土壌学
期末試験対策 #酪農学園大学循環農学類2回生
問題一覧
1
一般的に、作物の根が交換性塩基を吸収すると、塩基飽和度が低下し、土壌pHも低下する。
○
2
土壌酸性化(pH低下)では土壌溶液中の水素イオン濃度が高まるが、このことは作物生育に与える大きな 問題ではない。むしろ、土壌酸性化でアルミニウムが土壌溶液に溶け出して根に害作用を与えることが大 きな問題である。
○
3
亜鉛、ホウ素、モリブデン、銅といった必須微量要素を食物から適量摂取することは、人間の健康にとっ て重要である。これらの必須元素の有効性は土壌pHによって影響を受ける。
○
4
元素組成を岩石と土壌で比較すると、炭素(C)含量は土壌の方が高い。
○
5
小さい孔隙にある土壌水ほど強い力で保持されている。したがって、多くの水を含んだ土壌からの排水
は、まず大きな孔隙からはじまる。
○
6
地球の陸地にある土壌の平均的な深さ(厚さ)は約0.2 mである。
○
7
微酸性・微アルカリ性の土壌で良好な収量を得ることができる作物は少ない。
×
8
土壌有機物(腐植)が多いことは、特定の病原菌を抑止する効果とは関係ない。
×
9
同じ土壌であれば(その他の特性がほぼ同じであれば)、腐植が少ないと土壌は植物養分イオンを多く保
持できる。
×
10
土壌微生物を利用した「バイオレメディエーション」では、残留農薬を分解することは可能だが、放射性 セシウム(137Cs)の放射性をなくすことは不可能である。
○
11
土壌の三相のうち、液相が増えると気相は減る関係にある
○
12
ミミズのふん土と周辺の土を比較すると、その物理性や化学性が変化しているが、これは耕作にとって実
は良くないものである。
×
13
世界全体では肥沃度の高い土壌は主に中緯度に分布している。
○
14
斜面の向き(南向、北向)に起因する地温差が作物生産へ及ぼす影響は、青森県の方が沖縄県よりも大き
い。
○
15
土壌温度が摂氏10~25度で変動する場合、水田土壌は畑土壌よりも土壌有機物(腐植)が減少(消耗) しやすい傾向となる。
×
16
土壌の酸性化進むと、肥料の三要素である窒素、リン酸、カリの有効性が低下する。また、多量要素の石
灰、苦土の有効性も低下する。
○
17
陽イオン交換容量(塩基置換容量)はその土壌の「胃袋の大きさ」に、塩基飽和度は「胃袋の満腹度」に
例えられる。
○
18
寒冷地での春先の適度な排水は地温上昇をもたらし、発芽と土壌養分供給を向上させるので重要である。
水の比熱が大きいことがこのことに関係している。
○
19
緯度による土色の大雑把な説明として「日焼けをすれば赤くなり、日焼けをしないと黒くなる」とお話し
した。
○
20
酸性土壌の改良には適量の堆肥散布や適量の炭カル(CaCO3)や苦土炭カル(CaMg(CO3)2)は有効で ある。目標pHを7.5~8程度にすることが多い。
×
21
生理的酸性肥料とは、植物が肥料成分を吸収した後、土壌が酸性化しやすい肥料のことをいう。硫安や塩
安は生理的酸性肥料である。
○
22
水溶液中の水素イオン(H+)濃度が高くなるとpHは上昇する。
×
23
ある土壌体の水で飽和された状態、圃場容水量、および、永久萎凋点のときの水は、それぞれ、30 g、 15 g、および、5 gと測定された。この土壌体の有効水分は10 gである。
○
24
土壌中¹³⁷Cs濃度と玄米中¹³⁷Cs濃度には明確な関係ない。後者の濃度を下げるためには、適切なリン酸 施肥することが重要である。
×
25
土壌空気の酸素濃度と二酸化炭素濃度は大気のそれよりも高いのが一般的である。
×
26
土壌有機物(腐植)が高まることはその土壌の有効水分量と関係ない。
×
27
漢字「土」は指示文字である。
×
28
「菌根菌」は土壌中のリン(リン酸)を吸収してこれを根に渡し、根から糖などをもらっているため、作
物栽培上には重要である。
×
29
土壌劣化のうち、「圧密」は物理的な土壌劣化に分類される。
○
30
単粒構造から団粒構造になると、容積重が下がり、孔隙率・排水性・通気性が上がる。しかし、保水性は
維持されにくくなる。
×
31
土壌pHが7を大きく超えても作物生育には大きな問題とならない。
×
32
通常土壌では「電気を帯びた手」は「負荷電」が主体であるが、「正荷電」も持っている。
○
33
通常の生物反応の温度係数Q10は2~3の範囲にある。
