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月3後半 病態治療論I講義後テスト

月3後半 病態治療論I講義後テスト
84問 • 1年前
  • 横山結衣
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    問題一覧

  • 1

    Aさん(58歳,男性,会社員)は,妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症hypertention,脂質異常症dyslipidemiaを指摘され,降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し,救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果,右中大脳動脈領域に脳梗塞cerebral infarctionの所見が認められた。入院時は,グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉E3V4M5,体温36.8℃,呼吸数16/分,脈拍66/分(不整),血圧160/85mmHg,HbA1c5.8%,心電図では,RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後,血栓溶解療法を受け,2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。 Aさんの脳梗塞cerebral infarctionの原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。

    心房細動, 高血圧症

  • 2

    Aさん(52歳,男性)は,49歳から高血圧症hypertensionで内服治療と食事や運動に関する生活指導を受けている。2か月間の予定で開発途上国に出張することになり,予防接種を受ける目的で渡航外来を受診した。Aさんから「渡航にあたって何か注意することはありますか」と質問があった。  Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。

    「持参する高血圧症hypertensionの薬について,かかりつけ医に相談しましょう」

  • 3

    Aさん(70歳,女性)は1人暮らし。夫とは1年前に死別した。近くの診療所で高血圧症hypertensionと心不全heart failureと診断され,内服治療をしていた。月1回は診療所で内服薬の処方と食事指導や体重測定などの生活指導を受けていたが,時々薬を飲んだことを忘れてしまうことがあった。日常生活は自立しており,認知機能は問題ない。週2日,事務職のパートとして働いており,電車を使って通勤していた。息子(42歳)と娘(37歳)は仕事のため遠方に住んでいる。1か月前からAさんは家事や外出するときに軽い息切れを感じるようになり,2,3日前からは咳と痰が出るようになった。両足のむくみが出てきたため,診療所から自宅近くの病院を紹介され外来受診した。  身体所見:意識は清明。身長159cm,体重61.3kg。体温37.1℃,呼吸数21/分,脈拍95/分,不整,血圧164/96mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(room air)。両下肢に軽度の浮腫を認めた。 外来看護師がAさんに対して優先して確認するのはどれか。

    最近の体重の増減

  • 4

    大腸内視鏡検査について正しいのはどれか。2つ選べ。

    検査後に下血の有無を観察する。, 迷走神経反射によって血圧が低下する可能性がある。

  • 5

    二次性高血圧症secondary hypertensionの原因となるホルモンはどれか。

    アルドステロン

  • 6

    動脈硬化を直視して評価できる血管はどれか。

    眼底動脈

  • 7

    急性大動脈解離について正しいのはどれか。

    若年者ではMarfan〈マルファン〉症候群Marfan syndromeの患者にみられることが多い。

  • 8

    Aさん(48歳,男性)は,仕事中に生じた胸部と右肩の違和感を主訴に来院した。バイタルサインは安定しているが,スタンフォード分類B型の急性大動脈解離acute aortic dissectionと診断され,医師から手術を勧められた。  治療の選択で迷っている様子のAさんへの対応で適切なのはどれか。

    「医師からの治療のリスクや合併症の説明で,不明な点はありますか」

  • 9

    58歳の男性。コンピュータプログラマー。3か月前から右下肢に歩行時の疼痛があり右下肢閉塞性動脈硬化症と診断され,経皮的血管形成術の目的で入院した。 右大腿動脈からカテーテルを挿入し,右外腸骨動脈閉塞部へのステント留置術が施行された。  ステント留置術施行後の看護で最も重要なのはどれか。

    穿刺部位の止血確認

  • 10

    (続き) 抗凝固薬としてワルファリンが処方され,退院が予定された。  退院後の食事で摂取を控えるのはどれか。

    納豆

  • 11

    下肢の閉塞性動脈硬化症arteriosclerosis obliterans〈ASO〉の症状はどれか。

    間欠性跛行

  • 12

    間欠性跛行が出現するのはどれか。

    閉塞性動脈硬化症

  • 13

    閉塞性動脈硬化症arteriosclerosis obliterans〈ASO〉について正しいのはどれか。

    粥状硬化が原因である。

  • 14

    気管で正しいのはどれか。2つ選べ。

    胸骨角の高さで分岐する。, 吸息相の気管内圧は陰圧である。

  • 15

    縦隔に含まれるのはどれか

    胸腺

  • 16

    睡眠時無呼吸症候群sleep apnea syndromeの原因となるのはどれか

    咽頭扁桃肥大

  • 17

    Aさん(42歳,男性,事務職)は,仕事中に居眠りをすることが多いと上司に注意されていた。Aさんの睡眠時間は7時間であり,寝つきはよいが,毎朝寝不足と頭痛を感じていた。最近,いびきがひどいと家族から指摘されて受診した。Aさんは,身長165cm,体重81kgである。  最も考えられるのはどれか。

    睡眠時無呼吸症候群

  • 18

    呼吸性アシドーシスをきたすのはどれか。

    CO2ナルコーシス

  • 19

    Aさん(58歳,女性)は,10年前に肺気腫pulmonary emphysemaを指摘されたが喫煙を続け,体動時に軽い息切れを自覚していた。Aさんは,肺炎pneumoniaで救急病院に入院し経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86%でフェイスマスクによる酸素投与(4l/分)が開始された。抗菌薬投与後6日,鼻腔カニューラによる酸素投与(2l/分)でAさんの経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉が94%まで回復した。夜間Aさんは眠れているようだが,早朝に頭痛を訴え,日中も傾眠傾向になった。  Aさんへの対応で適切なのはどれか

    動脈血液ガス分析の実施

  • 20

    増加によってチアノーゼをきたすのはどれか。

    還元ヘモグロビン

  • 21

    チアノーゼが出現するのはどれか。

    血中還元ヘモグロビン量の増加

  • 22

    Aさん(80歳,女性)は発熱があり,呼吸状態が悪いため,外来を受診し肺炎pneumoniaと診断され緊急入院となった。  入院時,病室でAさんは「ここはどこ」と話し混乱した様子であった。湿性の咳嗽があり,口唇の乾燥が著明である。同居の夫からの情報では,1週前から食事は摂れていたが,水分摂取量が減っていた。3日前から寝て過ごしていたが,トイレには自分で行くことができていた。身の回りのことは自立している。入院後に点滴静脈内注射1,500mL/日の指示があり,抗菌薬が開始された。 身体所見:身長152cm,体重45kg,体温38.0℃,呼吸数32/分,脈拍120/分,整,血圧107/80mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(room air)。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2。 検査所見:赤血球447万/μL,Hb12.5g/dL,白血球16,600/μL,総蛋白6.2g/dL,アルブミン4.0g/dL,血糖98mg/dL,Na151mEq/L,K4.0mEq/L,Cl97mEq/L,Ca8.7mg/dL,CRP23.0mg/dL。  Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。

