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貨物の取り扱い及び積み付け
21問 • 2年前
  • Lev Russell
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    問題一覧

  • 1

    貨物を積載するときに荷敷の使用目的を挙げよ。

    荷重の分散, 貨物の移動防止, 貨物の通風換気, 摩擦による損傷防止, 貨物の濡れによる損傷防止

  • 2

    木材の甲板積み輸送をする場合、「積み上げの高さ」に関して、積み付け上、どのような注意が必要か。

    ・GMの確保の観点から甲板上の積み付け高さの制限を守ること。 ・甲板の強度に対する観点から積み付け高さの制限を守ること。

  • 3

    木材の甲板積み輸送をする場合、「移動防止」に関して、積み付け上、どのような注意が必要か。

    ・できるだけ空隙を少なく積み上げる ・ブルワークより高く積み上げる場合には両舷側に強固な支柱を立てる。 ・十分な強度を持ったワイヤーロープやチェーンで固縛する。

  • 4

    粒状、粉状又は塊状の貨物を船倉にばら積みする場合に考慮しなければならない積み付け静止角に関して、積み付け静止角とは、どのような角度か。

     このようなばら積み貨物を1か所から積んだ時にできる円錐状の立体の水平面となす斜面の角度。

  • 5

    粒状、粉状又は塊状の貨物を船倉にばら積みする場合に考慮しなければならない積み付け静止角に関して、角度の大小は、船体の動揺によるばら積み貨物の移動性に対しては、どのような関係にあるか。

     この角度が小さい貨物は動揺により移動しやすく、この角度が大きい貨物は動揺により移動しにくい。

  • 6

    積み荷に関して、ブロークンスペースを説明せよ。

     貨物倉内で貨物を積まない隙間をいう。そこには、貨物間の隙間、貨物と貨物倉内の壁や構造物との隙間、換気や貨物の膨張スペースとして積極的に作られた隙間、荷敷などのスペースが含まれる。

  • 7

    積み荷に関して、載貨係数を説明せよ。

     船倉内に積載される貨物重量に対する貨物の容積の比を言う。この容積にはブロークンスペースの容積も含まれる。この値が小さければ重い貨物大きければ軽い貨物を示す。

  • 8

    硫化鉱、亜鉛及び銅精鉱などの微粉精鉱をばら積み運送する場合、貨物に含まれる水分は、航海中の船にどのような影響を及ぼすか。

     航海中の船体動揺により、鉱石の付着水分が遊離して貨物の上面に泥水を生じる。この水が自由水影響として復元性が減少し、転覆の原因となる。

  • 9

    船の貨物倉で荷役作業に従事している作業員は、どのような事故で負傷することが多いか。

    吊り荷の荷こぼれによる負傷。, 貨物、もっこ等の下敷きになることによる負傷。, 貨物の荷崩れによる圧迫、転落、生き埋めによって生じる負傷。, カーゴホール、ネットスリング等にはねられることによる負傷。, 貨物に押されて転倒、転落、圧迫されることによる負傷。, 倉口、ホールド内の梯子からの転落による負傷。, 危険物の荷役中の爆発、有毒ガスの発生、薬品容器等の破損による負傷。, 倉口閉鎖作業中にハッチカバー、ハッチビーム等に挟まれたり、これに激突したり、倉口から転落することによる負傷。, 荷役用具の不具合による負傷。, 作業場所の照明の不具合による負傷。, 作業員の保護具の不着用及び不注意による負傷。, 作業指揮者の不注意、作業員への指示の不徹底による負傷。

  • 10

    バラストタンク内がどのような状態だと腐食が起きやすいか。理由とともに述べよ。

     バラスト水として海水を使用している場合。また、タンク内が変形していたり、船体動揺が多い場合。  海水の塩分によって腐食が起こりやすいため。また、船体が変形したり、バラスト水が動揺することによってタンク内壁に力が加わり衰耗が増す。

  • 11

    船舶に危険物を積載して輸送する場合の安全管理に関する一般的注意事項を述べよ。

    危険物明細書、危険物取扱規程等の安全な積載や輸送に必要な情報を受け取る。, 積載にあたり、荷役に立ち会い、規則にある積載方法で積み付けを行う。, 作業員には危険物取扱規程に記載された事項を周知させるとともに遵守させる。

