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放射線治療 外部放射線治療
  • 桑田凪利

  • 問題数 74 • 1/28/2024

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    問題一覧

  • 1

    一門照射について正しいものを選べ。

    電子線を用いる 一部、X線を用いる, 標的後方の正常組織に注意する, ボーラスを使用

  • 2

    一門照射の適応疾患を答えろ。

    胸壁腫瘍, 皮膚癌, 小児の脊髄, 脊椎, 乳癌

  • 3

    乳癌への電子線照射について正しいものを選べ。

    乳房再発のリスクを抑えるために、ブースト照射を行う, ブースト照射には電子線が用いられる, ブースト照射は10Gy/5回を一週間で行う。, リスク臓器は、肺と心臓である。

  • 4

    対向2門照射について正しいものを選べ。

    中心付近にある標的に対し、前後か左右で照射する, 線量分布は、入射面から射出面までほぼ均等, 体内深部に存在する標的にのみ線量を集中させることはできない, 浸潤が曖昧で、移動性のある標的に有効

  • 5

    前後対向2門照射の適応疾患を答えろ。

    食道癌, 縦隔腫瘍, 子宮頸癌

  • 6

    左右対向2門照射の適応疾患を答えろ。

    喉頭癌, 咽頭癌, 全脳照射

  • 7

    胸椎、腰椎への対向2門照射について正しいものを選べ。

    疼痛緩和が目的, 10MV X線を用いる, 前後対向2門, 後方の線量を前方より高くする, 30Gy/10回を二週間

  • 8

    胸椎、腰椎への対向2門でのリスク臓器を全て答えろ。

    脊髄, 食道, 肺, 胃, 腸管

  • 9

    小細胞肺癌における治療について正しいものを選べ。

    前後対向2門, 6〜10MV X線を用いる, 呼吸移動を加味し、呼吸同期法を用いる, 加速多分割照射は45Gy/30回で3週, リスク臓器は脊髄、肺、食道、心臓など

  • 10

    小細胞肺癌は脳転移を呈す可能性があるため、行う治療はなにか?

    予防的全脳照射

  • 11

    全脳照射について正しいものを選べ。

    非対向左右2門照射, 転移性脳腫瘍の治療, 4〜10MVX線を用いる, tilting techniqueを用いる, フィールドインフィールドを用いる, 30Gy\10回で二週間, リスク臓器は水晶体

  • 12

    直交2門照射について正しいものを選べ。

    偏在性病巣に対し有効, ウエッジフィルタを用いる, 適応は上顎洞癌、脳腫瘍、偏在性の肺癌

  • 13

    脳腫瘍の治療について正しいものを選べ。

    X線を用いる, 4〜10MVX線を用いる。, シェルで固定, ウエッジフィルタを用いる, 直交2門照射

  • 14

    接線照射の適応疾患を答えろ。

    乳癌, 胸壁腫瘍, 肋骨転移

  • 15

    接線照射について正しいものを選べ。

    体表の標的を接線方向から照射する, 深部に照射を避けたい時に用いる。, ウエッジフィルタを用いる

  • 16

    乳癌の治療について正しいものを選べ。

    ビーム軸を5度傾ける, ハーフビーム法を用いる, 線量の均一化のためにウエッジフィルタ、フィールドインフィールドを用いる, 4〜6MVX線を用いる, 45〜50.4Gy/25〜28回, リスク臓器は対側乳房、肺、心臓

  • 17

    3門照射について正しいものを選べ。

    体の深部にある標的に有効, 周辺の重要な正常組織を避ける, 適応は直腸癌である

  • 18

    直腸癌の治療について正しいものを選べ。

    第一選択は外科治療, 術前、術後照射を行う, 10MV以上のX線, 術前は40〜50Gy/20〜28回 術後は50Gy/25〜28回, ウエッジフィルタを用いる, リスク臓器は小腸、膀胱、会陰部、大腿骨頭