    脱水, 電解質異常

  • 23

    (続き) 入院当日,Aさんは日中は会話ができていたが,夕方からそわそわしながら落ち着かない様子であった。また,話のつじつまが合わず,朝と夕方を間違え急に大きな声を出し,夜中に起きだして自分の荷物を触っていることがあった。翌日,日中は眠気を訴えながらも眠ることなく静かに過ごし,夜間は焦燥があり眠れていない。  Aさんの状態はどれか。

    せん妄

  • 24

    (続き) 入院2日,病棟の看護師でAさんへの援助の方針について話し合った。  Aさんへの対応で適切なのはどれか。

    日中の離床を促すために歩行に付き添う。

  • 25

    Aちゃん(5か月,女児)は,父親(会社員),母親(主婦),兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり,昨日夕方より39℃の発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく,1日に1,2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時,体温39.3℃,呼吸数45/分,脈拍142/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)であった。診察と検査の結果,RSウイルスによる急性細気管支炎acute bronchiolitisと診断され,去痰薬が処方された。 診察後,家庭でのケアについてAちゃんの母親に指導することになった。  看護師の指導で適切なのはどれか。

    「哺乳前に鼻水を器具で吸引してあげてください」

  • 26

    特発性間質性肺炎の患者。毎日プレドニゾロンを30mg内服している。外来受診時に「この数日,目が少し痛いような気がして軽い頭痛もする。薬の副作用なのだろうか」と話した。視力の変化や眼瞼および眼球結膜に充血を認めない。  対応で適切なのはどれか。

    眼圧を測定する。

  • 27

    呼吸音の聴診で粗い断続性副雑音が聴取されたときに考えられるのはどれか。

    気道での分泌物貯留

  • 28

    Aさん(62歳,男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが,呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症idiopathic pulmonary fibrosisによる間質性肺炎interstitial pneumoniaと診断され入院した。 既往歴:42歳で糖尿病diabetes mellitusと診断された。59歳と61歳で肺炎pneumoniaに罹患した。 生活歴:3年前から禁煙している(20~59歳は20本/日)。 身体所見:BMI17.6。体温38.8℃,呼吸数30/分,脈拍112/分,血圧140/98mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉91%。両側下肺野を中心に,吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが,吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。 検査所見:血液検査データは,白血球13,000/μL,Hb10.5g/dL,総蛋白5.2g/dL,アルブミン2.5g/dL,随時血糖85mg/dL,CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で,pH7.35,動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉38Torr,動脈血酸素分圧〈PaO2〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CTで,下肺野を中心に輪状影,網状影,淡い陰影あり。 入院時のAさんの身体状況のアセスメントで適切なのはどれか

    Ⅰ型呼吸不全である。

  • 29

    (続き) Aさんは入院後に呼吸機能検査を受けることになった。換気障害の分類を図に示す。  Aさんの呼吸機能検査の結果で考えられるのはどれか。

    A

  • 30

    ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉に感染している患者で,後天性免疫不全症候群acquired immunodeficiency syndrome〈AIDS〉の状態にあると判断できる疾患はどれか。

    ニューモシスチス肺炎

  • 31

    呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。

    肺野での気管支呼吸音の聴取――――肺炎

  • 32

    Aさん(57歳,男性)は,妻(50歳)と2人で暮らしている。21歳から喫煙習慣があり,5年前に風邪で受診した際に肺気腫pulmonary emphysemaと診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。  Aさんの呼吸機能に関する数値で増加を示すのはどれか。

    残気量

  • 33

    (続き) Aさんは発熱,咳嗽,粘稠痰,呼吸困難を認めたため受診し,肺炎pneumoniaを伴う慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉の急性増悪と診断されて入院した。入院後,薬物療法によって病状は改善し退院が決定した。看護師がAさんに退院後の生活について尋ねると,今回の入院をきっかけにAさんは退職し,家事に専念すると答えた。  Aさんの呼吸機能に対する負荷が最も小さい動作はどれか。

    買い物した荷物をカートで運ぶ。

  • 34

    (続き) 5年後,Aさんは急性増悪による入退院を繰り返していた。今回の入院では呼吸機能の低下がみられたため,退院後に在宅酸素療法〈HOT〉を導入することになった。Aさんは「家での生活で気をつけることは何ですか」と看護師に質問した。  Aさんへの指導内容で適切なのはどれか。

    「ガス調理器を電磁調理器に変更してください」

  • 35

    Aさん(75歳,男性)は1人暮らしで,妻とは5年前に死別し,子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが,今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり,家事動作時に息苦しさが出現することもあったが,日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり,インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず,週に1回シャワーを浴びていた。  1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し,食欲がなく,ほとんど食事をしていなかったが,ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため,本日かかりつけの病院を受診した。  受診時の身体所見:体温37.6℃,呼吸数24/分,脈拍94/分,整,血圧138/88mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45Torr,動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58Torr。  検査所見:赤血球420万/μL,Hb10.3g/dL,白血球9,500/μL,総蛋白5.8g/dL,アルブミン3.4g/dL,空腹時血糖98mg/dL,CRP10.1mg/dL。  医師の診察の結果,Aさんは慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉の急性増悪と診断された。 このときのAさんの状態はどれか。

    呼気の延長

  • 36

    (続き) Aさんは入院し,抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与が開始された。病棟内の歩行の許可が出て,食事も全粥食を半分程度は食べることができた。  Aさんに起こりうる症状で最も注意が必要なのはどれか。

    CO2ナルコーシス

  • 37

    Aさんは順調に回復したため,退院が決まった。退院後の慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉の治療は,在宅酸素療法〈HOT〉は導入せずに薬物療法を継続することになった。Aさんは,看護師に「退院後も自宅で生活したい」と話している。近隣に家事を手伝ってくれる親戚や友人はいない。  Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

    肺炎球菌ワクチンの接種を勧める。, 配食サービスの利用を勧める

  • 38

    Aさん(62歳,男性)は呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症idiopathic pulmonary fibrosisによる間質性肺炎interstitial pneumoniaと診断され,呼吸機能検査を受けた。  換気障害の分類を図に示す。  Aさんの換気障害の分類で当てはまるのはどれか。

    A

  • 39

    肺活量の低下は著しくないが,1秒率が低下するのはどれか。

    気管支喘息

  • 40

    成人患者の気管支喘息bronchial asthmaの治療で正しいのはどれか。

    テオフィリンの投与中は血中濃度の測定が必要である。

  • 41

    気管支喘息asthmaに対する副腎皮質ステロイドの吸入療法について正しいのはどれか。

    副作用は内服より少ない。

  • 42

    Aちゃん(8歳,女児)は,両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息bronchial asthmaと診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く,年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり,定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは,ダニとハウスダストである。 Aちゃんは,学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ,元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え,母親とともに救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり,問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは,体温36.9℃,呼吸数36/分,心拍数120/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%であった。  Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。

