筋肉は横紋筋と平滑筋に分類され、骨格筋は横紋筋に含まれる。

骨格筋および心筋の収縮は、いずれも運動神経によって調節されている。

骨格筋の横行小管は、細胞内に存在する。

刺激が骨格筋の横行小管に伝わると、ジヒドロピリジン受容体からNa +が放出され、筋細胞が脱分極する。

骨格筋の収縮に必要なCa2+の大部分は、筋小胞体のリアノジン受容体を介して細胞内に放出される。

骨格筋細胞内のCa2+濃度が上昇すると、Ca2+はカルモジュリンに結合し、筋肉の収縮を引き起こす。

骨格筋の収縮には、神経筋接合部におけるムスカリン性アセチルコリン受容体が関与する。

クレアチンリン酸は、骨格筋においてATPの供給源となる。

骨格筋の筋小胞体は、Ca2+を放出または取り込んで、筋原繊維の収縮・弛緩を制御する。

骨格筋細胞内に放出されたCa2+は、筋小胞体膜にあるCa2+チャネルによって再び筋小胞体に取り込まれる。

骨の緻密質には、血管や神経が縦(骨の長軸方向)に通るためのハバース管が存在する。

骨の緻密部において、造血が行われる。

パラトルモンは、骨芽細胞による骨形成を促し、血中のCa2+濃度は低下する。

カルシトニンは破骨細胞の働きを抑制する。

骨吸収とは、血中のカルシウムが吸収され、骨に沈着することである。

骨形成は、ヒドロキシアパタイトが骨基質に沈着することで行われる。

骨細胞は未分化細胞であり、増殖脳を有する。

骨芽細胞はアルカリフォスファターゼ(酵素)を分泌して局所的にリン酸濃度を上昇させることで石灰化を促進する。

骨芽細胞は、造血幹細胞から分化し、コラーゲンなどの骨基質を合成する。

食事由来のカルシウムは小腸からの吸収されるが、吸収には腎臓で作られる活性型ビタミンD3が必要である。