問題一覧
1
生体の電気特性について正しいのはどれか。
β分散は組織の構造に起因する, 脂肪の導電率は筋肉よりも低い。
2
放射線が同じ線量で生体に吸収されたとき、影響が最も大きいのはどれか
α線
3
比熱が最も小さいのはどれか
脂肪
4
生体組織の固有音響インピーダンスに近い値はどれか
1.5×10^6
5
組織の両面の温度差が 4℃ で、断面積が 10cm2、厚さが 5mm の生体組織を 1分間に通過する熱量 [J] はどれか。ただし、生体組織の熱伝導率を 5×10-3 J / (cm ・s ・℃)とする
24
6
生体の光学特性について誤っているのはどれか
皮膚に照射された UVc は真皮まで到達する, ヘモグロビンは青色光よりも近赤外光をよく吸収する
7
生体組織の音響特性インピーダンスが、脂肪組織で1.35×106 kg/(m2・s)、筋組織で1.65×106 kg/(m2・s)とすると、脂肪組織と筋組織との境界面での超音波の反射率(音波の振幅比:%)はどれか
10
8
生体における放射線感受性を表す組織加重係数が最も大きいのはどれか
結 腸
9
生体の光特性について誤っているのはどれか。
UV A は紫外線の中で最も細胞への致死的作用が強い。
10
健常人において動脈血の酸素分圧が正常な状態であるとき、特定の末梢組織への酸素運搬量に最も影響を与えるのはどれか
当該組織の血流量
11
生体の電気特性について誤っているのはどれか
β分散は約GHzで生じる
12
生体組織の力学的性質で誤っているのはどれか
ヤング率が大きな組織ほど応力に対するひずみが大きい
13
生体と磁気について正しいのはどれか
MRIでは生体内の水素原子核を電磁波で共鳴させている, 交流磁界は生体内に渦電流を発生する。
14
生体での熱の伝わり方について正しいのはどれか。
体表面での熱の放散には空気の対流が役立つ, 皮膚組織内では対流はほとんど存在しない, 生体内では血流による熱の移動の効果が大きい
15
正しいのはどれか。
生体軟組織のポアソン比はおよそ0.5 である
16
生体組織の電気特性で正しい組合せはどれか
β分散 --------------- 数MHz, γ分散 --------------- 水分子
17
生体組織の熱に対する性質で誤っているのはどれか
熱による組織の凝固は水分の沸騰に伴う細胞質の飛散で生じる
18
生体内における物質の移動に関わる現象で誤っている組合せはどれか
腎糸球体での物質移動 ----------------- 拡散
19
生体組織中に照射された超音波について正しいのはどれか
周波数が高くなるほど組織中での減衰が増加する
20
生体の磁気特性について正しいのはどれか
ヘモグロビンは非磁性体である, 神経伝導の際に磁界が発生する
21
生体組織の光学特性について誤っているのはどれか
血液の光吸収は青色光よりも赤色光で大きい
22
興奮性細胞の電気的特性で誤っている組合せはどれか
無髄神経 跳躍伝導
23
生物への影響を考慮した放射線量を示す単位はどれか
Sv
24
生体内で比熱の小さい物質あるいは組織はどれか
骨, 脂肪
25
太陽光線の生体への作用で正しいのはどれか
UVAは真皮まで達する, DNAは紫外域での吸収が大きい, 血液の散乱はヘマトクリット値により変化する
26
生体の電気特性について誤っているのはどれか
周波数の増加とともに導電率は低下する
27
正しいのはどれか
血漿はほぼニュートン流体と見なせる
28
生体における熱作用で正しいのはどれか
体温が28°C以下になると体温調節機能が損なわれる
29
生体の電気特性について誤っている組合せはどれか
β分散 ――――― 水分子の緩和現象
30
正しいのはどれか
X線はα線より到達深度が大きい, 線量当量は組織の放射線感受性が考慮されている
31