○
34
温帯の場合、土壌生成速度は1 cm / 100~1000年くらいである。温帯の場合、土壌生成速度は1 cm / 100~1000年くらいである。
○
35
澤本卓治が提唱した概念に「社会的共通資本」がある。土壌はそのひとつである。
×
36
植物生産が盛んな熱帯雨林を含む低緯度の湿潤地域では土壌有機物(腐植)が蓄積しやすい。
×
37
日本などの湿潤気候のような多雨は土壌をアルカリ化される傾向がある。一方、世界の乾燥地帯の少雨は
土壌を酸性化させる傾向がある。
×
38
マメ科植物の根と共生する「根粒菌」は空気中の炭素を固定してこれを根に渡し、根から糖などをもらっ
ているため、作物栽培には重要である。
×
39
冷害対策のため田面水の高さ制御は重要である。具体的には幼穂の伸長にあわせて深水として水深を保
つ。これは水の熱伝導率が大きいことを利用している。
×
40
アロフェンは黒ボク土に特有の性質をもたらしている層状ケイ酸塩粘土鉱物である。
×
41
土壌有機物(腐植)の増加は、土壌の団粒構造を安定化させ、水はけと水持ちを向上させる働きとは関係
ない。
×
42
根の伸長にとって、団粒構造、角塊状構造、円柱状構造が発達することは関係ない。
×
43
畑を耕起する頻度を高めることは、土壌有機物(腐植)を増加(蓄積)させる効果がある。
×
44
団粒構造では粗孔隙と細孔隙のバランスがよく、保水性と排水性が両立する。
○
45
陽イオン交換容量(塩基置換容量)はCCEと省略して示されることがある。肥料成分の保持能力を示す ものとして重要である。
×
46
一般的に、砂質土壌と比較して、粘土質土壌の陽イオン交換容量(塩基置換容量)は高い。また、腐植は
土壌の陽イオン交換容量(塩基置換容量)を高める。
○
47
土壌の酸性化が進むと糸状菌活性の低下で微生物活性が低下する。その結果として有機物分解(無機化)
による養分供給が低下する。
×
48
砂は排水の向上に寄与する。粘土は植物養分の保持に寄与する。
○
49
地球の初期の土壌生成は6億年前くらいからと考えられている。
○
50
土壌の負荷電は「(1)粘土鉱物の構造変化」「(2)粘土鉱物の端末の化学的変化」および「(3)腐植 の構造端末の化学的性質」に基づくが、(1)(2)はpHに依存せず安定で、(3)はpHに依存して不安定である。
×
51
チェルノーゼムは世界のコムギ生産を支える肥沃な土壌である。
○
52
黒ボク土はカリ(カリウム)を吸着する性質が強いので、カリ(カリウム)の施肥が重要である。
○
53
土壌のアルカリ化は塩類化(塩類集積)をともなう場合が多い。
○
54
一般的に、黒ボク土は水田利用に適し、低地土は畑地利用に適している。
×
55
1. 土壌の孔隙は固相と液相から構成される。
×
56
2.土壌が乾燥すると固相は減少し、気相は増加する。
×
57
3.容積重(仮比重)は、「固相の質量/固相の体積」で定義される。
×
58
4.黒ボク土(火山灰土)の容積重は、通常土壌のそれよりも高い傾向にある。
×
59
5.粗粒質の土壌では大きな孔隙が多いため、保水性(水持ち)が良好である場合が多い。
×
60
6.粗粒質の土壌は干ばつに弱い。化学肥料を多めに施用して様々な大きさの孔隙をつくるようにする。
×
61
7. 細粒質の土壌では小さな孔隙が多いため、排水性(水はけ)が良好である場合が多い。
×
62
8.砂の可塑性・粘着性は強い。一方、粘土の可塑性・粘着性は弱い
×
63
9.粒径が大きい順にならべると、礫(レキ)>砂>シルト>粘土となる。
○
64
10.礫(レキ)、砂、シルト、および、粘土の割合で「土性」を決める。
×
65
11.粒径 0.02~2mmの土粒子は砂(sand)であり、物理的あるいは化学的応に大きく関与している
×
66
12.粒径0.002 mm以下の土粒子は粘土(clay)であり、排水性や通気性の向上に大きく寄与する。
×
67
1.比表面積は物質 1gあたりの表面積のことであり、これが大きいと反応性(吸着力、可塑性、膨潤性、凝集性)が大きくなる。
○
68
2. 砂、シルト、粘土の比表面積を大きい順番に並べると、砂>シルト>粘土となる。
×
69
3.粘土は液相(水)に接すると電気を帯び、イオンを保持する性質がある。これは植物養分の保持となるので重要な性質である。
○
70
