問題一覧
1
スウェーデンのリンネは人間を何と呼んだか
ホモ・サピエンス
2
道具を使って、自然に働きかける点から、フランスの哲学者、ベルクソンは、人間をどのように定義したか。 二重の生産→道具の生産とそれを用いた物資の生産。
ホモ・ファーベル
3
遊ぶことから、文化を作り出す点から、オランダの歴史家、ホイジンガは、人間をどのように定義したか。
ホモ・ルーデンス
4
言語や記号などを使う点から、ドイツの哲学者、カッシーラは人間をどのように定義したか。
アニマル・シンボリクム
5
それぞれの人物が論じた人間の特質についての説明として、適当でないものを以下の選択肢の中から1つ選べ
ベルクソンは、人間の特質を道具の製作と使用であるとし、ホモ・エコノミクスと名付けた
6
「考える」の2つの意味を答えよ
生きていくための必要に沿った「考える」, 「人間とは何か」を問うような「考える」
7
パスカルは『パンセ』で人間を何と定義し、「考える」営みの中に人間の尊厳があるとしたか。
考える葦
8
人間は複雑で多面的な存在であり、人間としての尊厳は何が根拠になっているか
理性
9
心理学者エリクソンは、青年期における自己形成の課題(発達課題)を何と捉えたか
アイデンティティの確立
10
人間の生涯にわたる発達の中で、子供から大人への移行期を何と言うか
青年期
11
人間には生まれた時から、一定の刺激に対して一定の行動を起こす、何が備わっているか
原始反射
12
刺激に対する反応のほかに、生活リズムのパターンなどの後のパーソナリティーにつながる何の個性も存在するか
気質
13
幼い子供が養育者等との間に形成する心理的な絆のことを何と言うか
愛着(アタッチメント)
14
イギリスの精神科医で、愛着理論の提唱者は誰か?
ボウルビィ
15
幼児期に発達する他者が考えていることを推測する認知機能を何と言うか
心の理論
16
子供の愛着形成には笑ったら笑返すなどの何が必要か
相互作用
17
子供の認知発達を研究したピアジェは、乳幼児の子供の認知の特徴を何と呼んだか
自己中心性と脱中心化
18
ピアジェの理論に基づき「ハインツのジレンマ」などの例題を用いて道徳性の発達を研究したアメリカの心理学者は誰か
コールバーグ
19
青年期に生じる、身体の性的な変化を何と言うか。
第二次性徴
20
他者とは異なる「唯一の私」について考え始める、心理的変化を何と言うか
自我の目覚め
21
周りの大人から、心理的に自立することを何と言うか
心理的離乳
22
ミードは自我の発生には他者が不可欠であると考え、自我よりも何が先に存在すると考えたか
社会
23
クーリーは自我といっても周りとの何の中で生まれてくると考えました。
関係性
24
青年期の自己形成において、体験したことのない様々な活動や立場にあえて取り組み、試行錯誤することを何と言うか
役割実験
25
エリクソンは、青年期を大人としての責任や義務を猶予された状態と捉え、何と呼んだか
心理・社会的モラトリアム
26
自分が何なのか分からなくなり、将来の展望が待てず、なんとなく生きている状態のことを何と言うか
拡散
27
自分では、深く考えず、親などの意見に従って、人生を決めている状態を何と言うか
早期完了
28
社会的に否定されるアイデンティティを形成することを何と言うか
否定的アイデンティティの形成
29
自立のための努力を放棄し、半人前の状態に甘んじる青年の姿を何と言うか
モラトリアム人間
30
大人としての自覚自立のきっかけは、就職、結婚、出産などの何を経験して形成されるか
ライフイベント
31
エリクソンの発達理論において、成人期の発達課題として挙げられる。自らの経験を次の世代に伝え、自分自身の存在を残すことを何と言うか
世代性(ジェネラティビティ)
32
コールバーグの道徳発達理論を参照し、「なぜ盗んではいけないか」と言う問いに対する回答レベルの組み合わせとして、最も適当なものを1つ選べ
脱慣習的レベル「盗みをすると、所有者を人として尊重できないことになり、自らの内面的な正義基準に反するから」
33
アイデンティティとモラトリアムの関係として、最も最適なものを以下の選択肢から1つ選べ
