問題一覧
1
1、スタンダードプリコーションについて、 ①診療で行うべきことは?
感染症のあるなしに関わらず、全ての患者に対し、同じ感染予防を行うべきである
2
1、スタンダードプリコーションについて、 ②感染性のあるものとして扱うものはどれか?
汗以外の湿性生体物質
3
2.ノロウイルス感染症患者の嘔吐物を掃除する際の個人防護具を全て答えよ
マスク グローブ ガウン シューズカバー ゴーグル 帽子
4
3.床に落ちた血液の処理の手順は
ペーパータオルに水を染み込ませて拭き取り後 0.5〜1%次亜塩素酸で清拭 一定時間作用後、水ペーパータオルで拭き取り
5
6.スポルティングの分類はなにか(仮)
a.ラバーダムパンチ→ノンクリティカル b.Kファイル→クリティカル c.プライヤー→セミクリティカル d.ハンドスケーラー→クリティカル e.スリーウェイシリンジの先端→セミクリティカル
6
針刺しをしてしまった時の対応
大量の流水と液体石けんで洗浄
7
B型肝炎、C型肝炎、HIV で針刺を行った場合感染リスクが高いのは
B型肝炎
8
過酸化水素ガスプラズマ滅菌に適さないものは何か
液体 粉末 セルロース製品 綿花 ガーゼ
9
熱水処理のウォッシャーディスインフェクターの温度と時間
80〜93℃ 5〜10分
10
感染防止の3つの基本理念
患者に感染させない 医療従事者が感染しない 医療従事者から他の患者に感染させない
11
擦式アルコール製剤に添加されている保湿剤
エモリエント剤
12
スタンダードプリコーションを唱えて、その対策を行っている国と、機関
アメリカ CDC
13
院内感染防止の手洗いはなんというか
衛生学的手洗い
14
EBMによる院内感染対策とはどのようなものを引用するのか
科学的根拠に基づくもの
15
飛沫と飛沫核のどちらが空気感染に関与するか
飛沫核
16
個人防護具で最初に外すのは何か
グローブ
17
標準予防策で最も重要な対策は何か
手指衛生
18
新型コロナウイルス感染症の感染様式は何か
飛沫、接触感染
19
日常的手洗いはどんな時に行うか。
家に帰った時 トイレの後 食事の前
20
ICTとはどのような組織か。
職種横断的な院内感染対策を行なっている組織
21
管理された水道水とは
0.1ppm以上の残留塩素濃度維持
22
スタンダードプリコーションを実行することで歯科治療で得られること2つ。
医療クオリティーの向上 安全の確保
23
中水準の口腔粘膜にも使用できる消毒薬は?
ポビドンヨード
24
平成19年の医療法改正で医療の安全の確保で求められているもの2つ。
指針の策定 スタッフへの研修(講習会)
25
アルコール製剤の順番
3mlとり、擦り込み、十分乾燥
26
手指衛生の時に、つけてはいけないもの
指輪 時計 マニキュア ブレスレット ネイルアート
27
医療法の改正で、医療安全と院内感染対策講習会を歯科医院で1年に何回開催する必要があるか
それぞれ2回
28
手術時手洗いの水は、どのようなものを利用すべきか
管理された水道水 (残留塩素濃度0.1PPM以上)
29
手術時手洗いの除去すべき細菌は何か
通過細菌 常在細菌
30
診療時、目に見えた汚染がなければどのように手指衛生すれば良いか
擦式アルコール製剤の使用
31
日常的手洗いはどのように行い、除去すべき細菌はなにか
流水と非抗菌性液体石けんによる手洗い 通過細菌
32
液体石けんの詰め替えを行う場合、どのようにすればいいか
水でボトルを洗って、一度容器を乾燥させる その後に詰め替え用液体石けんを入れる
33
擦式アルコール製剤の1プッシュ、1回の使用量は
3mL
34
擦式アルコール製剤の効果を持続性にするために何が入ってるか
クロルヘキシジングルコン酸塩などの消毒薬
35
手荒れ防止のための対策は何があるか、2つ
擦式アルコール製剤の保湿剤が入ったものを使用 ハンドクリームを使用
36
手洗いし損ないやすい部分を図示
流水と非抗菌性液体石けんで洗う 水分を拭き取った後、擦式アルコール製剤を手に刷り込む。 2回目以降は目に見えた汚染がなければ擦式アルコール製剤だけでも良い
37
流水での手洗いの順序
手を水で濡らす 非抗菌性液体石けんをとる 手の平→手の甲→指先→指の付け根→親指→手首 未滅菌ペーパータオルで水分を取る
38
エチレンオキサイドガス〈EOG〉滅菌の利点・欠点
利点:低温なのでオートクレープに対応していないものができる, 欠点:ガスに毒性あり・時間がかかる・エアレーションが必要
39
ウォッシャーディスインフェクターの利点・欠点は?