4.作物生産にとって土壌中の粘士と土壌有機物(腐植)は多ければ多いほどよい。
×
71
5. 層状ケイ酸塩粘土鉱物には様々なものがあるが、その層間に水分子やカリウムイオンなどが入ることがある。
○
72
6.明確な結晶構造を持たない粘土鉱物として「アロフェン」がある。(ちくわに似た)円筒状の立体構造をしており、黒ボク土に特有の性質をもたらしている。
×
73
7.明確な結晶構造を持たない粘土鉱物として「アロフェン」がある。これはカリ保持能が大きいので、これを多く含む黒ボク土の農業利用においてはカリをしっかりと施肥することが重要である。
×
74
8.岩石に含まれる一鉱物は、風化によって二次鉱物(粘土鉱物)に変化する。この際、その環境(温度や水)および時間によって様々な粘土鉱物に変化してゆく。
○
75
9.岩石に含まれる一次鉱物は、風化によって二鉱物(粘土鉱物)に変化する。この際、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、ケイ素(Si)などのミネラルが水に溶けて、植物の養分となり、あるいは何川や海洋に流れていく
○
76
10.放射性セシウムで土壌が汚染された場合、それの作物への移行を増やさないためには適正量のリン酸施肥をすることと、特定の粘土鉱物の存在が有効である。
×
77
1.異なった内径を持ち両側が開いている管(パイプ)を水槽に鉛直に静置すると内の水面が上昇する。この上昇は内径が小さい管ほど大きい。これが毛細管現象である。
○
78
2.土壌の隙について、大きい乳隙に保持されている水と小さい隙に保持されている水を比較すると、前者の方が強く保持されている。
×
79
3. 砂やシルトに比表面積と粘着性の高い粘土と有機物が加わることで粒団が形成され、これに植物根や糸状菌の作用で団粒構造ができあがる。
○
80
4.単粒構造から団粒構造が発達すると、排水性・通気性が向上し、容積重も上昇する。
×
81
5.土壌に構造が生じるためには、粘土含量、植物根、土壌有機物、および微生物が重要な因子である。
○
82
6.土壌に構造があることが、【排水性・通気性】と【保水性】の両立を可能にしている。
○
83
7.大量の降水直後やかんがい時の土壌水分を「最大容量」という。このとき孔際は水で満たされ、pF=0に相当する。
○
84
8.乳酸が水で満たされた後に、重力による排水が終了した直後の土壌水分を「固場容水量」という。
粗孔隙から水が抜けて通気が始まる。pF=2.8に相当する。
×
85
9.土壌が乾燥して植物の根が死んでしまう時の土壌水分を「永久養満点」という。pP=4.2に相当する。
○
86
10.土壌の乳際に存在する水の全てを植物根が利用できるわけではない。根が利用可能な土水分は
「全有効水分」といわれ、最大容水量時の土換水分量と永久装点時の土壌水分の差であ
×
87
1.固相100gの土壌があり、最大容水量のときに存在する水は 40g、場容水量のときは20g、永久装週点のときは10gであった。この場合、全有効水分量は30gである。
×
88
2.土壌タイプにより、全有効水分量は異なると考えてよい。
○
89
3.土壌の土性は全有効水分量に影響を与える。全有効水分量は、埴土>壌士>砂士という傾向にある。
×
90
4.その他の条件が同じであれば、土壌有機物(腐植)含量が高い方が、全有効水分量が多くなる傾向にある。
○
91
5.土壌空気中の二酸化炭素濃度は大気中のそれよりも高い傾向を示す。一方、土壌空気中の酸素濃度も大気中のそれよりも高い傾向を示す。
×
92
6.温室効果ガスであるメタン(CH4)や一酸化二窒素(亜酸化窒素 N2O)は、土壌空気中の濃度が大気中の濃度より高いことがある。これは微生物によって発生するためである。
○
93
7.土壌空気と大気のあいだのガス交換は、マスフローと拡散によって行われる。通常はマスフローによるものが大きい。
×
94
8. 土壌空気と大気のあいだのガス交換をもたらす「マスフロー」は、ガス成分ごとの濃度配によて生じ、濃度の高い方から低い方に動くイメージである。
×
95
9.土壌空気と大気のあいだのガス交換をもたらす「拡散」は、圧力勾配によって生じ、ガス全体が動<イメージである。
×
96
10. 作物生産において土壌の空気率(気相率)は重要である。(キャベツ・インゲン)と(イタリアンライグラス・イネ)を比較すると、後者の方が高い気相率が必要である。
