと考えられる映画Aが,違法動画サイトにアッ プロードされた場合,甲は,当該違法動画サイトの管理者に対して差止請求をすることはで きない。 ウ 甲は,映画愛好家50名程度を募集し,自宅近くのホールで映画Aの上映会を行うことを企 画している。乙が映画Aの上映に反対したとしても,甲は,映画Aの上映をすることができ る。 エ 映画Aは150分を超える長編のため,甲は,上映会用に120分程度に編集することがで きる。

  • 3

    問21 スポーツ用品メーカーX社は,シューズAを1年後に発売する旨を業界新聞に発表した。その 後,Y社からX社に対して,シューズAの製造販売に関して,Y社の特許権Pを侵害する旨の警 告書が送られてきた。また,シューズAの商品名Bについて,先行商標調査をしたところ,W社 が,指定商品が靴で,商品名Bと類似する商標Cについて,商標登録出願Mを出願していること がわかった。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の発言として,最も不適切と考えられ るものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「特許権Pは日本国内でしか権利取得されていないことが判明しました。わが社のシューズ Aは日本国内で製造して全数を輸出する予定ですが,特許権Pが問題になる可能性があり ます。」 イ 「シューズAの試作品の製造が特許権Pの出願後であっても,特許権Pの出願前からシュー ズAの製造販売の準備が行われていた場合には,特許権Pに対抗できる場合があります。」 ウ 「シューズAが特許権Pを用いている場合であっても,試験又は研究のために試作した シューズAには特許権Pの効力は及ばないので,その試作したシューズAを販売しても, 特許権Pの侵害とはなりません。」 エ 「商標Cを付したW社の製品は子供用長靴であることが判明しました。シューズと子供用長 靴は異なる商品ですが,商品名Bの使用には商標権侵害のリスクがあります。」

  • 4

    問22 ア~エを比較して,職務発明に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号 を解答用紙に記入しなさい。 ア 甲は,工作機メーカーX社の商品開発部に所属し,新たな機能を有する工作機に関する発明 を完成させた。X社の勤務規則には,職務発明について特許を受ける権利をX社が取得する 規定が存在した。この場合,職務発明について特許を受ける権利は発生時からX社に帰属す る。 イ 乙は,洗剤メーカーY社の取締役であり,従来の洗剤に比べて少量でも洗浄力が高い洗剤を 完成させた。乙が完成させた発明は,職務発明に該当することがある。 ウ 丙は,食品メーカーZ社に在職中,食品に関する職務発明を完成させたが,当該発明に関す る特許を受ける権利は,Z社に譲渡されなかった。この場合,丙が取得した特許権に対して, Z社は,無償の通常実施権を取得することになる。 エ 丁は,化学品メーカーW社で化学品を開発していたが,その後W社を退職し,転職先の化学 品メーカーV社において新たな化学品の発明を完成させた。この場合,その化学品の発明は W社における職務発明に該当する。

  • 5

    問23 空調機メーカーX社は,自社の特許権Pを侵害する製品を製造している疑いのあるY社に対し て,特許権Pの行使を検討している。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の考えとして, 最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア Y社が,特許権Pを故意又は過失により侵害していることを立証するための証拠を収集する。 イ Y社の製品の発売日と特許権Pに係る特許出願の出願日との関係を調査する。 ウ 特許権Pを侵害する疑いのあるY社の製品を特定するための調査をする。 エ Y社の製品を購入して,弁理士に侵害の成否についての鑑定を依頼する。

  • 6

    問24 精密機器メーカーX社の知的財産部の部員は,自社の出願戦略において発明を特許出願すべき か営業秘密として保護すべきかについて,発言している。ア~エを比較して,部員の発言として, 最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,その発明の新規性の有無によっ て決定すべきです。発明が新規性を有する場合には,営業秘密として保護すべきではない と思います。」 イ 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,その発明に基づいて事業化した 場合に,販売された製品から発明を技術的に理解できるときには,特許出願をするのが望 ましいと思います。」 ウ 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,先使用権の立証のしやすさに よって決定すべきです。先使用権を確保できれば,営業秘密としての保護を受けることが できます。」 エ 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,その発明が物の製造方法の発明 かどうかによって決定すべきです。物の製造方法の発明は侵害発見性が高いため,特許出 願をするのが望ましいと思います。」

  • 7

    問25 音響機器メーカーX社の知的財産部の部員が,ライバル会社であるY社によって出願された特 許出願Pに関する調査をすることが必要な理由について,説明している。ア~エを比較して,部員の発言として,最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「わが社の製品がY社の特許権を侵害することを防ぎ,差止めや損害賠償を請求されること がないようにするためです。」 イ 「わが社が,特許出願をする際,特許出願Pに係る発明を回避した内容にして権利化を確実 にするためです。」 ウ 「Y社のどの製品にどの特許出願に係る発明が実施されているかを,発明の詳細な説明の実 施例のところに具体的に記載することとなっていますので,それを確認するためです。」 エ 「特許出願Pの技術をわが社に導入する価値があるか見極め,場合によってはY社を提携先の候補とするためです。」

  • 8

    問26 文房具メーカーX社に対して,Y社から,X社がY社の特許権の侵害をしている旨の警告書が 送られてきた。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の発言として,最も適切と考えられ るものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「Y社は,消しゴムの発明に係る特許権Pを取得しています。確かにわが社は,特許権Pに 係る特許発明の技術的範囲に属する消しゴムを製造しましたが,消しゴムの販売目的でパ ンフレットを作成して顧客に配布しているだけで,まだ消しゴムを販売していないので, わが社の行為は,特許権Pの侵害に該当しません。」 イ 「Y社は,消しゴムの発明に係る特許権Qを取得しています。確かにわが社は,特許権Qに 係る特許発明の技術的範囲に属する消しゴムを製造しています。しかし,その原料一式は すべてY社から購入したものであるので,わが社の行為は,特許権Qの侵害に該当する場 合はありません。」 ウ 「Y社は,消しゴムを製造する装置の発明に係る特許権Rを取得しています。わが社は,そ の消しゴムを製造する装置をY社から購入して,その装置により製造した消しゴムを販売 しているだけであるので,わが社の行為は,特許権Rの侵害に該当しません。」 エ 「Y社は,消しゴムの製造方法の発明に係る特許権Sを取得しています。わが社は,W社が 無断で特許権Sに係る発明を使って製造した消しゴムを仕入れて販売しています。わが社 はW社から仕入れたものを単に販売しているだけですので,わが社の行為は,特許権Sの 侵害に該当しません。」

