問題一覧
1
ジャイロ軸の一端が東に偏していれば、その回転惰性と地盤の東方傾斜の影響によってその一端は上昇する。その時液体安定器を取り付けると、軸が傾いた際に低い方の容器に液体が移動し、地球重力が作用するため水平軸周りにトルクが生じてプレセッションが起こる。
2
・TG-100:ダンピングウェイトというおもりを利用 ・ES型:ダンピングウェイトというおもりを利用 ・TG-5000:ピックオフからの電気信号を用いて、懸吊線のねじれの反発を利用
3
ジャイロコンパスは地球の自転を利用して北を向くため、地球の自転方向以外の運動があると、ジャイロコンパスは自転とそれ以外の運動の合力を地球の自転として指北するため、正しく指北させるためには自転以外の運動を除く必要がある。このとき自転の運動に対する船の運動は船の緯度によって異なるため、緯度情報によって修正する必要がある。
4
海水中にログの電源と同一周波数の電圧が存在したり、増幅器と速力航程発信機間の配線による誘導電圧が発生したりすると、船体が対水速力を有していなくても速力指示がゼロを示さない。これをゼロ点誤差といい、この誤差を調整する装置である。 他には、傾度調整、中間誤差調整がある。
5
船が設定針路から外れて偏角を生じた場合は戻し舵をとるが、舵角量は積み荷の状況や速力などよって変わるため、その際に舵角量が適切になるように、偏角に対していくらの舵角をとるかを調整する機能である。
6
高さに対する温度の低下の割合が標準状態よりも急激であったり、相対湿度が高さとともに増加したりする場合に起こることがある。このような場合には、レーダー電波の伝搬経路は湾曲する度合いが減少するため、レーダー水平面までの距離が短くなる。
7
相対湿度が高さとともに減少したり、温度低下率が標準より少なかったり、または高さとともに気温が上昇したりする場合に起こることがある。このような場合には、レーダー電波の湾曲する度合いが増加するため、レーダー水平面までの距離が長くなる。また、遠距離の目標が著しく近距離に歪んだ偽像となって現れることがある。
8
・AISで得られる情報は、レーダー又はTTのみでは困難であった船舶識別が可能である ・レーダーと異なり、見通し上に障害物があっても、電波の届く範囲内であれば他船を補足することができる・
9
極から出発地点と到着地点を通る大圏に垂線を下した点を頂点といい、両地点を通る大圏上の最高緯度の点を大圏の頂点という。
10
A地域 ・左舷標識ー標体の塗色:赤、灯色:赤 ・右舷標識ー標体の塗色:緑、灯色:緑 ・左舷航路優先標識ー標体の塗色:緑地に赤横帯1本、灯色:緑 ・右舷航路優先標識ー標体の塗色:赤地に緑横帯1本、灯色:赤 B地域はその逆 Red, Right, Return.
11
本州南岸に沿って東方又は東北東方に流れるが、紀伊半島・遠州灘沖に大きな冷水渦が現れる場合には、黒潮流路と紀伊水道沖合から伊豆諸島の間で冷水渦を迂回する蛇行現象が現れる。野島崎から房総半島に沿って北東に流れ、鹿島灘東方沖で陸岸を離れて東方に向かう。(主流流速は1~4kt、最大は5kt)
12
海洋速報, 海流推測図
13
海図の測量制度が劣ると考えられる海域, 海底の地形変化がほかより著しいと考えられる海域, 地形などの要因により、視界不良時の船位測定精度が劣る海域, 海潮流・潮差の影響が大きい海域, 荒天時、うねりや風浪の波高が急に増大する海域, 船舶が輻輳し、避険操船を余儀なくされる海域
14
天文気差の影響を少なくするため、低高度(約20度以下)の星をなるべく避ける。, 位置の線の曲率に基づく定誤差を少なくするため、高高度(約80度以上)の星をなるべく避ける。, 視水平の明瞭度を考慮に入れて観測する。, 光度の強い星は適当なシェードグラスを使用し、星の中心を水平線に合わせる。, 日没時にあっては見え始めた星から測定し、日出時にあっては東の空の暗い星から測定する。
15
船がヨーイングしているとき、オートパイロットはその回答角速度に応じて当て舵を取る。船の状態によって異なる適切な当て舵量を調整するために、回答角速度に対する当て舵量を変える機能。 舵角=-Rdθ/dt
16
GPSで2次元船位を求めるのに必要な衛星数は4個である。 擬似距離の計算式:Rp=Rt+c(Δtr-Δts+Δtd) Rp:擬似距離 Rt:真の距離 c:光速 Δtr:受信機内時計のGPS時間からのずれ Δts:衛星時計のGPS時間からのずれ Δtd:電離層や対流圏通過時の電波伝搬時間 Δts、Δtdはデータが送られてくるので既知数である。衛星からの疑似距離がわかれば、衛星を中心としてその距離を半径とする球が決定できるから、3個の衛星があれば3次元位置が求まる。しかし、Δtrは未知数であり、この不定量分だけ衛星からの距離に誤差があり、3つの球は一点で交わらない。ここにもう1個衛星を加えて、3個の衛星のΔtrを等量ずつ順次修正していくことで真の距離が求まり、正確な位置が決定できる。
17
受信時間が短いこと、電離層の通過距離が長くなり電界強度が弱くなること、電離層と大気圏の屈折誤差が大きくなることなどのために、位置の測位精度が低下する。
18
サイドローブはメインローブよりも電力が低いため、近距離かつ電波の反射強度が大きい物標が存在する場合に現れやすい。
19
真像に対して左右対称に現れる。, 真像と同じ距離に現れる。, 真像を中心に円弧状に現れる。, 真像より信号強度が弱い。
20
