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病理学(櫛引先生)
15問 • 4ヶ月前
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    問題一覧

  • 1

    腎細胞癌について 〇〇代から〜〇〇が多い リスクファクター 〇〇、透析、 家族性

    40、70, 喫煙

  • 2

    腎臓悪性腫瘍の代表的なものを2つ挙げよ。

    淡明細胞性腎細胞癌、乳頭状腎細胞癌

  • 3

    淡明細胞性腎細胞癌について説明せよ。

    近位尿細管由来で、腎細胞癌の70-80% 血尿、背部痛、腹部腫瘤の古典的3主徴で知られている 責任遺伝子は VHL遺伝子と3p領域のがん抑制遺伝子の異常

  • 4

    淡明細胞性腎細胞癌の肉眼的特徴と組織学的特徴は?

    境界明瞭な腫瘤であり、割面は黄色〜黄白色 グリコーゲン、脂肪滴を含む淡明な細胞質や顆粒状細胞質を有する細胞が充実性胞巣状、一部管状、嚢胞状となって増生し、血管網が介在する。PAS染色陽性である。

  • 5

    乳頭状腎細胞癌について説明せよ。

    腎細胞癌の10-15%責任遺伝子は染色体7番と17番のトリソミー。

  • 6

    乳頭状腎細胞癌の肉眼的、組織学的特徴を説明せよ。

    肉眼的には境界明瞭な腫瘤であり、割面は茶褐でしばしば壊死や嚢胞形成、出血を伴う。 組織学的には線維血管間質を軸として腫瘍細胞が乳頭状に増殖する。間質には泡沫状の細胞の集族や砂状体、コレステリン結晶の沈着を認める。

  • 7

    腎盂癌について説明せよ。

    全尿路上皮癌における割合は5%ほど。組織癌はほとんどが尿路上皮癌。 早期では無症状だが腫瘤が増大すると無痛性の肉眼的血尿、更に増大すると水腎症が生じうる。

  • 8

    腎盂癌の肉眼的、組織学的特徴を説明せよ。

    乳頭状、結節状、平坦状、潰瘍状などの多彩な像を取りうる。 組織像では低異型では細胞は比較的均一で高度な異形成は見られないが、高異型では腫瘍細胞が重積的に増殖し、核の腫大、大小不同、核縁不整、多数の核分裂像を認める。

  • 9

    腎芽腫について説明せよ。

    腫瘤が大きくなるまでには症状が乏しく、腹部膨満感、腹部腫瘤などによって発見される。責任遺伝子はWT遺伝子。

  • 10

    腎芽腫について肉眼的、組織学的に説明せよ。

    肉眼的には境界明瞭な光沢を有する白色腫瘤。 組織学的には後腎芽成分は未熟な腎芽細胞様の密な増生による。上皮成分は尿細管様構造を示す。間葉成分は間葉細胞が増生する。

  • 11

    前立腺癌の肉眼的特徴と病理学的特徴について説明せよ。

    肉眼像は境界不明瞭である。組織像は基底細胞と上皮細胞の二相性が消失している。

  • 12

    セミノーマと非セミノーマについて説明せよ。

    セミノーマ  胚細胞腫瘍の50%を占める。30-40歳代に好発。hCGが軽度に上昇する。化学療法に対する感受性が高い。肉眼像は境界明瞭な腫瘤、割面は灰色〜クリーム色であり、多結節性、隆起して見える。組織学的には淡明な細胞質を有する大型類円形核の腫瘍細胞とリンパ球、組織級の浸潤をともなって増成する。 胎児性癌  多くは20-30代に好発。hCG,AFPが上昇。出血、壊死の伴う境界不明瞭な腫瘤を形成する。未分化な上皮性細胞が管状、乳頭状、充実性胞巣状に増殖する。 卵黄嚢腫瘍 3歳以下の幼児に多い。血管周囲に糸球体様の構造ができる。シラー・デュバル小体ができる。 絨毛癌 合胞体栄養膜と細胞性栄養細胞からなる。非常に悪性度が高い。 奇形腫 どの世代にも起こる。三胚葉に由来する成分。

  • 13

    オカルト癌、ラテント癌、偶発癌について説明せよ

    オカルト癌 転移が先行し、その後に発見された前立腺癌 ラテント癌 病理解剖などによって発見された臨床症状を伴わない癌 偶発癌 非腫瘍性病変によって摘出した前立腺から偶然発見された癌

  • 14

    グリソンスコアについて説明せよ。

    前立腺癌の組織的な悪性度を評価する指標である。前立腺がんを組織的特徴と浸潤様式によって第1〜5パターンに分類する。最も優勢な組織形態を第一パターン、次に優勢な組織形態を第二パターンとし、第一パターンと第二パターンの和をGleason scoreとする。 独立した腺管構造が見られればスコア3、篩状構造が見られればスコア4のようになる。

  • 15

    性索間質腫瘍について説明せよ。

    セルトリ細胞腫瘍は非常に稀で、悪性化は10%程度である。セルトリ細胞様細胞からなる腺管の増生からなる。稀に女性化乳房をきたすことがある。 ライデッヒ細胞腫瘍は性索間質腫瘍の中では最多である。エストロゲンやテストステロンなどのホルモン産生をきたすことがある。境界明瞭な褐色の腫瘍である。ほとんど良性だが10%は悪性化する。

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  • 2

    腎臓悪性腫瘍の代表的なものを2つ挙げよ。

    淡明細胞性腎細胞癌、乳頭状腎細胞癌

  • 3

    淡明細胞性腎細胞癌について説明せよ。

    近位尿細管由来で、腎細胞癌の70-80% 血尿、背部痛、腹部腫瘤の古典的3主徴で知られている 責任遺伝子は VHL遺伝子と3p領域のがん抑制遺伝子の異常

  • 4

    淡明細胞性腎細胞癌の肉眼的特徴と組織学的特徴は?