利点:環境に優しい・温度がオートクレープより低く、器具の劣化が少ない, 欠点:やけどに注意
40
ゴーグルを使用した後の対応はどうするか。
患者ごとに水で洗浄か、アルコールの[入っていないもの]で清拭
41
針刺し防止のために行うべき対策は何か。
針廃棄ボックスをチェアの近くに設置、ドクターが廃棄, ワンハンドリキャップする
42
使用した後にタービンに血液の付着を確認した場合、エタノールで拭いて良いか。
拭く場合は水を染み込ませたペーパータオルで清拭
43
タービンに適したオートクレープはどのタイプか。
B型
44
ノロウイルスに有効な消毒薬は何か。
次亜塩素酸ナトリウム
45
ラテックスアレルギーの方が食物でアレルギーが生じるものに何が有るか。
バナナ、キウイ、クリ、アボカド、ヘーゼルナッツ
46
マスクを装着するとき、顔面に合わすのに曲げる箇所はどこか。
ノーズピース
47
印象体の消毒に用いるものは何か。
次亜塩素酸ナトリウム
48
このマークは何を意味するか。
感染性廃棄物を廃棄する容器に貼付する。
49
黄色のバイオハザードマークに廃棄するものは何か。
鋭利なもの(注射針、メス刃、縫合針)
50
咳をした場合、どの程度の距離を飛沫が飛ぶか。
2m近く飛散する
51
N型オートクレープにて行うものに何があるか。
中空のないもの(抜歯鉗子など)
52
ポビドンヨードを使用する対象は何か。
人体の消毒薬で、皮膚及び口腔粘膜を対象
53
ポビドンヨードの欠点
細胞障害性, 金属腐食性
54
抜歯後の消毒に使用すべきなのは何か。
ベンザルコニウム塩化物, ベンゼトニウム塩化物
55
紫外線消毒の欠点はなにか。
中空の中, 物の底面は効果がない
56
消毒せずに作成した機型を廃棄する場合の廃棄物分類は何か。
特別管理産業廃棄物
57
耐性菌防止のための対策をなんと言うか。
AMRアクションプラン
58
誤嚥性肺炎を防止するために何を行ったらよいか。
口腔ケア
59
新型コロナウイルスは生体のどこで増殖されるか。
肺
60
針刺しで最も感染しやすい疾患は何か。
B型肝炎
61
消毒薬の使用する3条件は何か。
温度、濃度、時間
62
歯科治療後に行うべき感染対策は何か。
高頻度接触面を清拭
63
タービンハンドピースの感染対策は何か。
逆流防止弁
64
空気感染する疾患は何か。
水痘、麻疹、結核
65
手袋の箱はどのように設置すべきか。
横向きに設置
66
デンタルチェアーの滞留水はどのようにすればよいか。
診療前に2.3分ブラッシング (3ウェイシリンジ、タービン、エンジン)
67
エアロゾルの発生する歯科治療で準備する械と使用すべき個人防護具は何か。
機械→口腔外大型吸引装置, 防護具→グローブ、帽子、アイプロテクション、ガウン、プラスチックエプロン
68
ノンクリティカル器材の処理後はどのようにすれば良いか。
棚や引き出しにしまい、ホコリが溜まらないようにする。
69
クリティカル器材にはどのようなものがあるか。具体的な物の名前を記入しなさい。
抜歯鉗子, 挺子, リーマー, ファイル, ラバーダムクランプ
70
セミクリティカルな器具の条件とは
粘膜や健常ではない皮膚に接触するもの。
71
使用済み器具の処理方法はどのようにすべきか。
溜め水流水下で汚れをブラシなどで落としたあと、熱水消毒や高圧蒸気滅菌
72
次亜塩素酸ナトリウムの使用できる対象物 欠点は何か。
金属やプラスチック以外, 欠点→金属腐食性やプラの劣化
73
高圧蒸気滅菌の一般的設定条件は何か。
121℃ 2気圧 15分
74
消毒、滅菌操作前に洗浄を行うのはなぜか。
有機物が付着していると、消毒・滅菌効果が不十分になる。
75
バー・ポイント類を超音波洗浄する場合、どのようにするれば良いか。
防錆剤入り酵素製材を入れたガラスのコップに入れる
76
アイプロテクションを使用した後はどのように処理すれば良いか。
水で洗浄 機械的に環境クロスで清拭する。