問題一覧
1
ホルマリン系固定液 4つ
10〜20%ホルマリン 10%中性ホルマリン 10%等張ホルマリン 10%中性緩衝ホルマリン
2
電子顕微鏡の固定は( )と( )による二重染色である。 走査型では( )を行う場合がある。
グルタルアルデヒド液(前固定) オスミウム酸液(後固定) タンニン酸処理
3
oil red O染色で赤色に染まるのは何か また何という色素か
中性脂肪 オイル赤O
4
渡辺の鍍銀法で赤褐色に染まるのは何か また何という色素か
膠原線維 アンモニア銀
5
ホルマリンを扱う時の注意 3つ
ゴム手袋やマスクの着用 換気の実施、ドラフト内で作業 廃液の処理
6
脱アルコール剤 5つ
キシレン(キシレン代替剤) クロロホルム トルエン ベンゾール ツェーデル油
7
凍結標本作成の手順(固定前)
切り出しー凍結包埋ー薄切ー固定ー染色
8
昇汞を含む固定液 4つ
ツェンカー液 ヘリー液 マキシモウ液 スーサ液
9
脱水剤1つと無水化に用いる物質2つ
無水アルコール 無水硫酸銅、モレキュラーシーブ
10
azan染色で青色に染まるのは何か また何という色素か
膠原線維、細網線維、腎糸球体基底膜 アニリン青
11
oil red O染色にはどのような組織切片を使用するか
厚さ5〜10μmのホルマリン固定凍結切片
12
KーB染色で紫色に染まるのは何か また何という色素か
核、ニッスル小体 クレシル紫
13
脱灰促進法に用いるもの 2つ
電気、イオン交換樹脂
14
脱脂液 4つ
無水エタノール アセトン メタノール・クロロホルム混合液 メタノール・キシレン混合液
15
azan染色で赤色に染まるのは何か また何という色素か
筋線維、細胞質、核 アゾカルミンG
16
酸性色素 7つ
エオジン、ピクリン酸、 酸性フクシン、オレンジG、 アゾカルミンG、アニリン青、 ライト緑
17
Berlin blue染色でピンク色に染まるのは何か また何という色素か
核 ケルンエヒトロート
18
渡辺の鍍銀法でえんじ色に染まるのは何か また何という色素か
核、細胞質、赤血球 ケルンエヒトロート
19
Alcian blue染色では、pH2.5のときは( )と( )が反応し、pH1.0のときは( )のみが反応する
カルボキシル基、硫酸基 硫酸基
20
凝固型固定剤 5つ
エタノール、アセトン、酢酸、ピクリン酸、昇汞(塩化第二水銀)
21
Berlin blue染色で青色に染まるのは何か また何という色素か
3価鉄イオン、ヘモジデリン、アスベスト小体 ベルリン青
22
退行性ヘマトキシリン液 4つ
カラッチ液 ギル液 ハリス液 デラフィールド液
23
EVG染色で黒〜紫黒色に染まるのは何か また何という色素か
弾性線維 ワイゲルトのレゾルシン・フクシン
24
カルノア液の調製
無水エタノール、クロロホルム、氷酢酸
25
滑走式ミクロトーム 3つ
ユング型 シャンツェ型 テトランダー型
26
組織標本作成の手順
固定ー切り出しー脱脂ー脱灰ー脱水ー脱アルコールー包埋ー薄切ー貼付ー伸展ー脱パラフィンー染色ー脱水ー透徹ー封入
27
Alcian blue染色で青色に染まるのは何か また何という色素か
酸性粘液多糖類、クリプトコッカス、糖蛋白の酸性粘液 アルシアン青
28
薄切方向に対して刃の交わる角度を( )といい、ミノー型では( )°である。ユング型では硬組織は( )°、軟組織は( )°で薄切するとよい。
引き角、90° 約45°、約90°
29
病理学的検査には( )、( )、( )がある。
病理組織学的検査(組織診) 細胞学的検査(細胞診) 病理解剖学的検査(剖検)
30
無機酸脱灰液 2つ
塩酸、硝酸
31
免疫染色法の原理は( 1 )と( 2 )である 1に入る語句と方法2つ 2に入る語句と方法2つ
1・・・抗原抗体反応 直接法、間接法 2・・・可視化 酵素抗体法、蛍光抗体法
32
透過型に用いる包埋剤は( )で、走査型は( )
エポキシ樹脂 包埋しない
33
重クロム酸カリウムを含む固定液 2つ
ミュラー液、オルト液
34
H−E染色で青紫色に染まるのは何か また何という色素か
核 ヘマトキシリン
35
酸を含む固定液 3つ
ブアン液 ザンボーニ液 1〜2%オスミウム酸液
36
塩基製色素 7つ
メチル緑、メチレン青、 チオニン、トルイジン青、 クリスタル紫、ナイル紫、 サフラニンO
37
プランク・リクロ液(迅速脱灰液)の調製
塩化アルミニウム・一水和物 蒸留水 ギ酸 濃塩酸
38
ホルマリンとは、ホルムアルデヒドを( )%含む水溶液を指す
約37
39
免疫組織化学染色は( )を利用する。 主な役割は( )、( )、( )である。
