薬理学Ⅱ

薬理学Ⅱ
96問 • 10ヶ月前
  • Nathaniel
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    問題一覧

  • 1

    睡眠薬の選択では、患者の症状に合わせながらΘ波を減少させ、深い睡眠であるNREM睡眠の延長をもたらすことを理想とする。

  • 2

    ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、GABAa受容体に結合し、直接Cl⁻チャネルを開口させる。

  • 3

    一般に、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は低用量から用量依存的に抗不安、筋弛緩、睡眠を誘導するが、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬ゾルピデムは、GABAa受容体α₁サブユニット選択制を示し、睡眠作用を選択的に誘導する。

  • 4

    統合失調症の陰性症状の病態として、皮質脳幹グルタミン酸作動性神経系の機能亢進があげられる。

  • 5

    オランザピンやエチゾピンは、統合失調症の治療の他に双極性障害の治療にも保険適応がある。

  • 6

    アリピプラゾールは統合失調症急性期における衝撃性のコントロールに第一選択薬として使用される。

  • 7

    ノンレム睡眠は睡眠深度から4相に分けられ、睡眠が深くなるにつれδ波に支配される。

  • 8

    非ベンゾジアゼピン系の超短時間型睡眠薬であるゾルピデムは、GABAA受容体のα₁サブユニットに対して選択性を示すことで、脱力や転倒などの副作用を伴わず、催眠作用を誘導する。

  • 9

    ベンゾジアゼピンおよび非ベンゾジアゼピン系催眠薬で効果が不十分な場合、メラトニン受容体作動薬であるラメルテオンや、オレキシン受容体拮抗薬であるスポレキサントなどが使用される。

  • 10

    抗うつ薬であるトラゾドンやミルタザピンは、ヒスタミンH₁受容体遮断作用を誘導するために、睡眠作用をもたらす。

  • 11

    カルバマゼピンは電位依存性Na⁺チャネルを遮断し、強直間代発作を抑制する。

  • 12

    ベンラファキシンに関する記述のうち、正しいものをすべて選んでください。

    セロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで抗うつ作用を示す。, 強迫症や心的外傷後ストレス障害にも治療効果が期待できる。

  • 13

    本薬物は抗てんかん作用を示すが、一方でかなり低用量からドパミン合成の促進やMAO活性阻害作用を持つために、パーキンソン病やレビー小体型認知症に対して有効性がある。

    ゾニサミド

  • 14

    バルプロ酸は、セロトニン5-HT₁A受容体を遮断し、全ての型の全般発作を抑制する。

  • 15

    クロナゼパムは、ベンゾジアゼピン受容体を遮断し、複雑部分発作を抑制する。

  • 16

    エトスクシミドは、T型Ca²⁺チャネルを遮断し、欠伸発作を抑制する。

  • 17

    ガバペンチンは、γ-アミノ酪酸(GABA)トランスポーターを阻害して、シナプス間隙のGABA量を増加させますかね?

  • 18

    クロバザムはベンゾジアゼピン受容体に結合し、GABA作動性神経伝達を増強する。

  • 19

    フェノバルビタールは神経細胞内へのCl⁻流入を抑制し、神経細胞膜を過分極させる。

  • 20

    ラモトリギンは、K⁺チャネルの活性化により神経細胞膜を過分極させ、抗てんかん作用を示す。

  • 21

    フェニトインは、電位依存性L型Ca²⁺チャネルを選択的に遮断し、抗てんかん作用を示す。

  • 22

    イミプラミンは、抗うつ作用の他に夜尿症やパニック障害にも有効である。イミプラミンは肝で初回通過効果を受けるため、血中薬物濃度に個人差がある。

  • 23

    塩酸クロミプラミンは三環係抗うつ薬で、イミプラミンと同様の作用を示すが、イミプラミンに比べて速攻性で点滴静注も可能である。遺尿症にも適応があり、強迫性障害やパニック障害にも有効である。

  • 24

    三環係抗うつ薬であるアモキサピンはドパミンD2受容体遮断作用も有する。

  • 25

    四環系抗うつ薬であるマプロチリンは、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、薬理作用を発現する。毛中半減期濃度が長く、夜間1回の投与も可能である。

  • 26

    セロトニン5-HT₁A受容体アゴニストであるタンドスピロンは、全般性不安障害における抗うつ、恐怖に対して抗不安効果が認められる。

  • 27

    次の全身麻酔薬の記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

    静脈麻酔薬であるプロポフォールは、麻酔作用が速く発現するが、残存効果が問題となる。

  • 28

    次の記述のうち、誤っているのを1つ選びなさい。

    アマンタジンはドパミン放出促進作用を有し、一方、ドロキシドパは脳内のノルアドレナリン濃度を上昇させる。

  • 29

    胃腸障害、腎機能障害及び心血管障害が極めて少ないNSAIDで、半減期は8時間程度である薬物。

    セレコキシブ

  • 30

    次のうち、現れやすい統合失調症の陽性症状はどれか。すべて選びなさい。

    言葉のサラダ, 関係妄想, 思路弛緩

  • 31

    ハロペリドールやリスペリドンはプロラクチンの遊離作用があるので注意する。

  • 32

    フルフェナジンやスルピリドはジストニア、アカシジア、ジスキネジアなどの副作用を生じる場合がある。

  • 33

    20代の患者Bは微小妄想、倦怠感、食欲不振が顕著だったが、その後回復し、現在では多弁となり、誇大妄想が激しく、観念奔逸が認められ、注意散漫である。 この患者の現在の症状に対して治療効果が高い薬物

    バルプロ酸ナトリウム

  • 34

    三環系抗うつ薬はどれですか?

