脳神経疾患
問題一覧
1
血栓が存在することによって脳塞栓症を引き起こす可能性があるのはどれか。
1. 右心室
2. 左心房
3. 腎動脈
4. 上大静脈
5. 大腿静脈
2
2
脳梗塞を最も早期に検出できる画像検査はどれか。
1. シンチグラフィ
2. 磁気共鳴画像〈MRI〉
3. 磁気共鳴血管画像〈MRA〉
4. コンピュータ断層撮影〈CT〉
2
3
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(65歳、男性、会社員)は、午後2時、会議の最中に急に発語しづらくなり、右上下肢に力が入らなくなったため、同僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-3、瞳孔径は両側2.0mm。呼吸数18/分、脈拍60~80/分、不整で、血圧176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後4時、Aさんの頭部CTの所見で特に異常は認められなかったが、MRIの所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。
問題1
この後の治療でまず検討されるのはどれか。
1. 血流の再開
2. 脳浮腫の予防
3. 出血性素因の除去
4. 脳血管攣縮の治療
1
4
次の文を読み問題2に答えよ。
Aさん(65歳、男性、会社員)は、午後2時、会議の最中に急に発語しづらくなり、右上下肢に力が入らなくなったため、同僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-3、瞳孔径は両側2.0mm。呼吸数18/分、脈拍60~80/分、不整で、血圧176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後4時、Aさんの頭部CTの所見で特に異常は認められなかったが、MRIの所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。
問題2
Aさんは心原性の脳梗塞と診断され、入院後に治療が開始された。入院後5日、意識レベルがジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30まで低下した。頭部CTで出血性梗塞と脳浮腫とが認められ、気管内挿管・人工呼吸器管理を行い、マンニトールを投与してしばらく経過をみることになった。
この時点の看護で適切なのはどれか。2つ選べ。
1. 電気毛布で保温する。
2. 瞳孔不同の有無を観察する。
3. 水分出納を正のバランスに管理する。
4. Cushing〈クッシング〉現象に注意する。
5. ベッドを水平位にして安静を維持する。
2.4
5
減圧開頭術後2週。気管内チューブは抜管され、意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10である。右上下肢の麻痺と運動性失語とが認められ、発語は少ない。利き手は右手である。
Aさんとのコミュニケーションの方法で最も適切なのはどれか。
1. 筆談を促す。
2. 文字盤を用いる。
3. 大きな声で話す。
4. イラストを用いる。
4
6
頭蓋内圧亢進の代償期にある患者にみられるバイタルサインの特徴はどれか。
1. 呼吸数の増加
2. 体温の低下
3. 脈圧の増大
4. 頻 脈
3
7
脳出血で最も頻度の高い出血部位はどれか。
1. 被 殻
2. 視 床
3. 小 脳
4. 脳 幹
1
8
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。
問題1
救命救急センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか。
1. 体 温
2. 心電図波形
3. 意識レベル
4. 尿失禁の有無
3
9
頭部CTの結果、高血圧性脳出血と診断され、集中治療室に入室した。入室時にはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30。体温37.0℃、呼吸数16/分、脈拍82/分、血圧154/110mmHg。入室から8時間後、体温37.2℃、呼吸数18/分、脈拍50/分、血圧208/106mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%になり、呼びかけと痛み刺激に開眼しなくなった。
このときのAさんの状態はどれか。
1. 低酸素脳症
2. 脳圧亢進症状
3. 髓膜刺激症状
4. 正常圧水頭症
2
10
入院から4週が経過し、病状が安定して意識が回復した。Aさんは後遺症として運動性失語が残り、言葉がうまく発せられないため涙ぐむことがあった。妻は面会後「夫が話す言葉が分からず、どう接すればよいか分からない」と言って戸惑っていた。
妻に対する対応で最も適切なのはどれか。
1. 「いつもどおり話をしてあげてください」
