リハ概論(13回)

リハ概論(13回)
49問 • 1年前
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    問題一覧

  • 1

    ジストロフィン遺伝子の異常によって発症する進行性の筋疾患であり、デュシェンヌ型に比べると症状の進行が遅い。10歳前後~70代と幅広い年齢層で発症し、筋力低下よりも心不全の進行の方が早い場合があるため、定期的に心臓の検査を行う必要がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    ベッカー型筋ジストロフィー

  • 2

    多くは常染色体劣勢遺伝だが、まれに優性遺伝もある。発症は小児期から50歳代以降までと幅があり、近位筋(腰帯筋)が好んで侵されるが、顔面筋罹患はない症状は歩行異常で走れない、転びやすい、階段昇降困難などでしばしばGomers徴候(立ち上がるときに膝に手を当てつつ立つ)をみせる。このような特徴がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    肢帯型筋ジストロフィー

  • 3

    常染色体優性遺伝をとり、顔面筋、肩や首の筋肉が好んで侵される病気である。常染色体優性遺伝、両親のどちらかがこの病気を持っていることが多い。親は、顔面筋罹患(表情が少なくなる=スフィンクス様筋病性顔貌)か、手が上がらない(上肢挙上困難)ことで気付かれることが多い。発症年齢は幼児期から壮年期まで。軽い顔面筋罹患のみで、本人も一生涯、気付かぬ程軽い人もいる。また肩甲帯筋の筋萎縮が著明なので、肩甲骨が目立つ翼状肩甲(wing scapula (e))を診せる。このような特徴がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    顔肩甲上腕型筋ジストロフィー

  • 4

    根本的な治療は不可能であり、筋力低下等に対する対象療法しかないのが現状である。生下時からCKを異常示し筋力低下、精神遅滞を合併する。歩行は、9割がたの例で獲得できず。また、痙攣は約半数で認め、無下障書による誤感性肺炎、心不全が発現。予後は不良で呼吸器感染や心不全などによって、長くても20代で死亡する。このような特徴がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    福山型先天性筋ジストロフィー

  • 5

    骨格筋に原因不明の炎症が生じ、主として四肢近位筋、頸部、咽頭筋の対称性筋力低下と、それによる障害を起こす病気。筋疾患と全身性自己免疫疾患で悪性腫瘍をも合併する。病因は不明であり筋肉を中心に自己免疫反応(何らかの原因で筋肉に自己抗体を作り、筋細胞を破壊する反応)が生じて発症する。この特徴がある症状の名称を述べよ。

    多発性筋炎

  • 6

    脊髄の前角細胞と脳幹の運動ニューロンの変性による筋萎縮と進行性の筋力低下を特徴とする常染色体劣性遺伝の形式の遺伝子疾患の名称を述べよ。

    脊髄性筋萎縮症

  • 7

    手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気である。しかし筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)が主に障害をうける。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれる。これらの特徴がある症状の名称を述べよ。

    筋萎縮性側索硬化症

  • 8

    原因としては常染色体劣勢遺伝性疾患であり、小児期から進行性の脊髄前角細胞と脳運動神経核の変性と脱落が見られる。タイプI型では座位が獲得できない、摂食障害、呼吸障害がみられ、タイプⅡ型では座位を獲得する、生後6ヶ月以降発症する。この特徴がある病気の名称を述べよ。

    ウェルドニッヒ・ホフマン病

  • 9

    常染色体性劣性遺伝子疾患であり、脊髄性筋萎縮症の3型と呼ばれる慢性型で、1歳6ヶ月以降に徐々に発症し、筋力低下による歩行困難や筋萎縮、多少の障害が慢性化する。このような特徴がある症状の名称を述べよ。

    クーゲルベルグ・ウェランダー病

  • 10

    有髄神経は、神経軸索を絶縁体部分である髄鞘が覆う構造でありながら、所々に髄鞘で覆われていない部分があり、そこを刺激が跳躍伝道することで運動や感覚が伝わる。この髄鞘部分が壊れて神経軸索がむき出しになる状態を脱髄といい、名称疾患を○○疾患という。