  • 9

    問27 健康器具メーカーX社は,新規な筋力トレーニング器具に係る発明Aについて特許権Pを取得 することを検討している。特許権Pを取得した後は,日本国内で製造販売するだけではなく,外 国に輸出することも計画している。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の発言として, 最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「発明Aと同一の発明について,Y社が既に特許出願をしていることが判明しました。当該 特許出願が登録された場合,特許掲載公報の発行日から5カ月経過した後は,特許異議の 申立てをすることができる場合はありません。」 イ 「わが社の筋力トレーニング器具は,U社の特許権の技術的範囲に属することが判明しまし た。わが社が特許権Pを取得できるかどうかにかかわらず,対策が必要です。」 ウ 「発明Aと同一の発明について,V社が既に特許権を取得していることが判明しました。わ が社は,V社の特許出願前に秘密状態で発明Aに係る試作品を作製していましたが,当該 試作品の存在を理由として,V社の特許について特許無効審判を請求することはできませ ん。」 エ 「発明Aと同一の発明について,既にW社が特許出願をしていることが判明しました。W社 の特許出願は登録される可能性は高いと考えられますので,特許出願が登録される前で あっても実施権の取得の契約交渉をして,ライセンスを受けましょう。」

  • 10

    問28 飲料水メーカーX社は,映像制作会社Y社との間で,新商品のお茶のCM映像の制作依頼契約 を締結した。この契約において,Y社の映像の引渡時期は令和4年5月10日であり,X社の代 金支払期日は令和4年6月30日であったが,令和4年7月10日現在において,Y社は完成し た映像をX社に引き渡していない。ア~エを比較して,X社のとり得る措置として,最も不適切 と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア X社は,Y社の本社へ行って映像を勝手に持ち出すことはできない。 イ X社は,Y社が代金の支払を請求してきた場合,当該請求を拒むことができる。 ウ X社は,一方的に直ちに契約を解除することができる。 エ X社は,裁判所に履行の強制を申し立てることにより,強制的に履行を実現させることがで きる。

  • 11

    問29 化学品メーカーX社は,インクの特許発明Aに係る特許権Pを有している。X社は,特許権P を侵害していると疑われるインクBを販売しているY社に対して,特許権侵害の警告を検討して いる。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の考えとして,最も不適切と考えられるもの はどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア Y社へ警告書を送る前に,Y社が保有する特許権について確認する。 イ インクBは,特許発明Aに改良を加えたY社の特許発明に係るインクであって,利用関係が成立すると思われるので,Y社に対して特許権Pを行使できない。 ウ Y社へ警告書を送る前に,特許権Pの審査過程において特許発明Aの特許性を否定する先行文献が見落とされていなかったか調査する。 エ X社は,インクBが特許発明Aの技術的範囲に属するか否かについて特許庁に対し判定を求めることができる。

  • 12

    問30 塗料メーカーX社の知的財産部の部員が,社内の各会議に出席して,発言している。ア~エを比較して,最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 事業部の事業戦略会議での発言 「製品の市場参入については,わが社の独自技術の開発を待っていたら出遅れてしまうので,採算を見積もった上で,Y社からの技術ライセンスを受けて実施しましょう。その場合,Y社からライセンスを受けるのですから,Y社へのわが社の特許のライセンスを特に検討する必要はありません。」 イ 知的財産部の月例会議での発言 「わが社の主力製品に関する特許出願について拒絶理由通知が届いています。IPランドス ケープを実行して,どのように応答すべきか考えてみましょう。」 ウ 本社戦略室の特許戦略会議での発言 「検討している分野について,IPランドスケープを実行して,わが社及びライバルメーカーU社の技術の強みと弱みと事業戦略との関係を分析したところ,わが社の事業戦略をサポートする知的財産権,技術力は,U社よりかなり劣っていることがわかりました。この分野には参入すべきでなく,特許権についても,維持コストがかかるので,即座に放棄すべきでしょう。」 エ 研究所の研究開発会議での発言 「ある研究テーマについては,V大学が基本技術を新たに開発したようなので,V大学との 共同研究開発を検討しましょう。わが社とV大学との共同成果に係る共有の特許権が取得できた場合,V大学に不実施補償としての実施対価を支払うとしても,少なくとも当初の期間はわが社が独占して実施できる契約にできないか検討しましょう。」

  • 13

    問31 種苗メーカーX社は,育成した品種Aについて品種登録を受けている。ア~エを比較して,品種Aに関して,最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア Y社が,新品種の試験をするために品種Aの種苗を生産する場合,Y社は,X社の許諾を受 ける必要がある。 イ Y社がX社から品種Aの種苗を購入した後に,その種苗を業として販売する場合,Y社は, X社の許諾を受ける必要がある。 ウ Y社が品種Aと特性により明確に区別されない品種の種苗を生産する場合,Y社は,X社の 許諾を受ける必要がある。 エ Y社が品種Aの育成方法について特許を有しており,当該育成方法により,品種Aの種苗を 生産する場合,Y社は,X社の許諾を受ける必要がある。

  • 14

    問32 合金メーカーX社は,合金の製造方法に関する技術を開発した。X社の知的財産部では,この 製造方法について特許法による保護を受けるのがよいか,不正競争防止法による保護を受けるの がよいか,検討している。ア~エを比較して,知的財産部の部員の考えとして,最も不適切と考 えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 不正競争防止法で営業秘密として保護を受けるために,経済産業省へ登録手続をする必要は ない。 イ 特許出願すると発明の内容が公開され,公開後は営業秘密としての保護を受けることができ なくなる。 ウ 他社がこの製造方法を開発することが明らかに困難であると考えられる場合であっても,こ の製造方法について特許出願をすべきである。 エ 不正競争防止法で営業秘密として保護を受けるためには,営業秘密を管理している者が,秘 密に管理する意思を有しているだけでは足りない。

  • 15

    問33 食器の販売会社であるX社は,来年の春に発売予定のマグカップの製作をY社に依頼した。Y 社は斬新な持ち手の異なる形状を有するマグカップを複数試作し,X社に提案した。Y社がデザ インしたマグカップの持ち手の形状はそれぞれ類似するものであったが,X社はこの複数のデザ インの中から1つを選び,発売する予定である。ア~エを比較して,X社の考えとして,最も適 切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア マグカップの製作をY社に委託したのはX社であり,当然にX社が意匠登録を受ける権利を 有するので,X社は単独で意匠登録出願をして意匠登録を受けることができる。 イ マグカップの持ち手の形状は斬新であるが,この持ち手の部分のみについて意匠登録出願を して意匠登録を受けることはできない。 ウ 複数のマグカップについて,関連意匠による意匠登録出願をする場合には,各意匠登録出願 を同日に出願しなくともよい。 エ 発売予定のマグカップについてできるだけ早期に意匠登録出願をして,出願と同時に出願審 査請求をすべきである。