×
97
1.温度係数Q₁₀はある温度から10°C上昇した場合の反応速度比である。通常の生物反応のQ10は2~3程度である。
○
98
2.土壌有機物分解による養分供給(NH4-N等)には地温が重要である。その他の条件が同じであれば、低い地温の状態においてこの養分供給が多くなる。
×
99
3.早春の施肥は重要であることが多い。春は地温が低いため、土壌有機物による養分供給(NH4N等)
が少ないためである。
○
100
4. 作物生育後期において地温が低いことは、同程度に地温が低い生育初期よりも影響が出にくい。これは生育後期の根系が大きいためである。
○
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8問 • 1年前問題一覧
1
一般的に、作物の根が交換性塩基を吸収すると、塩基飽和度が低下し、土壌pHも低下する。
○
2
土壌酸性化(pH低下)では土壌溶液中の水素イオン濃度が高まるが、このことは作物生育に与える大きな 問題ではない。むしろ、土壌酸性化でアルミニウムが土壌溶液に溶け出して根に害作用を与えることが大 きな問題である。
○
3
亜鉛、ホウ素、モリブデン、銅といった必須微量要素を食物から適量摂取することは、人間の健康にとっ て重要である。これらの必須元素の有効性は土壌pHによって影響を受ける。
○
4
元素組成を岩石と土壌で比較すると、炭素(C)含量は土壌の方が高い。
○
5
小さい孔隙にある土壌水ほど強い力で保持されている。したがって、多くの水を含んだ土壌からの排水
は、まず大きな孔隙からはじまる。
○
6
地球の陸地にある土壌の平均的な深さ(厚さ)は約0.2 mである。
○
7
微酸性・微アルカリ性の土壌で良好な収量を得ることができる作物は少ない。
×
8
土壌有機物(腐植)が多いことは、特定の病原菌を抑止する効果とは関係ない。
×
9
同じ土壌であれば(その他の特性がほぼ同じであれば)、腐植が少ないと土壌は植物養分イオンを多く保
持できる。
×
10
土壌微生物を利用した「バイオレメディエーション」では、残留農薬を分解することは可能だが、放射性 セシウム(137Cs)の放射性をなくすことは不可能である。
○
11
土壌の三相のうち、液相が増えると気相は減る関係にある
○
12
ミミズのふん土と周辺の土を比較すると、その物理性や化学性が変化しているが、これは耕作にとって実
は良くないものである。
×
13
世界全体では肥沃度の高い土壌は主に中緯度に分布している。
○
14
斜面の向き(南向、北向)に起因する地温差が作物生産へ及ぼす影響は、青森県の方が沖縄県よりも大き
い。
○
15
土壌温度が摂氏10~25度で変動する場合、水田土壌は畑土壌よりも土壌有機物(腐植)が減少(消耗) しやすい傾向となる。
×
16
土壌の酸性化進むと、肥料の三要素である窒素、リン酸、カリの有効性が低下する。また、多量要素の石
灰、苦土の有効性も低下する。
○
17
陽イオン交換容量(塩基置換容量)はその土壌の「胃袋の大きさ」に、塩基飽和度は「胃袋の満腹度」に
例えられる。
○
18
寒冷地での春先の適度な排水は地温上昇をもたらし、発芽と土壌養分供給を向上させるので重要である。
水の比熱が大きいことがこのことに関係している。
○
19
緯度による土色の大雑把な説明として「日焼けをすれば赤くなり、日焼けをしないと黒くなる」とお話し
した。
○
20
酸性土壌の改良には適量の堆肥散布や適量の炭カル(CaCO3)や苦土炭カル(CaMg(CO3)2)は有効で ある。目標pHを7.5~8程度にすることが多い。
×
21
生理的酸性肥料とは、植物が肥料成分を吸収した後、土壌が酸性化しやすい肥料のことをいう。硫安や塩
安は生理的酸性肥料である。
○
22
水溶液中の水素イオン(H+)濃度が高くなるとpHは上昇する。
×
23
ある土壌体の水で飽和された状態、圃場容水量、および、永久萎凋点のときの水は、それぞれ、30 g、 15 g、および、5 gと測定された。この土壌体の有効水分は10 gである。
○
24
土壌中¹³⁷Cs濃度と玄米中¹³⁷Cs濃度には明確な関係ない。後者の濃度を下げるためには、適切なリン酸 施肥することが重要である。
×
25
土壌空気の酸素濃度と二酸化炭素濃度は大気のそれよりも高いのが一般的である。