    脱髄

  • 11

    細菌感染やウイルス感染により自己抗体が産生され、それが髄鞘を攻撃することで脱髄が起こる自己免疫疾患だと考えられており、症状としては、神経根と末梢神経症状が主であるが、脳神経障害(顔面神経麻痺・球麻痺)や自立神経障害(不整脈・起立性低血圧)なども診られ全身管理が必要である病気の名称を述べよ。

    ギラン・バレー症候群

  • 12

    ギランバレー症候群の症状増悪期にさけるべきものとして誤っているものを選べ。

    悪肢位保持

  • 13

    ギランバレー症候群の「一亜型」で末梢神経の髄鞘に対する自己免疫疾患であり、症状としては先行感染に続発ニューロパチーで四肢麻痺は診られないが、動眼神経麻痺による外眼筋麻痺と深部腱反射の消失、小脳失調が診られる。予後の多くは数週間で自然治癒していく。このような特徴がある病気の名称を述べよ。

    フィッシャー症候群

  • 14

    四肢遠位筋萎縮を主とし、緩徐進行型のニューロパチーで常染色体の優性遺伝子異常が原因であり、症状としては、腓骨神経群の脱力と萎縮をきたすことで足部の変形(凹足)、大腿の¹∕₃以下が両側とも萎縮する(逆シャンパンボトル様萎縮)(コウノトリの足)などがある病気の名称を述べよ。