  • 16

    問34 従業員6千人以上を擁するX社が,発明Aについて特許請求の範囲に請求項1から請求項10までを記載した特許出願Pをした。その後,出願審査請求をしたところ,特許請求の範囲について補正することなく,特許出願Pの出願日から4年後に特許査定の謄本が送達されてきた。X社では諸般の事情により,2022年2月に10年分の特許料をまとめて支払うこととした。この場合,X社が支払うべき費用は何円か,算用数字で解答用紙に記入しなさい。 《参考》 特許法第107条 各年の区分 第1年から第3年まで 毎年2100円に一請求項につき200円を加えた額 第4年から第6年まで 毎年6400円に一請求項につき500円を加えた額 第7年から第9年まで 毎年19300円に一請求項につき1500円を加えた額 第10年から第25年まで 毎年55400円に一請求項につき4300円を加えた額

    247800

  • 17

    6 (35.36.37)次の会話は,外国出願に関して,X社の知的財産部の部員甲の質問に対して部員乙が回答し ているものである。問35~問37に答えなさい。 甲 「発明Aについてした米国の特許出願Pについて特許を取得した場合,特許出願Pに基づく優先権を主張した日本の特許出願Qについても必ず特許を取得できますか。」 乙 「パリ条約の原則により,日本で特許を 1 。」 甲 「米国の特許出願が,指定国を米国と日本とした 2 による出願である場合はどうですか。」 乙 「いずれかの指定国における審査結果に基づいて統一的に他のすべての指定国で特許を受けることが 3 。」 問35 空欄 1 に入る最も適切な語句を【語群X】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問36 空欄 2 に入る最も適切な語句を【語群X】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問37 空欄 3 に入る最も適切な語句を【語群X】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 【語群X】 取得できます 特許法条約 できます 取得できるとは限りません 特許協力条約 できるわけではありません マドリッド協定議定書

    取得できるとは限りません 特許協力条約 できるわけではありません

  • 18

    7 (38.39.40)次の文章は,漫画の著作物に関する最高裁平成9年7月17日判決の文章である(なお,出 題のため一部変更している。)。問38~問40に答えなさい。 1話完結式の連載漫画においては,後続の漫画は,先行する漫画と基本的な発想,設定 のほか,主人公を始めとする主要な登場人物の容貌,性格等の特徴を同じくし,これに新 たな筋書きを付するとともに,新たな登場人物を追加するなどして作成されるのが通常で あって,このような場合には,後続の漫画は,先行する漫画を翻案したものということが できるから,先行する漫画を原著作物とする 1 と解される。そして, 1 の著作権 は, 1 において新たに付与された創作的部分のみについて生じ,原著作物と共通しそ の実質を同じくする部分には生じないと解するのが相当である。けだし, 1 が原著作 物から独立した別個の著作物として著作権法上の保護を受けるのは,原著作物に新たな創 作的要素が付与されているためであって, 1 のうち原著作物と共通する部分は,何ら 新たな創作的要素を含むものではなく,別個の著作物として保護すべき理由がないからで ある。そうすると,著作権の保護期間は, 2 進行するものではあるが,後続の漫画に 登場する人物が,先行する漫画に登場する人物と同一と認められる限り,当該登場人物に ついては, 3 掲載された漫画の著作権の保護期間によるべきものである。 問38 空欄 1 に入る最も適切な語句を【語群XI】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問39 空欄 2 に入る最も適切な語句を【語群XI】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問40 空欄 3 に入る最も適切な語句を【語群XI】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 【語群XI】 編集著作物 最初に 各著作物ごとにそれぞれ独立して 原著作物と同時に 二次的著作物 継続して

    二次的著作物 各著作物ごとにそれぞれ独立して 最初に

  • 19

    1 (1-6)文房具メーカーX社は,技術者甲が独自に創作した新しい形状のステープラに関する発明A について,10カ月前に特許出願Pをした。発明Aを用いたステープラの発売時期は来年であ る。甲がX社の知的財産部の部員乙に特許出願Pについて質問したところ,乙は発言1をした。 発言1 「発明Aを用いたステープラの発売時期は来年ですから,特許出願Pについて出願審査請求をし,さらに所定の手続をすることにより,出願公開前であっても早期審査制度を利用することができます。早期審査制度により,出願審査請求順によらず,早期に審査官による審査を受けることができます。」 さらに,甲は,特許出願Pの出願後であって出願審査請求前に,発明Aに関連する発明Bを完成した。特許出願Pの出願時における特許請求の範囲,明細書及び図面のいずれにも発明Bは記載されていなかった。発明Bについて,乙は発言2をした。発言2 「特許出願Pは出願日から10カ月しか経っておらず,出願審査請求はされていません。 発明Aと発明Bとは,発明の単一性を満たす関係にあるので,新たに特許出願をする ことなく,発明Bを補正により特許出願Pの明細書に追加して記載することが可能で す。」 その後,特許出願Pに対して拒絶理由通知がされた。この拒絶理由通知について,乙は発言3をした。 発言3 「発明Aに係る製品は他社とは明確に差別化できるわが社のオリジナル製品ですので,是非とも権利化しておきたいものです。発明Aはステープラの形状に係る発明ですので,特許出願Pを実用新案登録出願に変更しましょう。」 以上を前提として,問1~問6に答えなさい。 問1 発言1について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問2 問1において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを 【理由群I】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群I】 ア 早期審査制度を利用するためには,出願公開されていることが必要なため イ 出願人が既に実施している場合には早期審査制度を利用できるが,その他の場合は,審査は出願審査請求順に行われるため ウ 出願人自身が2年以内に実施予定があり,早期審査制度を利用できるため 問3 発言2について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問4 問3において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを 【理由群II】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群II】 ア 補正により特許出願Pの明細書に発明Bを記載することは,新規事項の追加となり,特許出願Pの明細書に追加できないため イ 発明Aと発明Bが発明の単一性を満たす場合,既に審査に係属していなければ発明Bが新規事項であっても補正により特許出願Pの明細書に追加できるため ウ 出願審査請求前であれば,補正の際に所定の手続をすることにより発明Bを特許出願Pの明細書に追加できるため 問5 発言3について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問6 問5において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群III】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群III】 ア 特許出願から実用新案登録出願への出願変更が認められているため イ 拒絶理由通知から所定の期間内に限り,特許出願から実用新案登録出願へ出願変更できるため ウ 既に出願から10カ月経過しており,特許出願から実用新案登録出願へ出願変更できないため