×
26
土壌有機物(腐植)が高まることはその土壌の有効水分量と関係ない。
×
27
漢字「土」は指示文字である。
×
28
「菌根菌」は土壌中のリン(リン酸)を吸収してこれを根に渡し、根から糖などをもらっているため、作
物栽培上には重要である。
×
29
土壌劣化のうち、「圧密」は物理的な土壌劣化に分類される。
○
30
単粒構造から団粒構造になると、容積重が下がり、孔隙率・排水性・通気性が上がる。しかし、保水性は
維持されにくくなる。
×
31
土壌pHが7を大きく超えても作物生育には大きな問題とならない。
×
32
通常土壌では「電気を帯びた手」は「負荷電」が主体であるが、「正荷電」も持っている。
○
33
通常の生物反応の温度係数Q10は2~3の範囲にある。
○
34
温帯の場合、土壌生成速度は1 cm / 100~1000年くらいである。温帯の場合、土壌生成速度は1 cm / 100~1000年くらいである。
○
35
澤本卓治が提唱した概念に「社会的共通資本」がある。土壌はそのひとつである。
×
36
植物生産が盛んな熱帯雨林を含む低緯度の湿潤地域では土壌有機物(腐植)が蓄積しやすい。
×
37
日本などの湿潤気候のような多雨は土壌をアルカリ化される傾向がある。一方、世界の乾燥地帯の少雨は
土壌を酸性化させる傾向がある。
×
38
マメ科植物の根と共生する「根粒菌」は空気中の炭素を固定してこれを根に渡し、根から糖などをもらっ
ているため、作物栽培には重要である。
×
39
冷害対策のため田面水の高さ制御は重要である。具体的には幼穂の伸長にあわせて深水として水深を保
つ。これは水の熱伝導率が大きいことを利用している。
×
40
アロフェンは黒ボク土に特有の性質をもたらしている層状ケイ酸塩粘土鉱物である。
×
41
土壌有機物(腐植)の増加は、土壌の団粒構造を安定化させ、水はけと水持ちを向上させる働きとは関係
ない。
×
42
根の伸長にとって、団粒構造、角塊状構造、円柱状構造が発達することは関係ない。
×
43
畑を耕起する頻度を高めることは、土壌有機物(腐植)を増加(蓄積)させる効果がある。
×
44
団粒構造では粗孔隙と細孔隙のバランスがよく、保水性と排水性が両立する。
○
45
陽イオン交換容量(塩基置換容量)はCCEと省略して示されることがある。肥料成分の保持能力を示す ものとして重要である。
×
46
一般的に、砂質土壌と比較して、粘土質土壌の陽イオン交換容量(塩基置換容量)は高い。また、腐植は
土壌の陽イオン交換容量(塩基置換容量)を高める。
○
47
土壌の酸性化が進むと糸状菌活性の低下で微生物活性が低下する。その結果として有機物分解(無機化)
による養分供給が低下する。
×
48
砂は排水の向上に寄与する。粘土は植物養分の保持に寄与する。
○
49
地球の初期の土壌生成は6億年前くらいからと考えられている。
○
50
土壌の負荷電は「(1)粘土鉱物の構造変化」「(2)粘土鉱物の端末の化学的変化」および「(3)腐植 の構造端末の化学的性質」に基づくが、(1)(2)はpHに依存せず安定で、(3)はpHに依存して不安定である。
×
51
チェルノーゼムは世界のコムギ生産を支える肥沃な土壌である。
○
52
黒ボク土はカリ(カリウム)を吸着する性質が強いので、カリ(カリウム)の施肥が重要である。
○
53
土壌のアルカリ化は塩類化(塩類集積)をともなう場合が多い。
○
54
一般的に、黒ボク土は水田利用に適し、低地土は畑地利用に適している。
×
55
1. 土壌の孔隙は固相と液相から構成される。
×
56
2.土壌が乾燥すると固相は減少し、気相は増加する。
×
57
3.容積重(仮比重)は、「固相の質量/固相の体積」で定義される。
×
58
4.黒ボク土(火山灰土)の容積重は、通常土壌のそれよりも高い傾向にある。
×
59
5.粗粒質の土壌では大きな孔隙が多いため、保水性(水持ち)が良好である場合が多い。
×
60
6.粗粒質の土壌は干ばつに弱い。化学肥料を多めに施用して様々な大きさの孔隙をつくるようにする。
×
61
7. 細粒質の土壌では小さな孔隙が多いため、排水性(水はけ)が良好である場合が多い。
×
62
8.砂の可塑性・粘着性は強い。一方、粘土の可塑性・粘着性は弱い
×
63
9.粒径が大きい順にならべると、礫(レキ)>砂>シルト>粘土となる。