  • 19

    4門照射の適応疾患を答えろ。

    頭頸部癌, 食道癌, 膵癌, 膀胱癌, 子宮頸癌

  • 20

    子宮頸癌の治療について正しいものを選べ。

    前後左右4門照射, 前後対向2門, 10MVX線, 総線量は45〜50Gy, 小線源治療と外部照射を併用, リスク臓器は膀胱、直腸、S状結腸、大腸、小腸、腎臓, 深部の広範囲を均一に照射, 中央遮蔽を用いる

  • 21

    中央遮蔽の目的を述べよ。

    膀胱や直腸の障害を予防する

  • 22

    前立腺癌の治療について正しいものを選べ。

    回転照射、多門照射、IMRTを用いる, スペースOARを使用する, 総線量は70Gyを超える, 膀胱が蓄尿することで、小腸への照射を避ける, 小線源治療を併用, リスク臓器は膀胱、直腸、大腿骨頭、尿道、小腸

  • 23

    回転照射について正しいものを選べ。

    適応は肺癌、膀胱癌, 線量分布はアイソセンタを中心にした同心円状

  • 24

    振り子照射について正しいものを選べ。

    偏在した病巣を用いられる, 線量分布は異なる, 振り子角度が小さいと、線量の最大点はビーム入射方向に近づく, 適応は肺癌、直腸癌、前立腺癌

  • 25

    呼吸を抑制する方法、同期する方法をそれぞれ答えろ。

    酸素吸入, 腹部圧迫, 規則性呼吸学習, 呼吸停止法, 呼吸同期法, 動体追跡照射法

  • 26

    動体追跡照射法は追尾法と迎撃法がある。()法は()に合わせて照射野を移動して照射する方法。()法はマーカーが決められた位置を通過する時のみ照射する

    追尾, 呼吸運動, 迎撃

  • 27

    チルティングテクニックとは何か? ()、標的に隣接する()への照射を避ける。適応疾患は、()、()である。

    軸を傾けて, リスク臓器, 全脳, 乳癌

  • 28

    ハーフビーム法とは、中心軸でビームの()を遮る。標的に隣接する()を避ける。()が重要。

    片側の照射野, リスク臓器, セカンダリコリメータの位置情報

  • 29

    頭頸部癌の治療について正しいものを選べ。

    上咽頭癌の場合、局所病変と上中頸部リンパ節を含む領域は左右対向2門, 下部頸部リンパ節および鎖骨上窩リンパ節を含む領域は前後対向2門、前後一門, ハーフビーム法を用いる

  • 30

    中央遮蔽について正しいものを選べ。

    照射野内の一部の線量を下げるのに有効, 適応は子宮頸癌、食道癌, 遮蔽金属ブロック、MLCで遮蔽する

  • 31

    フィールドインフィールドは何か?

    大きな照射野と小さな照射野を設定して照射する

  • 32

    フィールドインフィールドについて正しいものを選べ。

    線量の強弱をつける, 過大、過小線量を抑える, 均等な線量にする, 適応は乳房、頭頸部

  • 33

    食道癌の治療について正しいものを選べ。

    フィールドインフィールドを用いる, 6〜10MVX線を用いる, 放射線治療単独で60〜70Gy/30〜35回を6〜7週, 所属リンパ節を含むlongT照射野を使用, 高線量域をカット, リスク臓器は脊髄、肺、心臓

  • 34

    原体照射について正しいものを選べ。

    線量を集中させるためにMLCを用いる, 2次元的に照射する方法でコプラナー照射がある, 3次元的に照射する方法でノンコプラナー照射がある, 3D-CRTがある

  • 35

    脳腫瘍の治療について正しいものを選べ。

    SRTを行う, 6〜10MVX線を用いる, 回転照射、ノンコプラナー照射を用いる, 着脱可能な固定具システムを用いる, リスク臓器は脳幹、眼球、視神経など

  • 36

    ノンコプラナー照射について正しいものを選べ。

    治療寝台の向きを変え、ガントリを回転させる, SRTで用いられる, 適応は頭部、肝臓、肺

  • 37

    悪性神経膠腫の治療について正しいものを選べ。

    ノンコプラナー照射を用いる, 4〜10MVX線, シェルで固定, GTVと浸潤を考慮したい広い範囲を照射後、局所に絞る, 2門、多門、回転照射, ウエッジフィルタ、フィールドインフィールドを用いる, 60Gy/30回を6週, リスク臓器は眼球、視神経、視交叉、中耳、脳幹

  • 38

    全リンパ節照射(TLI)は何を合わせた照射か?