    ○ウ×ア〇ア

  • 20

    2 (7-12)飲料メーカーX社は,マークMに係る商標について指定商品を「ウーロン茶」とする商標権 の取得を検討している。X社の知的財産部の部員は,商標登録出願をする前に,指定商品を 「ウーロン茶」とするマークMに係る登録商標について先行商標調査をした。これに関して, 部員が発言1~3をしている。なお,「ウーロン茶」と「酎ハイ」は非類似の商品であるもの とし,「ウーロン茶」と「緑茶」は類似する商品であるとする。 発言1 「日本の飲料メーカーY社は,マークMを付した緑茶を販売し,この緑茶は,静岡県全 域及び隣接する県を含む地域の人の間でよく知られ人気があるようです。しかし,わ が社がマークMを使用する地域は北海道であり,また,Y社は商標登録出願をしてい ないので,わが社が先に商標登録出願をすれば,商標登録を受けることができます。」 発言2 「日本の著名な飲料メーカーZ社は,マークMに係る商標について指定商品を『酎ハイ』 とする商標権を取得し,マークMが付されて販売されている酎ハイは,全国的にマス コミを通じて宣伝され,著名となっています。しかし,ウーロン茶と酎ハイは非類似 の商品なので,わが社が商標登録出願をすれば,たとえZ社のマークMが著名であっ ても商標登録を受けることができます。」 発言3 「中国の飲料メーカーV社は,中国において,マークMに係る商標について指定商品を『ウーロン茶』とする商標権を取得していますが,これまでマークMに係る商標に関して使用していないことがわかりました。わが社が先に商標登録出願をすれば,商標登録を受けることができます。」 以上を前提として,問7~問12に答えなさい。 問7 発言1について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問8 問7において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群IV】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群IV】 ア 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標(商標法第4条第1項第7号)に該当することを理由に拒絶されるため イ 他人の業務に係る商品等を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標であって,その商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第10号)に該当することを理由に拒絶されるため ウ 他人の業務に係る商品等と混同を生じるおそれがある商標(商標法第4条第1項第15号) に該当することを理由に拒絶されるため エ 拒絶理由には該当しないため 問9 発言2について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問10 問9において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群V】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群V】 ア 他人の業務に係る商品等を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標であって,その商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第10号)に該当することを理由に拒絶されるため イ 先に出願された他人の登録商標又はこれに類似する商標であって,その商標登録に係る指定商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第11号)に該当することを理由に拒絶されるため ウ 他人の業務に係る商品等と混同を生じるおそれがある商標(商標法第4条第1項第15号)に該当することを理由に拒絶されるため エ 拒絶理由には該当しないため 問11 発言3について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問12 問11において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群VI】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群VI】 ア 先に出願された他人の登録商標又はこれに類似する商標であって,その商標登録に係る指定商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第11号)に該当することを理由に拒絶されるため イ 他人の業務に係る商品等と混同を生じるおそれがある商標(商標法第4条第1項第15号)に該当することを理由に拒絶されるため ウ 他人の業務に係る商品等を表示するものとして国内外において需要者の間に広く認識されている商標と同一の商標を不正の目的をもって使用するもの(商標法第4条第1項第19号)に該当することを理由に拒絶されるため エ 拒絶理由には該当しないため

    ×イ×ウ○エ

  • 21

    3 (13-18)X社の法務部の部員は,X社の従業員甲からコンテンツの利用方法について相談を受けた。 甲が発言1~3をしている。 発言1 「従業員乙が記載した欧州の国々の首都と公用語についてアルファベット順に列挙しただけのデータAに,欧州旅行が趣味の従業員丙が,プライベートでそれらの国々へ旅行したときの感想文Bと写真Cを勝手に付け加えた記事を書きました。データA,感想文B及び写真Cを,私自身のブログに掲載しようと思い,感想文B及び写真Cについて丙の許諾は得たのですが,データAについて乙にも許諾を得る必要がありますよね。」 発言2 「社外のイラストレーター丁が作成したイラストDをわが社の広告に利用しようと思います。社内の検討会議用に,このイラストDを参考資料として添付した企画書を作成する場合,丁の許諾を得る必要がありますよね。」 発言3 「広報部が,美術館でタレント戊へのインタビューを企画したところ,戊から,インタビューは戊の大好きな画家己の風景画の前で行いたいと指定されたので,その場所でインタビュー動画Eの撮影を行いました。動画Eは風景画のほうを積極的に見せるように撮影されました。動画Eをわが社のホームページで利用する場合には,己に許諾を得る必要がありますよね。」 以上を前提として,問13~問18に答えなさい。 問13 発言1について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問14 問13において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群VII】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群VII】 ア 編集著作物にあたるため イ 著作権が制限される場合にあたるため ウ 著作権を侵害する場合にあたるため エ 著作物にあたらないため 問15 発言2について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問16 問15において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群VIII】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群VIII】 ア 著作権を侵害する場合にあたるため イ 二次的著作物にあたるため ウ 著作物にあたらないため エ 著作権が制限される場合にあたるため 問17 発言3について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問18 問17において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群IX】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群IX】 ア 著作権が制限される場合にあたるため イ 著作物にあたらないため ウ 保護対象とならない著作物であるため エ 著作権を侵害する場合にあたるため

    ✖️エ✖️エ◯エ

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    問題一覧

  • 1

    問19 化粧品メーカーX社は,シャンプーAとリンスBの容器に施す新しいデザインDを創作した。 X社は,シャンプーAとリンスBとを独占的に製造販売したいので,デザインDについてX社の 知的財産部の部員が,意匠権の取得を検討している。なお,「シャンプー容器」と「リンス容器」 は類似する物品である。ア~エを比較して,部員の考えとして,最も不適切と考えられるものは どれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア リンスBの容器について,意匠登録をすべき旨の査定が送達された場合,第1年分の登録料 の納付は,その査定の謄本送達日から30日以内に行わなければならない。 イ シャンプーAの容器とリンスBの容器に施されたデザインDは特徴的な模様であるが,意匠 に係る物品が異なるので,関連意匠として登録を受けることはできない。 ウ X社がシャンプーAの容器について意匠登録出願をした後に,Y社がシャンプーAの容器と 同一のデザインの容器のシャンプーCの販売を開始した場合に,当該意匠登録出願が登録さ れるまで,X社は,Y社のシャンプーCの販売に関して,意匠法上何ら保護を受けることは できない。 エ リンスBの容器について,意匠登録出願の出願時に秘密請求をしなかった場合であっても, 第1年分の登録料の納付と同時に秘密請求をすれば,秘密意匠の適用を受けることができる。