    シャルコー・マリー・トゥース病

  • 15

    脊髄損傷の知見的発症の男女比として正しいものを選べ。

    4:1

  • 16

    脊髄損傷において、頸髄損傷と胸腰髄損傷の割合として正しいものを選べ。

    3:1

  • 17

    神経学的症状の運動機能について、頸髄損傷によって起こる麻痺として正しいものを選べ。

    四肢麻痺

  • 18

    神経学的症状の運動機能について、胸髄損傷によって起こる麻痺として正しいものを選べ。

    体幹と下肢麻痺

  • 19

    神経学的症状の運動機能について、腰髄損傷によって起こる麻痺として正しいものを選べ。

    下肢麻痺

  • 20

    神経学的症状の感覚機能について、完全損傷した場合、損傷高位から下位の感覚がすべてがどうなるか述べよ。

    脱失

  • 21

    神経学的症状の反射について、一定期間反射が消失することを何というか。

    脊髄ショック

  • 22

    神経学的症状の反射について、脊髄の高位を損傷した場合として正しいものを選べ。

    亢進

  • 23

    神経学的症状の反射について、脊髄低位(馬尾)を損傷した場合として正しいものを選べ。

    低下

  • 24

    脊髄神経の分節性支配のC4は何か。

    僧帽筋

  • 25

    脊髄神経の分節性支配のC5は何か。

    上腕二頭筋、三角筋

  • 26

    脊髄神経の分節性支配のC6は何か。

    橈側手根伸筋

  • 27

    脊髄神経の分節性支配のC7は何か。

    上腕三頭筋

  • 28

    脊髄神経の分節性支配のC8は何か。

    深指屈筋、橈側手根屈筋

  • 29

    脊髄神経の分節性支配のL2は何か。

    腸腰筋

  • 30

    脊髄神経の分節性支配のL3は何か。

    大腿四頭筋

  • 31

    脊髄神経の分節性支配のL4は何か。

    前脛骨筋

  • 32

    脊髄神経の分節性支配のS1は何か。

    腓腹筋

  • 33

    ADL障害の能力低下で寝返り、起き上がりはどのレベルに当てはまるか。

    C6レベル以下

  • 34

    ADL障害の能力低下で座位保持はどのレベルに当てはまるか。

    C6~T4で可能しかし不安定

  • 35

    ADL障害の能力低下でプッシュアップはどのレベルに当てはまるか。

    C7レベル以下で可能

  • 36

    ADL障害の能力低下で移乗動作はどのレベルに当てはまるか。

    強い肘伸展力が必要

  • 37

    ADL練習において、マウススティックやヘッドポインター、顎コントローラーの操作練習はどのレベルか正しいものを選べ。

    C4レベル

  • 38

    ADL練習において、手関節固定副子を装着して食事・整容の一部が可能はどのレベルか、正しいものを選べ。

    C5レベル

  • 39

    ADL練習において、テノデーシスを利用した把持が可能はどのレベルか、正しいものを選べ。

    C6レベル

  • 40

    ADL練習において、起居動作か用意になるピンチはできない(自助具必要)、環境が整えば、車椅子レベルでのADL自立が可能はどのレベルか、正しいものを選べ。

    C7レベル

  • 41

    下図の自助具の名称として正しいものを選べ。

    プルタブオープナー

  • 42

    下図の自助具の名称として正しいものを選べ。

    形状記憶ポリマー使用

  • 43

    下図の自助具の名称として正しいものを選べ。

    石塑粘土使用

  • 44

    亜急性期の起立訓練は、○○°から開始。その後、血圧が収縮期で○○mmHg以上低下したり、気分不良を訴える場合は、○○を低くする○に当てはまる語句を述べよ。

    60, 20, 頭部

  • 45

    先天性筋ジストロフィー(福山型)で誤っているのはとれか。2つ選べ。

    男児に多い, CK値は正常である

  • 46

    ギランバレー症候群で誤っているのはどれか。

    発症初期に積極的な筋力増強訓練を行う

  • 47

    ギランバレー症候群の症状増悪期に避けるべきものはどれか全て選べ。

    良肢位保持, 排痰訓練, ROM訓練, 体位交換

  • 48

    頸髄損傷患者が自力でベットから車椅子の移動が可能なレベルの上限はどれか。

    C6

  • 49

    頸髄損傷高位(残存機能)と運動の組み合わせで誤っているのはどれか。

    C4:肩甲骨の挙上可能, C6:肘の屈曲・伸展が可能

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    問題一覧

  • 1

    ジストロフィン遺伝子の異常によって発症する進行性の筋疾患であり、デュシェンヌ型に比べると症状の進行が遅い。10歳前後~70代と幅広い年齢層で発症し、筋力低下よりも心不全の進行の方が早い場合があるため、定期的に心臓の検査を行う必要がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    ベッカー型筋ジストロフィー

  • 2

    多くは常染色体劣勢遺伝だが、まれに優性遺伝もある。発症は小児期から50歳代以降までと幅があり、近位筋(腰帯筋)が好んで侵されるが、顔面筋罹患はない症状は歩行異常で走れない、転びやすい、階段昇降困難などでしばしばGomers徴候(立ち上がるときに膝に手を当てつつ立つ)をみせる。このような特徴がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    肢帯型筋ジストロフィー

  • 3

    常染色体優性遺伝をとり、顔面筋、肩や首の筋肉が好んで侵される病気である。常染色体優性遺伝、両親のどちらかがこの病気を持っていることが多い。親は、顔面筋罹患(表情が少なくなる=スフィンクス様筋病性顔貌)か、手が上がらない(上肢挙上困難)ことで気付かれることが多い。発症年齢は幼児期から壮年期まで。軽い顔面筋罹患のみで、本人も一生涯、気付かぬ程軽い人もいる。また肩甲帯筋の筋萎縮が著明なので、肩甲骨が目立つ翼状肩甲(wing scapula (e))を診せる。このような特徴がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    顔肩甲上腕型筋ジストロフィー

  • 4

    根本的な治療は不可能であり、筋力低下等に対する対象療法しかないのが現状である。生下時からCKを異常示し筋力低下、精神遅滞を合併する。歩行は、9割がたの例で獲得できず。また、痙攣は約半数で認め、無下障書による誤感性肺炎、心不全が発現。予後は不良で呼吸器感染や心不全などによって、長くても20代で死亡する。このような特徴がある筋ジストロフィーの名称を述べよ。