  • 12

    石油ガスと空気の混合ガスの爆発限界の上限及び下限は、それぞれ容積比で約何%とされているか。

    上限約10%、下限約1%

  • 13

    タンカーにおいて、石油ガスと空気の混合ガスの爆発限界の上限及び下限の範囲に、達することがあるのはどのような場合か。

    原油荷役中のエアパイプ周辺。, 満載状態で高温海域を航行中のベント管開口部付近。, タンクの保守手入れや修理、検査を受ける場合。, 揚げ荷後の残油などからガスが発生する場合。

  • 14

    船のタンク、コファダム等酸素欠乏の生じやすい場所に入ろうとするときは、酸素欠乏による事故を防止するため、酸素濃度を適宜測定するほか、どのような処置を講じる必要があるか。

    作業を開始する前及び作業中は30分に1回、その場における酸素の量について検知を行い、人体に危険があると認められるときは、換気を十分に行うこと。, 作業中は適宜換気を行うとともに、作業に従事する者に呼吸具、保護メガネ、命綱その他必要な保護具を使用させること。, 作業に従事する者がめまい、そのほか身体の異常を訴えた場合は、直ちに作業を中止させ、安全上の確認が得られるまでは作業を再開させないこと。, 身体の異常を訴えたものには、速やかに医師による措置、その他適当な救急措置を講じること。, 作業場所と外部の連絡のために必ず監視員を配置し、作業は2人以上でペアを編成してそれに従事するものとする。

  • 15

    船のタンク、コファダム等酸素欠乏の生じやすい場所に入ろうとするときは、酸素濃度は何%以上であることを確認しなければならないか。

    18%以上であること。

  • 16

    油タンカーがバースに係留して荷役中、船内居住区などに火災が発生した場合、直ちにどのような処置をとらなければならないか。

    船内の消火設備を使用して初期消火に努める。, 火災の発生を直ちにオイルターミナルと港長等関係機関に通報する。, 直ちに荷役を中止し、マニホールド、パイプラインのバルブ類を閉鎖して油送ホース等を切り離す準備をする。, 居住区のすべての開口部を閉鎖、機械通風を停止するとともに、タンク開口を閉鎖、火災現場付近のタンクの冷却放水を行うなどタンクへの延焼を防ぐ。, 本船をバースから離せるよう機関を用意する。

  • 17

    油タンカーの荷役中の管系内に発生するサージプレッシャーに関して、どのようなときに、どのような理由で発生するか。

     油の積み荷役に際して、陸上の管系が長く、かつ油の管内流速が早い場合、高速の油の流れに対してバルブの急激な閉鎖が、管系内にサージプレッシャーを発生させる主な原因である。なお、サージプレッシャーは閉めつつあるバルブの上流側管系内に発生する。

  • 18

    油タンカーの荷役中の管系内に発生するサージプレッシャーは、どのような危険を引き起こす恐れがあるか。

     バルブやポンプの誤操作等によって管系内に高いサージプレッシャーが発生すると、管系および付属装置を破損し、油の流出、漏洩を生じて周辺環境を汚染するばかりか火災の爆発の危険を招くことにもなる。

  • 19

    油タンカーの揚げ荷作業において原油洗浄を実施すると、どのような利点があるか。

    タンク内に付着した原油、スラッジをほとんど残さず上げにすることが出来るので残油量が減少し、揚げ荷湯量が増加する。, タンク内の付着残油、スラッジ等確認不能な船内残留物が減少することにより可載容積が増し、また、スロップ量が減少するので、結果として積み高が増す。, クリーンバラストを張るための水洗いが簡単で、また、水洗いに伴う汚水、乳濁水の発生が少なく、油水分離後に排出される油分の総量が少なくなり海洋汚染の防止に寄与する。, 残留するスラッジが減少するので、スラッジから発生する可燃性ガスが少なくなり、ガスフリーが容易で安全性が向上する。