  • 2

    問20 甲は,乙が映画監督を務め自主製作した実写の映画Aのフィルムを所有している。映画Aは公 開されなかったため,甲は映画Aのフィルムを用いた上映会の開催を検討している。ア~エを比 較して,甲の考えとして,最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入 しなさい。なお,甲は,乙から映画Aに係る著作権の譲渡を受けていないものとする。 ア 映画Aは50年前に製作されているので,甲は,乙の許諾を得ることなく映画Aを上映する ことができる。 イ 映画Aが上映され,当該上映会で盗撮されたと考えられる映画Aが,違法動画サイトにアッ プロードされた場合,甲は,当該違法動画サイトの管理者に対して差止請求をすることはで きない。 ウ 甲は,映画愛好家50名程度を募集し,自宅近くのホールで映画Aの上映会を行うことを企 画している。乙が映画Aの上映に反対したとしても,甲は,映画Aの上映をすることができ る。 エ 映画Aは150分を超える長編のため,甲は,上映会用に120分程度に編集することがで きる。

  • 3

    問21 スポーツ用品メーカーX社は,シューズAを1年後に発売する旨を業界新聞に発表した。その 後,Y社からX社に対して,シューズAの製造販売に関して,Y社の特許権Pを侵害する旨の警 告書が送られてきた。また,シューズAの商品名Bについて,先行商標調査をしたところ,W社 が,指定商品が靴で,商品名Bと類似する商標Cについて,商標登録出願Mを出願していること がわかった。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の発言として,最も不適切と考えられ るものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「特許権Pは日本国内でしか権利取得されていないことが判明しました。わが社のシューズ Aは日本国内で製造して全数を輸出する予定ですが,特許権Pが問題になる可能性があり ます。」 イ 「シューズAの試作品の製造が特許権Pの出願後であっても,特許権Pの出願前からシュー ズAの製造販売の準備が行われていた場合には,特許権Pに対抗できる場合があります。」 ウ 「シューズAが特許権Pを用いている場合であっても,試験又は研究のために試作した シューズAには特許権Pの効力は及ばないので,その試作したシューズAを販売しても, 特許権Pの侵害とはなりません。」 エ 「商標Cを付したW社の製品は子供用長靴であることが判明しました。シューズと子供用長 靴は異なる商品ですが,商品名Bの使用には商標権侵害のリスクがあります。」

  • 4

    問22 ア~エを比較して,職務発明に関して,最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号 を解答用紙に記入しなさい。 ア 甲は,工作機メーカーX社の商品開発部に所属し,新たな機能を有する工作機に関する発明 を完成させた。X社の勤務規則には,職務発明について特許を受ける権利をX社が取得する 規定が存在した。この場合,職務発明について特許を受ける権利は発生時からX社に帰属す る。 イ 乙は,洗剤メーカーY社の取締役であり,従来の洗剤に比べて少量でも洗浄力が高い洗剤を 完成させた。乙が完成させた発明は,職務発明に該当することがある。 ウ 丙は,食品メーカーZ社に在職中,食品に関する職務発明を完成させたが,当該発明に関す る特許を受ける権利は,Z社に譲渡されなかった。この場合,丙が取得した特許権に対して, Z社は,無償の通常実施権を取得することになる。 エ 丁は,化学品メーカーW社で化学品を開発していたが,その後W社を退職し,転職先の化学 品メーカーV社において新たな化学品の発明を完成させた。この場合,その化学品の発明は W社における職務発明に該当する。

  • 5

    問23 空調機メーカーX社は,自社の特許権Pを侵害する製品を製造している疑いのあるY社に対し て,特許権Pの行使を検討している。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の考えとして, 最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア Y社が,特許権Pを故意又は過失により侵害していることを立証するための証拠を収集する。 イ Y社の製品の発売日と特許権Pに係る特許出願の出願日との関係を調査する。 ウ 特許権Pを侵害する疑いのあるY社の製品を特定するための調査をする。 エ Y社の製品を購入して,弁理士に侵害の成否についての鑑定を依頼する。

  • 6

    問24 精密機器メーカーX社の知的財産部の部員は,自社の出願戦略において発明を特許出願すべき か営業秘密として保護すべきかについて,発言している。ア~エを比較して,部員の発言として, 最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,その発明の新規性の有無によっ て決定すべきです。発明が新規性を有する場合には,営業秘密として保護すべきではない と思います。」 イ 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,その発明に基づいて事業化した 場合に,販売された製品から発明を技術的に理解できるときには,特許出願をするのが望 ましいと思います。」 ウ 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,先使用権の立証のしやすさに よって決定すべきです。先使用権を確保できれば,営業秘密としての保護を受けることが できます。」 エ 「発明を特許出願すべきか営業秘密として保護すべきかは,その発明が物の製造方法の発明 かどうかによって決定すべきです。物の製造方法の発明は侵害発見性が高いため,特許出 願をするのが望ましいと思います。」

  • 7

    問25 音響機器メーカーX社の知的財産部の部員が,ライバル会社であるY社によって出願された特 許出願Pに関する調査をすることが必要な理由について,説明している。ア~エを比較して,部員の発言として,最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「わが社の製品がY社の特許権を侵害することを防ぎ,差止めや損害賠償を請求されること がないようにするためです。」 イ 「わが社が,特許出願をする際,特許出願Pに係る発明を回避した内容にして権利化を確実 にするためです。」 ウ 「Y社のどの製品にどの特許出願に係る発明が実施されているかを,発明の詳細な説明の実 施例のところに具体的に記載することとなっていますので,それを確認するためです。」 エ 「特許出願Pの技術をわが社に導入する価値があるか見極め,場合によってはY社を提携先の候補とするためです。」

  • 8

    問26 文房具メーカーX社に対して,Y社から,X社がY社の特許権の侵害をしている旨の警告書が 送られてきた。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の発言として,最も適切と考えられ るものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「Y社は,消しゴムの発明に係る特許権Pを取得しています。確かにわが社は,特許権Pに 係る特許発明の技術的範囲に属する消しゴムを製造しましたが,消しゴムの販売目的でパ ンフレットを作成して顧客に配布しているだけで,まだ消しゴムを販売していないので, わが社の行為は,特許権Pの侵害に該当しません。」 イ 「Y社は,消しゴムの発明に係る特許権Qを取得しています。確かにわが社は,特許権Qに 係る特許発明の技術的範囲に属する消しゴムを製造しています。しかし,その原料一式は すべてY社から購入したものであるので,わが社の行為は,特許権Qの侵害に該当する場 合はありません。」 ウ 「Y社は,消しゴムを製造する装置の発明に係る特許権Rを取得しています。わが社は,そ の消しゴムを製造する装置をY社から購入して,その装置により製造した消しゴムを販売 しているだけであるので,わが社の行為は,特許権Rの侵害に該当しません。」 エ 「Y社は,消しゴムの製造方法の発明に係る特許権Sを取得しています。わが社は,W社が 無断で特許権Sに係る発明を使って製造した消しゴムを仕入れて販売しています。わが社 はW社から仕入れたものを単に販売しているだけですので,わが社の行為は,特許権Sの 侵害に該当しません。」