ターゲットのベクトル方向が、ターゲットの真の動きではなく自船との相対運動方向を示し、また長さは相対速力に比例する。ターゲットとのCPAがどこにあるのか、一目で判断できる利点がある。
21
ターゲットのベクトル方向が、ターゲットの真進路であり、長さはその速度に比例する。自船の速度ベクトルも船首方向に自船速力に比例して表示される。ターゲットの動不動の識別、陸地に対する動向などの判断が容易で、狭水道や陸地付近の海域において、自船周囲の船の動向を的確に把握しやすいという利点がある。
22
・高緯度で、2地点が東西に離れている場合。 ・2地点間の距離及び経度差が大きい場合。
23
自船の航行状態、船位の測定及び保持の精度を考慮して余裕を持って明示する。, 自船の針路、速力、喫水、操縦性能や風圧及び流圧の影響等の自然条件を考慮する, 海図の測量精度や船位測定の難易を考慮する。, 他船を避航するための余裕水域を考慮する。
24
・船舶からの依頼による情報の提供は、船舶が通信所のサービスエリア内にあり、かつ通信所と常に応答できる場合に行う。 ・通信所からの通報は操船を指示するものではない。 ・通信所のレーダー画面上に映像とならない場合もあり、特定の船舶を識別できない場合がある。
25
船舶の大小, 測量の精粗, 視界の状態, 船舶の輻輳度合い, 風潮流などの外力, 自船の操縦性能
26
月は視差が大きく、真出没時における月の中心は、視水平下にあり方位測定ができない。星は光が大気に吸収されて微弱であることから、観測者が視認できないため方位測定ができない。よって、月及び星は不適当である。
27
扇状に広がった黒潮の末端から形成され、40°から50°Nの中緯度偏西風の影響で、北米西岸付近まで東流する。末端はカリフォルニア海流となる。
28
西風皮流が南米チリ沿岸に突き当たり北上する海流。末端は南赤道海流に連なる。
29
南東貿易風により南緯15°付近を西行する海流。マダガスカル島北端を経てアフリカ東岸に突き当たり、一部は北上して冬は赤道反流、夏は南西季節風の源泉となり、一部はモザンビーク海峡を南下する。
30
フロリダ半島沖から始まる北流で、32°Nあたりで北東流となり、その後36°N以北、65°Wから50°Wあたりで偏東流となり、50°Wの東方まで扇状に広がっている。
31
メキシコ湾流から接続し、偏西風によりヨーロッパ西岸まで北西に流れる海流である。北に分かれた流れは東グリーンランド海流、東に分かれた流れはノルウェー海流、南に分かれた流れはカナリー海流につながる。
32
北インド洋の北東季節風季になるとソマリ沖では、海流が向きを変えて1月中には南西方向に流れるようになり、東アフリカ海流と合流し赤道反流の源泉となる。一方南西季節風季には、東アフリカ海流の延長として岸沿いに北東流が非常に強くなる。
33
西へ流れる南赤道海流が、ニューギニア沖で南に向きを変えてこの海流となりオーストラリア東岸を南下する。この海流はタスマニア沖で東に向きを変え、さらにニュージーランド西岸沖で北に転じ、タスマン海を反時計回りに回る循環を形成する。
34
北太平洋西風皮流が突き当たる北米西岸(45°N付近)に端を発し、北米大陸の太平洋沿岸を南下して、メキシコ沖(20°から25°N付近)から流向を南西へ転じ、さらに西流となる。末端は北赤道海流となる。
35
北東貿易風により、ほぼ北回帰線から赤道までの海域を西方に流れる。
36
メキシコ湾流の末枝が東方に流れてポルトガル沖で南転し、アフリカ大陸北西岸沿いのカナリー諸島付近を南西に流れ、北赤道海流に連なっている。
37
雨や雪によるレーダー画面のノイズは、一般的な物標に比べて、反射波強度が距離に対して滑ら可であることを利用し、微分回路により反射波強度を時間で微分して、このノイズを除去する機能。
38
方位拡大効果による方位誤差, 中心差, 方位測定時の誤差, 船体動揺による傾斜誤差, 空中線と掃引線の同期誤差
39
偏角が小さい場合には小さい舵角、偏角が大きい場合には大きい舵角をとるために、しきい値を設け、それぞれの場合におけるゲインを個別に設定することで、高低2段構えのゲインを設定する機能。
40
・外乱が作用しても、カルマンフィルタの効果により蛇行運動を誘発することが無いように天候調整が改良されている。 ・載貨状態、速力、操縦性が変化してもその変化に適応するよう各種のゲインが自動的に変化し、常に最適状態となる。 ・外洋での自動操舵は舵角が小さくなりエネルギー効率を高めることが出来る。 ・狭水路での自動操舵は保針性が良く、一定の回頭角速度で変針できるため安全航行が期待できる。
41
船舶が航行中、ジャイロ軸はある速度誤差を持って静止しているが、変速したときや変針したときは、すぐには新しい速度誤差に対応することができないため、不定の誤差が発生し、これを偏速度誤差という。
42
・設定した航進目標方向から行き合い船などにより他船を避航し、予定針路から著しく外れる恐れがある場合。 ・視界不良や通行時刻の遅れにより夜間となり、避険線設定に用いた目標の視認が困難と予想される場合。 ・航海計器を利用した避険線において、機器の故障などにより、それらが使用できなくなる恐れがある場合。
43
緯度latと赤緯dが同名で、緯度が赤緯(l > d)よりも大きい場合、天体は必ず東西圏を通過する。
44
船の動揺による加速度が原因で発生する誤差。 スペリー系TG-100型、ES型:加速度によるジャイロの振揺を粘性の高い液体を用いて、その動きを遅らせて加速度誤差を防止している。 スペリー系TG-5000型:粘性の高い液体による動きの抑制とともに、ジャイロ球の重心が浮心と一致するように調整されているので動揺誤差は生じない。