○
64
10.礫(レキ)、砂、シルト、および、粘土の割合で「土性」を決める。
×
65
11.粒径 0.02~2mmの土粒子は砂(sand)であり、物理的あるいは化学的応に大きく関与している
×
66
12.粒径0.002 mm以下の土粒子は粘土(clay)であり、排水性や通気性の向上に大きく寄与する。
×
67
1.比表面積は物質 1gあたりの表面積のことであり、これが大きいと反応性(吸着力、可塑性、膨潤性、凝集性)が大きくなる。
○
68
2. 砂、シルト、粘土の比表面積を大きい順番に並べると、砂>シルト>粘土となる。
×
69
3.粘土は液相(水)に接すると電気を帯び、イオンを保持する性質がある。これは植物養分の保持となるので重要な性質である。
○
70
4.作物生産にとって土壌中の粘士と土壌有機物(腐植)は多ければ多いほどよい。
×
71
5. 層状ケイ酸塩粘土鉱物には様々なものがあるが、その層間に水分子やカリウムイオンなどが入ることがある。
○
72
6.明確な結晶構造を持たない粘土鉱物として「アロフェン」がある。(ちくわに似た)円筒状の立体構造をしており、黒ボク土に特有の性質をもたらしている。
×
73
7.明確な結晶構造を持たない粘土鉱物として「アロフェン」がある。これはカリ保持能が大きいので、これを多く含む黒ボク土の農業利用においてはカリをしっかりと施肥することが重要である。
×
74
8.岩石に含まれる一鉱物は、風化によって二次鉱物(粘土鉱物)に変化する。この際、その環境(温度や水)および時間によって様々な粘土鉱物に変化してゆく。
○
75
9.岩石に含まれる一次鉱物は、風化によって二鉱物(粘土鉱物)に変化する。この際、カリウム(K)、マグネシウム(Mg)、ケイ素(Si)などのミネラルが水に溶けて、植物の養分となり、あるいは何川や海洋に流れていく
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10.放射性セシウムで土壌が汚染された場合、それの作物への移行を増やさないためには適正量のリン酸施肥をすることと、特定の粘土鉱物の存在が有効である。
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1.異なった内径を持ち両側が開いている管(パイプ)を水槽に鉛直に静置すると内の水面が上昇する。この上昇は内径が小さい管ほど大きい。これが毛細管現象である。
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2.土壌の隙について、大きい乳隙に保持されている水と小さい隙に保持されている水を比較すると、前者の方が強く保持されている。
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3. 砂やシルトに比表面積と粘着性の高い粘土と有機物が加わることで粒団が形成され、これに植物根や糸状菌の作用で団粒構造ができあがる。
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4.単粒構造から団粒構造が発達すると、排水性・通気性が向上し、容積重も上昇する。
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5.土壌に構造が生じるためには、粘土含量、植物根、土壌有機物、および微生物が重要な因子である。
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6.土壌に構造があることが、【排水性・通気性】と【保水性】の両立を可能にしている。
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7.大量の降水直後やかんがい時の土壌水分を「最大容量」という。このとき孔際は水で満たされ、pF=0に相当する。
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8.乳酸が水で満たされた後に、重力による排水が終了した直後の土壌水分を「固場容水量」という。
粗孔隙から水が抜けて通気が始まる。pF=2.8に相当する。