  • 20

    大型の油タンカーに備えられているイナートガス装置の役割について概略を述べよ。

     タンカーの貨物油タンクの空所に存在する爆発性混合気体をイナートガスと置換して、気体濃度を爆発範囲外に置く防爆装置である。

  • 21

    大型の油タンカーに備えられているイナートガス装置に関して、イナートガス源として、一般に何が利用されているか。

     ボイラから発生する排気ガス。大部分がN2でそのほか、CO2、O2、SO2。

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  • 1

    貨物を積載するときに荷敷の使用目的を挙げよ。

    荷重の分散, 貨物の移動防止, 貨物の通風換気, 摩擦による損傷防止, 貨物の濡れによる損傷防止

  • 2

    木材の甲板積み輸送をする場合、「積み上げの高さ」に関して、積み付け上、どのような注意が必要か。

    ・GMの確保の観点から甲板上の積み付け高さの制限を守ること。 ・甲板の強度に対する観点から積み付け高さの制限を守ること。

  • 3

    木材の甲板積み輸送をする場合、「移動防止」に関して、積み付け上、どのような注意が必要か。

    ・できるだけ空隙を少なく積み上げる ・ブルワークより高く積み上げる場合には両舷側に強固な支柱を立てる。 ・十分な強度を持ったワイヤーロープやチェーンで固縛する。

  • 4

    粒状、粉状又は塊状の貨物を船倉にばら積みする場合に考慮しなければならない積み付け静止角に関して、積み付け静止角とは、どのような角度か。

     このようなばら積み貨物を1か所から積んだ時にできる円錐状の立体の水平面となす斜面の角度。

  • 5

    粒状、粉状又は塊状の貨物を船倉にばら積みする場合に考慮しなければならない積み付け静止角に関して、角度の大小は、船体の動揺によるばら積み貨物の移動性に対しては、どのような関係にあるか。

     この角度が小さい貨物は動揺により移動しやすく、この角度が大きい貨物は動揺により移動しにくい。

  • 6

    積み荷に関して、ブロークンスペースを説明せよ。

     貨物倉内で貨物を積まない隙間をいう。そこには、貨物間の隙間、貨物と貨物倉内の壁や構造物との隙間、換気や貨物の膨張スペースとして積極的に作られた隙間、荷敷などのスペースが含まれる。

  • 7

    積み荷に関して、載貨係数を説明せよ。

     船倉内に積載される貨物重量に対する貨物の容積の比を言う。この容積にはブロークンスペースの容積も含まれる。この値が小さければ重い貨物大きければ軽い貨物を示す。

  • 8

    硫化鉱、亜鉛及び銅精鉱などの微粉精鉱をばら積み運送する場合、貨物に含まれる水分は、航海中の船にどのような影響を及ぼすか。

     航海中の船体動揺により、鉱石の付着水分が遊離して貨物の上面に泥水を生じる。この水が自由水影響として復元性が減少し、転覆の原因となる。

  • 9

    船の貨物倉で荷役作業に従事している作業員は、どのような事故で負傷することが多いか。

    吊り荷の荷こぼれによる負傷。, 貨物、もっこ等の下敷きになることによる負傷。, 貨物の荷崩れによる圧迫、転落、生き埋めによって生じる負傷。, カーゴホール、ネットスリング等にはねられることによる負傷。, 貨物に押されて転倒、転落、圧迫されることによる負傷。, 倉口、ホールド内の梯子からの転落による負傷。, 危険物の荷役中の爆発、有毒ガスの発生、薬品容器等の破損による負傷。, 倉口閉鎖作業中にハッチカバー、ハッチビーム等に挟まれたり、これに激突したり、倉口から転落することによる負傷。, 荷役用具の不具合による負傷。, 作業場所の照明の不具合による負傷。, 作業員の保護具の不着用及び不注意による負傷。, 作業指揮者の不注意、作業員への指示の不徹底による負傷。

  • 10

    バラストタンク内がどのような状態だと腐食が起きやすいか。理由とともに述べよ。

     バラスト水として海水を使用している場合。また、タンク内が変形していたり、船体動揺が多い場合。  海水の塩分によって腐食が起こりやすいため。また、船体が変形したり、バラスト水が動揺することによってタンク内壁に力が加わり衰耗が増す。

  • 11

    船舶に危険物を積載して輸送する場合の安全管理に関する一般的注意事項を述べよ。

    危険物明細書、危険物取扱規程等の安全な積載や輸送に必要な情報を受け取る。, 積載にあたり、荷役に立ち会い、規則にある積載方法で積み付けを行う。, 作業員には危険物取扱規程に記載された事項を周知させるとともに遵守させる。