45
マイクロ波は指向性、直進性が強く、物標の方位・距離を比較的正確に測定できるため。また物標からの反射が強く、小物標からでも鮮明な映像を得やすいため。 λ[m] = 3 x 10^8[m/s] / (9410[Mhz] x 10^6[1/M]) =3.19[cm]
46
現在追尾されている目標数が最大追尾可能目標数に達したことを知らせる警報。 この警報が表示された場合、画面を観測して、捕捉の必要の有無を判断し、必要であれば手動操作する。
47
流潮のある水域を航行している場合、自船と他船ともに同様の潮流の影響を受けている。もし対地速力を入力した場合、表示される運動は潮流ベクトルが加味され、目視による見合い関係と異なる表示となる。一方対水速力を入力すると潮流の影響とは無関係に目視の見合い関係と同一の表示となるため、他船との衝突の危険を判定するためには、対水速力を入力しなければならない。
48
HCS:ジャイロコンパスなどからの方位信号を入手し、船首方位が指示された方位に一定となるように制御するシステム。外乱がある場合は、これを検知できないため、船首方位を修正する必要がある。 TCS:ECDISなどで指定されたコースラインからのずれを、位置データをもとに修正しながら航行するように制御するシステム。外乱があってもコースライン上を航行することが出来る。
49
(ア) ・適用海域 ・対象船舶 ・使用するVHFチャンネル ・VTSへの通報要領 ・TSSの航法 ・強制水先制度の有無 (イ) ・指示 ・警告 ・質問 ・回答 ・要求 ・意図
50
・新針路の方向であって、新針路と平行もしくは平行に近い線上の物標で、なるべく近距離のもの ・転舵舷正横付近の物標で顕著なもの、あるいは重視物標で精度の良いもの ・重要な変針または顕著な物標が得られないところでは、予備目標を定めておく。 ・一般に変針目標は、明瞭な物標を選び、浮標などはやむを得ない場合を除いて選ばない方が良い。
51
個人誤差は個人により常に過大または過小に測る誤差で、観測者の技術が熟練するとほぼ一定の値になる。この値を心得ていれば修正できる。 (測定方法) ・停泊中で船位がはっきりしている時に天測を行い、位置の線の偏位を見る方法。 ・互いに反方位の2天体を観測し、2本の位置の線の中線との間隔を個人差とする方法
52
スキャナの海面上高さ, 物標のレーダー有効反射面積, レーダー電波の送信出力, スキャナの開口面積, 物標の海面上高さ, 気象、海象, レーダー装置内での電波エネルギー損失, 受信機の感度
53
・追尾目標が強い降雨、降雪区域に接近、又はその区域に入った場合 ・追尾目標が強い海面反射の区域に接近、またはその区域に入った場合 ・2つ以上の追尾されている船舶が互いに接近して通過する場合 ・追尾目標が追尾されていないエコーの強い他船に接近した場合 ・追尾目標が他の目標の陰になり、映像としてとらえることが困難となった場合 ・追尾目標の受信電力が弱くなり、近くに他の映像がある場合 ・追尾目標が急に変針した場合
54
A地域 ・オーストラリア ・マレーシア ・ドイツ ・ノルウェー ・フランス ・南アフリカ ・インド ・シンガポール B地域 ・カナダ ・フィリピン ・アルゼンチン ・ペルー
55
(ア)水道入り口の遠方から水道内を見通せる航路を計画する。 (イ) ・指定航路、推薦航路がある場合はこれに従う。この場合は航路中央やや右寄りを航行する。 ・推薦航路等がない場合は、可航水域の中央を航行し、流行と平行になるように計画する。 (ウ)大角度変針は避け、小刻みに変針するような針路を計画する。また、できる限り船首に顕著な目標が得られるような航路を計画する。
56
光学的光達距離:灯火の高度、大気の透過率及び観測者の目における照度の閾値の3要素により決まる光達距離を言う。ただし大気の透過率は0.85。 名目的光達距離:大気の透過率を0.74にとしたときの光達距離。
57
近距離において強い信号となる海面反射などに埋もれた物標を検知するため、近距離ほど感度を落とし、遠距離になるにつれて感度を回復させるように、時間に対して調整する機能。 この機能を効かせすぎると、特に近距離にある物標の信号も併せて消してしまう場合があるので、注意しなければならない。
58
危険目標警報:目標が予め設定されたDCPA、TCPA以内に接近すると予測された場合に発せられる。 ロスト目標警報:捕捉・追尾されている目標が何らかの原因で追尾を続行できなくなった場合に発せられる。
59
レーダー電波が、自船と他船の間を往復し、その反射波の強さがレーダーの最小受信感度よりも大きい場合に発生する。真像と同じ方向に発生し、真像との距離の2、3、・・・倍以上の距離に表れる。
60
方法1:衛星から送られてくる信号の中に含まれている軌道情報から、受信しようとする衛星の位置を正確に計算し、これと衛星との距離及び電波のドップラーシフトから求める。 方法2:GPSにより測位した位置と過去の位置との距離と方向により速力と進路を測定している。
61
海水の温度、塩分濃度、圧力, 船体の傾斜, 海水中の気泡, 海底の状況, 音波送受波器の取り付けの正確度
62
一般に水深が150mから200mより浅い海域において、海底から有効な反射波が利用できる場合。
63
狭水道や船舶交通のふくそうする海域において、船位測定を頻繁に行う余裕がない場合、避険線の方位や距離などに注目することにより、危険物への接近や乗揚げを容易に防止できる。, 暗礁その他の危険区域や航行制限区域を確実に避けることができる。, 変針の多い海域を安全に航行できる。, 他船の避航、投錨の際に所要の水路を安全に航行できる。