    アミトリプチリン

  • 35

    セロトニン5-HT₂受容体を抑制して陰性症状あるいは抗鬱状態を改善できる可能性のない薬物

    エスシタロプラム

  • 36

    ()は、後頭葉に障害が認められ、睡眠障害(眠っている間に怒鳴るなど)、妄想、パーキンソニズム、自律神経症状が認められる。

    レビー小体型認知症

  • 37

    ベンゾジアゼピン系薬物の特徴を示す最も適切な説明文を一つ選びなさい。

    ベンゾジアゼピン系薬物はGABAA受容体に結合し、GABAのGABAA受容体への結合を増強させる。

  • 38

    抗精神病薬である本薬物はヒスタミンH₁受容体やα₁受容体に高い親和性を示す一方、ドパミン神経系の遮断はそれほど強くなく、錐体外路症状やプロラクチン遊離作用はほとんど示さないが、血糖値上昇や脂質代謝異常がみられることがある。

    オランザピン

  • 39

    強迫性障害に対して治療効果が最も高いと考えられる薬物を一つ選びなさい。

    パロキセチン

  • 40

    本薬物は前頭前皮質において、後シナプスの衰退細胞に存在するα₂A受容体を選択的に刺激し、シグナル伝達を増強させることでADHDの治療効果を発揮する。

    グアンファシン

  • 41

    誤っているものを1つ選べ。

    ベンゾジアゼピン系睡眠薬やバルビツール酸系睡眠薬の解毒にはフルマゼニルが使われる。

  • 42

    次の精神疾患およびその治療薬のうち、正しいものを複数選べ。

    双極性障害の患者に対しての抗うつ薬の使用に関しては、躁転のリスクを考慮し、必要最小限にとどめることが必要である。, PTSDやパニック障害の患者にイミプラミンなどの三環系抗うつ薬は有効である。, フルマゼニルは内因性GABAのGABAA受容体への結合に影響を与えない。

  • 43

    誤っているものを1つ選べ。

    COMT活性の上昇は、ドパミンの代謝を促進するばかりではなく、L-Dopaからのドパミン合成を促進する。

  • 44

    次の睡眠薬の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

    睡眠薬の選択では、患者の症状に合わせながらREM睡眠を短縮させ、深い睡眠であるNREM睡眠の延長をもたらすことを理想とする。

  • 45

    Aさんは友達の自宅が火事になったと聞いてからは、不安や恐怖で火の元を何度も何度も確認し始めるようになった。出勤しても、液につく頃には同じ不安に襲われ、結局、自宅へ引き返すことを毎朝繰り返し、やがて仕事に行けなくなった。また、家の中で過ごしながらもウイルスや菌の感染を恐れて、何かに触れた後には、必ず手洗いを繰り返した。その結果、手は荒れ果ててしまった。 この患者の現在の症状に対して治療効果が高いと考えられる薬物

    炭酸リチウム

  • 46

    30代の患者は微小妄想、倦怠感、食欲不振が顕著だったが、その後回復し、現在では多弁となり、誇大妄想が激しく、観念奔逸が認められ、注意散漫である。 この患者の現在の症状に対して治療効果が最も高いと考えられる薬物。

    バルプロ酸ナトリウム

  • 47

    本薬物はアセチルコリンエステラーゼ阻害作用とブチリルコリンエステラーゼ阻害作用を持つ認知症の治療薬である。

    リバスチグミン

  • 48

    抗精神病薬である本薬物は、ヒスタミンH₁受容体やα₁受容体に高い親和性を示す一方、ドパミン神経系の遮断はそこまで強くなく、錐体外路症状やプロラクチン遊離作用はほとんど示さないが、血糖値上昇や脂質代謝異常がみられることがある。

    オランザピン

  • 49

    塩化リチウムの作用機序として正しいものを2つ選べ。

    GSK-3α/β活性阻害, イノシトール代謝回転阻害

  • 50

    フルマゼニルの記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

    バルビツール酸系の睡眠薬による薬理効果や副作用にも拮抗作用・解毒作用を示す。

  • 51

    次の睡眠・睡眠薬の記述のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。

    覚醒の神経伝達物質としてグルタミン酸やオレキシンなどが、一方、睡眠の神経伝達物質としてGABAやヒスタミンが想定されている。

  • 52

    認知症治療薬のなかで、アセチルコリン代謝阻害あるいはニコチン性アセチルコリン受容体刺激作用を有さない薬物

    メマンチン

  • 53

    本薬物は統合失調症や双極性障害、さらには抗悪性腫瘍剤に伴う消化器症状に保険適用がある。

    オランザピン

  • 54

    GABAは()によりグルタミン酸から生合成される。

    グルタミン酸脱炭酸酵素

  • 55

    シナプス間隙に遊離されたGABAは、GABA受容体に結合した後、()によって分解される。

    GABAアミノ基転移酵素

  • 56

    神経終末より放出されたGABAは、GABAA受容体の()サブユニットの境界部に結合する。

    αとβ

  • 57

    一方、ベンゾジアゼピン系催眠薬は、GABAA受容体の()サブユニットの境界部に結合する。

    αとγ

  • 58

    学生のAさんはマンションに1人暮らしをしているが、先日、友達のマンションに空き巣の被害が続けてあったと聞いてからは、恐怖で窓や鍵の閉め忘れがないかを何度も確認し始めるようになった。いつも外出先では、不在することによる空き巣の被害に対する不安に襲われ、結局、外出後、すぐに自宅へ引き返すことを繰り返していているうちに、外に出られなくなった。また、ウイルスや菌などからの感染を恐れて、長時間の手洗いや繰り返し掃除機をかける習慣がついてしまった。こうして日常生活を送ることができなくなってきたことから、思い切って精神科を受診した。 この患者に対して治療効果が最も高いと考えられる薬物