2. 「看護師も同席してAさんとお話ししましょう」
3. 「リハビリテーションで話せるようになりますよ」
4. 「分かりやすい言葉で話しかけてあげてください」
2
11
脳血管造影を行う患者の看護について最も適切なのはどれか。
1. 前日に側頭部の剃毛を行う。
2. 検査30分前まで食事摂取が可能である。
3. 検査中は患者に話しかけない。
4. 穿刺部の末梢側の動脈の拍動を確認する。
4
12
脳血管造影を行う患者の看護について適切なのはどれか。
1. 前日に頭部の剃毛を行う。
2. 検査中は患者に話しかけない。
3. 穿刺部末梢側の動脈の拍動を確認する。
4. 検査30分前まで食事摂取が可能である。
3
13
54歳の女性。激しい頭痛と嘔吐の後、意識を消失したため搬入された。呼吸数12/分、不規則。脈拍50/分。血圧210/120mmHg。瞳孔不同がみられる。
考えられるのはどれか。
1. 一過性脳虚血
2. 脳ヘルニア
3. てんかん
4. 片頭痛
2
14
脳ヘルニアの症状はどれか。
1. 頻 脈
2. 縮 瞳
3. 頸静脈の怒張
4. チェーンストークス呼吸
4
15
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(52歳、女性)。自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側 3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは、体温 36.8℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%であった。
問題1
ICU入室から24時間以内に注意すべきAさんの症状や徴候はどれか。
1. Kussmaul〈クスマウル〉呼吸
2. 膝蓋腱反射の低下
3. 企図振戦
4. 瞳孔散大
4
16
Aさんは脳血管造影で右中大脳動脈に動脈瘤が確認され、脳血管内治療(コイル塞栓術)が実施された。その後、Aさんは意識清明で問題なく経過していたが、手術後6日から刺激に対する反応が鈍くなり、閉眼していることが多くなった。意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉 Ⅱ-10。左上肢はBarré〈バレー〉徴候陽性を示した。
Aさんに生じていることとして最も考えられるのはどれか。
1. けいれん発作
2. 脳血管攣縮
3. せん妄
4. 再出血
5. 水頭症
2
17
手術後14日、頭部CTで右大脳半球に小範囲の脳梗塞が認められた。Aさんは、左上肢の挙上はできるが維持が困難であり、左膝の屈曲はできるが左下肢の挙上は困難である。意識は清明であるが、Aさんは左片麻痺があるため動こうとしない。
Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
1. 日常生活動作〈ADL〉の自立度をアセスメントする。
2. 歩行訓練のときは杖の使用を勧める。
3. 左上肢の筋力増強運動を指導する。
4. 車椅子への移乗は全介助で行う。
1
18
次の文を読み問題1に答えよ。
48歳の男性。職場での会議中にこれまで経験したことのない頭痛におそわれ、頭を抱えるように椅子に座り込んだ。さらに、猛烈な吐き気により嘔吐した。
病院に到着後、CT検査が行われた。
問題1
来院時の症状・徴候として出現する可能性があるのはどれか。
1. 耳出血
2. 項部硬直
3. 眼底出血
4. 髄液鼻漏
2
19
検査後、緊急手術が予定され術前準備が開始された。妻が「だいぶ吐いたようですし、夫はきれい好きなので入浴はできませんか」と看護師に尋ねた。
清潔援助の方法で適切なのはどれか。
1. ベッド上に臥床した全身清拭
2. ベッドに腰掛けての全身清拭
3. 椅子を使用したシャワー浴
4. ストレッチャーを使用したリフトバス
1
20
中大脳動脈に動脈瘤がありクリッピング手術が行われたが、患部が深く手術時間が長引いた。術後意識は回復したが、錯語が多くコミュニケーションが成立しなくなった。
この男性の失語症はどれか。
1. 全失語
2. 名称失語(健忘失語)
3. ブローカ(Broca)失語
4. ウェルニッケ(Wernicke)失語
4
21
Aさん(58歳、男性、会社員)は、妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時は、グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉E3V4M5、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c 5.8%、心電図では、RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。
問題1
Aさんの脳梗塞の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1. 糖尿病