64
視界・天候の良否に関わらず、避険線を利用することができる。, 距離目盛を利用して、障害物からの危険範囲に入らないような航行が可能である。, カーソルを利用して、障害物からの危険範囲に入らないような針路設定が可能であり、その後の船位の偏位も検出できる。
65
正中時前後は、太陽の方位変化が大きく、観測高度に誤差が生じやすくなるため、太陽直下の水平線との接点を見定めて、正確な高度を測定する必要がある。, 正中時ごろは、太陽が高高度になるため、修正差法を利用すると位置の線の曲率による誤差が大きくなる。
66
海上に設置される構造物の位置情報をAISを活用して提供する電波標識で、AIS受信機やAISと連動したレーダーやECDIS画面上に表示させる機能を有するもの。 (◇の中に+)AIS信号所のシンボルマーク
67
指北作用 スペリー系:ジャイロ軸の一端が東に偏していれば、その回転惰性と地盤の東方傾斜の影響によってその一端は上昇する。その時液体安定器を取り付けると、軸が傾いた際に低い方の容器に液体が移動し、地球重力が作用するため水平軸周りにトルクが生じてプレセッションが起こる。 TG-5000型:制振液の中に吊り下げられているジャイロケースのジャイロ軸の傾斜を懸吊線で戻そうとする復元トルクが生じ、プレセッションが起こる。 制振作用 スペリー系:ジャイロ軸から少し離れたところにダンピングウェイトというおもりを取り付け、指北端が仰角を持っている時は、そのおもりによるトルクとジャイロの回転によるトルクの合成で指南端が上昇し制振する。 TG-5000型:南北方向のピックアップセンサがジャイロケースの南北方向への移動を検出し、懸吊線をねじることでダンピングさせている。
68
自船から同一方向にある距離の異なる物標をレーダー画面上で異なる物標として識別することができる物標間の最小距離のことをいう。送信パルス幅に影響される。
69
レーダー画面上で、雨や雪などの映像によって物標の識別が困難になるのを防止する機能。雨や雪の反射波は、強度が時間に対して比較的滑らかな変化なので、時間で微分すると物標の反射を残して消去することができる。
70
北太平洋還流は、黒潮、北太平洋海流、カリフォルニア海流、北赤道海流により構成され、北太平洋を時計回りに循環する。黒潮は日本南岸を北東に流れ、その後広がって北太平洋海流となり偏西風の影響で北米西岸まで東流する。その後、カリフォルニア海流となって北米西岸に沿って南流し、やがて南西に向きを変え、北赤道海流へ接続する。この海流は、貿易風によって西流しフィリピン沖で黒潮と接続する。
71
・北方位標識:連続急閃光 ・東方位標識:群急閃光(毎10秒に3急閃光) ・南方位標識:群急閃光(毎15秒に6急閃光と1長閃光) ・西方位標識:群急閃光(毎15秒に9急閃光)
72
荒天時、外乱によって船のヨーイングが激しくなる。ヨーイングや見かけ上の左右の船首の振れに対して、偏角に対する不感帯を設けることでヨーイングの大きさに応じて舵角を加減できるようにする機能。制御方式は、二重ゲインを用いている。
73
(ア)10秒 (イ)3 1/3秒 (ウ)6秒 (エ)3分
74
・できるだけ眼高を高くしある程度高度の高い天体を選ぶ。 ・反方位に近い2天体を選定する。 ・改正を正確に行う。
75
(ア)他船との距離が遠い時は、互いにアンテナが向き合ったときに他船のレーダーが発射する電波を受けてその方向にらせん状の点々の偽像が現れる。 (イ)他船との距離が近い時は、他船のアンテナが自船の方向に向いていないときでも、サイドローブによって受信してしまうのでいろいろな方向にらせん状の点々の偽像が現れる。
76
安全水域標識:(次のいずれか) ・等明暗白光(明間2秒、暗間2秒) ・モールス符号白光(毎8秒にA[・ー]) ・長閃白光(毎10秒に1長閃光) 孤立障害標識:群閃黄光(毎5秒、または毎10秒に2閃光)
77
(ア)パルス繰り返し数が多いほど、感度が上がり、最大探知距離が伸び、像の鮮鋭度が増すが、レンジが制限される。 (イ)波長が短いとアンテナに対しては指向性が良くなるので、最大探知距離が伸び、方位分解能が上がり、物標の反射能率も良くなり低い物標の探知距離も向上する。
78
物標の捕捉、追尾及び衝突予防情報の更新を中断することなく、危険物が現れたときにどのような操船をすれば安全に避航できるかをシミュレーションする機能。
79
比例動作:設定針路に偏角が生じた場合、偏角に比例した舵角量をとり、設定針路へ戻す機能。 微分動作:偏角の時間微分で求められる回頭角速度に比例した当て舵量をとり、設定針路を保つ機能。 積分動作:偏角の時間積分で求められる値に比例した舵角量をとることで、小さな偏角が長く続く場合の最終的な偏角を大きな舵角によって修正するのに利用される。
80
物標のエコーが弱くなった場合、またはゲイン調整が悪くなった場合。, 追尾中の物標が強い雨や雪の反射の中に埋もれた場合。, 追尾中の物標が強い海面反射の中に埋もれた場合。, 追尾中の物標とのレーダー見通し上に障害物があり、反射エコーが無くなった場合。
航路標識
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航海学演習
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46問 • 11ヶ月前問題一覧