    フルボキサミン

  • 59

    レミフェンタニルの作用機序を1つ選びなさい。

    Gsタンパク質結合型 μ-オピオイド受容体刺激

  • 60

    本薬物はセロトニンの再取り込みを阻害することでシナプス間隙のセロトニン量を増やす一方で、セロトニン5-HT₂A受容体拮抗作用を示す。

    トラゾドン

  • 61

    本薬物は中枢性アセチルコリンエステラーゼを可逆的に阻害する一方、ニコチン性アセチルコリン受容体に対して、アロステリック活性化リガンドとして働き、アセチルコリンによるニコチン性アセチルコリン受容体の感受性を亢進させる。

    ガランタミン

  • 62

    本薬物はレボドパ含有製剤(レボドパ・カルビドパ・ベンゼラシド)との併用により、パーキンソン病の wearing-off 現象の改善に用いられるが、その機序はレボドパから3-O-メチルドパへの代謝を阻害し、血中レボドパの脳内移行を促進することになる。

    エンタカポン

  • 63

    本薬物は元来抗てんかん作用を示すが、一方でかなり低用量からドパミン合成の促進やMAO活性阻害作用を持つために、パーキンソン病やレビー小体型認知症に対して有効性がある。

    ゾニサミド

  • 64

    薬物療法として、脳内のGABA濃度を上げることで抗てんかん作用を示す()は、全てのてんかんの第一選択薬である。

    バルプロ酸ナトリウム

  • 65

    一方、全ての転換の第二選択薬である()は、単剤使用が可能で、ナトリウムチャネルを阻害することで抗てんかん作用を示す。

    ラモトリギン

  • 66

    NSAIDs に関する以下の記述のうち、正しくない説明を一つ選びなさい。

    イブプロフェンやロキソプロフェンは、COX 活性阻害作用ばかりでなく、内因性カンナビノイド産生経路を遮断して薬理効果を発揮する。

  • 67

    疼痛発現機構に関する記述のうち、正しいものを選んでください。

    Aδ線維は痛覚や温覚を伝える。, Aβ線維は触覚や圧覚を伝える。, 痛覚伝達に関与する神経は有髄のAδ線維および無髄のC線維である。, ほとんどのAδ線維は脊髄後角白質の第Ⅰ層に投射している。

  • 68

    SDAは()受容体を遮断することで統合失調症陽性症状を治療する効果に加え、

    ドパミンD₂

  • 69

    SDAは()受容体を遮断することで、陰性症状や認知機能の改善にも関与することが示唆されている。

    セロトニン5-HT₂

  • 70

    躁病の治療に、炭酸リチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウム、リスペリドン、オランザピンなどが使用される。

  • 71

    炭酸リチウムはイノシトールリン脂質代謝回転を抑制して効果を示す。一方、副作用として腎原性尿崩症がある。また、妊婦や腎障害患者には使用禁忌である。

  • 72

    COX-2の主要産物は()であり、()の産生増加は、血管透過性を亢進させ、炎症初期の血管滲出反応を出現させる。

    PGE₂

  • 73

    次のてんかんやその治療の記述のうち、正しいものをすべて選べ。

    視床を起点にした脳全般への伝播によって生じる全般発作に対して、部分発作は後過分極と周辺抑制の消失によって発症する。, けいれんを伴わないことが多い小発作には、T型(低域値) Ca・チャネル阻害薬であるエトスクシミドが有効である。, 側頭葉起源の複雑部分発作では、口をくちゃくちゃしたり(口部自動症)、意識もうろう状態で動き回ることがある。, バルプロ酸ナトリウムは、GABA トランスアミナーゼ活性を阻害し、GABAの代謝を抑制することで、抗けいれん作用を示す。, ラモトリギンやトピラマートは、電位依存性 Na・チャネルを遮断することで、興奮性応答を遮断する。, ペランパネルは、グルタミン酸受容体の一つであるAMPA受容体の刺激を阻害することで、抗てんかん作用を示す。

  • 74

    25才の患者Cは貧困妄想、不眠、食欲不振が顕著だったが、その後回復し、多弁となり、夜も3時間程度しか眠らなくなった。精神科受診時は奇抜な格好で現れ、表情が豊かで声が大きく、抑揚は豊かで、問診にはかなりのテンションで「今の仕事を辞めてミュージシャンになろうと思っている。自分には未知の才能がある。」などと休みなく話しをした。観念奔逸、注意散漫であるが、記憶障害などの重度の知的障害はない。また、病前性格は循環気質であった。 治療効果が期待できる薬物を教えて。

    炭酸リチウム

  • 75

    50代の男性B。仕事の能率が悪く叱責しても無頓着ということで家族に伴われて来院した。2年前の早朝突然に意識を失って倒れた。動脈瘤破裂によると(A)と診断され。(B)術が施行された。脳外科手術後、1年間の療養生活を経て家業の小売店で軽作業に復帰した。しかし以前に比べて動作が緩慢で同じことも何度も繰り返すため、日常の行為にも非常に時間がかかるようになった。それを注意しても無頓着で一向に改まらない。食欲と睡眠とは良好である。受診時、身なりは整っており、表情も穏やかである。日常の動作は間違いなく行なうことができ、会話にも問題を感じさせない。 Aの診断名

