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生命倫理
  • こじまみみこ

  • 問題数 60 • 7/20/2021

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    問題一覧

  • 1

    偽の前提と真の結論を持つ議論は妥当になることはない。

    F

  • 2

    良い思考実験は、道徳的な判断に影響を及ぼし、議論をゆがめる要素を取り除いて作られる。

    T

  • 3

    思考実験は、実際の問題と思考実験間の、関連する問題を比較するのに役立つ。

    T

  • 4

    バイオリニストの思考実験が良いものであれば、中絶のケースと関連する道徳的な問題を持つものとみなされる。

    T

  • 5

    事実の前提から道徳的な結論を引き出すことは問題である。

    T

  • 6

    もし議論が妥当であれば、その議論は健全である。

    F

  • 7

    もしXがYの十分条件であれば、Xは、Yのために必要不可欠なものである。

    F

  • 8

    胎児が人間であることを認めて中絶について考えることによって、胎児がいつ人間になるのかに関する論争を回避することができる。

    T

  • 9

    胎児が人間であり生きる権利を持っているのであれば、中絶肯定派は、中絶が不当に殺めることになる、と考えている。

    F

  • 10

    バイオリニストの思考実験は、胎児の生きる権利の方が妊娠した女性の身体を守る権利よりも重要であるとする考えを反駁(はんばく)するのに使うことができる。

    T

  • 11

    意図的に殺めるすべての行為は、殺人とされるが、すべての殺人が道徳的に悪いわけではない。

    F

  • 12

    中絶肯定派の見解では、妊娠した女性は自身の体に胎児を所有しているので、体の中で生じることに関して管理する権利を持っている、とみなされる。

    T

  • 13

    突然変異で巨大化する子供が家のオーナーであるお母さんの生命を脅かす思考実験は、医師が、胎児と妊娠した女性の間で中立になる必要のないことを表している。

    T

  • 14

    妊娠した女性と胎児は共に人間であるが、死なせることよりも意図的に殺す方が道徳的に悪いため、極度の見解を持つ中絶否定派は、妊娠した女性の生命よりも胎児の生命の方を守るようにする。

    T

  • 15

    バイオリニストの思考実験を反駁するには、思考実験がかなり以前に作られたものであり時代に合わないことを説明すれば良い。

    F

  • 16

    夫が直接刺して妻を直接殺めるケースと、夫が毒を入れたコップを置いて妻がそれを飲んで死なせるケースは、直接殺めることと間接的に死なせることは、意図していることは同じであるため、道徳的にあまり変わらないことを示している。

    T

  • 17

    極度な中絶否定論者は、妊娠した女性の生命が危ぶまれる場合、中絶を許容する。

    F

  • 18

    中絶肯定派は、胎児の存在を作った原因の責任と、道徳的な責任を分けて考え、妊娠した女性は道徳的な責任を持たない、と考える。

    T

  • 19

    中絶否定論者の有力な考えでは、人間を殺すことは価値ある未来を奪うから誤りであるとされ、中絶のケースにも当てはまるとされる。

    T

  • 20

    価値のある未来を重視する考えは、価値のある未来を奪うことは、殺すことが悪いことを表す必要条件である。

    F

  • 21

    胎児は意識を持った人ではないため、中絶しても良いとする考え方は、嬰児(嬰児)殺しを良いとみなしてしまう。

    T

  • 22

    人間が道徳的地位を持っていると仮定して議論すると、明らかにしなければならないことを仮定してしまっているため、説明が循環してしまっている。

    T

  • 23

    「価値のある未来を重視する見解」では、積極的安楽死は認められない。

    F

  • 24

    「価値のある未来を重視する見解」は、生命を神聖視する見解よりも、道徳的な価値を理由に殺すことが悪いことを説明するため説得力がある。

    T

  • 25

    人間の持つ意識に基づく経験が中断することを良くないものとみなす「中断理論」は、どのような意識に基づく経験が中断することも悪いとみなされるため、信憑性がない。

    T

  • 26

    中絶問題において、意識や理性を強調して議論することは適切である。

    F

  • 27

    殺すことが悪いのは、殺人者を凶悪にするため、あるいは、生き残っている人が殺された人を惜しむため、とする見解は適切である。

    F

  • 28

    殺めることはいかなる場合も完全に道徳的に悪い。

    F

  • 29

    価値のある未来を重視する考え方は、殺すことが誤りであることは、事実に基づく事例や前提から、道徳的にすべきであると結論付けることを重視している。

    F

  • 30

    殺すことが一見自明に誤りということは、殺すことは誤りだが、何か他の条件において、殺すことは誤りではなくなることを意味している。

    T

  • 31

    インフォームド・コンセント肯定派は、患者の自律性を尊重することは、意思決定能力の向上と同意を得ることの両方を含むと考えている。

    T

  • 32

    カントは、私たちが自律的に行動する場合、私たち自身の最善の利益を最大化するために、私たちが他者を「手段」として扱ってもよい、と考えている。

    F

  • 33

    インフォームド・コンセント肯定派は、患者が自律的であり、患者が病気の性質とその治療の結果を、医療従事者と同じ程度に理解している場合のみ、患者は、インフォームド・コンセントを実施できる、と考えている。

