麻酔学2022
問題一覧
1
麻酔とは、主に薬物を使って意識や知覚を一時的かつ可逆的に消失させることである, 全身麻酔とは、感覚喪失を伴う意識喪失により、催眠、反射低下、無痛覚、筋弛緩を得られた状態である
2
全身麻酔の生理学的な変化として、深い麻酔の時にイヌやネコの顎の緊張は消失する, 全身麻酔の生理学的な変化として、深い麻酔の時にイヌやネコの眼瞼反射は消失する
3
全身麻酔の3要素として無意識となる意識喪失がある, 全身麻酔の4要素として交感神経刺激により起こる有害反射の抑制がある
4
向精神薬のうち第1種向精神薬と第2種向精神薬を譲り受けた場合、記録を2年間保存しなければならない, 毒薬は専用の鍵のかかる保管庫に貯蔵し帳簿を作成して保管管理する必要がある
5
フェノチアジン誘導体は、メジャートランキライザーに分類される, ベンゾジアゼピン誘導体は、大脳辺縁系、視床、視床下部の抑制による鎮静、中枢性筋弛緩作用を示す
6
ミダゾラムは抑うつのある動物、幼若、老齢動物で鎮静作用を生じる, メデトミジンはベンゾジアゼピンやオピオイドと相加、相乗効果を得る
7
局所麻酔薬は投与部位によって、感覚神経、運動神経、自律神経の遮断が生じる, 神経ブロックとは、特定の神経周囲に局所麻酔を投与し、神経伝導を遮断する伝達麻酔である
8
リドカインはブピバカインと比較し作用の発現が早いが作用時間が短い, イヌとネコの頭部の伝達麻酔では、上顎神経ブロックにより上顎、上顎の歯、上唇がブロックされる
9
静脈麻酔薬のプロポフォールは、主に中枢神経系のGABAa受容体に作用することで麻酔作用が発現する, 静脈麻酔薬のケタミンは、主に中枢神経系のNMDA受容体に作用することで麻酔作用が発現する
10
吸入麻酔薬の薬物動態において、吸入麻酔薬はガスとして直接肺胞に吸入される, 血液ガス-分配係数の高い吸入麻酔薬は一般的に麻酔導入時間と麻酔回復時間が長い
11
最小肺胞内濃度(MAC)は50%の動物が侵害刺激に反応しない吸入麻酔薬の最小の肺胞内濃度である, 最小肺胞内濃度(MAC)は年齢、体重、体温などの影響を受けることが知られている
12
セボフルランはイソフルランと比較して気道刺激性が少ない, 再呼吸回路は比較的低流量でガスを使用できるが、気化器の設定変更後のシステム内の麻酔濃度の変化が遅い
13
静脈麻酔薬の分類において、ケタミンは解離性麻酔薬に分類される, プロポフォールは、容量依存性の心血管系抑制作用や導入時の無呼吸が高頻度で認められる
14
アルファキサロンは、ステロイド系麻酔薬でありGABAa受容体に作用する, アルファキサロンの心血管系作用として、心筋抑制と反射性頻拍がみられることがある
15
神経筋遮断薬を投与しても、鎮痛、鎮静、健忘、催眠作用は得られない, 神経筋遮断薬の作用は、投与量に応じて眼球運動筋から生じ、横隔膜が最後に筋弛緩する
16
痛みは侵害受容と異なる現象であり、ヒト以外の動物も痛みを経験していると考えられている, 侵害受容性疼痛は、侵害受容気が活性化されることによって生じる痛みである
17
痛みの伝達経路において、侵害刺激は脊髄で修飾された後、視床を経由し大脳皮質で知覚される, 痛みに伴って観察される内分泌系の変化として、カテコラミンやコルチゾールの放出がある
18
獣医療で使用される鎮痛薬として、オピオイド、非ステロイド系抗炎症薬、α2アドレナリン作動薬などがある, オピオイド受容体は中枢神経から末梢神経に広く分布し、µ受容体、κ受容体、δ受容体に分類される
19
ブプレノルフィンは、µオピオイド受容体部分作動薬で第2種向精神薬による規制を受ける, 非ステロイド系抗炎症薬の副作用として、胃腸管障害、腎機能障害、血小板機能抑制がある
20
麻酔前の評価で用いられるASA分類では、全身疾患のない健康な患者はクラスⅠに分類される, 麻酔前の評価で用いられるASA分類では、腎不全や肝不全の患者はクラスⅣに分類される
21
麻酔時の循環のモニタリングとして、心電図のモニタリングにより心調律の看視が可能となる, 麻酔時に心拍数増加と血圧低下が生じた場合、原因として出血や静脈環流量低下などがある
22
パルスオキシメータは、酸素化の看視と脈拍数の看視を目的に利用される, 終末呼気二酸化炭素濃度は、肺循環の減少時に低下するため、循環不全の評価が可能である
23
心肺停止を診断したら、できるだけ速やかに一次救命処置を開始する, 胸部圧迫の目的は、ガス交換に必要な肺血流を発生させ、酸素運搬のための組織灌流を発生させることである
24
犬や猫の心肺蘇生では、終末呼気二酸化炭素濃度の測定が胸部圧迫の効果判定に利用できる, 犬や猫の心肺蘇生では、抗不整脈薬としてアミオダロンやリドカインが利用される
25
動物の安楽死の種類として、吸入性薬剤や非吸入性薬剤、物理的方法があり、加えてそれらに付随する方法がある, 動物の安楽死に用いられる物理的方法として、貫通式家畜銃や頸椎脱臼による方法がある
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Ⅱ