    くも膜下出血

  • 76

    一般に、認知症が現れる前の無症状の時期から、リン酸化タウタンパク質の蓄積や()が誘導されると考えられている。

    βアミロイド蛋白の脳内での沈着

  • 77

    三環系抗うつ薬は、一般に効果発現までに2~4週間は要するため、()と併用されるケースが多い。

    ベンゾジアゼピン系抗不安薬

  • 78

    次の抗精神病薬の中で、薬剤性のパーキンソン様症状を引き起こす可能性が高い薬物を2つ選べ。

    スルピリド, フルフェナジン

  • 79

    間接的にアドレナリンα₁受容体を刺激する可能性がある薬物を複数選べ。

    ベンラファキシン, アミトリプチリン, ミルタザピン, アトモキセチン

  • 80

    社交不安症における緊張場面での動悸、震え、血圧上昇などの自律神経応答から生じる反応を抑制するが、喘息、心臓病、低血圧の患者は服用できず、徐脈、末梢循環器傷害あるいは降圧剤服用時には慎重に投与すべき薬剤の名前

    プロプラノロール

  • 81

    三環系抗うつ薬は、症状が重く、入院している患者には、効果は絶大であるが、その一方で、オフターゲットが多く、様々な副作用を引き起こすため、通院患者や軽度から中程度の症状を持つ患者には慎重な投与が必要となる。特に、()作用によって誘導されると考えられている尿閉は、

    ムスカリンM₃受容体遮断

  • 82

    縫線核-腹側被蓋野回路あるいは腹側被蓋野において()を抑制し、腹側被蓋野を起始核とするドパミン神経系を活性化することで、陰性症状あるいは抑うつ状態を改善できる。

    セロトニン5-HT₁A受容体

  • 83

    縫線核-腹側被蓋野回路あるいは腹側被蓋野において()を抑制し、腹側被蓋野を起始核とするドパミン神経系を活性化することで、陰性症状あるいは抑うつ状態を改善できる。 文中の「ドパミン神経系」に該当するドパミン神経回路の名前

    中脳皮質ドパミン系

  • 84

    陰性症状あるいは抑うつ状態を改善する可能性のない薬物を1つ選べ。

    フルフェナジン

  • 85

    次のてんかんやその治療の記述のうち、正しいものを複数選べ。

    意識消失後、けいれんを引き起こす大発作には、バルプロ酸ナトリウムのほか、カルバマゼピンやフェニトインも有効である。, けいれんを伴わないことが多い小発作には、T型(低域値) Ca²+チャネル阻害薬であるエトスクシミドが有効である。, 側頭葉起源の複雑部分発作では、意識もうろう状態で動き回ることがある。, バルプロ酸ナトリウムは、GABA トランスアミナーゼ活性を阻害してシナプス間隙のGABA 濃度を高めることによって、抗けいれん作用を示す。, ガバペンチンは、電位依存性 Ca²*チャネルの₂、サブユニットに作用して、Ca²+流入を阻害することで、興奮性応答を遮断する。

  • 86

    欠伸発作に対する第一選択治療薬

    エトスクシミド

  • 87

    欠伸発作に対する第一選択薬の主たる作用発現機序

    T型カルシウムチャネルを抑制し、神経細胞膜の安定化を引き起こす。

  • 88

    本薬物はセロトニンの再取り込みを阻害することでシナプス間隙のセロトニン量を増やすが、セロトニン5-HT₂A受容体拮抗作用はほとんど示さない。

    エスシタロプラム

  • 89

    本薬物は統合失調症や双極性障害に対して適応があるが、血糖値上昇や脂質代謝異常を示しやすく、強い鎮静作用や血圧の低下にも注意が必要である。

    クエチアピン

  • 90

    本薬物はNa⁺チャネルおよびCa²⁺チャネルを抑制する作用を持つほかに、ドパミン合成亢進作用と軽度のモノアミン酸酵素阻害作用を示す。

    ゾニサミド

  • 91

    本薬物はNa⁺チャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制することによって抗てんかん作用や双極性障害における気分エピソードの再発、再燃の抑制を示す。

    ラモトリギン

  • 92

    本薬物はセロトニンの再取り込み阻害作用のほか、セロトニン5-HT₁A受容体アゴニスト作用や5-HT₁D受容体、5-HT₃受容体および5-HT₇受容体のアンタゴニスト作用を示す。

    ボルチオキセチン

  • 93

    縫線核-腹側被蓋野回路あるいは腹側被蓋野において(1)セロトニン 5-HT₂受容体を抑制し、腹側被蓋野を起始核とする(2)ドパミン神経系を活性化することで、陰性症状あるいは抑うつ状態を改善できる。 (1)セロトニン 5-HT₂受容体を抑制することで(2)ドパミン神経系の活性化を仲介する神経の名前

    GABA神経

  • 94

    また、通院では、オフターゲットが少ない()などのSSRIが処方される。

    エスシタロプラム

  • 95

    非ベンゾジアゼピン系睡眠薬であるゾルピデムの親和性が最も高い結合部位の名前

    α₁サブユニットを含むGABAA受容体

  • 96

    シナプス間隙に遊離されたGABAは、GABA受容体に結合した後、主にアストロサイトや()に取り込まれる。

    神経細胞(神経終末)