    F

  • 34

    インフォームド・コンセントでは、治療の手順の性質とリスク、およびその代替手段の情報開示に加えて、患者側に十分理解してもらう必要があるとされる。

    T

  • 35

    インフォームド・コンセント肯定派は、「自律的」を「他者の影響下に置かれることなく行動を起こすこと」、と考えている。

    F

  • 36

    インフォームド・コンセント肯定派は、患者の自律性が尊重されるべきなのは、患者の健康を促進できるため、としている。

    F

  • 37

    フランクフルトは、第1階の願望と第2階の願望に分けて自律性を考え、自律性のある人間でも、第1階の願望と第2階の願望の間に差があり、欲することをそのまま行っている、としている。

    F

  • 38

    インフォームド・コンセント否定派は、インフォームド・コンセントは、移行概念(移り変わるもの)として見なされる、と考えている。

    T

  • 39

    インフォームド・コンセント否定派は、医師が患者により多くの質問をし、患者の回答を聞くのに時間をかければ、患者の最善の利益を理解してインフォームド・コンセントを得ることができる、と考えている。

    F

  • 40

    インフォームド・コンセント否定派は、医師が生物学的な幸福を探求しても、生物学的な幸福の中には、生命の維持、病気の治癒、緩和ケア、健康の増進等の競合する要素があるため、生物学的な幸福を最も促進するものについて、医師は説明できない、と考えている。

    T

  • 41

    インフォームド・コンセント否定派は、医師が立派な性格を持ち、患者を非常に気にかけるような人間である場合、患者の全体的な幸福を促進することができる、と主張している。

    F

  • 42

    欲求充足理論は、もし何かが私たちの楽しみを充たすようなものであれば、それは善いものとなることを仮定する。

    F

  • 43

    インフォームド・コンセント否定派は、医師が勧める治療法に患者が同意する方法は上手く行かないが、医師からの提案による治療法のいくつかの候補から、患者が選択する方法であれば上手く行く、と考えている。

    F

  • 44

    インフォームド・コンセント否定派によれば、客観的に見て善いものを探求することを善い行いとする客観的リスト理論で見れば、医療従事者が客観的に善い行いをすれば、患者にとって最善の関心に見合う治療法を提供できる、とされる。

    F

  • 45

    峯村は、医学の発展に伴い、多種多様な治療法が開発され、患者は多くの選択肢を持つことができるようになったからこそ、インフォームド・コンセントがより必要になる、と講義で述べた。

    T

  • 46

    理性を持つ患者が致死量に至る薬を自ら取ることにより、自死する場合、自発的積極的安楽死である。

    F

  • 47

    エピクロスが言うように、「死は、死んだ人間に利益をもたらすことはない」が正しければ、医師と患者が自殺ほう助を実施し、正当化することは不可能となる。

    F

  • 48

    道徳性は、人間が共通して持つ人間の性質である願望に基づいていると、カントは考えている。

    F

  • 49

    非自発的消極的安楽死は、患者は死が安楽死によって早められることを望まないかもしれないが、医師が医療的に患者を殺す行為である。

    F

  • 50

    理性的であるが不治の病でひどい痛みを持つ患者が死を望む時、医師が医療的に患者を殺す場合、自発的自殺ほう助と言える。

    F

  • 51

    安楽死・自殺ほう助肯定派は、患者が理性を持っていたとしても、病気によりひどい痛みを持つ場合、多量のモルヒネを使って痛みをとり、その結果として死に至らせ、理性を害することになっても、それでよいと考えている。

    T

  • 52

    安楽死・自殺ほう助肯定派の標準理論は、死が生より悪いことを議論するのでなく、一つの生がもう一つの可能な生よりもよいことを議論することを示している。

    T

  • 53

    「自主性の黄昏」は、人間が明らかに自主性や理性を失った状態のことを意味している。

    F

  • 54

    峯村が講義で話した国際司法裁判所の例は、無条件の価値あるものを壊すために、条件的な価値あるものを持ち出すことは意味をなさないことを示している。

    T

  • 55

    安楽死・自殺ほう助否定派は、患者があまりにひどい痛みを持つ場合、痛みをとる目的であれば、安楽死、自殺ほう助を認めてもよいと考えている。

    F

  • 56

    安楽死・自殺ほう助否定派は、ひどい苦しみを持つことを、人間の理性が侵害されること、とみなしている。

    T

  • 57

    カントまた安楽死・自殺ほう助否定派は、病気が悪化して将来より不幸な人生を送ることを回避するために、人間が自身の死を早めることに反対している。

    T

  • 58

    安楽死・自殺ほう助否定派は、自発的安楽死であれば、患者の自律性を重んじているので許容される、と考えている。

    F

  • 59

    人間は自身のことについてよく分かっているので、多くの場合自身の判断を優先して良いが、理性的な存在である自身の生命を終わりにするようなことをしてはならない、と考えている。

    T

  • 60

    安楽死・自殺ほう助否定派は、安楽死はすべてよくないというのでなく、願望や関心に従って死を早めることに反対している。

    T

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