1
ジャイロ軸の一端が東に偏していれば、その回転惰性と地盤の東方傾斜の影響によってその一端は上昇する。その時液体安定器を取り付けると、軸が傾いた際に低い方の容器に液体が移動し、地球重力が作用するため水平軸周りにトルクが生じてプレセッションが起こる。
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・TG-100:ダンピングウェイトというおもりを利用 ・ES型:ダンピングウェイトというおもりを利用 ・TG-5000:ピックオフからの電気信号を用いて、懸吊線のねじれの反発を利用
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ジャイロコンパスは地球の自転を利用して北を向くため、地球の自転方向以外の運動があると、ジャイロコンパスは自転とそれ以外の運動の合力を地球の自転として指北するため、正しく指北させるためには自転以外の運動を除く必要がある。このとき自転の運動に対する船の運動は船の緯度によって異なるため、緯度情報によって修正する必要がある。
4
海水中にログの電源と同一周波数の電圧が存在したり、増幅器と速力航程発信機間の配線による誘導電圧が発生したりすると、船体が対水速力を有していなくても速力指示がゼロを示さない。これをゼロ点誤差といい、この誤差を調整する装置である。 他には、傾度調整、中間誤差調整がある。
5
船が設定針路から外れて偏角を生じた場合は戻し舵をとるが、舵角量は積み荷の状況や速力などよって変わるため、その際に舵角量が適切になるように、偏角に対していくらの舵角をとるかを調整する機能である。
6
高さに対する温度の低下の割合が標準状態よりも急激であったり、相対湿度が高さとともに増加したりする場合に起こることがある。このような場合には、レーダー電波の伝搬経路は湾曲する度合いが減少するため、レーダー水平面までの距離が短くなる。
7
相対湿度が高さとともに減少したり、温度低下率が標準より少なかったり、または高さとともに気温が上昇したりする場合に起こることがある。このような場合には、レーダー電波の湾曲する度合いが増加するため、レーダー水平面までの距離が長くなる。また、遠距離の目標が著しく近距離に歪んだ偽像となって現れることがある。
8
・AISで得られる情報は、レーダー又はTTのみでは困難であった船舶識別が可能である ・レーダーと異なり、見通し上に障害物があっても、電波の届く範囲内であれば他船を補足することができる・
9
極から出発地点と到着地点を通る大圏に垂線を下した点を頂点といい、両地点を通る大圏上の最高緯度の点を大圏の頂点という。
10
A地域 ・左舷標識ー標体の塗色:赤、灯色:赤 ・右舷標識ー標体の塗色:緑、灯色:緑 ・左舷航路優先標識ー標体の塗色:緑地に赤横帯1本、灯色:緑 ・右舷航路優先標識ー標体の塗色:赤地に緑横帯1本、灯色:赤 B地域はその逆 Red, Right, Return.
11
本州南岸に沿って東方又は東北東方に流れるが、紀伊半島・遠州灘沖に大きな冷水渦が現れる場合には、黒潮流路と紀伊水道沖合から伊豆諸島の間で冷水渦を迂回する蛇行現象が現れる。野島崎から房総半島に沿って北東に流れ、鹿島灘東方沖で陸岸を離れて東方に向かう。(主流流速は1~4kt、最大は5kt)
12
海洋速報, 海流推測図
13
海図の測量制度が劣ると考えられる海域, 海底の地形変化がほかより著しいと考えられる海域, 地形などの要因により、視界不良時の船位測定精度が劣る海域, 海潮流・潮差の影響が大きい海域, 荒天時、うねりや風浪の波高が急に増大する海域, 船舶が輻輳し、避険操船を余儀なくされる海域
14
天文気差の影響を少なくするため、低高度(約20度以下)の星をなるべく避ける。, 位置の線の曲率に基づく定誤差を少なくするため、高高度(約80度以上)の星をなるべく避ける。, 視水平の明瞭度を考慮に入れて観測する。, 光度の強い星は適当なシェードグラスを使用し、星の中心を水平線に合わせる。, 日没時にあっては見え始めた星から測定し、日出時にあっては東の空の暗い星から測定する。
15
船がヨーイングしているとき、オートパイロットはその回答角速度に応じて当て舵を取る。船の状態によって異なる適切な当て舵量を調整するために、回答角速度に対する当て舵量を変える機能。 舵角=-Rdθ/dt
16
GPSで2次元船位を求めるのに必要な衛星数は4個である。 擬似距離の計算式:Rp=Rt+c(Δtr-Δts+Δtd) Rp:擬似距離 Rt:真の距離 c:光速 Δtr:受信機内時計のGPS時間からのずれ Δts:衛星時計のGPS時間からのずれ Δtd:電離層や対流圏通過時の電波伝搬時間 Δts、Δtdはデータが送られてくるので既知数である。衛星からの疑似距離がわかれば、衛星を中心としてその距離を半径とする球が決定できるから、3個の衛星があれば3次元位置が求まる。しかし、Δtrは未知数であり、この不定量分だけ衛星からの距離に誤差があり、3つの球は一点で交わらない。ここにもう1個衛星を加えて、3個の衛星のΔtrを等量ずつ順次修正していくことで真の距離が求まり、正確な位置が決定できる。
17
受信時間が短いこと、電離層の通過距離が長くなり電界強度が弱くなること、電離層と大気圏の屈折誤差が大きくなることなどのために、位置の測位精度が低下する。
18
サイドローブはメインローブよりも電力が低いため、近距離かつ電波の反射強度が大きい物標が存在する場合に現れやすい。