  • 9

    問27 健康器具メーカーX社は,新規な筋力トレーニング器具に係る発明Aについて特許権Pを取得 することを検討している。特許権Pを取得した後は,日本国内で製造販売するだけではなく,外 国に輸出することも計画している。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の発言として, 最も不適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 「発明Aと同一の発明について,Y社が既に特許出願をしていることが判明しました。当該 特許出願が登録された場合,特許掲載公報の発行日から5カ月経過した後は,特許異議の 申立てをすることができる場合はありません。」 イ 「わが社の筋力トレーニング器具は,U社の特許権の技術的範囲に属することが判明しまし た。わが社が特許権Pを取得できるかどうかにかかわらず,対策が必要です。」 ウ 「発明Aと同一の発明について,V社が既に特許権を取得していることが判明しました。わ が社は,V社の特許出願前に秘密状態で発明Aに係る試作品を作製していましたが,当該 試作品の存在を理由として,V社の特許について特許無効審判を請求することはできませ ん。」 エ 「発明Aと同一の発明について,既にW社が特許出願をしていることが判明しました。W社 の特許出願は登録される可能性は高いと考えられますので,特許出願が登録される前で あっても実施権の取得の契約交渉をして,ライセンスを受けましょう。」

  • 10

    問28 飲料水メーカーX社は,映像制作会社Y社との間で,新商品のお茶のCM映像の制作依頼契約 を締結した。この契約において,Y社の映像の引渡時期は令和4年5月10日であり,X社の代 金支払期日は令和4年6月30日であったが,令和4年7月10日現在において,Y社は完成し た映像をX社に引き渡していない。ア~エを比較して,X社のとり得る措置として,最も不適切 と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア X社は,Y社の本社へ行って映像を勝手に持ち出すことはできない。 イ X社は,Y社が代金の支払を請求してきた場合,当該請求を拒むことができる。 ウ X社は,一方的に直ちに契約を解除することができる。 エ X社は,裁判所に履行の強制を申し立てることにより,強制的に履行を実現させることがで きる。

  • 11

    問29 化学品メーカーX社は,インクの特許発明Aに係る特許権Pを有している。X社は,特許権P を侵害していると疑われるインクBを販売しているY社に対して,特許権侵害の警告を検討して いる。ア~エを比較して,X社の知的財産部の部員の考えとして,最も不適切と考えられるもの はどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア Y社へ警告書を送る前に,Y社が保有する特許権について確認する。 イ インクBは,特許発明Aに改良を加えたY社の特許発明に係るインクであって,利用関係が成立すると思われるので,Y社に対して特許権Pを行使できない。 ウ Y社へ警告書を送る前に,特許権Pの審査過程において特許発明Aの特許性を否定する先行文献が見落とされていなかったか調査する。 エ X社は,インクBが特許発明Aの技術的範囲に属するか否かについて特許庁に対し判定を求めることができる。

  • 12

    問30 塗料メーカーX社の知的財産部の部員が,社内の各会議に出席して,発言している。ア~エを比較して,最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 事業部の事業戦略会議での発言 「製品の市場参入については,わが社の独自技術の開発を待っていたら出遅れてしまうので,採算を見積もった上で,Y社からの技術ライセンスを受けて実施しましょう。その場合,Y社からライセンスを受けるのですから,Y社へのわが社の特許のライセンスを特に検討する必要はありません。」 イ 知的財産部の月例会議での発言 「わが社の主力製品に関する特許出願について拒絶理由通知が届いています。IPランドス ケープを実行して,どのように応答すべきか考えてみましょう。」 ウ 本社戦略室の特許戦略会議での発言 「検討している分野について,IPランドスケープを実行して,わが社及びライバルメーカーU社の技術の強みと弱みと事業戦略との関係を分析したところ,わが社の事業戦略をサポートする知的財産権,技術力は,U社よりかなり劣っていることがわかりました。この分野には参入すべきでなく,特許権についても,維持コストがかかるので,即座に放棄すべきでしょう。」 エ 研究所の研究開発会議での発言 「ある研究テーマについては,V大学が基本技術を新たに開発したようなので,V大学との 共同研究開発を検討しましょう。わが社とV大学との共同成果に係る共有の特許権が取得できた場合,V大学に不実施補償としての実施対価を支払うとしても,少なくとも当初の期間はわが社が独占して実施できる契約にできないか検討しましょう。」

  • 13

    問31 種苗メーカーX社は,育成した品種Aについて品種登録を受けている。ア~エを比較して,品種Aに関して,最も適切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア Y社が,新品種の試験をするために品種Aの種苗を生産する場合,Y社は,X社の許諾を受 ける必要がある。 イ Y社がX社から品種Aの種苗を購入した後に,その種苗を業として販売する場合,Y社は, X社の許諾を受ける必要がある。 ウ Y社が品種Aと特性により明確に区別されない品種の種苗を生産する場合,Y社は,X社の 許諾を受ける必要がある。 エ Y社が品種Aの育成方法について特許を有しており,当該育成方法により,品種Aの種苗を 生産する場合,Y社は,X社の許諾を受ける必要がある。

  • 14

    問32 合金メーカーX社は,合金の製造方法に関する技術を開発した。X社の知的財産部では,この 製造方法について特許法による保護を受けるのがよいか,不正競争防止法による保護を受けるの がよいか,検討している。ア~エを比較して,知的財産部の部員の考えとして,最も不適切と考 えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア 不正競争防止法で営業秘密として保護を受けるために,経済産業省へ登録手続をする必要は ない。 イ 特許出願すると発明の内容が公開され,公開後は営業秘密としての保護を受けることができ なくなる。 ウ 他社がこの製造方法を開発することが明らかに困難であると考えられる場合であっても,こ の製造方法について特許出願をすべきである。 エ 不正競争防止法で営業秘密として保護を受けるためには,営業秘密を管理している者が,秘 密に管理する意思を有しているだけでは足りない。