    福山型先天性筋ジストロフィー

  • 5

    骨格筋に原因不明の炎症が生じ、主として四肢近位筋、頸部、咽頭筋の対称性筋力低下と、それによる障害を起こす病気。筋疾患と全身性自己免疫疾患で悪性腫瘍をも合併する。病因は不明であり筋肉を中心に自己免疫反応(何らかの原因で筋肉に自己抗体を作り、筋細胞を破壊する反応)が生じて発症する。この特徴がある症状の名称を述べよ。

    多発性筋炎

  • 6

    脊髄の前角細胞と脳幹の運動ニューロンの変性による筋萎縮と進行性の筋力低下を特徴とする常染色体劣性遺伝の形式の遺伝子疾患の名称を述べよ。

    脊髄性筋萎縮症

  • 7

    手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気である。しかし筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)が主に障害をうける。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれる。これらの特徴がある症状の名称を述べよ。

    筋萎縮性側索硬化症

  • 8

    原因としては常染色体劣勢遺伝性疾患であり、小児期から進行性の脊髄前角細胞と脳運動神経核の変性と脱落が見られる。タイプI型では座位が獲得できない、摂食障害、呼吸障害がみられ、タイプⅡ型では座位を獲得する、生後6ヶ月以降発症する。この特徴がある病気の名称を述べよ。

    ウェルドニッヒ・ホフマン病

  • 9

    常染色体性劣性遺伝子疾患であり、脊髄性筋萎縮症の3型と呼ばれる慢性型で、1歳6ヶ月以降に徐々に発症し、筋力低下による歩行困難や筋萎縮、多少の障害が慢性化する。このような特徴がある症状の名称を述べよ。

    クーゲルベルグ・ウェランダー病

  • 10

    有髄神経は、神経軸索を絶縁体部分である髄鞘が覆う構造でありながら、所々に髄鞘で覆われていない部分があり、そこを刺激が跳躍伝道することで運動や感覚が伝わる。この髄鞘部分が壊れて神経軸索がむき出しになる状態を脱髄といい、名称疾患を○○疾患という。

    脱髄

  • 11

    細菌感染やウイルス感染により自己抗体が産生され、それが髄鞘を攻撃することで脱髄が起こる自己免疫疾患だと考えられており、症状としては、神経根と末梢神経症状が主であるが、脳神経障害(顔面神経麻痺・球麻痺)や自立神経障害(不整脈・起立性低血圧)なども診られ全身管理が必要である病気の名称を述べよ。

    ギラン・バレー症候群

  • 12

    ギランバレー症候群の症状増悪期にさけるべきものとして誤っているものを選べ。

    悪肢位保持

  • 13

    ギランバレー症候群の「一亜型」で末梢神経の髄鞘に対する自己免疫疾患であり、症状としては先行感染に続発ニューロパチーで四肢麻痺は診られないが、動眼神経麻痺による外眼筋麻痺と深部腱反射の消失、小脳失調が診られる。予後の多くは数週間で自然治癒していく。このような特徴がある病気の名称を述べよ。

    フィッシャー症候群

  • 14

    四肢遠位筋萎縮を主とし、緩徐進行型のニューロパチーで常染色体の優性遺伝子異常が原因であり、症状としては、腓骨神経群の脱力と萎縮をきたすことで足部の変形(凹足)、大腿の¹∕₃以下が両側とも萎縮する(逆シャンパンボトル様萎縮)(コウノトリの足)などがある病気の名称を述べよ。

