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病理学(楠美先生)
38問 • 4ヶ月前
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    問題一覧

  • 1

    錯角化とは?

    角質層にまだ核が残存していることを特徴とする角化。

  • 2

    Interface dermatitis を示す皮膚疾患を二つ挙げ、臨床病理学的に説明せよ。

    円形板エリテマトーデス、Steven Johnson Syndrome、多形紅斑がある。 多形紅斑は真皮浅層血管周囲炎が主体であり、個細胞壊死が見られる。 円形板エリテマトーデスは若い女性の皮膚露出部に見られる。真皮浅層、および深層の血管周囲炎、付属器周囲炎が特徴。Steven Johnson症候群は高熱や全身倦怠感が見られ、口腔、眼などの紅斑、びらんが見られる。

  • 3

    骨肉腫とユーイング肉腫の違いをあげ臨床病理学的に説明せよ。

    骨肉腫は間葉系悪性腫瘍で、間葉細胞が類骨や未熟骨または骨への分化を示しながら増殖するのが特徴である。10代が多数で男児がやや多い。P53,Rb変異が高率に認められる。腫瘍細胞は異形成が目立つ。 ユーイング肉腫は85%がEWSR1-FLI1が見られるが骨形成などは見られず、腫瘍細胞はびまん性に増殖する。神経分化によるロゼット形成が見られる。

  • 4

    境界性皮膚炎における表皮真皮移行部の変化はどれか。 a 海綿化 b フィブリン析出 c 液状変性 d 膿疱病変 e 棘融解

    c

  • 5

    <設問> 尋常性乾癬における表皮の変化はどれか。 a 個細胞壊死 b 海綿化 c リンパ球浸潤 d 表皮突起の等長性延長 e 苔癬化

    d

  • 6

    個細胞壊死、真皮浅層血管周囲炎が見られる疾患は?

    多形紅斑

  • 7

    <設問> 色素性腫瘍の良悪性の鑑別で、良性を示唆する所見はどれか。 a 大きさが 6mm 未満 b 左右非対称 c 表皮浅層の色素細胞 d 多数の核分裂 e 大きな赤染する核小体

    a

  • 8

    <設問> 異型脂肪性腫瘍/高分化型脂肪肉腫や脱分化型脂肪肉腫の好発部位はどこか。 a 下腿 b 頭頸部 c 腹腔内 d 上肢帯 e 後腹膜

    e

  • 9

    <設問> 骨肉腫について誤りはどれか。 a 軟骨を形成することがある b X 線写真で骨形成像を示すことがある c 好発部位として橈骨遠位端 d 腫瘍性骨形成 e 化学療法はほぼ無効

    e

  • 10

    脱分化型脂肪肉腫と高分化型脂肪肉腫の違いを述べそれぞれを臨床病理学的に説明せよ。

    高分化型脂肪肉腫は中間悪性の局所浸潤性腫瘍で大腿、後腹膜、縦隔などに多発する。脱分化型脂肪肉腫は低悪性度、あるいは中間型の高分化悪性腫瘍で現在は高分化成分が認められなくとも良い。二次性に未分化あるいは退形成を示す低分化な腫瘍成分が出現する。高悪性度の未分化成分と高分化脂肪肉腫の成分がある。

  • 11

    <設問> 線維性骨異形成について誤りはどれか。 a 不整な骨梁が増殖する b 骨梁周囲を骨芽細胞が取り巻く c 多発することがある d 間質では線維芽細胞が増殖する e 骨肉腫を発生することがある

    ?

  • 12

    関節リウマチと変形性関節症の違いを滑膜について病理学的に説明せよ。

    関節リウマチは滑膜の絨毛性増殖、腫大、滑膜表層細胞の過形成、多層化フィブリン析出、リンパ球浸潤などが見られ、病態そのものであるが変形関節症は滑膜に炎症が見られるものの、これは病態そのものではなく結果として生じたものである。

  • 13

    <設問> 関節リウマチの組織像について誤りはどれか。 a 絨毛状増殖 b 滑膜表層細胞の消失 c 滑膜下層の毛細血管増生 d 滑膜下層のリンパ濾胞 e 関節を炎症組織が破壊する

    b

  • 14

    皮膚に生じる上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍に一つずつあげ説明せよ。

    上皮性腫瘍には基底細胞癌がある。表皮から連続する充実性増殖、胞巣状、索状など。腫瘍細胞の近縁には柵状配列が見られる。強い浸潤を示すが転移は稀である。非上皮性腫瘍には悪性黒色腫がある。メラノサイト由来の腫瘍で日本人には末端黒子型黒色腫が多い。免疫染色にてS100やc-kit陽性である。腫瘍細胞は異形成が目立ち、核小体が大きく赤い。