19
真像に対して左右対称に現れる。, 真像と同じ距離に現れる。, 真像を中心に円弧状に現れる。, 真像より信号強度が弱い。
20
ターゲットのベクトル方向が、ターゲットの真の動きではなく自船との相対運動方向を示し、また長さは相対速力に比例する。ターゲットとのCPAがどこにあるのか、一目で判断できる利点がある。
21
ターゲットのベクトル方向が、ターゲットの真進路であり、長さはその速度に比例する。自船の速度ベクトルも船首方向に自船速力に比例して表示される。ターゲットの動不動の識別、陸地に対する動向などの判断が容易で、狭水道や陸地付近の海域において、自船周囲の船の動向を的確に把握しやすいという利点がある。
22
・高緯度で、2地点が東西に離れている場合。 ・2地点間の距離及び経度差が大きい場合。
23
自船の航行状態、船位の測定及び保持の精度を考慮して余裕を持って明示する。, 自船の針路、速力、喫水、操縦性能や風圧及び流圧の影響等の自然条件を考慮する, 海図の測量精度や船位測定の難易を考慮する。, 他船を避航するための余裕水域を考慮する。
24
・船舶からの依頼による情報の提供は、船舶が通信所のサービスエリア内にあり、かつ通信所と常に応答できる場合に行う。 ・通信所からの通報は操船を指示するものではない。 ・通信所のレーダー画面上に映像とならない場合もあり、特定の船舶を識別できない場合がある。
25
船舶の大小, 測量の精粗, 視界の状態, 船舶の輻輳度合い, 風潮流などの外力, 自船の操縦性能
26
月は視差が大きく、真出没時における月の中心は、視水平下にあり方位測定ができない。星は光が大気に吸収されて微弱であることから、観測者が視認できないため方位測定ができない。よって、月及び星は不適当である。
27
扇状に広がった黒潮の末端から形成され、40°から50°Nの中緯度偏西風の影響で、北米西岸付近まで東流する。末端はカリフォルニア海流となる。
28
西風皮流が南米チリ沿岸に突き当たり北上する海流。末端は南赤道海流に連なる。
29
南東貿易風により南緯15°付近を西行する海流。マダガスカル島北端を経てアフリカ東岸に突き当たり、一部は北上して冬は赤道反流、夏は南西季節風の源泉となり、一部はモザンビーク海峡を南下する。
30
フロリダ半島沖から始まる北流で、32°Nあたりで北東流となり、その後36°N以北、65°Wから50°Wあたりで偏東流となり、50°Wの東方まで扇状に広がっている。
31
メキシコ湾流から接続し、偏西風によりヨーロッパ西岸まで北西に流れる海流である。北に分かれた流れは東グリーンランド海流、東に分かれた流れはノルウェー海流、南に分かれた流れはカナリー海流につながる。
32
北インド洋の北東季節風季になるとソマリ沖では、海流が向きを変えて1月中には南西方向に流れるようになり、東アフリカ海流と合流し赤道反流の源泉となる。一方南西季節風季には、東アフリカ海流の延長として岸沿いに北東流が非常に強くなる。
33
西へ流れる南赤道海流が、ニューギニア沖で南に向きを変えてこの海流となりオーストラリア東岸を南下する。この海流はタスマニア沖で東に向きを変え、さらにニュージーランド西岸沖で北に転じ、タスマン海を反時計回りに回る循環を形成する。
34
北太平洋西風皮流が突き当たる北米西岸(45°N付近)に端を発し、北米大陸の太平洋沿岸を南下して、メキシコ沖(20°から25°N付近)から流向を南西へ転じ、さらに西流となる。末端は北赤道海流となる。
35
北東貿易風により、ほぼ北回帰線から赤道までの海域を西方に流れる。
36
メキシコ湾流の末枝が東方に流れてポルトガル沖で南転し、アフリカ大陸北西岸沿いのカナリー諸島付近を南西に流れ、北赤道海流に連なっている。
37
雨や雪によるレーダー画面のノイズは、一般的な物標に比べて、反射波強度が距離に対して滑ら可であることを利用し、微分回路により反射波強度を時間で微分して、このノイズを除去する機能。
38
方位拡大効果による方位誤差, 中心差, 方位測定時の誤差, 船体動揺による傾斜誤差, 空中線と掃引線の同期誤差
39
偏角が小さい場合には小さい舵角、偏角が大きい場合には大きい舵角をとるために、しきい値を設け、それぞれの場合におけるゲインを個別に設定することで、高低2段構えのゲインを設定する機能。
40
・外乱が作用しても、カルマンフィルタの効果により蛇行運動を誘発することが無いように天候調整が改良されている。 ・載貨状態、速力、操縦性が変化してもその変化に適応するよう各種のゲインが自動的に変化し、常に最適状態となる。 ・外洋での自動操舵は舵角が小さくなりエネルギー効率を高めることが出来る。 ・狭水路での自動操舵は保針性が良く、一定の回頭角速度で変針できるため安全航行が期待できる。
41
船舶が航行中、ジャイロ軸はある速度誤差を持って静止しているが、変速したときや変針したときは、すぐには新しい速度誤差に対応することができないため、不定の誤差が発生し、これを偏速度誤差という。
42
・設定した航進目標方向から行き合い船などにより他船を避航し、予定針路から著しく外れる恐れがある場合。 ・視界不良や通行時刻の遅れにより夜間となり、避険線設定に用いた目標の視認が困難と予想される場合。 ・航海計器を利用した避険線において、機器の故障などにより、それらが使用できなくなる恐れがある場合。
43
緯度latと赤緯dが同名で、緯度が赤緯(l > d)よりも大きい場合、天体は必ず東西圏を通過する。
44
