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腎機能低下による麻酔への影響
31問 • 1年前
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    問題一覧

  • 1

    腎臓機能低下により生じる麻酔への影響を与える病態6つ答えよ。

    ・高血圧 ・高窒素血症 ・高カリウム血症 ・アシドーシス ・低タンパク(低アルブミン血症) ・貧血(エリスロポエチン産生低下)

  • 2

    高窒素血症はどのように影響するか?

    脳血液関門の状態が変化。それにより 中枢神経の薬剤感受性が高くなる。 薬物の投与量を減らす必要がある。

  • 3

    アシドーシスはどのように影響するか?アシードシス自体の影響とアシドーシス によって影響を受けるものについて答えよ。

    アシドーシス 自体は心収縮力を低下させ、血圧を低下させる。 タンパク代謝機能低下それにより 薬物のタンパク結合が減る。 タンパク結合率の高い薬物の効果が増強する(例えば酸性薬物はアルブミンとの親和性が高い)

  • 4

    高カリウム血症はどのように影響するか?

    不整脈、徐脈などが生じる

  • 5

    エリスロポエチン産生低下はどのように影響するか?

    貧血が生じ、低酸素状態で体が維持できるよう酸素供給を維持しようと循環器系が活性化され過ぎている (循環器系に問題が生じやすい状態にある)

  • 6

    BUN、CREは腎臓の何を表しているか?

    腎糸球体での濾過量

  • 7

    尿比重は腎臓の何を表していいるか?

    尿細管の機能

  • 8

    腎機能が低下している動物に行う麻酔前処置を5つ答えよ。

    ・水和状態の管理 ・アシドーシスの補正 ・低タンパクの補正 ・高カリウム血症の補正 ・貧血の補正

  • 9

    水和状態の管理の注意点は?

    腎臓器能が低下している動物の場合 絶水は麻酔前の1~2時間前で十分。

  • 10

    多くの症例では代謝性アシドーシスを生じているが、軽度、重度での補正のポイントを答えよ。

    軽度アシドーシス:乳酸もしくは酢酸を含んだ輸液剤を投与する 重度アシドーシス:重炭酸ナトリウム(ラクトリンゲルや酢酸リンゲル液など)を投与する

  • 11

    低たんぱくの補正はTP( )g/dl を目指し、( )なども行う必要がある。

    TPが3.5g/dl以上になるように補正する。場合によっては輸血が必要。

  • 12

    高カリウム血症の補正の注意点でカリウム値が( )~( )mEq/l以上の場合は予定手術を行わず、補正を行うか?

    5.5~6.0mEq/l

  • 13

    高カリウム血症の補正の場合カリウムを含まない( )、( )の輸液剤の 投与が一般的である。

    生理食塩水、0.5%ブドウ糖液

  • 14

    カリウム値6.0~7.0mEq/lの心拍はどうなるか?

    軽度徐脈傾向

  • 15

    カリウム値7.5mEq/l以上の心拍はどうなるか?

    かなりの徐脈

  • 16

    カリウム値9.5mEq/l以上の心拍はどうなるか?

    突然の心停止あり

  • 17

    貧血の補正の注意点として犬でPCV( )%以上、猫で( )%以上に補正するか?

    犬で20%以上 猫で18%以上

  • 18

    麻酔における腎機能の増悪因子は何か?

    麻酔中の血圧低下による腎血流の減少。 ポイントは血圧低下を防ぎ、腎血流を維持すること

  • 19

    麻酔前投与薬の投与としてのポイントとして、腎血流量低下を防ぐために興奮による交感神経活性剤を使用する。 ( )は比較的安全に使用できる。( )は何か?

    アトロピン

  • 20

    麻酔前のポイントとして十分な( )化をしておく。

    酸素

  • 21

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔導入において猫で気をつけることは?

    ケタミンは猫では腎臓から未変化のまま排泄されるので注意

  • 22

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔管理中の疼痛管理では ( )の大量投与による血圧低下に注意する ( )は投与しない。 ( )は作用時間が約5分程度ととても短く持続投与できるのでおすすめ

    オピオイド NSAIDs レミフェンタニル

  • 23

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔維持中は( )や( )を 持続投与し、血圧の維持をする。

    ドパミン    2~10㎍/kg/h ドブタミン   5~10㎍/kg/h

  • 24

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔中の輸液は( )を含まないものを投与する。

    カリウム

  • 25

    その輸液剤にはどんなものがあるか?3つ答えよ。

    ソリタT-1 KN補液1号 生理食塩水

  • 26

    これらの輸液剤を( )~( )ml/kg/hで投与するか

    5~20ml/kg/h

  • 27

    出血分は出血量の( )倍量の輸液剤で補う。( )倍か?

    3

  • 28

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔中平均動脈圧はmmHg以下にならないようにするか?またそれはなぜか?

    70mmHg 通常腎臓は60~180mmHgの間の血圧変動に対して自己調整している。 腎機能が悪い場合この自己調節能も悪くなっているため70mmHg以下にならないよう維持する。

  • 29

    腎機能に問題のある動物の場合尿量はml/kg/hであることを確認するか?

    1~2ml/kg/h

  • 30

    この尿量が維持されていない場合何や何の薬の投与を検討するか?

    循環補助薬(アトロピン、ドパミン、ドブタミン) 利尿剤(フロセミド、マンニトール)

  • 31

    腎機能に問題のある動物の場合術後管理として( )や( )の使用を避けるか?