  • 15

    錯角化が見られる疾患を二つ挙げて説明せよ。

    錯角化が見られる疾患には尋常性乾癬、日光角化症がある。 尋常性乾癬は自己免疫疾患であると考えられており、角質及び角質層内の好中球浸潤、表皮内角質下嚢胞、真皮乳頭層の浮腫、血管拡張や蛇行が見られる。 日光角化症はp53の変異が見られる前癌病変。錯角化を伴う角質増殖、健常角質層と異常角質層が交互に見られるPink andBlueが見られる。

  • 16

    皮膚の悪性腫瘍であるのはどれか

    基底細胞癌, 扁平上皮癌, メラノーマ(黒色腫)

  • 17

    滑膜肉腫、平滑筋肉腫、脱分化型脂肪肉腫について説明せよ。

    平滑筋肉腫は間葉系腫瘍であり、分化の方向が平滑筋であるものである。後腹膜に好発し、下大静脈など大きな血管壁に発生することが多い。好酸性間質を持つ紡錘形細胞が流れを持って増殖する。 滑膜肉腫は分化の方向は滑膜と関係なく、関節近傍に生じるが関節内には発生しない。若者に多い。紡錘形細胞の見られる単相型と紡錘形細胞と上皮細胞の見られる二層型がある。 脱分化型脂肪肉腫は低悪性度あるいは中間悪性の高分化腫瘍で二次性、あるいは原発性に未分化、退形成の低分化腫瘍成分がある。脂肪成分と富核成分が境界を持って接する。

  • 18

    シバット小体について説明せよ。

    壊死に陥り、核が消失した基底細胞が炎症性変化を示す真皮乳頭内に取り込まれる。

  • 19

    棘融解について説明せよ。

    ケラチンノサイト間の接着が消失し、細胞が互いにバラバラに離開している状態。

  • 20

    <設問> ユーイング肉腫について誤りはどれか。 a 小円形細胞の増殖 b ロゼット形成 c EWSR1-FLI1 融合遺伝子 d 腫瘍性骨形成 e 炎症症状

    d

  • 21

    <設問> 関節リウマチの組織像について誤りはどれか。 a 絨毛状増殖 b 滑膜表層細胞の消失 c 滑膜下層の毛細血管増生 d 滑膜下層のリンパ濾胞 e 関節を炎症組織が破壊する

    b

  • 22

    液状変化について説明せよ。

    基底膜直上、または直下に小さな空胞が形成され表皮真皮境界部が不明瞭になった状態。

  • 23

    Pautrier微小嚢胞について説明せよ。

    表皮内の異型リンパ球によって見られる微小嚢胞。菌状息肉腫。

  • 24

    Munro微小嚢胞について説明せよ。

    角層直下に好中球浸潤を認める。

  • 25

    Solar elastosis について説明せよ。

    青灰色に染色される断裂、変性した真皮膠原線維

  • 26

    表皮下水疱について説明せよ。

    真皮と表皮の間に水疱が形成される疾患。

  • 27

    海綿状反応について説明せよ。

    表皮細胞間の浮腫によって細胞間隙が拡大し細胞間橋が拡大する。

  • 28

    軟骨肉腫について説明せよ。

    軟骨肉腫はIDH 1、2変異。骨肉腫と比べて発育は緩徐で 局所再発は多いが遠隔転移は稀である。軟骨基質と軟骨細胞の分葉状増生からなる。

  • 29

    尋常性乾癬について説明せよ。

    自己免疫疾患と考えられており、錯角化、皮膚の等長性延長による表皮肥厚が見られる。 角質、及び角質内部に好中球浸潤が見られる。

  • 30

    ポートリエ微小膿瘍が見られる疾患は?

    菌状息肉腫

  • 31

    海綿状反応を示す疾患には何があるか。

    アレルギー性接触性皮膚炎

  • 32

    成人型線維肉腫について説明せよ。

    30-50歳に多発する。大腿、膝周囲、背部、腹部に多い。紡錘形細胞が増殖し、束状の配列、矢筈状配列が見られる。

  • 33

    尋常性乾癬の組織学的特徴は?

    錯覚化, 表皮の等長性延長による肥厚, Munro微小膿瘍

  • 34

    液状変性が見られる疾患は?

    表皮真皮境界部皮膚炎

  • 35

    ケラトヒアリ顆粒について説明せよ。

    ケラチノサイトの顆粒細胞中見られる顆粒の一つ。

  • 36

    菌状息肉腫が進行するとなんという疾患が見られるか。

    セザリー症候群

  • 37

    脂腺癌について説明せよ。

    眼瞼線は女性に多い。

  • 38

    ケロイドについて説明せよ。

    太い硝子化した膠原線維束の増生と錯綜

  • 発生学

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    問題一覧

  • 1

    錯角化とは?