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9.土壌が乾燥して植物の根が死んでしまう時の土壌水分を「永久養満点」という。pP=4.2に相当する。
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10.土壌の乳際に存在する水の全てを植物根が利用できるわけではない。根が利用可能な土水分は
「全有効水分」といわれ、最大容水量時の土換水分量と永久装点時の土壌水分の差であ
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1.固相100gの土壌があり、最大容水量のときに存在する水は 40g、場容水量のときは20g、永久装週点のときは10gであった。この場合、全有効水分量は30gである。
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2.土壌タイプにより、全有効水分量は異なると考えてよい。
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3.土壌の土性は全有効水分量に影響を与える。全有効水分量は、埴土>壌士>砂士という傾向にある。
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4.その他の条件が同じであれば、土壌有機物(腐植)含量が高い方が、全有効水分量が多くなる傾向にある。
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5.土壌空気中の二酸化炭素濃度は大気中のそれよりも高い傾向を示す。一方、土壌空気中の酸素濃度も大気中のそれよりも高い傾向を示す。
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6.温室効果ガスであるメタン(CH4)や一酸化二窒素(亜酸化窒素 N2O)は、土壌空気中の濃度が大気中の濃度より高いことがある。これは微生物によって発生するためである。
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7.土壌空気と大気のあいだのガス交換は、マスフローと拡散によって行われる。通常はマスフローによるものが大きい。
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8. 土壌空気と大気のあいだのガス交換をもたらす「マスフロー」は、ガス成分ごとの濃度配によて生じ、濃度の高い方から低い方に動くイメージである。
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9.土壌空気と大気のあいだのガス交換をもたらす「拡散」は、圧力勾配によって生じ、ガス全体が動<イメージである。
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10. 作物生産において土壌の空気率(気相率)は重要である。(キャベツ・インゲン)と(イタリアンライグラス・イネ)を比較すると、後者の方が高い気相率が必要である。
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1.温度係数Q₁₀はある温度から10°C上昇した場合の反応速度比である。通常の生物反応のQ10は2~3程度である。
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2.土壌有機物分解による養分供給(NH4-N等)には地温が重要である。その他の条件が同じであれば、低い地温の状態においてこの養分供給が多くなる。
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3.早春の施肥は重要であることが多い。春は地温が低いため、土壌有機物による養分供給(NH4N等)
が少ないためである。
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4. 作物生育後期において地温が低いことは、同程度に地温が低い生育初期よりも影響が出にくい。これは生育後期の根系が大きいためである。
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