モラトリアムの期間に、自分が生涯を通じて打ち込める職業や生きがいを探すなどして、アイデンティティの確立が図られる
34
私たちは見る聞く覚える考えるといった複雑な何を行っているか
認知活動
35
視覚、聴覚、嗅覚、触覚なので、身の回りの情報を把握することを何と言うか
知覚
36
レモンを見て、唾液が出るように生まれながらに持つ反射が別の刺激でも生じるように学習されることを何と言うか
古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)
37
ロシアの生理学者パブロフは、犬が飼育員の足音を聞くだけで唾液を出すことに気づいた。そこでメトロノームを鳴らして、餌を与え、犬の唾液量を測ると言う実験を行い、無条件反射が本来関係のない刺激によって生じる(条件反射)を証明した。 これをなんというか
パブロフの犬
38
行動の後に報酬や罰が与えられることによって、行動が生じる度合いが増えたり、減ったりする学習のことを何と言うか
オペラント条件づけ
39
オペラント条件付けに関連する人名として、最も適当なものを以下の選択肢から1つ選べ
スキナー
40
受け取った情報が、瞬間的に蓄えられる記憶のプロセスを何と言うか
感覚記憶
41
蓄えられた記憶のうち、注意を向けられた、一部の情報が短期記憶へ送られる記憶のプロセスを何と言うか
短期記憶
42
短期記憶に蓄えられた内容の1部が長期記憶に送られる、容量は無限の記憶のプロセスは何と言うか
長期記憶
43
言葉やイメージを伴わない記憶を何と言うか
非宣言的記憶
44
言葉やイメージを伴う記憶を何と言うか
宣言的記憶
45
宣言的記憶は、何記憶と何記憶に分けられる
意味記憶とエピソード記憶
46
意味記憶とはどのような記憶か。適切なものを選べ。
特定の場所や時間に関係せず,物事の意味を表わす一般的な知識・情報についての記憶のこと
47
エピソード記憶とは、どのような記憶か。適切なものを選べ。
個人が経験した出来事に関する記憶のこと。
48
知覚によって得られる情報と記憶によって蓄えられた情報に基づいて試みる( ) は、問題解決のための重要な認知活動である。( )に当てはまる言葉を選べ。
推論
49
いくつかの前提から、論理的に結論を導くことを何と言うか
演繹的推論
50
いくつかの事例から経験的に結論を導くことを何と言うか
帰納的推論
51
人が問題解決に当たって、暗黙のうちに用いる直観的な判断のことを何と言うか
ヒューリスティック
52
ヒューリスティックは、判断までの時間がない時に有用だが、偏った判断結果に至ることもある。このようなことを何と言うか
バイアス
53
先入観や、個人的な経験によって、合理的でない判断をすることを何と言うか
認知バイアス
54
出来事が起きた後で、「最初からこうなると思った」と考えるバイアスを何と言うか
後知恵バイアス
55
思い浮かびやすい情報に基づいて判断するヒューリスティックを何と言うか
利用可能性ヒューリスティック
56
典型的な情報を過大視して判断するヒューリスティックを何と言うか
代表性ヒューリスティック
57
事前の情報を基準として、そこから調整して判断するヒューリスティックを何と言うか
係留と調整ヒューリスティック
58
心理学者カーネマンが提唱した確立を伴う選択をする際の意思決定に関する理論を何と言うか
プロスペクト理論
59
リスクの下での意思決定は2つの特徴を持つと言われているが、その特徴は何か
確実性効果と損失回避
60
ヒューリスティックについて「眼鏡をかけた人は、学業成績が良い」と言うように、典型的な情報を過大視して判断することを何と言うか、最も適当なものを以下の選択肢から1つ選べ
代表性ヒューリスティック
61
( )には、怒り、嫌悪、恐怖、喜び、悲しみ、驚きの6つなどがある ( )に当てはまる言葉を選べ
感情
62
「笑うから、楽しい」のように、出来事によって、まず身体に変化が生じ、その変化を意識することで、後から感情が生じることを何と言うか
抹消起源説(ジェームズ ランゲ説)
63
「楽しいから、笑う」のように、外部の刺激が脳内に送られそこで感情と身体の反応が同時に決定されることを何と言うか