  • 12

    石油ガスと空気の混合ガスの爆発限界の上限及び下限は、それぞれ容積比で約何%とされているか。

    上限約10%、下限約1%

  • 13

    タンカーにおいて、石油ガスと空気の混合ガスの爆発限界の上限及び下限の範囲に、達することがあるのはどのような場合か。

    原油荷役中のエアパイプ周辺。, 満載状態で高温海域を航行中のベント管開口部付近。, タンクの保守手入れや修理、検査を受ける場合。, 揚げ荷後の残油などからガスが発生する場合。

  • 14

    船のタンク、コファダム等酸素欠乏の生じやすい場所に入ろうとするときは、酸素欠乏による事故を防止するため、酸素濃度を適宜測定するほか、どのような処置を講じる必要があるか。

    作業を開始する前及び作業中は30分に1回、その場における酸素の量について検知を行い、人体に危険があると認められるときは、換気を十分に行うこと。, 作業中は適宜換気を行うとともに、作業に従事する者に呼吸具、保護メガネ、命綱その他必要な保護具を使用させること。, 作業に従事する者がめまい、そのほか身体の異常を訴えた場合は、直ちに作業を中止させ、安全上の確認が得られるまでは作業を再開させないこと。, 身体の異常を訴えたものには、速やかに医師による措置、その他適当な救急措置を講じること。, 作業場所と外部の連絡のために必ず監視員を配置し、作業は2人以上でペアを編成してそれに従事するものとする。

  • 15

    船のタンク、コファダム等酸素欠乏の生じやすい場所に入ろうとするときは、酸素濃度は何%以上であることを確認しなければならないか。

    18%以上であること。

  • 16

    油タンカーがバースに係留して荷役中、船内居住区などに火災が発生した場合、直ちにどのような処置をとらなければならないか。

    船内の消火設備を使用して初期消火に努める。, 火災の発生を直ちにオイルターミナルと港長等関係機関に通報する。, 直ちに荷役を中止し、マニホールド、パイプラインのバルブ類を閉鎖して油送ホース等を切り離す準備をする。, 居住区のすべての開口部を閉鎖、機械通風を停止するとともに、タンク開口を閉鎖、火災現場付近のタンクの冷却放水を行うなどタンクへの延焼を防ぐ。, 本船をバースから離せるよう機関を用意する。

  • 17

    油タンカーの荷役中の管系内に発生するサージプレッシャーに関して、どのようなときに、どのような理由で発生するか。

     油の積み荷役に際して、陸上の管系が長く、かつ油の管内流速が早い場合、高速の油の流れに対してバルブの急激な閉鎖が、管系内にサージプレッシャーを発生させる主な原因である。なお、サージプレッシャーは閉めつつあるバルブの上流側管系内に発生する。

  • 18

    油タンカーの荷役中の管系内に発生するサージプレッシャーは、どのような危険を引き起こす恐れがあるか。

     バルブやポンプの誤操作等によって管系内に高いサージプレッシャーが発生すると、管系および付属装置を破損し、油の流出、漏洩を生じて周辺環境を汚染するばかりか火災の爆発の危険を招くことにもなる。

  • 19

    油タンカーの揚げ荷作業において原油洗浄を実施すると、どのような利点があるか。

    タンク内に付着した原油、スラッジをほとんど残さず上げにすることが出来るので残油量が減少し、揚げ荷湯量が増加する。, タンク内の付着残油、スラッジ等確認不能な船内残留物が減少することにより可載容積が増し、また、スロップ量が減少するので、結果として積み高が増す。, クリーンバラストを張るための水洗いが簡単で、また、水洗いに伴う汚水、乳濁水の発生が少なく、油水分離後に排出される油分の総量が少なくなり海洋汚染の防止に寄与する。, 残留するスラッジが減少するので、スラッジから発生する可燃性ガスが少なくなり、ガスフリーが容易で安全性が向上する。

  • 20

    大型の油タンカーに備えられているイナートガス装置の役割について概略を述べよ。

     タンカーの貨物油タンクの空所に存在する爆発性混合気体をイナートガスと置換して、気体濃度を爆発範囲外に置く防爆装置である。

  • 21

    大型の油タンカーに備えられているイナートガス装置に関して、イナートガス源として、一般に何が利用されているか。

     ボイラから発生する排気ガス。大部分がN2でそのほか、CO2、O2、SO2。