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    問題一覧

  • 1

    睡眠薬の選択では、患者の症状に合わせながらΘ波を減少させ、深い睡眠であるNREM睡眠の延長をもたらすことを理想とする。

  • 2

    ベンゾジアゼピン系の睡眠薬は、GABAa受容体に結合し、直接Cl⁻チャネルを開口させる。

  • 3

    一般に、ベンゾジアゼピン系睡眠薬は低用量から用量依存的に抗不安、筋弛緩、睡眠を誘導するが、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬ゾルピデムは、GABAa受容体α₁サブユニット選択制を示し、睡眠作用を選択的に誘導する。

  • 4

    統合失調症の陰性症状の病態として、皮質脳幹グルタミン酸作動性神経系の機能亢進があげられる。

  • 5

    オランザピンやエチゾピンは、統合失調症の治療の他に双極性障害の治療にも保険適応がある。

  • 6

    アリピプラゾールは統合失調症急性期における衝撃性のコントロールに第一選択薬として使用される。

  • 7

    ノンレム睡眠は睡眠深度から4相に分けられ、睡眠が深くなるにつれδ波に支配される。

  • 8

    非ベンゾジアゼピン系の超短時間型睡眠薬であるゾルピデムは、GABAA受容体のα₁サブユニットに対して選択性を示すことで、脱力や転倒などの副作用を伴わず、催眠作用を誘導する。

  • 9

    ベンゾジアゼピンおよび非ベンゾジアゼピン系催眠薬で効果が不十分な場合、メラトニン受容体作動薬であるラメルテオンや、オレキシン受容体拮抗薬であるスポレキサントなどが使用される。

  • 10

    抗うつ薬であるトラゾドンやミルタザピンは、ヒスタミンH₁受容体遮断作用を誘導するために、睡眠作用をもたらす。

  • 11

    カルバマゼピンは電位依存性Na⁺チャネルを遮断し、強直間代発作を抑制する。

  • 12

    ベンラファキシンに関する記述のうち、正しいものをすべて選んでください。

    セロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで抗うつ作用を示す。, 強迫症や心的外傷後ストレス障害にも治療効果が期待できる。

  • 13

    本薬物は抗てんかん作用を示すが、一方でかなり低用量からドパミン合成の促進やMAO活性阻害作用を持つために、パーキンソン病やレビー小体型認知症に対して有効性がある。

    ゾニサミド

  • 14

    バルプロ酸は、セロトニン5-HT₁A受容体を遮断し、全ての型の全般発作を抑制する。

  • 15

    クロナゼパムは、ベンゾジアゼピン受容体を遮断し、複雑部分発作を抑制する。

  • 16

    エトスクシミドは、T型Ca²⁺チャネルを遮断し、欠伸発作を抑制する。

  • 17

    ガバペンチンは、γ-アミノ酪酸(GABA)トランスポーターを阻害して、シナプス間隙のGABA量を増加させますかね?

  • 18

    クロバザムはベンゾジアゼピン受容体に結合し、GABA作動性神経伝達を増強する。

  • 19

    フェノバルビタールは神経細胞内へのCl⁻流入を抑制し、神経細胞膜を過分極させる。

  • 20

    ラモトリギンは、K⁺チャネルの活性化により神経細胞膜を過分極させ、抗てんかん作用を示す。

  • 21

    フェニトインは、電位依存性L型Ca²⁺チャネルを選択的に遮断し、抗てんかん作用を示す。

  • 22

    イミプラミンは、抗うつ作用の他に夜尿症やパニック障害にも有効である。イミプラミンは肝で初回通過効果を受けるため、血中薬物濃度に個人差がある。

  • 23

    塩酸クロミプラミンは三環係抗うつ薬で、イミプラミンと同様の作用を示すが、イミプラミンに比べて速攻性で点滴静注も可能である。遺尿症にも適応があり、強迫性障害やパニック障害にも有効である。

  • 24

    三環係抗うつ薬であるアモキサピンはドパミンD2受容体遮断作用も有する。

  • 25

    四環系抗うつ薬であるマプロチリンは、ノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、薬理作用を発現する。毛中半減期濃度が長く、夜間1回の投与も可能である。

  • 26

    セロトニン5-HT₁A受容体アゴニストであるタンドスピロンは、全般性不安障害における抗うつ、恐怖に対して抗不安効果が認められる。

  • 27

    次の全身麻酔薬の記述のうち、誤っているものを1つ選べ。

    静脈麻酔薬であるプロポフォールは、麻酔作用が速く発現するが、残存効果が問題となる。

  • 28

    次の記述のうち、誤っているのを1つ選びなさい。

    アマンタジンはドパミン放出促進作用を有し、一方、ドロキシドパは脳内のノルアドレナリン濃度を上昇させる。

  • 29

    胃腸障害、腎機能障害及び心血管障害が極めて少ないNSAIDで、半減期は8時間程度である薬物。

    セレコキシブ

  • 30

    次のうち、現れやすい統合失調症の陽性症状はどれか。すべて選びなさい。

    言葉のサラダ, 関係妄想, 思路弛緩

  • 31

    ハロペリドールやリスペリドンはプロラクチンの遊離作用があるので注意する。

  • 32

    フルフェナジンやスルピリドはジストニア、アカシジア、ジスキネジアなどの副作用を生じる場合がある。

  • 33

    20代の患者Bは微小妄想、倦怠感、食欲不振が顕著だったが、その後回復し、現在では多弁となり、誇大妄想が激しく、観念奔逸が認められ、注意散漫である。 この患者の現在の症状に対して治療効果が高い薬物

    バルプロ酸ナトリウム

  • 34

    三環系抗うつ薬はどれですか?