    角質層にまだ核が残存していることを特徴とする角化。

  • 2

    Interface dermatitis を示す皮膚疾患を二つ挙げ、臨床病理学的に説明せよ。

    円形板エリテマトーデス、Steven Johnson Syndrome、多形紅斑がある。 多形紅斑は真皮浅層血管周囲炎が主体であり、個細胞壊死が見られる。 円形板エリテマトーデスは若い女性の皮膚露出部に見られる。真皮浅層、および深層の血管周囲炎、付属器周囲炎が特徴。Steven Johnson症候群は高熱や全身倦怠感が見られ、口腔、眼などの紅斑、びらんが見られる。

  • 3

    骨肉腫とユーイング肉腫の違いをあげ臨床病理学的に説明せよ。

    骨肉腫は間葉系悪性腫瘍で、間葉細胞が類骨や未熟骨または骨への分化を示しながら増殖するのが特徴である。10代が多数で男児がやや多い。P53,Rb変異が高率に認められる。腫瘍細胞は異形成が目立つ。 ユーイング肉腫は85%がEWSR1-FLI1が見られるが骨形成などは見られず、腫瘍細胞はびまん性に増殖する。神経分化によるロゼット形成が見られる。

  • 4

    境界性皮膚炎における表皮真皮移行部の変化はどれか。 a 海綿化 b フィブリン析出 c 液状変性 d 膿疱病変 e 棘融解

    c

  • 5

    <設問> 尋常性乾癬における表皮の変化はどれか。 a 個細胞壊死 b 海綿化 c リンパ球浸潤 d 表皮突起の等長性延長 e 苔癬化

    d

  • 6

    個細胞壊死、真皮浅層血管周囲炎が見られる疾患は?

    多形紅斑

  • 7

    <設問> 色素性腫瘍の良悪性の鑑別で、良性を示唆する所見はどれか。 a 大きさが 6mm 未満 b 左右非対称 c 表皮浅層の色素細胞 d 多数の核分裂 e 大きな赤染する核小体

    a

  • 8

    <設問> 異型脂肪性腫瘍/高分化型脂肪肉腫や脱分化型脂肪肉腫の好発部位はどこか。 a 下腿 b 頭頸部 c 腹腔内 d 上肢帯 e 後腹膜

    e

  • 9

    <設問> 骨肉腫について誤りはどれか。 a 軟骨を形成することがある b X 線写真で骨形成像を示すことがある c 好発部位として橈骨遠位端 d 腫瘍性骨形成 e 化学療法はほぼ無効

    e

  • 10

    脱分化型脂肪肉腫と高分化型脂肪肉腫の違いを述べそれぞれを臨床病理学的に説明せよ。

    高分化型脂肪肉腫は中間悪性の局所浸潤性腫瘍で大腿、後腹膜、縦隔などに多発する。脱分化型脂肪肉腫は低悪性度、あるいは中間型の高分化悪性腫瘍で現在は高分化成分が認められなくとも良い。二次性に未分化あるいは退形成を示す低分化な腫瘍成分が出現する。高悪性度の未分化成分と高分化脂肪肉腫の成分がある。

  • 11

    <設問> 線維性骨異形成について誤りはどれか。 a 不整な骨梁が増殖する b 骨梁周囲を骨芽細胞が取り巻く c 多発することがある d 間質では線維芽細胞が増殖する e 骨肉腫を発生することがある

    ?

  • 12

    関節リウマチと変形性関節症の違いを滑膜について病理学的に説明せよ。

    関節リウマチは滑膜の絨毛性増殖、腫大、滑膜表層細胞の過形成、多層化フィブリン析出、リンパ球浸潤などが見られ、病態そのものであるが変形関節症は滑膜に炎症が見られるものの、これは病態そのものではなく結果として生じたものである。

  • 13

    <設問> 関節リウマチの組織像について誤りはどれか。 a 絨毛状増殖 b 滑膜表層細胞の消失 c 滑膜下層の毛細血管増生 d 滑膜下層のリンパ濾胞 e 関節を炎症組織が破壊する

    b

  • 14

    皮膚に生じる上皮性腫瘍と非上皮性腫瘍に一つずつあげ説明せよ。

    上皮性腫瘍には基底細胞癌がある。表皮から連続する充実性増殖、胞巣状、索状など。腫瘍細胞の近縁には柵状配列が見られる。強い浸潤を示すが転移は稀である。非上皮性腫瘍には悪性黒色腫がある。メラノサイト由来の腫瘍で日本人には末端黒子型黒色腫が多い。免疫染色にてS100やc-kit陽性である。腫瘍細胞は異形成が目立ち、核小体が大きく赤い。