    シャルコー・マリー・トゥース病

  • 15

    脊髄損傷の知見的発症の男女比として正しいものを選べ。

    4:1

  • 16

    脊髄損傷において、頸髄損傷と胸腰髄損傷の割合として正しいものを選べ。

    3:1

  • 17

    神経学的症状の運動機能について、頸髄損傷によって起こる麻痺として正しいものを選べ。

    四肢麻痺

  • 18

    神経学的症状の運動機能について、胸髄損傷によって起こる麻痺として正しいものを選べ。

    体幹と下肢麻痺

  • 19

    神経学的症状の運動機能について、腰髄損傷によって起こる麻痺として正しいものを選べ。

    下肢麻痺

  • 20

    神経学的症状の感覚機能について、完全損傷した場合、損傷高位から下位の感覚がすべてがどうなるか述べよ。

    脱失

  • 21

    神経学的症状の反射について、一定期間反射が消失することを何というか。

    脊髄ショック

  • 22

    神経学的症状の反射について、脊髄の高位を損傷した場合として正しいものを選べ。

    亢進

  • 23

    神経学的症状の反射について、脊髄低位(馬尾)を損傷した場合として正しいものを選べ。

    低下

  • 24

    脊髄神経の分節性支配のC4は何か。

    僧帽筋

  • 25

    脊髄神経の分節性支配のC5は何か。

    上腕二頭筋、三角筋

  • 26

    脊髄神経の分節性支配のC6は何か。

    橈側手根伸筋

  • 27

    脊髄神経の分節性支配のC7は何か。

    上腕三頭筋

  • 28

    脊髄神経の分節性支配のC8は何か。

    深指屈筋、橈側手根屈筋

  • 29

    脊髄神経の分節性支配のL2は何か。

    腸腰筋

  • 30

    脊髄神経の分節性支配のL3は何か。

    大腿四頭筋

  • 31

    脊髄神経の分節性支配のL4は何か。

    前脛骨筋

  • 32

    脊髄神経の分節性支配のS1は何か。

    腓腹筋

  • 33

    ADL障害の能力低下で寝返り、起き上がりはどのレベルに当てはまるか。

    C6レベル以下

  • 34

    ADL障害の能力低下で座位保持はどのレベルに当てはまるか。

    C6~T4で可能しかし不安定

  • 35

    ADL障害の能力低下でプッシュアップはどのレベルに当てはまるか。

    C7レベル以下で可能

  • 36

    ADL障害の能力低下で移乗動作はどのレベルに当てはまるか。

    強い肘伸展力が必要

  • 37

    ADL練習において、マウススティックやヘッドポインター、顎コントローラーの操作練習はどのレベルか正しいものを選べ。

    C4レベル

  • 38

    ADL練習において、手関節固定副子を装着して食事・整容の一部が可能はどのレベルか、正しいものを選べ。

    C5レベル

  • 39

    ADL練習において、テノデーシスを利用した把持が可能はどのレベルか、正しいものを選べ。

    C6レベル

  • 40

    ADL練習において、起居動作か用意になるピンチはできない(自助具必要)、環境が整えば、車椅子レベルでのADL自立が可能はどのレベルか、正しいものを選べ。

    C7レベル

  • 41

    下図の自助具の名称として正しいものを選べ。

    プルタブオープナー

  • 42

    下図の自助具の名称として正しいものを選べ。

    形状記憶ポリマー使用

  • 43

    下図の自助具の名称として正しいものを選べ。

    石塑粘土使用

  • 44

    亜急性期の起立訓練は、○○°から開始。その後、血圧が収縮期で○○mmHg以上低下したり、気分不良を訴える場合は、○○を低くする○に当てはまる語句を述べよ。

    60, 20, 頭部

  • 45

    先天性筋ジストロフィー(福山型)で誤っているのはとれか。2つ選べ。

    男児に多い, CK値は正常である

  • 46

    ギランバレー症候群で誤っているのはどれか。

    発症初期に積極的な筋力増強訓練を行う

  • 47

    ギランバレー症候群の症状増悪期に避けるべきものはどれか全て選べ。

    良肢位保持, 排痰訓練, ROM訓練, 体位交換

  • 48

    頸髄損傷患者が自力でベットから車椅子の移動が可能なレベルの上限はどれか。

    C6

  • 49

    頸髄損傷高位(残存機能)と運動の組み合わせで誤っているのはどれか。

    C4:肩甲骨の挙上可能, C6:肘の屈曲・伸展が可能