    マントル照射, 逆Y字照射

  • 39

    定位放射線照射について正しいものを選べ。

    一回照射はSRS、分割照射はSRT, SRSは頭部のみ, SRTは頭部と体幹部, 体幹部定位放射線治療(SBRT)がある

  • 40

    STIの頭部治療において正しいものを選べ。

    着脱式固定具を用いる, 照射中心精度が±1mm以内

  • 41

    STIの体幹部治療において正しいものを選べ。

    3次元的な照射, 照射回ごとの固定精度を5mm以内, 固定フレームやシェルを用いる

  • 42

    呼吸性移動の大きな肺や肝臓に対して、()、()、()などを用いる。正常組織への線量を低減するために()照射、回転照射を用いる。

    呼吸同期, 呼吸抑制, 動体追跡, ノンコプラナー

  • 43

    SRTの対象となる頭頸部の疾患を答えろ。

    頭頸部腫瘍, 脳動静脈奇形

  • 44

    SRTの対象である体幹部の疾患 原発性(1)、(2)、(4) →原発病巣直径(3)で転移のないもの 転移性(1)、(2) →(5)以内で他病巣のないもの (6)、(7) →転移病巣のない限局性 転移性脊椎腫瘍 →直径(3)以下 5個以内のオリゴ転移、(8)

    肺癌, 肝癌, 5cm, 腎癌, 3個, 前立腺癌, 膵癌, 脊髄動静脈奇形

  • 45

    IMRTの種類を答えろ。

    SMLC-IMRT, DMLC-IMRT, Rotational-IMRT, Compensating Filter方式, Tomo Therapy

  • 46

    SMLC IMRTについて正しいものを選べ。

    ステップアンドショット法, 10〜15セグメント程度、5〜7門で照射, ガントリ角を固定, セグメントを固定, 線量率を一定

  • 47

    DMLC IMRTについて正しいものを選べ。

    slhding window法, ガントリを固定, MLCが連続的に動いて照射野を整形, 線量率を変化する, セグメントを変化させる

  • 48

    Rotational IMRTについて正しいものを選べ。

    MLCを変化させる, 線量率を変化させる, ガントリ角を変化させる, セグメントを変化させる, 照射時間が非常に短い, 線量率とガントリ回転速度を連続的に変化させる

  • 49

    IGRTとは、照射時に治療計画時と照射時に照射中心位置の()であることを、画像で確認して照射する治療。

    3次元的な空間的再現性が5mm以内

  • 50

    IGRTの要件 ()以上の透視が可能な装置 画像照合が可能な()装置、()装置、()装置 位置照合可能な()装置

    2方向, CT, 超音波, MRI, 患者体表面情報取得

  • 51

    IGRTについて正しいものを選べ。

    誤差をなくすのは困難, 誤差要因はセットアップを行う術者の違い, 誤差要因は患者体内の生理的要因, セットアップによる誤差を最小限に抑える

  • 52

    体幹部治療の患者の生理的誤差要因を全て答えろ。

    消化管ガス, 蓄尿量, 呼吸

  • 53

    CBCTについて正しいものを選べ、

    ボウタイフィルタを装着, CT画像は治療計画時のCT画像と比較, 消化管ガス、蓄尿量を確認

  • 54

    骨髄照射の目的、方法について正しいものを選べ。

    X線を用いる, 白血病細胞の根絶と免疫抑制が目的, ドナーからの造血幹細胞を受け入れられるようにする, 総線量12Gy/6回/3日, 分割照射で間質性肺炎を軽減, 照射間隔は6時間以上空ける, 低線量率にて照射