    中発作

  • 43

    (続き) 救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが,吸入後も呼吸数32/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉94%であったため入院することになった。入院後,鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され,1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日,酸素投与は中止された。バイタルサインは,体温36.8℃,呼吸数22/分,心拍数94/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%。聴診で喘鳴が聴取された。Aちゃんは「楽になった」と話し,笑顔が見られるようになった。  この時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。

    排痰を促す。

  • 44

    (続き) 気管支喘息bronchial asthmaによる発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため,退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近,喘息発作はなかったけど,体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため,Aちゃんと母親に,退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。  看護師のAちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。

    「学校で咳が続くときは先生に伝えましょう」

  • 45

    Aさん(34歳,女性)は,気管支喘息bronchial asthmaで定期的に通院をしている。朝から喘息発作があり呼吸困難が生じたため,救急外来を受診した。  経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%,動脈血液ガス分析(room air)で動脈血酸素分圧〈PaO2〉90Torr,動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉55Torr,pH7.30,HCO3-25mEq/Lであった。  Aさんの状態で考えられるのはどれか。

    呼吸性アシドーシス

  • 46

    慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseで正しいのはどれか。

    1秒率の低下が特徴的である。

  • 47

    慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseについて正しいのはどれか。

    肺コンプライアンスは上昇する。

  • 48

    88歳の男性。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく日常生活動作はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し,昨日から38.0℃の発熱があって受診した。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%。動脈血ガス分析(room air):PaO245Torr,PaCO250Torr。胸部エックス線撮影の結果,右肺上葉に陰影を認め肺炎と診断された。 このときの所見でみられる可能性が高いのはどれか

    胸部の打診での過共鳴音

  • 49

    (続き) 入院し,抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与とが開始された。  今後の発生に最も注意が必要なのはどれか

    CO2ナルコーシス

  • 50

    慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseの患者にワクチン接種を勧めるのはどれか。

    インフルエンザ

  • 51

    肺気腫pulmonary emphysemaの患者が,歩行時の息切れが強くなってきたため受診した。呼吸数は34/分で,口唇のチアノーゼがみられた。  この患者について正しいのはどれか。

    病状が進行するとPaCO2が上昇する。

  • 52

    肺気腫pulmonary emphysemaの患者への日常生活の指導で適切なのはどれか。

    下肢の筋力トレーニング

  • 53

    Aさん(58歳,女性)は,3年前に慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseと診断された。3日前に38.0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子をみていたが,昨晩から黄色痰がみられ,息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎pneumoniaと診断され,入院した。入院時の状態は,体温38.2℃,呼吸数28/分,脈拍92/分,血圧138/72mmHg。 現時点の症状として考えられるのはどれか。

    呼吸の断続性副雑音

  • 54

    (続き) 1週後,Aさんは肺炎pneumoniaが改善し,酸素吸入(1l/分)を行っている。病棟内での歩行が許可されたが,Aさんは歩くとすぐ息切れがすると言ってベッド上で過ごすことが多い。  Aさんへの指導で適切なのはどれか。

    「息切れがあるときに血液の酸素飽和度を測定してみましょう」

  • 55

    Aさん(58歳,女性)は,10年前に肺気腫pulmonary emphysemaを指摘されたが喫煙を続け,体動時に軽い息切れを自覚していた。Aさんは,肺炎pneumoniaで救急病院に入院し経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86%でフェイスマスクによる酸素投与(4l/分)が開始された。抗菌薬投与後6日,鼻腔カニューラによる酸素投与(2l/分)でAさんの経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉が94%まで回復した。夜間Aさんは眠れているようだが,早朝に頭痛を訴え,日中も傾眠傾向になった。  Aさんへの対応で適切なのはどれか。

    動脈血液ガス分析の実施

  • 56

    フローボリューム曲線を図に示す。  慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseの患者の結果はどれか

    2

  • 57

    Aさん(64歳,女性)は,慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseで通院加療中である。1週前から感冒様症状があり市販薬を服用し経過をみていたが,呼吸困難を訴えた後,反応が鈍くなり救急車で搬送された。Aさんは肩呼吸をしており,発汗が著明で口唇は乾燥している。体温38.3℃,呼吸数35/分,脈拍108/分,血圧96/70mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉89%であった。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30。動脈血液ガス分析では動脈血酸素分圧〈PaO2〉60Torr,動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉68Torr,pH7.29であった。 この時点でのAさんのアセスメントで誤っているのはどれか。

    ショック状態である。

  • 58

    (続き) Aさんは肺炎pneumoniaによる急性呼吸不全と診断され,点滴,膀胱留置カテーテルの挿入および気管内挿管が実施された。  このときのAさんの観察で最も注意すべき状態はどれか。

    呼吸音の減弱

  • 59

    (続き) Aさんは,胸部エックス線写真で右中下肺野の浸潤影が認められ,膿性の痰が吸引されている。  このときの体位ドレナージで最も効果的なのはどれか。

    左前傾側臥位

  • 60

    Aさん(63歳,男性)は3年前から肺気腫pulmonary emphysemaで定期受診を続けていた。最近,歩行時の息切れが強くなってきたことを自覚し,心配になったため受診した。受診時,呼吸数は34/分で,口唇のチアノーゼがみられた。  Aさんについて正しいのはどれか。

    病状が進行すると動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉が上昇する。

  • 61

    手術後に発症する肺血栓塞栓症で正しいのはどれか。

    離床数日後の発症が多い。

  • 62

    大地震後,自家用車内での生活を余儀なくされた避難住民への肺塞栓症予防の生活指導で適切なのはどれか。

    座っている間も積極的に足の運動をする。

  • 63

    下肢静脈血栓によって塞栓が起こる可能性があるのはどれか。

    肺動脈

  • 64

    Aさん(57歳,女性)は,子宮体癌uterine corpus cancerのため子宮全摘術を受けた。離床が十分に進まず,術後2日に初めて歩行を試みようとベッドから降りたところ,突然,呼吸困難を訴えてうずくまった。  まず疑うべき疾患はどれか。

    肺塞栓症

  • 65

    Aさん(64歳,男性)は,人工心肺装置を使用した冠動脈バイパス術〈CABG〉を受け,ICUに入室した。手術時間10時間,手術中の輸液量6,200ml,出血量480ml,尿量980mlであった。 術後1日。経口気管チューブが挿入され,人工呼吸器による補助換気が行われている。吸入酸素濃度40%,動脈血酸素分圧〈PaO2〉96Torr,動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉35Torr。断続性副雑音が聴取され,気道から泡沫状の分泌物が吸引された。胸部エックス線写真で両肺全体に透過性の低下を認める。胸水を認めない。  Aさんに起こっていると考えられる合併症はどれか。