  • 15

    錯角化が見られる疾患を二つ挙げて説明せよ。

    錯角化が見られる疾患には尋常性乾癬、日光角化症がある。 尋常性乾癬は自己免疫疾患であると考えられており、角質及び角質層内の好中球浸潤、表皮内角質下嚢胞、真皮乳頭層の浮腫、血管拡張や蛇行が見られる。 日光角化症はp53の変異が見られる前癌病変。錯角化を伴う角質増殖、健常角質層と異常角質層が交互に見られるPink andBlueが見られる。

  • 16

    皮膚の悪性腫瘍であるのはどれか

    基底細胞癌, 扁平上皮癌, メラノーマ(黒色腫)

  • 17

    滑膜肉腫、平滑筋肉腫、脱分化型脂肪肉腫について説明せよ。

    平滑筋肉腫は間葉系腫瘍であり、分化の方向が平滑筋であるものである。後腹膜に好発し、下大静脈など大きな血管壁に発生することが多い。好酸性間質を持つ紡錘形細胞が流れを持って増殖する。 滑膜肉腫は分化の方向は滑膜と関係なく、関節近傍に生じるが関節内には発生しない。若者に多い。紡錘形細胞の見られる単相型と紡錘形細胞と上皮細胞の見られる二層型がある。 脱分化型脂肪肉腫は低悪性度あるいは中間悪性の高分化腫瘍で二次性、あるいは原発性に未分化、退形成の低分化腫瘍成分がある。脂肪成分と富核成分が境界を持って接する。

  • 18

    シバット小体について説明せよ。

    壊死に陥り、核が消失した基底細胞が炎症性変化を示す真皮乳頭内に取り込まれる。

  • 19

    棘融解について説明せよ。

    ケラチンノサイト間の接着が消失し、細胞が互いにバラバラに離開している状態。

  • 20

    <設問> ユーイング肉腫について誤りはどれか。 a 小円形細胞の増殖 b ロゼット形成 c EWSR1-FLI1 融合遺伝子 d 腫瘍性骨形成 e 炎症症状

    d

  • 21

    <設問> 関節リウマチの組織像について誤りはどれか。 a 絨毛状増殖 b 滑膜表層細胞の消失 c 滑膜下層の毛細血管増生 d 滑膜下層のリンパ濾胞 e 関節を炎症組織が破壊する

    b

  • 22

    液状変化について説明せよ。

    基底膜直上、または直下に小さな空胞が形成され表皮真皮境界部が不明瞭になった状態。

  • 23

    Pautrier微小嚢胞について説明せよ。

    表皮内の異型リンパ球によって見られる微小嚢胞。菌状息肉腫。

  • 24

    Munro微小嚢胞について説明せよ。

    角層直下に好中球浸潤を認める。

  • 25

    Solar elastosis について説明せよ。

    青灰色に染色される断裂、変性した真皮膠原線維

  • 26

    表皮下水疱について説明せよ。

    真皮と表皮の間に水疱が形成される疾患。

  • 27

    海綿状反応について説明せよ。

    表皮細胞間の浮腫によって細胞間隙が拡大し細胞間橋が拡大する。

  • 28

    軟骨肉腫について説明せよ。

    軟骨肉腫はIDH 1、2変異。骨肉腫と比べて発育は緩徐で 局所再発は多いが遠隔転移は稀である。軟骨基質と軟骨細胞の分葉状増生からなる。

  • 29

    尋常性乾癬について説明せよ。

    自己免疫疾患と考えられており、錯角化、皮膚の等長性延長による表皮肥厚が見られる。 角質、及び角質内部に好中球浸潤が見られる。

  • 30

    ポートリエ微小膿瘍が見られる疾患は?

    菌状息肉腫

  • 31

    海綿状反応を示す疾患には何があるか。

    アレルギー性接触性皮膚炎

  • 32

    成人型線維肉腫について説明せよ。

    30-50歳に多発する。大腿、膝周囲、背部、腹部に多い。紡錘形細胞が増殖し、束状の配列、矢筈状配列が見られる。

  • 33

    尋常性乾癬の組織学的特徴は?

    錯覚化, 表皮の等長性延長による肥厚, Munro微小膿瘍

  • 34

    液状変性が見られる疾患は?

    表皮真皮境界部皮膚炎

  • 35

    ケラトヒアリ顆粒について説明せよ。

    ケラチノサイトの顆粒細胞中見られる顆粒の一つ。

  • 36

    菌状息肉腫が進行するとなんという疾患が見られるか。

    セザリー症候群

  • 37

    脂腺癌について説明せよ。

    眼瞼線は女性に多い。

  • 38

    ケロイドについて説明せよ。

    太い硝子化した膠原線維束の増生と錯綜