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1
麻酔とは、主に薬物を使って意識や知覚を一時的かつ可逆的に消失させることである, 全身麻酔とは、感覚喪失を伴う意識喪失により、催眠、反射低下、無痛覚、筋弛緩を得られた状態である
2
全身麻酔の生理学的な変化として、深い麻酔の時にイヌやネコの顎の緊張は消失する, 全身麻酔の生理学的な変化として、深い麻酔の時にイヌやネコの眼瞼反射は消失する
3
全身麻酔の3要素として無意識となる意識喪失がある, 全身麻酔の4要素として交感神経刺激により起こる有害反射の抑制がある
4
向精神薬のうち第1種向精神薬と第2種向精神薬を譲り受けた場合、記録を2年間保存しなければならない, 毒薬は専用の鍵のかかる保管庫に貯蔵し帳簿を作成して保管管理する必要がある
5
フェノチアジン誘導体は、メジャートランキライザーに分類される, ベンゾジアゼピン誘導体は、大脳辺縁系、視床、視床下部の抑制による鎮静、中枢性筋弛緩作用を示す
6
ミダゾラムは抑うつのある動物、幼若、老齢動物で鎮静作用を生じる, メデトミジンはベンゾジアゼピンやオピオイドと相加、相乗効果を得る
7
局所麻酔薬は投与部位によって、感覚神経、運動神経、自律神経の遮断が生じる, 神経ブロックとは、特定の神経周囲に局所麻酔を投与し、神経伝導を遮断する伝達麻酔である
8
リドカインはブピバカインと比較し作用の発現が早いが作用時間が短い, イヌとネコの頭部の伝達麻酔では、上顎神経ブロックにより上顎、上顎の歯、上唇がブロックされる
9
静脈麻酔薬のプロポフォールは、主に中枢神経系のGABAa受容体に作用することで麻酔作用が発現する, 静脈麻酔薬のケタミンは、主に中枢神経系のNMDA受容体に作用することで麻酔作用が発現する
10
吸入麻酔薬の薬物動態において、吸入麻酔薬はガスとして直接肺胞に吸入される, 血液ガス-分配係数の高い吸入麻酔薬は一般的に麻酔導入時間と麻酔回復時間が長い
11
最小肺胞内濃度(MAC)は50%の動物が侵害刺激に反応しない吸入麻酔薬の最小の肺胞内濃度である, 最小肺胞内濃度(MAC)は年齢、体重、体温などの影響を受けることが知られている
12
セボフルランはイソフルランと比較して気道刺激性が少ない, 再呼吸回路は比較的低流量でガスを使用できるが、気化器の設定変更後のシステム内の麻酔濃度の変化が遅い
13
静脈麻酔薬の分類において、ケタミンは解離性麻酔薬に分類される, プロポフォールは、容量依存性の心血管系抑制作用や導入時の無呼吸が高頻度で認められる
14
アルファキサロンは、ステロイド系麻酔薬でありGABAa受容体に作用する, アルファキサロンの心血管系作用として、心筋抑制と反射性頻拍がみられることがある
15
神経筋遮断薬を投与しても、鎮痛、鎮静、健忘、催眠作用は得られない, 神経筋遮断薬の作用は、投与量に応じて眼球運動筋から生じ、横隔膜が最後に筋弛緩する
16
痛みは侵害受容と異なる現象であり、ヒト以外の動物も痛みを経験していると考えられている, 侵害受容性疼痛は、侵害受容気が活性化されることによって生じる痛みである
17
痛みの伝達経路において、侵害刺激は脊髄で修飾された後、視床を経由し大脳皮質で知覚される, 痛みに伴って観察される内分泌系の変化として、カテコラミンやコルチゾールの放出がある
18
獣医療で使用される鎮痛薬として、オピオイド、非ステロイド系抗炎症薬、α2アドレナリン作動薬などがある, オピオイド受容体は中枢神経から末梢神経に広く分布し、µ受容体、κ受容体、δ受容体に分類される
19
ブプレノルフィンは、µオピオイド受容体部分作動薬で第2種向精神薬による規制を受ける, 非ステロイド系抗炎症薬の副作用として、胃腸管障害、腎機能障害、血小板機能抑制がある
20
麻酔前の評価で用いられるASA分類では、全身疾患のない健康な患者はクラスⅠに分類される, 麻酔前の評価で用いられるASA分類では、腎不全や肝不全の患者はクラスⅣに分類される
21
麻酔時の循環のモニタリングとして、心電図のモニタリングにより心調律の看視が可能となる, 麻酔時に心拍数増加と血圧低下が生じた場合、原因として出血や静脈環流量低下などがある
22
パルスオキシメータは、酸素化の看視と脈拍数の看視を目的に利用される, 終末呼気二酸化炭素濃度は、肺循環の減少時に低下するため、循環不全の評価が可能である
23
心肺停止を診断したら、できるだけ速やかに一次救命処置を開始する, 胸部圧迫の目的は、ガス交換に必要な肺血流を発生させ、酸素運搬のための組織灌流を発生させることである
24
犬や猫の心肺蘇生では、終末呼気二酸化炭素濃度の測定が胸部圧迫の効果判定に利用できる, 犬や猫の心肺蘇生では、抗不整脈薬としてアミオダロンやリドカインが利用される
25
動物の安楽死の種類として、吸入性薬剤や非吸入性薬剤、物理的方法があり、加えてそれらに付随する方法がある, 動物の安楽死に用いられる物理的方法として、貫通式家畜銃や頸椎脱臼による方法がある