中枢紀元説(キャノン・バード説)
64
身体の変化と状況の解釈の双方から、感情が生じることを何と言うか
二要因理論(シャクターの理論)
65
集中するあまり時間の経過を忘れ、没頭する。体験を何と呼ぶか
フロー
66
フロー中に極限まで集中が高まると、何と言うものに入るか
ゾーン
67
小遣いのような報酬など、外から与えられる要因(外的報酬)のために行動する動機付けを何と言うか
外発的動機づけ
68
「小遣いがもらえるから」「怒られるから」と言うような要因ではなく、活動そのものの楽しさや、自分自身の興味に基づいて行動起こすことを何と言うか
内発的動機づけ
69
外的報酬によって、モチベーションに悪影響を及ぼすことを何効果と言うか
アンダーマイニング効果
70
デシからの提言にある自分のする事は、自分で決めて動きたいと言う欲求をなんというか
自律性への欲求
71
デシの提言にある自分の仕事(役割)をやり遂げることができると言う欲求をなんというか
有能感への欲求
72
デシの提言にある「他者と関わっていきたい」「他者と良い関係を築きたい」と言う欲求を、なんというか
関係性の欲求
73
各人の自分らしさという個性と言える認知や感情、価値観や行動の一定パターンの総体のことを何と言うか
パーソナリティ(性格)
74
パーソナリティの形成過程として、自分らしさの獲得を何と言うか
個性化
75
パーソナリティの形成過程として、他者と共生するための能力の獲得を何と言うか
社会化
76
何らかの典型に、人々を分類するパーソナリティの捉え方を何と言うか
類型論
77
1人の人物の中に、細かいパーソナリティの要素を想定し、それぞれの要素を程度や量で表現する方法を心理学者オルポートはなんとよんだか
特性論
78
外向性、神経症傾向(情緒不安定性)、開放性、調和性(協調性)、誠実性(勤勉性)と言う5つの特性で、人のパーソナリティを記述する理論を何と言うか
ビック・ファイブ(五因子モデル)
79
性格をめぐる様々な考え方についての説明として、最も適当なものを以下の選択肢から1つ選べ
特性論の例として、性格を誠実性などの五つの因子から把握しようとする ビッグ・ファイブ(五因子モデル)の理論が挙げられる
80
フィロソフィアを「希哲学」と訳した明六社の一員だった。日本の哲学者は誰か
西周
81
世界を超えた究極の根拠を探求する哲学の分野を何と言うか
形而上学
82
古代ギリシャでフィロソフィアと言う言葉を初めて語った哲学者、数学者は誰か
ピタゴラス
83
倫理的に筋道を立てて考える態度を、なんというか
合理性
84
自然法則や、倫理規範などに見られる特徴を何と言うか
普遍性
85
哲学の進め方に置いて、結局わからない・知ることはできないと諦めてしまう事を何と言うか。
不可知論
86
哲学の進め方において、自分の価値観・見方は絶対正しいと問いを進めさせないことを何と言うか
独断論
87
哲学するために必要なあらゆる考えは、常に批判的に検討し、健全に疑う姿勢のことを何と言うか
懐疑
88
ギリシャ神話の代表的作品で、神の定めた運命と戦う英雄たちの姿を描いた『イリアス』や『オディッセイア』の作者は誰か
ホメロス
89
働くこと(農業)の尊さや楽しさ、農事暦などを説く『仕事と日』、神々の系譜や誕生を物語る『神統記』の作者は誰か
ヘシオドス
90
古代ギリシャで形成された都市国家(小規模の国家)を何と言うか
ポリス
91
ポリス中心部にある丘のことで、宮殿が作られ、市民の信仰を支える各ポリスのシンボルとなっているものはなんというか
アクロポリス
92
アクロポリスの麓にある公共広場のことを何と言うか
アゴラ
93
ポリスで暮らす人々は、どのような人々だったか
市民(貴族・平民)、奴隷
94
都市国家ポリスで、心身の調和的な発達と運動競技大会が行われていた。これをなんというか
カロカガディア
95
後に英語のSchoolの語源になった「暇」を意味する「スコレー」の日本語訳を漢字2字で答えよ
閑暇
96
言葉・理性・理法・論理といった意味を持つギリシャ語で、哲学の基礎をなす概念を何と言うか
ロゴス