    肺水腫

  • 66

    Aさん(65歳,女性)は,20年前に糖尿病diabetes mellitusと診断されて血糖降下薬の服用を開始した。15年前から微量アルブミン尿が出現し,腎機能は徐々に悪化してきていた。10年前からインスリン療法を開始している。Aさんは外来受診時に,全身倦怠感と下肢の浮腫が認められ,精査加療目的で入院した。入院時は,身長155cm,体重65kg(1か月で5kg増加),体温36.3℃,呼吸数28/分,脈拍82/分,血圧160/82mmHgであった。Aさんの血液検査データは,Hb8.5g/dl,HbA1c8.5%,アルブミン3.1g/dl,クレアチニン3.5mg/dl,K4.0mEq/lで,糸球体濾過量〈GFR〉は11ml/分/1.73m2であった。 Aさんの入院時のアセスメントで最も適切なのはどれか。

    肺水腫pulmonary edemaの危険性がある。

  • 67

    急性呼吸窮迫症候群acute respiratory distress syndrome〈ARDS〉の原因とならないのはどれか。

    左心不全

  • 68

    過換気でみられるのはどれか

    体循環系の血管の収縮

  • 69

    睡眠時無呼吸症候群sleep apnea syndromeの原因となるのはどれか。

    咽頭扁桃肥大

  • 70

    Aさん(43歳,女性)は夫と2人暮らし。身長150cm,体重98kg。既往歴はない。先日,庭で転倒し右腓骨を骨折し,膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週,プレート固定術を受けることになっており,本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは,体温36.8℃,呼吸数16/分,脈拍80/分,血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は,寝ているときはいつも大きないびきと,時々無呼吸があるので,慌てて起こしている」と言う。 手術までの自宅でのAさんの過ごし方で,優先して指導すべき内容はどれか。

    足趾の運動

  • 71

    Aさん(42歳,男性,事務職)は,仕事中に居眠りをすることが多いと上司に注意されていた。Aさんの睡眠時間は7時間であり,寝つきはよいが,毎朝寝不足と頭痛を感じていた。最近,いびきがひどいと家族から指摘されて受診した。Aさんは,身長165cm,体重81kgである。  最も考えられるのはどれか。

    睡眠時無呼吸症候群

  • 72

    右肺尖部の肺癌lung cancerの胸壁への浸潤による症状はどれか。

    上肢の疼痛

  • 73

    空気感染するのはどれか

    結核菌

  • 74

    日本の結核tuberculosisについて正しいのはどれか。2つ選べ。

    DOTS〈Directly Observed Treatment,Short-course〉を推進している。, 公費で医療費を負担する制度がある。

  • 75

    気胸pneumothoraxについて正しいのはどれか

    外傷は原因の1つである。

  • 76

    呼吸困難を訴える患者で呼吸音に左右差を認める場合,可能性が高いのはどれか。

    自然気胸

  • 77

    Aさん(24歳,男性)は,突然出現した胸痛と呼吸困難があり,外来を受診した。意識は清明。身長180cm,体重51kg,胸郭は扁平である。20歳から40本/日の喫煙をしている。バイタルサインは,体温36.2℃,呼吸数20/分(浅い),脈拍84/分,血圧122/64mmHgである。  胸部エックス線写真を別に示す。  Aさんの所見から考えられるのはどれか。

    右肺野の呼吸音は減弱している。

  • 78

    肺癌lung cancerについて正しいのはどれか。

    腺癌は小細胞癌より多い。

  • 79

    Aさん(65歳、男性)は、右下葉の肺癌(T3N2M0)と診断され、抗癌化学療法(シスプラチン+エトポシド)1クール4日間を4クール行うことになった。入院時のAさんは、体温36.2℃、呼吸数18/分、脈拍72/分、血圧124/74mmHgであった。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>は98%で、咳嗽が時々みられるが、痰の喀出はなく、胸部の聴診にて副雑音はない。Aさんの血液検査の結果は、白血球5,600/μL、アルブミン3.7g/dL、CRP0.3mg/dLであった。Aさんは20歳のころから毎日20本の煙草を吸っていたが、60歳のときに禁煙した。 Aさんの入院時の状態で正しいのはどれか。

    リンパ節転移がある。

  • 80

    (続き) 抗癌化学療法が開始されて5日が経過した。Aさんの血液検査の結果は,白血球2,100/μl(好中球50%)である。  看護師が行うAさんへの感染予防の対策で適切なのはどれか。

    マスクの着用を促す。

  • 81

    小細胞癌small cell carcinomaで正しいのはどれか。

    治療は化学療法を行う。

  • 82

    肺癌で正しいのはどれか。

    小細胞癌は抗癌薬の感受性が高い。

  • 83

    アスベストが原因となる職業性疾病はどれか。

    中皮腫

  • 84

    Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳)と2人暮らし。2年前に悪性胸膜中皮腫と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。バイタルサイン:体温36.0℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86~90%(room air)。身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。血液所見:赤血球370万/μL、Hb8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。動脈血液ガス分析(room air):pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉63Torr。胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。 Aさんの呼吸困難の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。

    胸 水, 貧血

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    問題一覧

  • 1

    Aさん(58歳,男性,会社員)は,妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症hypertention,脂質異常症dyslipidemiaを指摘され,降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し,救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果,右中大脳動脈領域に脳梗塞cerebral infarctionの所見が認められた。入院時は,グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉E3V4M5,体温36.8℃,呼吸数16/分,脈拍66/分(不整),血圧160/85mmHg,HbA1c5.8%,心電図では,RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後,血栓溶解療法を受け,2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。 Aさんの脳梗塞cerebral infarctionの原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。

    心房細動, 高血圧症

  • 2

    Aさん(52歳,男性)は,49歳から高血圧症hypertensionで内服治療と食事や運動に関する生活指導を受けている。2か月間の予定で開発途上国に出張することになり,予防接種を受ける目的で渡航外来を受診した。Aさんから「渡航にあたって何か注意することはありますか」と質問があった。  Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。

    「持参する高血圧症hypertensionの薬について,かかりつけ医に相談しましょう」

  • 3

    Aさん(70歳,女性)は1人暮らし。夫とは1年前に死別した。近くの診療所で高血圧症hypertensionと心不全heart failureと診断され,内服治療をしていた。月1回は診療所で内服薬の処方と食事指導や体重測定などの生活指導を受けていたが,時々薬を飲んだことを忘れてしまうことがあった。日常生活は自立しており,認知機能は問題ない。週2日,事務職のパートとして働いており,電車を使って通勤していた。息子(42歳)と娘(37歳)は仕事のため遠方に住んでいる。1か月前からAさんは家事や外出するときに軽い息切れを感じるようになり,2,3日前からは咳と痰が出るようになった。両足のむくみが出てきたため,診療所から自宅近くの病院を紹介され外来受診した。  身体所見:意識は清明。身長159cm,体重61.3kg。体温37.1℃,呼吸数21/分,脈拍95/分,不整,血圧164/96mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%(room air)。両下肢に軽度の浮腫を認めた。 外来看護師がAさんに対して優先して確認するのはどれか。

