ウイルスが原因の家禽疾病のうち法定伝染病は？2つ

ウイルス性の家禽疾病のうち、届出伝染病は？6つ

細菌性家禽疾病において法定伝染病は？3つ

細菌性の家禽疾病において届出伝染病は？4つ

このウイルスは？ 強毒が法定、パラミクソ、尿膜腔内に接種、融合性のCPE、高い死亡率、治療しない、血球凝集能。内臓型は呼吸器症状(開口呼吸)、斜頸、腺胃の出血、神経型は呼吸器症状(開口呼吸)、頸部の捻転、気嚢の混濁、脳脊髄の非化膿性脳炎、融合性のCPE

このウイルスは？ オルソミクソ、ウイルスは糞便とともに排泄、病鶏は行政当局へ届けて殺処分、カモの結腸陰窩上皮細胞で増殖。水禽類がレゼルボア、突然死、チアノーゼ

このウイルスは？ H5またはH7亜型のA型インフルエンザであって高病原性でないもの

このウイルスは？ 多くは不顕性、レトロ、補体結合(CF)テスト=COFALテストで診断、ワクチンおよび治療法なし。食欲減退、産卵停止、緑色下痢便、肝臓腫大(肝腫れ)、白色結節(均一の大型リンパ球)

このウイルスは？ Tリンパ球の腫瘍性増殖、フケで経気道感染、末梢神経の神経症状、生ワクを初生ヒナに接種。坐骨神経の腫大、肝臓にび漫性白色結節(大小不同のリンパ球)

このウイルスは？ 呼吸器のほか生殖器・腎にも障害、コロナ、回復しても無産卵鶏、腎障害による高死亡率、血清型が違うと効果×。呼吸器症状、奇形卵、軟卵胞

このウイルスは？ ヘルペスウイルスが原因。地域に限局、回復鶏は持続感染なので移動は避ける、漿尿膜上に接種、生ワクのみ。血痰、発咳、粘膜上皮細胞の合胞体形成および核内封入体

このウイルスは？ カやヌカカによる媒介・創傷感染、漿尿膜上に接種、生ワクのみ、翼膜穿刺 発痘部組織の細胞質内に好酸性ボリンゲル小体、チーズ様偽膜

このウイルスは？ 白色あるいは緑色水様性便、沈うつ IgM陽性Bリンパ球増殖、免疫抑制、ビルナ、F嚢でリンパ減少、種鶏・ヒナにワクチン接種

このウイルスは？ トリレオ、10分節2本鎖RNA、種鶏を免疫 ブロイラー、腓腹腱と足関節の腫脹、アキレス腱断裂(青脚)

このウイルスは？ ピコルナ、介卵感染ヒナ・同居ヒナが発病、CPE示さない、卵黄嚢内に接種、種鶏を免疫。ヒナの脚麻痺、中心性虎斑融解、囲菅性細胞浸潤

このウイルスは？ 3~6週齢のブロイラー、特に症状を示さずに突然死、ワクチンなし 突然死、肝臓腫大(黄色状、脆弱、ゼラチン様液の貯留)、肝細胞に核内封入体

このウイルスは？ アヒル由来のアデノ、臨床症状ほとんどない、核内封入体、血球凝集性 産卵率低下、無殻卵、薄殻卵、卵管子宮部粘膜ヒダの水腫性腫脹、HA陽性

このウイルスは？ ヒナの貧血、Ht値が10%以下、骨髄の黄色化 多くの鶏は不顕性、サーコ、環状ー1本鎖DNA、1か月以内のヒナに発生、免疫抑制、種鶏を免疫

このウイルスは？ 7面鳥鼻気管炎と同じウイルス、ブロイラー、日齢に関係なく感染。頭部の腫れ、ブロイラー

この家禽感染症は？ Pullorum、in egg、全血急速凝集反応で診断、保菌鶏を摘発淘汰、乳糖非分解、硫化水素非産生、非運動性、ヒナの灰白色下痢便、成鶏の振り子状異常卵胞。

この家禽感染症は？ Pasteurella multocida、呼吸粘膜からの創傷感染、日本では殺・焼却処分、両端染色性の小桿菌。皮下組織や心冠部脂肪組織に点状出血、両端染色性の小桿菌

この家禽感染症は？ Gallinarum、成鶏で同居経口感染

この家禽感染症は？ S.Typhimurium・Enteritidis

この家禽感染症は？ Avibacterium paragallinarum、グラム陰性小桿菌、鼻汁で汚染した飲水、衛星現象、2価(A+C型)不活化ワクチン、呼吸器症状、鼻汁、顔面の腫脹、産卵停止、V因子要求性

この家禽感染症は？ 感染性・環境性ストレスによって発病、非腸管感染症、介卵感染、DHL寒天培地、心膜炎、肝被膜炎、気嚢炎、非腸管感染症

この家禽感染症は？ 創傷感染、免疫低下要因が関与、ぶどう酒バタリ(浮腫性皮膚炎)ヘタリ(化膿性骨髄炎)、マンニット食塩培地、ぶどう酒状の滲出物

この家禽感染症は？ チールネルセン染色で赤色、病鶏は糞便中に排菌、肺、肝および脾臓に粟粒から小豆大の灰黄白色の結節

この家禽感染症は？ Mycoplasma gallisepticum、飛沫核の吸入による水平感染・介卵感染、単独感染では無症状、急速平板凝集反応、単独感染では無症状、急速平板凝集反応

この家禽感染症は？ Chlamydophila psittaci、糞便中に排菌、感染型(基本小体)、非感染型(網様体)、テトラサイクリンで排菌の阻止

この家禽感染症は？Aspergillus fumigatus、敷料に発生、初生ひなの胞子(分生子)吸入感染、結節形成、サブロー寒天培地

この家禽感染症は？ 予防は抗原虫剤、産卵鶏は殺虫剤、ヌカカの吸血(スポロゾイト)、組織(シゾント)、血液内(ガメトサイト)、強い貧血、全身皮下の点状出血、腹腔内の多量出血、嚢胞確認

この家禽感染症は？ Eimeria tenella(盲腸)・第2代シゾント、necatrix(小腸)、80°C~100°Cの熱湯でオーシスト死滅、

この家禽感染症は？ Histomonas meleagridis、鶏盲腸虫卵の摂取で感染、盲腸・肝臓に壊死性の病変