問題一覧
1
NT-ES 細胞が抱える倫理的問題は解決済みである
誤
2
成体幹細胞の分裂速度は遅い
正
3
NT-ES 細胞は, IPS 細胞よりも ES 細胞に近い 性質を持つ。
正
4
CRISPR/Cas system は細菌が持つ免疫システムを応用して開発された。
正
5
誤ってるやつを選べ
細胞間シグナルに転写因子は関与しない
6
次の文はツメガエル胚を例に、背腹軸と前後軸形成について述べたものである。図1〜3を参考に、【】 内に当てはまる適切な語句を選択せよ。 図1ツメガエル胚の背腹軸形成 卵の卵黄の少ない極を【1】、卵黄に富む極 を【2】と呼ぶ、卵は表層と細胞質との二重構 造をもち、【2】の表居に Wall等の背側決定 因子が存在する。受精すると、微小管の働き により表層が回転し、背側決定因子が【3】の 侵入点の反対側の【1】側にずれる。このずれ た背側決定因子の作用によって【4】蛋白質 の蓄積がおこり、その部位が胚の背側になる。 【1]〜【4】の選択肢 陽極、陰極、動物極、植物極、卵 子、精子、BMP、β-catenin、 FGF8. Smad
動物極, 植物極, 精子, β-catenin
7
がん幹細胞は分裂速度が遅く、放射線で傷ついたゲノムが修復される。
正
8
間違いを選べ
エンマコガネのオスは体の大きさに関わらず、角をできるだけ長く発達させてメスを獲得しようとする。
9
一般的に幹細胞の増殖速度は遅い。
正
10
間違いを選べ
水かきは外胚葉から形成される。アヒルル肢芽の外胚葉をニワトリ肢芽の間光織に被せると、水かきを持つアヒルのような脚ができる。
11
肺胞期の末期までに、背側のβ-catenin蛋白質と、内胚葉のVegTの活性が重なる背側内駆集でNodalがより強く発見するようになり、この作用を受けた組織(背側中胚案と内訴葉の一部)が【10]と呼ばれる組織を形成する。【10】は体軸誘導活性をもち、切り取って他の胚に移植すると、余計な頭部【2次軸】を誘導する。【10】はやがて原口から 外肥薬の下に潜り込み、その直下に【11】と呼ばれる内腔が新たに形成される。外誣薬の下に潜り込んだ【10】は、前後軸に沿って、前部内胚葉、脊索前板、【12】を形成し、神経誘導因子を分泌する。神経誘導因子は直上の外肝葉に 作用し、神経板を誘導する。神経誘導因子の分子実体は、Nogginや【13】等、[14】シグナリングに対する阻害困害である。外紙葉では 14】が発現しており、もし神経誘誘導因子の作用を受けなければ【14】の作用により【15】に 分化するよう運命づけられている。 [10]〜【15】の選択肢 原腸、直腸、表皮、脊索、脊髄、Notch, Chordin、 Wnt. BMP、オーガナイザー
オーガナイザー, 原腸, 脊索, Chordin, BMP, 表皮
12
誤りを一つ選べ
Ephの発量が多い視神経は、Ephrin 濃度の高い中脳部位とシナプス結合を形成する。
13
誤ってるやつを選べ
極顆粒に含まれるoskar遺伝子のmRNAは、受精後に合成される
14
クローンマウスは死んだ細胞からはできない。
誤
15
多能性幹細胞は、自己複製能を持つが分化能は持たない。
誤
16
間違いを選べ
一般に再生は、位置価の連続性を無視することにより、失われた部位を回復する
17
2、次の文はショウジョウバエのボディプランについて述べたものである。図4を参考に、【】内に当てはまる適切な語句を当てはめよ。 ショウジュウバエ胚は、初期には連続した細胞質に多数の核が含まれる合胞体として発生する。この時期に前後軸の決定を担うのが、bicoid manos のようような【21】のグループである。bicold と nawas の mRNA は、それぞれぞれ卵形成期に将来の前端部と後端部に蓄えられ、受精後に翻訳されて前後に逆向きの濃度勾配を形成する。次に【21】の働きにより、hunchback ckriappel、 knirps、 giant 等の22] と総称されるグループが胚の異なった領域で活性化し、大まかな区分けが起きる。細胞化が進んで合胞体期が終わると、さらにeven-skipped fushi carazu といった [23] のグループが活性化して、胚を14の分節構造に分ける。