    境界明瞭な腫瘤であり、割面は黄色〜黄白色 グリコーゲン、脂肪滴を含む淡明な細胞質や顆粒状細胞質を有する細胞が充実性胞巣状、一部管状、嚢胞状となって増生し、血管網が介在する。PAS染色陽性である。

  • 5

    乳頭状腎細胞癌について説明せよ。

    腎細胞癌の10-15%責任遺伝子は染色体7番と17番のトリソミー。

  • 6

    乳頭状腎細胞癌の肉眼的、組織学的特徴を説明せよ。

    肉眼的には境界明瞭な腫瘤であり、割面は茶褐でしばしば壊死や嚢胞形成、出血を伴う。 組織学的には線維血管間質を軸として腫瘍細胞が乳頭状に増殖する。間質には泡沫状の細胞の集族や砂状体、コレステリン結晶の沈着を認める。

  • 7

    腎盂癌について説明せよ。

    全尿路上皮癌における割合は5%ほど。組織癌はほとんどが尿路上皮癌。 早期では無症状だが腫瘤が増大すると無痛性の肉眼的血尿、更に増大すると水腎症が生じうる。

  • 8

    腎盂癌の肉眼的、組織学的特徴を説明せよ。

    乳頭状、結節状、平坦状、潰瘍状などの多彩な像を取りうる。 組織像では低異型では細胞は比較的均一で高度な異形成は見られないが、高異型では腫瘍細胞が重積的に増殖し、核の腫大、大小不同、核縁不整、多数の核分裂像を認める。

  • 9

    腎芽腫について説明せよ。

    腫瘤が大きくなるまでには症状が乏しく、腹部膨満感、腹部腫瘤などによって発見される。責任遺伝子はWT遺伝子。

  • 10

    腎芽腫について肉眼的、組織学的に説明せよ。

    肉眼的には境界明瞭な光沢を有する白色腫瘤。 組織学的には後腎芽成分は未熟な腎芽細胞様の密な増生による。上皮成分は尿細管様構造を示す。間葉成分は間葉細胞が増生する。

  • 11

    前立腺癌の肉眼的特徴と病理学的特徴について説明せよ。

    肉眼像は境界不明瞭である。組織像は基底細胞と上皮細胞の二相性が消失している。

  • 12

    セミノーマと非セミノーマについて説明せよ。

    セミノーマ  胚細胞腫瘍の50%を占める。30-40歳代に好発。hCGが軽度に上昇する。化学療法に対する感受性が高い。肉眼像は境界明瞭な腫瘤、割面は灰色〜クリーム色であり、多結節性、隆起して見える。組織学的には淡明な細胞質を有する大型類円形核の腫瘍細胞とリンパ球、組織級の浸潤をともなって増成する。 胎児性癌  多くは20-30代に好発。hCG,AFPが上昇。出血、壊死の伴う境界不明瞭な腫瘤を形成する。未分化な上皮性細胞が管状、乳頭状、充実性胞巣状に増殖する。 卵黄嚢腫瘍 3歳以下の幼児に多い。血管周囲に糸球体様の構造ができる。シラー・デュバル小体ができる。 絨毛癌 合胞体栄養膜と細胞性栄養細胞からなる。非常に悪性度が高い。 奇形腫 どの世代にも起こる。三胚葉に由来する成分。

  • 13

    オカルト癌、ラテント癌、偶発癌について説明せよ

    オカルト癌 転移が先行し、その後に発見された前立腺癌 ラテント癌 病理解剖などによって発見された臨床症状を伴わない癌 偶発癌 非腫瘍性病変によって摘出した前立腺から偶然発見された癌

  • 14

    グリソンスコアについて説明せよ。

    前立腺癌の組織的な悪性度を評価する指標である。前立腺がんを組織的特徴と浸潤様式によって第1〜5パターンに分類する。最も優勢な組織形態を第一パターン、次に優勢な組織形態を第二パターンとし、第一パターンと第二パターンの和をGleason scoreとする。 独立した腺管構造が見られればスコア3、篩状構造が見られればスコア4のようになる。

  • 15

    性索間質腫瘍について説明せよ。

    セルトリ細胞腫瘍は非常に稀で、悪性化は10%程度である。セルトリ細胞様細胞からなる腺管の増生からなる。稀に女性化乳房をきたすことがある。 ライデッヒ細胞腫瘍は性索間質腫瘍の中では最多である。エストロゲンやテストステロンなどのホルモン産生をきたすことがある。境界明瞭な褐色の腫瘍である。ほとんど良性だが10%は悪性化する。