    アミトリプチリン

  • 35

    セロトニン5-HT₂受容体を抑制して陰性症状あるいは抗鬱状態を改善できる可能性のない薬物

    エスシタロプラム

  • 36

    ()は、後頭葉に障害が認められ、睡眠障害(眠っている間に怒鳴るなど)、妄想、パーキンソニズム、自律神経症状が認められる。

    レビー小体型認知症

  • 37

    ベンゾジアゼピン系薬物の特徴を示す最も適切な説明文を一つ選びなさい。

    ベンゾジアゼピン系薬物はGABAA受容体に結合し、GABAのGABAA受容体への結合を増強させる。

  • 38

    抗精神病薬である本薬物はヒスタミンH₁受容体やα₁受容体に高い親和性を示す一方、ドパミン神経系の遮断はそれほど強くなく、錐体外路症状やプロラクチン遊離作用はほとんど示さないが、血糖値上昇や脂質代謝異常がみられることがある。

    オランザピン

  • 39

    強迫性障害に対して治療効果が最も高いと考えられる薬物を一つ選びなさい。

    パロキセチン

  • 40

    本薬物は前頭前皮質において、後シナプスの衰退細胞に存在するα₂A受容体を選択的に刺激し、シグナル伝達を増強させることでADHDの治療効果を発揮する。

    グアンファシン

  • 41

    誤っているものを1つ選べ。

    ベンゾジアゼピン系睡眠薬やバルビツール酸系睡眠薬の解毒にはフルマゼニルが使われる。

  • 42

    次の精神疾患およびその治療薬のうち、正しいものを複数選べ。

    双極性障害の患者に対しての抗うつ薬の使用に関しては、躁転のリスクを考慮し、必要最小限にとどめることが必要である。, PTSDやパニック障害の患者にイミプラミンなどの三環系抗うつ薬は有効である。, フルマゼニルは内因性GABAのGABAA受容体への結合に影響を与えない。

  • 43

    誤っているものを1つ選べ。

    COMT活性の上昇は、ドパミンの代謝を促進するばかりではなく、L-Dopaからのドパミン合成を促進する。

  • 44

    次の睡眠薬の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

    睡眠薬の選択では、患者の症状に合わせながらREM睡眠を短縮させ、深い睡眠であるNREM睡眠の延長をもたらすことを理想とする。

  • 45

    Aさんは友達の自宅が火事になったと聞いてからは、不安や恐怖で火の元を何度も何度も確認し始めるようになった。出勤しても、液につく頃には同じ不安に襲われ、結局、自宅へ引き返すことを毎朝繰り返し、やがて仕事に行けなくなった。また、家の中で過ごしながらもウイルスや菌の感染を恐れて、何かに触れた後には、必ず手洗いを繰り返した。その結果、手は荒れ果ててしまった。 この患者の現在の症状に対して治療効果が高いと考えられる薬物

    炭酸リチウム

  • 46

    30代の患者は微小妄想、倦怠感、食欲不振が顕著だったが、その後回復し、現在では多弁となり、誇大妄想が激しく、観念奔逸が認められ、注意散漫である。 この患者の現在の症状に対して治療効果が最も高いと考えられる薬物。

    バルプロ酸ナトリウム

  • 47

    本薬物はアセチルコリンエステラーゼ阻害作用とブチリルコリンエステラーゼ阻害作用を持つ認知症の治療薬である。

    リバスチグミン

  • 48

    抗精神病薬である本薬物は、ヒスタミンH₁受容体やα₁受容体に高い親和性を示す一方、ドパミン神経系の遮断はそこまで強くなく、錐体外路症状やプロラクチン遊離作用はほとんど示さないが、血糖値上昇や脂質代謝異常がみられることがある。

    オランザピン

  • 49

    塩化リチウムの作用機序として正しいものを2つ選べ。

    GSK-3α/β活性阻害, イノシトール代謝回転阻害

  • 50

    フルマゼニルの記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

    バルビツール酸系の睡眠薬による薬理効果や副作用にも拮抗作用・解毒作用を示す。

  • 51

    次の睡眠・睡眠薬の記述のうち、誤っているものはどれか。1つ選びなさい。

    覚醒の神経伝達物質としてグルタミン酸やオレキシンなどが、一方、睡眠の神経伝達物質としてGABAやヒスタミンが想定されている。

  • 52

    認知症治療薬のなかで、アセチルコリン代謝阻害あるいはニコチン性アセチルコリン受容体刺激作用を有さない薬物

    メマンチン

  • 53

    本薬物は統合失調症や双極性障害、さらには抗悪性腫瘍剤に伴う消化器症状に保険適用がある。

    オランザピン

  • 54

    GABAは()によりグルタミン酸から生合成される。

    グルタミン酸脱炭酸酵素

  • 55

    シナプス間隙に遊離されたGABAは、GABA受容体に結合した後、()によって分解される。

    GABAアミノ基転移酵素

  • 56

    神経終末より放出されたGABAは、GABAA受容体の()サブユニットの境界部に結合する。

    αとβ

  • 57

    一方、ベンゾジアゼピン系催眠薬は、GABAA受容体の()サブユニットの境界部に結合する。

    αとγ

  • 58

    学生のAさんはマンションに1人暮らしをしているが、先日、友達のマンションに空き巣の被害が続けてあったと聞いてからは、恐怖で窓や鍵の閉め忘れがないかを何度も確認し始めるようになった。いつも外出先では、不在することによる空き巣の被害に対する不安に襲われ、結局、外出後、すぐに自宅へ引き返すことを繰り返していているうちに、外に出られなくなった。また、ウイルスや菌などからの感染を恐れて、長時間の手洗いや繰り返し掃除機をかける習慣がついてしまった。こうして日常生活を送ることができなくなってきたことから、思い切って精神科を受診した。 この患者に対して治療効果が最も高いと考えられる薬物