  • 55

    骨髄照射の有害事象、その他について正しいものを選べ。

    間質性肺炎がある, 急性期は悪心、嘔吐、下痢など, 晩期は白内障、不妊, 鉛ブロックなどによる遮蔽を行う, 肺の総線量を8Gy以下にする, 表面線量を上げるために1cmのアクリルを使う

  • 56

    骨髄照射は 白内障防止のための() 腎機能障害防止のための() 妊娠する能力を保持するための()がある

    水晶体ブロック, 腎臓ブロック, 卵巣ブロック

  • 57

    LD50/60を述べよ。

    被曝した人の50%が60以内に死亡する線量は4Gyほどである

  • 58

    GVHDと拒絶反応について正しいものを選べ。

    GVHDとは移植片対主病である, GVHDはドナー側がレシピエント側(人体)を攻撃, 拒絶反応はレシピエント側(人体)がドナー側を攻撃, 移植後GVHDはステロイドが有効, 拒絶反応には骨髄照射、化学療法を行う

  • 59

    血液照射の使用核種は?

    137Cs

  • 60

    全身皮膚照射の目的、方法について正しいものを選べ。

    菌状息災症の治療, 多門照射, 電子線を使用, 全門のうち半数を1日、残りを翌日に照射, 総線量は30〜40Gy, 治療時間は30分〜1時間程度

  • 61

    全身皮膚照射の有害事象、その他について正しいものを選べ。

    全身に広範な皮膚炎を生じる, long SSD法、移動寝台法を用いる

  • 62

    術中照射(IORT)について正しいものを選べ。

    開創照射, 高エネルギー電子線20〜30Gy, 側視鏡を用いる, 生理食塩水を含ませたガーゼのボーラスを使用することがある, 最も多い症例は膵臓癌である

  • 63

    全脳全脊髄照射について正しいものを選べ。

    6MV以上のX線, シェルを固定, 小児は頭には左右対向、脊髄は前後対向または後方一門, 成人は上部、下部脊髄にわけて前後対向, 過大線量は脊髄麻痺をおこす, 24〜36Gy/15〜24回を3〜5週

  • 64

    全脳全脊髄照射の適応疾患を選べ。

    髄芽腫, 上衣腫, 胚細胞腫瘍, 胚芽種

  • 65

    全脳全脊髄照射のリスク臓器を選べ。

    眼球, 脳幹, 脊髄, 視神経, 中耳

  • 66

    通常分割照射法について正しいものを選べ。

    一回線量は1.8〜2Gy, 1日一回, 総線量は60〜70Gy/30〜35回

  • 67

    多分割照射について正しいものを選べ。

    一回線量1.0〜1.2Gy, 1日2〜3回, 総線量と回数は通常より増加する, 晩期障害の発生を抑える, 急性障害は増加する

  • 68

    加速分割照射について正しいものを選べ。

    一回線量は通常と同じ, 1日複数回, 総線量と回数は通常と同じ, 治療期間は通常より短い, 急性障害は通常より増加する

  • 69

    加速多分割照射について正しいものを選べ。

    一回線量は1.5〜1.6Gy, 1日に2〜3回, 総線量は通常と同じ, 回数は通常より増加する, 治療期間は通常より短い, 急性障害は多分割より多い

  • 70

    寡分割照射について正しいものを選べ。

    一回線量は通常より増加する, 照射期間と回数を減らす, 適応は乳癌、前立腺癌, 局所制御率が高まることを利用, 急性、晩期障害のリスクが高まる, 高LET放射線を利用

  • 71

    不均等分割照射とは、一回線量を()、照射する。総線量は通常分割と()

    治療期間中に変化させて, 同じ

  • 72

    スプリットコース法とは、照射期間中に()を設定する。治療日数は()。

    休止期間, 延長する

  • 73

    一回大線量照射法は、()や()で用いられ、20〜30Gyで照射する。

    SRS, 術中照射

  • 74

    日本における原体照射の定義 光子線ないし粒子線ビームを用いた2次元ないし3次元方向からの回転運動照射で()照射法

    どの方向から見ても照射野形状がターゲットに一致している

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