    最近の体重の増減

  • 4

    大腸内視鏡検査について正しいのはどれか。2つ選べ。

    検査後に下血の有無を観察する。, 迷走神経反射によって血圧が低下する可能性がある。

  • 5

    二次性高血圧症secondary hypertensionの原因となるホルモンはどれか。

    アルドステロン

  • 6

    動脈硬化を直視して評価できる血管はどれか。

    眼底動脈

  • 7

    急性大動脈解離について正しいのはどれか。

    若年者ではMarfan〈マルファン〉症候群Marfan syndromeの患者にみられることが多い。

  • 8

    Aさん(48歳,男性)は,仕事中に生じた胸部と右肩の違和感を主訴に来院した。バイタルサインは安定しているが,スタンフォード分類B型の急性大動脈解離acute aortic dissectionと診断され,医師から手術を勧められた。  治療の選択で迷っている様子のAさんへの対応で適切なのはどれか。

    「医師からの治療のリスクや合併症の説明で,不明な点はありますか」

  • 9

    58歳の男性。コンピュータプログラマー。3か月前から右下肢に歩行時の疼痛があり右下肢閉塞性動脈硬化症と診断され,経皮的血管形成術の目的で入院した。 右大腿動脈からカテーテルを挿入し,右外腸骨動脈閉塞部へのステント留置術が施行された。  ステント留置術施行後の看護で最も重要なのはどれか。

    穿刺部位の止血確認

  • 10

    (続き) 抗凝固薬としてワルファリンが処方され,退院が予定された。  退院後の食事で摂取を控えるのはどれか。

    納豆

  • 11

    下肢の閉塞性動脈硬化症arteriosclerosis obliterans〈ASO〉の症状はどれか。

    間欠性跛行

  • 12

    間欠性跛行が出現するのはどれか。

    閉塞性動脈硬化症

  • 13

    閉塞性動脈硬化症arteriosclerosis obliterans〈ASO〉について正しいのはどれか。

    粥状硬化が原因である。

  • 14

    気管で正しいのはどれか。2つ選べ。

    胸骨角の高さで分岐する。, 吸息相の気管内圧は陰圧である。

  • 15

    縦隔に含まれるのはどれか

    胸腺

  • 16

    睡眠時無呼吸症候群sleep apnea syndromeの原因となるのはどれか

    咽頭扁桃肥大

  • 17

    Aさん(42歳,男性,事務職)は,仕事中に居眠りをすることが多いと上司に注意されていた。Aさんの睡眠時間は7時間であり,寝つきはよいが,毎朝寝不足と頭痛を感じていた。最近,いびきがひどいと家族から指摘されて受診した。Aさんは,身長165cm,体重81kgである。  最も考えられるのはどれか。

    睡眠時無呼吸症候群

  • 18

    呼吸性アシドーシスをきたすのはどれか。

    CO2ナルコーシス

  • 19

    Aさん(58歳,女性)は,10年前に肺気腫pulmonary emphysemaを指摘されたが喫煙を続け,体動時に軽い息切れを自覚していた。Aさんは,肺炎pneumoniaで救急病院に入院し経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86%でフェイスマスクによる酸素投与(4l/分)が開始された。抗菌薬投与後6日,鼻腔カニューラによる酸素投与(2l/分)でAさんの経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉が94%まで回復した。夜間Aさんは眠れているようだが,早朝に頭痛を訴え,日中も傾眠傾向になった。  Aさんへの対応で適切なのはどれか

    動脈血液ガス分析の実施

  • 20

    増加によってチアノーゼをきたすのはどれか。

    還元ヘモグロビン

  • 21

    チアノーゼが出現するのはどれか。

    血中還元ヘモグロビン量の増加

  • 22

    Aさん(80歳,女性)は発熱があり,呼吸状態が悪いため,外来を受診し肺炎pneumoniaと診断され緊急入院となった。  入院時,病室でAさんは「ここはどこ」と話し混乱した様子であった。湿性の咳嗽があり,口唇の乾燥が著明である。同居の夫からの情報では,1週前から食事は摂れていたが,水分摂取量が減っていた。3日前から寝て過ごしていたが,トイレには自分で行くことができていた。身の回りのことは自立している。入院後に点滴静脈内注射1,500mL/日の指示があり,抗菌薬が開始された。 身体所見:身長152cm,体重45kg,体温38.0℃,呼吸数32/分,脈拍120/分,整,血圧107/80mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉93%(room air)。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2。 検査所見:赤血球447万/μL,Hb12.5g/dL,白血球16,600/μL,総蛋白6.2g/dL,アルブミン4.0g/dL,血糖98mg/dL,Na151mEq/L,K4.0mEq/L,Cl97mEq/L,Ca8.7mg/dL,CRP23.0mg/dL。  Aさんの状態のアセスメントで適切なのはどれか。2つ選べ。

    脱水, 電解質異常

  • 23

    (続き) 入院当日,Aさんは日中は会話ができていたが,夕方からそわそわしながら落ち着かない様子であった。また,話のつじつまが合わず,朝と夕方を間違え急に大きな声を出し,夜中に起きだして自分の荷物を触っていることがあった。翌日,日中は眠気を訴えながらも眠ることなく静かに過ごし,夜間は焦燥があり眠れていない。  Aさんの状態はどれか。

    せん妄

  • 24

    (続き) 入院2日,病棟の看護師でAさんへの援助の方針について話し合った。  Aさんへの対応で適切なのはどれか。

    日中の離床を促すために歩行に付き添う。

  • 25

    Aちゃん(5か月,女児)は,父親(会社員),母親(主婦),兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり,昨日夕方より39℃の発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく,1日に1,2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時,体温39.3℃,呼吸数45/分,脈拍142/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉98%(room air)であった。診察と検査の結果,RSウイルスによる急性細気管支炎acute bronchiolitisと診断され,去痰薬が処方された。 診察後,家庭でのケアについてAちゃんの母親に指導することになった。  看護師の指導で適切なのはどれか。

    「哺乳前に鼻水を器具で吸引してあげてください」

  • 26

    特発性間質性肺炎の患者。毎日プレドニゾロンを30mg内服している。外来受診時に「この数日,目が少し痛いような気がして軽い頭痛もする。薬の副作用なのだろうか」と話した。視力の変化や眼瞼および眼球結膜に充血を認めない。  対応で適切なのはどれか。