これら各分節の前端あるいは後端で発現し、分節境界と分節内での前後軸極性を明確にするのが、engralled hedgehog, wingless 等の[24]のグループである。その後、各分節では【25】のグループが 発現し、位置情報に従った個性を与える。【25】にはanternapedia や ultrabithorar 等があり、いずれも 【26】と呼ばれる DNA 結合ドインをもつ転写調節因子をコードし、同じ染色体上に1列に並んでいる。 [21]~【26]の選択肢 生殖細胞形成遭伝子、母性効果遺伝子、ベアルール遺伝子、相同遺伝子、ギャップ遺伝子、@ホメオティック遺伝子、セグメントポラリティ遺伝子、ジンクフィンガードメイン、ホメオドメイン、ロイシンジバードメイン
母性効果遺伝子, ギャップ遺伝子, ベアルール遺伝子, セグメントポラリティ遺伝子, ホメオティック遺伝子, ホメオドメイン
18
エビジェネティック制御は、造伝子が変異することにより調節されている
誤
19
神経板は前後軸を伴って形成される。陷入して神経管になると、その前限から後方に向かって【16]、[17]、【18] と呼ばれる3つの節分節と【19】を形成する。初期神経管の前後軸は、オーガナイザー由来の前部内胚葉や脊索前板が分泌する DKK1・frzb1等によって与えられる。DKK1 やFrzb-1等は、[20】シグナリングに対する阻害因子である。【20]シグナルは神経板後部や脊索から作用して後方化を促すが、その作用を胚の前方ではDKK1やFrzb1が抑制する。 【16]-【20】の選択肢 終膜、間膜、前脳、中脳、小脳、後脳、脊髓、Wnt. BPM. 、FCF
前脳, 中脳, 後脳, 脊髄, Wnt
20
誤りを一つ選べ
ヘッジホッグをしみ込ませたビーズを、肢芽の小指になる部位に移植すると、鏡像対称の指パターンができる。
21
8細胞期胚同士のキメラ胚は4倍体になる。 [59] CRISPR/Cas system は、従来の方法より時間がかかる。
誤
22
誤りを1つ選択せよ。
約25,000種類の遺伝子のうち、いずれを活性化するかは、主に翻訳の段階で決まる
23
造血幹細胞は血液中に存在する
誤
24
誤ってるやつを選べ
父性染色体と、母性染色体の間で組み替えが起こるときは、減数分裂の第二分裂である
25
卵割後の胞胚期には、外胚葉、中胚葉、内胚 葉が形成される。将来、外系葉は主に表皮や [5]を形成し、中胚集は骨格や【6]、腎織、 心臓、血液などを、内胚葉は消化管や【7】、 肺などを形成する。中胚葉形成は、内胚葉に 蓄えられている母性mRNAから【8]と呼ば れる転写因子が発現することにより始まる。 【8】は内胚葉で【9】と呼ばれる分泌因子の 発現を活性化し、この分泌因子が拡散して外 胚葉に作用し中胚葉が誘導される。 [5]〜【9]の選択肢 内狂業 筋肉、神経、肝臓、Hox、 VegT、 Wnt. Nodal, oskar. BMP, β-catenin
神経, 筋肉, 肝臓, VegT, Nodal
26
誤ってるやつを選べ
ソニックヘッジホッグは脊索前板から分泌され、網膜の原基がふたつに分離するのを阻害する。
27
先体反応は卵子の中で起こる
誤
28
間違いを選べ
脊素で発果するSonie hedgehog(Shh)は、神経管背側の蓋板(ループブレート)に作用してshhの発現を誘導する。
29
異種間の体細胞核移植の成功例はない。
誤
30
先体から放出される酵素により、卵子に穴をあける。
正
31
誤ってるやつを選べ
エンハンサーはプロモーターに結合するタンパク質である
32
間違いを選べ
ナメクジクオは下顎骨を持たないが、ヤツメウナギは下顎骨を持つ。
33
一卵性多数子は親も子もクローンである。
誤
34
誤ってるやつを選べ
異なる種類のカドヘリンが、お互いに結合する
35
ES 細胞やIPS 細胞は生細胞には分化できない。
誤
36
エビジェネティック制御とは、細胞が分化する過程で不要な遺伝子は捨てられていく
誤
37
iPS 細胞から臓器を作製することはできない。
誤
38
現在の技術では、胎盤にだけ連伝子を導入することはできない。
誤