2. 胃潰瘍
3. 高血圧症
4. 心房細動
5. 心房粗動
3.4
22
入院から3週が経過し、リハビリテーションによって日常生活動作〈ADL〉は改善しているが、夜間は眠れず、食欲も低下している。Aさんは「なかなか良くならない。何もできなくなってしまった」と話している。
現在のAさんへの声かけで、最も適切なのはどれか。
1. 「時間が経てば良くなりますよ」
2. 「リハビリをがんばりましょう」
3. 「同じ病気の患者さんを紹介しますね」
4. 「なかなか良くならないと感じているのですね」
4
23
転棟から6週が経過し、退院に向けて多職種チームでカンファレンスを開催することになった。Aさんは、外来でのリハビリテーションを継続しながら元の職場への復帰を希望している。
Aさんの退院前のカンファレンスで適切なのはどれか。
1. チームリーダーの職種は医師である。
2. カンファレンスにAさんの妻の参加は不要である。
3. Aさんのリハビリテーションの目標は医師が決定する。
4. Aさんのリハビリテーションの内容はチームで評価する。
4
24
頭部CTを別に示す。
出血部位について正しいのはどれか。
1. 皮下組織
2. 硬膜外腔
3. くも膜下腔
4. 脳実質内
5. 脳室内
2
25
65歳の男性。数日前から軽い頭痛があり来院した。若い頃から飲酒の習慣がある。1か月前に酔って転倒し頭を打ったと言う。高血圧の既往はない。
最も考えられる疾患はどれか。
1. 脳出血
2. くも膜下出血
3. 急性硬膜外血腫
4. 慢性硬膜下血腫
4
26
髄膜炎の症状はどれか。2つ選べ。
1. 咳 嗽
2. 胸 痛
3. 嘔 吐
4. 下 痢
5. 項部硬直
3.5
27
髄膜炎にみられる身体所見はどれか。
1. 除脳硬直
2. テタニー
3. 企図振戦
4. 羽ばたき振戦
5. ケルニッヒ徴候
5
精神看護学活動論Ⅱ
精神看護学活動論Ⅱ
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地域・在宅看護概論Ⅲ
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腹部消化管の構造と機能
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🌳 · 5問 · 3年前消化器系総論
消化器系総論
5問 • 3年前生化学
生化学
🌳 · 172問 · 3年前生化学
生化学
172問 • 3年前問題一覧
1
血栓が存在することによって脳塞栓症を引き起こす可能性があるのはどれか。
1. 右心室
2. 左心房
3. 腎動脈
4. 上大静脈
5. 大腿静脈
2
2
脳梗塞を最も早期に検出できる画像検査はどれか。
1. シンチグラフィ
2. 磁気共鳴画像〈MRI〉
3. 磁気共鳴血管画像〈MRA〉
4. コンピュータ断層撮影〈CT〉
2
3
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(65歳、男性、会社員)は、午後2時、会議の最中に急に発語しづらくなり、右上下肢に力が入らなくなったため、同僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-3、瞳孔径は両側2.0mm。呼吸数18/分、脈拍60~80/分、不整で、血圧176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後4時、Aさんの頭部CTの所見で特に異常は認められなかったが、MRIの所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。
問題1
この後の治療でまず検討されるのはどれか。
1. 血流の再開
2. 脳浮腫の予防
3. 出血性素因の除去
4. 脳血管攣縮の治療
1
4
次の文を読み問題2に答えよ。
Aさん(65歳、男性、会社員)は、午後2時、会議の最中に急に発語しづらくなり、右上下肢に力が入らなくなったため、同僚に連れられて救急外来を受診した。既往歴に特記すべきことはない。来院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-3、瞳孔径は両側2.0mm。呼吸数18/分、脈拍60~80/分、不整で、血圧176/100mmHg。右上下肢に麻痺がある。午後4時、Aさんの頭部CTの所見で特に異常は認められなかったが、MRIの所見では左側頭葉に虚血性の病変が認められた。
問題2
Aさんは心原性の脳梗塞と診断され、入院後に治療が開始された。入院後5日、意識レベルがジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30まで低下した。頭部CTで出血性梗塞と脳浮腫とが認められ、気管内挿管・人工呼吸器管理を行い、マンニトールを投与してしばらく経過をみることになった。
この時点の看護で適切なのはどれか。2つ選べ。