    眼圧を測定する。

  • 27

    呼吸音の聴診で粗い断続性副雑音が聴取されたときに考えられるのはどれか。

    気道での分泌物貯留

  • 28

    Aさん(62歳,男性)。1人暮らし。1週前から感冒様症状があり様子をみていたが,呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症idiopathic pulmonary fibrosisによる間質性肺炎interstitial pneumoniaと診断され入院した。 既往歴:42歳で糖尿病diabetes mellitusと診断された。59歳と61歳で肺炎pneumoniaに罹患した。 生活歴:3年前から禁煙している(20~59歳は20本/日)。 身体所見:BMI17.6。体温38.8℃,呼吸数30/分,脈拍112/分,血圧140/98mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉91%。両側下肺野を中心に,吸気終末時に捻髪音あり。呼気時は問題ないが,吸気時に深く息が吸えない。ばち状指を認める。 検査所見:血液検査データは,白血球13,000/μL,Hb10.5g/dL,総蛋白5.2g/dL,アルブミン2.5g/dL,随時血糖85mg/dL,CRP13.2mg/dL。動脈血液ガス分析で,pH7.35,動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉38Torr,動脈血酸素分圧〈PaO2〉56Torr。胸部エックス線写真と胸部CTで,下肺野を中心に輪状影,網状影,淡い陰影あり。 入院時のAさんの身体状況のアセスメントで適切なのはどれか

    Ⅰ型呼吸不全である。

  • 29

    (続き) Aさんは入院後に呼吸機能検査を受けることになった。換気障害の分類を図に示す。  Aさんの呼吸機能検査の結果で考えられるのはどれか。

    A

  • 30

    ヒト免疫不全ウイルス〈HIV〉に感染している患者で,後天性免疫不全症候群acquired immunodeficiency syndrome〈AIDS〉の状態にあると判断できる疾患はどれか。

    ニューモシスチス肺炎

  • 31

    呼吸音の変化と原因の組合せで正しいのはどれか。

    肺野での気管支呼吸音の聴取――――肺炎

  • 32

    Aさん(57歳,男性)は,妻(50歳)と2人で暮らしている。21歳から喫煙習慣があり,5年前に風邪で受診した際に肺気腫pulmonary emphysemaと診断された。最近は坂道や階段を昇ると息切れを自覚するようになってきた。  Aさんの呼吸機能に関する数値で増加を示すのはどれか。

    残気量

  • 33

    (続き) Aさんは発熱,咳嗽,粘稠痰,呼吸困難を認めたため受診し,肺炎pneumoniaを伴う慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉の急性増悪と診断されて入院した。入院後,薬物療法によって病状は改善し退院が決定した。看護師がAさんに退院後の生活について尋ねると,今回の入院をきっかけにAさんは退職し,家事に専念すると答えた。  Aさんの呼吸機能に対する負荷が最も小さい動作はどれか。

    買い物した荷物をカートで運ぶ。

  • 34

    (続き) 5年後,Aさんは急性増悪による入退院を繰り返していた。今回の入院では呼吸機能の低下がみられたため,退院後に在宅酸素療法〈HOT〉を導入することになった。Aさんは「家での生活で気をつけることは何ですか」と看護師に質問した。  Aさんへの指導内容で適切なのはどれか。

    「ガス調理器を電磁調理器に変更してください」

  • 35

    Aさん(75歳,男性)は1人暮らしで,妻とは5年前に死別し,子どもはいない。57歳のときに慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉と診断された。他に既往はない。20歳から喫煙していたが,今は禁煙している。エレベーターのないアパートの4階に住んでおり,家事動作時に息苦しさが出現することもあったが,日常生活動作〈ADL〉は自立していた。妻が亡くなってからは食事が不規則になり,インスタント食品ばかり食べていた。入浴はせず,週に1回シャワーを浴びていた。  1週前から日常生活動作〈ADL〉でも息苦しさが増強し,食欲がなく,ほとんど食事をしていなかったが,ジュースを500mL/日は飲んでいた。昨日の夕方に37.8℃の発熱があったため,本日かかりつけの病院を受診した。  受診時の身体所見:体温37.6℃,呼吸数24/分,脈拍94/分,整,血圧138/88mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%(room air)。動脈血液ガス分析(room air):動脈血酸素分圧〈PaO2〉45Torr,動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉58Torr。  検査所見:赤血球420万/μL,Hb10.3g/dL,白血球9,500/μL,総蛋白5.8g/dL,アルブミン3.4g/dL,空腹時血糖98mg/dL,CRP10.1mg/dL。  医師の診察の結果,Aさんは慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉の急性増悪と診断された。 このときのAさんの状態はどれか。

    呼気の延長

  • 36

    (続き) Aさんは入院し,抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与が開始された。病棟内の歩行の許可が出て,食事も全粥食を半分程度は食べることができた。  Aさんに起こりうる症状で最も注意が必要なのはどれか。

    CO2ナルコーシス

  • 37

    Aさんは順調に回復したため,退院が決まった。退院後の慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary disease〈COPD〉の治療は,在宅酸素療法〈HOT〉は導入せずに薬物療法を継続することになった。Aさんは,看護師に「退院後も自宅で生活したい」と話している。近隣に家事を手伝ってくれる親戚や友人はいない。  Aさんへの退院指導の内容で適切なのはどれか。2つ選べ。

    肺炎球菌ワクチンの接種を勧める。, 配食サービスの利用を勧める

  • 38

    Aさん(62歳,男性)は呼吸困難と咳嗽が増強したため外来を受診した。胸部エックス線写真と胸部CTによって特発性肺線維症idiopathic pulmonary fibrosisによる間質性肺炎interstitial pneumoniaと診断され,呼吸機能検査を受けた。  換気障害の分類を図に示す。  Aさんの換気障害の分類で当てはまるのはどれか。

    A

  • 39

    肺活量の低下は著しくないが,1秒率が低下するのはどれか。

    気管支喘息

  • 40

    成人患者の気管支喘息bronchial asthmaの治療で正しいのはどれか。

    テオフィリンの投与中は血中濃度の測定が必要である。

  • 41

    気管支喘息asthmaに対する副腎皮質ステロイドの吸入療法について正しいのはどれか。

    副作用は内服より少ない。

  • 42

    Aちゃん(8歳,女児)は,両親と妹(3歳)の4人家族である。2歳時に気管支喘息bronchial asthmaと診断された。5歳までは喘息発作のため救急外来を受診することも多く,年に1回は入院していた。6歳から発作を起こすこともなくなり,定期受診はしなくなっていた。アレルゲンは,ダニとハウスダストである。 Aちゃんは,学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ,元気がなかった。夕食はあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しくて眠れない」と訴え,母親とともに救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり,問診すると途切れ途切れに話した。救急外来受診時のバイタルサインは,体温36.9℃,呼吸数36/分,心拍数120/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉92%であった。  Aちゃんの気管支喘息の発作強度はどれか。

