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6/12資産除去債務
  • 長山晴香

  • 問題数 10 • 6/12/2023

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    問題一覧

  • 1

    【資産除去債務の定義】 資産除去債務とは、有形固定資産の取得、建設、開発又は通常の使用によって生じ、当該 ① に関して法令又は契約で要求される ② 及びそれに ③ をいう。

    ①有形固定資産の除去, ②法律上の義務, ③準ずるもの

  • 2

    資産除去債務の負債計上とは

    資産除去債務は、有形固定資産の取得、建設、開発又は通常の使用によって発生した時に負債として計上する。

  • 3

    資産除去債務の負債性

    資産除去債務は、有形固定資産の除去に関して法令又は契約で要求される法律上の義務及びそれに準ずるものであり、当該有形固定資産の除去サービスに係る支払いが不可避的に生じ、実質的に支払い義務を負うことになることから、負債性が認められる。

  • 4

    【引当金処理の定義】  引当金処理とは、有形固定資産の除去に係る用役の費消を、当該有形固定資産の使用に応じて各期間に ① し、それに対応する金額を ② として認識する会計処理である。

    ①費用配分, ②負債

  • 5

    引当金処理の問題点

    引当金処理の場合には、有形固定資産の除去に必要な金額が貸借対照表に計上されないことから、資産除去債務の負債計上が不十分となる。

  • 6

    【資産負債の両建処理の定義】  資産負債の両建処理とは、資産除去債務の全額を ① として計上し、同額を有形固定資産の ② に反映させる会計処理である。

    ①負債, ②取得原価

  • 7

    資産負債の両建処理の採用根拠

    資産負債の両建処理は、資産除去債務の全額を負債として計上するとともに、これに対応する除去費用を有形固定資産の取得原価に含めることで、当該除去費用が当該有形固定資産の使用に応じて各期間に費用配分されるため、資産負債の両建処理は引当金処理を包摂するものといえる。

  • 8

    割引前将来キャッシュフローの見積り方法

    合理的で説明可能な仮説及び予測に基づく自己の支出見積りによる。

  • 9

    割引前将来キャッシュフローについて、合理的で説明可能な仮定及び予測に基づく自己の支出見積りに基づいて算定する理由

    企業の投資上、資産の除去は、通常単独ではなく有形固定資産の投資プロジェクトの一環として行われるため、自らの効率性による利益は、当該有形固定資産の耐用年数にわたり、その効率性を反映させていく方が妥当であると考えられるためである。

  • 10

    資産除去債務の割引率

    割引率は、貨幣の時間価値を反映した無リスクの税引前の利率とする。

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