1. 電気毛布で保温する。
2. 瞳孔不同の有無を観察する。
3. 水分出納を正のバランスに管理する。
4. Cushing〈クッシング〉現象に注意する。
5. ベッドを水平位にして安静を維持する。
2.4
5
減圧開頭術後2週。気管内チューブは抜管され、意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-10である。右上下肢の麻痺と運動性失語とが認められ、発語は少ない。利き手は右手である。
Aさんとのコミュニケーションの方法で最も適切なのはどれか。
1. 筆談を促す。
2. 文字盤を用いる。
3. 大きな声で話す。
4. イラストを用いる。
4
6
頭蓋内圧亢進の代償期にある患者にみられるバイタルサインの特徴はどれか。
1. 呼吸数の増加
2. 体温の低下
3. 脈圧の増大
4. 頻 脈
3
7
脳出血で最も頻度の高い出血部位はどれか。
1. 被 殻
2. 視 床
3. 小 脳
4. 脳 幹
1
8
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(70歳、男性)。妻(74歳)と2人で暮らしている。Aさんがトイレに入ったまま戻ってこないので妻が見に行くと、トイレで倒れていた。妻が発見直後に救急車を要請した。救急隊からの情報ではジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-20で右片麻痺があり、バイタルサインは、体温36.5℃、呼吸数16/分、脈拍108/分、血圧200/120mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉96%であった。
問題1
救命救急センター到着時に観察する項目で最も優先するのはどれか。
1. 体 温
2. 心電図波形
3. 意識レベル
4. 尿失禁の有無
3
9
頭部CTの結果、高血圧性脳出血と診断され、集中治療室に入室した。入室時にはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅱ-30。体温37.0℃、呼吸数16/分、脈拍82/分、血圧154/110mmHg。入室から8時間後、体温37.2℃、呼吸数18/分、脈拍50/分、血圧208/106mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉97%になり、呼びかけと痛み刺激に開眼しなくなった。
このときのAさんの状態はどれか。
1. 低酸素脳症
2. 脳圧亢進症状
3. 髓膜刺激症状
4. 正常圧水頭症
2
10
入院から4週が経過し、病状が安定して意識が回復した。Aさんは後遺症として運動性失語が残り、言葉がうまく発せられないため涙ぐむことがあった。妻は面会後「夫が話す言葉が分からず、どう接すればよいか分からない」と言って戸惑っていた。
妻に対する対応で最も適切なのはどれか。
1. 「いつもどおり話をしてあげてください」
2. 「看護師も同席してAさんとお話ししましょう」
3. 「リハビリテーションで話せるようになりますよ」
4. 「分かりやすい言葉で話しかけてあげてください」
2
11
脳血管造影を行う患者の看護について最も適切なのはどれか。
1. 前日に側頭部の剃毛を行う。
2. 検査30分前まで食事摂取が可能である。
3. 検査中は患者に話しかけない。
4. 穿刺部の末梢側の動脈の拍動を確認する。
4
12
脳血管造影を行う患者の看護について適切なのはどれか。
1. 前日に頭部の剃毛を行う。
2. 検査中は患者に話しかけない。
3. 穿刺部末梢側の動脈の拍動を確認する。
4. 検査30分前まで食事摂取が可能である。
3
13
54歳の女性。激しい頭痛と嘔吐の後、意識を消失したため搬入された。呼吸数12/分、不規則。脈拍50/分。血圧210/120mmHg。瞳孔不同がみられる。
考えられるのはどれか。
1. 一過性脳虚血
2. 脳ヘルニア
3. てんかん
4. 片頭痛
2
14
脳ヘルニアの症状はどれか。
1. 頻 脈
2. 縮 瞳
3. 頸静脈の怒張
4. チェーンストークス呼吸
4
15
次の文を読み問題1に答えよ。
Aさん(52歳、女性)。自宅で突然激しい頭痛と悪心が出現し、自力で救急車を要請し、搬送された。ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-2で頭痛を訴えており、発汗著明であった。瞳孔径は両側 3.0mm。上下肢の麻痺はない。Aさんは頭部CTでくも膜下出血と診断され、ICUに入室した。入室時のバイタルサインは、体温 36.8℃、呼吸数24/分、脈拍92/分、血圧156/98mmHg、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉95%であった。
問題1
ICU入室から24時間以内に注意すべきAさんの症状や徴候はどれか。
1. Kussmaul〈クスマウル〉呼吸