    中発作

  • 43

    (続き) 救急外来で気管支拡張薬の吸入が行われたが,吸入後も呼吸数32/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉94%であったため入院することになった。入院後,鼻カニューレによる酸素投与と点滴静脈内注射が開始され,1日3回のステロイド薬の静脈内注射と1日4回の気管支拡張薬の吸入が開始された。翌日,酸素投与は中止された。バイタルサインは,体温36.8℃,呼吸数22/分,心拍数94/分,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%。聴診で喘鳴が聴取された。Aちゃんは「楽になった」と話し,笑顔が見られるようになった。  この時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。

    排痰を促す。

  • 44

    (続き) 気管支喘息bronchial asthmaによる発作は軽快して点滴静脈内注射が中止された。咳嗽が軽度あるが全身状態は良好であるため,退院が決定した。Aちゃんに学校での生活状況を確認すると「最近,喘息発作はなかったけど,体育の時は咳が出たり苦しくなったりすることが時々あった」と話した。そのため,Aちゃんと母親に,退院後も抗アレルギー薬の内服と副腎皮質ステロイド薬の吸入を続けるように医師から説明された。  看護師のAちゃんに対する退院後の指導で適切なのはどれか。

    「学校で咳が続くときは先生に伝えましょう」

  • 45

    Aさん(34歳,女性)は,気管支喘息bronchial asthmaで定期的に通院をしている。朝から喘息発作があり呼吸困難が生じたため,救急外来を受診した。  経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%,動脈血液ガス分析(room air)で動脈血酸素分圧〈PaO2〉90Torr,動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉55Torr,pH7.30,HCO3-25mEq/Lであった。  Aさんの状態で考えられるのはどれか。

    呼吸性アシドーシス

  • 46

    慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseで正しいのはどれか。

    1秒率の低下が特徴的である。

  • 47

    慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseについて正しいのはどれか。

    肺コンプライアンスは上昇する。

  • 48

    88歳の男性。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉を長年患っている。他に慢性疾患の既往はなく日常生活動作はほぼ自立している。1週前から息苦しさが増強し,昨日から38.0℃の発熱があって受診した。経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉82%。動脈血ガス分析(room air):PaO245Torr,PaCO250Torr。胸部エックス線撮影の結果,右肺上葉に陰影を認め肺炎と診断された。 このときの所見でみられる可能性が高いのはどれか

    胸部の打診での過共鳴音

  • 49

    (続き) 入院し,抗菌薬の点滴静脈内注射と酸素投与とが開始された。  今後の発生に最も注意が必要なのはどれか

    CO2ナルコーシス

  • 50

    慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseの患者にワクチン接種を勧めるのはどれか。

    インフルエンザ

  • 51

    肺気腫pulmonary emphysemaの患者が,歩行時の息切れが強くなってきたため受診した。呼吸数は34/分で,口唇のチアノーゼがみられた。  この患者について正しいのはどれか。

    病状が進行するとPaCO2が上昇する。

  • 52

    肺気腫pulmonary emphysemaの患者への日常生活の指導で適切なのはどれか。

    下肢の筋力トレーニング

  • 53

    Aさん(58歳,女性)は,3年前に慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseと診断された。3日前に38.0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子をみていたが,昨晩から黄色痰がみられ,息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎pneumoniaと診断され,入院した。入院時の状態は,体温38.2℃,呼吸数28/分,脈拍92/分,血圧138/72mmHg。 現時点の症状として考えられるのはどれか。

    呼吸の断続性副雑音

  • 54

    (続き) 1週後,Aさんは肺炎pneumoniaが改善し,酸素吸入(1l/分)を行っている。病棟内での歩行が許可されたが,Aさんは歩くとすぐ息切れがすると言ってベッド上で過ごすことが多い。  Aさんへの指導で適切なのはどれか。

    「息切れがあるときに血液の酸素飽和度を測定してみましょう」

  • 55

    Aさん(58歳,女性)は,10年前に肺気腫pulmonary emphysemaを指摘されたが喫煙を続け,体動時に軽い息切れを自覚していた。Aさんは,肺炎pneumoniaで救急病院に入院し経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86%でフェイスマスクによる酸素投与(4l/分)が開始された。抗菌薬投与後6日,鼻腔カニューラによる酸素投与(2l/分)でAさんの経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉が94%まで回復した。夜間Aさんは眠れているようだが,早朝に頭痛を訴え,日中も傾眠傾向になった。  Aさんへの対応で適切なのはどれか。

    動脈血液ガス分析の実施

  • 56

    フローボリューム曲線を図に示す。  慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseの患者の結果はどれか

    2

  • 57

    Aさん(64歳,女性)は,慢性閉塞性肺疾患chronic obstructive pulmonary diseaseで通院加療中である。1週前から感冒様症状があり市販薬を服用し経過をみていたが,呼吸困難を訴えた後,反応が鈍くなり救急車で搬送された。Aさんは肩呼吸をしており,発汗が著明で口唇は乾燥している。体温38.3℃,呼吸数35/分,脈拍108/分,血圧96/70mmHg,経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉89%であった。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30。動脈血液ガス分析では動脈血酸素分圧〈PaO2〉60Torr,動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉68Torr,pH7.29であった。 この時点でのAさんのアセスメントで誤っているのはどれか。

    ショック状態である。

  • 58

    (続き) Aさんは肺炎pneumoniaによる急性呼吸不全と診断され,点滴,膀胱留置カテーテルの挿入および気管内挿管が実施された。  このときのAさんの観察で最も注意すべき状態はどれか。

    呼吸音の減弱

  • 59

    (続き) Aさんは,胸部エックス線写真で右中下肺野の浸潤影が認められ,膿性の痰が吸引されている。  このときの体位ドレナージで最も効果的なのはどれか。

    左前傾側臥位

  • 60

    Aさん(63歳,男性)は3年前から肺気腫pulmonary emphysemaで定期受診を続けていた。最近,歩行時の息切れが強くなってきたことを自覚し,心配になったため受診した。受診時,呼吸数は34/分で,口唇のチアノーゼがみられた。  Aさんについて正しいのはどれか。

    病状が進行すると動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉が上昇する。

  • 61

    手術後に発症する肺血栓塞栓症で正しいのはどれか。

    離床数日後の発症が多い。

  • 62

    大地震後,自家用車内での生活を余儀なくされた避難住民への肺塞栓症予防の生活指導で適切なのはどれか。

    座っている間も積極的に足の運動をする。

  • 63

    下肢静脈血栓によって塞栓が起こる可能性があるのはどれか。

    肺動脈

  • 64

    Aさん(57歳,女性)は,子宮体癌uterine corpus cancerのため子宮全摘術を受けた。離床が十分に進まず,術後2日に初めて歩行を試みようとベッドから降りたところ,突然,呼吸困難を訴えてうずくまった。  まず疑うべき疾患はどれか。