船の動揺による加速度が原因で発生する誤差。 スペリー系TG-100型、ES型:加速度によるジャイロの振揺を粘性の高い液体を用いて、その動きを遅らせて加速度誤差を防止している。 スペリー系TG-5000型:粘性の高い液体による動きの抑制とともに、ジャイロ球の重心が浮心と一致するように調整されているので動揺誤差は生じない。
45
マイクロ波は指向性、直進性が強く、物標の方位・距離を比較的正確に測定できるため。また物標からの反射が強く、小物標からでも鮮明な映像を得やすいため。 λ[m] = 3 x 10^8[m/s] / (9410[Mhz] x 10^6[1/M]) =3.19[cm]
46
現在追尾されている目標数が最大追尾可能目標数に達したことを知らせる警報。 この警報が表示された場合、画面を観測して、捕捉の必要の有無を判断し、必要であれば手動操作する。
47
流潮のある水域を航行している場合、自船と他船ともに同様の潮流の影響を受けている。もし対地速力を入力した場合、表示される運動は潮流ベクトルが加味され、目視による見合い関係と異なる表示となる。一方対水速力を入力すると潮流の影響とは無関係に目視の見合い関係と同一の表示となるため、他船との衝突の危険を判定するためには、対水速力を入力しなければならない。
48
HCS:ジャイロコンパスなどからの方位信号を入手し、船首方位が指示された方位に一定となるように制御するシステム。外乱がある場合は、これを検知できないため、船首方位を修正する必要がある。 TCS:ECDISなどで指定されたコースラインからのずれを、位置データをもとに修正しながら航行するように制御するシステム。外乱があってもコースライン上を航行することが出来る。
49
(ア) ・適用海域 ・対象船舶 ・使用するVHFチャンネル ・VTSへの通報要領 ・TSSの航法 ・強制水先制度の有無 (イ) ・指示 ・警告 ・質問 ・回答 ・要求 ・意図
50
・新針路の方向であって、新針路と平行もしくは平行に近い線上の物標で、なるべく近距離のもの ・転舵舷正横付近の物標で顕著なもの、あるいは重視物標で精度の良いもの ・重要な変針または顕著な物標が得られないところでは、予備目標を定めておく。 ・一般に変針目標は、明瞭な物標を選び、浮標などはやむを得ない場合を除いて選ばない方が良い。
51
個人誤差は個人により常に過大または過小に測る誤差で、観測者の技術が熟練するとほぼ一定の値になる。この値を心得ていれば修正できる。 (測定方法) ・停泊中で船位がはっきりしている時に天測を行い、位置の線の偏位を見る方法。 ・互いに反方位の2天体を観測し、2本の位置の線の中線との間隔を個人差とする方法
52
スキャナの海面上高さ, 物標のレーダー有効反射面積, レーダー電波の送信出力, スキャナの開口面積, 物標の海面上高さ, 気象、海象, レーダー装置内での電波エネルギー損失, 受信機の感度
53
・追尾目標が強い降雨、降雪区域に接近、又はその区域に入った場合 ・追尾目標が強い海面反射の区域に接近、またはその区域に入った場合 ・2つ以上の追尾されている船舶が互いに接近して通過する場合 ・追尾目標が追尾されていないエコーの強い他船に接近した場合 ・追尾目標が他の目標の陰になり、映像としてとらえることが困難となった場合 ・追尾目標の受信電力が弱くなり、近くに他の映像がある場合 ・追尾目標が急に変針した場合
54
A地域 ・オーストラリア ・マレーシア ・ドイツ ・ノルウェー ・フランス ・南アフリカ ・インド ・シンガポール B地域 ・カナダ ・フィリピン ・アルゼンチン ・ペルー
55
(ア)水道入り口の遠方から水道内を見通せる航路を計画する。 (イ) ・指定航路、推薦航路がある場合はこれに従う。この場合は航路中央やや右寄りを航行する。 ・推薦航路等がない場合は、可航水域の中央を航行し、流行と平行になるように計画する。 (ウ)大角度変針は避け、小刻みに変針するような針路を計画する。また、できる限り船首に顕著な目標が得られるような航路を計画する。
56
光学的光達距離:灯火の高度、大気の透過率及び観測者の目における照度の閾値の3要素により決まる光達距離を言う。ただし大気の透過率は0.85。 名目的光達距離:大気の透過率を0.74にとしたときの光達距離。
57
近距離において強い信号となる海面反射などに埋もれた物標を検知するため、近距離ほど感度を落とし、遠距離になるにつれて感度を回復させるように、時間に対して調整する機能。 この機能を効かせすぎると、特に近距離にある物標の信号も併せて消してしまう場合があるので、注意しなければならない。
58
危険目標警報:目標が予め設定されたDCPA、TCPA以内に接近すると予測された場合に発せられる。 ロスト目標警報:捕捉・追尾されている目標が何らかの原因で追尾を続行できなくなった場合に発せられる。
59
レーダー電波が、自船と他船の間を往復し、その反射波の強さがレーダーの最小受信感度よりも大きい場合に発生する。真像と同じ方向に発生し、真像との距離の2、3、・・・倍以上の距離に表れる。
60
方法1:衛星から送られてくる信号の中に含まれている軌道情報から、受信しようとする衛星の位置を正確に計算し、これと衛星との距離及び電波のドップラーシフトから求める。 方法2:GPSにより測位した位置と過去の位置との距離と方向により速力と進路を測定している。
61
海水の温度、塩分濃度、圧力, 船体の傾斜, 海水中の気泡, 海底の状況, 音波送受波器の取り付けの正確度
62