抗原抗体反応 病理診断、予後の判定、治療薬適応
40
回転式ミクロトーム 2つ
ミノー型、ザルトリウス型
41
電子顕微鏡には( )と( )がある
透過型、走査型
42
走査型の乾燥法 2つ
臨界点乾燥、凍結乾燥
43
走査型では、試料台に乗せた後( )を行う 方法2つ
金属イオン蒸着 イオンスパッタコーティング法、真空蒸着法
44
マイヤー液の調製
ヘマトキシリン エタノール ヨウ素酸ナトリウム カリウムミョウバン クエン酸 抱水クロラール
45
Masson trichrome染色で青色に染まるのは何か また何という色素か
膠原線維、細網線維、腎糸球体基底膜 アニリン青
46
透過型と走査型で置換に用いる物質
酸化プロピレン 酢酸イソアミル
47
mucicarmine染色で赤色に染まるのは何か また何という色素か
酸性粘液(上皮性粘液)、クリプトコッカス ムチカルミン
48
組織薄切面と刃面がなす角度を( )といい、ユング型では( )°、ミノー型では( )°に調整する
逃げ角、2〜5°、2〜10°
49
ホルマリン色素の原因と除去法2つ
酸化ヘマチン カルダセウィッチ法、ベロケイ法
50
oil red O染色で青紫色に染まるのは何か また何という色素か
核 ヘマトキシリン
51
電子染色に用いる染色液 2つ
酢酸ウラン、クエン酸鉛
52
透過型で、超薄切に用いるミクロトームとナイフ2つ
ウルトラミクロトーム ガラスナイフ、ダイヤモンドナイフ
53
脱灰後は( )に浸して脱灰液を除去する。無機酸やプランク・リクロ液を用いた場合は予め( )に漬けておく。
70%アルコール 5%硫酸ナトリウム
54
疎水性包埋剤 4つ
パラフィン セロイジン メタクリル樹脂 エポキシ樹脂
55
凍結包埋に用いる包埋剤は( )である 包埋剤3つ
水溶性 OCTコンパウンド クリオマウント ホワイトティッシュコート
56
親水性包埋剤 3つ
カーボワックス ゼラチン OCTコンパウンド
57
望ましい脱灰液の濃度、量、温度と注意点
5〜10% 組織片の100倍以上 15℃前後、4℃(低温)、30℃(EDTA液) 容器は密栓しない
58
進行性ヘマトキシリン液 2つ
マイヤー液 リリー・マイヤー液
59
渡辺の鍍銀法で黒色に染まるのは何か また何という色素か
細網線維 アンモニア銀
60
組織診は( )、( )、( )に分けられる。
生体組織検査(生検) 手術組織検査 術中迅速組織検査
61
HーE染色でピンク色に染まるのは何か また何という色素か
細胞質、結合組織、線維 エオジン
62
ブアン液の調製
ピクリン酸飽和水溶液 ホルマリン原液 氷酢酸
63
局方ホルマリンにはホルムアルデヒドが( )%、( )が( )%含まれる
35〜37、メタノール、10〜15
64
両性色素1つと無極性色素2つ
エオジン酸・メチレン青 ズダンⅢ、オイル赤O
65
Alcian blue染色でピンク色に染まるのは何か また何という色素か
核 ケルンエヒトロート
66
EVG染色で黒褐色に染まるのは何か また何という色素か
核 ワイゲルトの鉄ヘマトキシリン
67
Masson trichrome染色でオレンジ色に染まるのは何か また何という色素か
赤血球 オレンジG
68
EVG染色で淡黄色〜黄色に染まるのは何か また何という色素か
筋線維、赤血球、細胞質 ピクリン酸
69
azan染色でオレンジ色に染まるのは何か また何という色素か
赤血球 オレンジG
70
アルコール系固定液での証明に適した物質 5つ
グリコーゲン、粘液、核酸、尿酸、ニッスル顆粒
71
ホルマリン以外のアルデヒド系固定液 4つ
2〜4%グルタルアルデヒド液 4%パラホルムアルデヒド液 PLP液 ザンボーニ液
72
カラッチ液の調製
ヘマトキシリン エタノール ヨウ素酸ナトリウム カリウムミョウバン グリセリン
73
mucicarmine染色で青紫色に染まるのは何か また何という色素か
核 ヘマトキシリン
74
脱脂に要する時間
6〜48時間
75
PAM染色で青紫色に染まるのは何か また何という色素か
核 ヘマトキシリン
76
アルコール系固定液 2つ
無水エタノール、カルノア液
77
有機酸脱灰液 2つ
ギ酸、トリクロロ酢酸
78
PAS反応で赤紫色に染まるのは何か また何という色素か
糖原(グリコーゲン)、糖蛋白(酸性粘液、中性粘液)、腎糸球体基底膜など シッフ試薬
79
望ましい固定液の量と温度、固定時間
組織片の10倍以上 常温(一部の特殊染色や電子顕微鏡標本では4℃) 24〜48時間
80
EVG染色で赤色に染まるのは何か また何という色素か
膠原線維 酸性フクシン