    フルボキサミン

  • 59

    レミフェンタニルの作用機序を1つ選びなさい。

    Gsタンパク質結合型 μ-オピオイド受容体刺激

  • 60

    本薬物はセロトニンの再取り込みを阻害することでシナプス間隙のセロトニン量を増やす一方で、セロトニン5-HT₂A受容体拮抗作用を示す。

    トラゾドン

  • 61

    本薬物は中枢性アセチルコリンエステラーゼを可逆的に阻害する一方、ニコチン性アセチルコリン受容体に対して、アロステリック活性化リガンドとして働き、アセチルコリンによるニコチン性アセチルコリン受容体の感受性を亢進させる。

    ガランタミン

  • 62

    本薬物はレボドパ含有製剤(レボドパ・カルビドパ・ベンゼラシド)との併用により、パーキンソン病の wearing-off 現象の改善に用いられるが、その機序はレボドパから3-O-メチルドパへの代謝を阻害し、血中レボドパの脳内移行を促進することになる。

    エンタカポン

  • 63

    本薬物は元来抗てんかん作用を示すが、一方でかなり低用量からドパミン合成の促進やMAO活性阻害作用を持つために、パーキンソン病やレビー小体型認知症に対して有効性がある。

    ゾニサミド

  • 64

    薬物療法として、脳内のGABA濃度を上げることで抗てんかん作用を示す()は、全てのてんかんの第一選択薬である。

    バルプロ酸ナトリウム

  • 65

    一方、全ての転換の第二選択薬である()は、単剤使用が可能で、ナトリウムチャネルを阻害することで抗てんかん作用を示す。

    ラモトリギン

  • 66

    NSAIDs に関する以下の記述のうち、正しくない説明を一つ選びなさい。

    イブプロフェンやロキソプロフェンは、COX 活性阻害作用ばかりでなく、内因性カンナビノイド産生経路を遮断して薬理効果を発揮する。

  • 67

    疼痛発現機構に関する記述のうち、正しいものを選んでください。

    Aδ線維は痛覚や温覚を伝える。, Aβ線維は触覚や圧覚を伝える。, 痛覚伝達に関与する神経は有髄のAδ線維および無髄のC線維である。, ほとんどのAδ線維は脊髄後角白質の第Ⅰ層に投射している。

  • 68

    SDAは()受容体を遮断することで統合失調症陽性症状を治療する効果に加え、

    ドパミンD₂

  • 69

    SDAは()受容体を遮断することで、陰性症状や認知機能の改善にも関与することが示唆されている。

    セロトニン5-HT₂

  • 70

    躁病の治療に、炭酸リチウム、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウム、リスペリドン、オランザピンなどが使用される。

  • 71

    炭酸リチウムはイノシトールリン脂質代謝回転を抑制して効果を示す。一方、副作用として腎原性尿崩症がある。また、妊婦や腎障害患者には使用禁忌である。

  • 72

    COX-2の主要産物は()であり、()の産生増加は、血管透過性を亢進させ、炎症初期の血管滲出反応を出現させる。

    PGE₂

  • 73

    次のてんかんやその治療の記述のうち、正しいものをすべて選べ。

    視床を起点にした脳全般への伝播によって生じる全般発作に対して、部分発作は後過分極と周辺抑制の消失によって発症する。, けいれんを伴わないことが多い小発作には、T型(低域値) Ca・チャネル阻害薬であるエトスクシミドが有効である。, 側頭葉起源の複雑部分発作では、口をくちゃくちゃしたり(口部自動症)、意識もうろう状態で動き回ることがある。, バルプロ酸ナトリウムは、GABA トランスアミナーゼ活性を阻害し、GABAの代謝を抑制することで、抗けいれん作用を示す。, ラモトリギンやトピラマートは、電位依存性 Na・チャネルを遮断することで、興奮性応答を遮断する。, ペランパネルは、グルタミン酸受容体の一つであるAMPA受容体の刺激を阻害することで、抗てんかん作用を示す。

  • 74

    25才の患者Cは貧困妄想、不眠、食欲不振が顕著だったが、その後回復し、多弁となり、夜も3時間程度しか眠らなくなった。精神科受診時は奇抜な格好で現れ、表情が豊かで声が大きく、抑揚は豊かで、問診にはかなりのテンションで「今の仕事を辞めてミュージシャンになろうと思っている。自分には未知の才能がある。」などと休みなく話しをした。観念奔逸、注意散漫であるが、記憶障害などの重度の知的障害はない。また、病前性格は循環気質であった。 治療効果が期待できる薬物を教えて。

    炭酸リチウム

  • 75

    50代の男性B。仕事の能率が悪く叱責しても無頓着ということで家族に伴われて来院した。2年前の早朝突然に意識を失って倒れた。動脈瘤破裂によると(A)と診断され。(B)術が施行された。脳外科手術後、1年間の療養生活を経て家業の小売店で軽作業に復帰した。しかし以前に比べて動作が緩慢で同じことも何度も繰り返すため、日常の行為にも非常に時間がかかるようになった。それを注意しても無頓着で一向に改まらない。食欲と睡眠とは良好である。受診時、身なりは整っており、表情も穏やかである。日常の動作は間違いなく行なうことができ、会話にも問題を感じさせない。 Aの診断名