2. 膝蓋腱反射の低下
3. 企図振戦
4. 瞳孔散大
4
16
Aさんは脳血管造影で右中大脳動脈に動脈瘤が確認され、脳血管内治療(コイル塞栓術)が実施された。その後、Aさんは意識清明で問題なく経過していたが、手術後6日から刺激に対する反応が鈍くなり、閉眼していることが多くなった。意識レベルはジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉 Ⅱ-10。左上肢はBarré〈バレー〉徴候陽性を示した。
Aさんに生じていることとして最も考えられるのはどれか。
1. けいれん発作
2. 脳血管攣縮
3. せん妄
4. 再出血
5. 水頭症
2
17
手術後14日、頭部CTで右大脳半球に小範囲の脳梗塞が認められた。Aさんは、左上肢の挙上はできるが維持が困難であり、左膝の屈曲はできるが左下肢の挙上は困難である。意識は清明であるが、Aさんは左片麻痺があるため動こうとしない。
Aさんへの看護で最も適切なのはどれか。
1. 日常生活動作〈ADL〉の自立度をアセスメントする。
2. 歩行訓練のときは杖の使用を勧める。
3. 左上肢の筋力増強運動を指導する。
4. 車椅子への移乗は全介助で行う。
1
18
次の文を読み問題1に答えよ。
48歳の男性。職場での会議中にこれまで経験したことのない頭痛におそわれ、頭を抱えるように椅子に座り込んだ。さらに、猛烈な吐き気により嘔吐した。
病院に到着後、CT検査が行われた。
問題1
来院時の症状・徴候として出現する可能性があるのはどれか。
1. 耳出血
2. 項部硬直
3. 眼底出血
4. 髄液鼻漏
2
19
検査後、緊急手術が予定され術前準備が開始された。妻が「だいぶ吐いたようですし、夫はきれい好きなので入浴はできませんか」と看護師に尋ねた。
清潔援助の方法で適切なのはどれか。
1. ベッド上に臥床した全身清拭
2. ベッドに腰掛けての全身清拭
3. 椅子を使用したシャワー浴
4. ストレッチャーを使用したリフトバス
1
20
中大脳動脈に動脈瘤がありクリッピング手術が行われたが、患部が深く手術時間が長引いた。術後意識は回復したが、錯語が多くコミュニケーションが成立しなくなった。
この男性の失語症はどれか。
1. 全失語
2. 名称失語(健忘失語)
3. ブローカ(Broca)失語
4. ウェルニッケ(Wernicke)失語
4
21
Aさん(58歳、男性、会社員)は、妻(55歳)と2人暮らし。5年前から高血圧症、脂質異常症を指摘され、降圧薬を内服していた。自宅で左半身に脱力感が出現し、救急車で搬送された。救急外来でCT及びMRI検査を行った結果、右中大脳動脈領域に脳梗塞の所見が認められた。入院時は、グラスゴー・コーマ・スケール〈GCS〉E3V4M5、体温36.8℃、呼吸数16/分、脈拍66/分(不整)、血圧160/85mmHg、HbA1c 5.8%、心電図では、RR間隔は不定で心拍数100/分であった。入院後、血栓溶解療法を受け、2日後からリハビリテーションが開始された。1週後には回復期リハビリテーション病棟へ転棟した。
問題1
Aさんの脳梗塞の原因で考えられるのはどれか。2つ選べ。
1. 糖尿病
2. 胃潰瘍
3. 高血圧症
4. 心房細動
5. 心房粗動
3.4
22
入院から3週が経過し、リハビリテーションによって日常生活動作〈ADL〉は改善しているが、夜間は眠れず、食欲も低下している。Aさんは「なかなか良くならない。何もできなくなってしまった」と話している。
現在のAさんへの声かけで、最も適切なのはどれか。
1. 「時間が経てば良くなりますよ」
2. 「リハビリをがんばりましょう」
3. 「同じ病気の患者さんを紹介しますね」
4. 「なかなか良くならないと感じているのですね」
4
23
転棟から6週が経過し、退院に向けて多職種チームでカンファレンスを開催することになった。Aさんは、外来でのリハビリテーションを継続しながら元の職場への復帰を希望している。
Aさんの退院前のカンファレンスで適切なのはどれか。
1. チームリーダーの職種は医師である。
2. カンファレンスにAさんの妻の参加は不要である。
3. Aさんのリハビリテーションの目標は医師が決定する。
4. Aさんのリハビリテーションの内容はチームで評価する。
4
24
頭部CTを別に示す。
出血部位について正しいのはどれか。
1. 皮下組織
2. 硬膜外腔
3. くも膜下腔
4. 脳実質内
5. 脳室内
2
25
65歳の男性。数日前から軽い頭痛があり来院した。若い頃から飲酒の習慣がある。1か月前に酔って転倒し頭を打ったと言う。高血圧の既往はない。
最も考えられる疾患はどれか。
1. 脳出血
2. くも膜下出血
3. 急性硬膜外血腫
4. 慢性硬膜下血腫
4
26
髄膜炎の症状はどれか。2つ選べ。
1. 咳 嗽
2. 胸 痛
3. 嘔 吐
4. 下 痢
5. 項部硬直
3.5
27
髄膜炎にみられる身体所見はどれか。
1. 除脳硬直
2. テタニー
3. 企図振戦
4. 羽ばたき振戦
5. ケルニッヒ徴候
5