    NSAIDs 腎毒性のある抗生物質(アミノグリコシド系)

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    ・高血圧 ・高窒素血症 ・高カリウム血症 ・アシドーシス ・低タンパク(低アルブミン血症) ・貧血(エリスロポエチン産生低下)

  • 2

    高窒素血症はどのように影響するか?

    脳血液関門の状態が変化。それにより 中枢神経の薬剤感受性が高くなる。 薬物の投与量を減らす必要がある。

  • 3

    アシドーシスはどのように影響するか?アシードシス自体の影響とアシドーシス によって影響を受けるものについて答えよ。

    アシドーシス 自体は心収縮力を低下させ、血圧を低下させる。 タンパク代謝機能低下それにより 薬物のタンパク結合が減る。 タンパク結合率の高い薬物の効果が増強する(例えば酸性薬物はアルブミンとの親和性が高い)

  • 4

    高カリウム血症はどのように影響するか?

    不整脈、徐脈などが生じる

  • 5

    エリスロポエチン産生低下はどのように影響するか?

    貧血が生じ、低酸素状態で体が維持できるよう酸素供給を維持しようと循環器系が活性化され過ぎている (循環器系に問題が生じやすい状態にある)

  • 6

    BUN、CREは腎臓の何を表しているか?

    腎糸球体での濾過量

  • 7

    尿比重は腎臓の何を表していいるか?

    尿細管の機能

  • 8

    腎機能が低下している動物に行う麻酔前処置を5つ答えよ。

    ・水和状態の管理 ・アシドーシスの補正 ・低タンパクの補正 ・高カリウム血症の補正 ・貧血の補正

  • 9

    水和状態の管理の注意点は?

    腎臓器能が低下している動物の場合 絶水は麻酔前の1~2時間前で十分。

  • 10

    多くの症例では代謝性アシドーシスを生じているが、軽度、重度での補正のポイントを答えよ。

    軽度アシドーシス:乳酸もしくは酢酸を含んだ輸液剤を投与する 重度アシドーシス:重炭酸ナトリウム(ラクトリンゲルや酢酸リンゲル液など)を投与する

  • 11

    低たんぱくの補正はTP( )g/dl を目指し、( )なども行う必要がある。

    TPが3.5g/dl以上になるように補正する。場合によっては輸血が必要。

  • 12

    高カリウム血症の補正の注意点でカリウム値が( )~( )mEq/l以上の場合は予定手術を行わず、補正を行うか?

    5.5~6.0mEq/l

  • 13

    高カリウム血症の補正の場合カリウムを含まない( )、( )の輸液剤の 投与が一般的である。

    生理食塩水、0.5%ブドウ糖液

  • 14

    カリウム値6.0~7.0mEq/lの心拍はどうなるか?

    軽度徐脈傾向

  • 15

    カリウム値7.5mEq/l以上の心拍はどうなるか?

    かなりの徐脈

  • 16

    カリウム値9.5mEq/l以上の心拍はどうなるか?

    突然の心停止あり

  • 17

    貧血の補正の注意点として犬でPCV( )%以上、猫で( )%以上に補正するか?

    犬で20%以上 猫で18%以上

  • 18

    麻酔における腎機能の増悪因子は何か?

    麻酔中の血圧低下による腎血流の減少。 ポイントは血圧低下を防ぎ、腎血流を維持すること

  • 19

    麻酔前投与薬の投与としてのポイントとして、腎血流量低下を防ぐために興奮による交感神経活性剤を使用する。 ( )は比較的安全に使用できる。( )は何か?

    アトロピン

  • 20

    麻酔前のポイントとして十分な( )化をしておく。

    酸素

  • 21

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔導入において猫で気をつけることは?

    ケタミンは猫では腎臓から未変化のまま排泄されるので注意

  • 22

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔管理中の疼痛管理では ( )の大量投与による血圧低下に注意する ( )は投与しない。 ( )は作用時間が約5分程度ととても短く持続投与できるのでおすすめ

    オピオイド NSAIDs レミフェンタニル

  • 23

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔維持中は( )や( )を 持続投与し、血圧の維持をする。

    ドパミン    2~10㎍/kg/h ドブタミン   5~10㎍/kg/h

  • 24

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔中の輸液は( )を含まないものを投与する。

    カリウム

  • 25

    その輸液剤にはどんなものがあるか?3つ答えよ。

    ソリタT-1 KN補液1号 生理食塩水

  • 26

    これらの輸液剤を( )~( )ml/kg/hで投与するか

    5~20ml/kg/h

  • 27

    出血分は出血量の( )倍量の輸液剤で補う。( )倍か?

    3

  • 28

    腎機能に問題がある動物の場合麻酔中平均動脈圧はmmHg以下にならないようにするか?またそれはなぜか?

    70mmHg 通常腎臓は60~180mmHgの間の血圧変動に対して自己調整している。 腎機能が悪い場合この自己調節能も悪くなっているため70mmHg以下にならないよう維持する。

  • 29

    腎機能に問題のある動物の場合尿量はml/kg/hであることを確認するか?

    1~2ml/kg/h

  • 30

    この尿量が維持されていない場合何や何の薬の投与を検討するか?

    循環補助薬(アトロピン、ドパミン、ドブタミン) 利尿剤(フロセミド、マンニトール)

  • 31

    腎機能に問題のある動物の場合術後管理として( )や( )の使用を避けるか?

    NSAIDs 腎毒性のある抗生物質(アミノグリコシド系)