    くも膜下出血

  • 76

    一般に、認知症が現れる前の無症状の時期から、リン酸化タウタンパク質の蓄積や()が誘導されると考えられている。

    βアミロイド蛋白の脳内での沈着

  • 77

    三環系抗うつ薬は、一般に効果発現までに2~4週間は要するため、()と併用されるケースが多い。

    ベンゾジアゼピン系抗不安薬

  • 78

    次の抗精神病薬の中で、薬剤性のパーキンソン様症状を引き起こす可能性が高い薬物を2つ選べ。

    スルピリド, フルフェナジン

  • 79

    間接的にアドレナリンα₁受容体を刺激する可能性がある薬物を複数選べ。

    ベンラファキシン, アミトリプチリン, ミルタザピン, アトモキセチン

  • 80

    社交不安症における緊張場面での動悸、震え、血圧上昇などの自律神経応答から生じる反応を抑制するが、喘息、心臓病、低血圧の患者は服用できず、徐脈、末梢循環器傷害あるいは降圧剤服用時には慎重に投与すべき薬剤の名前

    プロプラノロール

  • 81

    三環系抗うつ薬は、症状が重く、入院している患者には、効果は絶大であるが、その一方で、オフターゲットが多く、様々な副作用を引き起こすため、通院患者や軽度から中程度の症状を持つ患者には慎重な投与が必要となる。特に、()作用によって誘導されると考えられている尿閉は、

    ムスカリンM₃受容体遮断

  • 82

    縫線核-腹側被蓋野回路あるいは腹側被蓋野において()を抑制し、腹側被蓋野を起始核とするドパミン神経系を活性化することで、陰性症状あるいは抑うつ状態を改善できる。

    セロトニン5-HT₁A受容体

  • 83

    縫線核-腹側被蓋野回路あるいは腹側被蓋野において()を抑制し、腹側被蓋野を起始核とするドパミン神経系を活性化することで、陰性症状あるいは抑うつ状態を改善できる。 文中の「ドパミン神経系」に該当するドパミン神経回路の名前

    中脳皮質ドパミン系

  • 84

    陰性症状あるいは抑うつ状態を改善する可能性のない薬物を1つ選べ。

    フルフェナジン

  • 85

    次のてんかんやその治療の記述のうち、正しいものを複数選べ。

    意識消失後、けいれんを引き起こす大発作には、バルプロ酸ナトリウムのほか、カルバマゼピンやフェニトインも有効である。, けいれんを伴わないことが多い小発作には、T型(低域値) Ca²+チャネル阻害薬であるエトスクシミドが有効である。, 側頭葉起源の複雑部分発作では、意識もうろう状態で動き回ることがある。, バルプロ酸ナトリウムは、GABA トランスアミナーゼ活性を阻害してシナプス間隙のGABA 濃度を高めることによって、抗けいれん作用を示す。, ガバペンチンは、電位依存性 Ca²*チャネルの₂、サブユニットに作用して、Ca²+流入を阻害することで、興奮性応答を遮断する。

  • 86

    欠伸発作に対する第一選択治療薬

    エトスクシミド

  • 87

    欠伸発作に対する第一選択薬の主たる作用発現機序

    T型カルシウムチャネルを抑制し、神経細胞膜の安定化を引き起こす。

  • 88

    本薬物はセロトニンの再取り込みを阻害することでシナプス間隙のセロトニン量を増やすが、セロトニン5-HT₂A受容体拮抗作用はほとんど示さない。

    エスシタロプラム

  • 89

    本薬物は統合失調症や双極性障害に対して適応があるが、血糖値上昇や脂質代謝異常を示しやすく、強い鎮静作用や血圧の低下にも注意が必要である。

    クエチアピン

  • 90

    本薬物はNa⁺チャネルおよびCa²⁺チャネルを抑制する作用を持つほかに、ドパミン合成亢進作用と軽度のモノアミン酸酵素阻害作用を示す。

    ゾニサミド

  • 91

    本薬物はNa⁺チャネルを頻度依存的かつ電位依存的に抑制することによって抗てんかん作用や双極性障害における気分エピソードの再発、再燃の抑制を示す。

    ラモトリギン

  • 92

    本薬物はセロトニンの再取り込み阻害作用のほか、セロトニン5-HT₁A受容体アゴニスト作用や5-HT₁D受容体、5-HT₃受容体および5-HT₇受容体のアンタゴニスト作用を示す。

    ボルチオキセチン

  • 93

    縫線核-腹側被蓋野回路あるいは腹側被蓋野において(1)セロトニン 5-HT₂受容体を抑制し、腹側被蓋野を起始核とする(2)ドパミン神経系を活性化することで、陰性症状あるいは抑うつ状態を改善できる。 (1)セロトニン 5-HT₂受容体を抑制することで(2)ドパミン神経系の活性化を仲介する神経の名前

    GABA神経

  • 94

    また、通院では、オフターゲットが少ない()などのSSRIが処方される。

    エスシタロプラム

  • 95

    非ベンゾジアゼピン系睡眠薬であるゾルピデムの親和性が最も高い結合部位の名前

    α₁サブユニットを含むGABAA受容体

  • 96

    シナプス間隙に遊離されたGABAは、GABA受容体に結合した後、主にアストロサイトや()に取り込まれる。

    神経細胞(神経終末)