  • 15

    問33 食器の販売会社であるX社は,来年の春に発売予定のマグカップの製作をY社に依頼した。Y 社は斬新な持ち手の異なる形状を有するマグカップを複数試作し,X社に提案した。Y社がデザ インしたマグカップの持ち手の形状はそれぞれ類似するものであったが,X社はこの複数のデザ インの中から1つを選び,発売する予定である。ア~エを比較して,X社の考えとして,最も適 切と考えられるものはどれか。対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 ア マグカップの製作をY社に委託したのはX社であり,当然にX社が意匠登録を受ける権利を 有するので,X社は単独で意匠登録出願をして意匠登録を受けることができる。 イ マグカップの持ち手の形状は斬新であるが,この持ち手の部分のみについて意匠登録出願を して意匠登録を受けることはできない。 ウ 複数のマグカップについて,関連意匠による意匠登録出願をする場合には,各意匠登録出願 を同日に出願しなくともよい。 エ 発売予定のマグカップについてできるだけ早期に意匠登録出願をして,出願と同時に出願審 査請求をすべきである。

  • 16

    問34 従業員6千人以上を擁するX社が,発明Aについて特許請求の範囲に請求項1から請求項10までを記載した特許出願Pをした。その後,出願審査請求をしたところ,特許請求の範囲について補正することなく,特許出願Pの出願日から4年後に特許査定の謄本が送達されてきた。X社では諸般の事情により,2022年2月に10年分の特許料をまとめて支払うこととした。この場合,X社が支払うべき費用は何円か,算用数字で解答用紙に記入しなさい。 《参考》 特許法第107条 各年の区分 第1年から第3年まで 毎年2100円に一請求項につき200円を加えた額 第4年から第6年まで 毎年6400円に一請求項につき500円を加えた額 第7年から第9年まで 毎年19300円に一請求項につき1500円を加えた額 第10年から第25年まで 毎年55400円に一請求項につき4300円を加えた額

    247800

  • 17

    6 (35.36.37)次の会話は,外国出願に関して,X社の知的財産部の部員甲の質問に対して部員乙が回答し ているものである。問35~問37に答えなさい。 甲 「発明Aについてした米国の特許出願Pについて特許を取得した場合,特許出願Pに基づく優先権を主張した日本の特許出願Qについても必ず特許を取得できますか。」 乙 「パリ条約の原則により,日本で特許を 1 。」 甲 「米国の特許出願が,指定国を米国と日本とした 2 による出願である場合はどうですか。」 乙 「いずれかの指定国における審査結果に基づいて統一的に他のすべての指定国で特許を受けることが 3 。」 問35 空欄 1 に入る最も適切な語句を【語群X】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問36 空欄 2 に入る最も適切な語句を【語群X】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問37 空欄 3 に入る最も適切な語句を【語群X】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 【語群X】 取得できます 特許法条約 できます 取得できるとは限りません 特許協力条約 できるわけではありません マドリッド協定議定書

    取得できるとは限りません 特許協力条約 できるわけではありません

  • 18

    7 (38.39.40)次の文章は,漫画の著作物に関する最高裁平成9年7月17日判決の文章である(なお,出 題のため一部変更している。)。問38~問40に答えなさい。 1話完結式の連載漫画においては,後続の漫画は,先行する漫画と基本的な発想,設定 のほか,主人公を始めとする主要な登場人物の容貌,性格等の特徴を同じくし,これに新 たな筋書きを付するとともに,新たな登場人物を追加するなどして作成されるのが通常で あって,このような場合には,後続の漫画は,先行する漫画を翻案したものということが できるから,先行する漫画を原著作物とする 1 と解される。そして, 1 の著作権 は, 1 において新たに付与された創作的部分のみについて生じ,原著作物と共通しそ の実質を同じくする部分には生じないと解するのが相当である。けだし, 1 が原著作 物から独立した別個の著作物として著作権法上の保護を受けるのは,原著作物に新たな創 作的要素が付与されているためであって, 1 のうち原著作物と共通する部分は,何ら 新たな創作的要素を含むものではなく,別個の著作物として保護すべき理由がないからで ある。そうすると,著作権の保護期間は, 2 進行するものではあるが,後続の漫画に 登場する人物が,先行する漫画に登場する人物と同一と認められる限り,当該登場人物に ついては, 3 掲載された漫画の著作権の保護期間によるべきものである。 問38 空欄 1 に入る最も適切な語句を【語群XI】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問39 空欄 2 に入る最も適切な語句を【語群XI】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 問40 空欄 3 に入る最も適切な語句を【語群XI】の中から選び,解答用紙に記入しなさい。 【語群XI】 編集著作物 最初に 各著作物ごとにそれぞれ独立して 原著作物と同時に 二次的著作物 継続して

    二次的著作物 各著作物ごとにそれぞれ独立して 最初に

  • 19

    1 (1-6)文房具メーカーX社は,技術者甲が独自に創作した新しい形状のステープラに関する発明A について,10カ月前に特許出願Pをした。発明Aを用いたステープラの発売時期は来年であ る。甲がX社の知的財産部の部員乙に特許出願Pについて質問したところ,乙は発言1をした。 発言1 「発明Aを用いたステープラの発売時期は来年ですから,特許出願Pについて出願審査請求をし,さらに所定の手続をすることにより,出願公開前であっても早期審査制度を利用することができます。早期審査制度により,出願審査請求順によらず,早期に審査官による審査を受けることができます。」 さらに,甲は,特許出願Pの出願後であって出願審査請求前に,発明Aに関連する発明Bを完成した。特許出願Pの出願時における特許請求の範囲,明細書及び図面のいずれにも発明Bは記載されていなかった。発明Bについて,乙は発言2をした。発言2 「特許出願Pは出願日から10カ月しか経っておらず,出願審査請求はされていません。 発明Aと発明Bとは,発明の単一性を満たす関係にあるので,新たに特許出願をする ことなく,発明Bを補正により特許出願Pの明細書に追加して記載することが可能で す。」 その後,特許出願Pに対して拒絶理由通知がされた。この拒絶理由通知について,乙は発言3をした。 発言3 「発明Aに係る製品は他社とは明確に差別化できるわが社のオリジナル製品ですので,是非とも権利化しておきたいものです。発明Aはステープラの形状に係る発明ですので,特許出願Pを実用新案登録出願に変更しましょう。」 以上を前提として,問1~問6に答えなさい。 問1 発言1について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問2 問1において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを 【理由群I】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群I】 ア 早期審査制度を利用するためには,出願公開されていることが必要なため イ 出願人が既に実施している場合には早期審査制度を利用できるが,その他の場合は,審査は出願審査請求順に行われるため ウ 出願人自身が2年以内に実施予定があり,早期審査制度を利用できるため 問3 発言2について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問4 問3において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを 【理由群II】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群II】 ア 補正により特許出願Pの明細書に発明Bを記載することは,新規事項の追加となり,特許出願Pの明細書に追加できないため イ 発明Aと発明Bが発明の単一性を満たす場合,既に審査に係属していなければ発明Bが新規事項であっても補正により特許出願Pの明細書に追加できるため ウ 出願審査請求前であれば,補正の際に所定の手続をすることにより発明Bを特許出願Pの明細書に追加できるため 問5 発言3について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問6 問5において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群III】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群III】 ア 特許出願から実用新案登録出願への出願変更が認められているため イ 拒絶理由通知から所定の期間内に限り,特許出願から実用新案登録出願へ出願変更できるため ウ 既に出願から10カ月経過しており,特許出願から実用新案登録出願へ出願変更できないため