一般に水深が150mから200mより浅い海域において、海底から有効な反射波が利用できる場合。
63
狭水道や船舶交通のふくそうする海域において、船位測定を頻繁に行う余裕がない場合、避険線の方位や距離などに注目することにより、危険物への接近や乗揚げを容易に防止できる。, 暗礁その他の危険区域や航行制限区域を確実に避けることができる。, 変針の多い海域を安全に航行できる。, 他船の避航、投錨の際に所要の水路を安全に航行できる。
64
視界・天候の良否に関わらず、避険線を利用することができる。, 距離目盛を利用して、障害物からの危険範囲に入らないような航行が可能である。, カーソルを利用して、障害物からの危険範囲に入らないような針路設定が可能であり、その後の船位の偏位も検出できる。
65
正中時前後は、太陽の方位変化が大きく、観測高度に誤差が生じやすくなるため、太陽直下の水平線との接点を見定めて、正確な高度を測定する必要がある。, 正中時ごろは、太陽が高高度になるため、修正差法を利用すると位置の線の曲率による誤差が大きくなる。
66
海上に設置される構造物の位置情報をAISを活用して提供する電波標識で、AIS受信機やAISと連動したレーダーやECDIS画面上に表示させる機能を有するもの。 (◇の中に+)AIS信号所のシンボルマーク
67
指北作用 スペリー系:ジャイロ軸の一端が東に偏していれば、その回転惰性と地盤の東方傾斜の影響によってその一端は上昇する。その時液体安定器を取り付けると、軸が傾いた際に低い方の容器に液体が移動し、地球重力が作用するため水平軸周りにトルクが生じてプレセッションが起こる。 TG-5000型:制振液の中に吊り下げられているジャイロケースのジャイロ軸の傾斜を懸吊線で戻そうとする復元トルクが生じ、プレセッションが起こる。 制振作用 スペリー系:ジャイロ軸から少し離れたところにダンピングウェイトというおもりを取り付け、指北端が仰角を持っている時は、そのおもりによるトルクとジャイロの回転によるトルクの合成で指南端が上昇し制振する。 TG-5000型:南北方向のピックアップセンサがジャイロケースの南北方向への移動を検出し、懸吊線をねじることでダンピングさせている。
68
自船から同一方向にある距離の異なる物標をレーダー画面上で異なる物標として識別することができる物標間の最小距離のことをいう。送信パルス幅に影響される。
69
レーダー画面上で、雨や雪などの映像によって物標の識別が困難になるのを防止する機能。雨や雪の反射波は、強度が時間に対して比較的滑らかな変化なので、時間で微分すると物標の反射を残して消去することができる。
70
北太平洋還流は、黒潮、北太平洋海流、カリフォルニア海流、北赤道海流により構成され、北太平洋を時計回りに循環する。黒潮は日本南岸を北東に流れ、その後広がって北太平洋海流となり偏西風の影響で北米西岸まで東流する。その後、カリフォルニア海流となって北米西岸に沿って南流し、やがて南西に向きを変え、北赤道海流へ接続する。この海流は、貿易風によって西流しフィリピン沖で黒潮と接続する。
71
・北方位標識:連続急閃光 ・東方位標識:群急閃光(毎10秒に3急閃光) ・南方位標識:群急閃光(毎15秒に6急閃光と1長閃光) ・西方位標識:群急閃光(毎15秒に9急閃光)
72
荒天時、外乱によって船のヨーイングが激しくなる。ヨーイングや見かけ上の左右の船首の振れに対して、偏角に対する不感帯を設けることでヨーイングの大きさに応じて舵角を加減できるようにする機能。制御方式は、二重ゲインを用いている。
73
(ア)10秒 (イ)3 1/3秒 (ウ)6秒 (エ)3分
74
・できるだけ眼高を高くしある程度高度の高い天体を選ぶ。 ・反方位に近い2天体を選定する。 ・改正を正確に行う。
75
(ア)他船との距離が遠い時は、互いにアンテナが向き合ったときに他船のレーダーが発射する電波を受けてその方向にらせん状の点々の偽像が現れる。 (イ)他船との距離が近い時は、他船のアンテナが自船の方向に向いていないときでも、サイドローブによって受信してしまうのでいろいろな方向にらせん状の点々の偽像が現れる。
76
安全水域標識:(次のいずれか) ・等明暗白光(明間2秒、暗間2秒) ・モールス符号白光(毎8秒にA[・ー]) ・長閃白光(毎10秒に1長閃光) 孤立障害標識:群閃黄光(毎5秒、または毎10秒に2閃光)
77
(ア)パルス繰り返し数が多いほど、感度が上がり、最大探知距離が伸び、像の鮮鋭度が増すが、レンジが制限される。 (イ)波長が短いとアンテナに対しては指向性が良くなるので、最大探知距離が伸び、方位分解能が上がり、物標の反射能率も良くなり低い物標の探知距離も向上する。
78
物標の捕捉、追尾及び衝突予防情報の更新を中断することなく、危険物が現れたときにどのような操船をすれば安全に避航できるかをシミュレーションする機能。
79
比例動作:設定針路に偏角が生じた場合、偏角に比例した舵角量をとり、設定針路へ戻す機能。 微分動作:偏角の時間微分で求められる回頭角速度に比例した当て舵量をとり、設定針路を保つ機能。 積分動作:偏角の時間積分で求められる値に比例した舵角量をとることで、小さな偏角が長く続く場合の最終的な偏角を大きな舵角によって修正するのに利用される。
80
物標のエコーが弱くなった場合、またはゲイン調整が悪くなった場合。, 追尾中の物標が強い雨や雪の反射の中に埋もれた場合。, 追尾中の物標が強い海面反射の中に埋もれた場合。, 追尾中の物標とのレーダー見通し上に障害物があり、反射エコーが無くなった場合。