    肺塞栓症

  • 65

    Aさん(64歳,男性)は,人工心肺装置を使用した冠動脈バイパス術〈CABG〉を受け,ICUに入室した。手術時間10時間,手術中の輸液量6,200ml,出血量480ml,尿量980mlであった。 術後1日。経口気管チューブが挿入され,人工呼吸器による補助換気が行われている。吸入酸素濃度40%,動脈血酸素分圧〈PaO2〉96Torr,動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉35Torr。断続性副雑音が聴取され,気道から泡沫状の分泌物が吸引された。胸部エックス線写真で両肺全体に透過性の低下を認める。胸水を認めない。  Aさんに起こっていると考えられる合併症はどれか。

    肺水腫

  • 66

    Aさん(65歳,女性)は,20年前に糖尿病diabetes mellitusと診断されて血糖降下薬の服用を開始した。15年前から微量アルブミン尿が出現し,腎機能は徐々に悪化してきていた。10年前からインスリン療法を開始している。Aさんは外来受診時に,全身倦怠感と下肢の浮腫が認められ,精査加療目的で入院した。入院時は,身長155cm,体重65kg(1か月で5kg増加),体温36.3℃,呼吸数28/分,脈拍82/分,血圧160/82mmHgであった。Aさんの血液検査データは,Hb8.5g/dl,HbA1c8.5%,アルブミン3.1g/dl,クレアチニン3.5mg/dl,K4.0mEq/lで,糸球体濾過量〈GFR〉は11ml/分/1.73m2であった。 Aさんの入院時のアセスメントで最も適切なのはどれか。

    肺水腫pulmonary edemaの危険性がある。

  • 67

    急性呼吸窮迫症候群acute respiratory distress syndrome〈ARDS〉の原因とならないのはどれか。

    左心不全

  • 68

    過換気でみられるのはどれか

    体循環系の血管の収縮

  • 69

    睡眠時無呼吸症候群sleep apnea syndromeの原因となるのはどれか。

    咽頭扁桃肥大

  • 70

    Aさん(43歳,女性)は夫と2人暮らし。身長150cm,体重98kg。既往歴はない。先日,庭で転倒し右腓骨を骨折し,膝関節から足関節までのギプス固定をしている。来週,プレート固定術を受けることになっており,本日は夫と一緒に術前オリエンテーションに来院した。来院時のAさんのバイタルサインは,体温36.8℃,呼吸数16/分,脈拍80/分,血圧138/80mmHgであった。夫によると「妻は,寝ているときはいつも大きないびきと,時々無呼吸があるので,慌てて起こしている」と言う。 手術までの自宅でのAさんの過ごし方で,優先して指導すべき内容はどれか。

    足趾の運動

  • 71

    Aさん(42歳,男性,事務職)は,仕事中に居眠りをすることが多いと上司に注意されていた。Aさんの睡眠時間は7時間であり,寝つきはよいが,毎朝寝不足と頭痛を感じていた。最近,いびきがひどいと家族から指摘されて受診した。Aさんは,身長165cm,体重81kgである。  最も考えられるのはどれか。

    睡眠時無呼吸症候群

  • 72

    右肺尖部の肺癌lung cancerの胸壁への浸潤による症状はどれか。

    上肢の疼痛

  • 73

    空気感染するのはどれか

    結核菌

  • 74

    日本の結核tuberculosisについて正しいのはどれか。2つ選べ。

    DOTS〈Directly Observed Treatment,Short-course〉を推進している。, 公費で医療費を負担する制度がある。

  • 75

    気胸pneumothoraxについて正しいのはどれか

    外傷は原因の1つである。

  • 76

    呼吸困難を訴える患者で呼吸音に左右差を認める場合,可能性が高いのはどれか。

    自然気胸

  • 77

    Aさん(24歳,男性)は,突然出現した胸痛と呼吸困難があり,外来を受診した。意識は清明。身長180cm,体重51kg,胸郭は扁平である。20歳から40本/日の喫煙をしている。バイタルサインは,体温36.2℃,呼吸数20/分(浅い),脈拍84/分,血圧122/64mmHgである。  胸部エックス線写真を別に示す。  Aさんの所見から考えられるのはどれか。

    右肺野の呼吸音は減弱している。

  • 78

    肺癌lung cancerについて正しいのはどれか。

    腺癌は小細胞癌より多い。

  • 79

    Aさん(65歳、男性)は、右下葉の肺癌(T3N2M0)と診断され、抗癌化学療法(シスプラチン+エトポシド)1クール4日間を4クール行うことになった。入院時のAさんは、体温36.2℃、呼吸数18/分、脈拍72/分、血圧124/74mmHgであった。経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>は98%で、咳嗽が時々みられるが、痰の喀出はなく、胸部の聴診にて副雑音はない。Aさんの血液検査の結果は、白血球5,600/μL、アルブミン3.7g/dL、CRP0.3mg/dLであった。Aさんは20歳のころから毎日20本の煙草を吸っていたが、60歳のときに禁煙した。 Aさんの入院時の状態で正しいのはどれか。

    リンパ節転移がある。

  • 80

    (続き) 抗癌化学療法が開始されて5日が経過した。Aさんの血液検査の結果は,白血球2,100/μl(好中球50%)である。  看護師が行うAさんへの感染予防の対策で適切なのはどれか。

    マスクの着用を促す。

  • 81

    小細胞癌small cell carcinomaで正しいのはどれか。

    治療は化学療法を行う。

  • 82

    肺癌で正しいのはどれか。

    小細胞癌は抗癌薬の感受性が高い。

  • 83

    アスベストが原因となる職業性疾病はどれか。

    中皮腫

  • 84

    Aさん(60歳、男性、元建設業)は、妻(57歳)と2人暮らし。2年前に悪性胸膜中皮腫と診断され、化学療法を受けたが効果がみられず、外来通院していた。2週前から、胸痛、息苦しさ、倦怠感が増強したため、症状コントロール目的で入院した。バイタルサイン:体温36.0℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧126/88mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉86~90%(room air)。身体所見:両側下肺野で呼吸音が減弱しており、軽度の副雑音が聴取される。血液所見:赤血球370万/μL、Hb8.8g/dL、白血球6,700/μL、総蛋白5.2g/dL、アルブミン3.8g/dL、CRP1.5mg/dL。動脈血液ガス分析(room air):pH7.31、動脈血二酸化炭素分圧〈PaCO2〉40Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉63Torr。胸部エックス線写真:胸膜肥厚と肋骨横隔膜角の鈍化が認められる。肺虚脱なし。 Aさんの呼吸困難の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。

    胸 水, 貧血