    ○ウ×ア〇ア

  • 20

    2 (7-12)飲料メーカーX社は,マークMに係る商標について指定商品を「ウーロン茶」とする商標権 の取得を検討している。X社の知的財産部の部員は,商標登録出願をする前に,指定商品を 「ウーロン茶」とするマークMに係る登録商標について先行商標調査をした。これに関して, 部員が発言1~3をしている。なお,「ウーロン茶」と「酎ハイ」は非類似の商品であるもの とし,「ウーロン茶」と「緑茶」は類似する商品であるとする。 発言1 「日本の飲料メーカーY社は,マークMを付した緑茶を販売し,この緑茶は,静岡県全 域及び隣接する県を含む地域の人の間でよく知られ人気があるようです。しかし,わ が社がマークMを使用する地域は北海道であり,また,Y社は商標登録出願をしてい ないので,わが社が先に商標登録出願をすれば,商標登録を受けることができます。」 発言2 「日本の著名な飲料メーカーZ社は,マークMに係る商標について指定商品を『酎ハイ』 とする商標権を取得し,マークMが付されて販売されている酎ハイは,全国的にマス コミを通じて宣伝され,著名となっています。しかし,ウーロン茶と酎ハイは非類似 の商品なので,わが社が商標登録出願をすれば,たとえZ社のマークMが著名であっ ても商標登録を受けることができます。」 発言3 「中国の飲料メーカーV社は,中国において,マークMに係る商標について指定商品を『ウーロン茶』とする商標権を取得していますが,これまでマークMに係る商標に関して使用していないことがわかりました。わが社が先に商標登録出願をすれば,商標登録を受けることができます。」 以上を前提として,問7~問12に答えなさい。 問7 発言1について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問8 問7において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群IV】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群IV】 ア 公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがある商標(商標法第4条第1項第7号)に該当することを理由に拒絶されるため イ 他人の業務に係る商品等を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標であって,その商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第10号)に該当することを理由に拒絶されるため ウ 他人の業務に係る商品等と混同を生じるおそれがある商標(商標法第4条第1項第15号) に該当することを理由に拒絶されるため エ 拒絶理由には該当しないため 問9 発言2について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問10 問9において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群V】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群V】 ア 他人の業務に係る商品等を表示するものとして需要者の間に広く認識されている商標であって,その商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第10号)に該当することを理由に拒絶されるため イ 先に出願された他人の登録商標又はこれに類似する商標であって,その商標登録に係る指定商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第11号)に該当することを理由に拒絶されるため ウ 他人の業務に係る商品等と混同を生じるおそれがある商標(商標法第4条第1項第15号)に該当することを理由に拒絶されるため エ 拒絶理由には該当しないため 問11 発言3について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問12 問11において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群VI】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群VI】 ア 先に出願された他人の登録商標又はこれに類似する商標であって,その商標登録に係る指定商品等又はこれらに類似する商品等について使用するもの(商標法第4条第1項第11号)に該当することを理由に拒絶されるため イ 他人の業務に係る商品等と混同を生じるおそれがある商標(商標法第4条第1項第15号)に該当することを理由に拒絶されるため ウ 他人の業務に係る商品等を表示するものとして国内外において需要者の間に広く認識されている商標と同一の商標を不正の目的をもって使用するもの(商標法第4条第1項第19号)に該当することを理由に拒絶されるため エ 拒絶理由には該当しないため

    ×イ×ウ○エ

  • 21

    3 (13-18)X社の法務部の部員は,X社の従業員甲からコンテンツの利用方法について相談を受けた。 甲が発言1~3をしている。 発言1 「従業員乙が記載した欧州の国々の首都と公用語についてアルファベット順に列挙しただけのデータAに,欧州旅行が趣味の従業員丙が,プライベートでそれらの国々へ旅行したときの感想文Bと写真Cを勝手に付け加えた記事を書きました。データA,感想文B及び写真Cを,私自身のブログに掲載しようと思い,感想文B及び写真Cについて丙の許諾は得たのですが,データAについて乙にも許諾を得る必要がありますよね。」 発言2 「社外のイラストレーター丁が作成したイラストDをわが社の広告に利用しようと思います。社内の検討会議用に,このイラストDを参考資料として添付した企画書を作成する場合,丁の許諾を得る必要がありますよね。」 発言3 「広報部が,美術館でタレント戊へのインタビューを企画したところ,戊から,インタビューは戊の大好きな画家己の風景画の前で行いたいと指定されたので,その場所でインタビュー動画Eの撮影を行いました。動画Eは風景画のほうを積極的に見せるように撮影されました。動画Eをわが社のホームページで利用する場合には,己に許諾を得る必要がありますよね。」 以上を前提として,問13~問18に答えなさい。 問13 発言1について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問14 問13において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群VII】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群VII】 ア 編集著作物にあたるため イ 著作権が制限される場合にあたるため ウ 著作権を侵害する場合にあたるため エ 著作物にあたらないため 問15 発言2について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問16 問15において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群VIII】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群VIII】 ア 著作権を侵害する場合にあたるため イ 二次的著作物にあたるため ウ 著作物にあたらないため エ 著作権が制限される場合にあたるため 問17 発言3について,適切と考えられる場合は「○」を,不適切と考えられる場合は「×」を,解 答用紙に記入しなさい。 問18 問17において,適切又は不適切であると判断した理由として,最も適切と考えられるものを【理由群IX】の中から1つだけ選び,対応する記号を解答用紙に記入しなさい。 【理由群IX】 ア 著作権が制限される場合にあたるため イ 著作物にあたらないため ウ 保護対象とならない著作物であるため エ 著作権を侵害する場合にあたるため

    ✖️エ✖️エ◯エ