生体の光学的特性について正しいのはどれか
メラニンは可視光よりも紫外光をよく吸収する, 紫外光は波長が長いほど皮膚深部に到達する, 水は可視光よりも赤外光をよく吸収する
32
正しいのはどれか
縦弾性率を表すヤング率の単位はPaである
33
生体の熱特性について正しいのはどれか
体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある, 皮膚における末梢血管の拡張は体表からの熱の放散を促進させる
34
能動輸送による物質の移動はどれか
細胞内から細胞外へのナトリウムイオンの移動, 尿細管におけるダルコースの移動(再吸収)
35
生体の電気特性で誤っているのはどれか
皮下脂肪の導電率は肝臓の導電率より高い
36
人体の熱特性について正しいのはどれか
人体の皮膚は黒体とみなせる, 体表からの放射エネルギーのピーク波長は赤外領域にある, 呼吸の増加は熱放出を増す
37
レーザの生体作用について誤っているのはどれか
光解離作用 鎮 痛
38
浸透圧による物質移動はどれか
組織から静脈毛細血管への間質液の移動
39
値が小さくなると脈波の伝搬速度が増加するのはどれか
血管の内径
40
正しいのはどれか
中性子線は陽子線より組織透過力が大きい
41
同じ大きさの熱エネルギーが加えられたとき、温度上昇が最も大きくなるのはどれか
脂 肪
42
生体組織の受動的電気特性について正しいのはどれか
導電率は周波数とともに増加する, 骨格筋は異方性を示す, インピーダンスは非線形性を示す
43
生体軟組織について誤っているのはどれか
弾性線維はコラーゲンからなる
44
生体の磁気特性について誤っているのはどれか
生体の比透磁率は 5000 程度である
45
生体組織の光特性について正しいのはどれか
UVC は表皮での吸収が大きい
46
神経細胞の興奮について誤っている組合せはどれか
興奮持続時間 1 秒程度
47
筋肉の特性音響インピーダンスを 1.7 * 10^6 kg・m^-2・s^-1、血液の特性音 響インピーダンスを 1.6 * 10^6 kg・m^-2・s^-1 としたとき、筋肉と血液の境界面の超 音波の反射係数はおよそどれか
0.03
48
埋植した材料に対する慢性局所反応で正しいのはどれか
アナフィラキシー, 補体活性化
49
生体の電気特性について誤っているのはどれか
β分散は約20GHzで生じる
50
正しいのはどれか
音響インピーダンスは密度と音速の積である, 音波は音響インピーダンスの異なる組織の境界面で反射する, 骨の音響インピーダンスは筋肉より大きい
51
放射線の単位で誤っているのはどれか
線量当量 T
52
体表面からの熱放散でないのはどれか
散乱
53
正しいのはどれか
骨のヤング率は筋肉より大きい, 粘性率の単位はPa'sである
54
放射線感受性の最も高い組織はどれか
骨髄
55
生体の光特性で正しいのはどれか
メラニンは可視光より紫外線の吸収が大きい
56
100Hzにおける生体組織の導電率の大小関係で正しいのはどれか
脂肪<骨格筋<血液
57
組織を構成する主な線維について正しい組合せはどれか
血管の外膜コラーゲン, 血管の中膜エラスチン
58
体表から非接触で体温を測定するときに用いるのはどれか
ステファン・ボルツマンの法則
59
生体内における物質の移動に関わる現象で正しい組合せはどれか
腎糸球体での物質移動濾過, 肺胞から血液への酸素の移動拡散
60
値が上昇すると血液の粘性率が低下するのはどれか
温度, 血流のせん断速度
61
生物への影響を考慮した放射線量を示す単位はどれか
Sv
62
生体の光特性について正しいのはどれか
水は可視光よりも赤外光の吸収が大きい, 核酸は可視光よりも紫外光の吸収が大きい, ヘモグロビンは赤外光よりも可視光の吸収が大きい