産業獣医：前胃疾患（2024/01/26）

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問題数 15 • 10/9/2023

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問題一覧

牛の第一胃液中で最も多く生息するのは？

細菌

第一胃発酵に関与する要因として、適切なものはどれか？

飲水, 飼料の形状, 反芻や第一胃運動による飼料の撹拌, 第一胃粘膜上皮の発達による発酵産物の吸収, 乾物摂取量

牛の前胃に関する記述として正しいのはどれか5つ

反芻動物の食道は反芻するために横紋筋で構成される, 第三胃ではVFAや重炭酸イオンの吸収が行われる, 粗飼料が十分に与えられていれば、酢酸が第一胃VFAの約70%をしめる, 正常な第一胃、第二胃収縮の頻度は食間期においての1〜2回/分程度である, VFAはエネルギー源として代謝エネルギーの約70%をしめる

牛でグルコースの前駆物質となる揮発性脂肪酸(VFA)はどれか?

プロピオン酸

狭義の意味で感染症はどれか？

放線菌症

第一胃鼓脹症について正しいものはどれか?3つ

曖気障害は遊離ガス性鼓脹症の原因となる, 濡れたマメ科植物の採食は泡沫性鼓脹症の原因となる, 遊離ガス性鼓脹症のガスは胃カテーテルの挿入で除去することが出来る

牛の第一胃鼓張症について正しいのはどれか5つ

遊離ガス性鼓張症の原因として不適切な胃カテーテル操作による噴門部の損傷が挙げられる, 泡沫性鼓張症では消泡剤を第一胃内に投与することによりガスの排除が困難である, 泡沫性鼓張症では左側膁部上方が膨隆する, 遊離ガス性鼓張症は食道閉塞など曖気障害により発生する, 泡沫性鼓張症の発症にサポニンなどの高表面活性物質が関与している

第一胃錯角化症や肝膿瘍の原因になる疾病として正しいものはどれか?

亜急性第一胃アシドーシス

牛の亜急性第一胃アシドーシスについて正しいのはどれか4つ

軟便、蹄葉炎、乳脂率の低下などが認められる, 第一胃pHが1日で180分以上5.6以下になることが診断の目安, 第一胃pHは低い傾向にあるが、その性状、プロトゾア数、血液成分胃は大きな変化が見られない, 分娩後は乾乳期よりも第一胃pHが低くなる傾向がある

牛の急性第一胃アシドーシスについて正しいのは5つ

脱水によりヘマトクリット値やBUNの上昇が認められる, VFAでは酢酸が減少し、酪酸も減少する, 第一胃液は灰白色で粘稠, 急性期に第一胃のD型乳酸濃度が増加する, 全身症状を伴う

牛のアクチノバチルス症に関して正しいのはどれか5つ

アクチノバチルス症では流涎と木舌が特徴的である, アクチノバチルス症の治療にはストレプトマイシンなどの抗生物質が有効である, アクチノバチルス症の原因はActinobacillus lignieresiiというグラム陰性菌である, アクチノバチルス症は口腔内および第一胃から原因菌が侵入することで発症する, アクチノバチルス症の病変は頭頸部の軟部組織、所属リンパ節である

牛の放線菌症に関して正しいのはどれか5つ

放線菌は口腔内の損傷部位から原因菌が侵入することにより発症する, 放線菌症の原因はActinomyces bovisというグラム陽性菌である, 放線菌症の治療にはペニシリンが有効である, 放線菌症はランプ顎が特徴, 放線菌症の病変は上下の顎骨である

創傷性第二胃炎について正しいのはどれか5つ

急性期には血液中の白血球数やフィブリノーゲン濃度が上昇する, 牛が嚥下した金属異物は第二胃に存在する, 異物の穿孔は腹膜に達し炎等に移行する, プラットフォーム療法とは牛の前肢を台に立たせ、前駆を高くすることである, 小型の牛においてもX線検査では第二胃内の金属異物は確認できる

創傷性心膜炎の原因となる金属異物はどの消化管に存在するか

第二胃

牛の1日の唾液量は？

100-150L